JP4718960B2 - サプライチェーンプランニングプログラム及びサプライチェーンプランニング装置 - Google Patents

サプライチェーンプランニングプログラム及びサプライチェーンプランニング装置 Download PDF

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Description

本発明は、受注や需要予測等に基づいて製品の生産計画及び出荷計画を算出するサプライチェーンプランニングプログラム及びサプライチェーンプランニング装置に関する。
一般的にメーカが生産計画を立案する場合、サプライチェーンプランニングツールが用いられる。ここで、「サプライチェーン」とは、生産(メーカ、サプライヤなど)から販売(顧客、カスタマなど)にいたるまでの製品情報を一元化することを示す。又、「サプライチェーンプランニングツール」は、POSデータ等の需要情報をもとに、需要予測を行い、生産、配送等各種計画の修正に繋げることを目的としたソフトウェアの総称であって、需要予測に基づいた生産計画や出荷計画を出力する。サプライチェーンプランニングツールは、部品発注納期や製造能力などの制約条件を満たしつつ、線形計画法やヒューリスティックスなどにより最適な生産計画などを出力することができる。
図18を参照して従来のサプライチェーンプランニング装置901を説明する。サプライチェーンプランニング装置901の記憶装置907aには、品目マスタデータ931、稼働日カレンダーデータ932、部品構成データ933、工程情報データ934、購入オーダデータ935、製品在庫データ936、部品在庫データ937、確定受注データ938、販売見込みデータ939、確定生産計画データ940などが記憶されている。サプライチェーンプランニング装置901の中央処理制御装置901に実装されたサプライチェーンプランニング手段911は、記憶装置907aに記憶された各データを読み出して、サプライチェーン計画として、記憶装置907bに出荷計画データ951、生産計画データ952などを出力する。このほかにも、部品調達計画データ、物流計画などが出力される。
ここで、生産計画データ952は、資源制約を考慮した生産計画立案に基づいて出力される。具体的には、記憶装置907aから品目マスタデータ931、部品構成データ933、購入オーダデータ935、部品在庫データ937などを読み出して、部品在庫と、部品発注データ、部品購入リードタイムなどを考慮して、部材調達が可能な範囲で、生産計画データ952は算出される。
又、生産計画データ952は、能力制約を考慮した生産計画立案に基づいて出力される。具体的には、記憶装置907aから品目マスタデータ931、稼働日カレンダーデータ932、工程情報データ934などを読み出して、工程情報や稼働日カレンダーを考慮して、製造能力の範囲内で、生産計画データ952は算出される。
この例として、制約を考慮した需給計画策定装置が提案されている(例えば、特許文献1。)。この特許文献1に記載の需給計画策定装置では、需要情報に需要情報処理手段がプライオリティを付け、需給計画策定手段に送られる。一方、各工場から製造能力、在庫状況等が制約情報処理手段を介して需給計画策定手段に送られる。需給計画策定手段は、SCM等により確定した、需給に基づいた生産計画を各工場に送信し、販売拠点に対して需要情報の物品の納期を納期回答処理手段8を通じて回答する。この特許文献1に記載の需給計画策定装置では、需要情報、生産情報を一括して取り込んだうえで、それぞれを紐付けしているので、納期回答が早く、かつ在庫を縮小することができる。
この特許文献1に記載の需給計画策定装置では、下記のような制約条件が挙げられている。
(1)生産工程情報(BOM)
(2)工程能力(工程毎の生産能力)
(3)長納期部材の納入計画
(4)在庫
(5)確定済生産計画情報
(6)物流リードタイム
一方、納期回答において生産計画データから製造可能枠データを立案する方法が知られている。受注生産方式を採用する製造業においては、受注が入ると迅速に納期回答してタイミングよく製造指示を出すために、一般的に座席予約方式と呼ばれる受注引き当てロジックを保有している(例えば、特許文献2及び3)。
この特許文献2及び3に記載の方式では、生産計画や部品の調達状況などを考慮して、どの製品が、いつ、いくつ製造可能であるかを示す製造可能枠データを予め算出しておく。この製造可能枠データは、部品調達データ、生産能力情報を元に、予め定められた一定期間内にどの製品品目を何台まで生産可能か、という実現可能な生産台数の上限値を定めたものである。一方、受注が入ると所定のロジックで受注を製造可能枠に引き当て、納期を回答するとともに、受注を確定させ、受注が確定された製品品目及び数量は、他の受注に引き当てられないように確保される。更に、受注納期と製造リードタイムを考慮し、確定された受注に基づいて製造指示が出される。
特開2002−149936号公報 特開平4−145573号公報 特開平4−145574号公報
しかし、上述した特許文献1に記載の需給計画策定装置などの従来のサプライチェーンプランニング装置では、需要情報や各種制約情報を入力データとして使用するが、これらの制約情報のデータの全てが管理又はメンテナンスされ、常に正しい状態になっているとは限らない。
例えば、購入オーダ情報は、購入担当者がベンダーと調整して、納期や納入数量を決めている。この業務において、人手で勧めている部分が多いため、納期設定や納入数量データが最新のデータとなっていないケースも多い、又ベンダーの都合による納入日、納入数量変更のデータは、更新されるまでのリードタイムが長くなる場合もある。この様なケースでは、資材制約情報に一部不正確なデータがあるため、サプライチェーンプランニング装置で立案した計画は、部分的に本当の制約を満たすことができず、実行不可能な計画となる場合があるという課題を有している。
又、あらゆる状況に適用可能とするため、サプライチェーンプランニングに入力される情報は、制約の縛りが強い情報であることが多い。
具体的には、資材制約の一部として、部材の購入リードタイムを考慮する。詳述すると、従来は、長納期部材の納入計画を制約条件としているが、これは、サプライチェーンプランニングの実施日(計画立案日)と、計画対象日の差が、購入リードタイム以下の場合、この部品を長納期部品として取り扱う必要があるということである。従って、サプライチェーンプランニングの実施日と計画対象日の差が、購入リードタイム以上の場合、原則的にその部材は調達可能と判断されるので、制約条件になることはない。
この様に、一般的に調達リードタイムは、最大この期間を設定しておけば調達できないことはない、という期間が設定されている場合が多い。つまり、設定される調達リードタイムは現実のリードタイムよりも長めに設定される場合が多い。従ってシステム上に設定されている調達リードタイム未満だからといって、必ずしも調達できない訳ではない。この場合、ベンダーに問い合わせることにより、直ぐに納品可能であるケースもある。
従来のサプライチェーンプランニング装置では、確実に実行できる計画にはなるが、ベンダーとの調整によりもっと生産が増やせる場合でも、これをする余地を残さないフレキシブルのない計画立案をしてしまう問題がある。
又、サプライチェーンプランニング装置に、詳細な制約条件を入力することも考えられるが、制約条件が複雑になることにより、生産計画の最適化計算において多大な計算を要してしまう問題がある。
