JP4720262B2 - 換気装置 - Google Patents

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本発明は、室内への外気の給気機能を有する電動機を備えた送風装置からなる換気装置に関する。
従来、この種の換気装置の一例として、箱状枠体の内部に給気機能を有する送風装置を設けた換気装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
以下、その換気装置について図4および図5を参照しながら説明する。
図に示すように、下面に排気空気取入口101を有し、側面に複数の部屋と給気ダクト102を介して連通される複数の給気口103と、屋外と連通する排気ダクト104および外気取入ダクト105に接続される通風口を設けた枠体106と、この枠体内部107に電動機108を備えた給気用ファン109および排気用ファン110とからなる送風装置111を配設するとともに枠体内面112に固定して換気装置113を構成していた。
特開平10−311580号公報(図1、図2)
このような従来の換気装置では、枠体内部107に電動機108を備えた給気用ファン109および排気用ファン110とからなる送風装置111を配設するとともに、枠体内面112にねじなどの固定手段で固定されることにより、外気取入ダクト105を通して枠体内部107に導入される外気温度が枠体外側面114に伝播しやすいため、屋内115に設置される換気装置113周辺雰囲気温度との間で生じる温度差による結露を防止するために、枠体外側面114にウレタンシートなどの断熱シート116を貼り付けて断熱処理を施さなければならないため組立性が悪くなり、外観のデザインも損なうという課題があり、断熱性を損なうことなく枠体外側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性を向上できるようにすることが要求されている。
また、電動機108を備えた給気用ファン109および排気用ファン110とからなる送風装置111自体が重量物となって、枠体内面112に固定する際には枠体113自体の板厚を厚くするなどをして強度を持たせる必要があり、換気装置113としての重量が増すため、設置作業やメンテナンス作業が困難であるという課題があり、強度を損なうことなく重量増加を少なくして設置作業やメンテナンス作業を容易にできるようにすることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、換気装置の組立性や外観のデザイン性の向上および省施工と省メンテナンス性を図ることができる換気装置を提供することを目的としている。
本発明の換気装置は上記目的を達成するために、金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有するものであって、前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止し、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成としたものである。
この手段により、枠体内面に断熱効果を有する樹脂製の筒状部材と断熱材を配設することで断熱性を損なうことなく枠体外側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図るとともに、樹脂製の筒状部材に電動機を備えた送風機を係止することで、換気装置としての強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができ、かつ、金属製のふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けることで空気層を形成でき、枠体内面に断熱材を配設するの同様の効果を得ることができるとともに、金属製のふたにも断熱材を配設することができ、断熱効果の向上を図ることができ、また、樹脂製のカバーを取付けることにより、角部Rを設けやすくなり、室内に換気装置を設置する際には、角部に体をぶつけてしまうことによる怪我の防止とデザイン性の向上を図ることができ、また、枠体の一面に開口とカバーを設けることにより、メンテ性の向上を図ることのできる換気装置が得られる。
また、他の手段は、金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有し、前記筒状部材の少なくとも隣り合う2面に平面部を設け、この平面部に給気流路を形成する部品を固定するための手段を備えたものであって、前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止し、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成としたものである。
この手段により、枠体内面に断熱効果を有する樹脂製の筒状部材と断熱材を配設することで断熱性を損なうことなく枠体外側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図るとともに、樹脂製の筒状部材に電動機を備えた送風機を係止することで、換気装置としての強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができつつ、給気経路を形成する電動機を備えた送風装置を筒状部材に固定する際には、固定部を複雑な形状にすることなく、低コストで単純な形状にて作成できるとともに、組立性の向上を図ることのでき、かつ、金属製のふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けることで空気層を形成でき、枠体内面に断熱材を配設するの同様の効果を得ることができるとともに、金属製のふたにも断熱材を配設することができ、断熱効果の向上を図ることができ、また、樹脂製のカバーを取付けることにより、角部Rを設けやすくなり、室内に換気装置を設置する際には、角部に体をぶつけてしまうことによる怪我の防止とデザイン性の向上を図ることができ、また、枠体の一面に開口とカバーを設けることにより、メンテ性の向上を図ることのできる換気装置が得られる。
また、他の手段は、金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有し、前記枠体内面に配設する断熱材を発砲スチロール成形品としたものであって、前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止し、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成としたものである。
