JP4717365B2 - 吐出装置 - Google Patents
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供給口より供給されるDNAプローブを含む液体を吐出口より吐出する吐出ノズルが複数設けられる吐出ヘッドを有し、
前記供給口は前記吐出ヘッドの上面に、前記吐出口は前記吐出ヘッドの下面に設けられ、
前記供給口は大気開放されており、
前記吐出ヘッドから前記DNAプローブを含む液体を吐出することで、複数種のプローブが互いに異なる位置に配置されているDNAチップを得るDNAチップ製造装置であって、
前記DNAチップ製造装置は、前記吐出ノズル内に残留した前記DNAプローブを含む液体を除去するための除去手段を有し、
前記除去手段はキャップを有し、
前記除去手段は、前記キャップを介して前記供給口と密着し、前記供給口へ気体を注入することで正圧を発生させ、前記残留したDNAプローブを含む液体を前記ノズル内から前記吐出口を介して除去することを特徴とするDNAチップ製造装置を提供する。
本発明の第1の実施形態を図1〜図8を用いて以下に説明する。
図1は本実施形態にかかる吐出装置を構成する回復装置部の上面図である。本実施形態では、回復装置部はノズル等の吐出機能を形成する部位とは別体にユニット化して構成されている。ベースプレート51に側板52が設けられ、側板52上にヘッドプレート53が取り付けられている。ヘッドプレート53にはヘッド54がビスにより取り付けられている。ヘッド54には液体供給口55が9箇所設けられている。各液体供給口55は各々別々のノズルに連通している。各液体供給口55には各々異なる液体が注入されている。そのため各々のノズルから異なる液体が吐出される。
図5は、ヘッド54単体の上面図である。前述したようにヘッド54には液体供給口55が9箇所設けられている。図6は図5のM−M断面図である。前述したようにヘッド54にはノズル68が設けられており各液体供給口55は各々別々のノズル68に連通している。
図7は、ヘッド54に設けられたノズル68から液体を吸引する場合の流路図である。同図において、(i)は待機時の状態を、(ii)は吸引時の状態を、(iii)はキャップ解除時の状態をそれぞれ示している。
次に本実施形態にかかる吐出装置に関して説明する。図8は吐出装置の斜視図である。
上記第1の実施形態では、各ノズルから吸引された液体は廃液タンクに回収させることとしたが、本発明はこれに限られず、吸引された液体を再利用できるように回収してもよい。
上記第1、第2の実施形態では、吐出装置における回復装置部として、ノズル内の液体等を吸引により除去することとしていたが、本発明はこれに限られず、ノズルの供給口から気体を注入し、ノズル内の液体等を押し出すことで除去するようにしてもよい。本実施形態における回復装置部について図10〜図12を用いて以下に説明する。
図10は本実施形態にかかる吐出装置を構成する回復装置部の上面図である。本実施形態でも第1の実施形態と同様に、回復装置部はノズル等の吐出機能を形成する部位とは別体にユニット化して構成されている。ベースプレート51に側板52が設けられ、側板52上にヘッドプレート53が取り付けられている。ヘッドプレート53にはヘッド54がビスにより取り付けられている。ヘッド54には液体供給口55が9箇所設けられている。各液体供給口55は各々別々のノズルに連通している。各液体供給口55には各々異なる液体が注入されている。これにより、各々のノズルから異なる液体が吐出される。
図12は、ヘッド54に設けられた液体供給口55から気体を注入する場合の流路図である。同図において、(i)は待機時の状態を、(ii)は注入時の状態を、(iii)はキャップ解除時の状態をそれぞれ示している。
上記第1及び第2の実施形態では、回復装置部自体は一体として形成されることとしたが、本発明はこれに限られず、回復装置部のうち、例えば、ヘッドに接する部位(ジョイント部材)と、吸引を行う部位(吸引装置部)とに分けて構成してもよい。本実施形態における吐出装置を構成する回復装置部を図13〜図22を用いて以下に説明する。なお、回復装置部を構成する吸引装置部はノズル等の吐出機能を形成する部位と一体に設けても、別体にユニット化して設けても良い。
図13は本実施形態における回復装置部を構成する吸引装置部の上面図である。本実施形態では、吸引装置部はノズル等の吐出機能を形成する部位とは別体にユニット化して構成されている。ベースプレート51に側板52が設けられ、側板52上にヘッドプレート53が取り付けられている。ヘッドプレート53にはヘッド54がビスにより取り付けられている。ヘッド54には液体供給口55が9箇所設けられている。各液体供給口55は各々別々のノズルに連通している。各液体供給口55には各々異なる液体が注入されている。そのため各々のノズルから異なる液体が吐出される。
キャップ60の上部にはジョイント部材が設けられ、キャップ60に対向してアダプタジョイント101が配されている。
