JP4723268B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、基板を薬液によって処理するための基板処理装置に関する。処理の対象となる基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板などが含まれる。また、基板処理のために使用される薬液には、ポリマー除去液、エッチング液などがある。
半導体集積回路素子の高集積化および高速度化は、市場の要求である。この要求に応えるために、従来から用いられてきたアルミニウム配線に代えて、より低抵抗の銅配線が用いられるようになってきた。銅配線を、低誘電率絶縁膜(いわゆるLow−k膜。比誘電率が酸化シリコンよりも小さな材料からなる絶縁膜をいう。)と組み合わせて多層配線を形成すれば、極めて高速で動作する集積回路素子を実現できる。
異なる層の銅配線間の接続は、層間絶縁膜に形成されたヴィアに埋め込まれた銅プラグによって達成される。微細な配線パターンを形成するためには、高いアスペクト比のヴィアが要求されるから、ヴィアの形成には、反応性イオンエッチングに代表されるドライエッチング法が適用される。
しかし、ドライエッチング法では、処理対象の膜だけでなくレジストも腐食されていき、その一部は、変質してポリマー(レジスト残渣)として、基板表面に残留する。配線パターンが微細であるがゆえに、次工程までに、このポリマーを基板上から確実に除去しておかなければならない。
ポリマー除去処理のための基板処理装置は、ポリマー除去を貯留する薬液タンクと、処理対象の基板を保持して回転するスピンチャックと、薬液タンクからスピンチャックに保持された基板にポリマー除去液を供給するための薬液供給路と、基板に供給された後のポリマー除去液を再利用のために薬液タンクに帰還させるための薬液帰還路とを備えている。
特開2004−267965号公報
ところが、前記のような構成では、薬液タンクおよびスピンチャックにおいて、ポリマー除去液が空気に触れ、このポリマー除去液中に酸素が溶け込むという問題がある。ポリマー除去液中の溶存酸素は、基板上の金属膜(銅膜など)を酸化させて金属酸化物を生じさせるのであるが、この金属酸化物はポリマー除去液によってエッチングされる。その結果、基板上の配線膜等の金属膜の膜減りが生じ、この基板から作製されるデバイスの特性を劣化させるおそれがある。
この課題は、たとえばふっ酸のように、金属酸化物に対するエッチング作用を有する薬液を用いて基板を処理する基板処理装置(ウェットエッチング処理装置)にも共通する課題である。
また、金属酸化物に限らず、一般に、酸化物に対するエッチング作用を有する薬液を用いて基板を処理する場合に、同様の問題に直面する。
そこで、この発明の目的は、薬液による不所望なエッチングを低減して、薬液処理の品質を向上することができる基板処理装置を提供することである。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板(W)に薬液を供給して当該基板を処理する基板処理装置であって、薬液を貯留するための薬液タンク(25)と、処理対象の基板を保持する基板保持部(12)と、前記薬液タンクから前記基板保持部に保持されている基板へと薬液を導く薬液供給路(4,21)と、前記薬液供給路の途中部に分岐接続され、前記薬液タンクへと薬液を循環させる薬液循環路(22)と、前記薬液供給路を通る薬液の流通先を、前記薬液供給路における前記薬液循環路の分岐接続部分よりも前記基板保持部側と前記薬液循環路とに切り換えるバルブ(8)と、前記薬液供給路において前記バルブよりも前記基板保持部側に介装され、前記薬液中の溶存酸素量を低減する基板保持部側用脱気ユニット(10)と、前記薬液供給路において前記バルブよりも前記薬液タンク側に介装され、前記薬液中の溶存酸素量を低減する薬液タンク側用脱気ユニット(5)とを含むことを特徴とする基板処理装置である。
なお、括弧内の英数字は後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、薬液タンクから基板へと薬液を導く薬液供給路に介装された基板保持部側用脱気ユニットによって、薬液中の酸素が脱気されて、溶存酸素量が低減される。これにより、基板上において、薬液中の溶存酸素に起因する酸化反応が生じることを抑制または防止することができる。その結果、基板に供給される薬液が、酸化物に対するエッチング作用を有するものであったとしても、基板上において不所望なエッチングが生じることを抑制または防止することができ、薬液処理の品質を向上できる。
