JP4715454B2 - 幅寄せ用ローラコンベヤ - Google Patents

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Description

本発明は、物品を搬送する際に一側方に整列させる幅寄せ用ローラコンベヤに関するものである。
ローラコンベヤの中には、搬送される物品を一側方に整列させて幅寄せを行うものがある。
従来、この幅寄せ用ローラコンベヤとしては、図9および図10に示すようなものがある。
このローラコンベヤは、左右一対の所定長さの側板51,51と、これら両側板51,51同士を所定間隔おきに互いに連結する複数の連結板52と、上記側板51または連結板52の適所に取り付けられた脚柱53とからなるコンベヤフレーム54と、このコンベヤフレーム54の両側板51,51同士間に、コンベヤの幅方向軸心fに対して所定の傾斜角度θを有して多数並行に且つ回転自在に設けられた物品搬送用の遊転ローラ55と、これら各遊転ローラ55を所定方向にベルト駆動にて回転させる駆動装置56とから構成されている。
この駆動装置56は、遊転ローラ55の下方位置で且つ上手側端部および下手側端部にそれぞれ取付体(図9にだけ示す)61,62を介して配置された両エンドプーリ63,64に無端状に掛け渡された駆動用の平ベルト65と、同じくコンベヤフレーム54の下部に配置されて当該平ベルト65を駆動させる駆動用プーリ66を回転させる電動機67とから構成されている。
そして、上記平ベルト65は、コンベヤフレーム54の中心点Bを通過する対角線上に配置されている。
また、両端部に配置されるエンドプーリ63,64の取付体61,62は、その大きさの関係上、コンベヤフレーム54の端縁面からある程度内側に配置されており、したがって各取付体61,62より端面側部分には、平ベルト65で直接に駆動し得ない遊転ローラ55′およびそれより端側に位置する短い遊転ローラ(以下、短ローラといい、この短いローラに対して、平ベルトにより駆動される長いローラを示したい場合には長ローラと称する)57については、平ベルト65により回転される遊転ローラ55に、丸ベルト58を介して連動されていた(例えば、特許文献1参照)。
このような配置にすることにより、上手側端部および下手側端部における三角形状の端部領域に配置される遊転ローラ55′,57がそれぞれ同一寸法にされて、部品の共通化が図られていた。
特開平4−144812号公報
しかし、上述した従来の構成によると、コンベヤフレームの長さまたは幅が変化すると、三角形状の端部領域に配置されている短ローラの長さも変化する。
すなわち、コンベヤフレーム54の大きさが変化すると、長ローラ55,55′同士間または長ローラ55′と短ローラ57との間に掛かっている連動用の丸ベルト58の位置も変化し、当然に、丸ベルト用溝の位置も変化し、したがってこの三角形状の端部領域での短ローラ57については、部品の共通化を図ることができないという問題があった。
そこで、本発明は、端部の三角形状の端部領域に配置されるローラの共通化を図り得る幅寄せ用ローラコンベヤを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る幅寄せ用ローラコンベヤは、左右一対の側枠部に、物品搬送用の遊転ローラが複数並行に且つ搬送方向に対して所定角度で傾斜するように支持され、さらに上記各遊転ローラの回転軸心と直交する方向で配置され且つ各遊転ローラの表面に接触するとともに遊転ローラの下方に配置された電動機により駆動される駆動用ベルトの移動により、これら各遊転ローラが回転されて物品を搬送するとともに一方の側枠部側に整列させて幅寄せを行うローラコンベヤであって、
上記各遊転ローラを回転させる駆動用ベルトの下手側を支持するエンドプーリを、物品が幅寄せされる一方の側枠部近傍に取付部材を介してコンベヤフレーム側に取り付けるとともに、
上記取付部材を、その支持するエンドプーリの回転軸心が最下手側の遊転ローラの回転軸心よりも下手側に位置するように配置し、
且つ幅寄せ側に配置された最下手側の遊転ローラと左右の側枠部の下手側端面同士を結ぶ端縁面との間の隙間部分に遊転自在な補助ローラを配置し、
