JP4725201B2 - 回転数検出装置及びそれを備えた自動変速機の制御装置 - Google Patents

回転数検出装置及びそれを備えた自動変速機の制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置、及びそれを備えた自動変速機の制御装置に関する。
回転部材の回転数や回転角を検出するためのセンサとしては種々のものが用いられている。例えば下記特許文献1には、電磁ピックアップ式の車輪速センサを用いて車輪の回転数を検出することが開示されている。また、下記特許文献2には、レゾルバを用いてモータの回転角を検出することが開示されている。
その他にも、下記特許文献3,4によるモータ回転数の検出方法が開示されている。
特開平7−306218号公報 特開2004−77136号公報 特開2002−112580号公報 特開昭63−220788号公報
回転部材の回転数をセンサからの出力信号を用いて検出する際には、センサからの出力信号にノイズが混入する場合を考慮して、現時点よりも過去の期間におけるセンサからの出力信号が用いられる。そのため、センサからの出力信号を用いて検出した回転数は、現時点における実際の回転数に比べて応答遅れが生じることになる。そして、複数の回転部材の回転数を特性の異なるセンサからの出力信号を用いて検出する場合は、検出した各回転部材の回転数の応答遅れ時間がセンサ特性の違いにより異なってくる。また、例えば電磁ピックアップ式センサから出力された所定数のパルス信号におけるパルス間隔時間を用いて各回転部材の回転数を検出する場合も、検出した各回転部材の回転数の応答遅れ時間が実際の回転数(パルス間隔時間)に応じて変化することになる。
このように、複数の回転部材の回転数を別々のセンサからの出力信号を用いて検出する際には、検出した各回転部材の回転数に生じる応答遅れ時間が各センサごとに異なってくる場合がある。その場合は、各回転部材の回転数の検出精度が異なってくるという問題点がある。そして、例えば自動変速機の変速制御の実行時には、入力軸の回転数と出力軸の回転数を別々のセンサからの出力信号を用いてそれぞれ検出する必要があるが、入力軸の回転数と出力軸の回転数の検出精度が異なってくると、変速制御の精度が低下し、係合する摩擦係合装置を切り替える際に変速ショックが発生するという問題点がある。
本発明は、複数の回転部材の回転数を別々のセンサからの出力信号を用いて検出する際に各回転部材の回転数の検出精度を揃えることができる回転数検出装置を提供することを目的とする。また、本発明は、変速制御の精度を向上させることができる自動変速機の制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る回転数検出装置及びそれを備えた自動変速機の制御装置は、上述した目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の参考例に係る回転数検出装置は、第1回転部材が所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、第1センサから出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、第2センサからの出力信号に基づいて第2回転部材の回転数を検出する第2回転数検出部と、を備え、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出することを要旨とする。
また、本発明に係る回転数検出装置は、第1回転部材が所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、第1センサから出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、所定時間における第2センサからの出力信号の変化に基づいて第2回転部材の回転数を検出する第2回転数検出部と、を備え、第1回転数検出部は、前記所定時間において第1センサから出力されるパルス信号の個数を算出し、該算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させることを要旨とする。
本発明の一態様では、第1回転数検出部は、過去に検出された第1回転部材の回転数に基づいて前記パルス信号の個数を算出することが好適である。
また、本発明に係る回転数検出装置は、第1回転部材が第1所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、第1センサから出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、第2回転部材が第2所定角度回転する所要時間を第2センサからの出力信号に基づいて検出して第2回転部材の回転数を検出する第2回転数検出部と、を備え、第1回転数検出部は、第2回転部材が前記第2所定角度回転する間に第1センサから出力されるパルス信号の個数を算出し、該算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させることを要旨とする。
本発明の一態様では、第1回転数検出部は、過去に検出された第1回転部材の回転数及び第2回転部材の回転数に基づいて前記パルス信号の個数を算出することが好適である。
また、本発明に係る回転数検出装置は、第1回転部材が第1所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、第1センサから出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、所定時間における第2センサからの出力信号の変化に基づいて第2回転部材の回転数を検出する定時間検出処理と、第2回転部材が第2所定角度回転する所要時間を第2センサからの出力信号に基づいて検出して第2回転部材の回転数を検出する定角度検出処理とを選択的に行うことが可能な第2回転数検出部と、を備え、第1回転数検出部は、第2回転数検出部が第2回転部材の回転数を前記定時間検出処理により検出する場合は、前記所定時間において第1センサから出力されるパルス信号の個数を算出し、該算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させ、第2回転数検出部が第2回転部材の回転数を前記定角度検出処理により検出する場合は、第2回転部材が前記第2所定角度回転する間に第1センサから出力されるパルス信号の個数を算出し、該算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させることを要旨とする。
