JP4725325B2 - 巻線の固着度検査方法および固着度検査装置ならびに回転電機の製造方法および製造装置 - Google Patents

巻線の固着度検査方法および固着度検査装置ならびに回転電機の製造方法および製造装置 Download PDF

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この発明は、巻線の固着度検査方法および固着度検査装置ならびに回転電機の製造方法および製造装置に関し、より特定的には、ステータコアに巻かれた巻線の固着度検査方法および固着度検査装置ならびにそれを用いた回転電機の製造方法および製造装置に関するものである。
従来、巻線の固着度検査方法は、たとえば特開2004−20346号公報(特許文献1)、特開2004−233182号公報(特許文献2)、および特開平10−73587号公報(特許文献3)に開示されている。
特開2004−20346号公報 特開2004−233182号公報 特開平10−73587号公報
特許文献1では、絶縁の有無のみの検査であり、巻線の固着度は何ら検査されていない。
特許文献2では、モータのステータに巻かれた各コイル間を絶縁材で充填したものにおいて、絶縁性能を検査する方法が開示されている。
特許文献3では、導体表面に絶縁樹脂(ワニス)を被覆したものにおいて、表面から内部まで表面に沿って一定の厚さに分割し、絶縁樹脂被膜の品質を検査する方法が開示されている。
上記の従来法では、絶縁の検査を行なうのみで、絶縁樹脂の固着度を検査できず、固着度の不十分な部位が存在した場合、モータ運転時の振動や外部からの振動により、絶縁不良を起こす可能性があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、容易に巻線の固着度を検査する方法、検査装置ならびにそれを用いた回転電機の製造方法および製造装置を提供することを目的とする。
この発明に従った巻線の固着度検査方法は、回転電機のステータコアに複数の導線を巻いて巻線を構成した後、巻線を絶縁樹脂で固着する工程と、前記巻線に電流を流すことで前記ステータコアを振動させ、前記ステータコアの固有振動数での振幅の変化に基づいて前記巻線の固着度を検査する工程とを備える。
この発明に従った回転電機の製造方法は、回転電機のステータコアに複数の導線を巻いて巻線を構成した後、巻線を絶縁樹脂で固着する工程と、前記巻線に電流を流すことで前記ステータコアを振動させ、前記ステータコアの固有振動数での振幅の変化に基づいて前記巻線の固着度を検査する工程と、検査の結果、良品にロータを組込んで回転電機を構成する工程とを備える。
この発明に従った巻線の固着度検査装置は、回転電機のステータコアに複数の導線を巻いて巻線を構成した後、巻線を絶縁樹脂で固着する固着部と、前記巻線に電流を流すことで前記ステータコアを振動させ、前記ステータコアの固有振動数での振幅の変化に基づいて前記巻線の固着度を検査する検査部とを備える。
この発明に従った回転電機の製造装置は、回転電機のステータコアに複数の導線を巻いて巻線を構成した後、巻線を絶縁樹脂で固着する固着部と、前記巻線に電流を流すことで前記ステータコアを振動させ、前記ステータコアの固有振動数での振幅の変化に基づいて前記巻線の固着度を検査する検査部と、検査の結果、良品にロータを組込んで回転電機を構成する組立部とを備える。
この発明に従えば、簡単な工程で巻線の固着度を検査する方法および装置と、それを用いた回転電機の製造方法および製造装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従った方法で製造された回転電機の平面図である。図2は、図1中のII−II線に沿った断面図である。図3は、図1中のIII−III線に沿った断面図である。図4はステータコアの平面図である。
図1および図4で示すように、この発明の実施の形態1に従った回転電機100は複数のティース512を有し、その複数のティース512間にはスロット511U,511V,511Wが形成されている環状のステータコア25と、複数のティース512に分布巻きされて、その一部がスロット511U,511V,511W内に位置する複数の巻線としてのU相521U、V相521VおよびW相521Wとを備える。複数の巻線相であるU相521U、V相521VおよびW相521Wはティース512にインサータを用いて巻付けられている。なお、インサータを用いず直接いわゆる直巻きで巻付けられてもよい。
