JP4723437B2 - バイポーラプレート、これを備えた単位電池及び燃料電池システム - Google Patents

バイポーラプレート、これを備えた単位電池及び燃料電池システム Download PDF

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Description

本発明は、バイポーラプレート、これを備えた単位電池及び燃料電池システムに関する。
一般的に、燃料電池システムは、水素と酸素との化学反応を電気エネルギーに変換する発電装置である。この燃料電池システムは、電力需要の増加に伴い電源確保が困難であるという問題と日増しに増加する地球環境問題とを解決することができる、従来の発電システムの代案として研究開発されている。一般的に、水素は、メタノール、エタノールなどのアルコール系燃料や、メタン、プロパン、ブタンなどの炭化水素系燃料または液化天然ガスなどの天然ガス系燃料や、水素のような水素含有燃料などから得られる。
燃料電池システムは、使用される電解質の種類に応じて、リン酸型燃料電池(PAFC:phosphoric acid fuel cell)、溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC:molten carbonate fuel cell)、固体酸化物型燃料電池(SOFC:solid oxide fuel cell)、高分子電解質型燃料電池(PEMFC:polymer electrolyte membrane fuel cell)、アルカリ型燃料電池(AFC:alkaline fuel cell)及び直接メタノール型燃料電池(DMFC)などに分類される。また、燃料電池システムは、その種類に応じ、使用する燃料の種類とともに、作動温度、出力範囲などに応じて、移動電源用、輸送用、分散発電用などの多様な応用分野に適用できる。
高分子電解質型燃料電池と直接メタノール型燃料電池は、移動電源用として広く研究されている。このような燃料電池は、基本的に電気を生成するための単位電池が複数個積層されているスタックを有する。スタックの基本構造は、エンドプレート間に積層されている複数個の単位電池がボルトとナットとによって締結された構造からなる。単位電池は、膜電極アセンブリ(Membrane Electrode Assembly:MEA)と、セパレータとからなる。また、MEAは、電解質膜と、電解質膜の一面に配置されたアノード電極と、電解質膜の他面に配置されたカソード電極とを含む。また、セパレータは、MEAの両側にそれぞれ位置し、流体流動用チャネル(流路)が形成されている。また、セパレータは、例えば、バイポーラプレートで形成される。
バイポーラプレートは、アノード電極に水素含有燃料を供給し、カソード電極に酸素を供給しながら、アノード電極とカソード電極でそれぞれ生成される二酸化炭素と水を外部に排出させる。
特開平10−144338号公報
しかし、従来の燃料電池システムに備えられたバイポーラプレートによれば、水と二酸化炭素とを円滑に排出できない場合、燃料電池システムの発電効率が低下するという問題点がある。しかし、バイポーラプレートの排出機能を向上させるための研究は、活発に行なわれていなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、アノード電極とカソード電極でそれぞれ生成される二酸化炭素と水の効果的な排出が可能な、新規かつ改良されたバイポーラプレート、これを備えた単位電池及び燃料電池システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、流体連通可能な流路が両面に形成され、両面のうち、一面は疎水性処理され、他面は親水性処理されたことを特徴とする、バイポーラプレートが提供される。
かかる構成によれば、バイポーラプレートの一面を疎水性処理することにより、水素含有燃料をアノード電極の気体拡散層に容易に移動させることができ、副生成物として生成される二酸化炭素を容易に排出することができる。また、バイポーラプレートの他面を親水性処理することにより、カソード電極で副生成物として生成される水をカソード電極からバイポーラプレートの他面に容易に移動することができ、容易に外部に排出することができる。
