JP4715229B2 - 指針式表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、指針式表示装置に関するものである。
図10(a)に従来の指針式表示装置を示す。図10(a)は、指針式表示装置を自動車用空調装置の操作パネルに適用した例である。以下では、自動車用空調装置をカーエアコン、この操作パネルをエアコンパネルと呼ぶ。
この指針式表示装置は、エアコンパネルP1に配置された複数の表示器M11、M12、M13および複数の操作スイッチSW1、SW2、SW3を有している。複数の表示器M11、M12、M13は、例えば、吹き出しの各種モード、送風ファン速度、温度というカーエアコンの操作動作内容を表示している。
ここで、図10(b)に、表示器M11の拡大図を示す。表示器M11は、いわゆるアナログメータで構成されている。すなわち、表示器M11は、文字盤1に、送風の各種モードのイラスト2が表示されており、これらのイラスト2のいずれか1つが指針3で指し示されるようになっている。他の表示器M12、13も同様の構成となっており、文字盤1に表示された操作動作内容の文字やイラスト2のいずれか1つが、指針3で指し示されるようになっている。
また、複数の操作スイッチSW1、SW2、SW3はシーソースイッチで構成されている。これらの操作スイッチSW1、SW2、SW3は、それぞれ、複数の表示器M11、M12、M13の下側に配置されており、それぞれ、吹き出しの各種モード、送風ファン速度、温度を変更操作するためのものである。ユーザがこれらの操作スイッチSW1、SW2、SW3を押すことで、各表示器M11、M12、M13の指針3が所望の文字やイラスト2を指し示すと共に、カーエアコンがその所望の操作動作を実行するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−71389号公報
上記したエアコンパネルにおけるマニュアル操作時の指針3の挙動は、各操作スイッチSW1、SW2、SW3の操作量に基づいて、所望の文字やイラスト2を指し示すように、単に、移動するだけであった。
このため、上記したエアコンパネルは、面白みに欠け、従来の他のエアコンパネルと比較して、新奇性がないものであった。
本発明は、上記点に鑑み、従来のものと比較して、新奇な趣向を有する指針式表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、制御部(51、52、53、60)が、操作部(12)がユーザに操作されたときの操作量および操作速度に応じて、操作量に対する指針部(3)の移動量の割合と、指針部(3)の移動間隔とを変更させる制御を行うようになっており、
制御部(51、52、53、60)は、操作量が所定量より小さい、もしくは、操作速度が所定速度よりも小さい場合、指針部(3)を、最小設定間隔毎に、移動目標の表示部(2)まで移動させ、
操作量が所定量より大きく、かつ、操作速度が所定速度よりも大きい場合、操作量に対する指針部(3)の移動量の割合を大きく変更し、かつ、指針部(3)を、最小設定間隔よりも大きな間隔で、移動目標の表示部(2)まで移動させるようになっていることを特徴としている。
これにより、例えば、ユーザが操作対象の操作動作内容の設定を微調整している場合では、指針部を最小設定間隔毎に移動させ、ユーザがその設定を大きく変更している場合では、指針部を最小設定間隔よりも大きな間隔で移動させることができる。このように、本発明によれば、指針部の動きをユーザの操作感覚に合わせることができ、指針式表示装置に新奇な趣向を持たせることができる。
また、請求項2に記載の発明では、入力手段(61)と、判定手段(62)と、第1の出力手段(64)と、第2の出力手段(66)とを有することを特徴としている。
ここで、入力手段(61)は、操作部(12)から操作量および操作速度に関する信号が入力されるものである。判定手段(62)は、操作量および操作速度に関する信号が入力された場合に、操作量が所定量より大きく、かつ、操作速度が所定速度よりも大きいか否かを判定するものである。
また、第1の出力手段(64)は、判定手段(62)が、操作量が所定量より小さい、もしくは、操作速度が所定速度よりも小さいと判定した場合、指針部(3)を、最小設定間隔毎に、移動目標の表示部(2)まで移動させる旨の第1の信号を、制御部(51、52、53)に向けて、出力するものである。
また、第2の出力手段(66)は、判定手段(62)が、操作量が所定量より大きく、かつ、操作速度が所定速度よりも大きいと判定した場合、第1の信号と比較して、操作量に対する指針部(3)の移動量の割合を大きくし、かつ、指針部(3)を、最小設定間隔よりも大きな間隔で、移動目標の表示部(2)まで移動させる旨の第2の信号を、制御部(51、52、53)に向けて、出力するものである。
これにより、ユーザが操作対象の操作動作内容の設定を微調整している場合では、指針部を最小設定間隔毎に移動させ、ユーザがその設定を大きく変更している場合では、指針部を最小設定間隔よりも大きな間隔で移動させることができる。このように、本発明によれば、指針部の動きをユーザの操作感覚に合わせることができ、指針式表示装置に新奇な趣向を持たせることができる。
