JP4719971B2 - 収納式道路標識 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車道のセンターライン、中央分離帯、外側線等、車両の視線誘導として使用される収納式道路標識に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、交通規制や車両の視線誘導等に使用される中空立像体の道路標識の設置は、標識柱の底面を、若しくは標識柱の一端に結合する台座の底面を、道路の路面に直接固定していた。しかし、例えば降雪期等に除雪車等で除雪作業を行う際には、上記のように道路に固定された道路標識は作業の邪魔となる。そこで、舗装道路から着脱可能な道路標識が提案されており、このような道路標識は、例えば特許第1462669号公報に示されるものがある。これによると、地中に螺刻孔を有する埋設体を埋設し、この埋設体と道路標識の標識台座とをボルトで螺合することで、道路標識を路面上に設置する。このようにボルトを介して設置しているので、道路標識を取り外すのは容易である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ボルトにより路面に固定するという従来の道路標識では、取り外した道路標識の保管場所の確保や、道路標識の運搬に手間が掛かるといった不具合がある。また、例えば連日の交通渋滞の緩和を図り、利用可能な車線の本数を渋滞する時間帯のみ一時的に変更する等の場合、道路標識の取り外し及び取り付け作業を連日行わねばならず、前記作業において手間が掛かるといった不具合もある。
【0004】
本発明の目的は、前記の従来技術による不具合を解決することであり、取り外し及び取り付け作業が簡便且つ路面下に収納可能な収納式道路標識を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するため、標識本体と、該標識本体の一端に固定したベースとから成る収納式道路標識であって、
前記ベースを嵌合する開口部を有し、且つ路面上に突出しないように路面下に埋設するための前記収納管を設けることを第一の特徴とする。
【0006】
また本発明は、前記収納管が、開口部に嵌合する前記ベースの挿入を止める段差部を収納管内壁に有し、
前記ベースの外径は収納管の前記開口部の内径より若干小さく、且つ前記収納管は前記ベースより高剛性であることを第二の特徴とする。
【0007】
さらに本発明は、標識本体と、該標識本体の一端に固定した円柱形のベースと、開口部を有し、且つ路面上に突出しないように路面下に埋設するための中空円筒状の収納管とから成る収納式道路標識であって、
前記開口部に前記ベースと前記収納管とを螺合する螺合構造を設けたことを第三の特徴とする。
【0008】
また本発明は、標識本体と、該標識本体の一端に固定した円柱形のベースと、開口部を有し、且つ路面上に突出しないように路面下に埋設するための中空円筒状の収納管とから成る収納式道路標識であって、
前記収納管は、開口部側に径方向に拡がる環状の段差部と、該段差部から路面方向に突出し、端部に円板部を持つ複数の突起とを備え、
前記標識本体のベースは、前記複数の突起が貫通し、且つ、前記ベースの回転に応じて、貫通した突起の円板部が突起の抜脱を阻止する形状に円周方向に開口された複数の係合孔を備えることを第四の特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の収納式道路標識の一実施形態を図1及び図2を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態の道路標識を、路面下に埋設した収納管に収納した状態を示しており、図2は道路標識を路面上に設置した状態を示している。
【0010】
<第一実施形態:収納式道路標識の構成>
本実施形態の収納式道路標識1は、図1に示すように円柱形の標識本体2と、該標識本体2の一端に固定した、外周が標識本体2より大きい円柱形のベース3と、前記標識本体2と前記ベース3とを一体的に収納する、両端が開口した中空円筒管の収納管4とから構成されている。また、設置時の標識本体2が車両の衝突等で倒れても、標識本体2を容易に設置時の直立状態に復旧できるように、前記標識本体2の内部に補強材5を備えている。更に、ベース3は中心軸上に貫通孔7を有し、この貫通孔7には取っ手部材9が中心軸方向に動かせるような状態で貫入している。
【0011】
ここで取っ手部材9は、図1のように、ベース3の軸方向の長さよりも長く且つ標識本体2よりも短い棒材と、貫通孔7の内径よりも大きい外径の二つの円板部とから成り、ベース3から取っ手部材9が抜けないように、円板部と棒材とが前記棒材の両端に一体成形されている。
【0012】
前記貫通孔7のベース底面側には、図1のように取っ手部材収納孔10が設けられており、取っ手部材9をベース方向に押し入れることにより、道路標識収納時に取っ手部材9の円板部を路面上に突出しないように収納できる。また、収納した取っ手部材9を指で引き出せるように、取っ手部材収納孔10の内径は、この収納孔に収納される取っ手部材一端の円板部の外径より大きい。