また、両面のうち一面には、疎水性特性を有する物質が塗布され、他面には、親水性特性を有する物質が塗布されてもよい。かかる構成によれば、バイポーラプレートの一面を適切に疎水性処理することができ、他面を適切に親水性処理することができる。
また、疎水性特性を有する物質は、フェノール系またはエポキシ系化合物であり、親水性特性を有する物質は、アクリル系化合物であってもよい。かかる構成によれば、バイポーラプレートの各面は、効果的な疎水性特性及び親水性特性を有することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、高分子膜と、高分子膜の両側にそれぞれ配置されたアノード電極とカソード電極と、からなる膜電極アセンブリと、アノード電極に対向する一面は、疎水性処理され、カソード電極に対向する他面は、親水性処理されたバイポーラプレートと、を含むことを特徴とする、単位電池が提供される。
かかる構成によれば、バイポーラプレートの一面を疎水性処理することにより、水素含有燃料をアノード電極の気体拡散層に容易に移動させることができ、副生成物として生成される二酸化炭素を容易に排出することができる。また、バイポーラプレートの他面を親水性処理することにより、カソード電極で副生成物として生成される水をカソード電極からバイポーラプレートの他面に容易に移動することができ、容易に外部に排出することができる。
また、バイポーラプレートの一面には、疎水性特性を有する物質が塗布され、バイポーラプレートの他面には、親水性特性を有する物質が塗布されてもよい。かかる構成によれば、バイポーラプレートの一面を適切に疎水性処理することができ、他面を適切に親水性処理することができる。
また、疎水性特性を有する物質は、フェノール系またはエポキシ系化合物であり、親水性特性を有する物質は、アクリル系化合物であってもよい。かかる構成によれば、バイポーラプレートの各面は、効果的な疎水性特性及び親水性特性を有することができる。
また、バイポーラプレートの一面には、アノード電極に水素含有燃料を供給する燃料供給流路が形成され、バイポーラプレートの他面には、カソード電極に酸素を供給する酸素供給流路が形成されてもよい。かかる構成により、アノード電極に水素含有燃料を適切に供給することができ、副生成物の二酸化炭素を適切に排出することができる。また、カソード電極に酸素を適切に供給することができ、副生成物の水を適切に排出することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、水素と酸素との化学反応によって電気を生成する電気発電部を有するスタックと、スタックに水素含有燃料を供給する燃料供給部と、スタックに酸素を供給する酸素供給部と、を含み、電気発電部は、流体連通可能な流路が形成された両面のうち一面を疎水性処理され、他面を親水性処理されたバイポーラプレートを含むことを特徴とする、燃料電池システムが提供される。
かかる構成によれば、バイポーラプレートの一面を疎水性処理することにより、水素含有燃料をアノード電極の気体拡散層に容易に移動させることができ、副生成物として生成される二酸化炭素を容易に排出することができる。また、バイポーラプレートの他面を親水性処理することにより、カソード電極で副生成物として生成される水をカソード電極からバイポーラプレートの他面に容易に移動することができ、容易に外部に排出することができる。
また、流路は、水素含有燃料が供給可能に流動する燃料供給流路と、酸素が供給可能に流動する酸素供給流路と、を含んでもよい。かかる構成により、アノード電極に水素含有燃料を適切に供給することができ、副生成物の二酸化炭素を適切に排出することができる。また、カソード電極に酸素を適切に供給することができ、副生成物の水を適切に排出することができる。
また、燃料供給流路が形成された一面は、疎水性処理され、酸素供給流路が形成された他面は、親水性処理されてもよい。かかる構成によれば、バイポーラプレートの一面を疎水性処理することにより、水素含有燃料をアノード電極の気体拡散層に容易に移動させることができ、副生成物として生成される二酸化炭素を容易に排出することができる。また、バイポーラプレートの他面を親水性処理することにより、カソード電極で副生成物として生成される水をカソード電極からバイポーラプレートの他面に容易に移動することができ、容易に外部に排出することができる。