上記問題点に鑑み、本発明の目的は、より正確な制約条件に基づいて生産計画を出力するサプライチェーンプランニングプログラム及びサプライチェーンプランニング装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、入力装置から情報が入力されると、レジスタ及び記憶装置に情報を記憶しながら処理するコンピュータにおいて実行され、製品品目の生産計画データを算出するサプライチェーンプランニングプログラムに関する。即ち、本発明の第1の特徴に係るサプライチェーンプランニングプログラムは、製品品目の識別子に、製品品目を構成する部品品目を関連づけた部品構成データを記憶装置に記憶する手段と、部品品目の識別子に、部品品目の納入日と納入数量を関連づけた購入オーダデータを記憶装置に記憶する手段と、製造可能な製品品目の識別子と、製品品目の製造日と製造可能数量を関連づけた製造可能枠データを記憶装置に記憶する手段と、記憶装置から製造可能枠データを読み出して、製造可能な製品品目の識別子に、部品構成データに記憶されていない任意の部品品目の識別子であるダミーキーパーツの識別子を関連づけたダミーキーパーツデータを記憶装置に記憶する手段と、記憶装置からダミーキーパーツデータを読み出して、部品構成データに挿入して記憶装置に記憶する手段と、記憶装置から製造可能枠データとダミーキーパーツデータを読み出して、ダミーキーパーツの識別子に、部品品目の購入日として製造可能枠データの製造日の前稼働日と、部品品目の納入数量として製造可能枠データの製造可能数量とを関連づけたレコードを、購入オーダデータに挿入して記憶装置に記憶する手段と、入力装置からの指示に基づいて、記憶装置から、少なくとも部品構成データ及び購入オーダデータとを読み出して、製品品目の生産計画データを算出して記憶装置に記憶する手段を実現させるために、コンピュータで実行される。
このような本発明の第1の特徴に係るサプライチェーンプランニングプログラムは、製造可能枠データを元にダミーキーパーツのダミー購入オーダを作成し、資材制約として利用することにより、製造可能枠数量を生産計画の上限とすることができる。
本発明の第2の特徴は、入力装置から情報が入力されると、レジスタ及び記憶装置に情報を記憶しながら処理するコンピュータにおいて実行され、製品品目の生産計画データを算出するサプライチェーンプランニングプログラムに関する。即ち、本発明の第2の特徴に係るサプライチェーンプランニングプログラムは、製品品目の識別子に、製品品目を製造する製造工程の識別子及び製造工程の工程能力を関連づけた工程情報データを記憶装置に記憶する手段と、工程情報の識別子に、製造工程の稼働日と稼働時間を関連づけた稼働日カレンダーデータを記憶装置に記憶する手段と、製造可能な製品品目の識別子と、製品品目の製造日と製造可能数量を関連づけた製造可能枠データを記憶装置に記憶する手段と、記憶装置から製造可能枠データを読み出して、製造可能な製品品目の識別子に、工程情報データに記憶されていない任意の工程情報の識別子であるダミー工程の識別子及び任意の工程能力を関連づけたダミー工程データを記憶装置に記憶する手段と、記憶装置からダミー工程データを読み出して、工程情報データに挿入して記憶装置に記憶する手段と、記憶装置から製造可能枠データとダミー工程データを読み出して、ダミー工程の識別子に、稼働日として製造可能枠データの製造日と、稼働時間として製造可能数量を任意の工程能力で除算した時間を関連づけたレコードを、稼働日カレンダーデータに挿入して記憶装置に記憶する手段と、入力装置からの指示に基づいて、記憶装置から、少なくとも工程情報データ及び稼働日カレンダーデータとを読み出して、製品品目の生産計画データを算出して記憶装置に記憶する手段を実現させ、製造可能数量を越えない範囲で、生産計画データを出力するために、コンピュータで実行される。
本発明の第3の特徴は、入力装置から情報が入力されると、レジスタ及び記憶装置に情報を記憶しながら処理するコンピュータにおいて実行され、製品品目の生産計画データを算出するサプライチェーンプランニング装置に関する。即ち、本発明の第3の特徴に係るサプライチェーンプランニング装置は、製品品目の識別子に、製品品目を構成する部品品目を関連づけた部品構成データを記憶装置に記憶する手段と、部品品目の識別子に、部品品目の納入日と納入数量を関連づけた購入オーダデータを記憶装置に記憶する手段と、製造可能な製品品目の識別子と、製品品目の製造日と製造可能数量を関連づけた製造可能枠データを記憶装置に記憶する手段と、記憶装置から製造可能枠データを読み出して、製造可能な製品品目の識別子に、部品構成データに記憶されていない任意の部品品目の識別子であるダミーキーパーツの識別子を関連づけたダミーキーパーツデータを記憶装置に記憶する手段と、記憶装置からダミーキーパーツデータを読み出して、部品構成データに挿入して記憶装置に記憶する手段と、記憶装置から製造可能枠データとダミーキーパーツデータを読み出して、ダミーキーパーツの識別子に、部品品目の購入日として製造可能枠データの製造日の前稼働日と、部品品目の納入数量として製造可能枠データの製造可能数量とを関連づけたレコードを、購入オーダデータに挿入して記憶装置に記憶する手段と、入力装置からの指示に基づいて、記憶装置から、少なくとも部品構成データ及び購入オーダデータとを読み出して、製品品目の生産計画データを算出して記憶装置に記憶する手段とを備える。
本発明の第4の特徴は、入力装置から情報が入力されると、レジスタ及び記憶装置に情報を記憶しながら処理するコンピュータにおいて実行され、製品品目の生産計画データを算出するサプライチェーンプランニング装置に関する。即ち、本発明の第4の特徴に係るサプライチェーンプランニング装置は、製品品目の識別子に、製品品目を製造する製造工程の識別子及び製造工程の工程能力を関連づけた工程情報データを記憶装置に記憶する手段と、工程情報の識別子に、製造工程の稼働日と稼働時間を関連づけた稼働日カレンダーデータを記憶装置に記憶する手段と、製造可能な製品品目の識別子と、製品品目の製造日と製造可能数量を関連づけた製造可能枠データを記憶装置に記憶する手段と、記憶装置から製造可能枠データを読み出して、製造可能な製品品目の識別子に、工程情報データに記憶されていない任意の工程情報の識別子であるダミー工程の識別子及び任意の工程能力を関連づけたダミー工程データを記憶装置に記憶する手段と、記憶装置からダミー工程データを読み出して、工程情報データに挿入して記憶装置に記憶する手段と、記憶装置から製造可能枠データとダミー工程データを読み出して、ダミー工程の識別子に、稼働日として製造可能枠データの製造日と、稼働時間として製造可能数量を任意の工程能力で除算した時間を関連づけたレコードを、稼働日カレンダーデータに挿入して記憶装置に記憶する手段と、入力装置からの指示に基づいて、記憶装置から、少なくとも工程情報データ及び稼働日カレンダーデータとを読み出して、製品品目の生産計画データを算出して記憶装置に記憶する手段とを備え、製造可能数量を越えない範囲で、生産計画データを出力する。
本発明によれば、より正確な制約条件に基づいて生産計画を出力するサプライチェーンプランニングプログラム及びサプライチェーンプランニング装置を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(最良の実施の形態)