また、本発明において、ユーザが操作部を1段変更させる操作をした場合に、指針部を最小設定間隔毎に移動させる制御を行わせることで、ユーザは、操作対象の操作動作内容の設定を細く変更することが可能となる。
一方、ユーザが操作部を大きく速く動かした場合では、指針部を一度に大きく移動させる制御を行わせることで、ユーザが操作対象の操作動作内容の設定を大きく変更したい場合、ユーザは少ない操作量で、設定を大きく変更することが可能となる。このため、ユーザに対して軽快な操作感、小気味よさを感じさせることができる。
したがって、本発明によれば、指針式表示装置の操作性を向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明では、制御部は、駆動部(26)に対して、指針部(3)の移動時における初期段階、移動途中段階、終期段階の速度において、初期段階および終期段階の速度を、移動途中段階の速度よりも遅くなるように、駆動部(26)を制御するようになっていることを特徴としている。
これにより、指針部が目標の表示部まで移動する際、滑らかに指針を移動させることができ、指針部の上品な動きを演出することができる。
また、請求項4に示すように、例えば、操作部(12)は、その内側が開口したリング形状であって、回転可能となっており、操作部(12)の内側に、文字盤(1)、複数の表示部(2)、指針部(3)を配置された指針式表示装置に対して、上記した各請求項の発明を適用することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
本実施形態では、指針式表示装置を車両のエアコンパネルに適用した場合を例として説明する。したがって、本実施形態では、カーエアコンが本発明の操作対象に相当する。図1に、本発明の第1実施形態における指針式表示装置の正面図を示す。
本実施形態の指針式表示装置は、表示器11とダイアルノブ12の配置が従来の指針式表示装置と異なるものであるが、基本的な構成は、従来の指針式表示装置と同じである。また、本実施形態の指針式表示装置は、指針3の動きおよびユーザの操作方法が、従来の指針式表示装置と異なっている。
図1に示すように、本実施形態の指針式表示装置は、3つの表示器11と、3つの操作部としてのベゼルダイアルノブ12と、4つの操作ボタン13と、カバー14とを有している。なお、以下では、ベゼルダイアルノブ12をベゼル12と呼ぶ。
ベゼル12は内側が開口したリング形状である。なお、本実施形態では、後述するが、スモークレンズ21がベゼル12の内側に配置されている。このため、ベゼル12の内側は、実際には開口していないが、スモークレンズ21が透明であるため、ベゼル12の内側が開口しているように視認される。
そして、各ベゼル12の内側に、1つずつ表示器11が配置されている。言い換えると、表示器11の外周にベゼル12が配置されている。このように配置された1つの表示器11と1つのベゼル12とを1組として、3組の表示器およびベゼル12が、独立して、3つ存在している。
3つの表示器11は、カーエアコンに関連する内容を表示するものである。3つの表示器11は、文字盤1と、指針3とを有している。文字盤1には、文字やイラスト2、目盛り4が円弧状に配置されている。文字やイラスト2、目盛り4が本発明の表示部に相当する。
具体的には、図1中の左側に位置する表示器11aは、送風ファン速度に関連する情報を表示するものであり、文字盤1に、「OFF」、「LO」、「1」、「2」、「HI」の文字2や、目盛り4が示されている。
図1中の中央に位置する表示器11bは、吹き出しモードに関連する情報を表示するものであり、文字盤1に、「足元吹き出し」、「バイレベル吹き出し」、「頭部吹き出し」、「足元+デフォッガ吹き出し」、「デフォッガ吹き出し」のイラスト2や目盛り4が示されている。
図1中の右側に位置する表示器11cは、温度に関連する情報を表示するものであり、文字盤1に、温度を表す数字2や目盛り4が示されている。
ベゼル12は、いわゆるダイアルスイッチの一部であり、ベゼル12の中央を中心として、ベゼル12の外周方向に沿って、その場で回転するようになっている。また、ベゼル12は、文字盤1と独立して回転するようになっている。ベゼル12がユーザによって操作されることにより、指針3が所望の文字やマーク2、目盛り4を指し、かつ、カーエアコンが所望の操作動作を実行する。
ここで、図2に、ベゼル12の動きと指針3の動きとを説明するための図を示す。図2は、図1に対応する図であるが、操作ボタン13を省略している。ベゼル12は、図2中の実線の矢印で示すように、文字盤1に対して時計回りや、図2中の破線の矢印で示すように、反時計回りのどちらの方向にも回転可能となっている。
各表示器11a、11b、11cのベゼル12は、図2に示すように、例えば、60°ずつ回転するようになっている。すなわち、ベゼル12は、図2に示すように、文字盤1の外周部に示された小さな円と、ベゼル12に示された小さな円とが一致する位置で止まるようになっている。なお、これらの小さな円は、ここでの説明のために、図2中に便宜上示したものである。また、ベゼル12の回転角度は、任意に設定可能である。
一方、各表示器11a、11b、11cの指針3については、吹き出しモードを表示する表示器11bでは、ベゼル12が操作された場合(マニュアル操作時)、指針3が、例えば60°ずつ移動するようになっている。すなわち、ベゼル12が60°回転する毎に、指針3も60°ずつ回転し、各吹き出しモードのマーク2を指し示すようになっている。
また、送風ファン速度を表示する表示器11aと温度を表示する表示器11cでは、ベゼル12が操作された場合、指針3が1目盛りずつ移動するようになっている。基本的には、ベゼル12が60°回転する毎に、指針3が最小設定間隔毎に、すなわち、1目盛りずつ、移動するようになっている。
また、図1に示すように、操作ボタン13は、隣り合うベゼル12同士の間に配置されている。操作ボタン13は、カーエアコン(A/C)設定用の操作ボタン13a、自動送風設定用の操作ボタン13b、デフォッガの操作ボタン13c、エアー循環モード設定用の操作ボタン13dである。操作ボタン13は、上記した従来の操作ボタンB0〜B3と同様の構成であるため、説明を省略する。
そして、カバー14によって、表示器11、ベゼル12、操作ボタン13を除く領域が覆われている。
次に、指針式表示装置の機械的構成(内部構成)を説明する。図3、4、5に、それぞれ、図1中のA−A線断面図、B−B線断面図、C−C線断面図を示す。図3、4では図中上側が、図5では図中左側が、指針式表示装置の前面側である。前面とはユーザに視認される面をいう。
本実施形態の指針式表示装置は、図3、5に示すように、ベゼル12の内側において、指針式表示装置の前面側から、スモークレンズ21、文字盤1、導光レンズ22、指針3が順に配置されている。
文字盤1は導光レンズ22と一体に成形されており、透明なアクリル樹脂からなる。文字盤1には文字やマーク2、目盛り4が透光性着色層として印刷されている。文字盤1のうち、これら透光性着色層を除く領域は透明とされている。このため、文字盤照明用LED24および後述する指針照明用LED28が点灯すると、文字盤1を通して、文字やマーク2、目盛り4、ならびに指針3が重畳した状態でこれらを視認できるようにされている。
また、導光レンズ22も含めて文字盤1は、円形状となっている。これは、文字盤1が、筒状であるベゼル12の内部に配置されているためである。
また、文字盤1は、ベゼル12と別体であり、文字盤用ハウジング23に固定されている。このように、文字盤1は、文字盤用ハウジング23に固定されているため、ベゼル12が回転しても、文字盤1は回転しない。
導光レンズ22は、図5に示すように、文字盤照明用LED24の光を文字盤1に導くものである。この導光レンズ22、文字盤照明用LED24により、文字盤1が照明されるようになっている。
文字盤照明用LED24は、図4、5に示すように、第1の回路基板25上に設けられている。第1の回路基板25は、文字盤用ハウジング23に固定されている。第1の回路基板25には、図示しないが、照明用制御部としてのICチップが設けられている。なお、文字盤照明用LED24は、図5に示すように、指針3の下側に配置されている。
指針3は、透明なアクリル樹脂から構成されており、その先端からステップモータ26との接続部の略全長に渡って透光性着色層が形成され、この着色層を除く領域は遮光層が形成されており、後述する指針照明用LED28が点灯すると、この着色層が発光するようにされている。
指針3は、駆動部としてのステッパモータ26の回転軸26aと接続されている。ステッパモータ26により、指針3が駆動するようになっている。ステッパモータ26は、ステッパモータ用の第2の回路基板27上に設けられている。また、第2の回路基板27には、図示しないが、駆動制御部としてのICチップが設けられている。
また、指針3を照明する指針照明用LED28は、指針3の裏側に配置されている。指針照明用LED28は、第3の回路基板29に固定されている。第3の回路基板29は文字盤用ハウジング23に固定されている。第3の回路基板29には、図示しないが、照明制御部としてのICチップが設けられている。
スモークレンズ21は、ベゼル12に固定されている。スモークレンズ21は透過率を低く設定されており、文字盤1のLED24および指針3のLED28の点灯時には、その文字盤1の文字やマーク2、目盛4、ならびに指針3が視認され、それらの消灯時には文字盤1の文字やマーク2、目盛4、ならびに指針3が視認されないように文字盤1の全体がブラックフェースとなるように上記透過率が設定されている。なお、デザインの観点からスモークレンズ21を省略することもできる。
ベゼル12は、図3、5に示すように、ベゼル用ハウジング30と、結合部31を介して、結合されている。ベゼル用ハウジング30は、ロータリースイッチ32と接続されている。ベゼル12が回ることで、ベゼル用ハウジング30を介して、ロータリースイッチ32の切り替えが行われるようになっている。
ロータリースイッチ32は、ロータリースイッチ用の第4の回路基板33上に配置されている。第4の回路基板33には、図示しないが、ベゼル12の位置を読み込むICチップが設けられている。ロータリースイッチ32としては、例えば、コードスイッチなどの絶対位置信号出力スイッチや、ベゼル12の回転に伴って、抵抗値が変動する可変抵抗器を備えるスイッチや、その可変抵抗器に加えて、スイッチング素子を備えるスイッチを用いることもできる。
