JP4714852B2 - 媒体処理システム及び仲介媒体処理装置 - Google Patents
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Description
本発明は、媒体処理装置と、それに接続される上位装置と、の間で情報の送受信が行われる媒体処理システム及び仲介媒体処理装置に関する。
従来より、金融機関などで使用され、キャッシュレスや個人認証などを実現するカードとして、プラスチック基板表面に磁気ストライプが形成された磁気カードや、プラスチック基板内部に集積回路チップ(ICチップ)が埋設されるとともに、表面にIC端子が配置された接触式ICカードがある。そして、これら磁気カードや接触式ICカードに対する情報の書き込み又は読み取りは、磁気ヘッドやIC接点を備えたカードリーダによって行われる。
一方で、近年、ICチップとアンテナコイルが埋設され、そのアンテナコイルを介して電磁的相互作用に基づき情報の書き込み又は読み取りが行われる非接触式カードが登場してきている。この非接触式ICカードは、接触式ICカードと同等のメモリ容量,セキュリティレベルをもつとともに、カードに摺接(当接)してデータの送受信が行われる磁気カード及び接触式ICカードと比べて、操作性(使用者は翳すだけである)及びメンテナンス性(接触部が存在しない)に優れている。そして、この非接触式ICカードに対する情報の書き込み又は読み取りは、電磁波を発するアンテナを備えたカードリーダによって行われる。
また、近年、上述した磁気カード,接触式ICカード及び非接触式ICカードの全てを取り扱うことができ、それぞれのカードに対する処理を実現するハイブリッド機能を備えたICカードリーダが開発されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に開示されたICカードリーダは、磁気カードの磁気ストライプと磁気データを送受信する磁気ヘッドと、接触式ICカードのIC接点とデータを送受信するIC接点と、非接触式ICカードのアンテナコイルとデータを送受信する送受信アンテナとを備えている。
ここで、例えばATMなどの上位装置から見て、磁気カード,接触式ICカード及び非接触式ICカードなどのカードを扱うデバイスは、単一であることが制御上望ましい。また、上位装置が備えるデバイス用インタフェース(例えばRS232C)は、数に限りがある。このようなことから、ハイブリッド機能を備えたICカードリーダでは、一般的に、磁気カード又は接触式ICカード用のカードリーダだけを上位装置に接続するとともに、このカードリーダに、非接触式ICカード用の制御回路を追加接続するようにしている。
図6は、従来の媒体処理システムにおける電気的なシステム構成を示すブロック図である。
図6に示すように、ICカードリーダ200内における、磁気カード又は接触式ICカード用の既存カードリーダ201だけが、RS232Cインタフェースによって上位装置100と接続されている。そして、この既存カードリーダ201に、非接触ICカードリーダ機能(アンテナコイル及び制御回路など)202が実装(追加接続)されている。
しかしながら、従来の媒体処理システムでは、以下のような問題がある。
まず、非接触ICカードリーダ機能202は、非接触ICカードと高速通信可能である(例えば、既存のカードリーダ201が接触式ICカードと通信する際の約10倍である)。本来であれば、この高速通信を活かすことが望ましいところ、従来の媒体処理システムにおいては、既存のカードリーダ201が、上位装置100とRS232Cインタフェース(通信速度は例えば38,400bps)によって接続されており、非接触ICカードリーダ機能202は、既存のカードリーダ201を介してでないと上位装置100にアクセスできないことから(図6参照)、この高速通信の利点を十分に活かすことができない。
また、非接触ICカードリーダ機能202を、例えば別基板などで既存のカードリーダ201に追加接続する場合、既存のカードリーダ201側に何らかの設計仕様の変更が必要になる。ところが、既存のカードリーダ201に対し、市場での改修が要求されることも考えられる機能(非接触ICカードリーダ機能)を追加接続することは、非常に煩雑であることに加えて、実用的でない。更には、例えば認証規格等を取得している既存のカードリーダ201にあっては、仕様変更に起因する再認証が必要になり、実用性に欠けるとともにコストも掛かる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、情報記録媒体に対する通信速度が異なる媒体処理装置を有する媒体処理システムで、高速通信の利点を活かすことができ、また、実用的で低コストの媒体処理システム及び仲介媒体処理装置を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行う第1の媒体処理装置と、前記第1の媒体処理装置を接続可能なインタフェースを有する上位装置と、前記第1の媒体処理装置と前記上位装置との接続を仲介する第2の媒体処理装置と、を有し、前記第2の媒体処理装置は、前記第1の媒体処理装置よりも高速に、情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行う媒体処理システム。
本発明によれば、媒体処理システムに、第1の媒体処理装置と、これに接続可能なインタフェースを有する上位装置と、の接続を仲介する第2の媒体処理装置を設け、この第2の媒体処理装置は、第1の媒体処理装置よりも高速に、情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行う。従って、第1の媒体処理装置と比べて比較的高速に情報処理を行う第2の媒体処理装置において、比較的低速に情報処理を行う第1の媒体処理装置の存在を気にすることなく情報処理を実行できるので、高速通信の利点を活かすことができる。
特に、本発明によれば、従来は第1の媒体処理装置を接続していた上位装置に対して、新たなインタフェースを増設することなく第2の媒体処理装置を追加することができる。これにより、上位装置が備えるデバイス用インタフェースを最小限の数(例えば1個)に抑えつつ、また、第1の媒体処理装置に設計仕様の変更を加えることもなく、第2の媒体処理装置を媒体処理システムに組み込むことができ、結果的にコスト削減及び実用性向上に寄与することができる。
