JP4724429B2 - アクスルハウジング - Google Patents

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Description

本発明は、車輌すなわち自動車その他の産業用車輌、農業用車輌などにおいて駆動車軸及びディファレンシャルギアなどを収容するアクスルハウジング(車軸ケース)に関する。
車輌のアクスルハウジングは基本的に、車体の左右方向に延出する管状部材(軸管部)と、この管状部材の車体の左右方向の中央部において上下方向に突出する湾曲部と前後方向には平坦部又は凸部とを有するハウジングセンター部からなり、このハウジングセンター部の中央部前方側には開口部、中央部後方側には後方側に突出するように設けられたカバー部が設けられている。
特許文献1には、断面が溝形で長手方向の中央部を半円形に形成した上下一対の溝形成形品を対称的に組み合わせて溶接してなる車軸ケースにおいて、前記溝形成形品の素材として、前記成形品の折曲げ部に相当する位置に長手方向に連続したリブを形成した異形平鋼板を用いてプレス成形し、前記成形品の折り曲げ部の板厚を他の部分より厚くし、角形断面に生じる最大応力を緩和した形状が開示されている。しかしながら、この車軸ケースでは角形断面部を有しているため一部に平面部が存在し、張り剛性が低下するため面振動が生じる問題がある。
特許文献2には、中央にバンジョー部を構成するコ字断面凸部を膨出し、該凸部の左右に軸管部を構成する半円断面凸部を形成した2つの主部材を、対称形に合わせて溶接にて結合すると共に、前記バンジョー部の前後にそれぞれ補強リングとカバーを溶接してなるアクスルハウジングにおいて、前記バンジョー部の膨らみの末端部を上下または左右において非対称位置に設定したアクスルハウジングが開示されている。すなわち、アクスルハウジングの質量を増やすことなく強度を大きくするために、バンジョー部の膨らみの末端部を上下または左右において非対称位置に設定したり、上下の膨らみ末端部の左右の幅を通常より小さくしている。しかしながら、膨らみの末端部の左右の幅を通常より小さくするので、軸管部からバンジョー部(ハウジングのセンター部)にかけて、アクスル車軸方向の断面変化が急峻となる。このため、アクスルハウジングの各部位における加速度などに対する応答周波数を計測すると、固有振動モードに伴う顕著なピーク周波数が生じ、車輌に搭載した際に耳障りな騒音を生じるという問題がある。
また、特許文献3には、ハウジング本体を金属板のプレス加工により形成した中央後部に半殻状の半バックカバー、中央前部に半円状の半開口部、両側方に断面半円状の半筒状部をそれぞれ備えた上半ハウジング部と下半ハウジング部とを溶接合体して構成したアクスルハウジングが開示されている(例えば、特許文献3の図1〜図8参照)。
これによって、部品点数、溶接部分の数・長さを減らし、材料代・プレス金型代・溶接費用などの生産コストを低減すると共に、小型化が容易でかつ部分的な応力集中をなくして強度の向上が可能な車両用アクスルハウジングを提供している。しかしながら、この形状においては、ハウジングセンター部の前部および上下部において一部に平面部を有しており、張り剛性が低下することから面振動が生じる問題がある。また、軸管部からハウジングのセンタ-部にかけて、アクスル車軸方向の断面変化が急峻であるため、アクスルハウジングの各部位における加速度などに対する応答周波数を計測すると、固有振動モードに伴う顕著なピーク周波数が生じ、車輌に搭載した際に耳障りな騒音を生じるという問題がある。
特許文献4では、ハイドロフォーム加工により異形管状製品を製造する方法において、金属素管の膨出予定部に金属素管の外径よりも大きい内径を有する補強用金属管を挿入した状態とし、液圧により金属素管及び補強用金属管とを拡管して製品形状に成形する方法を開示している。これにより、補強用金属管を異形管状製品の膨出部に密着締結させることができ、溶接や接着剤を使用することなく異形管状製品を部分的に補強することを可能とするものである。
しかしながら、この方法は、製品の膨出部の補強を目的とするもので、アクスルハウジングの音響振動特性の問題の解消を示唆するものではなく、特に、アクスルハウジングの軸管部とハウジングセンター部との境界部に管状部材を設けることを示唆していない。