また、ロータリースイッチ32には、図示しないが、節度機構が設けられている。これにより、ユーザは、ベゼル12を、例えば60°ずつ回転させたときに、節度感を感じることができ、設定を1つ変更させたことを実感することができる。
次に、本実施形態の指針式表示装置の電気的構成を説明する。図6に、指針式表示装置のブロック図を示す。
上記したように、本実施形態の指針式表示装置は、文字盤1、指針3、駆動部としてのステッパモータ26、文字盤照明用LED24、指針照明用LED28、ベゼル12、読み込みスイッチとしてのロータリースイッチ32とを備えている。
その他に、この指針式表示装置は、図6に示すように、駆動制御部51、駆動信号制御部52、空調信号制御部53、回転量/速度の信号制御部60、照明制御部54を有している。なお、本実施形態と本発明の対応関係において、駆動制御部51、駆動信号制御部52、空調信号制御部53が本発明の制御部に相当する。
また、駆動制御部51は、上記した第2の回路基板27上に設けられたICチップである。駆動信号制御部52、空調信号制御部53および回転量/速度の信号制御部60は、上記した第4の回路基板33上に設けられたICチップである。照明制御部54は、上記した第1の回路基板25、第3の回路基板29上に設けられたICチップである。
照明制御部54は、文字盤照明用LED24、指針照明用LED28の作動を制御するものである。車両信号制御部55から入力された信号に基づいて、文字盤照明用LED24、指針照明用LED28に対して、作動指示信号を出力するようになっている。このときの車両信号制御部55から入力される信号とは、例えば、インストルメントパネルの照明がどれくらいの明るさであるかの信号である。
駆動制御部51は、指針3が所定の文字やイラスト2を指し示すように、ステッパモータ26を制御するものである。駆動制御部51は、駆動信号制御部52から入力された駆動信号に基づいて、ステッパモータ26に対して駆動指示信号を出力するようになっている。
駆動信号制御部52は、駆動制御部51を作動させるか否かの制御を行うところである。駆動信号制御部52は、空調信号制御部53および車両に別途搭載されている車両信号制御部55から入力された信号に基づいて、駆動制御部51に対して駆動信号を出力するようになっている。このときの車両信号制御部55から入力される信号とは、例えば、IGスイッチがオンであるか否かの信号である。
また、駆動信号制御部52は、スピードメータ等のメータを制御するメータ制御部56に信号を出力したり、メータ制御部56から信号が入力されたりするようになっている。なお、メータ制御部56は、車両信号制御部55から車速信号等が入力されるようになっている。
空調信号制御部53は、回転量/速度の信号制御部60から入力された指針3の移動目標位置に関する信号に基づき、車両に搭載されたエアコンシステム57を制御する空調制御部58に対して、所定の制御を行うように、空調信号を出力するものである。
また、空調信号制御部53は、回転量/速度の信号制御部60から入力された信号に基づき、指針3を駆動させるため、駆動信号制御部52に対して、制御信号を出力するようになっている。
また、空調信号制御部53は、空調制御部58から制御信号が入力されるようになっている。これは、空調制御部58が自動でエアコンシステム57を制御している場合に、その制御に応じて、指針3を駆動させるためである。なお、空調信号制御部53は、ロータリースイッチ32からの信号が入力された場合、その信号を、空調制御部58から入力された制御信号よりも、優先するようになっている。
回転量/速度の信号制御部60は、後述するように、指針3の移動量および移動速度を決定する処理を行うところである。
ここで、この指針3の移動量とは、ベゼル12の回転量(操作部の操作量)に対する指針3の移動量の割合である。例えば、ベゼル12が4ステップ分回転された場合、指針3を4ステップ移動させるのか、指針を8ステップ移動させるかが決定される。なお、ベゼル12を1ステップ回転させるとは、ベゼル12を回転させたときの1クリック、すなわち、例えば、60°回転させることを意味する。また、指針3の1ステップ移動とは、指針3が文字やイラスト2、目盛り4の1目盛り分移動することを意味する。
一方、指針3の移動速度とは、指針3が現在の位置から目標位置まで移動する際の指針3の速度である。指針3を目標位置まで、停止させることなく、連続的に移動させるのか、指針3を目標位置まで、目盛り毎に指針を停止させながら、断続的に移動させるのかが決定される。したがって、ここでいう指針3の移動速度は、指針3が一度に移動する移動間隔と同義である。
言い換えると、回転量/速度の信号制御部60は、ベゼル12のステップ数と指針3の移動ステップ数とを一致させ、かつ、指針3を1ステップずつ小刻みに移動させるか、指針3が移動するステップ数をベゼル12のステップ数よりも多くし、かつ、指針3を一度に大きく移動させるかを決定するところである。
また、回転量/速度の信号制御部60は、ロータリースイッチ32からベゼル回転検知信号が入力されるようになっている。この回転検出信号は、ベゼル12の回転量とその回転速度を内容とする信号であり、例えば、パルス信号もしくは電圧等のボリューム信号である。この回転検出信号により、回転量/速度の信号制御部60は、ユーザによって操作されたベゼル12の回転量および回転速度を検知する。
