JP4720011B2 - ディスポーザ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、厨芥や発泡トレー、ペットボトル等の処理物を粉砕するディスポーザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の破砕装置としては特願平11−230264号に記載されたものがある。
【0003】
図5は従来のディスポーザの構造を示す断面図である。
【0004】
図5に示すディスポーザにおいて、略円筒形をしたホッパ105内には、処理物である厨芥(本明細書においては、「処理物」のことを単に「厨芥」ということもある。)が粉砕される粉砕室120が形成されている。そして、粉砕室120の上方に開口して、厨芥が投入される投入口104が設けられている。
【0005】
投入口104には、この投入口104を開閉する蓋102が着脱自在に取り付けられている。なお、蓋102は、厨芥が飛び出さないようにし、また水を通過させるための貫通孔(図示せず)が形成されている。
【0006】
また、ホッパ105の上端外周縁はシンク103の底に固定されて流し台に装着されている。なお、シンク103の上方には水栓101が配置されている。
【0007】
粉砕室120の下方にはモータ112が設置されている。モータ112から上方に延びるシャフト113は粉砕室120の下部中央に突出している。そして、モータ112のシャフト113に固定されたランナ107には、モータ112により回転される回転刃108が粉砕室120の壁面に向けて回動自在に取り付けられている。また、ホッパ105の内壁面には固定刃106が取り付けられている。したがって、回転刃108と固定刃106とが協働して粉砕処理を行う。
【0008】
なお、回転刃108の下方に位置して、粉砕室120の底面を構成する底板109が固定されている。
【0009】
粉砕室120とモータ112との間には、粉砕室120において粉砕された厨芥と水との混合物が流れ込む排水溝110が形成されている。排水溝110には、粉砕された厨芥を排出するための排水口111が連通されている。したがって、排水溝110は、回転刃108の回転方向と同じ向きに螺旋状に降下して排水口111付近で最下点となる構造となっている。
【0010】
次に、以上のように構成されたディスポーザの動作について説明する。
【0011】
先ず、蓋102を外しディスポーザの投入口104よりホッパ105の中に生ゴミを投入する。
【0012】
投入が終了したら蓋102を閉め、水栓101により水を給水する。水はシンク103からディスポーザの投入口104を経てホッパ105の中に流れ込む。
【0013】
ディスポーザの運転スイッチ(図示せず)をONにすると、モータ112がランナ107と回転刃108を回転させ、ディスポーザ内で厨芥の粉砕が開始される。このとき、厨芥は回転刃108に打撃されて形が崩されると同時に遠心力によりホッパ105の内壁へ飛ばされる。ここで厨芥は回転刃108と固定刃106とに挟まれる形になり次々に粉砕されていく。
【0014】
細かく粉砕された厨芥は水と一緒に排水溝110に落ち込み、最も下流に位置する排水口111からディスポーザの外へ排出される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の技術では、例えば厨芥中の大きな粉砕物であるグレープフルーツ、スイカ等がランナの上面とホッパーの内面に支えられて、破砕を行うべき回転刃の打撃を受けることなく残留するという課題がある。
【0016】
そこで、本発明は、投入された処理物を確実に粉砕することのできるディスポーザを提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明のディスポーザは、処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、中空構造体内に形成され、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕室の下方に形成され、粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、粉砕室の底面を形成する底板と、粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、シャフトに取り付けられたランナと、ランナから上方に突出した回転刃取付部を介してランナに回動自在に取り付けられ、中空構造体の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、ランナの基部から傾斜隆起して回転刃取付部部分まで伸びるスロープと、中空構造体の内壁から突出して固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕する固定刃とを有する構成としたものである。
【0018】
また、この課題を解決するために、本発明のディスポーザは、処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、中空構造体内に形成され、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕室の下方に形成され、粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、粉砕室の底面を形成する底板と、粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、シャフトに取り付けられたランナと、ランナから上方に突出してランナに回動自在に取り付けられ、中空構造体の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、ランナの基部から傾斜隆起して回転刃取付部部分まで伸びるスロープと、中空構造体の内壁から突出して固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕する固定刃とを有する構成としたものである。