本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1は、入力装置から情報が入力されると、レジスタ及び記憶装置に情報を記憶しながら処理するコンピュータにおいて実行され、製品品目の生産計画データを算出する装置であって、図1に示すように、中央処理制御装置101、記憶装置107a及び107bを備えている。
図2に示すように、本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1は、中央処理制御装置101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103及び入出力インタフェース109が、バス110を介して接続されている。入出力インタフェース109には、入力装置104、表示装置105、通信制御装置106、記憶装置107及びリムーバブルディスク108が接続されている。
中央処理制御装置101は、入力装置104からの入力信号に基づいてROM102からサプライチェーンプランニング装置1を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、更に記憶装置107に記憶されたオペレーティングシステムを読み出す。更に中央処理制御装置101は、入力装置104や通信制御装置106などの入力信号に基づいて、各種装置の制御を行ったり、RAM103や記憶装置107などに記憶されたプログラム及びデータを読み出してRAM103にロードするとともに、RAM103から読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データの計算又は加工など、後述する一連の処理を実現する処理装置である。
入力装置104は、操作者が各種の操作を入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を作成し、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送信される。表示装置105は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどであり、中央処理制御装置101からバス110及び入出力インタフェース109を介して表示装置105において表示させる出力信号を受信し、例えば中央処理制御装置101の処理結果などを表示する装置である。通信制御装置106は、LANカードやモデムなどの装置であり、サプライチェーンプランニング装置1をインターネットやLANなどの通信ネットワークに接続する装置である。通信制御装置106を介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号又は出力信号として、入出力インタフェース及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
記憶装置107は半導体記憶装置や磁気ディスク装置であって、中央処理制御装置101で実行されるプログラムやデータが記憶されている。リムーバブルディスク108は、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1の記憶装置107には、サプライチェーンプランニングプログラムが記憶されるとともに、品目マスタデータ31、稼働日カレンダーデータ32、部品構成データ33、工程情報データ34、購入オーダデータ35、製品在庫データ36、部品在庫データ37、確定受注データ38、販売見込みデータ39、確定生産計画データ40、出荷計画データ51、生産計画データ52、製造可能枠データ53が記憶される。又、サプライチェーンプランニングプログラムがサプライチェーンプランニング装置1の中央処理制御装置101に読み込まれオペレーションシステムと協働して実行されることによって、サプライチェーンプランニング手段11、製造可能枠生成手段12がサプライチェーンプランニング装置1に実装される。
図1においては、記憶装置107a及び107bにそれぞれデータが記憶されているが、これらのデータは複数の記憶装置に記憶されても良いし、一つの記憶装置に記憶されても良い。又、本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1は、一つのハードウェアコンピュータ上に実装されても良いし、複数のハードウェアコンピュータ上に実装されても良い。具体的には、図1の記憶装置107a及び107bのそれぞれに記憶された各データは、通信制御装置106などを介してデータ送受信可能な異なるコンピュータに実装される記憶装置に記憶されても良い。
品目マスタデータ31は、本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1によって管理される製品品目又は部品品目の情報が記憶されている。具体的には、品目マスタデータ31には、製品品目に関する情報として、製品品目の識別子、納品リードタイム、納品単位などが、部品品目に関する情報として、部品品目の識別子、購入リードタイム、購入単位などが記憶されている。
稼働日カレンダーデータ32は、本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1によって管理される生産ラインの稼働日が記憶された情報である。稼働日カレンダーデータ32は、工程情報の識別子に、製造工程の稼働日を関連づけられた情報である。例えば、稼働日カレンダーデータ32には、一般的な暦日に、生産ラインの稼働日及び日稼働日を示すフラグが関連づけられている。この稼働日は、製造工程或いは製造装置毎に設定されても良く、更に製造工程或いは製造装置の稼働時間も関連づけられて良い、
部品構成データ33は、BOM(bill of material)とも呼ばれ、製品品目を構成する部品品目とその数量が関連づけられている情報である。
工程情報データ34は、品目マスタデータ31に記憶されている製品品目の識別子に、製品品目を製造する製造工程の識別子を関連づけた情報が記憶されている。更に、その製造工程における工程能力に関する情報が関連づけられていても良い。ある製品品目を製造するために、例えば、穴明工程、研磨工程、包装工程を経ることが、工程情報データ34に記憶されている。この工程情報データ34には、それぞれの製造工程で使用する製造装置やその製造装置の工程能力などが関連づけられていても良い。
購入オーダデータ35は、製品品目を製造するために必要な部品品目について、既に部品提供メーカなどに発注し未納入の購入オーダが記憶されている。例えば購入オーダデータ35には、部品品目の識別子に、部品品目の納入日と納入数量が関連づけられている。
製品在庫データ36には、既に製造され倉庫などに在庫されている製品品目のデータが記憶されている。例えば製品在庫データ36には、製品品目の識別子、在庫倉庫の識別子、在庫数量などが関連づけられている。
部品在庫データ37には、部品提供メーカなどから納入され倉庫などに在庫されている部品品目に関するデータが記憶されている。例えば部品在庫データ37には、部品品目の識別子、在庫倉庫の識別子、在庫数量などが関連づけられている。
確定受注データ38には、本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1によって管理される製品品目について、既に確定した受注に関するデータが記憶されている。例えば確定受注データ38には、製品品目の識別子、納入日、納入数量、納入先などが関連づけられて記憶されている。