さらに上記遊転ローラの回転軸心と直交する方向で配置された駆動用ベルトの両端部を支持するエンドプーリの内、少なくとも下手側のエンドプーリを支持する取付部材の座板部を、角根丸頭ボルトを介してコンベヤフレーム側に取り付けたものである。
上記ローラコンベヤの構成によると、遊転ローラを駆動する駆動用ベルトの下手側エンドプーリを、コンベヤフレームの下手側端部で且つ物品の幅寄せ側に配置したので、駆動用ベルトをコンベヤフレームの中心点を通過するように配置した場合に比べて、少なくとも、下手側端部における三角形状の端部領域に配置される遊転ローラを、駆動用ベルトで直接回転させることができる。すなわち、最下手側に配置される遊転ローラには連動用ベルトの溝加工が不要になるため、コンベヤフレームの大きさに関係なく、同一の大きさのローラを用いることができるので、少なくとも下手側端部における端部領域に配置される遊転ローラの共通化を図ることができる。
また、駆動用ベルトのエンドプーリの取付部材をコンベヤフレーム側に取り付けるのに角根丸頭ボルトを用いたので、例えば通常の六角ボルトおよびナットにより取付部材を固定する場合とは異なり、下側からナットを回すだけで済み、したがって取付部材をコンベヤフレーム側に取り付けるためのボルト穴をエンドプーリの回転軸心寄りに移動させることができるので、下手側エンドプーリを最下手側の遊転ローラの回転軸心より下手側に配置することができる。
さらに、下手側に配置される遊転ローラには連動用ベルトである丸ベルトの溝加工を必要としないので、丸ベルトを介して駆動される場合に比べて、幅寄せ用のガイド部材に接触することによる物品に対する抵抗力により、下手側で発生する丸ベルトの緩みによる物品の不確実な搬送、同じく丸ベルトの緩みによる物品底面での傷の発生、および丸ベルトが物品の搬送方向と傾斜して配置されていることに起因して発生する当該丸ベルトの外れを防止することができる。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態に係る幅寄せ用ローラコンベヤを、図1〜図8に基づき説明する。
この幅寄せ用ローラコンベヤは、物品を所定の搬送経路に沿って所定方向に搬送するとともに、搬送される物品(荷物である)をローラコンベヤの幅方向で一側方に移動させてガイド部材を介して整列させる、すなわち幅寄せを行うためのものである。
以下、この幅寄せローラコンベヤを、図1〜図3に基づき説明するが、ここでは、搬送方向(矢印Aにて示す)の上手側から下手側を見て、右側に幅寄せを行う(整列させる)場合について説明する。したがって、このローラコンベヤに配置されるローラの軸心cは、搬送方向と平行なコンベヤ軸心aと直交する幅方向軸心bに対して右端部が上手側に少しの角度(以下、傾斜角度という)θでもって振った状態で配置されている。なお、以下、物品が寄せられる側方(整列される側)を幅寄せ側という。
この幅寄せローラコンベヤは、主として、左右一対の所定長さの側板(側枠部)1,1と、これら両側板1,1同士を所定間隔おきに互いに連結する複数の連結板2と、上記側板1または連結板2の適所に取り付けられた脚柱3とからなる平面視が長方形状のコンベヤフレーム4と、このコンベヤフレーム4の両側板1,1同士間に、上述した所定の傾斜角度θを有して多数並行に且つ回転自在に設けられた物品搬送用の遊転ローラ5と、これら各遊転ローラ5を所定方向にベルト駆動にて回転させる駆動装置8とから構成されている。
この駆動装置8は、遊転ローラ5の下方位置で且つコンベヤフレーム4の上手側端部および下手側端部で、例えば連結板2に取付体(取付部材)11,12を介してそれぞれ配置された上手側エンドプーリ13および下手側エンドプーリ14に無端状に掛け渡された(巻回された)平ベルト(駆動用ベルト)15と、同じくコンベヤフレーム4内に配置された例えば断面がL字型の取付ブラケット16に所定間隔おきに回転自在に支持されて上記平ベルト15を遊転ローラ5の下面に押し付けるための押付用ローラ17と、同じくコンベヤフレーム4の下部に配置されるとともに駆動用プーリ18を介して上記平ベルト15を駆動(回転移動)させる電動機19とから構成されている。なお、駆動用プーリ18の近傍には、平ベルト15を緊張させる緊張用プーリ20が配置されている。