また、薬液供給路におけるバルブよりも基板保持部側に、基板保持部側用脱気ユニットが介装される。そのため、バルブの切り換えにより、薬液供給路におけるバルブよりも基板保持部側に供給される薬液は、基板に供給される直前に、基板保持部側用脱気ユニットによって脱気処理(すなわち、溶存酸素量を低減するための処理)を受ける。これにより、溶存酸素量が極めて低減された薬液を、基板上に供給することができる。
前記処理対象の基板は、表面に金属膜が形成された基板であってもよい。この場合に、基板上において前記金属膜の酸化物が生じることを抑制または防止できるので、金属酸化物に対するエッチング作用のある薬液を用いて基板を処理する場合においても、金属膜に不所望な膜減りが生じることを抑制または防止することができる。
前記基板保持部側用脱気ユニットは、前記薬液供給路において、基板上へと薬液を吐出する吐出口(15)に可能な限り近い位置に介装されることが好ましい。これによって、溶存酸素量が可能な限り低減された薬液を、基板上に供給することができる。
基板保持部側用脱気ユニットは、気体透過性および液体不透過性を有する中空子分離膜を介して、薬液からの酸素ガスの脱気を行うものであってもよい。
薬液タンク側用脱気ユニットは、気体透過性および液体不透過性を有する中空子分離膜を介して、薬液からの酸素ガスの脱気を行うものであってもよい。
請求項記載の発明は、前記薬液タンク内の空間を不活性ガス雰囲気とするために、前記薬液タンクに不活性ガスを供給する不活性ガス供給機構(35,37,38,39)をさらに含むことを特徴とする請求項記載の基板処理装置である。
この構成により、薬液タンク内の空間が不活性ガス雰囲気とされるので、薬液タンク内の薬液中に酸素が溶け込んでいくことを、抑制または防止することができる。これにより、基板に供給される薬液中の溶存酸素量をさらに低減することができる。
前記不活性ガスとしては、窒素ガスやアルゴンガスを用いることができる。また、窒素ガスおよび水素ガスの混合ガスを前記不活性ガスとして用いてもよい。これらの不活性ガスを用いることにより、薬液タンク内の空間を、脱酸素雰囲気とすることができる。
請求項に記載されているように、前記基板保持部は、1枚の基板を保持する枚葉処理用基板保持部(12)であってもよい。すなわち、前記基板処理装置は、基板を1枚ずつ処理する枚葉型の基板処理装置であってもよい。
前記枚葉処理用基板保持部は、基板を保持して回転させる基板保持回転機構を含んでいてもよい。基板保持回転機構の典型例は、基板を保持して回転するスピンチャックである。
請求項記載の発明は、前記枚葉処理用基板保持部に保持される基板の表面に対向する基板対向面(13a)を有し、少なくとも前記薬液供給路から前記枚葉処理用基板保持部に保持されている基板に薬液が供給される期間において、当該基板の表面に近接配置される基板対向部材(13)と、この基板対向部材と前記枚葉処理用基板保持部に保持されている基板との間に不活性ガスを供給する基板用不活性ガス供給機構(16,17)とをさらに含むことを特徴とする請求項記載の基板処理装置である。
この構成によれば、基板対向部材の基板対向面を基板の表面に近接させた状態で、基板に薬液が供給されるとともに、この基板と基板対向部材との間に不活性ガスが供給される。これにより、基板へと供給された薬液が周囲の酸素を取り込むことを抑制または防止することができるから、基板上における不所望な酸化反応をさらに抑制することができる。その結果、基板上において、薬液による不所望なエッチングが生じることを抑制でき、薬液処理の品質をさらに向上することができる。
前記基板対向部材は、基板表面の全域を覆う基板対向面を有することが好ましい。また、前記基板対向部材は、周囲からの処理液のはね返りが基板表面に至ることを抑制または防止するための遮断部材であってもよい。
前記不活性ガスとしては、窒素ガス、アルゴンガスなどの単体不活性ガスのほか、窒素ガスおよび水素ガスの混合ガスなどを適用することができる。
請求項記載の発明は、前記基板保持部に保持された基板に向けて前記薬液供給路から供給された後の薬液を前記薬液タンクへと帰還させる薬液帰還路(23,36)をさらに含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置である。
