JP4721730B2 - 粘着剤組成物及び粘着部材 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明の粘着剤組成物は、下記の一般式(A)で表されるアクリル系単量体60〜98重量%と、一般式(B)で表されるカーボネート基含有単量体40〜2重量%とを用いてなるアクリル系共重合体を有効成分とすることを特徴とする。
一般式(A):CH2=C(R1)COOR2(式中、R1は水素又はメチル基、R2は炭素数が1〜18の直鎖もしくは分岐のアルキル基である)
ここで、この粘着剤層は20℃の酢酸エチルに対する可溶解分率が50%未満であることができる。
《測定方法及び評価方法》
(1)可溶解分率
粘着剤層からサンプルを約1g採取し、これを秤量してその重量(W1)を求めた。次いで、このサンプルを23℃の酢酸エチル100g中に168時間浸漬し、可溶解分を抽出した。不溶解分(残渣)を200メッシュのポリアミド製濾過布にて濾別し、乾燥させ、秤量して重量(W2)を求めた。可溶解分率を下記式にて算出した。
可溶解分率(%)={(W1−W2)×100}/W1
粘着部材を幅20mmに切断し、被着板として厚さ2mmのアクリル板に1kgのゴムローラーを一往復させて圧着した後、23℃で20分間保存してその剥離力を測定し、初期接着力を求めた。ただし、接着力は、23℃条件下、剥離速度50mm/分で、180度ピールを行って剥離力を測定したものであり、5点の測定値の平均値である。
粘着部材を幅20mmに切断し、被着板として厚さ2mmのステンレス板(SUS 304 BA)に1kgのゴムローラーを一往復させて圧着した後、23℃で20分間保存してその剥離力を測定し、初期接着力を求めた。次いで、50℃で5日間保存した後23℃条件下で雰囲気温度まで冷却して保存後の接着力を求め、また、初期接着力に対する保存後の接着力の割合も求めた。ただし、各接着力は、23℃条件下、剥離速度50mm/分で、180度ピールを行って剥離力を測定したものであり、5点の測定値の平均値である。
接着力−Iの測定において初期接着力を求めた後、その被着板に貼着している粘着部材を、50℃で5日間保存した。その後、23℃条件下で雰囲気温度まで冷却して保存したものを、23℃の蒸留水中に4日間浸漬してから取り出し、濡れた状態でその剥離に要する力を測定した。ただし、接着力は、23℃条件下、剥離速度50mm/分で、180度ピールを行ったものであり、5点の測定値の平均値である。
温度計、還流冷却管、窒素導入口及び攪拌機を備えた容器に、酢酸エチル150部を入れ、それにアクリル酸ブチル78部、ビニレンカーボネート20部、アクリル酸2部、及び、アゾビスイソブチロニロリル0.5部を加えた。系中を窒素置換し、攪拌しつつ、60℃で8時間、次いで80℃で2時間重合させてアクリル系共重合体溶液を得た(重合率99%)。
得られた評価用粘着部材A1について、上記測定方法および評価方法に基づいて、可溶解分率及び接着力−Iの測定と、耐水性の評価を行った。その結果を表1に示す。
実施例1において、アクリル酸ブチルの使用量を88部、ビニレンカーボネートの使用量を10部、アクリル酸の使用量を2部とした以外は実施例1と同様にしてアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製し、次いで、このアクリル系共重合体溶液を用いて実施例1と同様にして厚さ50μmの粘着剤層を有する粘着部材と評価用の粘着部材A2を得た。
得られた評価用粘着部材A2について、実施例1と同様の測定および評価を行った。その結果を表1に示す。
実施例1において、アクリル酸ブチルの使用量を93部、ビニレンカーボネートの使用量を5部、アクリル酸の使用量を2部とした以外は実施例1と同様にしてアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製し、次いで、このアクリル系共重合体溶液を用いて実施例1と同様にして厚さ50μmの粘着剤層を有する粘着部材と評価用の粘着部材A3を得た。
得られた評価用粘着部材A3について、実施例1と同様の測定および評価を行った。その結果を表1に示す。
実施例1において、アクリル酸ブチル78部の替わりにアクリル酸2−エチルヘキシルを78部用いた以外は実施例1と同様にしてアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製した。
次に、得られたアクリル系共重合溶液に、アクリル系共重合体100部当たり3部の日本ポリウレタン工業株式会社製の「コロネートL」(トリメチロールプロパン1モルにトリレンジイソシアネート3モル付加物)を加えて粘着剤溶液を調製した。この粘着剤溶液を厚さ25μmのポリエステルフィルム上に塗布し80℃で20分間乾燥させて、厚さ50μmの粘着剤層を有する粘着部材を形成し、この粘着部材を評価用粘着部材A4とした。
得られた評価用粘着部材A4については実施例1と同様の測定および評価を行い、その結果を表1に示した。
実施例1において、ビニレンカーボネート20部の替わりにN−ビニルピロリドンを20部用いた以外は実施例1と同様にしてアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製した。次いで、このアクリル系共重合体溶液を用いて実施例1と同様にして厚さ50μmの粘着剤層を有する粘着部材と評価用の粘着部材C1を得た。
得られた評価用粘着部材C1について、実施例1と同様の測定および評価を行った。その結果を表1に示す。
実施例1において、ビニレンカーボネートを用いずに、アクリル酸ブチルの使用量を78部、アクリル酸の使用量を22部とした以外は実施例1と同様にしてアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製した。次いで、このアクリル系共重合体溶液を用いて実施例1と同様にして厚さ50μmの粘着剤層を有する粘着部材と評価用の粘着部材C2を得た。
得られた評価用粘着部材C2について、実施例1と同様の測定および評価を行った。その結果を表1に示す。