また、一面には、疎水性特性を有する物質が塗布され、他面には、親水性特性を有する物質が塗布されてもよい。かる構成によれば、バイポーラプレートの一面を適切に疎水性処理することができ、他面を適切に親水性処理することができる。
また、疎水性特性を有する物質は、フェノール系またはエポキシ系化合物であり、親水性特性を有する物質は、アクリル系化合物であってもよい。かかる構成によれば、バイポーラプレートの各面は、効果的な疎水性特性及び親水性特性を有することができる。
また、電気発電部は、高分子膜と、高分子膜の両側にそれぞれ配置されたアノード電極とカソード電極と、からなる膜電極アセンブリをさらに含んでもよい。かかる構成により、化学反応により電気を生成することができる。
また、アノード電極は、バイポーラプレートの一面に対向し、カソード電極は、バイポーラプレートの他面に対向してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、流体連通可能な流路が両面に形成され、両面それぞれが有する、液体表面と個体表面との間に形成される接触角は、相異なることを特徴とする、バイポーラプレートが提供される。
また、両面のうち1つの表面に形成された接触角は、60゜〜135゜程度に維持され、他の1つの表面に形成された接触角は、60゜未満に維持されてもよい。
また、1つの表面には、水素含有燃料を供給するための燃料供給流路が形成され、他の1つの表面には、酸素を供給するための酸素供給流路が形成されてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、アノード電極とカソード電極でそれぞれ生成される二酸化炭素と水を効果的に排出できる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以下において、本発明の実施形態にかかるバイポーラプレート、これを備えた単位電池及び燃料電池システムについて、詳しく説明する。また、本発明の実施形態にかかるバイポーラプレートは、アノード電極に対向する一面を疎水性処理され、カソード電極に対向する他面を親水性処理されていることを1つの特徴とする。この特徴を有するバイポーラプレートについても、以下で詳しく説明する。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態にかかる燃料電池システムの概要を説明する。図1は、本実施形態にかかるバイポーラプレートを含むスタックを有する燃料電池システムの構成を示す図面である。
図1に示すように、本実施形態にかかる燃料電池システムは、1つ以上の単位電池が積層されているスタック10と、スタック10に水素含有燃料を供給する燃料供給部20と、スタック10に酸素を供給する酸素供給部30とを有する。
ここにおいて、水素含有燃料は、例えば、メタノール、エタノールなどのアルコール系燃料や、メタン、プロパン、ブタンなどの炭化水素系燃料や、液化天然ガスなどの天然ガス系燃料のような原燃料や、または水素のような燃料などを意味する。このような水素は、原燃料を改質することにより生成されてもよい。したがって、燃料供給部20は、メタノール、エタノールなどのアルコール系燃料や、メタン、プロパン、ブタンなどの炭化水素系燃料や、液化天然ガスなどの天然ガス系燃料のような原燃料などを貯蔵する燃料貯蔵部(図示せず)のみで構成されてもよい。また、燃料供給部20は、燃料貯蔵部以外にも、原燃料を水素に改質するための改質器(図示せず)を含んでもよい。
次に、図2を参照して、本実施形態にかかるバイポーラプレートを含むスタックの構成について説明する。図2は、本実施形態にかかるバイポーラプレートを含むスタックの構成を示す図面である。
図2に示すように、スタック10は、高分子膜12aと、高分子膜12aの一側に配置されたアノード電極12bと、高分子膜12aの他側に配置されたカソード電極12cとからなる膜電極アセンブリ12(MEA:Membrane Electrode Assembly)を有する。膜電極アセンブリ12において、各電極は、カーボン紙のような多孔性支持体上に触媒物質を塗布することにより製造される。また、各電極のうち、アノード電極12bは、水素含有燃料に含有された水素ガスを酸化させて、水素イオン(H)と電子(e)とを発生させ、このような酸化過程の副生成物として生成される二酸化炭素を外部に排出させる。また、カソード電極12cは、アノード電極12bから高分子膜12aを介して移動することで供給される水素イオンと酸素供給部30から供給された酸素との化学反応を行い、このような化学反応の結果生成される水を外部に排出させる。また、スタック10は、一般に複数の膜電極アセンブリ12を有する。