ところで、上記遊転ローラ5は、幅方向軸心bに対して所定の傾斜角度θでもって傾斜されているため、コンベヤフレーム4の上手側端部および下手側端部には、両側板1,1に支持される中央部の長い遊転ローラ5を配置することができない幅が狭い三角形状の端部領域(隅部領域ともいえる)Su,Sdが生じることになり、これら各端部領域Su,Sdには、当該短部領域の任意の箇所を物品が通過した場合でも支持案内し得るように、上記遊転ローラ5と同一径ではあるが長さが短い端部遊転ローラ(以下、単に、短ローラといい、この短ローラに対して中央部の長い遊転ローラ5を示したい場合には、当該中央部の遊転ローラを長ローラと称す)6と、さらに短ローラ6の周囲に生じる隙間部分をカバーするための径が細くて且つ長さが短い補助ローラ7が必要に応じて数本ずつ配置されている。なお、この補助ローラ7については、上流側の搬送手段からコンベヤフレーム4への乗り移り時、およびコンベヤフレーム4から下流側の搬送手段への乗り移り時に、物品を下方から支持できればよいものであり、したがって駆動は必要としないものである(所謂、フリーローラである)。
そして、本発明の要旨は、遊転ローラ5の回転軸心cと直交に配置される平ベルト15が、従来のように、コンベヤフレーム4の中心点を通過するのではなく、言い換えれば、中心点に対して点対称に配置されているのではなく、その下手側端部位置、すなわち下手側エンドプーリ14を一側方の側板1(1A)側に接近させて(基準位置となるように)配置したものである。
したがって、下手側エンドプーリ14は一側方寄りに配置されるが、上手側エンドプーリ13はコンベヤフレーム4の幅に応じて、その設置場所が変化することになる。そのため、コンベヤフレーム4の大きさによって、両端部領域Su,Sdにそれぞれ配置される短ローラ6および補助ローラ7の個数および長さについては、必ずしも同一になるとは限らない。
次に、上手側端部および下手側端部に配置されるエンドプーリ13,14の取付体11,12について説明する。
なお、両取付体11,12は同一構造であるため、平ベルト15を配置する際の基準側となる下手側エンドプーリ14の取付体12に着目して説明する。
下手側エンドプーリ14をコンベヤフレーム4の連結板2に取り付けるための取付体12は、図4および図5に示すように、中央にエンドプーリ14を配置可能な空間部21aを有するように溝型状に形成されたすなわち平面視が矩形状にされた座板部22とこの座板部22の両側縁から立設されて(折り曲げられて)エンドプーリ14の支持軸部14aを支持する一対の側板部23とを有する取付用板21と、上記座板部22を連結板2に固定するための角根丸頭ボルト24およびナット25とから構成されている。
そして、この角根丸頭ボルト24は、図6に示すように、丸頭部24aの直ぐ根元である角根部24bの水平断面が正方形状に形成されたもので、当然に、座板部22に形成されるボルト穴22aおよび連結板2に形成されるボルト穴2aの形状も正方形にされている。
この角根丸頭ボルト24により、取付用板21を連結板2に固定した場合、ボルトについて言えばその角根部24bにより回り止めが行われている状態であり、したがって当該ボルトを締め付ける際には、下方からナット25を回転させるだけでよい。
すなわち、座板部22の上面側からボックスレンチなどの締付け具を用いて締め付る作業が不要となるため、当該取付用板21の設置場所については、遊転ローラ5,6の存在による配置上の制約をかなり緩和することができる。
詳しく説明すれば、角根丸頭ボルト24をエンドプーリ14を避けるようにして上からでもまたは斜めからでも挿入さえできれば、下側からナット25を締め付けるだけで取付体12を固定することができ、したがって上方から締付け具で固定用ボルトの頭部を回転させる必要があるものに比べて、ボルト穴22aのエンドプーリ14に対する形成位置の制約が大きく緩和されたことになる。
