JP4721686B2 - 壁紙糊付機用クロス側板 - Google Patents

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本発明は、壁紙糊付機で糊付されるシート状壁装材を繰り出す原反ロールを両側端を押さえるクロス側板の工夫に関するものである。
現在、建築物の内装施工における壁装材の室内壁面への貼付は、現場で専用の壁紙糊付機を用いてシート状の壁装材に連続的に糊を塗布しながら行うのが一般的となっている。このような壁紙糊付機の一般的な構成は、内部に複数のローラが配置された上部構体及び下部構体から構成される糊付機本体を支持脚部上に載置し、上下構体の間に挟み込んだシート状壁装材(以下、クロスと記す)をローラで搬送しながら、下部構体の糊桶から糊をローラで糊上げ、壁装材裏面に転写塗布していくものである。
従来から壁紙糊付機には手動式と自動式とがある。即ち、下部構体上に原反ロールから繰り出したクロスを先端部が本体前方に垂れる状態で載置して上部構体を閉じて下部構体と上部構体の所定ローラ間にクロスを挟み込んだ状態にしておく。
手動式装置ではクロス先端を持って前方へ引っ張ることにより、クロスを上下で挟んでいるローラの一部を追従回転させると共に他のローラをギアを介して連動回転させてクロスを糊付機本体の後方から前方へ搬送させながら、途中で糊桶内の糊をその回転によって引き上げている糊付ローラの頂点上で、この糊付ローラから糊が裏面に転写され、糊塗布済み状態で前方から送り出されてくる。また、自動式装置では、所定のローラの軸を電動モータ等の駆動源に連結して回転させることによって、他のローラもギアを介して連動回転するものである。
このような壁紙糊付機の具体的な挙動を、自動壁紙糊付機を例に説明する。図6は従来の自動壁紙糊付機の構成を示す説明図である。図に示す通り、糊付機本体101を構成する上部構体102及び下部構体103内には、複数のローラが配列されており、下部構体103内には、糊を収容している糊桶104が備えられている。
上部構体102内には、クロスを糊付機本体内に後部側から取り込むためのピンチローラを構成する上ピンチローラ110と、クロスに糊付機本体の前部方向への送り出し張力を付与するためのドライブローラ112と、これら上ピンチローラ110とドライブローラ112との間でクロスを上から押さえて追従回転する押さえローラ111とが、互いに所定間隔で平行に配列されるように、それぞれ上部構体102の側板に軸支されている。
また、下部構体103内には、前記上ピンチローラ110と対になってピンチローラを構成する下ピンチローラ(図示せず)と、糊上げローラ(図示せず)から転写された糊をクロス裏面に塗布する糊付けローラ115と、糊付けローラ115に接して糊量を調節するドクターローラ(図示せず)と、前記ドライブローラ112と共にクロスに適度な張力を与えて前部方向へ送り出す均しローラ116とが、互いに所定間隔を持って平行に配列されるように、下部構体103の側板に軸支されている。また糊上げローラは、糊桶104の内部両側面に軸支されている。
通常、これら複数のローラの内、下部構体103内に配列されたものは全てギアを介して連動するものである。一方、上部構体102内に配列されたものは、ドライブローラ112がギアを介して下部構体103のギア系と連動するものであり、上ピンチローラ110および押さえローラ111は、他のローラの回転駆動によって後方から前方へ搬送されていくクロスに当接して表面摩擦によって回転するものである。
このような構成の壁紙糊付機を用いた糊付け作業においては、まず、下部構体103に対して上部構体102を開いた状態とし、糊付機本体101の後方に横架されているクロス芯棒121で原反ロールRを軸支し、原反ロールRからクロスの先端を引き出し、2つのテンションバーを経て糊付機本体後部に取付けられたスリッタ120を通してから、その先端が本体全面側に垂れるようにクロスを下ピンチローラ,糊付けローラ115,均しローラ116の上に載せ、上部構体102を閉じ、クロスの挟み込み状態を得る。
このようにクロスがセットされた状態において、自動壁紙糊付機の場合はコントローラM内の駆動制御装置からの寸動指令によって、寸動量だけ駆動が開始される。この初期駆動によってギアでそれぞれ連結された各ローラが所定の周速比で回転を始めると、糊上げローラが糊桶内の糊を載せ上げつつ、糊付けローラ115へ糊を転写する。糊付けローラ115の表面へ転写された糊は、ドクターローラで所定量に調整されたのち、押さえローラ111を経て糊付けローラ115の頭頂部に送られてくるクロスの裏面に転写塗布される。