また、スタック10は、バイポーラプレート14を含む。バイポーラプレート14は、隣接する膜電極アセンブリ12の間のそれぞれに、膜電極アセンブリ12に対して対向する状態で配置される。また、バイポーラプレート14は、水素を膜電極アセンブリ12のアノード電極12bに供給し、酸素を膜電極アセンブリ12のカソード電極12cに供給する。この時、スタック10は、膜電極アセンブリ12とその両側に位置するバイポーラプレート14とで構成された単位電池11a〜11nを複数個備える。また、単位電池11a〜11nを、電気発生部11と呼ぶ。
次に、図3及び図4を参照して、本実施形態にかかるバイポーラプレートの構成について、詳細に説明する。図3は、本実施形態にかかるバイポーラプレートの一部を示す断面図である。図4は、本実施形態にかかるバイポーラプレートと膜電極アセンブリとからなる単位電池の一部を示す断面図である。
図3及び図4に示すように、隣接する膜電極アセンブリ12の間に介在されたバイポーラプレート14において、プレート本体14aの一面(下面)には、水素含有燃料を供給する燃料供給流路Aが形成され、プレート本体14aの他面(上面)には、酸素を供給する酸素供給流路Bが形成される。
本実施形態によると、バイポーラプレート14の一面は、疎水性特性を有するように表面処理された疎水性表面24を有する。また、本実施形態によると、バイポーラプレート14の他面は、親水性特性を有するように表面処理された親水性表面22を有する。この時、疎水性表面24は、例えば、フェノール系またはエポキシ系化合物のような疎水性特性を有する物質を被覆させることにより、形成されてもよい。一方、バイポーラプレート14の他面は、親水性特性を有するように表面処理された親水性表面22を有する。この時、親水性表面22は、例えば、アクリル系化合物のような親水性特性を有する物質を被覆することにより、形成されてもよい。しかし、これらの表面処理は、被覆処理に限るものではない。
また、疎水性表面24は、プレート本体14aの一面に形成されている燃料供給流路Aの内部にも形成され、親水性表面22は、プレート本体14aの他面に形成されている酸素供給流路Bの内部にも形成せられる。
一般的に、疎水性特性は、液体、特に水との親和性がない特性を意味し、親水性特性は、液体、特に水との親和性がある特性を意味する。また、一般的に、液体が固体表面上で熱力学的な平衡状態であるとき、液体表面と固体表面との間には、図5に示すように、所定の角度、すなわち、接触角(θ:angle of contact)が形成される。このとき、本実施形態において、疎水性特性は、接触角θを約60°〜135°程度に維持できることを意味し、親水性特性は、接触角θを約60°未満程度に維持できることを意味する。ただし、図5は、親水性と疎水性の概念を示す概念図である(図5は、疎水性を概念的に表す)。また、図5において、液体表面を略楕円で表し、固体表面を水平方向の略線分で表した。ここで、固体表面とは、プレート本体14aの一面と、プレート本体14aの他面と、燃料供給流路Aの表面と、酸素供給流路Bの表面とのうちいずれか1つを表す。この固体表面を、図5においては、水平方向の略線分として表した。また、ここで、液体とは、水を意味し、液体表面とは、当該固体表面に水が付着し水滴を成したとき、水滴と固体表面との接点における水滴表面の接線(接面)のことを表す。そして、接触角θとは、この接線と、水滴と固体表面との間の接触面(固体表面)との、間の角度を意味する。なお、図5においては、当該接触角θを判りやすくするために、水滴表面の接線は、概略的に示している。
すなわち、アノード電極12bに対向するバイポーラプレート14の一面と、この一面に形成された燃料供給流路Aの内面とは、疎水性表面24を有するので、疎水性特性を有し、これらの面における接触角θは、約60°〜135°程度に維持される。また、カソード電極12cに対向するバイポーラプレート14の他面と、この他面に形成された酸素供給流路Bの内面とは、親水性表面22を有し、これらの面における接触角θは、60°未満に維持される。