この構成では、基板処理のために用いられた薬液が、薬液帰還路を介して薬液タンクへと帰還させられて再利用される。これにより、薬液消費量を低減することができる。そして、基板保持部側用脱気ユニットによって溶存酸素量が低減される結果、基板表面における不所望な酸化反応を抑制でき、当該酸化反応に起因する酸化物のエッチングを防止できるので、このような酸化物が薬液中に溶け込むことによる薬液の汚染を低減することができる。したがって、薬液タンクへと帰還させられて繰り返し使用される薬液の寿命が長くなり、これにより、薬液消費量をさらに低減することが可能となる。
前記薬液帰還路は、薬液の自重によって薬液タンクへと薬液を導くものであってもよく、また、途中部に薬液回収タンク(45)およびこの薬液回収タンクから薬液タンクへと回収薬液を送り出すポンプ(47)とを介装したものであってもよい。薬液回収タンクが薬液帰還路に介装されるときには、この回収タンク内の空間に対して不活性ガスを供給する回収タンク用不活性ガス供給機構(50,51)がさらに備えられることが好ましい。これにより、回収タンク内において薬液中に酸素が溶け込むことを抑制でき、基板上に供給される薬液中の溶存酸素量をさらに低減することができる。
請求項記載の発明は、前記薬液帰還路に介装され、この薬液帰還路中を流通する薬液中の溶存酸素量を低減する薬液帰還路用脱気ユニット(70)をさらに含むことを特徴とする請求項記載の基板処理装置である。
この構成によれば、薬液タンクへと回収される薬液中の溶存酸素量が低減されるので、繰り返し使用される薬液の寿命を長くすることができるうえ、基板に供給される薬液中の溶存酸素量をさらに低減することができる。
請求項記載の発明は、前記薬液がポリマー除去液であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置である。
ポリマー除去液は、金属酸化膜に対するエッチング作用を有する。したがって、処理対象の基板の表面に金属膜が露出している場合に、ポリマー除去液中に多くの溶存酸素が存在していれば、金属膜の不所望なエッチングが生じる。この問題が、この発明によって解決されることになる。
ポリマー除去液としては、有機アルカリ液を含む液体、有機酸を含む液体、無機酸を含む液体、ふっ化アンモン系物質を含む液体のうちの少なくともいずれか1つが使用できる。そのうち、有機アルカリ液を含む液体としては、DMF(ジメチルホルムアミド)、DMSO(ジメチルスルホキシド)、ヒドロキシルアミン、コリンのうちの少なくともいずれか1つを含む液体が挙げられる。また、有機酸を含む液体としては、クエン酸、蓚酸、イミノジ酸、および琥珀酸のうちの少なくともいずれか1つを含む液体が挙げられる。また、無機酸を含む液体としては、ふっ酸および燐酸のうちの少なくともいずれか1つを含む液体が挙げられる。その他、ポリマー除去液としては、1−メチル−2ピロリドン、テトラヒドロチオフェン1.1−ジオキシド、イソプロパノールアミン、モノエタノールアミン、2−(2アミノエトキシ)エタノール、カテコール、N−メチルピロリドン、アロマティックジオール、パーフレン、フェノールを含む液体などのうちの少なくともいずれか1つを含む液体があり、より具体的には、1−メチル−2ピロリドンとテトラヒドロチオフェン1.1−ジオキシドとイソプロパノールアミンとの混合液、ジメチルスルホキシドとモノエターノルアミンとの混合液、2−(2アミノエトキシ)エタノールとヒドロキシアミンとカテコールとの混合液、2−(2アミノエトキシ)エタノールとN−メチルピロリドンとの混合液、モノエタノールアミンと水とアロマティックジオールとの混合液、パークレンとフェノールとの混合液などのうちの少なくともいずれか1つが挙げられる。その他、トリエタノールアミン、ペンタメチルジエチレントリアミンなどのアミン類、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルなどのうちの少なくともいずれか1つを含む液体が挙げられる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を説明するための図解図である。この基板処理装置は、ポリマー除去液を薬液として用いた薬液処理(ポリマー除去処理)を行うための装置であり、基板Wに薬液を供給して処理する処理モジュール1と、この処理モジュール1に対して薬液(ポリマー除去液)を供給する薬液供給モジュール2とを備えている。