販売見込みデータ39には、市場動向などに基づいて、見込まれる販売に関するデータが記憶されている。例えば販売見込みデータ39には、販売が見込まれる製品品目の識別子、販売時期、販売数量などが関連づけられて記憶されている。
確定生産計画データ40には、既にサプライチェーンプランニング装置1によって算出されて確定された確定生産計画データ40が記憶されている。例えば確定生産計画データ40には、生産計画で生産が確定された製品品目の識別子、製造時期、製造数量などが関連づけられて記憶されている。
サプライチェーンプランニング手段11は、記憶装置107aに記憶された品目マスタデータ31、稼働日カレンダーデータ32、部品構成データ33、工程情報データ34、購入オーダデータ35、製品在庫データ36、部品在庫データ37、確定受注データ38、販売見込みデータ39、確定生産計画データ40を読み出し、製品を製造又は出荷する時期及び数量を算出して、出荷計画データ51、生産計画データ52などを生成し、記憶装置107bに記憶する手段である。更に、本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1のサプライチェーンプランニング手段11は、更に後述する製造可能枠データ53を入力データとして読み出し、製品品目を製造又は出荷する時期及び数量を算出して、出荷計画データ51、生産計画データ52を生成する。
サプライチェーンプランニング手段11は、定期的に或いは入力装置からの指示に基づいて実行される。サプライチェーンプランニング手段11は、例えば、1週間おきに3ヶ月分の生産計画データ52を出力する。
製造可能枠生成手段12は、記憶装置107bから、サプライチェーンプランニング手段11によって出力された出荷計画データ51、生産計画データ52を読み出して、製造可能な製品品目の識別子毎に、製造時期及び製造可能数量を算出して、製造可能な製品品目の識別子と、製品品目の製造日と製造可能数量を関連づけた製造可能枠データ53を生成し、記憶装置107bに記憶する手段である。この様に、製造可能枠データ53には、部品の調達状況や在庫状況、製品の工程能力、製造装置の稼働時間などの要素が考慮されている。製造可能枠生成手段12によって出力された製造可能枠データ53は、部品購入担当者や製造ライン担当者などによって、部品購入リードタイムや工程能力などを考慮して修正される。
ここで、製造可能枠データとは、工場もしくは全社的に管理されている数値であって、ある特定の一定期間単位毎に、具体的には日単位であれば何月何日に、週単位であれば何月第何週に、製品品目毎に、何台製造することが可能であるかを示すデータである。製造する工場においては、製造可能枠数量未満の数値の生産指示が入力されれば、遅滞なくその生産指示に従って製品を製造することが可能である。しかし、製造可能枠数量以上の台数の生産指示が入力された場合、基本的には製造可能枠数量を上限として受け付け、製造可能枠数量を超える数量については、その生産指示を受け付けない運用がなされる。製造可能枠データ53にデマンドとして確定受注や販売見込み数量を紐付けする。デマンドが製造可能枠数量を下回れば、デマンド分のみの生産計画が生産ラインに出力される。
本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1において、予めサプライチェーンプランニング手段11によって出力された生産計画データ52に基づいて作成された製造可能枠データ53が生成されると、サプライチェーンプランニング手段11により新たな生産計画データ52が出力される。これにより、サプライチェーンプランニング装置1は、製造可能枠データ53に定められた製造可能台数を超えることのない生産計画データ52を出力することができる。
次に、変形例1及び変形例2を参照して、製造可能枠データ53がサプライチェーンプランニング手段11の入力データとして読み出される具体例を説明する。
(変形例1)
図3に示す本発明の最良の実施の形態の変形例1に係るサプライチェーンプランニング装置1は、図1に示す本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1と比べて、中央処理制御装置101に、ダミーキーパーツ生成手段13、ダミーキーパーツ付加手段14、ダミーキーパーツダミー購入オーダ生成手段15を備え、記憶装置107bに、ダミーキーパーツデータ54を備えている点が異なる。
本発明の最良の実施の形態の変形例1において、サプライチェーンプランニング装置1によって管理される製品品目は、例えば、図4に示すような部品構成を備えているとする。具体的には、製品品目Aは、部品品目B、部品品目C及び部品品目Dから製造され、部品品目Bは、部品品目E及び部品品目Fから製造される。
このとき、部品構成データ33aには、製品品目、製品品目を製造する部品品目、数量が関連づけられて記憶されている。具体的には、図5に示す様に製品品目Aに、部品品目Bが1個、部品品目Cが1個及び部品品目Dが1個と関連づけられて部品構成データ33aに記憶されている。図5に示す例については、製品品目Aを製造する部品品目のみを記載したが、その部品品目を製造するための部品品目が部品構成データ33aに記憶されても良い。具体的には、部品品目Bに、部品品目Eが1個、部品品目Fが1個と関連づけられて記憶されても良い。
又、購入オーダデータ35aには、部品を購入した購入日、購入した部品品目、購入した数量が関連づけられて記憶されている。具体的には、図6に示すように2004/9/15に部品品目Bを50個、2004/9/18に部品品目Cを30個購入したデータが購入オーダデータ35aに記憶されている。
サプライチェーンプランニング手段11は、図5に示した部品構成データ33a、図6に示した購入オーダデータ35aを含むデータを、記憶装置107aから読み出して、出荷計画データ51及び生産計画データ52を生成して、記憶装置107bに記憶する。
製造可能枠生成手段12は、記憶装置107bから出荷計画データ51及び生産計画データ52を読み出して、図7に示すような製造可能枠データ53を生成し、記憶装置107bに記憶する。製造可能枠データ53には、製造可能な製造時期(製造日)と、製品品目、製造する数量が関連づけられて記憶されている。図7に示す例においては、2004/9/25に製品品目Aを100個、2004/9/26に製品品目Aを100個、2004/9/27に製品品目Bを100個が製造可能であることが、製造可能枠データ53に記憶されている。
ダミーキーパーツ生成手段13は、記憶装置107bから製造可能枠データ53を読み出して、製造可能な製品品目の識別子に、部品構成データ33に記憶されていない任意の部品品目の識別子であるダミーキーパーツの識別子を関連づけたダミーキーパーツデータ54を記憶装置107bに記憶する手段である。
例えば、図4に示すように製品品目Aが部品品目B、C及びDによって製造される場合、ダミーキーパーツ生成手段13は、ダミーキーパーツの識別子として、品目マスタデータ31又は部品構成データ33において使用されていない任意の識別子「部品品目X」を出力する。更に、ダミーキーパーツ生成手段13は、製品品目Aとダミーキーパーツの識別子である部品品目Xを関連づけて、ダミーキーパーツデータ54として記憶装置107bに記憶する。