糊付けされたクロスは、その後ドライブローラ112と均しローラ116とによって張力を与えられた状態で牽引され、均しローラ116による糊面の均しが行われつつ本体前面に送り出されてくる。寸動量分のクロス裏面への糊付けが行われたら、装置の駆動が一旦止まり、先端の糊付けされていない不要なクロス部分をカッタで切断して糊付準備を終了する。
この糊付準備終了後、実際に必要なクロス長等の条件設定を駆動制御装置へ入力し、駆動制御装置からの作動命令によってモータによる装置の回転駆動が開始されると、裏面全面に糊付けされたクロスが本体前面から送り出され、所望の長さとなるとモータ駆動が停止し、カッタで切断する。この所望長さの糊付け済みクロスが所望枚数得られたら、駆動制御装置からの停止命令によってモータ駆動を停止し、次のクロスの所望長さが入力され、作動命令が生じると再び装置駆動を始める。通常、作業現場ではこの操作が繰り返し行われる。
このような構成の壁紙糊付機に対して、本出願人は、壁紙糊付機の改良を多数提案している。例えば、クロスに一定の張力を与えて、クロスのシワや撓みの発生を防止し、クロスの蛇行を防止することができる壁紙糊付機を提案している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−340795号公報
しかしながら、クロスを繰り出す原反ロールでは、ロールの芯が潰れたものを装着した場合には、そのまま糊付すると、原反が回転するたびに一時的にテンションが抜け、またテンションが張るという動作を最後まで続けてしまう。このような動きをすると、裁断している箇所にも影響が及び、まっすぐに切断されないという症状が出る。
原反ロールの芯の大きさ等は、各社メーカーや壁紙の種類によってもまちまちで、中には芯自体がないものあり、糊付機としてはどのような芯の太さにも対応しなければならず、尚且つ、側板にて壁紙両端を押さえないと、壁紙が蛇行しやすくなる。
そこで、クロス側板を改良して、芯が潰れたクロスでも中心にセットでき、原反ロールの中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることのできる壁紙糊付機用クロス側板を得ることを目的とする。更に、芯が潰れた原反ロールだけではなく、クロスが斜めに巻かれたり、蛇行して巻かれたりしている原反ロールであっても、原反ロールの中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることのできる壁紙糊付機用クロス側板を得ることを目的とする。
請求項1に記載された発明に係る壁紙糊付機用クロス側板は、糊付機本体後部の引き込み口のピンチローラから内部に引き込まれ、前記本体内部に設けられた糊付ローラにより壁装材の裏面に糊が塗布されて本体前部へ送り出されるシート状壁装材を繰り出す原反ロールの両側端を各々押さえる一対のクロス側板であって、
糊付機本体後部に横架されるクロス芯棒に芯が通された原反ロールの両側端の一方を押さえる側板本体と、
前記クロス芯棒に通された原反ロールの芯側に突設され、尚且つ、クロス芯棒の軸心回りに対称な傾斜を有するテーパー部材と、
前記側板本体とテーパー部材との何れかをクロス芯棒の予め定められた位置に固定する固定手段とを備え
前記テーパー部材又は側板本体を原反ロール方向に押出す押出し手段を更に備え、
前記押出し手段が、前記固定手段で固定されたテーパー部材に対して側板本体を原反ロール方向に押出す側板本体押出し手段であることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明に係る壁紙糊付機用クロス側板は、請求項1に記載のテーパー部材がクロス芯棒の軸を中心として十字に配された部材からなることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明に係る壁紙糊付機用クロス側板は、請求項1又は2に記載の側板本体押出し手段が、バネの弾性によって側板本体を原反ロール方向に押出すことを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明に係る壁紙糊付機用クロス側板は、請求項1又は2に記載の押出し手段が、前記固定手段で固定された側板本体に対してテーパー部材を原反ロール方向に押出すテーパー部材押出し手段であるたことを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明に係る壁紙糊付機用クロス側板は、請求項4に記載のテーパー部材押出し手段が、ネジ機構によってテーパー部材を原反ロール方向に押出すことを特徴とするものである。