【0019】
これにより、可撓性を有する回転刃の回転軌道空間に処理物が入り込むようになるので、大きな処理物も確実に打撃され、投入された処理物を確実に粉砕することが可能になる。また、スロープによって回転刃が保護されるので取り付け部の寿命が延びるとともに、回転刃と処理物との衝突によってモータがロックすることが防止されるという作用を有する。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、中空構造体内に形成され、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕室の下方に形成され、粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、粉砕室の底面を形成する底板と、粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、シャフトに取り付けられたランナと、ランナから上方に突出した回転刃取付部を介してランナに回動自在に取り付けられ、中空構造体の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、ランナの基部から傾斜隆起して回転刃取付部部分まで伸びるスロープと、中空構造体の内壁から突出して固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕する固定刃とを有するディスポーザであり、可撓性を有する回転刃の回転軌道空間に処理物が入り込むようになるので、大きな処理物も確実に打撃され、投入された処理物を確実に粉砕することが可能になるという作用を有する。
【0021】
本発明の請求項2に記載の発明は、処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、中空構造体内に形成され、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕室の下方に形成され、粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、粉砕室の底面を形成する底板と、粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、シャフトに取り付けられたランナと、ランナから上方に突出してランナに回動自在に取り付けられ、中空構造体の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、ランナの基部から傾斜隆起して回転刃取付部部分まで伸びるスロープと、中空構造体の内壁から突出して固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕する固定刃とを有するディスポーザであり、可撓性を有する回転刃の回転軌道空間に処理物が入り込むようになるので、大きな処理物も確実に打撃され、投入された処理物を確実に粉砕することが可能になるという作用を有する。
【0022】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、ランナには、回転刃が所定量以上にシャフト方向へ回動することを阻止するガイドが設けられているディスポーザであり、回転刃が処理物から抵抗を受けたときにはガイドによって回転刃がほぼ同心円状に巻き付くため、回転軌道径から突出した部分がなくなってモータロックがなくなり、回転部分の寿命が延びるとともに粉砕初期におけるトルクを低減することができるという作用を有する。
【0024】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の発明において、底板の周縁には複数の切り欠きが形成されているディスポーザであり、破砕刃と切り欠きとが協働することにより処理物を微粉砕することが可能になるという作用を有する。
【0025】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図4を用いて説明する。なお、これらの図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。
【0026】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1によるディスポーザを示す断面図、図2は図1のディスポーザにおける粉砕部を示す斜視図である。
【0027】
図1に示すディスポーザにおいて、略円筒形をしたホッパ(中空構造体)5内には、厨芥が粉砕される粉砕室20が形成されている。そして、粉砕室20の上方に開口して、厨芥が投入される投入口22が設けられている。
【0028】
投入口22には、この投入口22を開閉する蓋3が着脱自在に取り付けられている。なお、蓋3は、厨芥が飛び出さないようにするとともに水を通過させるための貫通孔(図示せず)が形成されている。
【0029】
また、ディスポーザ本体の上端外周縁は、アダプタであるシンクフランジ2を介してシンク1の底に固定されて流し台に装着されている。そして、シンクフランジ2とディスポーザ本体との間には、このシンクフランジ2とディスポーザ本体とを接続するとともにディスポーザのシンク1に対する振動伝達を防止する緩衝ゴム4が設置されている。
【0030】
粉砕室20の下方には、ホッパ5に固定されたブラケット14に包囲されるようにしてモータ15が設置されている。モータ15から上方に延びるシャフト16は粉砕室20の下部中央に突出している。そして、モータ15のシャフト16に固定されたランナ7には、モータ15により回転される回転刃21が粉砕室20の壁面に向けて回動自在に取り付けられている。
【0031】