モータおよび/またはジェネレータとしての回転電機100は、パイプ状のステータコア25と、ステータコア25の内周面側に向かい合うロータ10とを有する。ステータ20はリング状のステータコア25を有する。ステータコア25は鉄または鉄合金などの磁性体により構成される。ステータコア25には、複数のティース512が設けられており、ティース512の間には、凹部としてのスロット511U,511V,511Wが設けられている。スロット511U,511V,511Wは、ステータコア25の内周面側に開口するように設けられている。
3相の巻線相であるU相521U,V相521VおよびW相521Wは、ティース512に巻付けられている。具体低には、U相521Uはスロット511Uに嵌り合うようにティース512に巻付けられている。V相521Vはスロット511Vに嵌り合うようにティース512に巻付けられている。W相521Wはスロット511Wに嵌り合うようにティース512に巻付けられている。
U相521U,V相521VおよびW相521Wは、互いに円周上でずれるように巻付けられており、U相521U,V相521VおよびW相521Wは、いわゆる「分布巻き」されてステータ20を構成している。なお、集中巻であってもよい。
ロータ10はロータシャフト1に取付けられたロータコア2と、ロータコア2に組込まれた磁石32とを有する。ロータコア2は鉄または鉄合金などの磁性体により構成される。磁石32はロータコア2の外周近傍にほぼ等間隔を隔てて配置される。磁石32の数は図1では8個であり、この実施の形態では8極のモータを示しているが、磁極の数はこれに限られるものではなく、さまざまな磁極の数を選択してもよい。
ステータコア25は円筒のケーシング130内に収められている。図2を参照して、ステータコア25のスロット511にはU相521Uが巻付けられている。スロット511Uはステータコア25の厚み方向に延びており、その中を導線により構成されるU相521Uで充填されている。U相521Uの上下には、V相521VおよびW相521Wが配置されている。
図3を参照して、スロット外ではステータコア25上にW相521Wが配置される。ステータコア25は、電磁鋼板250を積層した構造とされる。なお、ステータコア25の構造は電磁鋼板を積層した構造に限られず、たとえば鉄合金のアップンタイでステータコア25が構成されていてもよい。
図4で示すように、ステータコア25は半径方向に延びる複数のスロット511U,511V,511Wを有する。スロット511U,511V,511Wの間にティース512が位置している。
図5は、図3中のVで囲んだ部分を拡大して示す断面図である。図5を参照して、W相521Wは複数本の導線521で構成される。導線521はたとえば銅やアルミニウムなど低抵抗の金属線の外周にエナメルなどを巻いたものが用いられる。複数の導線521はワニスなどの絶縁樹脂522で固められて一体に構成されている。なお、図5ではW相521Wの構成のみを示しているが、U相521UおよびV相521Vも同様に複数の導線521が絶縁樹脂522で固められた構造とされている。
図6は、W相の製造工程を示す断面図である。W相521Wを製造する場合には、まず、導線521をステータコアに巻付ける。このとき、導線521が剥き出しのままであり、導線521は十分に位置決めされていない。そこで、ワニスなどの絶縁樹脂を加熱して導線521間に流し込んで複数の導線521を互いに固着する。これにより複数の導線が一体となり十分な固着力を得られる。
すなわち、モータの巻線を固定するためにワニス等のゲル状の絶縁樹脂522を浸透させ固化させて導線を固定するが、浸透量不足、硬化不良などが生じる可能性がある。そのため、十分な固着力が得られているかどうかを検査する必要がある。固着力が不十分な場合、モータ運転中の巻線の振動、外部からの振動等により、導線同士がすれて瑕がつき、絶縁不良を起こす可能性がある。本発明では、巻線に予め電流を流すことにより、固着力を検査する。