【0013】
更に収納管4の両端の内径は異なっており、収納管4の内径が大きい方の開口端寄りの内壁には段差部8が環状に設けられ、図1及び図2のように収納管4の一端に開口部6を形成している。また、開口部6の収納管長手方向の長さはベース3の中心軸方向の長さに等しく、開口部6の内径は、ベース3の外径よりも若干小さい。
【0014】
尚、本実施形態による標識本体2に熱可塑性ポリウレタンを使用しているが、エチレン酢酸ビニル共重合体、低密度ポリエチレン、塩化ビニル等の弾性体を使用してもよく、ベース3についても熱硬化性ポリウレタンを使用しているが、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、低密度ポリエチレン、塩化ビニル等を使用してもよい。また収納管4には塩化ビニルや金属等といった、ベース3の材料より剛性が高いものを選定することもできる。
【0015】
<第一実施形態:収納式道路標識の収納状態>
本発明の道路標識は、まず路面上に収納管4が突出しないように、地中に予め収納管4を埋設しておく。次に、収納管4の中に標識本体2を収納するように、埋設した収納管4の開口部6にベース3を嵌合することで、図1のような収納状態となる。ここで、前述のようにベース3の外径よりも開口部6の内径が若干小さめに作られているが、弾性体で作製されたベース3よりも収納管4の剛性が大きいため、ベース3を収納管4の開口部6に押し込むことで嵌合することができる。
【0016】
この時、ベース3が押し込みによって変形するため、収納管4の内壁に対するベース3からの押圧力が発生し、ベース3と収納管4との接触面は密着した状態となる。また、収納管4にベース3を押し込んだ際、段差部8とベース3とが接触し、ベース3の押し込みは段差部8で停止する。その結果、嵌合したベース3は、図1に示すように収納管4の蓋の役割を果たし、収納管4の内部に水や土砂等が侵入するのを防ぐ効果が得られる。また雨中の作業により、収納管4の内部に水が侵入した場合にも、収納管4の両端が開口しているため、水が内部に溜まることはない。
【0017】
尚、図1で突出している取っ手部材9は、標識収納時には路面より突出しないように取っ手部材収納孔10に押し込んでおく。
【0018】
<第一実施形態:収納式道路標識の設置作業>
一方、本発明の道路標識の設置は、以下のように行われる。まず取っ手部材収納孔10に収納されている取っ手部材9を引き出し、図1のような状態にする。次に引き出した取っ手部材9を持って、収納管4から標識本体2を引き抜く。そして、図2のように収納管4の開口部6にベース3を嵌合して、設置作業が完了する。この設置時には、収納管内壁の段差部8によってベース3の所定量以上の押し込みが阻止される。更に、ベース3が変形して収納管4に押し込まれるため、収納管4の内壁に対してベース3の押圧力が発生し、ベース3と収納管4との接触面が密着した状態となる。よってベース3と収納管4とは強固に嵌合した状態であり、道路標識は確実に設置される。
【0019】
尚、本実施形態ではベース3の形状を円柱形とし、収納管4の形状を円柱形としているが、これらに限らなくてもよい。また取っ手部材9の両端に固着する板材の形状は円形でなくてもよい。
【0020】
<第二実施形態の構成(ネジ状タイプ)>
上述の第一実施形態では、収納管の開口部にベースを嵌合することで道路標識を設置したが、収納式道路標識の第二実施形態を図3及び図4を参照して説明する。ここで図3は第二実施形態において道路標識が収納された状態を、図4は設置された状態をそれぞれ示す。
【0021】
本実施形態は、第一実施形態と同様に、円柱形の標識本体2と、該標識本体2の一端に固定した、外周が標識本体より大きい円柱形のベース3aと、両端が開口した中空円筒管の収納管4aとから構成され、前記標識本体2の内部には、倒れた標識本体2を設置時の直立状態に復旧できるように補強材5が備えられている。また、図3及び図4に示すように、ベース3aの側面にはネジ山を設け、収納管4aの開口部6aの内壁には、前記ネジ山と螺合するネジ溝を設けている。更にベース3aは中心軸上に貫通孔7aを有し、該貫通孔7aには取っ手部材9aが中心軸方向に動かせるような状態で貫入している。ここで、引き出した取っ手部材9aを中心軸を中心に回転させることでベース3aを回転させ、ベース3aと収納管4aとを螺合するので、取っ手部材9aを構成する棒材の断面形状は、例えば楕円や角形のような非円形形状でなくてはならない。また、貫通孔7aのベース底面側一端には、取っ手部材9aを収納時に路面上に突出しないようにするための取っ手部材収納孔10aを設けている。
尚、本実施形態において使用する材料は、第一実施形態において使用した材料と同様のものである。
【0022】
<第二実施形態の設置作業(ネジ状タイプ)>