本発明は以上説明した通り、芯が潰れたクロスでも中心にセットでき、原反ロールの中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることができる。また、芯が潰れた原反ロールだけではなく、クロスが斜めに巻かれたり、蛇行して巻かれたりしている原反ロールであっても、原反ロールの中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることができるという効果がある。
本発明においては、糊付機本体後部に横架されるクロス芯棒に芯が通された原反ロールの両側端の一方を押さえる側板本体と、クロス芯棒に通された原反ロールの芯側に突設され尚且つクロス芯棒の軸心回りに対称な傾斜を有するテーパー部材と、側板本体とテーパー部材との何れかをクロス芯棒の予め定められた位置に固定する固定手段とを備えたクロス側板であるため、芯が潰れたクロスでも中心にセットでき、原反ロールの中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることができる。
本発明でのクロス側板としては、前述の通り、側板本体と、テーパー部材と、固定手段とを備えればよい。具体的には、側板本体が原反ロールの両側端の一方を押さえ、テーパー部材が原反ロールの芯を押し広げて原反ロールの中心とクロス芯棒の中心とを合致させ、固定手段が状態を維持させる。
本発明のテーパー部材としては、クロス芯棒に通された原反ロールの芯側に突設され尚且つクロス芯棒の軸心回りに対称な傾斜を有するものであればよい。即ち、クロス芯棒の軸心回りに対称な傾斜によるテーパー面が原反ロールの芯に挿入されることにより、潰れた原反ロールの芯であっても、テーパー部材のテーパー面で潰れた芯が押し広げられて原反ロールの中心とクロス芯棒の中心とを合致させることができる。従って、テーパー部材は円錐状、紡錘状、それらの一部を切欠いたもの等種々の形状を取ることができる。具体的な態様としては、クロス芯棒の軸を中心として十字に配された部材からなるもの等が挙げられる。
本発明の固定手段としては、側板本体とテーパー部材との何れかをクロス芯棒の予め定められた位置に固定するものであればよい。従って、従来のクロス側板を固定するための蝶ネジの利用の他にも、チャックのように芯棒を対向する2つ以上の部材で挟み込んで固定するもの、自在かぎのように芯棒を遊貫する部材を芯棒に対して斜めにすることにより固定するものなど種々のものが採用される。
本発明のクロス側板では、テーパー部材又は側板本体を原反ロール方向に押出す押出し手段を更に備える。これにより、芯が潰れた原反ロールだけではなく、クロスが斜めに巻かれたり、蛇行して巻かれたりしている原反ロールであっても、原反ロールの中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることができる。
具体的な一態様としては、押出し手段として、固定手段で固定されたテーパー部材に対して側板本体を原反ロール方向に押出す側板本体押出し手段を備える。より具体的には、バネの弾性によって側板本体を原反ロール方向に押出す。即ち、側板本体を原反ロール方向に押出すために、クロスが斜めに巻かれたり、蛇行して巻かれたりしている原反ロールであっても、原反ロールの中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることができる。
別の態様としては、押出し手段として、固定手段で固定された側板本体に対してテーパー部材を原反ロール方向に押出すテーパー部材押出し手段を備える。より具体的には、ネジ機構によってテーパー部材を原反ロール方向に押出す。即ち、テーパー部材を原反ロール方向に押出すために、クロスが斜めに巻かれたり、蛇行して巻かれたりしている原反ロールであっても、原反ロールの中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることができる。