特開平9−300904号公報 特開2004−231076号公報 特開2002−234309号公報 特開2001−334316号公報
本発明は前記の問題点に鑑み、従来のパッチ溶接方法などのように製造工程を増すことなく、低コストで簡便方法により、局所的に補強し、音響振動特性を向上させたアクスルハウジングおよびその製造する方法を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するものであり、その要旨は以下のとおりである。
本第一発明のアクスルハウジングは、(1)車体の幅方向において、左右の軸管部と、前方側に開口部、後方側に突出するカバー部とを有する中央のハウジングセンター部を有するアクスルハウジングであって、前記ハウジングセンター部と軸管部の境界部の外面に金属製環状部材が設けられ、該金属製環状部材の幅方向の長さが、前記境界部におけるアクスルハウジングの外径の0.5〜3.0倍であることを特徴とする。
本第2発明のアクスルハウジングは、(2)本発明の(1)に記載のアクスルハウジングにおいて、前記ハウジングセンター部の後方側に突出するカバー部が、後方に凸な曲面により形成されていることを特徴とする。
本第3発明のアクスルハウジングは、(3)本発明の(2)に記載のアクスルハウジングにおいて、前記ハウジングセンター部の少なくとも後方側が、ハウジングセンター部と軸管部との境界部からハウジングセンター部中央まで、連続する後方に凸な曲面により形成されていることを特徴とする。
本第4発明のアクスルハウジングは、(4)本発明の(1)〜(3)のいずれか一つに記載のアクスルハウジングにおいて、前記金属製環状部材は、治具により拡開し、該金属製環状部材の内径を拡大するための、軸方向に垂直な断面において前記部材の一部が欠かれて形成され、且つ軸方向に連続する間隙が形成されていることを特徴とする
本第5発明は、(5)本発明の(1)から(4)のいずれか1項に記載のアクスルハウジングを、左右の軸管部と、前方側に開口部形成部と後方側に突出するカバー部とを有するハウジングセンター部を形成するように構成された金型に、加熱して内径を膨張させた素環材または、内径を金属素管の外径より大きくした素環材を金属素管の一端より挿入することによりアクスルハウジングの軸管部とハウジングセンター部との境界部に相当する位置に金属製環状部材の素環材を配した金属素管を挿入し、金属素管内に流体を供給すると共に、金属素管を両端から加圧して成形するハイドロフォーム法により製造することを特徴とする。
本発明により、製造工程を増やすことなく、簡便に、金属製環状部材で局所的に補強することにより、音響振動特性が良好で、不快音を発生しない、耐久性及び信頼性の高いアクスルハウジングを得ることが可能となった。
すなわち、本第1発明のアクスルハウジングによれば、境界部の剛性が向上し、走行中のデファレンシャルギアやサスペンション部等から伝播される振動による歪の集中が回避される。これにより音響特性が改善され、不快音を減少させることができると共に、耐久性も向上させることができる。
本第2発明のアクスルハウジングによれば、カバー部に平坦な部分がなく、面振動を起こし難く、音響特性をさらに向上させることができる。
本第3発明のアクスルハウジングによれば、境界部に平面部分がなく、面振動を起こし難く、音響特性をさらに向上させることができる。
本第4発明のアクスルハウジングによれば、前記金属製環状部材の間隙を拡げた上で軸管の軸方向に容易に移動させることができ、アクスルハウジング軸管部の境界部に金属製環状部材を効率的に設けることができる。
本第5発明によれば、軸管部とハウジングセンター部との境界部に金属製環状部材を設けたアクスルハウジングを一体として成形することができ、従って、アクスルハウジングを上下或いは左右に分割して各部材をプレスなどにより成形し、これらの部材を溶接により接合するという従来の方法に比べ、部品点数を少なくして、極めて効率的にアクスルハウジングを製造することができる。
