JP4720530B2 - 冷媒サイクル装置 - Google Patents

冷媒サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4720530B2
JP4720530B2 JP2006029911A JP2006029911A JP4720530B2 JP 4720530 B2 JP4720530 B2 JP 4720530B2 JP 2006029911 A JP2006029911 A JP 2006029911A JP 2006029911 A JP2006029911 A JP 2006029911A JP 4720530 B2 JP4720530 B2 JP 4720530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
compressor
temperature
radiator
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006029911A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007212010A (ja
Inventor
道伸 因
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2006029911A priority Critical patent/JP4720530B2/ja
Publication of JP2007212010A publication Critical patent/JP2007212010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4720530B2 publication Critical patent/JP4720530B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

本発明は、冷媒サイクル装置に関し、より詳細には、圧縮機、放熱器、膨張弁および蒸発器を順次接続してこれらの間で冷媒を循環させる冷媒循環経路を備えた冷媒サイクル装置に関する。
従来、例えば自動販売機、冷蔵庫、冷凍/冷蔵ショーケース、あるいは飲料ディスペンサ等における断熱筐体の内部雰囲気を冷却するために、次のような冷媒サイクル装置が知られている。
冷媒サイクル装置は、圧縮機、ガスクーラ、電子膨張弁および蒸発器を備えて構成されている。圧縮機は、冷媒を圧縮して高温高圧の状態にするものである。ガスクーラは、圧縮機で高温高圧の状態にされた冷媒を放熱させて液化するものである。電子膨張弁は、ガスクーラで液化された冷媒を断熱膨張させるものである。蒸発器は、断熱筐体の内部に配設されており、断熱筐体が複数ある場合には、断熱筐体ごとに配設されている。この蒸発部は、電子膨張弁で断熱膨張された冷媒を蒸発させるものである。これら圧縮機、ガスクーラ、電子膨張弁および蒸発器を順次接続して冷媒循環経路を形成し、かかる冷媒循環経路で冷媒を循環させることにより、蒸発器の周辺領域が、冷媒が蒸発することにより熱を吸収するために冷却される。その結果、断熱筐体の内部雰囲気が冷却されることになる。そして、循環する冷媒としては、不燃性、安全性、不腐食性、更にオゾン層への影響が少ない等の点で、人体に悪影響を与えない二酸化炭素が用いられている。
そのような冷媒サイクル装置においては、ガスクーラの内部圧力が電子膨張弁での冷媒の流量の増加を受けて低下すると蒸発器での吸熱量の減少を招来することから、ガスクーラの周囲温度を低下させて蒸発器での吸熱量の増加を図るべく、ガスクーラへ送風する送風ファンが設けられている。そして、ガスクーラにおける冷媒の放熱温度に基づいて送風ファンの回転制御等を行うことにより、ガスクーラへの送風量を調整するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−54424号公報
ところで、上記特許文献1に提案されている冷媒サイクル装置では、ガスクーラにおける冷媒の放熱温度に基づいて送風ファンの回転制御等を行うことにより、ガスクーラへの送風量を調整するようにしているので、かかる送風ファンの回転制御等を行うための複雑な制御回路等が必要になってしまう。
そこで、ガスクーラへ送風するための送風ファンを複数台用意し、各送風ファンを圧縮機の駆動・停止に同期させて駆動・停止するとともに、ガスクーラにおける冷媒の放熱温度に基づいて各送風ファンを駆動・停止する技術、すなわち、各送風ファンを圧縮機の駆動・停止に同期させて各送風ファンをオン/オフ制御するとともに、ガスクーラにおける冷媒の放熱温度に基づいて各送風ファンをオン/オフ制御する技術が知られている。