そして、回転量/速度の信号制御部60は、入力されたベゼル回転検知信号に基づいて、指針3の移動量および移動速度を決定し、指針3の移動量および移動速度に関する信号と、指針3の移動目標位置に関する信号とを空調信号制御部53に対して出力するようになっている。
次に、回転量/速度の信号制御部60が実行する指針3の移動量および移動速度の決定処理について説明する。図7に、回転量/速度の信号制御部60が実行する指針3の移動量および移動速度の決定処理のフローチャートを示す。また、図8に、ベゼル回転検知信号と、指針3の移動量および移動速度との関係を示す。
なお、この処理は、マニュアル操作時に実行されるものである。また、以下のステップと本発明との対応関係においては、ステップ61、ステップ62、ステップ64、ステップ66が、それぞれ、本発明の入力手段、判定手段、第1の出力手段、第2の出力手段に相当する。
図7に示すように、ステップ61では、ロータリースイッチ32からベゼル回転検知信号が入力される。
そして、ステップ62では、ベゼル12の回転量が所定量よりも大きく、かつ、操作速度が所定速度よりも大きいか否か判定される。例えば、ベゼル12の回転速度が3ステップ/秒以下であるか否かが判定される。3ステップ/秒以下とは、回転検知信号がパルス信号の場合では、1秒間のパルス数が3以下のことである。このステップでの判定結果により、ベゼル12の回転量に対する指針3の移動量の割合が決定される。
そして、ベゼル12の回転速度が3ステップ/秒以下である(YES)と判定された場合、ステップ63に進む。3ステップ/秒以下の場合の例としては、ベゼル12の回転量が1ステップ、2ステップ等のように、小さい場合や、ベゼル12の回転速度が遅い場合が該当する。
続いて、ステップ63では、さらに、ベゼル12の回転速度が速いか否かが判定される。すなわち、ベゼル12が次のステップに移動するまでにかかった時間が、例えば、0.33秒以内であったか否かが判定される。
そして、次のステップに0.33秒以内に移動しなかったと判定された場合(NOの場合)、ステップ64に進む。
ステップ64では、指針3を1ステップずつ移動させる旨の決定およびその旨の信号の出力がされる。この信号が本発明の第1の信号に相当する。
具体的には、ベゼル12の回転量に対する指針3の移動量の割合に関して、ベゼル12のステップ数と、指針3が移動するステップ数とを一致させる。例えば、図8(a)に示すように、ベゼル12の操作量が3ステップの場合、指針3の移動量も3ステップとする。
また、指針3の移動速度に関しては、図8(a)に示すように、指針3が1ステップ移動する毎に指針3を停止させ、指針3を断続的に移動させる。さらに、指針3の移動速度を、指針3の移動初期では徐々に速く、指針3の移動途中では一定の速度、指針3の移動終期では徐々に遅くする旨の決定がされる。そして、この旨の信号が空調信号制御部53に向けて出力される。
これにより、例えば、ベゼル12の操作量が3ステップの場合、指針3は、1ステップずつ断続的に3ステップ移動することとなる。
一方、ステップ63で、次のステップに0.33秒以内に移動したと判定された場合(YESの場合)、ステップ65に進む。続いて、ステップ65では、指針3をステップ毎に多少減速しながらも連続的に動かす旨の決定およびその旨の信号の出力がされる。
具体的には、ステップ64と同様に、ベゼル12の回転量に対する指針3の移動量の割合に関して、ベゼル12のステップ数と、指針3が移動するステップ数とを一致させる。
ただし、指針3の移動速度に関しては、ステップ64と異なり、図8(b)に示すように、ステップ毎に停止させずに、連続的に指針3を移動させる。また、この場合も、指針3の移動速度を、指針3の移動初期では徐々に速く、指針3の移動途中では一定の速度、指針3の移動終期では徐々に遅くするが、指針3の移動途中では、各ステップの終期段階で減速し、次のステップの初期段階で加速させる旨の決定がされる。そして、この旨の信号が空調信号制御部53に向けて出力される。
これにより、例えば、ベゼル12の操作量が3ステップの場合、指針3はステップ毎に多少減速しながらも連続的に3ステップ移動することとなる。
また、ステップ62で、ベゼル12の回転速度が4ステップ/秒以上である(NO)と判定された場合、ステップ66に進む。なお、ベゼル12の回転量が多く、かつ、ベゼル12の回転速度が速い場合、4ステップ/秒以上となる。
続いて、ステップ66では、指針3を大きく一度に動かす旨の決定およびその旨の信号の出力がされる。この信号が本発明の第2の信号に相当する。
具体的には、ベゼル12の回転量に対する指針3の移動量の割合に関して、指針3が移動するステップ数を、ベゼル12のステップ数よりも多くする。例えば、図8(c)に示すように、ベゼル12の操作量が4ステップの場合、指針3の移動量を、その倍の8ステップとする。
また、指針3の移動速度に関しては、図8(c)に示すように、指針3を連続的に移動させ、かつ、指針3の移動速度を、指針3の移動初期では徐々に速く、指針3の移動途中では一定の速度、指針3の移動終期では徐々に遅くする旨の決定がされる。そして、この旨の信号が空調信号制御部53に向けて出力される。