以下、本発明を図面を用いて具体的に説明する。なお、本明細書において、上下、前後、左右等の記載は、車体に取り付けたアクスルハウジングを車体の正面(前方)から見た場合の位置関係を示すものとする。また、軸方向とは、アクスルハウジングの軸方向を意味し、上記の車体幅方向と同じである。また、周方向とは、このアクスルハウジングの軸に垂直な方向をいうものとする。
図14は、従来のアクスルハウジングの形状を示す図であり、(a)は後方から見た斜視図、(b)は上面図、(c)は後方の正面図である。図14に示すように、車体の幅方向において、左右の軸管部3と、前方側に開口部5、後方側に突出するカバー部6とを有する中央のハウジングセンター部2を有している。この従来のアクスルハウジング1では、ハウジングセンター部2には、幅中央部において上下方向に突出するように湾曲部7が形成され、湾曲部7の上下面は平坦な面7aが形成されている。
また、ハウジングセンター部2の中央部前方側には、デイファレンシャルギアを装着するための開口部5とその周辺に装着用の平坦部5aが設けられ、後方側には、突出し、かつ平坦部6a、屈曲部6bとを有するカバー部6が形成されている。
発明者らは、この図14に示すアクスルハウジングを後述するようなハイドロフォーム加工方法により製作し、その音響特性を調査した。
その結果を図15に示す。図15は、図14に示したアクスルハウジングの音響特性を示した周波数応答グラフである。なお、この周波数応答は、ハウジングセンター部中央部をハンマリングし、アクスルハウジング本体から数m離れた場所に騒音計を設置し、スペクトルアナライザーで音圧レベルを1/3オクターブ周波数分析して求めたものである。
アクスルハウジングにおいては、車輌の走行中、デファレンシャルギアやサスペンション部等から伝播される振動,騒音を増幅させる中周波領域の振動モードが問題となるが、図15に示すように全体的に高い音響応答レベルを示し、音響特性を悪化させていることが判る。
発明者らは、上記のような音響特性の悪化を防止するために、さらに分析を加えた。図16は、中周波領域における代表的な振動モードを有限要素法により求めて示したものである。図16から明らかなように、歪み集中部12がハウジングセンター部と軸管部の境界部4に存在しており、上記の本振動モードを誘発していることが判り、これが音響特性を劣化させていると考えた。
このようなことから、音響特性の劣化を防止するためには、歪の集中する境界部を補強して剛性を向上させることが有効であることを見出し、本発明をなしたものである。
図1は、本発明の一実施形態のアクスルハウジングを示す図であり、(a)は後方から見た斜視図、(b)は上面図、(c)は後方の正面図ある。
図1(a)〜(c)において、車体前面側のハウジングセンター部2の中央部には、デファレンシャルギアを装着するための開口部5とその周辺に装着用の平坦部5aが設けられている。また、ハウジングセンター部2には、幅中央部において上下方向に突出するように湾曲部7が形成され、湾曲部7の上下面は平坦な面7aが形成されている。
一方、ハウジングセンター部2の中央の後面側は、後方に突出し、かつ平坦部6a、屈曲部6bとを有するカバー部6が形成されている。
そして、本発明のアクスルハウジングにおいては、図1に示すように、アクスルハウジングのハウジングセンター部2と軸管部3との境界部4に、金属製の環状部材10を設けるものである。
なお、軸管部3とハウジングセンター部2との境界部4とは、ハウジングセンターから車体の幅方向の端部(車輪側)に向かってハウジングの内径が漸減する際、漸減しなくなった位置を軸管部とハウジングセンター部との境界とし、その幅方向の左右の周辺をいうものとする。
図1に示したような金属製環状部材を装着したアクスルハウジングを、ハイドロフォーム加工法により金属製環状部材と一体に成形し、音響特性を調査した。
その結果を周波数応答グラフとして図2に示す。なお、この周波数応答は、上記と同様。ハウジングセンター部の中央部をハンマリングし、アクスルハウジング本体から数m離れた場所に騒音計を設置し、スペクトルアナライザーで音圧レベルを1/3オクターブ周波数分析して求めたものである。比較のため、図15に示した音響応答も併せて記載している。
図2から判るように、500〜800Hzの周波数帯域を主に、数dBから10dB程度、音響応答レベルが低下しており、良好な音響特性が得られていることが判る。