本発明の一態様では、第2回転数検出部は、第2回転部材の回転数の検出に前記定時間検出処理と前記定角度検出処理のいずれを用いるかを、第2回転部材の回転数の検出結果に応じて選択することが好適である。この態様では、第2回転数検出部は、第2回転部材の回転数の検出結果が設定回転数よりも大きい場合は、第2回転部材の回転数を前記定角度検出処理により検出する方を選択し、第2回転部材の回転数の検出結果が設定回転数以下の場合は、第2回転部材の回転数を前記定時間検出処理により検出する方を選択することが好適である。
また、本発明の一態様では、第1回転数検出部は、nを2以上の自然数とすると、算出したパルス信号の個数がn個とn+1個の間である場合は、n個のパルス信号におけるパルス間隔時間及びn+1個のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出することが好適である。
また、本発明に係る回転数検出装置は、第1回転部材が所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、第1センサから出力された所定数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、第1センサから所定数のパルス信号が出力される所要時間を算出し、該算出した所要時間における第2センサからの出力信号の変化に基づいて第2回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させる第2回転数検出部と、を備えることを要旨とする。
本発明の一態様では、第2回転数検出部は、過去に検出された第1回転部材の回転数に基づいて前記所要時間を算出することが好適である。
また、本発明に係る回転数検出装置は、第1回転部材が所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、第1センサから出力された所定数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、第1センサから所定数のパルス信号が出力される間に第2回転部材が回転する角度を算出し、第2回転部材が該算出した角度回転する所要時間を第2センサからの出力信号に基づいて検出して第2回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させる第2回転数検出部と、を備えることを要旨とする。
本発明の一態様では、第2回転数検出部は、過去に検出された第1回転部材の回転数及び第2回転部材の回転数に基づいて前記第2回転部材が回転する角度を算出することが好適である。
また、本発明の一態様では、第1センサは電磁ピックアップ式センサであり、第2センサはレゾルバであることが好適である。
また、本発明に係る回転数検出装置は、第1回転部材が第1所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材が第2所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、第1センサから出力された所定数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、第2センサから出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第2回転部材の回転数を検出する第2回転数検出部と、を備え、第2回転数検出部は、第1センサから所定数のパルス信号が出力される間に第2センサから出力されるパルス信号の個数を算出し、該算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて、第2回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからのパルス信号の検出期間を同期させることを要旨とする。
また、本発明に係る自動変速機の制御装置は、複数の摩擦係合装置の中から係合する摩擦係合装置を切り替えることで入出力軸間の変速比の変更が可能な自動変速機を対象として、係合状態にある摩擦係合装置を開放するとともに開放状態にある摩擦係合装置を係合する変速制御を実行する自動変速機の制御装置であって、本発明に係る回転数検出装置を備え、回転数検出装置は、第1回転部材の回転数として前記入出力軸の一方の回転数を検出するとともに、第2回転部材の回転数として前記入出力軸の他方の回転数を検出し、回転数検出装置により検出した前記入出力軸の回転数に基づいて前記変速制御を実行することを要旨とする。
本発明によれば、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を揃えて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出することができる。したがって、各回転部材の回転数の検出精度を揃えることができる。そして、本発明によれば、検出精度が揃えられた入出力軸の回転数に基づいて自動変速機の変速制御を実行することで、変速制御の精度を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る回転数検出装置を備えた自動変速機の制御システムの概略構成を示す図である。本実施形態に係る自動変速機の制御システムは、以下に説明するモータ10、レゾルバ12、自動変速機14、電磁ピックアップ式センサ16、モータ制御ユニット20、及び自動変速機制御ユニット22を備えている。
モータ10の回転子は、自動変速機14の入力軸14−1に結合されている。自動変速機14は、入力軸14−1に伝達されたモータ10からの動力を変速して出力軸14−2へ伝達する。自動変速機14の出力軸14−2に伝達された動力は、負荷18へ伝達されることで、例えば車両の駆動等の負荷の駆動に用いられる。
自動変速機14は、入力軸14−1と出力軸14−2との間に設けられた遊星歯車機構と、この遊星歯車機構の回転自由度を制限するための複数の摩擦係合装置と、を有する。これらの具体的構成については、周知のものであるため図1では図示を省略している。ここでの摩擦係合装置については、例えばクラッチあるいはブレーキにより実現することができる。そして、各摩擦係合装置の係合/開放を例えば油圧を利用して切り替えることが可能であり、さらに、各摩擦係合装置に供給する油圧力を調整することで、各摩擦係合装置の締結力を調整することもできる。この自動変速機14においては、複数の摩擦係合装置の中から係合する摩擦係合装置を切り替えることで入出力軸間の変速比(入力軸14−1の回転速度Nin/出力軸14−2の回転速度Nout)を変更することができる。