ダミーキーパーツ付加手段14は、記憶装置107bからダミーキーパーツデータ54を読み出して、部品構成データ33aに挿入して部品構成データ33bを生成して記憶装置107aに記憶する手段である。具体的には、図8に示すように製品品目Aを構成する部品としてダミーキーパーツである部品品目Xが追加される。このとき、挿入後の部品構成データ33bには、図9に示すように、製品品目Aと、ダミーキーパーツである部品品目Xが関連づけられたレコードが挿入されている。
ダミーキーパーツダミー購入オーダ生成手段15は、記憶装置107bから製造可能枠データ53とダミーキーパーツデータ54を読み出して、ダミーキーパーツの識別子に、部品品目の購入日として製造可能枠データ53の製造日に基づく日と、部品品目の納入数量として製造可能枠データ53の製造可能数量に基づく数量とを関連づけたレコードを、購入オーダデータ35aに挿入して、購入オーダデータ35bを生成して記憶装置107aに記憶する。より具体的にはダミーキーパーツダミー購入オーダ生成手段15は、部品品目の購入日として製造可能枠データの製造日の前稼働日の終業時を関連づける。この様に、製造日の前日にダミーキーパーツが納入されることを示すダミーキーパーツのダミー購入オーダのレコードを購入オーダデータ35に挿入することにより、製造日の当日に、製造可能枠データ53で設定された製造可能枠数量分の製品品目を製造可能とすることができる。
具体的には、図7に示した製造可能枠データ53の場合、製品品目Aについて2004/9/25に100個、2004/9/26に120個がそれぞれ製造可能であることが記憶されている。この場合、図10に示すように、製造可能枠データ53において製品品目Aについて2004/9/25に100個製造可能とするレコードに対して、購入オーダデータ35bに製造日の前日である2004/9/24の終業時に100個の部品品目Xが納入されるレコードを挿入する。更に、製造可能枠データ53において製品品目Aについて2004/9/26に120個製造可能とするレコードに対して、購入オーダデータ35bに製造日の前日である2004/9/25の終業時に12個の部品品目Xが納入されるレコードを挿入する。製品品目Bについても同様に、購入オーダデータ35bにレコードが挿入される。
サプライチェーンプランニング手段11は、前回のサプライチェーンプランニング手段11によって出力された製造可能枠データ53に基づいて生成ダミー購入オーダが挿入された購入オーダデータ35bを記憶装置107aから読み出して、生産計画データ52を出力する。これにより製造可能枠データ53で設定された製造可能数量を越えない範囲で、生産計画データ52が出力される。
次に図11を参照して、本発明の最良の実施の形態の変形例1に係るサプライチェーンプランニング装置1の処理を説明する。
まず、ステップS101において、サプライチェーンプランニング手段11によって、サプライチェーンプランニング処理が実行され、出荷計画データ51、生産計画データ52が出力される。ステップS102において、製造可能枠生成手段12によって、生産計画データ52に基づいて、製造可能枠生成処理が実行され、製造可能枠データ53が出力される。
更に、ステップS103において、製造可能枠データ53を読み出して、製造可能な製造日、製品品目、製造可能数量が関連づけられた製造可能枠データ53の全てのレコードについて、ステップS104乃至ステップS108の処理を実行する。
具体的には、ステップS104において、読み出されたレコードの製品品目について、ダミーキーパーツ生成手段13によって、ダミーキーパーツの識別子が採番される。このとき、ダミーキーパーツ生成手段13によって、品目マスタデータ31及び部品構成データ33などが読み出され、既に使用されていない部品品目の識別子がダミーキーパーツの識別子として採番される。更にダミーキーパーツ生成手段13によって、ステップS105において、製品品目とダミーキーパーツの識別子が関連づけられたダミーキーパーツデータ54が出力される。
ステップS106において、ダミーキーパーツ付加手段14によって、ダミーキーパーツデータ54が、部品構成データ33に挿入される。
次に、ステップS107において、製造可能枠データ53の製造日の前稼働日と、製造可能数量、及びダミーキーパーツの識別子を関連づけたダミー購入オーダレコードを生成する。ここでダミー購入オーダレコードは、製造可能枠で設定された時間単位(製造日或いは製造週)に基づいて、日単位又は週単位などで設定されるダミーキーパーツの製造可能枠数量分の購入オーダを示すレコードである。例えば、製造可能枠データ53が日単位で設定されている場合、このダミー購入オーダレコードは、製造可能枠データ53の製造日の前稼働日に、製造可能数量のダミーキーパーツが納入されることを示す。ステップS207で生成されたダミー購入オーダレコードは、ステップS108において、購入オーダデータ35に挿入される。
ステップS104乃至ステップS108の処理は、ステップS103で読み出された全ての製造可能枠データ53のレコードについて実行される。更に、ステップS109において、サプライチェーンプランニング装置1は、次のサプライチェーンプランニング処理の実行を待機する。
この様に、購入オーダデータ35に、製造可能枠データ53の製造日の前稼働日に、製造可能数量分の製品品目を製造するための部品が納入されることを示すレコードが挿入される。従って、次にサプライチェーンプランニング手段11が実行されたときに、製造日に、製造可能枠データ53に設定された製造可能数量を越える生産計画が出力されることはない。
図11の例では、ステップS104乃至ステップS106において、製品品目にダミーキーパーツの識別子が関連づけられてなく、部品構成データ33に新たにダミーキーパーツを挿入する場合について説明した。一方、部品構成データ33に、読み出されたレコードの製品品目とダミーキーパーツの識別子が関連づけられたレコードが既に挿入されている場合、ステップS104乃至ステップS106の処理が割愛されても良い。この様にダミーキーパーツは、製造可能枠設定単位である製品品目、もしくは製品品目グループ毎に設定される。
この様に、本発明の最良の実施の形態の変形例1においては、製造可能枠データを元にダミーキーパーツのダミー購入オーダを作成し、資材制約として利用することにより、製造可能枠数量を生産計画の上限とすることができる。
具体的には本発明の最良の実施の形態の変形例1に係るサプライチェーンプランニング装置1における購入オーダデータ35には、製造可能枠生成手段12によって出力された製造可能枠データ53の製造可能数量だけの部品が、製造日の前日に納入されることを示すレコードが挿入される。従って、サプライチェーンプランニング手段において、資材制約として製造可能枠データを考慮させることができる。これにより、本発明の最良の実施の形態の変形例1に係るサプライチェーンプランニング装置1は、製造可能枠データ53に設定された製造日に製造可能数量以上を生産する様な生産計画データ52を出力することはできない。
従って、本発明の最良の実施の形態の変形例1に係るサプライチェーンプランニング装置1は、製造可能枠データ53を遵守した生産計画データ52を出力することができる。
(変形例2)