結果として、下記に述べるように、水素含有燃料、特にメタノールは、疎水性表面24が形成された燃料供給流路Aでバイポーラプレート14の一面からアノード電極12b側に容易に移動できる。また、水は、親水性表面22が形成されている酸素供給流路Bでカソード電極12cからバイポーラプレート14の他面側に容易に移動できる。
図4に詳しく示すように、アノード電極12bとカソード電極12cとそれぞれの外部面には、水素含有燃料と酸素をそれぞれ供給するためのバイポーラプレート14が対向する状態で配置される。アノード電極12bに対向するプレート本体14aの一面には、水素含有燃料を流動させる燃料供給流路Aが、形成される。また、カソード電極12cに対向するプレート本体14aの他面には、空気中の酸素が流入する酸素供給流路Bが形成される。
プレート本体14aの一面に対向する状態で配置されたアノード電極12bには、一面に形成された燃料供給流路Aを介して水素含有燃料が供給される。また、アノード電極12bは、触媒層と気体拡散層(GDL;gas diffusion layer)とを有する。この触媒層は、供給された水素含有燃料を酸化反応によって水素イオンと電子とに変換させる。また、この気体拡散層は、水素含有燃料を触媒層に均一に分散するように作用しながら、二酸化炭素を外部に排出させる。同様に、プレート本体14aの他面に対向する状態で提供されるカソード電極12cには、他面に形成された酸素供給流路Bを介して酸素が供給される。また、カソード電極12cは、触媒層と気体拡散層とを有する。この触媒層は、酸素と水素イオンとを化学的に反応させる。また、この気体拡散層は、酸素を触媒層に均一に分散するように作用しながら、化学反応によって生成される水を外部に排出させる。
この時、プレート本体14aの一面には疎水性表面24が形成されているため、燃料供給流路Aに位置する水素含有燃料は、アノード電極12bの気体拡散層に容易に移動することができる。よって、アノード電極12bで副生成物として生成される二酸化炭素は、燃料供給流路Aを介して容易に排出されうる。また、プレート本体14aの他面には親水性表面22が形成されているため、カソード電極12cで副生成物として生成される水は、カソード電極12cからプレート本体14aの他面側に容易に移動することができ、容易に外部に排出される。
そして、電解質膜としての高分子膜12aは、アノード電極12bの触媒層で発生した水素イオンをカソード電極12cの触媒層に伝達するイオン交換の機能を有する。また、同時に、高分子膜12aは、伝導性高分子電解質膜であり、水素含有燃料の透過を防止する機能を有する。また、高分子膜12aは、約50〜200μm程度の厚さを有する。このような高分子膜12aとしては、例えば、ペルフルオロスルホネート樹脂(Nafion)で製造された過フッ化フッ素酸樹脂膜、多孔性ポリテトラフルオロエチレン薄膜支持体に過フッ化スルホン酸(perfluorinated sulfonic acid)などの樹脂溶液がコーティングされている膜、多孔性の非伝導性高分子支持体に陽イオン交換樹脂及び無機シリケートが被覆されている膜などが使用されてもよい。
また、スタック10は、電気発生部11の両端に提供されたエンドプレート18を有する。スタック10の一側に配置されたエンドプレート18には、これに限るものではないが、水素含有燃料を流入する燃料流入部と、スタック10内部の単位電池11a〜11nで生成されるDC電気を外部に給電するための出力端子とが配置されてもよい。スタック10の他側に提供されたエンドプレート18には、空気が流入する空気流入部と、二酸化炭素(CO)及び水(HO)をそれぞれ外部に排出するための排出部とが配置されてもよい。
一方、スタック10において、複数個の単位電池11a〜11nが積層されている部分は、説明の便宜上、電気発生部11という。この時、電気発生部11の最外郭に位置するバイポーラプレート14は、エンドプレート18に電気通電可能なように、対向配置される。そして、エンドプレート18に対向するバイポーラプレート14の対向面の反対側の面は、供給経路を有する。この供給流路は、対向する電極に応じて燃料供給流路または酸素供給流路として作用する。例えば、アノード電極12bに隣接する供給流路は、水素含有燃料を供給する燃料供給流路Aとして作用するのに対し、カソード電極12cに隣接する供給流路は、酸素を供給する酸素供給流路Bとして作用する。