しかしながら、複数台の送風ファンを圧縮機の駆動・停止に同期させてオン/オフ制御するとともに、ガスクーラにおける冷媒の放熱温度に基づいて各送風ファンをオン/オフ制御すると、各送風ファンのオン/オフ回数を増加させることになり、突入電流等々の影響により、使用寿命の低下を招来する虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、簡単な構成で良好な運転効率を得ながら、使用寿命の低下を防止することができる冷媒サイクル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る冷媒サイクル装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機により圧縮された冷媒を放熱させる放熱器と、前記放熱器で放熱させた冷媒を断熱膨張させる膨張弁と、前記膨張弁で断熱膨張させた冷媒を蒸発させる蒸発器とを順次接続してこれらの間で冷媒を循環させる冷媒循環経路と、前記放熱器における冷媒の放熱温度を検知する温度検知手段と、前記放熱器へ送風する複数の放熱器送風手段とを備えた冷媒サイクル装置において、前記圧縮機が駆動し、かつ前記温度検知手段により検知された放熱温度が予め決められた第1閾値を超える場合には前記放熱器送風手段のすべてを駆動させ、前記圧縮機が駆動し、かつ前記温度検知手段により検知された放熱温度が前記第1閾値以下であって予め決められた第2閾値を超える場合には、予め決められた所定台数の前記放熱器送風手段を駆動させる一方、前記圧縮機が駆動停止した場合にのみ前記放熱器送風手段の駆動を停止させる制御手段を備え、前記制御手段は、前記温度検知手段により検知された放熱温度が前記第1閾値以下であって前記第2閾値を超える場合であっても、既に前記所定台数を上回る前記放熱器送風手段が駆動しているときにはこれら放熱器送風手段の駆動を維持することを特徴とする。
また、本発明の請求項に係る冷媒サイクル装置は、上述した請求項1において、前記冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする。
本発明の冷媒サイクル装置によれば、制御手段が、圧縮機が駆動し、かつ温度検知手段により検知された放熱温度が予め決められた第1閾値を超える場合には放熱器送風手段のすべてを駆動させ、圧縮機が駆動し、かつ温度検知手段により検知された放熱温度が第1閾値以下であって予め決められた第2閾値を超える場合には、放熱器送風手段のうち予め決められた所定台数のみ駆動させる一方、圧縮機が駆動停止した場合にのみ放熱器送風手段の駆動を停止させるので、各放熱器送風手段をオン/オフ制御することにより放熱器への送風量を調整することができ、複雑な制御回路等を必要とせずに、放熱器の周囲温度を低下させて蒸発器での吸熱量の増加を図ることができ、簡単な構成で良好な運転効率を得ることができる。また、各放熱器送風手段の駆動は、圧縮機が駆動停止した場合にのみ停止させることから、放熱温度に応じて駆動する放熱器送風手段の数が増加することはあれ、放熱温度に応じて駆動停止する放熱器送風手段の数が増加することはない。これにより、放熱器送風手段のオン/オフ回数の増加を防ぐことができ、突入電流等々の影響を最小限に抑制して、装置全体の使用寿命の低下を防止することができる。
また、本発明の冷媒サイクル装置によれば、冷媒が二酸化炭素であるので、上述したような作用効果を奏しながら、環境にも優れたものになる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る冷媒サイクル装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。尚、本実施の形態における冷媒サイクル装置は、自動販売機に適用されるものとして説明する。
図1および図2は、それぞれ本発明の実施の形態における冷媒サイクル装置が適用された自動販売機を模式的に示したものであり、図1は、正面断面図であり、図2は、断面側面図である。これら図1および図2において、自動販売機10は、本体キャビネット11を備えている。
本体キャビネット11は、前面が開口した直方状の断熱体として形成したものである。この本体キャビネット11には、その前面に外扉12および内扉13a,13bが設けてあり、その内部に例えば2つの断熱仕切板14によって仕切られた3つの独立した商品収容庫15a,15b,15c(以下、適宜商品収容庫15と称する)が左右に並んだ態様で設けてある。より詳細に説明すると、外扉12は、本体キャビネット11の前面開口を開閉するためのものであり、内扉13a,13bは、商品収容庫15a,15b,15cの前面を開閉するためのものである。この内扉13a,13bは、上下に分割してあり、上側の扉13aは、商品を補充する際に開閉するものである。商品収容庫15a,15b,15cは、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品Wを所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。
商品収容庫15a,15b,15cには、それぞれ、商品収納ラック16、商品搬出機構17および商品搬出シュータ18が設けてある。商品収納ラック16は、商品Wを上下方向に沿って並ぶ態様で収納するためのものである。商品搬出機構17は、商品収納ラック16の下部に設けてあり、この商品収納ラック16に収納された商品群のうち最下段にある商品Wを一つずつ搬出するためのものである。商品搬出シュータ18は、商品搬出機構17から搬出された商品Wを商品取出口13cに導くためのものである。