このことは、図7(a)に示すように、エンドプーリ14の支持軸部(回転軸心)dに近い位置にボルト穴22aを配置することができるので、上方からボックスレンチなどの締付け具を挿入しなければならない場合に比べて、エンドプーリ14の回転軸心dからボルト穴22aの中心eまでの距離L1を大幅に短くできること、すなわち座板部22における支持軸部14aの中心dから後端縁22bまでの長さ(距離)L2を短くできることを意味している。なお、角根丸頭ボルト24の頭部自体も球面の一部で椀状であるため、出っ張りが少なく、上記長さL2のより短縮化に貢献している。なお、図7(b)に、通常の六角ボルト31を用いて上方からボックスレンチ(六角穴付きボルトの場合には六角レンチ)を挿入する必要がある場合のエンドプーリ14とボルト31との位置関係を示しておく。この場合、エンドプーリ14の回転軸心dとボルト穴22aの中心までの距離L1が長くなっているのが良く分かる。
したがって、取付体12をコンベヤフレーム4の下手側端縁(両側板の端面同士を結ぶ仮想端縁面S)近傍にまで移動させることができる。つまり、従来、連動用の丸ベルトを用いて回転させる必要があった最下手側の端部遊転ローラ(短ローラ)6についても、駆動用の平ベルト15で回転させ得ることを意味している。
さらに、言えば、少なくとも、最下手側の三角形状の端部領域Sdに配置される短ローラ6については、丸ベルト用の溝加工を行う必要がなく、したがって遊転ローラ5の傾斜角度θである取付け角度が同一である限り、コンベヤフレーム4の少なくとも幅(側板1,1同士間の距離)が変化した場合でも、その端部領域Sdに配置される短ローラ6については、同じものを用いることができる。つまり、下手側端部に配置される短ローラ6の標準化を図ることが可能となる。勿論、コンベヤフレーム4の幅が変化すると、端部領域Sdの寸法も変化するが、その場合には、同じ長さの短ローラ6を用いるとともに、残りの隙間部分については、補助ローラ7の配置をずらせばよく、または補助ローラ7の長さを調整するようにしてもよい。
これに対して、上手側エンドプーリ13の取付体11については、平ベルト15の配置方向が幅寄せ側に寄っているため、コンベヤフレーム4の幅方向で見た場合には、取付け位置が下手側とは点対称ではなく、具体的には、コンベヤ中心線a寄りとなり、したがって最上手側の短ローラ6を平ベルト15により駆動しようとすると、取付体11自体がコンベヤフレーム4から上手側に出てしまうことになるため、最上手側の短ローラ6(6A)と次の2番目の短ローラ6(6B)、または2番目の短ローラ6(6B)と3番目の遊転ローラ5との間に配置する必要がある。なお、図1では、2番目の短ローラ6(6B)と3番目の遊転ローラ5との間に配置されている。
このため、座板部22を角根丸頭ボルト24を用いて固定したとしても、最上手側の短ローラ6(6A)軸心よりも上手側に配置することができないため、最上手側から2番目の短ローラ6(6B)についても、平ベルト15により駆動することができず、しかも最下手側の非常に短い短ローラ6(6A)については、全く、駆動することができないので、この部分では、従来のように、平ベルト15により駆動される遊転ローラ5との間で、丸ベルト26を必要に応じて掛け渡すことにより、各短ローラ6A,6Bが回転される。
なお、上述したように、上手側エンドプーリ13については、最上手側遊転ローラ6(6A)よりも上手側に配置することができないため、必ずしも、取付体13の座板部22の長さを短くする必要がなく、したがって通常の六角ボルトを用いることもできるが、部品の共通化を図る上で、下手側エンドプーリ14の取付体12と同一の構造が採用されている。
上記構成において、電動機19により平ベルト15を介して遊転ローラ5が回転されると、上手側の2本の短ローラ6A,6Bについては、丸ベルト26を介して回転され、上流側から搬送されてきた物品を当該コンベヤフレーム4上に取り込むとともに、各遊転ローラ5が傾斜して配置されていることにより、当該物品は右側に寄せられて、一方の側板1A側に設けられたガイド部材(図示せず)に沿って、すなわち幅寄せが行われて搬送されることになる。
下手側に搬送されると、最下手側に配置された短ローラ6により、下流側の搬送手段に送り出されるが、勿論、その乗り移り時には、補助ローラ7によりスムースに行われる。
上述した構成によると、遊転ローラ5を駆動する平ベルト15の下手側エンドプーリ14を、コンベヤフレーム4の下手側端部で且つ物品の幅寄せ側の基準位置に配置したので、従来のように、駆動用の平ベルトをコンベヤフレームの中心点を通過するように配置した場合に比べて、少なくとも、下手側端部における三角形状の端部領域に配置される短ローラ6を、連動用丸ベルトではなく駆動用平ベルト15で直接回転させることができる。すなわち、最下手側に配置される短ローラ6には丸ベルト用の溝加工が不要になるため、コンベヤフレーム4の大きさに関係なく、同一の大きさのローラを用いることができるので、少なくとも下手側端部における端部領域に配置される遊転ローラの共通化(所謂、標準化)を図ることができる。