これにより、例えば、ベゼル12の操作量が4ステップの場合、指針3は、8ステップ分を一度に移動することとなる。なお、空調制御部58も、制御内容を8ステップ分変更することとなる。
次に、このように構成された指針式表示装置全体の基本的作動について説明する。ここでは、まず、図2に示すように、ユーザが温度を「19℃」から「20℃」に切り替える操作をする場合を説明する。
ユーザは、表示器11cのベゼル12を、図2中の実線で示す矢印のように、時計回りの方向、すなわち、右方向に60°回転させる。これにより、ロータリースイッチ32から回転量/速度の信号制御部60に、ベゼル回転検知信号が入力される(ステップ61)。
そして、回転量/速度の信号制御部60で、指針3の移動量および移動速度の決定処理が実行される。この場合、ベゼル12は1ステップのみ回転しているので、ステップ62で、ベゼル12の回転速度が3ステップ/秒以下であると判定される。さらに、ステップ63で、次のステップに0.33秒以内に移動していないと判定された場合、ステップ64で、指針3を1ステップずつ、すなわち、温度を1℃動かす旨の決定および信号が出力される。
この信号を受けて、空調信号制御部53は、空調制御部58に対して、温度を1℃変更する旨の空調信号を出力する。これにより、エアコンシステム57は、空調制御部58に制御され、温度設定を20℃とする。
また、このとき、空調信号制御部53は、駆動信号制御部52に対して、指針3が「20℃」を指し示すように、制御信号を出力する。
そして、駆動信号制御部52は、この制御信号を受けた後、車両信号制御部55から入力された信号に基づいて、駆動制御部51を駆動させてもよいか否かを判定する。その結果、駆動信号制御部52が駆動制御部51を駆動させても良いと判定した場合に、駆動信号制御部52は、駆動制御部51に対して、指針3が「20℃」を指し示すように、駆動信号を出力する。
駆動制御部51は、この駆動信号を受けて、ステッパモータ26に駆動指示信号を出力する。これにより、ステッパモータ26を介して、指針3が駆動し、指針3が「20℃」を指し示す。このようにして、温度が「19℃」から「20℃」に切り替えられる。
次に、ユーザが温度を、例えば、「32℃」から「20℃」に切り替える操作をする場合を説明する。図9に、このときの指針式表示装置の正面図を示す。
ユーザは、表示器11cのベゼル12を、図9中の外側に示す矢印のように、反時計回りの方向、すなわち、左方向に大きく、360°(6ステップ分)回転させる。これにより、ロータリースイッチ32から回転量/速度の信号制御部60に、ベゼル回転検知信号が入力される(ステップ61)。
そして、回転量/速度の信号制御部60で、指針3の移動量および移動速度の決定処理が実行される。この場合、ベゼル12は6ステップ分回転しており、速く回転されていれば、ステップ62で、ベゼル12の回転速度が4ステップ/秒以上であると判定される。このため、ステップ66で、指針3を大きく、すなわち、温度を12ステップ分、一度に動かす旨の決定および信号が出力される。
その後は、上記と同様に作動し、エアコンシステム57は、空調制御部58に制御され、温度設定を20℃とする。一方、ステッパモータ26が指針3を駆動させ、指針3が「32℃」から「20℃」まで移動する。このとき、図9に示すように、指針3は、初期段階では徐々に加速し、途中段階で一定速度となり、終期段階では徐々に減速して移動する。このようにして、温度が「32℃」から「20℃」に切り替えられる。
なお、ここでは、温度設定の変更を例として説明したが、風量設定の変更の場合についても同様である。
次に、本実施形態の主な特徴を説明する。
(1)本実施形態では、回転量/速度の信号制御部60は、指針3の移動量および移動速度を決定する処理を実行するようになっており、ステップ61で、ロータリースイッチ32からベゼル回転検知信号が入力された場合、ステップ62で、ベゼル12の回転量が所定量よりも大きく、かつ、操作速度が所定速度よりも大きいか否かを判定している。
そして、ベゼル12の回転速度が3ステップ/秒以下であると判定した場合、回転量/速度の信号制御部60は、ステップ64、65で、ベゼル12のステップ数と、指針3が移動するステップ数とを一致させる旨の決定を行い、その旨の信号を出力する。
一方、ベゼル12の回転速度が4ステップ/秒以上であると判定した場合、回転量/速度の信号制御部60は、ステップ66で、指針3を大きく一度に動かす旨の決定を行い、その旨の信号を、空調信号制御部53に、出力するようになっている。
そして、その信号に基づいて、空調信号制御部53、駆動信号制御部52、駆動制御部51が、指針3を駆動させるようになっている。
このため、例えば、ユーザが温度設定を微調整するため、ベゼル12をゆっくりもしくは少しずつ回転させている場合では、指針3を1ステップずつ移動させ、逆に、ユーザが温度設定を大きく変更するため、ベゼル12を速く大きく回転させている場合では、指針3を、ベゼル12が操作されたステップ数の倍の数のステップ数変更させることができる。