モータ10の回転子の回転数(自動変速機14の入力軸14−1の回転数)Ninを検出するために、モータ10にはレゾルバ12が設けられている。レゾルバ12は、励磁コイルとsin相コイルとcos相コイルを有しており、モータ10の回転子の回転角αに応じた信号(sin相信号及びcos相信号)をモータ制御ユニット20へ出力する。なお、レゾルバ12の具体的構成については、周知のものであるため図1では図示を省略している。
また、負荷18の回転数(自動変速機14の出力軸14−2の回転数)Noutを検出するために、自動変速機14の出力軸14−2には電磁ピックアップ式センサ16が設けられている。より具体的には、電磁ピックアップ式センサ16は、出力軸14−2と一体で回転し且つ鋸歯が外周部に所定角度おきに形成された歯形ロータの外周部近傍に配設されている。歯形ロータの回転に伴って歯形ロータの鋸歯が電磁ピックアップ式センサ16の近傍を通過することで磁束変化が生じるため、電磁ピックアップ式センサ16は、この磁束変化を電圧信号に変換して出力する。これによって、電磁ピックアップ式センサ16は、負荷18(自動変速機14の出力軸14−2)が所定角度δθ1回転する毎にパルス信号を自動変速機制御ユニット22へ出力する。なお、電磁ピックアップ式センサ16の具体的構成についても、周知のものであるため図1では図示を省略している。
モータ制御ユニット20は、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶したROMと、一時的にデータを記憶するRAMと、入出力ポートと、通信ポートとを備える。このモータ制御ユニット20には、レゾルバ12からの出力信号等が入力ポートを介して入力されている。一方、モータ制御ユニット20からは、モータ10の運転状態を制御するためのモータ制御信号等が出力ポートを介して出力されている。また、モータ制御ユニット20からは、レゾルバ12からの出力信号に基づいて検出されたモータ10の回転数Ninを示す信号等が通信ポートを介して自動変速機制御ユニット22へ出力されている。
自動変速機制御ユニット22は、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶したROMと、一時的にデータを記憶するRAMと、入出力ポートと、通信ポートとを備える。この自動変速機制御ユニット22には、電磁ピックアップ式センサ16からのパルス信号等が入力ポートを介して入力されるとともに、モータ制御ユニット20からのモータ10の回転数Ninを示す信号等が通信ポートを介して入力されている。一方、自動変速機制御ユニット22からは、自動変速機14の変速比を制御するための変速制御信号等が出力ポートを介して出力されている。
本実施形態においては、モータ制御ユニット20は、自動変速機14の入力軸14−1の回転数Ninをレゾルバ12からの出力信号(sin相信号及びcos相信号)に基づいて検出し、自動変速機制御ユニット22は、自動変速機14の出力軸14−2の回転数Noutを電磁ピックアップ式センサ16からのパルス信号に基づいて検出する。以下、入力軸14−1の回転数Nin及び出力軸14−2の回転数Noutを検出するための構成を図2のブロック図を用いて説明する。
モータ制御ユニット20においては、RDコンバータ24は、レゾルバ12からのアナログ信号(sin相信号及びcos相信号)を、モータ10の回転子の回転角αを示すディジタル信号に変換して出力する。また、RDコンバータ24は、レゾルバ12の出力信号からパルス信号をモータ10の回転子が所定角度δα1(例えば180°)回転する毎に生成して出力する。
入力軸回転数検出部26は、所定時間δt1におけるRDコンバータ24からの回転角αを示す出力信号(レゾルバ12からの出力信号)の変化に基づいて入力軸14−1の回転数Ninを検出する定時間検出処理を行うことが可能である。入力軸回転数検出部26は、この定時間検出処理により入力軸14−1の回転数Ninを検出する場合は、図3に示すように、回転角αの設定サンプリング周期δt2(δt2<δt1)あたりの時間変化率δα/δt2をRDコンバータ24の出力信号から演算して入力軸回転数検出用メモリ28に一時的に記憶する処理を所定時間δt1経過するまで複数回繰り返す。そして、入力軸回転数検出用メモリ28に記憶された複数の時間変化率δα/δt2を用いて(例えば時間変化率δα/δt2の平均値の演算により)、入力軸14−1の回転数Ninが演算される。検出された入力軸14−1の回転数Ninは、入力軸回転数検出用メモリ28に記憶されるとともに、自動変速機制御ユニット22へ出力される。
さらに、入力軸回転数検出部26は、モータ10の回転子(入力軸14−1)が所定角度δα1回転する所要時間をRDコンバータ24からのパルス信号(レゾルバ12からの出力信号)に基づいて検出して入力軸14−1の回転数Ninを検出する定角度検出処理を行うことも可能である。入力軸回転数検出部26は、この定角度検出処理により入力軸14−1の回転数Ninを検出する場合は、図4に示すように、モータ10の回転子が所定角度δα1回転する毎にRDコンバータ24から出力されるパルス信号のパルス間隔時間δt3を検出して入力軸14−1の回転数Ninを検出する。検出されたパルス間隔時間δt3は入力軸回転数検出用メモリ28に記憶され、検出された入力軸14−1の回転数Ninは自動変速機制御ユニット22へ出力される。なお、パルス間隔時間δt3の検出の際には、図4に示すようにパルス立ち上がり間隔時間を検出してもよいし、パルス立ち下がり間隔時間を検出してもよい。
また、自動変速機制御ユニット22においては、ADコンバータ34は、電磁ピックアップ式センサ16からのアナログ信号(パルス信号)をディジタル信号に変換して出力する。出力軸回転数検出部36は、ADコンバータ34(電磁ピックアップ式センサ16)から出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて出力軸14−2の回転数Noutを検出する。例えば図5に示すように4個のパルス信号におけるパルス間隔時間δtp1,δtp2,δtp3に基づいて出力軸14−2の回転数Noutを検出する場合は、パルス間隔時間δtp1,δtp2,δtp3の各々を検出して出力軸回転数検出用メモリ38に一時的に記憶する処理を繰り返す。そして、出力軸回転数検出用メモリ38に記憶されたパルス間隔時間δtp1,δtp2,δtp3を用いて(例えばパルス間隔時間δtp1,δtp2,δtp3の平均値の演算により)、出力軸14−2の回転数Noutが演算される。検出された出力軸14−2の回転数Noutは、出力軸回転数検出用メモリ38に記憶される。ただし、本実施形態では、後述するように、出力軸14−2の回転数Noutの検出に用いるパルスの個数は可変である。なお、パルス間隔時間δtp1,δtp2,δtp3の検出の際には、図5に示すようにパルス立ち上がり間隔時間を検出してもよいし、パルス立ち下がり間隔時間を検出してもよい。