実施例1において、ビニレンカーボネートを用いずに、アクリル酸ブチルの使用量を98部、アクリル酸の使用量を2部とした以外は実施例1と同様にしてアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製した。次いで、このアクリル系共重合体溶液を用いて実施例1と同様にして厚さ50μmの粘着剤層を有する粘着部材と評価用の粘着部材C3を得た。
得られた評価用粘着部材C3について、実施例1と同様の測定および評価を行った。その結果を表1に示す。
実施例1と同様にしてアクリル系共重合体溶液を得た。次に、得られたアクリル系共重合体溶液に、アクリル系共重合体100部当たり0.5部の三菱瓦斯化学株式会社製の「テトラッドC」(4官能性エポキシ系架橋剤)を加えて粘着剤溶液を調製した。この粘着剤溶液を厚さ25μmのポリエステルフィルム上に塗布し、80℃で20分間乾燥させて厚さ5μmの粘着剤層を有する粘着部材を形成した。この粘着部材を更に40℃で7日間硬化させて、評価用粘着部材B1を作成した。
得られた評価用粘着部材B1について、上記測定方法および評価方法に基づいて、可溶解分率及び接着力−IIの測定及び評価を行った。その結果を表2に示す。
アクリル酸ブチルの使用量を88部、ビニレンカーボネートの使用量を10部、アクリル酸の使用量を2部とした以外は実施例1と同様にして、実施例2と同様のアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製した。次いで、このアクリル系共重合体溶液を用いて実施例5と同様にして厚さ5μmの粘着剤層を有する粘着部材と評価用の粘着部材B2を得た。
得られた評価用粘着部材B2について、実施例5と同様の測定および評価を行った。その結果を表2に示す。
アクリル酸ブチルの使用量を93部、ビニレンカーボネートの使用量を5部、アクリル酸の使用量を2部とした以外は実施例1と同様にして、実施例3と同様のアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製した。次いで、このアクリル系共重合体溶液を用いて実施例5と同様にして厚さ5μmの粘着剤層を有する粘着部材と評価用の粘着部材B3を得た。
得られた評価用粘着部材B3について、実施例5と同様の測定および評価を行った。その結果を表2に示す。
実施例1において、アクリル酸ブチル78部の替わりにアクリル酸2−エチルヘキシルを78部用いた以外は実施例1と同様にしてアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製した。
次に、得られたアクリル系共重合溶液に、アクリル系共重合体100部当たり10部の日本ポリウレタン工業株式会社製の「コロネートL」(トリメチロールプロパン1モルにトリレンジイソシアネート3モル付加物)を加えて粘着剤溶液を調製した。この粘着剤溶液を用いて、実施例5と同様にして厚さ5μmの粘着剤層を有する粘着部材を形成し、この粘着部材を評価用粘着部材B4とした。
得られた評価用粘着部材B4について、実施例5と同様の測定及び評価を行った。その結果を表2に示す。
ビニレンカーボネート20部の替わりにN−ビニルピロリドンを20部用いた以外は実施例1と同様にして、比較例1と同様のアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製した。次いで、このアクリル系共重合体溶液を用いて実施例5と同様にして厚さ5μmの粘着剤層を有する粘着部材と評価用の粘着部材D1を得た。
得られた評価用粘着部材D1について、実施例5と同様の測定および評価を行った。その結果を表2に示す。
ビニレンカーボネートを用いずに、アクリル酸ブチルの使用量を78部、アクリル酸の使用量を22部とした以外は実施例1と同様にして、比較例2と同様のアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製した。次いで、このアクリル系共重合体溶液を用いて実施例5と同様にして厚さ5μmの粘着剤層を有する粘着部材と評価用の粘着部材D2を得た。
得られた評価用粘着部材D2について、実施例5と同様の測定および評価を行った。その結果を表2に示す。
ビニレンカーボネートを用いずに、アクリル酸ブチルの使用量を98部、アクリル酸の使用量を2部とした以外は実施例1と同様にして、比較例3と同様のアクリル系共重合体溶液(重合率99%)を作製した。次いで、このアクリル系共重合体溶液を用いて実施例5と同様にして厚さ5μmの粘着剤層を有する粘着部材と評価用の粘着部材D3を得た。
得られた評価用粘着部材D3について、実施例5と同様の測定および評価を行った。その結果を表2に示す。
Claims (7)
- 前記アクリル系共重合体が、前記アクリル系単量体と前記カーボネート基含有単量体と共重合しうる他種の単量体をさらに用いてなることを特徴とする請求項1記載の粘着剤組成物。
- 前記共重合しうる他種の単量体の使用量が、アクリル系共重合体を形成する各共重合成分の合計重量中30重量%以下であることを特徴とする請求項2記載の粘着剤組成物。
- 前記アクリル系単量体とカーボネート基含有単量体と共重合しうる他種の単量体が、カルボキシル基含有単量体、水酸基含有単量体、酸無水物系単量体、スルホン酸基含有単量体、リン酸基含有単量体、アミド系単量体、アミノ基含有単量体、酢酸ビニルもしくはスチレン又はこれらの誘導体、ビニル系単量体、及び、前記一般式(A)で表されるアクリル系単量体以外のアクリル酸エステル系単量体からなる群から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項2又は3記載の粘着剤組成物。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の粘着剤組成物を用いてなる粘着剤層。
- 20℃の酢酸エチルに対する可溶解分率が50%未満であることを特徴とする請求項5記載の粘着剤層。
- 請求項5又は6に記載の粘着剤層を、支持基材上の少なくとも一方の面に有することを特徴とする粘着部材。
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