このように、回転量/速度の信号制御部60および空調信号制御部53、駆動信号制御部52、駆動制御部51に対して、ベゼル12がユーザに操作されたときの回転量および回転速度に応じて、ベゼル12の回転ステップ数に対する指針3の移動ステップ数の割合と、指針3の移動間隔とを変更させているので、指針式表示装置に新奇な趣向を持たせることができる。
すなわち、ユーザがベゼル12を速く大きく回転させている場合では、指針3を一度に大きく移動させているので、本実施形態の指針式表示装置によれば、指針3の動きをユーザの操作感覚に合わせることができる。
また、本実施形態では、ユーザがベゼル12を1ステップ回転させた場合、回転量/速度の信号制御部60および空調信号制御部53、駆動信号制御部52、駆動制御部51が、指針3を1目盛りずつ移動させる制御を行うので、ユーザは、温度設定を細く変更することが可能となる。
一方、ユーザがベゼル12を大きく速く回転させた場合、回転量/速度の信号制御部60および空調信号制御部53、駆動信号制御部52、駆動制御部51が、指針3を一度に大きく移動させる制御を行うので、ユーザが温度設定を大きく変更したい場合、ユーザは少ない操作量で、設定を大きく変更することが可能となる。このため、ベゼル12をたくさん回転しなければならないという煩わしさを解消できるため、ユーザに対して軽快な操作感、小気味よさを感じさせることができる。
例えば、図9に示すように、ユーザが温度を「32℃」から「20℃」に大きく変える操作をする場合では、ベゼル12を12ステップ回転させなくても、ベゼル12をその半分の6ステップ分速く回転させるだけで、指針3を「32℃」から「20℃」に変更させることができ、かつ、空調制御部58に対して、温度設定を20℃に変更させることができる。
また、このとき、ユーザがベゼル12を7ステップ分速く回転させ、指針3の位置が「18℃」となり、「20℃」からずれてしまった場合であっても、ユーザは、ベゼル12をゆっくりと2ステップ分回転させることで、指針3を1目盛りずつ移動させ、指針3を「20℃」の位置に移動させることができる。
したがって、本実施形態によれば、指針式表示装置の操作性を向上させることができる。
(2)本実施形態では、回転量/速度の信号制御部60は、各ステップ63、64、66で、指針3の移動速度を、指針3の移動速度を、指針3の移動初期では徐々に速く、指針3の移動途中では一定の速度、指針3の移動終期では徐々に遅くする旨の決定を行い、その旨の信号を出力している。
このように、指針3が移動するとき、駆動制御部51、駆動信号制御部52、空調信号制御部53によって、初期段階および終期段階の速度を、移動途中段階の速度よりも遅くなるようにしているので、目標表示部まで、指針3を滑らかに移動させることができ、指針3の上品な動きを演出することができる。
例えば、図9に示すように、ユーザが温度を「32℃」から「20℃」に大きく変える操作をした場合では、「32℃」近辺では指針3はゆっくり動き出し、「25℃」近辺では指針3は一定の速度で移動し、「20℃」近辺では指針3はゆっくりと減速する。
なお、図9に示すように、送風ファン速度を、「HI」から「OFF」に変更させる場合も、上記した温度変更の場合と同様に、操作することができる。
(3)本実施形態では、回転量/速度の信号制御部60は、ステップ62で、ベゼル12の回転速度が3ステップ/秒以下であると判定した場合、さらに、ステップ63で、ベゼル12が次のステップに移動するまでにかかった時間が、例えば、0.33秒以内であったか否かを判定している。そして、YESの場合、ステップ65で、指針3をステップ毎に多少減速しながらも連続的に動かす旨の決定を行い、その旨の信号を出力している。
このため、例えば、ベゼル12の操作量が3ステップの場合、指針3はステップ毎に多少減速しながらも連続的に3ステップ移動する。
このように、ベゼル12のステップ数と、指針3が移動するステップ数とを一致させる場合でも、ベゼル12の1ステップ毎の速度が所定速度よりも速い場合では、指針3を連続的に移動させていることから、本実施形態の指針式表示装置によれば、指針3の動きをユーザの操作感覚に合わせることができる。
(他の実施形態)
(1)上記した実施形態では、リング状のベゼル12の内側に、文字盤1や指針3からなる表示器11が配置されている場合を例として説明したが、この場合に限らず、表示器11とダイアルノブ12とを離間して配置することもできる。
(2)上記した実施形態では、操作部としてベゼル12を用いる場合を例として説明したが、ベゼル12以外の他の操作部を用いることもできる。例えば、図10に示すような操作スイッチSW1〜3、すなわち、シーソースイッチを用いることができる。
(3)上記した実施形態では、本発明を車両のエアコンパネルに適用した場合を例として説明したが、オーディオ、カメラ等の操作パネルに対して本発明を適用することもできる。