図7は、本発明に従った固着度の検査方法を示す断面図である。図7を参照して、まずステータコア25に導線521を巻いて巻線としてのW相521Wを構成した後、巻線を構成する導線521を互いに絶縁樹脂522で固着する。次に、巻線としてのW相521Wに電流を流す。この場合、導線521同士の相互作用によって導線521が振動する。
図8は、固着力が十分なW相の断面図である。図8を参照して、固着力が十分であれば導線521が強固に絶縁樹脂522で固着されているため、W相521Wの外径は大きく変換しない。
図9は、固着力が不十分なW相の断面図である。図9を参照して、絶縁樹脂522による固着力や浸透量が不十分であれば互いの導線521が十分に保持されていないため、それぞれの導線521が振動する。その結果、巻線としてのW相521Wの外径が膨らむ。すなわち、もともとの大きさの絶縁樹脂522が膨張後の樹脂523となり、元の大きさから全体の大きさが大きくなる。W相521Wの外径の大きさを判断する方法として目視による方法の他、画像処理により外径の大きさが所定値以上と判断すればそれを不良品とすることができる。不良品となったステータは廃棄するか、分解してリサイクルすることが可能である。
図10は、この発明に従った巻線の固着度検査方法のフローチャートである。ステップS201において、導線を巻くことで巻線としてのU相、V相、W相を構成し、それにワニスなどの絶縁樹脂を流し込む。
次に、ステップS202において、巻線に通電を施し、通電検査を行なう。通電検査により、導線が十分に絶縁樹脂で固着されていれば巻線の外径が大きく変化しない。この場合ステップS203においてYESとなるため、このようなステータは出荷対象となる(ステップS205)。
これに対し、ステップS203において巻線の外径が大きく変化したのであれば、このような製品では絶縁樹脂による導線の固着力が不十分と判断され(ステップS203においてNO)、廃棄処分(ステップS203)またはリサイクルとされる。
図11は、比較例に従った巻線の固着度検査方法のフローチャートである。図11を参照して、比較例では、ステップS212において重量検査を用いている。この重量検査とは、絶縁樹脂が塗布されたステータが所定の重量内に収まっているかどうかを検査する工程である。すなわち、ワニス量が少なすぎるとワニスによる導線の固着力が不十分と判断し(ステップS213においてNO)、このような不良品は廃棄処分(ステップS204)またはリサイクル処分とされる。
これに対し、重量が所定値の範囲内であれば導線に十分にワニスなどの絶縁樹脂が浸透しているものと判断し(ステップS213においてYES)、出荷対象とされる(ステップS205)。しかしながら、このような方法では、絶縁樹脂が導線内に十分浸透していなくてもたとえば絶縁樹脂が導線以外のステータコアに固着している場合であってもステータの重量は十分に規定の範囲内となるため良品と判断される恐れがある。
図12は、この発明の実施の形態1に従った巻線の固着度検査装置の構成を示すブロック図である。図12を参照して、固着度検査装置は、回転電機のステータコア25に導線521を巻いて巻線としてのU相521U,521V,521Wを構成した後、U相521U,521V,521Wを互いに絶縁樹脂522で固着する固着部501と、U相521U、V相521VおよびW相521Wに電流を流し、U相521U、V相521VおよびW相521Wの外径の変化量に基づいてU相521U、V相521VおよびW相521Wの固着度を検査する検査部502と、固着部501および検査部502を制御する制御部503工程とを備える。
図13は、この発明の実施の形態1に従った回転電機の製造装置の構成を示すブロック図である。図13を参照して、この発明に従った回転電機の製造装置は、回転電機のステータコア25に導線521を巻いて巻線としてのU相521U,521V,521Wを構成した後、U相521U,521V,521Wを互いに絶縁樹脂522で固着する固着部510と、U相521U、V相521VおよびW相521Wに電流を流し、U相521U、V相521VおよびW相521Wの外径の変化量に基づいてU相521U、V相521VおよびW相521Wの固着度を検査する検査部515と、検査の結果、良品にロータ10を組込んで回転電機100を構成する組立部514と、固着部510、組立部514および検査部515を制御する制御部513工程とを備える。