上記本体キャビネット11の内部には、冷媒サイクル装置20が配設してある。図3は、図1および図2に示した冷媒サイクル装置を概念的に示した概念図である。この図3において、冷媒サイクル装置20は、冷媒循環経路Lと、ガス温度センサ(温度検知手段)30と、庫外ファン(放熱器送風手段)40とを備えて構成してある。
冷媒循環経路Lは、圧縮機21と、ガスクーラ(放熱器)22と、電子膨張弁23と、蒸発器24a,24b,24c(以下、適宜蒸発器24と称する)とを備えて構成してある。この冷媒循環経路Lにおいて、冷媒としては、不燃性、安全性、不腐食性を有し、更にオゾン層への影響が少ない二酸化炭素を用いている。
圧縮機21は、本体キャビネット11の商品収容庫15a,15b,15cの外部となる機械室19に配設してあり、供給された冷媒(二酸化炭素)を圧縮して高温高圧の状態にするものである。本実施の形態における圧縮機21は、2回に分けて圧縮動作を行う二段式圧縮機である。より詳細に説明すると、圧縮機21は、1回目の圧縮動作を行う第1圧縮機211と、2回目の圧縮動作を行う第2圧縮機212とを有し、これらの間に中間熱交換器213を設けてある。この中間熱交換器213は、第1圧縮機211による1回目の圧縮動作により圧縮された冷媒を冷却、すなわち、放熱させて該冷媒を第2圧縮機212に戻すものである。ここに、中間熱交換器213は、例えばステンレス等の金属製の配管と、アルミフィンとで構成したフィンチューブタイプのものを使用している。
このように、圧縮機21は、中間熱交換器213を介して2回の圧縮動作を実行することで、低消費電力で冷媒を所望の高温高圧の状態に圧縮することが可能になる。尚、本実施の形態では、第1圧縮機211での1回目の圧縮によって冷媒を約4.9MPaに圧縮し、第2圧縮機212での2回目の圧縮によって冷媒を約9.8MPaに圧縮する。
ここに、圧縮機21としては、レシプロ圧縮機、ロータリー圧縮機、スクロール圧縮機、あるいはこれらの圧縮能力を調整可能なインバータ圧縮機等を適用することができる。そして、冷媒サイクル装置を配設する対象、環境、あるいは装置全体に要するコスト等に見合う圧縮機を適宜適用すれば良い。
ガスクーラ22は、圧縮機21と同様に、機械室19に配設してあり、圧縮機21より供給された冷媒、すなわち、圧縮機21で高温高圧の状態に圧縮された冷媒を放熱させて液化するものである。本実施の形態におけるガスクーラ22は、例えば銅等の金属製の配管と、アルミフィンとで構成したフィンチューブタイプのものを使用している。
電子膨張弁23は、圧縮機21およびガスクーラ22と同様に、機械室19に配設してあり、ガスクーラ22より供給された冷媒、すなわち、ガスクーラ22で放熱させた冷媒を断熱膨張させる、すなわち、該冷媒を減圧して低温低圧の状態に調整するものである。
蒸発器24a,24b,24cは、電子膨張弁23で低温低圧の状態に断熱膨張させた冷媒を蒸発させるものである。この冷媒が蒸発することにより、蒸発器24a,24b,24cの周辺領域は、熱が奪われることになり、冷却される。本実施の形態における蒸発器24a,24b,24cは、銅管と、アルミフィンとで構成したフィンチューブタイプのものを使用してある。
上記蒸発器24a,24b,24cは、図2に示すように、複数の商品収容庫15a,15b,15cをそれぞれ独立して冷却するために、各商品収容庫15a,15b,15cの内部に配設してある。つまり、蒸発器24a,24b,24cは、電子膨張弁23から3方に分岐したそれぞれの経路に接続してある。また、それぞれの経路には、電磁弁25a,25b,25cが設けてある。そして、電磁弁25a,25b,25cを選択的に開成することで、対応する蒸発器24a,24b,24cに電子膨張弁23からの冷媒が送出されることになる。一方、各蒸発器24a,24b,24cの出口側の経路は、互いに集合して圧縮機21(第1圧縮機211)に接続してある。
各商品収容庫15a,15b,15cの内部における蒸発器24a,24b,24cの近傍には、庫内ファン151および循環ダクト152等が設けてある。庫内ファン151は、蒸発器24a,24b,24cで冷却された空気(冷気)を送風することにより、蒸発器24a,24b,24cからの冷熱を商品Wに熱伝達させるものである。庫内ファン151により送風された空気は、循環ダクト152を通じて循環することになる。また、図2中の符号153は、商品収容庫15a,15b,15c内の温度(庫内温度)を検出する庫内温度センサである。庫内温度センサ153は、検知した庫内温度を庫内温度情報として後述する制御部60に出力するものである。
上述した圧縮機21、ガスクーラ22、電子膨張弁23および蒸発器24a,24b,24c、並びにこれらを接続する経路等により、上記冷媒循環経路Lが形成してある。