処理モジュール1は、処理対象の基板が配置される処理チャンバ3と、この処理チャンバ3内に収容された基板Wに対して薬液を供給する薬液供給路4と、この薬液供給路4に、薬液供給モジュール2側から順に介装された第1脱気ユニット(薬液タンク側用脱気ユニット)5、流量計6、流量調整弁7、三方弁(バルブ)8および第2脱気ユニット(基板保持部側用脱気ユニット)10を備えている。処理チャンバ3内には、基板Wから飛び散る処理液を受け止めるための処理カップ11と、この処理カップ11内に配置され、基板Wをほぼ水平に保持して回転するスピンチャック12と、このスピンチャック12によって保持された基板Wの上方に配置された遮断板13とが収容されている。遮断板13は、遮断板昇降機構14によって昇降可能であり、スピンチャック12に保持された基板Wの表面のほぼ全域を覆うことができる基板対向面13aを有している。
薬液供給路4は、処理チャンバ3の内部に至り、その先端は、スピンチャック12に保持された基板Wに向けて薬液を吐出する薬液吐出部(薬液ノズル)15を形成している。この薬液吐出部15は、遮断板13の中空支持軸13bを挿通し、遮断板13の中央に形成された開口からスピンチャック12に保持された基板Wの上面の回転中心に臨む処理液配管によって構成されている。
中空支持軸13bの内壁面と薬液吐出部15の外壁面との間の空間は、不活性ガス通路となっており、ここには不活性ガス供給路16からの不活性ガスが供給されるようになっている。不活性ガス供給路16は、不活性ガス供給源に接続されているとともに、その途中部には、不活性ガスバルブ17が介装されている。この不活性ガスバルブ17を開くことにより、遮断板13の基板対向面13aとスピンチャック12に保持された基板Wの表面との間の空間に不活性ガスを供給することができる。不活性ガスとしては、たとえば窒素ガスを用いることができる。
第1脱気ユニット5には、薬液供給モジュール2からの薬液供給路21が接続されている。また、三方弁8は、薬液供給モジュール2へと薬液を循環させる薬液循環路22に分岐接続されている。さらに、処理カップ11には、薬液供給モジュール2へと使用済の薬液を帰還させて回収するための薬液回収路23(薬液帰還路)が接続されている。
薬液供給モジュール2は、薬液を貯留するための薬液タンク25と、この薬液タンク25から薬液を汲み出して薬液供給路21へと送り出す薬液ポンプ26とを備えている。薬液供給路21には、薬液中の異物を取り除くフィルタ27と、薬液を所望の温度に温度調整するための温度調整ユニット(たとえばヒータ)28とが介装されている。この温度調整ユニット28よりも下流側の薬液供給路21には、薬液タンク25へと戻る内部循環路29が分岐接続されており、この内部循環路29には、流量計30および流量調整弁31が介装されている。
薬液タンク25にはさらに、処理モジュール1の三方弁8から分岐した薬液循環路22が接続されており、新たな薬液を薬液タンク25に供給するための新液供給路35が接続されており、処理モジュール1から回収された使用後の薬液が導かれる薬液回収路36が接続されている。さらに、薬液タンク25には、その内部の空間に不活性ガス(窒素ガスなど)を供給するための不活性ガス供給路40が接続され、さらに、薬液タンク25の内部の雰囲気を排気するための排気路42が接続されている。不活性ガス供給路40は、不活性ガス供給源に接続されており、その途中部には、不活性ガスバルブ41が介装されている。
新液供給路35は、薬液供給源に接続されているとともに、その途中部には、新液供給バルブ37、流量計38および流量調整弁39が介装されている。
薬液回収路36は、薬液供給モジュール2の内部に備えられた薬液回収タンク45に接続されていて、その途中部には、薬液中の異物を取り除くフィルタ46、回収ポンプ47および回収弁48が介装されている。薬液回収タンク45には、処理モジュール1からの使用済の薬液が導かれる薬液回収路23が接続されている。さらに、この薬液回収タンク45には、不活性ガス供給源からの不活性ガス(窒素ガスなど)が不活性ガスバルブ51を介して不活性ガス供給路50から供給されるようになっているとともに、その内部空間の雰囲気が排気路52を介して排気されるようになっている。