本発明の第1実施形態における指針式表示装置の正面図である。 図1に示す指針式表示装置において、ベゼル12の動きと指針3の動きとを説明するための図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1中のB−B線断面図である。 図1中のC−C線断面図である。 本発明の第1実施形態における指針式表示装置の構成を示すブロック図である。 図6中の回転量/速度の信号制御部60が実行する指針3の移動量および移動速度を決定する処理のフローチャートである。 ロータリースイッチ32が出力するベゼル回転検知信号と、指針3の移動量および移動速度との関係を示す図である。 本発明の第1実施形態における指針式表示装置の正面図である。 (a)は従来の指針式表示装置の正面図であり、(b)は(a)中の表示器M11の拡大図である。
符号の説明
1…文字盤、2…文字やイラスト、3…指針、4…目盛り、
11…表示器、12…ベゼルダイアルノブ、13…操作ボタン、14…カバー、
21…スモークレンズ、22…導光レンズ、23…文字盤用ハウジング、
24…文字盤照明用LED、25…第1の回路基板、26…ステッパモータ、
27…第2の回路基板、28…指針照明用LED、29…第3の回路基板、
30…ベゼル用ハウジング、31…結合部、32…ロータリースイッチ、
33…第4の回路基板。

Claims (4)

  1. 操作対象の操作動作内容を表示する表示部(2)が複数配置された文字盤(1)と、
    前記複数の表示部(2)のいずれか1つを指すように駆動される指針部(3)と、
    前記指針部(3)を駆動する駆動部(26)と、
    前記指針部(3)が所望の前記表示部(2、4)を指すように前記駆動部(26)を作動させ、かつ、ユーザが前記操作対象を操作するための操作部(12)と、
    前記操作部(12)の操作量に基づいて、前記指針部(3)を操作目標となる前記表示部(2)に移動させるように、前記駆動部(26)を制御する制御部(51、52、53、60)とを備える指針式表示装置において、
    前記制御部(51、52、53、60)は、前記操作部(12)がユーザに操作されたときの操作量および操作速度に応じて、前記操作量に対する前記指針部(3)の移動量の割合と、前記指針部(3)の移動間隔とを変更させる制御を行うようになっており、
    前記制御部(51、52、53、60)は、前記操作量が所定量より小さい、もしくは、前記操作速度が所定速度よりも小さい場合、前記指針部(3)を、最小設定間隔毎に、移動目標の前記表示部(2)まで移動させ、
    前記操作量が所定量より大きく、かつ、前記操作速度が所定速度よりも大きい場合、前記操作量に対する前記指針部(3)の移動量の割合を大きく変更し、かつ、前記指針部(3)を、前記最小設定間隔よりも大きな間隔で、移動目標の前記表示部(2)まで移動させるようになっていることを特徴とする指針式表示装置。
  2. 操作対象の操作動作内容を表示する表示部(2)が複数配置された文字盤(1)と、
    前記複数の表示部(2)のいずれか1つを指すように駆動される指針部(3)と、
    前記指針部(3)を駆動する駆動部(26)と、
    前記指針部(3)が所望の前記表示部(2)を指すように前記駆動部(26)を作動させ、かつ、ユーザが前記操作対象を操作するための操作部(12)と、
    前記操作部(12)の操作量に基づいて、前記指針部(3)を移動目標の前記表示部(2)に移動させるように、前記駆動部(26)を制御する制御部(51、52、53)とを備える指針式表示装置において、
    前記操作部(12)から操作量および操作速度に関する信号が入力される入力手段(61)と、
    前記操作量および操作速度に関する信号が入力された場合に、前記操作量が所定量より大きく、かつ、前記操作速度が所定速度よりも大きいか否かを判定する判定手段(62)と、
    前記判定手段(62)が、前記操作量が所定量より小さい、もしくは、前記操作速度が所定速度よりも小さいと判定した場合、前記指針部(3)を、最小設定間隔毎に、移動目標の前記表示部(2)まで移動させる旨の第1の信号を、前記制御部(51、52、53)に向けて、出力する第1の出力手段(64)と、
    前記判定手段(62)が、前記操作量が所定量より大きく、かつ、前記操作速度が所定速度よりも大きいと判定した場合、前記第1の信号と比較して、前記操作量に対する前記指針部(3)の移動量の割合を大きくし、かつ、前記指針部(3)を、前記最小設定間隔よりも大きな間隔で、移動目標の前記表示部(2)まで移動させる旨の第2の信号を、前記制御部(51、52、53)に向けて、出力する第2の出力手段(66)とを有することを特徴とする指針式表示装置。
  3. 前記制御部は、前記駆動部(26)に対して、前記指針部(3)の移動時における初期段階、移動途中段階、終期段階の速度において、前記初期段階および前記終期段階の速度を、前記移動途中段階の速度よりも遅くなるように、前記駆動部(26)を制御するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の指針式表示装置。
  4. 前記操作部(12)は、その内側が開口したリング形状であって、回転可能となっており、
    前記操作部(12)の前記内側に、前記文字盤(1)、前記複数の表示部(2)、前記指針部(3)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の指針式表示装置。
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