上述のような構成要素からなるスタック10は、締結部材(図示せず)を有する。この締結部材は、電気発生部11に供給する水素含有燃料と空気との漏れを防止し、かつ電池としての構造を形成するために、電気発生部11を構成する単位電池を所定の圧力で加圧して一体に締結させる
締結部材は、例えば、エンドプレート18の縁部分に形成された多数の貫通孔(図示せず)にそれぞれ貫通する複数個の貫通棒(図示せず)と、貫通棒の両端部に形成されたねじ部にねじ締結されるナット(図示せず)とを含んでもよい。したがって、貫通棒が上記貫通孔を貫通した状態で上記貫通棒の端部に形成されたねじ部にナットをねじ締結することにより、電気発生部11は、エンドプレート18によって圧着された状態で維持される。
以下、本実施形態にかかる燃料電池システムの作動について説明する。
燃料供給部20から供給される水素含有燃料は、スタック10でバイポーラプレート14の燃料供給流路Aを介して電気発生部11、特に膜電極アセンブリ12のアノード電極12bに容易に供給される。酸素供給部30から供給される酸素は、スタック10でバイポーラプレート14の酸素供給流路Bを介して電気発生部11、特に膜電極アセンブリ12のカソード電極12cに供給される。
アノード電極12bにおける水素酸化反応によって水素イオンと二酸化炭素とが生成される。このとき、水素イオンは、電解質膜(高分子膜)12aを介してカソード電極12cに移動し、二酸化炭素は、バイポーラプレート14の燃料供給流路Aを介して外部に排出される。カソード電極12cにおける酸素還元反応によって生成される水は、カソード電極12cからバイポーラプレート14側に容易に移動した後、酸素供給流路Bを介して外部に排出される。また、アノード電極12bで生成された電子がカソード電極12cに移動することにより、電気が生成する。この時、個別的な単位電池11a〜11nで生成される電気は、電気通電可能に互いに連結されているバイポーラプレート14を経由してエンドプレート18に提供され、出力端子を介して外部負荷に給電される。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、バイポーラプレートの一面を疎水性処理し、すなわち、当該一面に、疎水性特性を有する物質(例えば、フェノール系またはエポキシ系化合物等)を塗布し、疎水性表面24を形成する。よって、燃料供給流路Aに位置する水素含有燃料は、アノード電極12b気体拡散層に容易に移動することができる。そして、アノード電極12bで副生成物として生成される二酸化炭素は、燃料供給流路Aを介して容易に排出されうる。また、本発明の実施形態によれば、バイポーラプレートの他面を親水性処理し、すなわち、当該他面に、親水性特性を有する物質(例えば、アクリル系化合物等)を塗布し、親水性表面22を形成する。よって、カソード電極12cで副生成物として生成される水は、カソード電極12cからプレート本体14aの他面側に容易に移動することができ、容易に外部に排出されうる。
したがって、本発明の実施形態によれば、単位電池における化学反応の結果生成される二酸化炭素と水とを容易に外部に排出することができるので、単位電池における発電効率を向上させることができる。よって、結果、燃料電池システムの発電効率を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、バイポーラプレート、これを備えた単位電池、燃料電池システムに適用可能である。
本発明の実施形態にかかるバイポーラプレートを含むスタックを有する燃料電池システムの構成を示す図面である。 同実施形態にかかるバイポーラプレートを含むスタックの構成を示す図面である。 同実施形態にかかるバイポーラプレートの一部を示す断面図である。 同実施形態にかかるバイポーラプレートと膜電極アセンブリとからなる単位電池の一部を示す断面図である。 親水性と疎水性の概念を示す概念図である。
符号の説明
10 スタック
11 電気発生部
11a〜11n 単位電池
12 膜電極アセンブリ
12a 高分子膜
12b アノード電極