本実施形態の道路標識は、標識本体2を収納管4aに挿入し且つベース3aを回転して収納管4aの開口部6aにねじ込むことにより、図3に示すように収納される。この場合の道路標識の設置作業は以下のように行う。まず図3の収納状態において、ベース3aから取っ手部材9aを引き出し且つ中心軸を中心に回転させると、前述のように取っ手部材9aの棒材の断面形状が非円形であるため、ベース3aも一体となって回転し、ベース3aと収納管4aとが螺合した状態は解消される、即ちベース3aは収納管4aから取り外される。次に標識本体2を持ち、ベース3aを回転して収納管4aの開口部6aにねじ込むことにより、道路標識は図4に示す設置状態となる。
【0023】
上述のように、本実施形態ではベース3aと収納管4aとを螺合により設置するため、ベース3aを収納管4に嵌合させる第一実施形態と比べて、より確実に道路標識を設置できる。
【0024】
<第三実施形態の構成(突起による固定)>
次に、上述の二種類の実施形態と異なる第三実施形態を、図5乃至図9を参照して説明する。ここで図5は本実施形態において道路標識が収納された状態を、図6は設置された状態をそれぞれ示す。また、図7は地面に埋設されている収納管の上面図、図8はベース底面の構造を示す図であり、図9はベースと収納管とを係合する際の、係合孔の円孔部及び細長孔部と、収納管の突起の円板部との相対的な位置関係を示している。
【0025】
本実施形態における道路標識の構造は、図5及び図6のように、上述の二種類の実施形態と同様、円柱形の標識本体2と、該標識本体2の一端に固定した、外周が標識本体より大きい円柱形のベース3bと、両端が開口した中空円筒管の収納管4bとから構成され、前記標識本体2の内部には、倒れた標識本体2を設置時の直立状態に復旧できるように補強材5が備えられている。また、ベース3bには中心軸上に貫通孔7bを設け、取っ手部材9bがその貫通孔7bを貫入し、取っ手部材収納孔10bが貫通孔7bのベース底面側一端に設けられている。
【0026】
尚、本実施形態では、第二実施形態と同様に、引き出した取っ手部材9bを中心軸を中心に回転させることでベースを回転させる作業を要するので、取っ手部材9bを構成する棒材の断面形状は、例えば楕円や角形のような非円形形状である。
【0027】
本実施形態における収納管4bは段差部8bを有し、図5乃至図7に示すように、端部に円板部17を持つ突起16が、前記段差部8bから路面方向に突出している。
尚、この突起16は、収納管4bを路面下に埋設した際に路面上に突出しないように、収納管4bの段差部8bに設けられている。
【0028】
また、ベース3bは、図8に示すような平面状の底面を有する凹み部12を、前記突起16と同数個(本実施形態では4個)ベース底面に有し、各凹み部底面には、収納管4bに備えられた突起16と係合する係合孔13が設けられている。この係合孔13は、前記突起16が貫通するための円孔部14と、円周方向に伸びた細長孔部15とから成り、図8のように、前記係合孔13は該細長孔部15の一端で前記円孔部14が前記細長孔部15と一体となって形成されている。各係合孔13のベース底面における配置は、収納管4bにおける各突起16と係合可能な位置に対応している。また、円孔部14の内径は円板部17の外径より大きく、細長孔部15の径方向の幅は突起16の幅より大きく且つ円板部17の外径より小さい。更に、ベース底面の凹み部12は円板部17の厚さより深い凹みとなっており、凹み部底面の係合孔13が突起16に係合する際に、突起先端の円板部17が凹み部12から突出しないように構成されている。
尚、この時使用する材料は、第一又は第二の実施形態に使用した材料と同様のものである。
【0029】
<第三実施形態の設置作業(突起による固定)>
図5に示される収納状態では、ベース3bの係合孔13における円孔部14及び細長孔部15と円板部17との相対的な位置関係は、図9(b)のように円板部17が細長孔部15に係合して突起16が抜けない状態になっている。この状態から図6に示す設置状態にするには以下の動作を行う。まず、図9(b)において取っ手部材9bを引き出し、この取っ手部材9bを中心軸を中心にA方向に回転させると、取っ手部材9bの棒材の断面形状が非円形であるため、第二の実施形態と同様にベース3bも回転し、係合孔13の円孔部14及び細長孔部15と円板部17との位置関係は、図9(a)のように円板部17が円孔部14に位置して突起16が抜ける状態になる。この状態で取っ手部材9bを持って標識本体2を引き抜くと、円板部17が円孔部14を通過し、ベース3bが収納管4bから取り外せる。このようにして収納管4bから標識本体2を引き抜いた後、引き抜いた標識本体2を持って、ベース3bにおける係合孔13の円孔部14に円板部17を貫通させ、図9(a)の状態とし、標識本体2を中心軸を中心にB方向に回転させることにより、図6に示すように道路標識を設置することができる。
【0030】
<取っ手部材とベースとの他の係合方法>