このように構成された回転電機の製造方法および製造装置ならびに巻線の固着度検査方法および固着度検査装置では、巻線としてのU相521U、V相521VおよびW相521Wに電流を流すだけで固着度を測定し、さらにその結果に基づいて回転電機を製造することができ、簡単な工程で固着度を検査することができる。
(実施の形態2)
図14は、この発明の実施の形態2に従った固着度検査方法の工程を示す図である。図14を参照して、この発明の実施の形態2に従った巻線の固着度検査方法では、振動センサ301とコンピュータ302を用いてステータコア25の振動を測定し、この振動に基づいてW相521Wを構成する導線521が絶縁樹脂522により十分に固着されているかどうかを判断する。すなわち、実施の形態1と同様に、U相521U、V相521VおよびW相521Wを構成した後、U相521U、V相521VおよびW相521Wにワニスなどの絶縁樹脂522を流し込む。その後、実施の形態1と同様にU相521U、V相521VおよびW相521Wに電流を流し、そのときのステータコア25の振動応答を測定して固着力を検査する。すなわち、固着力によってU相521U、V相521VおよびW相521Wからステータコア25への振動の伝わり方が変わる。
図15は、巻線が十分に固着されたステータコアから得られる振動の振動数と振幅を示すグラフである。図15において横軸が振動数であり縦軸が振幅である。図15を参照して、U相521U、V相521VおよびW相521Wが絶縁樹脂により十分に固着されている場合には、固有振動数付近で大きな振幅が見られる。これは、U相521U、V相521VおよびW相521Wが絶縁樹脂により十分に固着されているため、ステータコアとこれらが一体となって1つの剛体を構成する。その結果、この剛体の固有振動数付近で振幅が特に大きくなり、他の部分での振幅があまり見られない。
図16は、巻線が十分に固着されていないステータコアから得られる振動の振動数と振幅を示すグラフである。図16を参照して、絶縁樹脂による固着が十分になされていない場合には、U相521U、V相521VおよびW相521Wが剛体を構成しないため、それぞれの質量体がステータコアに付加された状態となり、別々の振動をする。その結果、固有振動数付近で鋭いピークが表われない。
このようにして振動センサ301およびコンピュータ302において振動を解析した後、固有振動数付近で鋭い振幅が見られた製品は良品とする。それ以外は不良品として廃棄するかリサイクルに回す。
すなわち、この発明の実施の形態2に従った巻線の固着度検査装置は、回転電極のステータコア25に導線521を巻いて巻線としてのU相521U、V相521VおよびW相521Wを構成した後、U相521U、V相521VおよびW相521Wを互いに絶縁樹脂522で固着する工程と、U相521U、V相521VおよびW相521Wに電流を流すことでステータコア25を振動させ、ステータコア25の振動数の変化に基づいてU相521U、V相521VおよびW相521Wの固着度を検査する工程とを備える。
この発明の実施の形態2に従った回転電機の製造方法では、上記方法でU相521U、V相521VおよびW相521Wの固着度を検査した後、検査の結果、良品と判断されたステータ20にロータ10を組込んで回転電機100を構成する。
図17は、この発明の実施の形態2に従った巻線の固着度検査装置の構成を示すブロック図である。図17を参照して、この発明の実施の形態2に従った巻線の固着度検査装置は、回転電極のステータコア25に導線521を巻いて巻線としてのU相521U、V相521VおよびW相521Wを構成した後、U相521U、V相521VおよびW相521Wを互いに絶縁樹脂522で固着する固着部601と、U相521U、V相521VおよびW相521Wに電流を流すことでステータコア25を振動させ、ステータコア25の振動数の変化に基づいてU相521U、V相521VおよびW相521Wの固着度を検査する検査部602と、固着部601と検査部602とを制御する制御部603とを備える。