この回転刃21は、ランナ7から上方に突出して回転面の径方向に延びる回転刃取付部8と、ピン9を介して回転刃取付部8に回動自在に取り付けられローラチェーン10と、ローラチェーン10の先端に回動自在に取り付けられた破砕刃11とから構成されている。したがって、このようなローラチェーン10および破砕刃11により回転刃21は可撓性を有している。
【0032】
また、ホッパ5の内壁面には固定刃6が突出して取り付けられている。したがって、回転刃21と固定刃6とが協働して粉砕処理が行われる。
【0033】
なお、回転刃21の下方に位置して、粉砕室20の底面を構成する底板12が固定されている。この底板12はその周縁に複数の切り欠きが形成されており、破砕刃11と協働して処理物を微粉砕する。そして、前述したランナ7は、その上面が底板12の上面と略同一の平面上に設置されている。
【0034】
粉砕室20とモータ15との間には、粉砕室20において粉砕された厨芥と水との混合物が流れ込む排水溝(粉砕物流入部)13がブラケット14に形成されている。そして、排水溝13には、粉砕された厨芥を排出するための排水口(図示せず)が連通されている。
【0035】
図2に示すように、ランナ7の中央部にはHカットが施された孔17が形成されている。そして、この孔17に嵌合可能にHカットされたシャフト16の先端に孔17が嵌合することにより、ランナ7がシャフト16に取り付けられる。
【0036】
ランナ7の基部には、この基部から周方向になだらかに傾斜隆起して回転刃取付部8に連続するスロープ18、および回転刃21が所定量以上にシャフト16方向へ回動することを阻止するガイド19が設けられている。そして、このガイド19により、ローラチェーン10が処理物などの抵抗により内側に飛ばされたときにローラチェーン10と破砕刃11がシャフト16を中心としてほぼ同心円状に撓むようにガイドされる。
【0037】
なお、スロープ18やガイド19はランナ7とは別体として作製し、ランナ7に溶接等で取り付けるようにしてもよい。また、ガイド19は本実施の形態のように円弧状でなくともよく、たとえば間欠的に切り起こされたり、ピン等の突起物を複数個設置したものでもよい。
【0038】
次に、以上のように構成された本実施の形態のディスポーザの動作について説明する。
【0039】
先ず、ディスポーザの投入口22の蓋3を外してホッパ5の中に厨芥を投入し、蓋3を投入口22に装着する。
【0040】
次に、水道の蛇口(図示せず)を開けて水を流しながらモータ16を起動し、シャフト15によりローラチェーン10と破砕刃11を回転状態にする。するとローラチェーン10と破砕刃11は遠心力によってホッパ5の内壁つまり粉砕室20の内壁面と対向した状態となる。
【0041】
投入された厨芥はローラチェーン10によって打撃され、遠心力によって破砕刃11と固定刃6の方へ飛ばされる。そして、厨芥は固定刃6と高速で回転する破砕刃11との間で切断されて破砕される。さらに、近接した破砕刃11と底板12の周縁に設けられた切り欠きとの間で微粉砕される。
【0042】
ここで、比較的大きな厨芥が投入されても、回転刃21であるローラチェーン10とその取付位置である回転刃取付部8とはランナ7の上方に位置しているので、それらが厨芥を必ず打撃することになり、厨芥物は確実に粉砕される。
【0043】
なお、厨芥の打撃性を増したければ、ピン9をローラチェーン10の上方に突出させる。ここで、ピン9の高さを互い違いにして突出させると、より打撃性が大きくなる。
【0044】
また、回転刃取付部8に連続するスロープ18によって回転刃取付部8が保護されるので取り付け部の寿命が延びるとともに、回転刃取付部8と処理物との衝突によってモータ15がロックすることが防止される。
【0045】
さらに、ローラチェーン10と破砕刃11が処理物から抵抗を受けたときには、ガイド19によってそれらがほぼ同心円状に巻き付くため、回転軌道径から突出した部分がなくなってモータロックがなくなり、回転部分の寿命が延びるとともに粉砕初期におけるトルクを低減することができる。
【0046】
以上のようにして細かく粉砕された厨芥は水と一緒に底板12と粉砕室20内壁との隙間から排水溝13に流入し、排水口からディスポーザの外部へと排出される。
【0047】
このように、本実施の形態のディスポーザによれば、可撓性を有する回転刃の回転軌道空間に処理物が入り込むようになるので、大きな処理物も確実に打撃され、投入された処理物を確実に粉砕することが可能になる。
【0048】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2によるディスポーザを示す断面図、図4は図3のディスポーザにおける粉砕部を示す斜視図である。
【0049】
図3および図4に示すように、本実施の形態においては、前述した実施の形態1における図2にて詳しく示すような回転刃取付部8を備えていないため、ランナ7は略平面状となっている。したがって、ローラチェーン10はピン9を介して直接ランナ7に回動自在に取り付けられた状態でランナ7から上方に突出している。
【0050】
また、このように回転刃取付部8を備えていないことから、スロープ18はランナ7の基部から周方向になだらかに傾斜隆起してピン9の上部付近まで伸びている。
【0051】
次に、以上のように構成された本実施の形態のディスポーザの動作について説明する。
【0052】
先ず、ディスポーザの投入口22の蓋3を外してホッパ5の中に厨芥を投入し、蓋3を投入口22に装着する。
【0053】
次に、水道の蛇口(図示せず)を開けて水を流しながらモータ15を起動し、シャフト15によりローラチェーン10と破砕刃11を回転状態にする。するとローラチェーン10と破砕刃11は遠心力によってホッパ5の内壁つまり粉砕室20の内壁面と対向した状態となる。
【0054】
投入された厨芥はローラチェーン10によって打撃され、遠心力によって破砕刃11と固定刃6の方へ飛ばされる。そして、厨芥は固定刃6と高速で回転する破砕刃11との間で切断されて破砕される。さらに、近接した破砕刃11と底板12の周縁に設けられた切り欠きとの間で微粉砕される。
【0055】