ガス温度センサ30は、ガスクーラ22で冷媒を放熱させた際の放熱温度を検知するものであり、例えば測温抵抗体、サーミスタ等で構成されるものである。ガス温度センサ30は、ガスクーラ22での冷媒の放熱温度を検知できるよう、ガスクーラ22の近傍位置に配設してある。ガス温度センサ30は、検知した放熱温度を放熱温度情報として後述する制御部60に出力するものである。
庫外ファン40は、ガスクーラ22の近傍位置に配設してあり、該ガスクーラ22へ送風するためのものである。本実施の形態においては、庫外ファン40は、複数台(2台)設けてあり、一方を第1庫外ファン41、他方を第2庫外ファン42と称することにする。第1庫外ファン41および第2庫外ファン42は、それぞれ、ファンモータ411,421を有しており、かかるファンモータ411,421が駆動することにより回転するものである。
次に、上記冷媒サイクル装置20の制御系について説明する。図4は、本発明の実施の形態における冷媒サイクル装置の制御系の要部を示すブロック図である。この図4において、冷媒サイクル装置20は、記憶部50および制御部60を備えている。これら記憶部50および制御部60は、自動販売機全体を統括する自販機制御部(図示せず)に組み込まれても良いし、独立して設けてあっても良い。
記憶部50は、各種のデータや、制御部60による各種処理に必要なデータやプログラムを格納する格納手段(記憶手段)であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、圧縮機運転情報51および庫外ファン運転情報52を備える。圧縮機運転情報51は、駆動停止中(オフ中)の圧縮機21を駆動させるための閾値となる庫内オン温度(例えば8℃)や、駆動中(オン中)の圧縮機21を停止させるための閾値となる庫内オフ温度(例えば3℃)等の情報である。庫外ファン運転情報52は、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42を駆動させるための第1閾値となる温度T1(図8参照)や、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42のいずれか一方を駆動させるための第2閾値となる温度T2(図8参照)等の情報である。ここに、温度T1は、温度T2よりも大きく、温度T1は、特に限定されるものではないが、本実施の形態では例えば20℃とし、また、温度T2は、特に限定されるものではないが、本実施の形態では例えば10℃とする。
制御部60は、OS(Operating System)等の制御プログラム、各種の処理手順等を規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、圧縮機駆動判定部61と、庫外ファン駆動判定部62と、圧縮機駆動部63と、庫内ファン駆動部64と、庫外ファン駆動部65とを備える。
圧縮機駆動判定部61は、庫内温度センサ153から出力された庫内温度情報と、記憶部50から読み出した圧縮機運転情報51とを比較して、圧縮機21を駆動させるか、あるいは駆動停止させるかを判定するものである。
庫外ファン駆動判定部62は、ガス温度センサ30から出力された放熱温度情報と、記憶部50から読み出した庫外ファン運転情報52とを比較して、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42を運転させるか否か、あるいは第1庫外ファン41および第2庫外ファン42のいずれか一方を運転させるか否かを判定するものである。
圧縮機駆動部63は、圧縮機駆動判定部61により判定された結果に応じて、圧縮機21を駆動、もしくは駆動停止させる、すなわち、圧縮機21をオン/オフ制御するものである。
庫内ファン駆動部64は、圧縮機駆動部63による圧縮機21のオン/オフ制御に同期して、庫内ファン151を駆動、もしくは駆動停止させる、すなわち、庫内ファン151をオン/オフ制御するものである。
庫外ファン駆動部65は、庫外ファン駆動判定部62により判定された結果に応じて、庫外ファン40の駆動処理を行うものであり、より詳細には、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42のそれぞれを駆動、もしくは駆動停止させる、すなわち第1庫外ファン41および第2庫外ファン42をオン/オフ制御するものである。
以上のような構成を有する冷媒サイクル装置20は、次のようにして自動販売機10の商品収容庫15の内部雰囲気を冷却する。ここでは、商品収容庫15aの内部雰囲気のみを冷却するものとして説明する。図5は、本実施の形態における冷媒サイクル装置と、冷却対象となる商品収容庫とを模式的に示した模式図であり、かかる図5を適宜用いて説明することにする。尚、商品収容庫15aの内部雰囲気のみを冷却するため、他の商品収容庫15b,15cの内部に配設してある蒸発器24b,24cに冷媒を循環させる必要はない。そのため、電磁弁25aのみを開成状態にし、他の電磁弁25b,25cは閉成状態にしてある。また、電子膨張弁23の開度は、予め調整された所定の大きさを有しているものとする。