薬液タンク25および薬液回収タンク45にそれぞれ接続された排気路42,52は、当該基板処理装置が配置される工場に備えられる排気ユーティリティなどの排気設備に接続される。
薬液ポンプ26は、当該基板処理装置の運転中常時駆動されている。この薬液ポンプ26によって薬液タンク25から汲み出された薬液は、フィルタ27により異物を取り除かれ、温度調整ユニット28によって温度調整された後、薬液供給路21から処理モジュール1へと送り出される。
処理モジュール1では、薬液供給路21から供給される薬液は、その液中の溶存酸素が第1脱気ユニット5により脱気された後に、薬液供給路4を介して三方弁8へと向かう。この三方弁8は、スピンチャック12に保持された基板Wに薬液を供給すべきときには薬液吐出部15へと薬液を供給し、それ以外のときには薬液循環路22へと薬液を送り出すように制御される。三方弁8が薬液吐出部15側に開いているとき、薬液供給路4を通る薬液は、薬液吐出部15から基板Wに向けて吐出される直前に、第2脱気ユニット10による脱気処理を受ける。すなわち、基板Wに供給される直前に、溶存酸素量を低減するための処理を受けることになる。
基板Wに供給された後の薬液は、処理カップ11によって受け止められ、薬液回収路23を経て薬液回収タンク45へと至る。この薬液回収タンク45には、不活性ガス供給路50からの不活性ガスが供給されているとともに、その内部の、薬液および不活性ガスを含む雰囲気が排気路52を介して排気されている。不活性ガス供給路50に介装された不活性ガスバルブ51は、この基板処理装置の運転中常時開放されており、したがって、薬液回収タンク45の内部は、終始不活性ガス雰囲気に保持される。したがって、薬液回収タンク45内において、回収された薬液中に酸素が溶け込んでいくことを抑制または防止することができるので、この薬液回収タンク45における薬液中の溶存酸素量の増加は実質的に生じない。
薬液回収タンク45に収容された回収薬液は、回収ポンプ47によって汲み出されて、薬液回収路36から薬液タンク25へと送り出されることになる。このとき、フィルタ46により回収薬液中の異物が取り除かれ、清浄な状態の薬液が、再利用のために薬液回収路36から薬液タンク25へと回収される。
薬液タンク25では、その内部空間に不活性ガス供給路40からの不活性ガスが供給されるとともに、内部空間の、薬液および不活性ガスを含む雰囲気が排気路42を介して排気される。不活性ガスバルブ41は、当該基板処理装置の運転中常時開成されており、したがって、薬液タンク25内は常時不活性ガス雰囲気に保持されることになる。そのため、この薬液タンク25内で、薬液中に酸素が溶け込むことを抑制または防止できるので、薬液中の溶存酸素量が当該薬液タンク25内で実質的に増加することはない。
薬液タンク25内の薬液が減少したときには、新液供給路35に介装された新液供給バルブ37が開かれ、新たな薬液が、流量調整弁39によって流量調整されながら供給されることになる。
処理モジュール1の三方弁8は、スピンチャック12に処理対象の基板Wが保持されていない場合や、この基板Wに薬液を供給すべきでない待機期間には、薬液供給路4からの薬液を薬液循環路22に導く状態に制御される。このとき、薬液は、薬液タンク25から薬液供給路21,4を経て三方弁8に至り、薬液循環路22を経て薬液タンク25へと帰還する循環経路内で循環する。これにより、薬液は、温度調整ユニット28によって温度調整された状態に保持されることになる。また、この薬液循環期間中には、第1脱気ユニット5により、薬液中の溶存酸素量が低減されるとともに、薬液タンク25の内部空間が不活性ガス雰囲気に保持されるので、薬液中の溶存酸素量が低い状態に保持されることになる。
内部循環路29には、余剰分の薬液が流れ込み、この余剰分の薬液は、薬液タンク25に帰還される。
処理チャンバ3では、スピンチャック12に保持された基板Wの表面に薬液を供給して薬液処理を行うとき、遮断板13は、遮断板昇降機構14によって、基板対向面13aを基板Wの表面に近接させた処理位置まで下降させられる。この状態で、不活性ガスバルブ17が開かれ、基板対向面13aと基板Wの表面との間の制限された空間に不活性ガスが供給される。これによって、不活性ガス雰囲気中で薬液による基板処理が行われることになるから、基板W上の薬液に酸素が溶け込んでいくことを抑制または防止することができる。こうして、処理チャンバ3内の処理中に薬液への酸素の混入が生じることを抑制または防止することができる。