図18は、この発明の実施の形態2に従った回転電機の製造装置の構成を示すブロック図である。図18を参照して、この発明の実施の形態2に従った回転電機の製造装置は、回転電極のステータコア25に導線521を巻いて巻線としてのU相521U、V相521VおよびW相521Wを構成した後、U相521U、V相521VおよびW相521Wを互いに絶縁樹脂522で固着する固着部601と、U相521U、V相521VおよびW相521Wに電流を流すことでステータコア25を振動させ、ステータコア25の振動数の変化に基づいてU相521U、V相521VおよびW相521Wの固着度を検査する検査部602と、検査の結果、良品にロータ10を組込んで回転電機100を構成する組立部614と、固着部611、組立部614および検査部612を制御する制御部613工程とを備える。
このように構成された実施の形態2に従った方法および装置では、実施の形態1に従った方法および装置と同様の効果がある。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1に従った方法で製造された回転電機の平面図である。 図1中のII−II線に沿った断面図である。 図1中のIII−III線に沿った断面図である。 ステータコアの平面図である。 図3中のVで囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 W相の製造工程を示す断面図である。 本発明に従った固着度の検査方法を示す断面図である。 固着力が十分なW相の断面図である。 固着力が不十分なW相の断面図である。 この発明に従った巻線の固着度検査方法のフローチャートである。 比較例に従った巻線の固着度検査方法のフローチャートである。 この発明の実施の形態1に従った巻線の固着度検査装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に従った回転電機の製造装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に従った固着度検査方法の工程を示す図である。 巻線が十分に固着されたステータコアから得られる振動の振動数と振幅を示すグラフである。 巻線が十分に固着されていないステータコアから得られる振動の振動数と振幅を示すグラフである。 この発明の実施の形態2に従った巻線の固着度検査装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に従った回転電機の製造装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 ロータ、20 ステータ、25 ステータコア、100 回転電機、250 電磁鋼板、511U,511V,511W スロット、512 ティース、521U U相、521V V相、521W W相、522 絶縁樹脂。

Claims (4)

  1. 回転電機のステータコアに複数の導線を巻いて巻線を構成した後、巻線を絶縁樹脂で固着する工程と、
    前記巻線に電流を流すことで前記ステータコアを振動させ、前記ステータコアの固有振動数での振幅の変化に基づいて前記巻線の固着度を検査する工程とを備えた、巻線の固着度検査方法。
  2. 回転電機のステータコアに複数の導線を巻いて巻線を構成した後、巻線を絶縁樹脂で固着する工程と、
    前記巻線に電流を流すことで前記ステータコアを振動させ、前記ステータコアの固有振動数での振幅の変化に基づいて前記巻線の固着度を検査する工程と、
    検査の結果、良品にロータを組込んで回転電機を構成する工程とを備えた、回転電機の製造方法。
  3. 回転電機のステータコアに複数の導線を巻いて巻線を構成した後、巻線を絶縁樹脂で固着する固着部と、
    前記巻線に電流を流すことで前記ステータコアを振動させ、前記ステータコアの固有振動数での振幅の変化に基づいて前記巻線の固着度を検査する検査部とを備えた、巻線の固着度検査装置。
  4. 回転電機のステータコアに複数の導線を巻いて巻線を構成した後、巻線を絶縁樹脂で固着する固着部と、
    前記巻線に電流を流すことで前記ステータコアを振動させ、前記ステータコアの固有振動数での振幅の変化に基づいて前記巻線の固着度を検査する検査部と、
    検査の結果、良品にロータを組込んで回転電機を構成する組立部とを備えた、回転電機の製造装置。
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