そのような状態で圧縮機21を駆動させると、冷媒循環経路Lにおける冷媒は、圧縮機21で2回に分けて圧縮される。より詳細に説明すると、冷媒は、第1圧縮機211で圧縮(約4.9MPaに圧縮)され、その後、中間熱交換器213に送出される。中間熱交換器213に送出された冷媒は、該中間熱交換器213で放熱して冷却される。中間熱交換器213で冷却された冷媒は、再び第2圧縮機212に送出され、該第2圧縮機212で圧縮(約9.8MPaに圧縮)され、高温高圧の状態になる。
高温高圧の状態の冷媒は、ガスクーラ22に送出され、該ガスクーラ22で放熱して冷却される。ガスクーラ22で冷却された冷媒は、電子膨張弁23に送出され、該電子膨張弁23で減圧されて断熱膨張し、低温低圧の状態になる。
低温低圧の状態の冷媒は、開成状態にある電磁弁25aを通じて蒸発器24aに送出される。蒸発器24aに送出された冷媒は、該蒸発器24aの周辺領域から熱を与えられて蒸発する。換言すると、蒸発器24aの周辺領域は、冷媒が蒸発することにより熱を奪われて冷却されて冷気が生成する。生成した冷気は、庫内ファン151の作用により図2中の矢印で示したように吹き出し、これにより、商品収容庫15aの内部雰囲気は冷却されることになる。このように商品収容庫15aの内部雰囲気が冷却されると、該商品収容庫15aの内部に配設された商品収納ラック16に収納された商品Wは、所望の温度状態(例えば、約5℃)に冷却されることになる。
蒸発器24aで蒸発した冷媒は、圧縮機21(第1圧縮機211)に送出され、該圧縮機21で圧縮されて循環を繰り返す。
また、冷媒サイクル装置20では、予め設定された時間ごとに次のような動作を行う。図6〜図8は、制御部の処理内容を示したフローチャートである。これら図6〜図8を適宜用いて説明することにする。尚、以下においても、商品収容庫15aのみを冷却するものとして説明する。
制御部60は、図6に示すように、圧縮機駆動処理を行う(ステップS100)。かかる圧縮機駆動処理について説明する。
制御部60は、図7に示すように、冷却対象となる商品収容庫15aの内部に配設された庫内温度センサ153から庫内温度情報を入力したか否かを確認し(ステップS101)、庫内温度情報の入力が確認できた場合には、制御部60は、圧縮機駆動判定部61を通じて、該庫内温度情報と、記憶部50から読み出した圧縮機運転情報51とを比較して、庫内温度情報に含まれる庫内温度が、庫内オン温度(例えば8℃)以上であるか否かを判断する(ステップS102)。
そして、庫内温度情報に含まれる庫内温度が庫内オン温度以上であると判断した場合には、制御部60は、圧縮機駆動部63を通じて圧縮機21を駆動させるとともに、庫内ファン駆動部64を通じて庫内ファン151を駆動させ(ステップS103,ステップS104)、今回の圧縮機駆動処理を終了して、手順をリターンする。
これによれば、圧縮機21(第1圧縮機211および第2圧縮機212)が駆動して、上述したように圧縮機21で圧縮された冷媒が冷媒循環経路Lを流れて循環することにより、より詳細には、圧縮機21で圧縮された冷媒がガスクーラ22、電子膨張弁23および蒸発器24aを順次流れてこれらの間を循環することにより、蒸発器24aの周辺領域、すなわち、商品収容庫15aの内部雰囲気が冷却される。
上記ステップS102において、庫内温度が庫内オン温度以上でないと判断した場合には、制御部60は、かかる庫内温度が庫内オフ温度(例えば3℃)以下であるか否かを判断する(ステップS105)。
庫内温度情報に含まれる庫内温度が庫内オフ温度以下であると判断した場合には、制御部60は、圧縮機駆動部63を通じて圧縮機21を駆動停止させるとともに、庫内ファン駆動部64を通じて庫内ファン151を駆動停止させ(ステップS106,ステップS107)、今回の圧縮機駆動処理を終了して、手順をリターンする。
これによれば、圧縮機21が駆動停止して冷媒が冷媒循環経路Lを循環しなくなり、蒸発器24aでの熱交換が行われなくなる結果、商品収容庫15aの内部雰囲気が徐々に温度上昇する。
一方、上記ステップS101において庫内温度情報の入力が確認できない場合、並びに、上記ステップS105において庫内温度が庫内オフ温度以下ではない、つまり、庫内温度が庫内オフ温度より大きくて庫内オン温度未満であると判断した場合には、制御部60は、上述したような圧縮機21および庫内ファン151の駆動、もしくは圧縮機21および庫内ファン151の駆動停止を行わずに、今回の圧縮機駆動処理を終了して、手順をリターンする。
これによれば、圧縮機21がすでに駆動している場合には、その駆動状態が維持され、圧縮機21が駆動を停止している場合には、その駆動停止状態が維持されることになる。
上述したような圧縮機駆動処理を行った制御部60は、図6に示すように、庫外ファン駆動処理を行う(ステップS200)。かかる庫外ファン駆動処理について説明する。
制御部60は、図8に示すように、圧縮機駆動部63を通じて、圧縮機21が駆動中であるか否かを判断し(ステップS201)、圧縮機21が駆動中でないと判断した場合には、制御部60は、庫外ファン駆動部65を通じて、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42の駆動停止処理を行い(ステップS202)、今回の庫外ファン駆動処理を終了して、手順をリターンする。