変速制御部40は、係合状態にある摩擦係合装置を開放するとともに開放状態にある摩擦係合装置を係合することで自動変速機14の変速比を変更するクラッチトゥクラッチ変速制御を実行する。そして、変速制御部40は、このクラッチトゥクラッチ変速制御の実行時には、開放する摩擦係合装置の締結力及び係合する摩擦係合装置の締結力を、入力軸回転数検出部26により検出された入力軸14−1の回転数Nin及び出力軸回転数検出部36により検出された出力軸14−2の回転数Noutに基づいて制御する。
次に、本実施形態において、時刻tnにおけるモータ10の回転子の回転数(自動変速機14の入力軸14−1の回転数)Ninを検出する処理について説明する。図6は、モータ制御ユニット20により実行されるモータ回転数算出ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定の制御周期おきに繰り返して実行される。
このモータ回転数算出ルーチンが実行されると、まずステップS101において、入力軸回転数検出部26は、RDコンバータ24からのパルス信号のパルス間隔時間δt3を入力軸回転数検出用メモリ28から読み出して取得する。ここでは時刻tnに最も近いタイミングで検出されたパルス間隔時間δt3が取得される。次にステップS102においては、入力軸回転数検出部26は、ステップS101で取得したパルス間隔時間δt3からモータ10の回転数(入力軸14−1の回転数)Ninを算出する。すなわち、モータ10の回転数Ninを定角度検出処理により算出する。
次にステップS103においては、入力軸回転数検出部26は、ステップS102で定角度検出処理により算出したモータ10の回転数Ninが設定回転数N1より大きいか否かを判定する。ここでの設定回転数N1は、定角度検出処理によるモータ10の回転数Ninの算出精度が確保可能な閾値として設定される。モータ10の回転数Ninが設定回転数N1以下の場合(ステップS103の判定結果がNoの場合)は、定角度検出処理によるモータ10の回転数Ninの算出精度が低下すると判定し、ステップS104に進む。一方、モータ10の回転数Ninが設定回転数より大きい場合(ステップS103の判定結果がYesの場合)は、定角度検出処理によるモータ10の回転数Ninの算出精度が確保可能と判定し、ステップS105に進む。
ステップS104においては、入力軸回転数検出部26は、モータ10の回転数Ninを定時間検出処理により算出する。すなわち、入力軸回転数検出部26は、時刻tnから所定時間δt1前において検出したモータ10の回転角αの時間変化率δα/δt2を入力軸回転数検出用メモリ28から読み出して取得し、この取得した回転角αの時間変化率δα/δt2からモータ10の回転数Ninを算出する。そして、本ルーチンの実行を終了する。このように、入力軸回転数検出部26は、モータ10の回転数Ninの検出に定時間検出処理と定角度検出処理のいずれを用いるかを、定角度検出処理によるモータ10の回転数Ninの算出結果に応じて選択する。
また、ステップS105においては、入力軸回転数検出部26は、後述する出力軸回転数算出ルーチンとの同期処理を行う。例えばモータ制御ユニット20と自動変速機制御ユニット22の間における通信遅れ等によりモータ10の回転数Ninと出力軸14−2の回転数Noutの算出タイミングにずれが生じる場合は、算出タイミングを遅い方に合わせて同期をとる。次にステップS106においては、入力軸回転数検出部26は、算出したモータ10の回転数Ninのローパスフィルタ処理(なまし処理)を行う。このローパスフィルタ処理(なまし処理)により、算出したモータ10の回転数Ninに含まれるノイズ成分が抑制される。そして、本ルーチンの実行を終了する。
次に、時刻tnにおける自動変速機14の出力軸14−2の回転数Noutを検出する処理について説明する。図7,8は、自動変速機制御ユニット22により実行される出力軸回転数算出ルーチンの一例を示すフローチャートである。図7のルーチンは、ステップS103の判定結果がNoの場合、すなわちモータ10の回転数Ninが定時間検出処理により検出される場合に実行される。一方、図8のルーチンは、ステップS103の判定結果がYesの場合、すなわちモータ10の回転数Ninが定角度検出処理により検出される場合に実行される。
図7の出力軸回転数算出ルーチンが実行されると、まずステップS201では、出力軸回転数検出部36は、時刻tnから所定時間δt1前においてADコンバータ34(電磁ピックアップ式センサ16)から出力されるパルス信号の個数(理想パルス数)npを算出する。ここでは時刻tnより過去に検出した出力軸14−2の回転数Nout、例えば前回に検出した出力軸14−2の回転数Noutから理想パルス数npを予測することができる。あるいは時刻tnより過去に検出したモータ10の回転数Nin、例えば前回に検出したモータ10の回転数Ninから理想パルス数npを予測することもできる。次にステップS202においては、出力軸回転数検出部36は、ステップS201で算出した理想パルス数npの上下限処理を行う。ここでは理想パルス数npが2以上の値になるように下限が制限されるとともに、出力軸回転数検出用メモリ38にパルス間隔時間の各々を記憶できるように上限が制限される。
次にステップS203においては、出力軸回転数検出部36は、理想パルス数npにおけるパルス間隔時間を出力軸回転数検出用メモリ38から読み出して取得する。ここで、算出された理想パルス数np=A+B(Aは2以上の自然数、0<B<1)である場合、すなわち理想パルス数npがA個とA+1個の間である場合は、出力軸回転数検出部36は、A個のパルス信号におけるパルス間隔時間とA+1個のパルス信号におけるパルス間隔時間を取得する。次にステップS204においては、出力軸回転数検出部36は、A個のパルス信号におけるパルス間隔時間を用いて出力軸14−2の回転数Nout1を算出するとともに、A+1個のパルス信号におけるパルス間隔時間を用いて出力軸14−2の回転数Nout2を算出する。次にステップS205においては、出力軸回転数検出部36は、時刻tnにおける出力軸14−2の回転数Noutを以下の(1)式により算出する。