本発明のクロス側板は原反ロールの両側端を各々押さえるために一対として壁紙糊付機に装着されるが、少なくとも側板本体と、テーパー部材と、固定手段とを備えたクロス側板が一対として壁紙糊付機に装着されればよく、押出し手段として固定手段で固定されたテーパー部材に対して側板本体を原反ロール方向に押出す側板本体押出し手段を備えたクロス側板と、押出し手段として固定手段で固定された側板本体に対してテーパー部材を原反ロール方向に押出すテーパー部材押出し手段を備えたクロス側板とを一対として壁紙糊付機に装着してもよい。
図1は本発明のクロス側板の一実施例の構成を示す説明図である。図2は図1の正面図、側方断面図、背面図である。図に示す通り、本実施例のクロス側板10は、クロス芯棒25に芯が通された原反ロールR1の両側端の一方を押さえる側板本体11と、クロス芯棒25に通された原反ロールR1の芯側に突設され、尚且つ、クロス芯棒25の軸心回りに対称な傾斜を有するテーパー部材12と、テーパー部材12をクロス芯棒25を予め定められた位置に固定する固定手段としての蝶ネジ22を螺合するネジ穴20とを備える。
テーパー部材12は、クロス芯棒25が挿入される挿入孔13を中心として十字に4本のテーパー片14が形成され、テーパー片14の各々は側板本体11の芯棒挿入孔15を中心として十字方向に穿設されたテーパー挿入孔16の各々に挿入される。固定具17はクロス芯棒25に固定ネジ23で任意の位置に固定される。固定具17にはクロス芯棒25が挿入される固定具挿入孔18が穿設されている。
固定具挿入孔18と側板本体11の芯棒挿入孔15との間には、側板本体11を原反ロールR1側に押圧するバネ19が装着されている。これにより、図2のb図に示す通り、側板本体11はテーパー挿入孔16に挿入されたテーパー片14の内法長さ分だけクロス芯棒25の長手方向に移動可能である。これにより、芯が潰れた原反ロールだけではなく、クロスが斜めに巻かれたり、蛇行して巻かれたりしている原反ロールR1であっても、原反ロールR1の中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることができる。
図3は本発明のクロス側板の別の実施例の構成を示す説明図である。図4は図3の正面図、側方断面図、背面図である。図に示す通り、本実施例のクロス側板30は、クロス芯棒45に芯が通された原反ロールR3の両側端の一方を押さえる側板本体31と、クロス芯棒45に通された原反ロールR3の芯側に突設され、尚且つ、クロス芯棒45の軸心回りに対称な傾斜を有するテーパー部材32と、テーパー部材32をクロス芯棒45を予め定められた位置に固定する固定手段としての蝶ネジ42を螺合するネジ穴40とを備える。
テーパー部材32は、クロス芯棒45が挿入される挿入管33を中心としてその測線上に十字に4本のテーパー片34が形成され、テーパー片34の各々は挿入管33の端部に垂直に形成されたテーパー部円板35に結合されている。テーパー部材32の挿入管33の内側にはネジ山が螺刻されており、これに螺合する出入り用ネジ39が固定具37の円筒天板部としての固定具円板41に遊貫されている。固定具円板41は固定具37に嵌合され、固定具37は側板本体31に固定ネジ43で固定されている。固定具37にはクロス芯棒45が挿入される固定具挿入孔38が穿設され、出入り用ネジ39には長手方向にネジ挿入孔44が穿設されている。
側板本体31には、クロス芯棒45を挿入した挿入管33を含んだ十字状のテーパー片34が挿入されるテーパー挿入孔36が穿設されている。クロス芯棒45の所定位置に蝶ネジで固定された固定具37によって側板本体31が固定されている。この側板31に対して、出入りネジを回動することにより、テーパー部材32が出入りする。これにより、図4のb図に示す通り、テーパー部材32はテーパー挿入孔36に挿入されたテーパー片34の内法長さ分だけクロス芯棒45の長手方向に移動可能である。これにより、芯が潰れた原反ロールR3だけではなく、クロスが斜めに巻かれたり、蛇行して巻かれたりしている原反ロールR3であっても、原反ロールR3の中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることができる。