これによれば、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42の両方、あるいは、いずれか一方が駆動中であっても、これらの駆動が強制的に停止される。また、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42がともに駆動停止中である場合には、その駆動停止状態が維持される。
上記ステップS201において、圧縮機21が駆動中であると判断した場合は、ガス温度センサ30から放熱温度情報を入力したか否かを確認し(ステップS203)、放熱温度情報の入力が確認できた場合には、制御部60は、庫外ファン駆動判定部62を通じて、放熱温度情報に含まれる放熱温度情報と、記憶部50から読み出した庫外ファン運転情報52とを比較して、放熱温度情報に含まれる放熱温度Tが、温度T1を超えるか否かを判断する(ステップS204)。
放熱温度Tが温度T1を超えたと判断した場合には、制御部60は、庫外ファン駆動部65を通じて、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42の駆動処理を行い(ステップS205)、今回の庫外ファン駆動処理を終了して、手順をリターンする。
これによれば、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42がともに駆動中の場合には、その駆動状態が維持され、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42のいずれか一方が駆動中の場合、あるいはそれら両方が駆動停止中の場合には、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42の両方が駆動される。これにより、ガスクーラ22への送風量を増大させることができ、その結果、ガスクーラ22の周囲温度を低下させて蒸発器24aでの吸熱量の増加を図ることができる。
上記ステップS204において、放熱温度Tが温度T1を超えていないと判断した場合には、制御部60は、かかる放熱温度Tが温度T2を超えるか否かを判断する(ステップS206)。
放熱温度Tが温度T2を超えていないと判断した場合には、そのまま今回の庫外ファン駆動処理を終了して、手順をリターンする。
これによれば、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42の両方が駆動中の場合には、その駆動状態が維持され、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42のいずれか一方が駆動中の場合には、その駆動状態が維持される。また、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42の両方が駆動停止中である場合には、その駆動停止状態が維持される。
上記ステップS206において、放熱温度Tが温度T2を超えたと判断した場合(T2<T≦T1)には、制御部60は、庫外ファン駆動部65を通じて、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42がともに駆動中であるか否かを確認し(ステップS207)、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42が駆動中であることを確認した場合には、そのまま今回の庫外ファン駆動処理を終了して、手順をリターンする。
これによれば、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42の両方が駆動中の場合には、その駆動状態が維持される。つまり、放熱温度Tが温度T2より大きく温度T1以下(T2<T≦T1)であったとしても、駆動中である第1庫外ファン41および第2庫外ファンのいずれか一方が駆動停止にされることはない。
上記ステップS207において、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42がともに駆動中でなければ、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42のいずれか一方の駆動処理を行い(ステップS208)、今回の庫外ファン駆動処理を終了して、手順をリターンする。
これによれば、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42のいずれか一方が駆動中の場合には、その駆動状態が維持され、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42の両方が駆動停止中の場合には、それらのうちいずれか一方が駆動される。
以上説明したような庫外ファン駆動処理を行った後、制御部60は、今回の処理を終了する。