Nout=Nout1×(1−B)+Nout2×B (1)
次にステップS206においては、出力軸回転数検出部36は、モータ回転数算出ルーチンとの同期処理を行う。例えばモータ制御ユニット20と自動変速機制御ユニット22の間における通信遅れ等によりモータ10の回転数Ninと出力軸14−2の回転数Noutの算出タイミングにずれが生じる場合は、算出タイミングを遅い方に合わせて同期をとる。次にステップS207においては、出力軸回転数検出部36は、算出した出力軸14−2の回転数Noutのローパスフィルタ処理(なまし処理)を行う。このローパスフィルタ処理(なまし処理)により、算出した出力軸14−2の回転数Noutに含まれるノイズ成分が抑制される。そして、本ルーチンの実行を終了する。
一方、図8の出力軸回転数算出ルーチンが実行されると、まずステップS301において、出力軸回転数検出部36は、モータ10の回転子(自動変速機14の入力軸14−1)が所定角度δα1(例えば180°)回転する間にADコンバータ34(電磁ピックアップ式センサ16)から出力されるパルス信号の個数(理想パルス数)npを算出する。ここでは以下の(2)式により理想パルス数npを予測することができる。
np=Z/γ×δα1/360 (2)
ただし、(2)式において、Zは歯形ロータの全歯数である。また、γは自動変速機14の変速比であり、時刻tnより過去に検出したモータ10の回転数Ninと出力軸14−2の回転数Noutの比Nin/Nout、例えば前回に検出したモータ10の回転数Ninと出力軸14−2の回転数Noutの比Nin/Noutから算出することができる。
また、図8の出力軸回転数算出ルーチンにおけるステップS302〜S307は、図7の出力軸回転数算出ルーチンにおけるステップS202〜S207とそれぞれ同様であるため説明を省略する。
以上説明した本実施形態では、所定時間δt1におけるレゾルバ12からの出力信号の変化に基づいてモータ10の回転数(入力軸14−1の回転数)Ninを検出する(定時間検出処理を行う)場合は、所定時間δt1において電磁ピックアップ式センサ16から出力されるパルス信号の個数を算出し、この算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて出力軸14−2の回転数Noutを検出する。これによって、出力軸14−2の回転数Noutの算出に用いる電磁ピックアップ式センサ16からのパルス信号の個数を変化させることができ、モータ10の回転数Ninの算出に用いるレゾルバ12からの出力信号の検出期間と、出力軸14−2の回転数Noutの算出に用いる電磁ピックアップ式センサ16からのパルス信号の検出期間を同期させる(揃える)ことができる。したがって、検出したモータ10の回転数Ninと出力軸14−2の回転数Noutの応答遅れを揃えることができ、モータ10の回転数Ninと出力軸14−2の回転数Noutの検出精度を揃えることができる。特に入力軸14−1の回転数Nin及び出力軸14−2の回転数Noutの時間変化が大きいときは、入力軸14−1の回転数Ninの算出に用いるセンサ信号の検出期間と出力軸14−2の回転数Noutの算出に用いるパルス信号の検出期間が異なり、入力軸14−1と出力軸14−2とで回転数の検出精度に差が生じやすくなる。ただし、本実施形態によれば、入力軸14−1の回転数Nin及び出力軸14−2の回転数Noutの時間変化が大きいときでも、入力軸14−1の回転数Ninと出力軸14−2の回転数Noutの検出精度を揃えることができる。その結果、本実施形態によれば、モータ10の回転数Nin及び出力軸14−2の回転数Noutに基づく自動変速機14のクラッチトゥクラッチ変速制御の精度を向上させることができ、係合する摩擦係合装置の切り替え時に生じる変速ショックを低減することができる。
そして、モータ10の回転子(入力軸14−1)が所定角度δα1回転する所要時間をレゾルバ12からの出力信号に基づいて検出してモータ10の回転数Ninを検出する(定角度検出処理を行う)場合は、モータ10の回転子が所定角度δα1回転する間に電磁ピックアップ式センサ16から出力されるパルス信号の個数を算出し、この算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて出力軸14−2の回転数Noutを検出する。これによっても、出力軸14−2の回転数Noutの算出に用いる電磁ピックアップ式センサ16からのパルス信号の個数を変化させることができ、モータ10の回転数Ninの算出に用いるレゾルバ12からの出力信号の検出期間と、出力軸14−2の回転数Noutの算出に用いる電磁ピックアップ式センサ16からのパルス信号の検出期間を同期させる(揃える)ことができる。したがって、モータ10の回転数Ninの検出精度と出力軸14−2の回転数Noutの検出精度を揃えることができる。
また、本実施形態では、定角度検出処理によるモータ10の回転数Ninの算出結果が設定回転数N1よりも大きい場合は、モータ10の回転数Ninを定角度検出処理により検出する方を選択することで、高回転時におけるモータ10の回転数Ninの検出精度を向上させることができる。一方、定角度検出処理によるモータ10の回転数Ninの算出結果が設定回転数N1以下の場合は、モータ10の回転数Ninを定時間検出処理により検出する方を選択することで、低回転時におけるモータ10の回転数Ninの検出精度を向上させることができる。このように、本実施形態では、モータ10の回転数Ninの検出に定時間検出処理と定角度検出処理のいずれを用いるかを、モータ10の回転数Ninの算出結果に応じて選択することで、モータ10の回転数Ninの検出精度を向上させることができる。
次に、本実施形態の他の構成例について説明する。
以上の説明における出力軸回転数算出ルーチンでは、出力軸14−2の回転数Noutの算出に用いる電磁ピックアップ式センサ16からのパルス信号の個数を変化させるものとした。ただし、本実施形態の出力軸回転数算出ルーチンでは、出力軸回転数検出部36は、ADコンバータ34(電磁ピックアップ式センサ16)から出力された所定数np0のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて出力軸14−2の回転数Noutを検出することもできる。以下、その場合に、時刻tnにおけるモータ10の回転数Ninを検出する処理について説明する。図9は、モータ制御ユニット20により実行されるモータ回転数算出ルーチンの他の例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定の制御周期おきに繰り返して実行される。