金属製環状部材10の幅方向の長さ(幅ともいう)は、上述のアクスルハウジングの境界部を含む長さとし、この境界部におけるアクスルハウジングの外径の0.5〜3.0倍とする必要がある。0.5倍未満では音響特性の改善効果が小さく、3.0倍を超えてもその効果は飽和する反面、製作コストや、アクスルハウジングの重量が増加するからである
また、金属製環状部材の厚さは、特に限定するものではないが、境界部におけるアクスルハウジングの軸管ないしはハウジングセンター部の板厚の0.5〜3.0倍とするのがこの好ましい。0.5倍未満では音響特性の改善効果が小さく、3.0倍を超えてもその効果は飽和する反面、製作コストや、アクスルハウジングの重量が増加して好ましくない。
また、金属製環状部材は、図3に示すように、軸方向に垂直な方向の断面が閉空間となっているものおよび、軸方向(幅方向)に間隙11が形成され軸方向に垂直な方向の断面が開空間となっているものも含むものである。
後述するように、本発明のアクスルハウジングをハイドロフォーム加工法により成形する場合は、金属素管の所要の位置に予め金属製環状部材の素環材をセットし、ハイドロフォーム加工により、軸管部、ハウジングセンター部および金属製環状部材を一体に成形することができる。
また、ハイドロフォーム加工により軸管部とハウジングセンター部とを一体に成形してアクスルハウジングとした後、或いは、プレス成形又はハイドロフォーム成形などにより軸管部およびハウジングセンター部をそれぞれ成形し、各部を溶接などにより組み合わせてアクスルハウジングとした後、軸方向の間隙を形成した金属製環状部材の間隙をその内径がアクスルハウジングの境界部の外径よりも大きくなるように治具などにより拡開させ、これをアクスルハウジングの軸管の端部から挿入して、境界部まで軸方向に移動させた後、治具を開放することにより、効率的に金属製環状部材を設けることができる。
また、金属製環状部材10を加熱して内径がアクスルハウジングの境界部の外径より大きくなるように膨張させ、これを上述のようにして製作したアクスルハウジングの端部側から挿入、境界部に移動させ、焼き嵌めする方法によっても設けることができる。
このようにして、本発明のアクスルハウジングでは金属製環状部材を、アクスルハウジングの境界部の外面に設けることができる。
境界部においては、金属製環状部材の表面がその厚さの分だけ軸管部より外側に突出するようになってもよいが、金属製環状部材の外径は、アクスルハウジング本体の金属素管外径の1.4倍以下程度とするのが好ましい。
上述のように、ハイドロフォーム加工によって軸管部、ハウジングセンター部および金属製環状部材を一体に成形すれば、境界部近傍の表面形状を平滑な面とすることができるので好ましいことは言うまでもない。なお、ハイドロフォーム加工法による本発明のアクスルハウジングの製造方法は後述する。
図4は、本発明の他の実施形態のアクスルハウジングを示す図であり、(a)は上面図、(b)は後方の正面図である。図4に示すように、この実施形態のアクスルハウジングにおいては図1に示したのと同様に、車体の幅方向において、左右の軸管部3と、前方側に開口部5、後方側に突出するカバー部6とを有する中央のハウジングセンター部2を有している。また、ハウジングセンター部2には、幅中央部において上下方向に突出するように湾曲部7が形成され、湾曲部7の上下面は平坦な面7aが形成されている。
また、ハウジングセンター部2の中央前方側には、デイファレンシャルギアを装着するための開口部5とその周辺に装着用の平坦部5aが設けられている。
一方、ハウジングセンター部2の中央部の後面側は、後方に突出するカバー部6が形成されているが、この実施形態では、図1の場合と異なり、ハウジングセンター部のカバー部が平坦部を有しておらず、軸方向(幅方向)及び周方向に曲率を有する後方に凸な曲面8で構成された膨出部となっている。すなわち、ハウジングセンター部の軸方向および周方向の断面が、後方に凸となる曲率をもっている。
そして、このアクスルハウジングにおいても、ハウジングセンター部2と軸管部3の境界部4に金属製環状部材10が設けられている。