本発明の実施の形態に係る冷媒サイクル装置20においては、圧縮機21が駆動し、かつ放熱温度Tが温度T1を超える場合には、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42を駆動させ、圧縮機21が駆動し、かつ放熱温度Tが温度T1以下であって温度T2を超える場合には、第1庫外ファン41および第2庫外ファン42のいずれか一方を駆動させ、その一方、圧縮機21が駆動停止した場合にのみ第1庫外ファン41および第2庫外ファン42の駆動を停止させているので、各庫外ファン40をオン/オフ制御することによりガスクーラ22への送風量を調整することができ、複雑な制御回路等を必要とせずに、ガスクーラ22の周囲温度を低下させて蒸発器24での吸熱量の増加を図ることができる。従って、簡単な構成で良好な運転効率を得ることができ、また、ガスクーラ22の内部で冷媒が滞留してしまうことを回避して、冷媒を良好に循環させることができる。また、各庫外ファン40の駆動は、圧縮機21が駆動停止した場合にのみ停止させることから、放熱温度Tに応じて駆動する庫外ファン40の数が増加することはあれ、放熱温度Tに応じて駆動停止する庫外ファン40の数が増加することはない。これにより、庫外ファン40のオン/オフ回数の増加を防ぐことができ、突入電流等々の影響を最小限に抑制して、装置全体の使用寿命の低下を防止することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。例えば、上述した実施の形態では、冷媒サイクル装置20は、対象となる商品収容庫(断熱筐体)15aの内部雰囲気を冷却するために用いていたが、本発明では、対象となる断熱筐体の内部雰囲気を加熱するために用いることもできる。このように対象となる断熱筐体の内部雰囲気を加熱する場合には、かかる断熱筐体の内部に放熱器を配置し、蒸発器を断熱筐体外に配置して、圧縮機、放熱器、膨張弁および蒸発器を順次接続して形成される冷媒循環経路内で冷媒を循環させれば良い。そして、このような場合、筐体外に配置した蒸発器へ送風する蒸発器送風手段(上述した放熱器送風手段に相当)の駆動を制御することになる。
以上のように、本発明は、例えば断熱筐体の内部雰囲気を冷却、あるいは加熱するための冷媒サイクル装置として有用である。
本発明の実施の形態における冷媒サイクル装置が適用された自動販売機を模式的に示した正面断面図である。 本発明の実施の形態における冷媒サイクル装置が適用された自動販売機を模式的に示した断面側面図である。 図1および図2に示した冷媒サイクル装置を概念的に示した概念図である。 本発明の実施の形態における冷媒サイクル装置の制御系の要部を示すブロック図である。 本実施の形態における冷媒サイクル装置と、冷却対象となる商品収容庫とを模式的に示した模式図である。 制御部の処理内容を示したフローチャートである。 制御部の処理内容を示したフローチャートである。 制御部の処理内容を示したフローチャートである。
符号の説明
20 冷媒サイクル装置
21 圧縮機
211 第1圧縮機
212 第2圧縮機
213 中間熱交換器
22 ガスクーラ
23 電子膨張弁
24 蒸発器
30 ガス温度センサ
40 庫外ファン
41 第1庫外ファン
42 第2庫外ファン
50 記憶部
51 圧縮機運転情報
52 庫外ファン運転情報
60 制御部
61 圧縮機駆動判定部
62 庫外ファン駆動判定部
63 圧縮機駆動部
64 庫内ファン駆動部
65 庫外ファン駆動部

Claims (2)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機により圧縮された冷媒を放熱させる放熱器と、前記放熱器で放熱させた冷媒を断熱膨張させる膨張弁と、前記膨張弁で断熱膨張させた冷媒を蒸発させる蒸発器とを順次接続してこれらの間で冷媒を循環させる冷媒循環経路と、
    前記放熱器における冷媒の放熱温度を検知する温度検知手段と、
    前記放熱器へ送風する複数の放熱器送風手段と
    を備えた冷媒サイクル装置において、
    前記圧縮機が駆動し、かつ前記温度検知手段により検知された放熱温度が予め決められた第1閾値を超える場合には前記放熱器送風手段のすべてを駆動させ、前記圧縮機が駆動し、かつ前記温度検知手段により検知された放熱温度が前記第1閾値以下であって予め決められた第2閾値を超える場合には、予め決められた所定台数の前記放熱器送風手段を駆動させる一方、前記圧縮機が駆動停止した場合にのみ前記放熱器送風手段の駆動を停止させる制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記温度検知手段により検知された放熱温度が前記第1閾値以下であって前記第2閾値を超える場合であっても、既に前記所定台数を上回る前記放熱器送風手段が駆動しているときにはこれら放熱器送風手段の駆動を維持することを特徴とする冷媒サイクル装置。
  2. 前記冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする請求項に記載の冷媒サイクル装置。