図12に示す本発明の最良の実施の形態の変形例2に係るサプライチェーンプランニング装置1は、図1に示す本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置1と比べて、中央処理制御装置101に、ダミー工程生成手段16、ダミー工程付加手段17、ダミー工程稼働日カレンダー更新手段18、ダミー工程データ55を備えている点が異なる。
本発明の最良の実施の形態の変形例2において、工程情報データ34aには、製品品目の識別子に、製造工程と、その製造工程における工程能力が関連づけられて記憶されている。ここで工程能力とは、工程毎の生産能力で、単位時間あたりの製造可能数量で示される。具体的には、図13に示すように製品品目Aに、第1工程、第2工程、第3工程が関連づけられており、更に第1工程の工程能力が1時間あたり10個、第2工程の工程能力が1時間あたり20個、第3工程の工程能力が1時間あたり15個が関連づけられている。
稼働日カレンダーデータ32aには、稼働日に、工程とその稼働時間が関連づけられて記憶されている。ここで、更に製品品目の識別子も関連づけられ、製品品目の工程毎に、当該稼働日における稼働時間が関連づけられても良い。具体的には、例えば図14に示すように稼働日2004/9/22に製品品目Aの第3工程の稼働時間が7時間に設定されたレコードが稼働日カレンダーデータ32aに記憶されている。
ダミー工程生成手段16は、記憶装置107bから製造可能枠データを読み出して、製造可能な製品品目の識別子に、工程情報データ34aに記憶されていない任意の工程情報の識別子であるダミー工程の識別子を関連づけたダミー工程データ55を記憶装置107bに記憶する手段である。このダミー工程は、この製品品目を製造する製造工程の最終工程として挿入される。
例えば、製品品目Aが図13に示すように第1工程、第2工程、第3工程を経て製造される場合、ダミー工程生成手段16は、ダミー工程の識別子として、工程情報データ34aにおいて使用されていない任意の識別子「X工程」を算出する。更に、ダミー工程生成手段16は、製品品目Aとダミー工程の識別子であるX工程を関連づけて、ダミー工程データ55として記憶装置107bに記憶する。例えば、このX工程は、生産ラインで完成品を検査する検査工程などの工程であっても良い。
ダミー工程付加手段17は、記憶装置107bからダミー工程データ55を読み出して、工程情報データ34aに挿入して工程情報データ34bを生成して記憶装置107aに記憶する手段である。このダミー工程データ55には、更にその工程における任意の工程能力とを関連づけられて、記憶装置107bに記憶されるのが好ましい。ここで、「任意の工程能力」とは、後述するこのダミー工程における稼働時間との相関関係に基づく数値である。例えば図15に示すように、更新後の工程情報データ34bには、製品品目Aと、X工程及びその工程能力が関連づけられたレコードが挿入されている。
ダミー工程稼働日カレンダー更新手段18は、記憶装置107bから製造可能枠データ53とダミー工程データ55を読み出して、ダミー工程の識別子に、稼働日として製造可能枠データの製造日に基づく日とを関連づけたレコードを、稼働日カレンダーデータ32aに挿入して記憶装置107aに記憶する手段である。より具体的にはダミー工程稼働日カレンダー更新手段18は、記憶装置107bから製造可能枠データ53とダミー工程データ55を読み出して、ダミー工程の識別子に、稼働日として製造可能枠データ53の製造日と、稼働時間として製造可能数量を任意の工程能力で除算した時間を関連づけたレコードを、稼働日カレンダーデータ32aに挿入して、稼働日カレンダーデータ32bを生成し、記憶装置107aに記憶する。この様に、製造日にダミー工程が実行されることを示すレコードを稼働日カレンダーに挿入することにより、製造可能枠データ53で設定された製造日に製造可能枠データ53で設定された製造可能枠数量分の製品品目を製造可能とすることができる。このとき、工程情報データ34に記憶された工程能力と、稼働日カレンダーデータ32bに記憶された稼働時間とを乗算した数が、製造可能枠データ53の製造可能数量以上となる。
具体的には、図7に示した製造可能枠データ53には、製品品目Aについて2004/9/25に100個、2004/9/26に120個がそれぞれ製造可能であることが記憶されている。一方、図15に示した工程情報データ34bにおいて、製品品目のX工程の工程能力として1時間あたり10個と記憶されている。この場合、図16に示すように、製造可能枠データ53において製品品目Aについて2004/9/25に100個製造可能とするレコードに対して、稼働日カレンダーデータ32bに製造日である2004/9/25に製品品目AのX工程が10時間稼働されること、具体的には製品品目Aを100個製造することを示すレコードを挿入する。更に、製造可能枠データ53において製品品目Aについて2004/9/26に120個製造可能とするレコードに対して、稼働日カレンダーデータ32bに製造日である2004/9/26に製品品目AのX工程が12時間稼働されること、具体的には製品品目Aを120個製造することを示すレコードを挿入する。製品品目Bについても同様に、購入オーダデータ35bに挿入される。
サプライチェーンプランニング手段11は、前回のサプライチェーンプランニング手段11によって出力された製造可能枠データ53に基づいてダミー工程が挿入された稼働日カレンダーデータ32bを読み出して生産計画データ52を出力する。これにより製造可能枠データ53で設定された製造可能数量を越えない範囲で、生産計画データ52が出力される。
次に図17を参照して、本発明の最良の実施の形態の変形例2に係るサプライチェーンプランニング装置1の処理を説明する。
まず、ステップS201において、サプライチェーンプランニング手段11によって、サプライチェーンプランニング処理が実行され、出荷計画データ51、生産計画データ52が出力される。ステップS202において、製造可能枠生成手段12によって、生産計画データ52に基づいて、製造可能枠生成処理が実行され、製造可能枠データ53が出力される。
更に、ステップS203において、製造可能枠データ53を読み出して、製造可能な製造日、製品品目、製造可能数量が関連づけられた製造可能枠データ53の全てのレコードについて、ステップS204乃至ステップS208の処理を実行する。
具体的には、ステップS204において、読み出されたレコードの製品品目について、ダミー工程生成手段16によって、ダミー工程の識別子が採番される。このとき、ダミー工程生成手段16によって、工程情報データ34aなどが読み出され、既に使用されていない部品品目の識別子がダミー工程の識別子として採番される。更にダミー工程生成手段16によって、ステップS205において、製品品目とダミー工程の識別子が関連づけられたダミー工程データ55が出力される。
ステップS206において、ダミー工程付加手段17によって、ダミー工程データ55が、工程情報データ34に挿入される。このとき、このダミー工程における任意の工程能力も関連づけられて工程情報データ34に挿入される。
次に、ステップS207において、製造可能枠データ53の製造日と、製造可能数量に基づく稼働時間及びダミー工程の識別子を関連づけたダミー工程稼働日レコードを生成する。
ステップS204乃至ステップS208の処理は、ステップS203で読み出された全ての製造可能枠データのレコードについて実行される。更に、ステップS209において、サプライチェーンプランニング装置1は、次のサプライチェーンプランニング処理の実行を待機する。