図4に示したような金属製環状部材を装着したアクスルハウジングを、ハイドロフォーム加工法により金属製環状部材と一体に成形し、図1の場合と同様、音響特性を調査した。その結果を1/3オクターブ周波数応答グラフとして図5に示す。比較のため、図4に示す形状のアクスルハウジングにおいて、金属製環状部材を設けない場合のアクスルハウジングをハイドロフォーム加工法により製作し、その音響特性も併せて記載している。
図5から判るように、500〜800Hzの周波数帯域を主に、数dBから10dB程度、音響応答レベルが低下しており、良好な音響特性が得られていることが判る。
また、図6は、金属製環状部材を設けない場合のアクスルハウジングの中周波数帯域の代表的な振動モードを有限要素法により求めて示したものである。
図6に示すように、ハウジングセンター部と軸管部の境界部に歪が集中し、本振動モードを誘発していることが判る。
図7は、本発明のさらに他の実施形態のアクスルハウジングを示したものであり、(a)は後方からの斜視図、(b)は上面図、(c)は後方の正面図である。
図7(a)〜(c)に示すように、この実施形態のアクスルハウジングにおいては、車体の幅方向において、左右の軸管部3と、前方側に開口部5、後方側にカバー部6とを有する中央のハウジングセンター部2を有している。
そして、ハウジングセンター部2の中央前方側には、図1,図4と同様、デイファレンシャルギアを装着するための開口部5とその周辺に装着用の平坦部5aが設けられている。
一方、ハウジングセンター部2の中央後方側のカバー部6は、図4の場合と同様、軸方向(幅方向)及び周方向に曲率を有する曲面で構成され、後方に突出する膨出部であるが、この実施形態のアクスルハウジングにおいては、ハウジングセンター部2が、軸管部3とハウジングセンター部2との境界部4からハウジングセンター部2の幅方向中央まで、カバー部6を一体に含んで連続した後方に凸な曲面9により一体に形成されている。
「すなわち、ハウジングセンター部の少なくとも後方側は、軸管部とハウジングセンター部との境界部からハウジングセンター部2の幅方向中央まで、車体の幅方向および周方向(軸方向に垂直な方向)において、後方に凸な曲面9で構成された膨出部となっている。言い換えれば、軸管部3とハウジングセンター部2との境界部4からハウジングセンター部2の軸方向中央までの軸方向など周方向の断面が少なくとも後方に凸となる曲率を持っており、屈曲部や平坦面を有しない形状となっている。
そして、軸管部3とハウジングセンター部2との境界部4には、金属製環状部材10が設けられている。
図7に示したような金属製環状部材を装着したアクスルハウジングを、ハイドロフォーム加工法により金属製環状部材と一体に成形し、音響特性を調査した。
その結果を周波数応答グラフとして図8に示す。なお、この周波数応答は、上記と同様、ハウジングセンター部中央部をハンマリングし、アクスルハウジング本体から数m離れた場所に騒音計を設置し、スペクトルアナライザーで音圧レベルを1/3オクターブ周波数分析して求めたものである。比較のため図9に示すように、図7に示した形状のアクスルハウジングにおいて金属製環状部材を設けない場合のアクスルハウジングをハイドロフォーム加工法により製作し、その音響特性も併せて記載している。
また、図10は、図9に示す金属製環状部材がないアクスルハウジングの中周波数領域の代表的な振動モードを有限要素法により求めて示したものである。図10に示すように、ハウジングセンター部と軸管部の境界部に歪が集中し、本振動モードを誘発していることが判る。
金属製環状部材を装着した本発明のアクスルハウジングでは、図8から判るように、500〜800Hzの周波数帯域を主に、数dBから10dB程度、音響応答レベルが低下しており、良好な音響特性が得られていることが判る。
次に、本発明のアクスルハウジングを製造する方法を説明する。
本発明のアクスルハウジングは、従来のアクスルハウジングの製造方法により金属製環状部材を装着していない状態のアクスルハウジングに製作した後、アクスルハウジングのハウジングセンター部と軸管部との境界部に環状部材を、例えば、軸方向の断面が閉断面の金属製環状部材であれば、焼き嵌めにより装着する方法、また、軸方向に間隙を有する断面が開断面の金属製環状部材であれば、その間隙を金属製環状部材の内径がアクスルハウジングの境界部の外径よりも大きくなるように治具などにより拡開させ、その状態でこれをアクスルハウジングの軸管部の端部から挿入して、境界部まで軸方向に移動させた後、治具を開放することにより、金属製環状部材を設けることができる。