尚、第二及び第三実施形態においては、取っ手部材を介してベースを中心軸を中心に回転させるために、断面形状が非円形形状の棒材を有する取っ手部材をベースに係合しているが、この取っ手部材とベースとを図10のように係合してもよい。ここで、図10は取っ手部材とベースとの他の係合方法を示す縦断面図である。
【0031】
取っ手部材9は棒材と収納板20と嵌合板21とから成り、上述の各実施形態と同様、ベース3から取っ手部材9が抜けないように、収納板20と嵌合板21と棒材とが該棒材の両端に一体成形されている。
【0032】
また、ベースの貫通孔7の両端は、ベース底面側一端に取っ手部材収納孔10を、他端には取っ手部材嵌合孔19を有し、取っ手部材一端の収納板20がベース3より突出せずに収納できるように、且つ嵌合板21が取っ手部材嵌合孔19に嵌合するように構成されている。
【0033】
上述のように取っ手部材9をベース3に係合した場合でも、第一実施形態において、嵌合したベース3を収納管から、取っ手部材9を用いて引き抜くことができる。
【0034】
更に、嵌合板21及び取っ手部材嵌合孔19の断面を非円形形状にすると、第二及び第三実施形態において、引き抜いた取っ手部材9を中心軸を中心に回転させることにより、取っ手部材9を介してベース3を回転させることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の収納式道路標識によれば、開口部を持つ収納管を、路面上に収納管が突出しないように路面下に予め埋設しておき、更に、この収納管に標識本体を挿入し且つ収納管の開口部にベースを嵌合することにより、標識本体を路面下に収納できる。また収納管から収納された標識本体を引き出し、標識本体を持ってベースを収納管の開口部に嵌合することにより、収納管を介して標識本体を道路に設置できる。
これにより、道路標識を特定の時間帯のみ取り外す等、頻繁に取り外し及び取り付け作業が行われる場合には、取り外した後の道路標識を保管する場所を確保する必要がなくなる。
また、道路標識をその場で設置することができるため、従来のように設置場所まで車両等により道路標識を運搬し、車両から下ろす手間が省け、設置作業の効率が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による道路標識が収納管に収納される状態を説明するための図。
【図2】同じく本実施形態の道路標識が収納管に設置される状態を説明するための図。
【図3】本発明の第二実施形態における道路標識が収納される状態を説明するための図。
【図4】同じく第二実施形態における道路標識が設置された状態を説明するための図。
【図5】本発明の第三実施形態における道路標識が収納された状態を説明するための図。
【図6】同じく第三実施形態における道路標識が設置された状態を説明するための図。
【図7】同じく第三実施形態における、地面に埋設されている収納管の上面図。
【図8】同じく第三実施形態におけるベース底面の構造を説明するための図。
【図9】同じく第三実施形態において、ベースの係合孔と収納管の突起の円板部とを係合する際の、両者の相対的な位置関係を説明する図であり、図9(a)は係合孔と円板部との係合を解消できる状態を説明するための図、図9(b)は係合孔と円板部とが係合している状態を説明するための図である。
【図10】取っ手部材とベースとの他の係合方法を説明するための図。
【符号の説明】
1,1a,1b・・・収納式道路標識、2・・・標識本体、3,3a,3b・・・ベース、4,4a,4b・・・収納管、5・・・補強材、6,6a・・・開口部、7,7a,7b・・・貫通孔、8,8b・・・段差部、9,9a,9b・・・取っ手部材、10,10a,10b・・・取っ手部材収納孔、11・・・路面、12・・・凹み部、13・・・係合孔、14・・・円孔部、15・・・細長孔部、16・・・突起、17・・・円板部、18・・・取っ手部材嵌合孔、19・・・収納板、20・・・嵌合板。
Claims (2)
- 標識本体と、該標識本体の一端に固定したベースと、前記ベースを嵌合する開口部を有し、且つ路面上に突出しないように路面下に埋設するための中空円筒状の収納管とから成る収納式道路標識であって、前記収納管は、開口部から嵌合する前記ベースの挿入を止める段差部を収納管内壁に有し、合成樹脂製の弾性体からなる前記ベースの外径は収納管の前記開口部の内径より若干小さく、且つ前記ベースより高剛性である熱可塑性樹脂又は金属からなるとともに、前記標識本体は路面下に埋設される際に設置時と上下逆向きに前記収納管内に収納されることを特徴とする収納式道路標識。
- 標識本体の一端に固定されたベースの中心軸上に設けられた貫通孔には、中心軸方向に移動し前記標識本体を引き出す際の手がかりとなり、かつ路面上に突出しないように収納される取っ手部材を設けることを特徴とする請求項1記載の収納式道路標識。
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