JP4719103B2 - プロテクタ及びプロテクタによる燃料チューブの保護構造 - Google Patents
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Description
またこの場合、特に請求項3に記載の発明によるように、保護部としての前記半筒形状を半円筒形状とすることで、通常は円筒状からなる燃料チューブについてその側面を高効率に保護することが可能となる。
またこの場合、特に請求項7に記載の発明によるように、前記連結部が、前記保護部の燃料チューブに対向する面を前記装着部の同燃料チューブに対向する面よりも同燃料チューブから離間せしめる態様にて前記装着部に対し段差をもって形成される構造とすることで、このプロテクタを燃料チューブに装着した際に、プロテクタの保護部とこの保護部を通じて保護される燃料チューブの側面との間に緩衝用の隙間を形成することが可能となる。車両への大きな衝撃等によって、たとえ保護部に変形が生じるような場合であれ、このような保護部の変形に起因する燃料チューブの損傷を緩和、抑制することが可能となる。
また、前記保護部及び前記連結部及び前記装着部が金属板のプレス成形によって形成されるとするとき、例えば請求項9に記載の発明によるように、このクランプ機構を構成する装着部についてはその表面を樹脂によって被覆するようにしてもよく、これによって燃料チューブに接触する装着部自体が燃料チューブに損傷を与えるようなことを抑制することができるようになる。
これにより、保護部の角部が燃料チューブに接触することに伴う燃料チューブの損傷についてもこれを抑制することができるようになる。
図1は、この実施の形態のプロテクタによる燃料チューブの保護構造についてその概要を示した斜視図である。
(1)燃料チューブ1を外傷から保護すべく同チューブ1に沿うように装着されるプロテクタとして、上記保護部32と、この保護部32にそれぞれ連結部33A,33Bを介して連結されて燃料チューブ1及びコネクタ2に装着される装着部31A,31Bとを備える構造とした。そして、連結部33A,33Bについてはこれを、保護部32の保護面に直交する方向への装着部31A,31Bの変位を許容する低剛性構造を有する構造とした。これにより、上記保護部32を通じて燃料チューブ1の側面が外傷から的確に保護されるようになる。また、その保護区間も、例えばエンジンルーム内に配置されている鋭利な部材と対向する区間に対応して同保護部を設けることで済むことから、設計上の自由度はもとより、設置スペース的な自由度も高く維持される。しかも、上記低剛性構造を有する連結部33A,33Bの変形を通じて装着部31A,31Bが装着される燃料チューブ1の変位にも柔軟に対応することができるなど、剛性体からなる保護部32を有しながら、プロテクタ3自体の柔軟性も高く維持することができるようになる。
Claims (12)
- 車載エンジンの燃料供給系に設けられる燃料チューブを外傷から保護すべく同チューブに沿うように配設されるプロテクタであって、
前記燃料チューブの側面の任意区間を覆う剛性体からなって前記燃料チューブの側面を保護する保護部と、この保護部の長手方向の両端部に連結部を介して連結されて各々前記燃料チューブに装着される装着部とを備えるとともに、前記連結部は、前記保護部の保護面に直交する方向への前記装着部の変位を許容する低剛性構造を有して形成されてなる
ことを特徴とするプロテクタ。 - 前記保護部は半筒形状に形成されてなり、該半筒形状の内周壁面にて前記燃料チューブの側面を覆うことによりこれを保護する
請求項1に記載のプロテクタ。 - 前記半筒形状が半円筒形状である
請求項2に記載のプロテクタ。 - 前記保護部は前記半筒形状の筒開き面を同一平面として維持し得る方向に曲率をもって屈曲した部分を有して形成されてなる
請求項2または3に記載のプロテクタ。 - 前記保護部の前記曲率をもって屈曲した部分が、同保護部の一方の端部からこれに連結される前記連結部及び前記装着部にかけての長手方向への延設方向を90度変換する態様にて設けられてなる
請求項4に記載のプロテクタ。 - 前記連結部は前記保護部からその長手方向に共通の中心線を有して延出され、同連結部の前記低剛性構造は、前記保護部の保護面に直交する方向への変形が可能な態様にてその延出幅が縮小された構造として実現されてなる
請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロテクタ。 - 前記連結部は、前記保護部の前記燃料チューブに対向する面を前記装着部の同燃料チューブに対向する面よりも同燃料チューブから離間せしめる態様にて前記装着部に対し段差をもって形成されてなる
請求項6に記載のプロテクタ。 - 前記装着部が前記燃料チューブの外周面を挟み込むクランプ機構からなる
請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロテクタ。 - 前記保護部及び前記連結部及び前記装着部は金属板のプレス成形によって形成されてなり、前記クランプ機構を構成する装着部の表面は樹脂によって被覆されてなる
請求項8に記載のプロテクタ。 - 前記保護部の角部は所定の曲率にて面取りされてなる
請求項1〜9のいずれか一項に記載のプロテクタ。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロテクタによって車載エンジンの燃料供給系に設けられる燃料チューブの側面の任意区間が保護されてなる
ことを特徴とするプロテクタによる燃料チューブの保護構造。 - 前記プロテクタの保護部と該保護部を通じて保護される前記燃料チューブの側面との間には緩衝用の隙間が形成されてなる
請求項11に記載のプロテクタによる燃料チューブの保護構造。
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JP2006212327A JP4719103B2 (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | プロテクタ及びプロテクタによる燃料チューブの保護構造 |
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JP2008038997A JP2008038997A (ja) | 2008-02-21 |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005282836A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Tokai Rubber Ind Ltd | 樹脂チューブ用プロテクタ |
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2006
- 2006-08-03 JP JP2006212327A patent/JP4719103B2/ja active Active
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