金属製環状部材を装着しない状態のアクスルハウジングは、ハイドロフォーム加工により軸管部とハウジングセンター部とを一体に成形してアクスルハウジングとしても良いし、プレス成形又はハイドロフォーム成形などにより軸管部およびハウジングセンター部をそれぞれ成形し、各部を溶接などにより組み合わせてアクスルハウジングとしても良い。
しかしながら、本発明のアクスルハウジングは、金属素管の所要の位置に予め金属製環状部材をセットし、ハイドロフォーム加工により、軸管部、ハウジングセンター部および金属製環状部材を一体に成形することが効率的である。
図11(a)(b)及び図12は、本発明のアクスルハウジングをハイドロフォーム加工法により製造する方法を説明する断面概要図である。
このハイドロフォ−ム加工方法に用いる金型構成は図13(a)に示すように、金属素管20を収容する成形金型21と、金属素管20に対し内部に高圧流体を供給すると共に両端部を軸方向から押し込む左右一対の軸押し用シリンダヘッド22、23とを備える。なお、金型21の内壁面は、少なくとも左右の軸管部と、前方側に開口部形成部と後方側に膨出するカバー部とを有するハウジングセンター部が形成されるように凹凸が形成されている。成形金型21の拡管部近傍に成形時に管のバ−ストを防止するための可動金型27、28を設けている。ここで、開口部形成部とは、成形加工後に開口部を形成する部位を言うものとする。
この可動金型27、28は、金属素管20がバ−ストすると想定される位置に配置されており、金属素管20が膨張空間にて膨張して成形されていく初期または途中の段階から膨張中の管に接触しながら,金属素管20の膨張に応じて移動できるように構成されており,スライドが終了した状態では成形金型の内壁面と可動金型の内壁面が同一面になるように位置決めされている。可動金型27、28が設置される側の成形金型21には可動金型27、28をスライドさせる可動金型用シリンダ29、30が設けられており,成形過程に負荷される内圧により受ける荷重以上の支持が可能になっている。可動金型用シリンダ29、30は制御装置により任意に制御が可能となっており,任意のパタ−ンで可動金型27、28を制御することが可能である。
次に、上記したハイドロフォ−ム加工方法の工程を図11(a)、(b)及び図12に従って説明する。図11において、(a)は成形金型に金属素管を金属製環状部材の素環材と共にセットした状態、(b)は成形が進んだ状態を示し、また、図12は、成形がほぼ完了した状態を示す。
図11(a)は成形金型21に金属素管20と金属製環状部材の素環材31をセットした状態である。この時点では可動金型27、28は金属素管20と接触しない初期位置に待避している。なお、金型21の内壁面は、少なくとも左右の軸管部と、前方側に開口部形成部と後方側に膨出するカバー部とを有するハウジングセンター部が形成されるように凹凸が形成されている。
図11(b)は、作動流体を作動流体注入用流路24を介して金属素管20に流し込み金属素管20に内側から圧力を負荷することによって金属素管20が膨張し、金属製環状部材の素環材31も内側からの圧力により膨張し、金属素管20の外周に密着された状態である。このときは,可動金型27、28が金属素管20に接触する位置に配置されている。
図12は拡管成形の最終状態である。最終状態では可動金型27、28のスライドが終了し初期位置に戻るが、その状態では成形金型21の内壁面と可動金型27、28の内壁面が同一面なる。金属製環状部材の素環材31は金属素管20の外周に密着し、金属製環状部材10となりハイドロフォ−ム加工が完了する。
ハウジングセンター部の開口部は、加工完了後上記の開口部形成部を切断除去することにより形成することができる。
金属製環状部材の素環材31は、ハイドロフォームによる成形加工性を考慮して、板厚および幅を決定することが好ましい。