薬液供給路4の先端の薬液吐出部15は、遮断板13の下面中央部に吐出口を有しているので、遮断板13の基板対向面13aが基板Wの近傍にしている状態においても、基板Wの回転中心に向けて薬液を供給することができる。
図2は、第1および第2脱気ユニット5,10の共通の構成例を示す模式図である。脱気ユニット5,10は、筒状の本体部58と、この本体部58の第1端部61aに備えられ、薬液を取り入れるための取入口57と、本体部58の側面に備えられ、脱気処理がされた薬液を送出する送出口64と、本体部58の第1および第2端部61a,61bに備えられ、それぞれ独立に気体を供給または排気可能な第1気体出入部62(62a,62b)および第2気体出入部63(63a,63b)とを備えている。第1気体出入部62および第2気体出入部63は、真空ポンプ55に接続されている。
本体部58の軸線に沿って、取入口57と接続された給液管60が設けられている。この給液管60は、周囲に向けて放射状に薬液を吐出する複数の吐出口を有している。この給液管60の周囲には、複数枚の筒状の中空子分離膜59が、給液管60に沿って同軸状に配置されている。複数の中空子分離膜59には、詳細な図示は省略するが、その端部が第1気体出入部62と接続されている第1中空子分離膜59aと、第2気体出入部63と接続されている第2中空子分離膜59bとが含まれている。
前述のように、第1気体出入部62および第2気体出入部63のいずれもが真空ポンプ55に接続されているので、薬液が給液管60から供給され、本体部58の内部が薬液で満たされると、第1中空子分離膜59aおよび第2中空子分離膜59bにおいて、内外の圧力差により、酸素分子が、薬液中から第1中空子分離膜59aおよび第2中空子分離膜59b内へと透過して、薬液中から排出されていく。そして、溶存酸素濃度が減少させられた薬液が、送出口64から送出されることになる。
図3は、薬液中の溶存酸素量と銅のエッチング量とを測定した結果を示す図である。この測定は、薬液としてポリマー除去液を用い、2つのサンプルA,Bに対して、溶存酸素量が5mg/lのポリマー除去液と、溶存酸素量が8mg/lのポリマー除去液とを用い、銅のエッチング量(膜減り)を測定した結果を示す。この図3に示す測定結果から、サンプルA,Bのいずれにおいても、薬液中の溶存酸素量の低減により、銅のエッチング量が明らかに減少することが理解される。
以上のように、この実施形態によれば、薬液供給路4に第1および第2脱気ユニット5,10を介装し、薬液中の溶存酸素量を低減させた後に当該薬液を基板Wに供給するようにしている。これによって、基板W上において、薬液中の溶存酸素に起因する酸化反応が生じることを抑制または防止できるので、薬液による酸化物のエッチングに起因する膜減り等の不具合を抑制または解消して、薬液処理の品質を格段に向上することができる。それとともに、薬液回収路23を介して回収される薬液中における酸化物濃度を抑えることができるので、薬液の寿命を長くすることができ、これによって、薬液使用量を減少することができる。
さらに、上記の実施形態では、薬液タンク25および薬液回収タンク45内の空間を不活性ガス雰囲気としており、さらには、処理中の基板Wの雰囲気も不活性ガス雰囲気とされることから、いずれの箇所においても、酸素濃度の高い大気に薬液が晒されることがなく、これにより、薬液中への酸素の混入がより一層確実に低減されるようになっている。これによっても、薬液処理の品質を向上することができるとともに、薬液の寿命を長くすることができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は他の形態で実施することもできる。たとえば、上記の実施形態では、薬液供給路4において三方弁8の上流側および下流側にそれぞれ脱気ユニット5,10を介装しているが、1つの脱気ユニットを薬液供給路4に介装するとすれば、薬液吐出部15により近い第2脱気ユニット10を残すことが好ましい。すなわち、三方弁8と薬液吐出部15との間において、吐出直前の薬液に対して脱気処理を行うことにより、確実に溶存酸素の少ない薬液を基板Wに供給することができる。
また、図1において二点鎖線で示すように、薬液回収路23の途中部に脱気ユニット70を追加してもよい。