この様に、稼働日カレンダーデータ32に、製造可能枠データ53の製造日に、製造可能数量分の製品品目を製造するための工程が稼働されることを示すレコードが挿入される。従って、次にサプライチェーンプランニング手段11が実行されたときに、製造日に、製造可能枠データ53に設定された製造可能数量を越える生産計画が出力されることはない。
図17の例では、ステップS204乃至ステップS206において、製品品目にダミー工程の識別子が関連づけられてなく、工程情報データ34に新たにダミー工程を挿入する場合について説明した。一方、工程情報データ34に、読み出されたレコードの製品品目とダミー工程の識別子が関連づけられたレコードが既に挿入されている場合、ステップS204乃至ステップS206の処理が割愛されても良い。この様にダミー工程は、製造可能枠設定単位である製品品目、もしくは製品品目グループ毎に設定される。
この様に、本発明の最良の実施の形態の変形例2においては、製造可能枠データを元にダミー工程のダミー工程稼働日レコードを作成し、能力制約として利用することにより、製造可能枠数量を生産計画の上限とすることができる。
具体的には、本発明の最良の実施の形態の変形例1に係るサプライチェーンプランニング装置1における稼働日カレンダーデータ35には、製造可能枠生成手段12によって出力された製造可能枠データ53の製造可能数量だけを生産できることを示すダミー工程の稼働日に関するレコードが挿入される。従って、サプライチェーンプランニング手段11において、能力制約として製造可能枠データを考慮させることができる。これにより、本発明の最良の実施の形態の変形例2に係るサプライチェーンプランニング装置1は、製造可能枠データ53に設定された製造日に製造可能数量以上を生産する様な生産計画データ52を出力することはできない。
従って、本発明の最良の実施の形態の変形例2に係るサプライチェーンプランニング装置1は、製造可能枠データ53を遵守した生産計画データ52を出力することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の最良の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置の機能ブロック図である。 本発明の最良の実施の形態に係るサプライチェーンプランニング装置のハードウェア構成図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例1に係るサプライチェーンプランニング装置の機能ブロック図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例1において、ダミーキーパーツを挿入する前の部品構成を示す模式図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例1において、ダミーキーパーツを挿入する前の部品構成データのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例1において、ダミーキーパーツを挿入する前の購入オーダデータのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例1において、ダミーキーパーツを挿入する前に出力された製造可能枠データのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例1において、ダミーキーパーツを挿入した後の部品構成を示す模式図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例1において、ダミーキーパーツを挿入した後の部品構成データのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例1において、ダミーキーパーツを挿入した後の購入オーダデータのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例1に係るサプライチェーンプランニング装置の処理を説明するフローチャートである。 本発明の最良の実施の形態の変形例2に係るサプライチェーンプランニング装置の機能ブロック図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例2において、ダミー工程を挿入する前の工程情報データのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例2において、ダミー工程を挿入する前の稼働日カレンダーデータのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例2において、ダミー工程を挿入した後の工程情報データのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例2において、ダミー工程を挿入した後の稼働日カレンダーデータのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態の変形例2に係るサプライチェーンプランニング装置の処理を説明するフローチャートである。 従来のサプライチェーンプランニング装置の機能ブロック図である。
符号の説明
1、901…サプライチェーンプランニング装置、11、911…サプライチェーンプランニング手段、12…製造可能枠生成手段、13…ダミーキーパーツ生成手段、14…ダミーキーパーツ付加手段、15…ダミーキーパーツダミー購入オーダ生成手段、16…ダミー工程生成手段、17…ダミー工程付加手段、18…ダミー工程稼働日カレンダー更新手段、31、931…品目マスタデータ、32、32a、32b、932…稼働日カレンダーデータ、33、33a、33b、933…部品構成データ、34、34a、34b、934…工程情報データ、35、35a、35b、935…購入オーダデータ、36、936…製品在庫データ、37、937…部品在庫データ、38、938…確定受注データ、39、939…販売見込みデータ、40、940…確定生産計画データ、51、951…出荷計画データ、52、952…生産計画データ、53…製造可能枠データ、54…ダミーキーパーツデータ、55…ダミー工程データ、101…中央処理制御装置、102…ROM、103…RAM、104…入力装置、105…表示装置、106…通信制御装置
107、107a、107b、907a、907b…記憶装置、108…リムーバブルディスク、109…入出力インタフェース、110…バス

Claims (4)

  1. 入力装置から情報が入力されると、レジスタ及び記憶装置に前記情報を記憶しながら処理するコンピュータにおいて実行され、製品品目の生産計画データを算出するサプライチェーンプランニングプログラムにおいて、
    前記製品品目の識別子に、前記製品品目を構成する部品品目を関連づけた部品構成データを記憶装置に記憶する手段と、
    前記部品品目の識別子に、前記部品品目の納入日と納入数量を関連づけた購入オーダデータを前記記憶装置に記憶する手段と、