すなわち、ハイドロフォーム加工方法では、板厚および幅を過大にすると局所的に大きな内圧が必要となり、金属素管だけを成形する場合のハイドロフォーム成形条件をそのまま使用することができないこととなる。また、場合によっては適正なハイドロフォーム加工条件が見出せないこともある。従って、金属製環状部材の素環材としての板厚については、好ましくは金属素管板厚の0.5倍から3.0倍とし、金属製環状部材の素環材の幅方向の長さ(幅ともいう)については、軸管部の外径の0.5倍から3.0倍とするのが望ましい。
なお、本発明のアクスルハウジングをハイドロフォーム加工方法により金属製環状部材と共に一体に成形する場合、閉断面の金属製環状部材の素環材31の内径を金属素管20の外径と略同じとし、金属製環状部材の素環材を加熱して内径を膨張させ、金属素管20の一端から挿入し、焼き嵌めするか、或いは金属製環状部材の素環材31の内径を金属素管20の外径よりも僅かに大きくすることにより、いずれも金属素管20の軸管部3とハウジングセンター部2との境界部4に相当する位置に予め配置することができる。
なお、金属製環状部材の素環材については成形時の変形抵抗を軽減するため、図3(a)に示すような閉断面の環状部材の素環材だけでなく、図3(b)に示したような環状部材の軸方向にスリット(間隙ともいう)を形成した開断面状のものを用いても良い。
ハイドロフォーム加工法による成形では、成形品の形状や、その材質や板厚などの金属素管の性状等に応じて、加工条件を適宜選択すればよいが、ハイドロフォーム成形時の割れやしわを防止し、且つ幅方向(軸方向)断面における周長が徐々に増加する滑らかな断面変化を実現するため、以下に定義するハウジングセンター拡管率Rを適正な値にすることが好ましい。なお、図13は、本発明のアクスルハウジングをハイドロフォーム加工法により成形する場合の拡管率を説明するための後方からの斜視図である。
すなわち、ハウジングセンターの最大の拡管率 R=Lmax/Lmin[−]、Lmax:ハウジングセンター部の幅方向(軸方向)断面の最大周長[mm]、Lmin:ハウジングセンター部の幅方向(軸方向)断面の最小周長(軸管部の周長[mm])としたとき、拡管率Rの上限は、均一な肉厚を確保するため5以下とするのが好ましい。また、拡管率Rの下限は、軽量化を実現するため1.5以上とするのが好ましい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
図1に示す形状のアクスルハウジングを、外径60.5mm×板厚3.2mmの機械構造用鋼管をハイドロフォーム加工方法により、最大の拡管率R=2.8で成形した。金属製環状部材は外径70.0mm×板厚3.2mmで長さ(鞘管の幅)が80.0mmを用いて成形した。その結果、成形において割れ、しわなどが発生せず、問題なくアクスルハウジングを製造できた。
また、このアクスルハウジングについて図1の場合と同様に、音響特性を調査した。その結果、図5に示したのと同様の良好な音響特性を確保でき、車輌走行時に不快音を発生させないアクスルハウジングを製造することができた。
(実施例2)
図7に示す形状のアクスルハウジングを、外径60.5mm×板厚3.2mmの機械構造用鋼管をハイドロフォーム加工方法により、最大の拡管率R=2.5で成形した。金属製環状部材は外径73.0mm×板厚3.2mmで長さ(環状部材の幅)が60.0mmで、スリット幅10.0mmとした開断面のものを用いた。成形において割れ、しわなどが発生せず、問題なくアクスルハウジングを製造でき、また、このアクスルハウジングについて図7の場合と同様に、音響特性を調査した。その結果、図9に示したのと同様の良好な音響特性を確保でき、車両走行時に不快音を発生させないアクスルハウジングを製造することができた。