ここで、比較的大きな厨芥が投入されても、回転刃21であるローラチェーン10はランナ7の上方に位置しているので、それらが厨芥を必ず打撃することになり、厨芥物は確実に粉砕される。
【0056】
なお、厨芥の打撃性を増したければ、ピン9をローラチェーン10の上方に突出させる。ここで、ピン9の高さを互い違いにして突出させると、より打撃性が大きくなる。
【0057】
また、ピン9の上部付近まで伸びているスロープ18によって回転刃取付部分が保護されるので取り付け部の寿命が延びるとともに、回転刃21と処理物との衝突によってモータ15がロックすることが防止される。
【0058】
さらに、ローラチェーン10と破砕刃11が処理物から抵抗を受けたときには、ガイド19によってそれらがほぼ同心円状に巻き付くため、回転軌道径から突出した部分がなくなってモータロックがなくなり、回転部分の寿命が延びるとともに粉砕初期におけるトルクを低減することができる。
【0059】
以上のようにして細かく粉砕された厨芥は水と一緒に底板12と粉砕室20内壁との隙間から排水溝13に流入し、排水口からディスポーザの外部へと排出される。
【0060】
このように、本実施の形態のディスポーザによれば、可撓性を有する回転刃21の回転軌道空間に処理物が入り込むようになるので、大きな処理物も確実に打撃され、投入された処理物を確実に粉砕することが可能になる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、可撓性を有する回転刃の回転軌道空間に処理物が入り込むようになるので、大きな処理物も確実に打撃され、投入された処理物を確実に粉砕することが可能になるという有効な効果が得られる。また、スロープによって回転刃が保護されるので取り付け部の寿命が延びるとともに、回転刃と処理物との衝突によってモータがロックすることが防止されるという有効な効果が得られる。
【0062】
また、ランナにガイドを設ければ、回転刃が処理物から抵抗を受けたときにはガイドによって回転刃がほぼ同心円状に巻き付くため、回転軌道径から突出した部分がなくなってモータロックがなくなり、回転部分の寿命が延びるとともに粉砕初期におけるトルクを低減することができるという有効な効果が得られる。
【0064】
そして、底板の周縁に切り欠きを形成すれば、破砕刃と切り欠きとが協働することにより処理物を微粉砕することが可能になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるディスポーザを示す断面図
【図2】図1のディスポーザにおける粉砕部を示す斜視図
【図3】本発明の実施の形態2によるディスポーザを示す断面図
【図4】図3のディスポーザにおける粉砕部を示す斜視図
【図5】従来のディスポーザの構造を示す断面図
【符号の説明】
1 シンク
2 シンクフランジ
3 蓋
4 緩衝ゴム
5 ホッパ(中空構造体)
6 固定刃
7 ランナ
8 回転刃取付部
9 ピン
10 ローラチェーン
11 破砕刃
12 底板
13 排出溝(粉砕物流入部)
15 モータ
16 シャフト
17 孔
18 スロープ
19 ガイド
20 粉砕室
21 回転刃
22 投入口

Claims (4)

  1. 処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、
    前記中空構造体内に形成され、導入された前記処理物を粉砕する粉砕室と、
    前記粉砕室の下方に形成され、前記粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、
    前記粉砕室の底面を形成する底板と、
    前記粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、
    前記シャフトに取り付けられたランナと、
    前記ランナから上方に突出した回転刃取付部を介して前記ランナに回動自在に取り付けられ、前記中空構造体の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、
    前記ランナの基部から傾斜隆起して前記回転刃取付部部分まで伸びるスロープと、
    前記中空構造体の内壁から突出して固定され、前記回転刃と協働して前記処理物を粉砕する固定刃とを有することを特徴とするディスポーザ。
  2. 処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、
    前記中空構造体内に形成され、導入された前記処理物を粉砕する粉砕室と、
    前記粉砕室の下方に形成され、前記粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、
    前記粉砕室の底面を形成する底板と、
    前記粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、
    前記シャフトに取り付けられたランナと、
    前記ランナから上方に突出して前記ランナに回動自在に取り付けられ、前記中空構造体の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、
    前記ランナの基部から傾斜隆起して前記回転刃取付部部分まで伸びるスロープと、
    前記中空構造体の内壁から突出して固定され、前記回転刃と協働して前記処理物を粉砕する固定刃とを有することを特徴とするディスポーザ。
  3. 前記ランナには、前記回転刃が所定量以上に前記シャフト方向へ回動することを阻止するガイドが設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のディスポーザ。
  4. 前記底板の周縁には複数の切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のディスポーザ
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