図9のモータ回転数算出ルーチンが実行されると、まずステップS401において、入力軸回転数検出部26は、ADコンバータ34(電磁ピックアップ式センサ16)から所定数np0のパルス信号が出力される間にモータ10の回転子(自動変速機14の入力軸14−1)が回転する角度δαを算出する。ここでは以下の(3)式によりモータ10の回転子が回転する角度δαを予測することができる。(3)式において、自動変速機14の変速比γは、時刻tnより過去に検出したモータ10の回転数Ninと出力軸14−2の回転数Noutの比Nin/Nout、例えば前回に検出したモータ10の回転数Ninと出力軸14−2の回転数Noutの比Nin/Noutから算出することができる。
δα=np0×γ×360/Z (3)
次にステップS402においては、入力軸回転数検出部26は、モータ10の回転子がステップS401で算出した角度δα回転する所要時間δt4を取得する。ここでの所要時間δt4については、RDコンバータ24の出力信号から検出することができる。次にステップS403においては、入力軸回転数検出部26は、ステップS402で取得した所要時間δt4からモータ10の回転数Ninを算出する。
次にステップS404においては、入力軸回転数検出部26は、ステップS403で算出したモータ10の回転数Ninが設定回転数N1より大きいか否かを判定する。モータ10の回転数Ninが設定回転数N1以下の場合(ステップS404の判定結果がNoの場合)は、ステップS403におけるモータ10の回転数Ninの算出精度が低下すると判定し、ステップS405に進む。一方、モータ10の回転数Ninが設定回転数より大きい場合(ステップS404の判定結果がYesの場合)は、ステップS403におけるモータ10の回転数Ninの算出精度が確保可能と判定し、ステップS406に進む。
ステップS405においては、入力軸回転数検出部26は、ADコンバータ34(電磁ピックアップ式センサ16)から所定数np0のパルス信号が出力される所要時間δt5を算出する。ここでは時刻tnより過去に検出した出力軸14−2の回転数Nout、例えば前回に検出した出力軸14−2の回転数Noutから所要時間δt5を予測することができる。あるいは時刻tnより過去に検出したモータ10の回転数Nin、例えば前回に検出したモータ10の回転数Ninから所要時間δt5を予測することもできる。次にステップS406においては、入力軸回転数検出部26は、この算出した所要時間δt5におけるモータ10の回転角αの時間変化率を取得してモータ10の回転数Ninを算出する。ここでのモータ10の回転角αの時間変化率については、RDコンバータ24の出力信号から検出することができる。そして、本ルーチンの実行を終了する。
また、図9のモータ回転数算出ルーチンにおけるステップS407,S408は、図6のモータ回転数算出ルーチンにおけるステップS105,S106とそれぞれ同様であるため説明を省略する。
以上説明した本実施形態の他の構成例では、電磁ピックアップ式センサ16から所定数np0のパルス信号が出力される所要時間δt5を算出し、この算出した所要時間δt5におけるレゾルバ12からの出力信号の変化に基づいてモータ10の回転数Ninを算出する。これによって、モータ10の回転数Ninの算出に用いるレゾルバ12からの出力信号の検出期間と、出力軸14−2の回転数Noutの算出に用いる電磁ピックアップ式センサ16からのパルス信号の検出期間を揃えることができるので、モータ10の回転数Ninの検出精度と出力軸14−2の回転数Noutの検出精度を揃えることができる。
そして、電磁ピックアップ式センサ16から所定数np0のパルス信号が出力される間にモータ10の回転子が回転する角度δαを算出し、モータ10の回転子がこの算出した角度δα回転する所要時間δt4をレゾルバ12からの出力信号に基づいて検出してモータ10の回転数Ninを検出する。これによっても、モータ10の回転数Ninの算出に用いるレゾルバ12からの出力信号の検出期間と、出力軸14−2の回転数Noutの算出に用いる電磁ピックアップ式センサ16からのパルス信号の検出期間を揃えることができるので、モータ10の回転数Ninの検出精度と出力軸14−2の回転数Noutの検出精度を揃えることができる。
また、以上の本実施形態の説明では、自動変速機14の入力軸14−1の回転数Nin及び出力軸14−2の回転数Noutを、レゾルバ12及び電磁ピックアップ式センサ16によりそれぞれ検出するものとした。ただし、システム全体の構成によっては、自動変速機14の入力軸14−1の回転数Nin及び出力軸14−2の回転数Noutを、電磁ピックアップ式センサ及びレゾルバによりそれぞれ検出することもできる。
さらに、本実施形態では、出力軸14−2が所定角度δθ1回転する毎にパルス信号を出力する出力軸側電磁ピックアップ式を用いて出力軸14−2の回転数Noutを検出するとともに、入力軸14−1が所定角度δθ2回転する毎にパルス信号を出力する入力軸側電磁ピックアップ式を用いて入力軸14−1の回転数Ninを検出することもできる。
その場合には、入力軸回転数検出部26は、入力軸側電磁ピックアップ式センサから出力された所定数np0のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて入力軸14−1の回転数Ninを検出する。そして、出力軸回転数検出部36は、出力軸側電磁ピックアップ式センサから出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて出力軸14−2の回転数Noutを検出する。さらに、出力軸回転数検出部36は、入力軸側電磁ピックアップ式センサから所定数np0のパルス信号が出力される間に出力軸側電磁ピックアップ式センサから出力されるパルス信号の個数(理想パルス数)npを予測し、この予測した理想パルス数npにおけるパルス間隔時間に基づいて出力軸14−2の回転数Noutを検出する。これによっても、入力軸14−1の回転数Ninの算出に用いるパルス信号の検出期間と、出力軸14−2の回転数Noutの算出に用いるパルス信号の検出期間を揃えることができるので、入力軸14−1の回転数Ninの検出精度と出力軸14−2の回転数Noutの検出精度を揃えることができる。なお、理想パルス数npについては、過去(例えば前回)に検出した入力軸14−1の回転数Ninと出力軸14−2の回転数Noutの比Nin/Noutから算出することができる。