この手段により、枠体内面に断熱効果を有する樹脂製の筒状部材と断熱材を配設することで断熱性を損なうことなく枠体外側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図るとともに、樹脂製の筒状部材に電動機を備えた送風機を係止することで、換気装置としての強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができつつ、枠体内面にウレタンシートなどの断熱シートを貼り付けるよりも組立性の向上を図ることのでき、かつ、金属製のふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けることで空気層を形成でき、枠体内面に断熱材を配設するの同様の効果を得ることができるとともに、金属製のふたにも断熱材を配設することができ、断熱効果の向上を図ることができ、また、樹脂製のカバーを取付けることにより、角部Rを設けやすくなり、室内に換気装置を設置する際には、角部に体をぶつけてしまうことによる怪我の防止とデザイン性の向上を図ることができ、また、枠体の一面に開口とカバーを設けることにより、メンテ性の向上を図ることのできる換気装置が得られる。
また、他の手段は、金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有し、前記筒状部材の少なくとも隣り合う2面に平面部を設け、この平面部に給気流路を形成する部品を固定するための手段を備え、前記枠体内面に配設する前記断熱材を発砲スチロール成形品としたものであって、前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止し、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成としたものである。
この手段により、枠体内面に断熱効果を有する樹脂製の筒状部材と断熱材を配設することで断熱性を損なうことなく枠体外側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図るとともに、樹脂製の筒状部材に電動機を備えた送風機を係止することで、換気装置としての強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができつつ、給気経路を形成する電動機を備えた送風装置を筒状部材に固定する際には、固定部を複雑な形状にすることなく、低コストで単純な形状にて作成できるとともに、組立性の向上を図ることのでき、また、枠体内面にウレタンシートなどの断熱シートを貼り付けるよりも組立性の向上を図ることのでき、かつ、金属製のふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けることで空気層を形成でき、枠体内面に断熱材を配設するの同様の効果を得ることができるとともに、金属製のふたにも断熱材を配設することができ、断熱効果の向上を図ることができまた、樹脂製のカバーを取付けることにより、角部Rを設けやすくなり、室内に換気装置を設置する際には、角部に体をぶつけてしまうことによる怪我の防止とデザイン性の向上を図ることができまた、枠体の一面に開口とカバーを設けることにより、メンテ性の向上を図ることのできる換気装置が得られる。
本発明によれば、断熱性を損なうことなく枠体外側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図ることができるとともに、強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができ、かつ、断熱効果の向上を図るとともに、怪我の防止とデザイン性の向上およびメンテ性の向上を図ることのできる換気装置を提供できる。
また、断熱性を損なうことなく枠体外側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図ることができるとともに、強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができつつ、送風装置を筒状部材に固定する際には、固定部を複雑な形状にすることなく、低コストで単純な形状にて作成でき組立性の向上を図ることのでき、かつ、断熱効果の向上を図るとともに、怪我の防止とデザイン性の向上およびメンテ性の向上を図ることのできる換気装置を提供できる。
また、断熱性を損なうことなく枠体外側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図ることができるとともに、強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができつつ、枠体内面にウレタンシートなどの断熱シートを貼り付けるよりも組立性の向上を図ることのでき、かつ、断熱効果の向上を図るとともに、怪我の防止とデザイン性の向上およびメンテ性の向上を図ることのできる換気装置を提供できる。
また、断熱性を損なうことなく枠体外側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図ることができるとともに、強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができつつ、送風装置を筒状部材に固定する際には、固定部を複雑な形状にすることなく、低コストで単純な形状にて作成でき組立性の向上を図ることのでき、また、枠体内面にウレタンシートなどの断熱シートを貼り付けるよりも組立性の向上を図ることのでき、かつ、断熱効果の向上を図るとともに、怪我の防止とデザイン性の向上およびメンテ性の向上を図ることのできる換気装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有するものであって、前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止し、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成の換気装置としたものであり、枠体内面に断熱効果を有する樹脂製の筒状部材と断熱材を配設することにより、断熱性を損なうことなく枠体側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図ることができるとともに、樹脂製の筒状部材に電動機を備えた送風機を係止することにより、換気装置としての強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができ、かつ、金属製のふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けることで空気層を形成でき、枠体内面に断熱材を配設するのと同様の効果を得ることを図れるとともに、金属製のふたにも断熱材を配設することができ、断熱効果の向上を図ることができ、また、樹脂製のカバーを取付けることにより角部Rを設けやすくなり、室内に換気装置を設置する際には、角部に体をぶつけてしまうことによる怪我の防止とデザイン性の向上を図ることができ、また、枠体の一面に開口とカバーを設けることによりメンテ性の向上を図ることができるという作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有し、前記筒状部材の少なくとも隣り合う2面に平面部を設け、この平面部に給気経路を形成する部品を固定するための手段を備えたものであって、前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止し、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成としたものであり、枠体内面に断熱効果を有する樹脂製の筒状部材と断熱材を配設することにより、断熱性を損なうことなく枠体側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図ることができるとともに、樹脂製の筒状部材に電動機を備えた送風機を係止することにより、換気装置としての強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができつつ、給気経路を形成する電動機を備えた送風装置を筒状部材に固定する際には固定部を複雑な形状にすることなく、低コストで単純な形状にて作成できるとともに、組立性の向上を図ることができ、かつ、金属製のふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けることで空気層を形成でき、枠体内面に断熱材を配設するのと同様の効果を得ることを図れるとともに、金属製のふたにも断熱材を配設することができ、断熱効果の向上を図ることができ、また、樹脂製のカバーを取付けることにより角部Rを設けやすくなり、室内に換気装置を設置する際には、角部に体をぶつけてしまうことによる怪我の防止とデザイン性の向上を図ることができ、また、枠体の一面に開口とカバーを設けることによりメンテ性の向上を図ることができるという作用を有する。
また、請求項3記載の発明は、枠体内面に断熱効果を有する樹脂製の筒状部材と断熱材を配設することにより、断熱性を損なうことなく枠体側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図ることができるとともに、樹脂製の筒状部材に電動機を備えた送風機を係止することにより、換気装置としての強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができつつ、枠体内面に配設する断熱材を発砲スチロール成形品とした構成としたものであり、枠体内面にウレタンシートなどの断熱シートを貼り付けるよりも組立性の向上を図ることができ、かつ、
金属製のふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けることで空気層を形成でき、枠体内面に断熱材を配設するのと同様の効果を得ることを図れるとともに、金属製のふたにも断熱材を配設することができ、断熱効果の向上を図ることができ、また、樹脂製のカバーを取付けることにより角部Rを設けやすくなり、室内に換気装置を設置する際には、角部に体をぶつけてしまうことによる怪我の防止とデザイン性の向上を図ることができ、また、枠体の一面に開口とカバーを設けることによりメンテ性の向上を図ることができるという作用を有する。
また、請求項4記載の発明は、金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有し、前記筒状部材の少なくとも隣り合う2面に平面部を設け、この平面部に給気流路を形成する部品を固定するための手段を備え、前記枠体内面に配設する前記断熱材を発砲スチロール成形品としたものであって、前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止めし、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成としたものであり、枠体内面に断熱効果を有する樹脂製の筒状部材と断熱材を配設することにより、断熱性を損なうことなく枠体側面に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図ることができるとともに、樹脂製の筒状部材に電動機を備えた送風機を係止することにより、換気装置としての強度を損なうことなく重量増加を少なくして省施工と省メンテナンス性を図ることができつつ、給気経路を形成する電動機を備えた送風装置を筒状部材に固定する際には固定部を複雑な形状にすることなく、低コストで単純な形状にて作成できるとともに、組立性の向上を図ることができ、また、
枠体内面にウレタンシートなどの断熱シートを貼り付けるよりも組立性の向上を図ることができ、かつ、金属製のふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けることで空気層を形成でき、枠体内面に断熱材を配設するのと同様の効果を得ることを図れるとともに、金属製のふたにも断熱材を配設することができ、断熱効果の向上を図ることができまた、樹脂製のカバーを取付けることにより角部Rを設けやすくなり、室内に換気装置を設置する際には、角部に体をぶつけてしまうことによる怪我の防止とデザイン性の向上を図ることができまた、枠体の一面に開口とカバーを設けることによりメンテ性の向上を図ることができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、側面1に室外空気入口2と室外空気出口3を有して連通させた給気流路4、および、室内空気入口5と室内空気出口6を連通させた排気流路7を設けた金属製の箱状の枠体8と、この枠体内面9に接し給気流路4および排気流路7に平行して取付けられる樹脂製の筒状部材10と、この筒状部材10の接する部分以外に配設される断熱材11と、前記筒状部材10に係止される内部に電動機12を備えた給気用ファン13および排気用ファン14を配設する送風装置15を設けて構成する。