12c カソード電極
14 バイポーラプレート
14a プレート本体
18 エンドプレート
20 燃料供給部
22 親水性表面
24 疎水性表面
30 酸素供給部
A 燃料供給流路
B 酸素供給流路

Claims (5)

  1. 流体連通可能な流路が両面に形成され、
    前記両面のうち、一面は疎水性処理され、他面は親水性処理され、
    前記両面のうち疎水性処理された一面において液体表面と固体表面との間に形成される接触角は、60゜〜135゜に維持され、
    前記両面のうち親水性処理された他面に形成された液体表面と固体表面との間に形成される接触角は、60゜未満に維持され、
    前記疎水性処理された一面には、水素含有燃料を供給するための燃料供給流路が形成され、
    前記親水性処理された他面には、酸素を供給するための酸素供給流路が形成され
    前記両面のうち前記一面には、疎水性特性を有する物質が塗布され、
    前記他面には、親水性特性を有する物質が塗布され、
    前記疎水性特性を有する物質は、フェノール系またはエポキシ系化合物であり、
    前記親水性特性を有する物質は、アクリル系化合物であることを特徴とする、バイポーラプレート。
  2. 高分子膜と、前記高分子膜の両側にそれぞれ配置されたアノード電極とカソード電極と、からなる膜電極アセンブリと;
    前記アノード電極に対向する一面は、疎水性処理され、前記カソード電極に対向する他面は、親水性処理されたバイポーラプレートと;
    を備え、
    前記バイポーラプレートは、
    前記両面のうち疎水性処理された一面において液体表面と固体表面との間に形成される接触角は、60゜〜135゜に維持され、
    前記両面のうち親水性処理された他面に形成された液体表面と固体表面との間に形成される接触角は、60゜未満に維持され、
    前記疎水性処理された一面には、水素含有燃料を供給するための燃料供給流路が形成され、
    前記親水性処理された他面には、酸素を供給するための酸素供給流路が形成され
    前記バイポーラプレートの前記一面には、疎水性特性を有する物質が塗布され、
    前記バイポーラプレートの前記他面には、親水性特性を有する物質が塗布され、
    前記疎水性特性を有する物質は、フェノール系またはエポキシ系化合物であり、
    前記親水性特性を有する物質は、アクリル系化合物であることを特徴とする、単位電池。
  3. 水素と酸素との化学反応によって電気を生成する電気発電部を有するスタックと;
    前記スタックに水素含有燃料を供給する燃料供給部と;
    前記スタックに酸素を供給する酸素供給部と;
    を含み、
    前記電気発電部は、流体連通可能な流路が形成された両面のうち一面を疎水性処理され、他面を親水性処理されたバイポーラプレートを含み、
    前記バイポーラプレートは、
    前記両面のうち疎水性処理された一面において液体表面と固体表面との間に形成される接触角は、60゜〜135゜に維持され、
    前記両面のうち親水性処理された他面に形成された液体表面と固体表面との間に形成される接触角は、60゜未満に維持され、
    前記疎水性処理された一面には、水素含有燃料を供給するための燃料供給流路が形成され、
    前記親水性処理された他面には、酸素を供給するための酸素供給流路が形成され
    前記一面には、疎水性特性を有する物質が塗布され、
    前記他面には、親水性特性を有する物質が塗布され、
    前記疎水性特性を有する物質は、フェノール系またはエポキシ系化合物であり、
    前記親水性特性を有する物質は、アクリル系化合物であることを特徴とする、燃料電池システム。
  4. 前記電気発電部は、高分子膜と、前記高分子膜の両側にそれぞれ配置されたアノード電極とカソード電極と、からなる膜電極アセンブリをさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記アノード電極は、前記バイポーラプレートの前記一面に対向し、
    前記カソード電極は、前記バイポーラプレートの前記他面に対向したことを特徴とする、請求項に記載の燃料電池システム。
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