さらに、出力軸回転数検出部36は、出力軸側電磁ピックアップ式センサから出力された所定数np0のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて出力軸14−2の回転数Noutを検出することもできる。その場合は、入力軸回転数検出部26は、出力軸側電磁ピックアップ式センサから所定数np0のパルス信号が出力される間に入力軸側電磁ピックアップ式センサから出力されるパルス信号の個数(理想パルス数)npを予測し、この予測した理想パルス数npにおけるパルス間隔時間に基づいて入力軸14−1の回転数Ninを検出する。
次に、本実施形態に係る回転数検出装置の他の適用例について説明する。図10は、本発明の実施形態に係る回転数検出装置を備えたハイブリッド車両の駆動システムの概略構成を示す図である。
モータ10の回転子は、自動変速機14の入力軸14−1に結合されている。自動変速機14は、入力軸14−1に伝達されたモータ10からの動力を変速して出力軸14−2へ伝達する。自動変速機14の出力軸14−2に伝達された動力は、ディファレンシャルギア17を介して駆動輪19へ伝達されることで、例えば車両の駆動等の負荷の駆動に用いられる。
エンジン50の出力軸50−1は、動力分配機構52に結合されている。動力分配機構52は、エンジン50の出力軸50−1の他に、自動変速機14の出力軸14−2(駆動輪19)及びジェネレータ(発電機)54の回転子と結合されており、エンジン50からの動力を駆動輪19及びジェネレータ54に分配する。ここでの動力分配機構52は、例えばリングギア、キャリア及びサンギアを有する遊星歯車機構によって構成することができる。モータ10及びジェネレータ54の運転状態は、モータ制御ユニット20により制御される。
モータ10の回転子の回転数(自動変速機14の入力軸14−1の回転数)Ninを検出するために、モータ10にはレゾルバ12が設けられている。また、駆動輪19の回転数Nout(自動変速機14の出力軸14−2の回転数)を検出するために、駆動輪19には電磁ピックアップ式センサ16が設けられている。なお、他の構成については図1,2に示す構成と同様であるため説明を省略する。
また、以上の本実施形態の説明では、モータ制御ユニット20と自動変速機制御ユニット22を別の制御ユニットとしたが、これらの制御ユニットを一体化することもできる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の実施形態に係る回転数検出装置を備えた自動変速機の制御システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る回転数検出装置の概略構成を示すブロック図である。 自動変速機の入力軸の回転数を検出する処理の一例を説明する図である。 自動変速機の入力軸の回転数を検出する処理の一例を説明する図である。 自動変速機の出力軸の回転数を検出する処理の一例を説明する図である。 モータ制御ユニットにより実行されるモータ回転数算出ルーチンの一例を示すフローチャートである。 自動変速機制御ユニットにより実行される出力軸回転数算出ルーチンの一例を示すフローチャートである。 自動変速機制御ユニットにより実行される出力軸回転数算出ルーチンの一例を示すフローチャートである。 モータ制御ユニットにより実行されるモータ回転数算出ルーチンの他の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る回転数検出装置を備えたハイブリッド車両の駆動システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
10 モータ、12 レゾルバ、14 自動変速機、16 電磁ピックアップ式センサ、18 負荷、20 モータ制御ユニット、22 自動変速機制御ユニット、24 RDコンバータ、26 入力軸回転数検出部、28 入力軸回転数検出用メモリ、34 ADコンバータ、36 出力軸回転数検出部、38 出力軸回転数検出用メモリ、40 変速制御部、50 エンジン、52 動力分割機構、54 ジェネレータ。

Claims (15)

  1. 第1回転部材が所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、
    第1センサから出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、
    所定時間における第2センサからの出力信号の変化に基づいて第2回転部材の回転数を検出する第2回転数検出部と、
    を備え、
    第1回転数検出部は、前記所定時間において第1センサから出力されるパルス信号の個数を算出し、該算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させことを特徴とする回転数検出装置。
  2. 請求項1に記載の回転数検出装置であって、
    第1回転数検出部は、過去に検出された第1回転部材の回転数に基づいて前記パルス信号の個数を算出することを特徴とする回転数検出装置。
  3. 第1回転部材が第1所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、
    第1センサから出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、
    第2回転部材が第2所定角度回転する所要時間を第2センサからの出力信号に基づいて検出して第2回転部材の回転数を検出する第2回転数検出部と、
    を備え、
    第1回転数検出部は、第2回転部材が前記第2所定角度回転する間に第1センサから出力されるパルス信号の個数を算出し、該算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させることを特徴とする回転数検出装置。
  4. 請求項3に記載の回転数検出装置であって、
    第1回転数検出部は、過去に検出された第1回転部材の回転数及び第2回転部材の回転数に基づいて前記パルス信号の個数を算出することを特徴とする回転数検出装置。
  5. 第1回転部材が第1所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、
    第1センサから出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、
    所定時間における第2センサからの出力信号の変化に基づいて第2回転部材の回転数を検出する定時間検出処理と、第2回転部材が第2所定角度回転する所要時間を第2センサからの出力信号に基づいて検出して第2回転部材の回転数を検出する定角度検出処理とを選択的に行うことが可能な第2回転数検出部と、