また、平ベルト15のエンドプーリ14の取付体12をコンベヤフレーム4側に取り付けるのに角根丸頭ボルト24を用いたので、通常の六角ボルト(または六角穴付きボルト)およびナットにより取付体12を固定する場合とは異なり、下側からナット25を回すだけで済み、したがって取付体12をコンベヤフレーム4側に取り付けるためのボルト穴22a,2aをエンドプーリ14の回転軸心寄りに移動させることができ、すなわち取付体14の座板部22の後端縁までの距離を短くすることができるので、下手側エンドプーリ14を最下手側の短ローラ6の回転軸心より下手側に配置して、この短ローラ6を平ベルト15に回転させることができる。
このように、最下手側に配置される短ローラ6には連動用丸ベルトの溝加工を必要としないので、例えば図8に示すような一対のローラ41A(駆動側),41B(従動側)が丸ベルト42により駆動されて上側が緩むことに起因して発生する影響を無くすことができる。具体的には、幅寄せ用のガイド部材に接触することによる物品に対する抵抗力により、下手側で発生する丸ベルトの緩みによる物品の不確実な搬送、同じく丸ベルトの緩みによる物品底面での傷の発生、および丸ベルトが物品の搬送方向と傾斜して配置されていることに起因して発生する当該丸ベルトの外れを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る幅寄せローラコンベヤの平面図である。 同ローラコンベヤの一部切欠平面図である。 同ローラコンベヤの概略断面図である。 同ローラコンベヤにおける下手側エンドプーリの取付体の側面図である。 図4のC−C断面図である。 同取付体の取り付け状態を示す要部断面図である。 同下手側エンドプーリの取付体の取付状態を示す側面図で、(a)は角根丸頭ボルトを用いた場合を示し、(b)は六角ボルトを用いた場合を示す。 ローラコンベヤにおける短ローラを丸ベルトで連動させた場合の模式側面図である。 従来例に係る幅寄せローラコンベヤの平面図である。 同従来例の幅寄せローラコンベヤの概略断面図である。
符号の説明
1 側板
2 連結板
3 脚柱
4 コンベヤフレーム
5 遊転ローラ
6 遊転ローラ
7 補助ローラ
8 駆動装置
11 取付体
12 取付体
13 上手側エンドプーリ
14 下手側エンドプーリ
15 平ベルト
18 駆動用プーリ
19 電動機
21 取付用板
22 座板部
23 側板部
24 角根丸頭ボルト
24a 丸頭部
24b 角根部
25 ナット

Claims (1)

  1. 左右一対の側枠部に、物品搬送用の遊転ローラが複数並行に且つ搬送方向に対して所定角度で傾斜するように支持され、さらに上記各遊転ローラの回転軸心と直交する方向で配置され且つ各遊転ローラの表面に接触するとともに遊転ローラの下方に配置された電動機により駆動される駆動用ベルトの移動により、これら各遊転ローラが回転されて物品を搬送するとともに一方の側枠部側に整列させて幅寄せを行うローラコンベヤであって、
    上記各遊転ローラを回転させる駆動用ベルトの下手側を支持するエンドプーリを、物品が幅寄せされる一方の側枠部近傍に取付部材を介してコンベヤフレーム側に取り付けるとともに、
    上記取付部材を、その支持するエンドプーリの回転軸心が最下手側の遊転ローラの回転軸心よりも下手側に位置するように配置し、
    且つ幅寄せ側に配置された最下手側の遊転ローラと左右の側枠部の下手側端面同士を結ぶ端縁面との間の隙間部分に遊転自在な補助ローラを配置し、
    さらに上記遊転ローラの回転軸心と直交する方向で配置された駆動用ベルトの両端部を支持するエンドプーリの内、少なくとも下手側のエンドプーリを支持する取付部材の座板部を、角根丸頭ボルトを介してコンベヤフレーム側に取り付けたことを特徴とする幅寄せ用ローラコンベヤ。
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