本発明の一実施形態のアクスルハウジングを示す図であり、(a)は後方からの斜視図、(b)は上面図、(c)は後方の正面図である。 図1に示すアクスルハウジングの音響特性を示す図である。 金属製環状部材の形状例を示す図であり、(a)は軸方向の断面形状が閉空間である例を、(b)は軸方向の断面形状が開空間である例をそれぞれ示す。 本発明の他の実施形態のアクスルハウジングを示す図であり、(a)は上面図、(b)は後方の正面図である。 図4に示すアクスルハウジングの音響特性と図4に示すアクスルハウジングにおいて、金属製環状部材を有しない場合のアクスルハウジングの音響特性を示す図である。 図4に示すアクスルハウジングにおいて金属製環状部材を有しない場合のアクスルハウジングの代表的な振動モードを示す図である。 本発明の他の実施形態のアクスルハウジングを示す図であり、(a)は後方からの斜視図、(b)は上面図、(c)は後方の正面図である。 図7に示すアクスルハウジングの音響特性を示す図である。 図7に示すアクスルハウジングにおいて、金属製環状部材を有しない場合のアクスルハウジングを示した後方からの斜視図である。 図9に示すアクスルハウジングの代表的な振動モードを示す図である。 本発明のアクスルハウジングをハイドロフォーム加工法により製造する方法を説明する断面概要図であり、(a)は成形金型に金属素管を金属製環状部材の素環材と共にセットした状態、(b)は成形が進んだ状態を示す。 本発明のアクスルハウジングをハイドロフォーム加工方法で製造する方法を説明する断面概要図であり、成形がほぼ完了した状態を示す。 本発明のアクスルハウジングをハイドロフォーム加工法により成形する際の拡管率を説明するための後方からの斜視図である。 従来のアクスルハウジングを示す図であり、(a)は後方からの斜視図、(b)は上面図、(c)は後方の正面図である。 図14に示すアクスルハウジングの音響特性を示す図である。 図14に示すアクスルハウジングの代表的な振動モードを示す図である。
符号の説明
1 アクスルハウジング
2 ハウジングセンター部
3 左右の軸管部
4 境界部
5 開口部
5a 開口部の平坦部
6 カバー部
6a カバー部の平坦部
6b カバー部の屈曲部
7 湾曲部
7a 湾曲部の平坦部
8 カバー部の曲面
9 アクスルハウジング後方の曲面
10 金属製環状部材
11 スリット(間隙)
12 歪集中部
20 金属素管
21 成形金型
22、23 軸押し用シリンダヘッド
24 作動流体注入用流路
25 膨張部
26 成形品(アクスルジング)
27、28 可動金型
29、30 可動金型用シリンダ
31 金属製環状部材の素環材

Claims (5)

  1. 車体の幅方向において、左右の軸管部と、前方側に開口部、後方側に突出するカバー部とを有する中央のハウジングセンター部を有するアクスルハウジングであって、前記ハウジングセンター部と軸管部の境界部の外面に金属製環状部材が設けられ、該金属製環状部材の幅方向の長さが、前記境界部におけるアクスルハウジングの外径の0.5〜3.0倍であることを特徴とするアクスルハウジング。
  2. 前記ハウジングセンター部の後方側に突出するカバー部が、後方に凸な曲面により形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のアクスルハウジング。
  3. 前記ハウジングセンター部の少なくとも後方側が、ハウジングセンター部と軸管部との境界部からハウジングセンター部中央まで、連続する後方に凸な曲面により形成されていることを特徴とする請求項2記載のアクスルハウジング。
  4. 前記金属製環状部材は、治具により拡開し、該金属製環状部材の内径を拡大するための、軸方向に垂直な断面において前記部材の一部が欠かれて形成され、且つ軸方向に連続する間隙が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のアクスルハウジング。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のアクスルハウジングを、左右の軸管部と、前方側に開口部形成部と後方側に突出するカバー部とを有するハウジングセンター部を形成するように構成された金型に、加熱して内径を膨張させた素環材または、内径を金属素管の外径より大きくした素環材を金属素管の一端より挿入することによりアクスルハウジングの軸管部とハウジングセンター部との境界部に相当する位置に金属製環状部材の素環材を配した金属素管を挿入し、金属素管内に流体を供給すると共に、金属素管を両端から加圧して成形するハイドロフォーム法により製造することを特徴とするアクスルハウジングの製造方法。
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