    を備え、
    第1回転数検出部は、
    第2回転数検出部が第2回転部材の回転数を前記定時間検出処理により検出する場合は、前記所定時間において第1センサから出力されるパルス信号の個数を算出し、該算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させ、
    第2回転数検出部が第2回転部材の回転数を前記定角度検出処理により検出する場合は、第2回転部材が前記第2所定角度回転する間に第1センサから出力されるパルス信号の個数を算出し、該算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させることを特徴とする回転数検出装置。
  6. 請求項5に記載の回転数検出装置であって、
    第2回転数検出部は、第2回転部材の回転数の検出に前記定時間検出処理と前記定角度検出処理のいずれを用いるかを、第2回転部材の回転数の検出結果に応じて選択することを特徴とする回転数検出装置。
  7. 請求項6に記載の回転数検出装置であって、
    第2回転数検出部は、第2回転部材の回転数の検出結果が設定回転数よりも大きい場合は、第2回転部材の回転数を前記定角度検出処理により検出する方を選択し、第2回転部材の回転数の検出結果が設定回転数以下の場合は、第2回転部材の回転数を前記定時間検出処理により検出する方を選択することを特徴とする回転数検出装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1に記載の回転数検出装置であって、
    第1回転数検出部は、nを2以上の自然数とすると、算出したパルス信号の個数がn個とn+1個の間である場合は、n個のパルス信号におけるパルス間隔時間及びn+1個のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出することを特徴とする回転数検出装置。
  9. 第1回転部材が所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、
    第1センサから出力された所定数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、
    第1センサから所定数のパルス信号が出力される所要時間を算出し、該算出した所要時間における第2センサからの出力信号の変化に基づいて第2回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させる第2回転数検出部と、
    を備えることを特徴とする回転数検出装置。
  10. 請求項9に記載の回転数検出装置であって、
    第2回転数検出部は、過去に検出された第1回転部材の回転数に基づいて前記所要時間を算出することを特徴とする回転数検出装置。
  11. 第1回転部材が所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材の回転角に応じた信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、
    第1センサから出力された所定数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、
    第1センサから所定数のパルス信号が出力される間に第2回転部材が回転する角度を算出し、第2回転部材が該算出した角度回転する所要時間を第2センサからの出力信号に基づいて検出して第2回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからの出力信号の検出期間を同期させる第2回転数検出部と、
    を備えることを特徴とする回転数検出装置。
  12. 請求項11に記載の回転数検出装置であって、
    第2回転数検出部は、過去に検出された第1回転部材の回転数及び第2回転部材の回転数に基づいて前記第2回転部材が回転する角度を算出することを特徴とする回転数検出装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1に記載の回転数検出装置であって、
    第1センサは電磁ピックアップ式センサであり、第2センサはレゾルバであることを特徴とする回転数検出装置。
  14. 第1回転部材が第1所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第1センサと、第2回転部材が第2所定角度回転する毎にパルス信号を出力する第2センサを用いて、第1回転部材の回転数と第2回転部材の回転数を検出する回転数検出装置であって、
    第1センサから出力された所定数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第1回転部材の回転数を検出する第1回転数検出部と、
    第2センサから出力された複数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて第2回転部材の回転数を検出する第2回転数検出部と、
    を備え、
    第2回転数検出部は、第1センサから所定数のパルス信号が出力される間に第2センサから出力されるパルス信号の個数を算出し、該算出した個数のパルス信号におけるパルス間隔時間に基づいて、第2回転部材の回転数を検出することで、第1回転部材の回転数の検出に用いる第1センサからのパルス信号の検出期間と第2回転部材の回転数の検出に用いる第2センサからのパルス信号の検出期間を同期させることを特徴とする回転数検出装置。
  15. 複数の摩擦係合装置の中から係合する摩擦係合装置を切り替えることで入出力軸間の変速比の変更が可能な自動変速機を対象として、係合状態にある摩擦係合装置を開放するとともに開放状態にある摩擦係合装置を係合する変速制御を実行する自動変速機の制御装置であって、
    請求項1〜14のいずれか1に記載の回転数検出装置を備え、
    回転数検出装置は、第1回転部材の回転数として前記入出力軸の一方の回転数を検出するとともに、第2回転部材の回転数として前記入出力軸の他方の回転数を検出し、
    回転数検出装置により検出した前記入出力軸の回転数に基づいて前記変速制御を実行することを特徴とする自動変速機の制御装置。
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