また、処理モジュール1から薬液回収路23を介して回収される薬液を、その自重によって薬液タンク25まで導くことができる場合には、薬液回収タンク45および回収ポンプ47は省かれてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を説明するための図解図である。 脱気ユニットの構成例を示す模式図である。 薬液中の溶存酸素量と銅のエッチング量とを測定した結果を示す図である。
符号の説明
1 処理モジュール
2 薬液供給モジュール
3 処理チャンバ
4 薬液供給路
5 第1脱気ユニット
6 流量計
7 流量調整弁
8 三方弁
10 第2脱気ユニット
11 処理カップ
12 スピンチャック
13 遮断板
13a 基板対向面
13b 中空支持軸
14 遮断板昇降機構
15 薬液吐出部
16 不活性ガス供給路
17 不活性ガスバルブ
21 薬液供給路
22 薬液循環路
23 薬液回収路
25 薬液タンク
26 薬液ポンプ
27 フィルタ
28 温度調整ユニット
29 内部循環路
30 流量計
31 流量調整弁
35 新液供給路
36 薬液回収路
37 新液供給バルブ
38 流量計
39 流量調整弁
40 不活性ガス供給路
41 不活性ガスバルブ
42 排気路
45 薬液回収タンク
46 フィルタ
47 回収ポンプ
48 回収弁
50 不活性ガス供給路
51 不活性ガスバルブ
52 排気路
55 真空ポンプ
57 取入口
58 本体部
59 中空子分離膜
59a 第1中空子分離膜
59b 第2中空子分離膜
60 給液管
61a 第1端部
61b 第2端部
62 第1気体出入部
63 第2気体出入部
64 送出口
70 脱気ユニット
W 基板

Claims (7)

  1. 基板に薬液を供給して当該基板を処理する基板処理装置であって、
    薬液を貯留するための薬液タンクと、
    処理対象の基板を保持する基板保持部と、
    前記薬液タンクから前記基板保持部に保持されている基板へと薬液を導く薬液供給路と、
    前記薬液供給路の途中部に分岐接続され、前記薬液タンクへと薬液を循環させる薬液循環路と、
    前記薬液供給路を通る薬液の流通先を、前記薬液供給路における前記薬液循環路の分岐接続部分よりも前記基板保持部側と前記薬液循環路とに切り換えるバルブと、
    前記薬液供給路において前記バルブよりも前記基板保持部側に介装され、前記薬液中の溶存酸素量を低減する基板保持部側用脱気ユニットと、
    前記薬液供給路において前記バルブよりも前記薬液タンク側に介装され、前記薬液中の溶存酸素量を低減する薬液タンク側用脱気ユニットとを含むことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記薬液タンク内の空間を不活性ガス雰囲気とするために、前記薬液タンクに不活性ガスを供給する不活性ガス供給機構をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記基板保持部は、1枚の基板を保持する枚葉処理用基板保持部であることを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 前記枚葉処理用基板保持部に保持される基板の表面に対向する基板対向面を有し、少なくとも前記薬液供給路から前記枚葉処理用基板保持部に保持されている基板に薬液が供給される期間において、当該基板の表面に近接配置される基板対向部材と、
    この基板対向部材と前記枚葉処理用基板保持部に保持されている基板との間に不活性ガスを供給する基板用不活性ガス供給機構とをさらに含むことを特徴とする請求項3記載の基板処理装置。
  5. 前記基板保持部に保持された基板に向けて前記薬液供給路から供給された後の薬液を前記薬液タンクへと帰還させる薬液帰還路をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 前記薬液帰還路に介装され、この薬液帰還路中を流通する薬液中の溶存酸素量を低減する薬液帰還路用脱気ユニットをさらに含むことを特徴とする請求項5記載の基板処理装置。
  7. 前記薬液がポリマー除去液であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の基板処理装置。
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