    製造可能な製品品目の識別子と、前記製品品目の製造日と製造可能数量を関連づけた製造可能枠データを前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置から前記製造可能枠データを読み出して、前記製造可能な製品品目の識別子に、前記部品構成データに記憶されていない任意の部品品目の識別子であるダミーキーパーツの識別子を関連づけたダミーキーパーツデータを前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置からダミーキーパーツデータを読み出して、前記部品構成データに挿入して前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置から前記製造可能枠データと前記ダミーキーパーツデータを読み出して、前記ダミーキーパーツの識別子に、前記部品品目の購入日として前記製造可能枠データの製造日の前稼働日と、前記部品品目の納入数量として前記製造可能枠データの製造可能数量とを関連づけたレコードを、前記購入オーダデータに挿入して前記記憶装置に記憶する手段と、
    入力装置からの指示に基づいて、前記記憶装置から、少なくとも前記部品構成データ及び前記購入オーダデータとを読み出して、前記製品品目の生産計画データを算出して前記記憶装置に記憶する手段
    を実現させるために、前記コンピュータで実行されることを特徴とするサプライチェーンプランニングプログラム。
  2. 入力装置から情報が入力されると、レジスタ及び記憶装置に前記情報を記憶しながら処理するコンピュータにおいて実行され、製品品目の生産計画データを算出するサプライチェーンプランニングプログラムにおいて、
    前記製品品目の識別子に、前記製品品目を製造する製造工程の識別子及び前記製造工程の工程能力を関連づけた工程情報データを記憶装置に記憶する手段と、
    前記工程情報の識別子に、前記製造工程の稼働日と稼働時間を関連づけた稼働日カレンダーデータを前記記憶装置に記憶する手段と、
    製造可能な製品品目の識別子と、前記製品品目の製造日と製造可能数量を関連づけた製造可能枠データを前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置から前記製造可能枠データを読み出して、前記製造可能な製品品目の識別子に、前記工程情報データに記憶されていない任意の工程情報の識別子であるダミー工程の識別子及び任意の工程能力を関連づけたダミー工程データを前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置からダミー工程データを読み出して、前記工程情報データに挿入して前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置から前記製造可能枠データと前記ダミー工程データを読み出して、前記ダミー工程の識別子に、前記稼働日として前記製造可能枠データの製造日と、前記稼働時間として前記製造可能数量を前記任意の工程能力で除算した時間を関連づけたレコードを、前記稼働日カレンダーデータに挿入して前記記憶装置に記憶する手段と、
    入力装置からの指示に基づいて、前記記憶装置から、少なくとも前記工程情報データ及び前記稼働日カレンダーデータとを読み出して、前記製品品目の生産計画データを算出して前記記憶装置に記憶する手段
    を実現させ、前記製造可能数量を越えない範囲で、前記生産計画データを出力するために、前記コンピュータで実行されることを特徴とするサプライチェーンプランニングプログラム。
  3. 入力装置から情報が入力されると、レジスタ及び記憶装置に前記情報を記憶しながら処理するコンピュータにおいて実行され、製品品目の生産計画データを算出するサプライチェーンプランニング装置において、
    前記製品品目の識別子に、前記製品品目を構成する部品品目を関連づけた部品構成データを記憶装置に記憶する手段と、
    前記部品品目の識別子に、前記部品品目の納入日と納入数量を関連づけた購入オーダデータを前記記憶装置に記憶する手段と、
    製造可能な製品品目の識別子と、前記製品品目の製造日と製造可能数量を関連づけた製造可能枠データを前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置から前記製造可能枠データを読み出して、前記製造可能な製品品目の識別子に、前記部品構成データに記憶されていない任意の部品品目の識別子であるダミーキーパーツの識別子を関連づけたダミーキーパーツデータを前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置からダミーキーパーツデータを読み出して、前記部品構成データに挿入して前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置から前記製造可能枠データと前記ダミーキーパーツデータを読み出して、前記ダミーキーパーツの識別子に、前記部品品目の購入日として前記製造可能枠データの製造日の前稼働日と、前記部品品目の納入数量として前記製造可能枠データの製造可能数量とを関連づけたレコードを、前記購入オーダデータに挿入して前記記憶装置に記憶する手段と、
    入力装置からの指示に基づいて、前記記憶装置から、少なくとも前記部品構成データ及び前記購入オーダデータとを読み出して、前記製品品目の生産計画データを算出して前記記憶装置に記憶する手段
    とを備えることを特徴とするサプライチェーンプランニング装置。
  4. 入力装置から情報が入力されると、レジスタ及び記憶装置に前記情報を記憶しながら処理するコンピュータにおいて実行され、製品品目の生産計画データを算出するサプライチェーンプランニング装置において、
    前記製品品目の識別子に、前記製品品目を製造する製造工程の識別子及び前記製造工程の工程能力を関連づけた工程情報データを記憶装置に記憶する手段と、
    前記工程情報の識別子に、前記製造工程の稼働日と稼働時間を関連づけた稼働日カレンダーデータを前記記憶装置に記憶する手段と、
    製造可能な製品品目の識別子と、前記製品品目の製造日と製造可能数量を関連づけた製造可能枠データを前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置から前記製造可能枠データを読み出して、前記製造可能な製品品目の識別子に、前記工程情報データに記憶されていない任意の工程情報の識別子であるダミー工程の識別子及び任意の工程能力を関連づけたダミー工程データを前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置からダミー工程データを読み出して、前記工程情報データに挿入して前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記記憶装置から前記製造可能枠データと前記ダミー工程データを読み出して、前記ダミー工程の識別子に、前記稼働日として前記製造可能枠データの製造日と、前記稼働時間として前記製造可能数量を前記任意の工程能力で除算した時間を関連づけたレコードを、前記稼働日カレンダーデータに挿入して前記記憶装置に記憶する手段と、
    入力装置からの指示に基づいて、前記記憶装置から、少なくとも前記工程情報データ及び前記稼働日カレンダーデータとを読み出して、前記製品品目の生産計画データを算出して前記記憶装置に記憶する手段
    とを備え、前記製造可能数量を越えない範囲で、前記生産計画データを出力することを特徴とするサプライチェーンプランニング装置。
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