JP2006029911A 2006-02-07 2006-02-07 冷媒サイクル装置 Active JP4720530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006029911A JP4720530B2 (ja) 2006-02-07 2006-02-07 冷媒サイクル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006029911A JP4720530B2 (ja) 2006-02-07 2006-02-07 冷媒サイクル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007212010A JP2007212010A (ja) 2007-08-23
JP4720530B2 true JP4720530B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=38490623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006029911A Active JP4720530B2 (ja) 2006-02-07 2006-02-07 冷媒サイクル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4720530B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2284060B1 (en) * 2008-06-11 2015-09-23 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioner for use in vehicle, vehicle air conditioning management system, and method of vehicle air conditioning management
KR102417161B1 (ko) * 2021-12-21 2022-07-05 대한공조(주) 고압용 만액식 증발 구현이 가능한 냉동사이클장치 및 이를 포함하는 수처리 설비

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52137340A (en) * 1976-05-12 1977-11-16 Teijin Ltd Electrophotographic film
JPH09303929A (ja) * 1996-05-17 1997-11-28 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫の制御装置
JPH102625A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷凍装置
JPH11125471A (ja) * 1997-10-21 1999-05-11 Denso Corp 超臨界冷凍サイクル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007212010A (ja) 2007-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005326138A (ja) 冷却装置およびこれを備えた自動販売機
JP2004184019A (ja) 自動販売機の庫内冷却/加熱装置
JP5124952B2 (ja) 自動販売機
JP2007115096A (ja) 冷却装置および自動販売機
JP2007093112A (ja) 冷却貯蔵庫
JP4274075B2 (ja) 冷却装置および自動販売機
JP4720530B2 (ja) 冷媒サイクル装置
JP4404012B2 (ja) 自動販売機
JP4379322B2 (ja) 自動販売機の冷却装置
JP5098666B2 (ja) 冷却装置
JP2006125789A (ja) 冷却装置およびこれを備えた自動販売機
JP4947002B2 (ja) 冷媒回路装置
JP4526500B2 (ja) 冷却装置
JP2007187370A (ja) 冷媒サイクル装置
JP4745176B2 (ja) 冷媒サイクル装置
JP2004326400A (ja) 自動販売機
JP2018080861A (ja) 冷媒回路装置
JP4604812B2 (ja) 温度調整装置
JP2010043758A (ja) 冷却装置
JP2007232255A (ja) 冷却装置および自動販売機
JP2005003351A (ja) 冷却装置
JP2010134509A (ja) 自動販売機
JP5915364B2 (ja) 冷媒回路装置
JP2005115823A (ja) 自動販売機
JP2010249457A (ja) 冷媒回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101015

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110321

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250