上記構成において換気装置16を設置するときには、望ましくは、建物内の人が余り居住しない納戸やクローゼット等の部屋の天井裏やその天井近くの壁面に取付け、室外空気入口2および室内空気出口6は天井裏に配管される室外側ダクト(図示せず)を介して室外と連通するように施工し、室外空気出口3および室内空気入口5は天井裏に配管される室内側ダクト(図示せず)を介して室内と連通するように施工し、室内の数が複数ある場合には分岐ダクト(図示せず)を天井裏内に設けて対応させる。
このように施工して設置された換気装置16を運転すると、給気用ファン13を配設す
る送風装置15により室外側の空気が室外側ダクト(図示せず)を介して室外空気入口より枠体8内の給気流路4を通り室外空気出口3より室内側ダクト(図示せず)を介して室内側に給気される。
一方、排気用ファン14を配設する送風装置15により室内側の空気が室内側ダクト(図示せず)を介して室内空気入口5より枠体8内の排気流路7を通り室内空気出口6より室外側ダクト(図示せず)を介して室外に排気される。
上記構成により、冬期に給気流路4内に流入した室外空気を受けて冷やされた送風装置15が直接枠体8の側面1に係止されることなく、熱伝導の小さい樹脂製の筒状部材10を介しての取付けとなるため側面1に冷たさが伝わりにくくなる。
このように、枠体内面9に断熱効果を有する樹脂製の筒状部材10と断熱材11を配設することにより断熱性を損なうことなく枠体側面1に施す断熱処理をなくして組立性を容易にすることや外観のデザイン性の向上を図ることができる。また、樹脂製の筒状部材10に電動機12を備えた送風装置15を係止めすることにより、換気装置16としての強度を損なうことなく重量増加を少なくして、省施工と省メンテナンス性を図ることができる。
なお、本実施の形態において、給気用ファン13および排気用ファン14を配設する送風装置15を設けて同時給排構成したが、給気用ファン13のみ配設した送風装置15からなる外気の給気機能のみを有する換気装置16としてもよい。
また、給気経路4を形成する電動機12を備えた送風装置15を筒状部材10に固定する際には、固定部を複雑な形状にすることなく、低コストで単純な形状にて作成できるとともに組立性の向上を図ることができる。
また、枠体内面9にウレタンシートなどの断熱シートを貼り付けるよりも組立性の向上を図ることができる。
(実施の形態2)
図3は本実施の形態2を示すものである。
図3において図1および図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、その説明は省略する。
図3に示すように、枠体8の一面が開口し、この開口部17に金属製のふた18を着脱自在に係止し、このふた18の外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバー19を取付けた構成としたものである。
上記構成において、金属製のふた18の外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバー19を取付けることで空気層20を形成でき、枠体内面9に断熱材11を配設するのと同様の効果を得ることができるとともに、金属製のふた18にも断熱材11を配設することができ、断熱効果の向上を図ることができる。また、樹脂製のカバー19を取付けることにより、角部R21を設けやすくなり、室内に換気装置16を設置する際には角部に体をぶつけてしまうことによる怪我の防止とデザイン性の向上を図ることができる。また、枠体8の一面に開口とカバーを設けることによりメンテ性の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態において、給気用ファン13および排気用ファン14を配設する送風装置15を設けて同時給排構成したが、給気用ファン13のみ配設した送風装置15からなる外気の給気機能のみを有する換気装置16としてもよい。
給気流路と排気流路との間に熱交換素子を配設した構造等にも有用であり、熱交換形換気扇の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の換気装置の断面斜視図 同換気装置の断面図 本発明の実施の形態2の換気装置の断面図 従来の換気装置の構成を示す断面図 同換気装置の構成を示す一部破断した正面図
符号の説明
4 給気流路
8 枠体
9 枠体内面
10 筒状部材
11 断熱材
12 電動機
15 送風装置
16 換気装置
17 開口部
18 金属製のふた
19 樹脂製のカバー

Claims (4)

  1. 金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有するものであって、前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止し、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成の換気装置。
  2. 金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有し、前記筒状部材の少なくとも隣り合う2面に平面部を設け、この平面部に給気流路を形成する部品を固定するための手段を備えたものであって、前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止し、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成の換気装置。
  3. 金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有し、前記枠体内面に配設する前記断熱材を発砲スチロール成形品としたものであって、前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止し、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成の換気装置。
  4. 金属製の箱状の枠体と、この枠体の内面に接して取付けられる樹脂製の筒状部材と、前記枠体の内面で前記筒状部材の接する部分以外に断熱材を配設し、前記筒状部材に係止する電動機を備えた送風装置からなる外気の給気機能を有し、前記筒状部材の少なくとも隣り合う2面に平面部を設け、この平面部に給気流路を形成する部品を固定するための手段を備え、前記枠体内面に配設する前記断熱材を発砲スチロール成形品としたものであって、
    前記枠体の一面が開口し、この開口部に金属製のふたを着脱自在に係止し、このふたの外側に一定の間隔をあけて樹脂製のカバーを取付けた構成の換気装置。
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