図16は図14のL−L断面図である。チューブ65は各々キャップ60と連通している。チューブ65は各々大気弁78に連結されている。大気弁78は3方向弁である。
図17は図14のM−M断面図である。アダプタキャップ96はヘッド54に設けられた全てのノズル68に対応する位置に1個ずつ設けられている。ノズル68は9個設けられているため、アダプタキャップ96も9個設けられている。
図19は、ヘッド54単体の上面図である。前述したようにヘッド54には液体供給口55が9箇所設けられている。図20は図19のN−N断面図である。前述したようにヘッド54にはノズル68が設けられており各液体供給口55は各々別々のノズル68に連通している。
図21・図22は、ヘッド54に設けられたノズル68から液体を吸引する場合の流路図である。同図において、(i)は待機時の状態を、(ii)は吸引時の状態を、(iii)はキャップ解除時の状態をそれぞれ示している。
次に本実施形態にかかる吐出装置に関して説明する。図23は吐出装置の斜視図である。定盤79上にはY軸ステージ73およびガイドレール77が平行に固定されている。Y軸ステージ73およびガイドレール77の可動部分にはX軸ステージ74が取り付けられおり、X軸ステージ74はY軸方向に移動可能となっている。X軸ステージ74の可動部分にはチャック75が固定されている。チャック75は図示しないポンプにチューブによってつながれており、ポンプが空気を吸引することで、被記録部材84はチャック75に吸着される。また、定盤79上に支柱82・83が固定されており、支柱82・83にはそれぞれブリッジ80・81が固定されている。ブリッジ80と81はステー85で固定されており、支柱82・83とブリッジ80・81の構造物の強度を保っている。ブリッジ80と81の間にはヘッド搭載台86が固定されており、ヘッド搭載台86にはヘッド54が固定されている。
2 主走査モーター
3 プーリ
4 ベルト
5 ベルト固定部
6 ヘッド
7 キャップ
8 ワイパー
9 ワイパーケース
10 支持プレート
11 側板(R)
12 予備吐出箱
13 廃液吸収体
14 廃液チューブ
15 印字用紙
16 手差し従動ローラ
17 手差しローラ
18 送り従動ローラ
19 送りローラ
20 プラテン
21 吸引チューブ
22 排紙口
23 カバー部
24 ケース
25 本体
26 ヒンジ部
27 通紙口
28 メインレール
29 サブレール
51 ベースプレート
52 側板
53 ヘッドプレート
54 ヘッド
55 液体供給口
56 Xステージ
57 Zステージ
58 キャップ台
59 キャッププレート
60 キャップ
61 キャップパイプ
62 キャップジョイント
63 キャップバネ
64 キャップワッシャ
65 チューブ
66 Xステージ可動部
67 Zステージ可動部
68 ノズル
69 ポンプ
70 大気口
71 廃液チューブ
72 廃液タンク
73 Y軸ステージ
74 X軸ステージ
75 チャック
76 大気チューブ
77 ガイドレール
78 大気弁
79 定盤
80、81 ブリッジ
82、83 支柱
84 被記録部材
85 ステー
86 ヘッド搭載台
87 レール
90 液体回収用チューブ
91 液体回収用貯蔵タンク
92 ろ過装置
93 脱気装置
94 支持プレート
95 ポンプチューブ
96 アダプタキャップ
97 アダプタパイプ
98 アダプタプレート
99 アダプタプレート支え
100 アダプタバネ
101 アダプタジョイント
102 抜け止め部
Claims (3)
- 供給口より供給されるDNAプローブを含む液体を吐出口より吐出する吐出ノズルが複数設けられる吐出ヘッドを有し、
前記供給口は前記吐出ヘッドの上面に、前記吐出口は前記吐出ヘッドの下面に設けられ、
前記供給口は大気開放されており、
前記吐出ヘッドから前記DNAプローブを含む液体を吐出することで、複数種のプローブが互いに異なる位置に配置されているDNAチップを得るDNAチップ製造装置であって、
前記DNAチップ製造装置は、前記吐出ノズル内に残留した前記DNAプローブを含む液体を除去するための除去手段を有し、
前記除去手段はキャップを有し、
前記除去手段は、前記キャップを介して前記供給口と密着し、前記供給口へ気体を注入することで正圧を発生させ、前記残留したDNAプローブを含む液体を前記ノズル内から前記吐出口を介して除去することを特徴とするDNAチップ製造装置。 - 前記キャップと前記供給口のいずれかの一つとの間に接続部材をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のDNAチップ製造装置。
- 前記供給口および前記吐出口の数と前記キャップの数が等しいことを特徴とする請求項1に記載のDNAチップ製造装置。
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