本実施例では、固定手段として、蝶ネジ22,42を螺合するネジ穴20,40を開示したが、クロス側板10,30本体とテーパー部材12,32との何れかをクロス芯棒25,45の予め定められた位置に固定するものであればよい。例えば、チャックのように芯棒を対向する2つ以上の部材で挟み込んで固定するもの、自在かぎのように芯棒を遊貫する部材を芯棒に対して斜めにすることにより固定するものなど種々のものが採用される。
図5は別の固定手段の構成を示す説明図である。図に示す通り、自在かぎとして機能する一端部側を駆動部とするL字形のレバー51の他端部は、位置決めピン54でクロス側板50に傾動可能に支持されている。レバー51の他端部を含む一辺部には、クロス側板50のクロス芯棒55の貫通孔56とほぼ同径の遊貫孔52が穿設されており、レバー51が一端部の駆動部でレバー51を動かしてロック解除の状態では、クロス側板50の貫通孔56と、クロス芯棒55を遊貫する遊貫孔52とが、同一直線上になり、クロス芯棒55を遊貫可能にする。ロック状態とする場合には、駆動部の力を緩めることにより、スプリング53がレバー51をクロス芯棒55に対して斜めにすることにより固定する。
本発明のクロス側板は自動壁紙糊付機又は手動壁紙糊付機の後方に横架されているクロス芯棒に原反ロールを間にして配することができ、これにより、芯が潰れた原反ロールだけではなく、クロスが斜めに巻かれたり、蛇行して巻かれたりしている原反ロールであっても、原反ロールの中心を固定して、弛みなどなく、安定にクロスを機械本体へ送ることができる。
本発明のクロス側板の一実施例の構成を示す説明図である。 図1の正面図、側方断面図、背面図である。 本発明のクロス側板の別の実施例の構成を示す説明図である。 図3の正面図、側方断面図、背面図である。 別の固定手段の構成を示す説明図である。 従来の自動壁紙糊付機の構成を示す説明図である。
符号の説明
10、30…クロス側板、
11、31…側板本体、
12、32…テーパー部材、
13 …挿入孔、
33…挿入管、
14、34…テーパー片、
15 …芯棒挿入孔、
35…テーパー部円板、
16、36…テーパー挿入孔、
17、37…固定具、
18、38…固定具挿入孔、
19 …バネ、
39…出入り用ネジ
20、40…ネジ穴、
41…固定具円板、
22、42…蝶ネジ、
23、43…固定ネジ、
44…ネジ挿入孔、
25、45…クロス芯棒、
R1、R3…原反ロール、
50…クロス側板、
51…レバー、
52…遊貫孔、
53…スプリング、
54…位置決めピン、
55…クロス芯棒、
56…貫通孔、

Claims (5)

  1. 糊付機本体後部の引き込み口のピンチローラから内部に引き込まれ、前記本体内部に設けられた糊付ローラにより壁装材の裏面に糊が塗布されて本体前部へ送り出されるシート状壁装材を繰り出す原反ロールの両側端を各々押さえる一対のクロス側板であって、
    糊付機本体後部に横架されるクロス芯棒に芯が通された原反ロールの両側端の一方を押さえる側板本体と、
    前記クロス芯棒に通された原反ロールの芯側に突設され、尚且つ、クロス芯棒の軸心回りに対称な傾斜を有するテーパー部材と、
    前記側板本体とテーパー部材との何れかをクロス芯棒の予め定められた位置に固定する固定手段とを備え
    前記テーパー部材又は側板本体を原反ロール方向に押出す押出し手段を更に備え、
    前記押出し手段が、前記固定手段で固定されたテーパー部材に対して側板本体を原反ロール方向に押出す側板本体押出し手段であることを特徴とする壁紙糊付機用クロス側板。
  2. 前記テーパー部材がクロス芯棒の軸を中心として十字に配された部材からなることを特徴とする請求項1に記載の壁紙糊付機用クロス側板。
  3. 前記側板本体押出し手段が、バネの弾性によって側板本体を原反ロール方向に押出すことを特徴とする請求項1又は2に記載の壁紙糊付機用クロス側板。
  4. 前記押出し手段が、前記固定手段で固定された側板本体に対してテーパー部材を原反ロール方向に押出すテーパー部材押出し手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の壁紙糊付機用クロス側板。
  5. 前記テーパー部材押出し手段が、ネジ機構によってテーパー部材を原反ロール方向に押出すことを特徴とする請求項4に記載の壁紙糊付機用クロス側板。
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