(2) 前記第1の媒体処理装置は、情報記録媒体に対して磁気データの書き込み又は読み取りを行うとともに、前記第2の媒体処理装置は、電磁誘導により情報記録媒体に対して非接触で情報の書き込み又は読み取りを行うことを特徴とする(1)記載の媒体処理システム。
本発明によれば、第1の媒体処理装置によって、情報記録媒体に対して磁気データの書き込み又は読み取りが行われるとともに、第2の媒体処理装置によって、電磁誘導により情報記録媒体に対して非接触で情報の書き込み又は読み取りが行われることとしたので、磁気カードに対して磁気データの書き込み又は読み取りが低速で行われるとしても、非接触式ICカードに対して高速でデータの送受信を行うことができる。
特に、例えば第1の情報処理装置が認証規格等を取得していた場合において、従来のように(図6参照)、第1の情報処理装置(図6では、既存のカードリーダ201)に第2の情報処理装置(図6では、非接触ICカードリーダ機能202)を追加接続するシステム構成では、仕様変更に起因する再認証が必要になり、実用性に欠けるとともにコストも掛かっていたが、本発明によれば、第1の媒体処理装置に設計仕様の変更を加える必要はないので、上述した再認証が不要となり、実用的で低コストの媒体処理システムを構築することができる。
(3) 前記第1の媒体処理装置は、情報記録媒体上に配置されたIC端子に当接するIC接点を備えることを特徴とする(2)記載の媒体処理システム。
本発明によれば、第1の媒体処理装置には、情報記録媒体上に配置されたIC端子に当接するIC接点が設けられることとしたので、接触式IC通信と、非接触式IC通信(或いは磁気データ通信)とを併設したハイブリッドの媒体処理システムを構築し、高速な非接触式IC通信の利点を活かすことができる。
(4) 前記第2の媒体処理装置は、前記上位装置からのコマンドを一時的に記憶するバッファを備えることを特徴とする(1)から(3)のいずれか記載の媒体処理システム。
本発明によれば、上述した第2の媒体処理装置には、上位装置からのコマンドを一時的に記憶するバッファが設けられることとしたので、比較的低速な磁気データ処理を行う第1の媒体処理装置と、比較的高速な非接触情報処理を行う第2の媒体処理装置との処理速度差を吸収することができ、双方が適切な速度で情報処理を実行することができる。
なお、本発明において、バッファには、第1の媒体処理装置に対する上位装置からのコマンド、及び/又は、第2の媒体処理装置に対する上位装置からのコマンドを記憶することができる。また、バッファは1個であっても2個(第1の媒体処理装置用と第2の媒体処理装置用)であっても構わない。
(5) 前記バッファは、前記第1の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを一時的に記憶することを特徴とする(4)記載の媒体処理システム。
本発明によれば、上述したバッファには、第1の媒体処理装置に対する上位装置からのコマンドが一時的に記憶されることとしたので、第1の媒体処理装置の処理速度が遅くても、コマンドがオーバーフロー等により破棄されることを防ぐことができる。
(6) 前記バッファは、さらに、前記第2の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを一時的に記憶することを特徴とする(5)記載の媒体処理システム。
本発明によれば、上述したバッファによって、第2の媒体処理装置に対する上位装置からのコマンドが一時的に記憶されることとしたので、第2の媒体処理装置における情報処理を適切なタイミングで開始することができる。
(7) 前記第2の媒体処理装置は、情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行う通信部と、当該通信部及び前記バッファと接続された制御部とを備え、前記制御部は、前記上位装置からコマンドを受信したとき、前記第1の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを判別して、これを前記バッファに転送するとともに、前記第2の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを判別して、これを前記通信部に転送することを特徴とする(5)記載の媒体処理システム。
本発明によれば、第2の媒体処理装置には、バッファだけでなく、情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行う通信部と、バッファ及び通信部と接続された制御部とが設けられ、上位装置からコマンドを受信したとき、制御部によって、第1の媒体処理装置に対する上位装置からのコマンドはバッファに転送され、第2の媒体処理装置に対する上位装置からのコマンドは通信部に転送されることとしたので、比較的低速な磁気データ処理を行う第1の媒体処理装置と、比較的高速な非接触情報処理を行う第2の媒体処理装置との各々が、適正な処理速度でコマンドの送受信を効率的に行うことができる。
(8) 前記制御部は、前記バッファに記憶されたコマンドから、前記第1の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを判別して、これを前記第1の媒体処理装置に転送するとともに、前記第2の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを判別して、これを前記通信部に転送することを特徴とする(6)記載の媒体処理システム。
本発明によれば、上述した制御部によって、第1の媒体処理装置に対する上位装置からのコマンドは、バッファから第1の媒体処理装置に転送され、第2の媒体処理装置に対する上位装置からのコマンドは、バッファから通信部に転送されることとしたので、双方の装置が効率良く情報処理を行うことができる。
(9) 前記第2の媒体処理装置は、前記第1の媒体処理装置を自発的に制御する機能を有することを特徴とする(1)から(8)のいずれか記載の媒体処理システム。
本発明によれば、上述した第2の媒体処理装置に、第1の媒体処理装置を自発的に制御する機能をもたせることとしたので、上位装置からのコマンドを必要とすることなく、第1の媒体処理装置と第2の媒体処理装置との間で情報処理を実行することができる。従って、例えば、第1の媒体処理装置と第2の媒体処理装置の排他処理(片方の装置が動作している場合に、他方の装置を動作させない)などの処理を高速化できるとともに、上位装置の処理負担を減らすことができる。
(10) 前記第2の媒体処理装置は、前記第1の媒体処理装置の種別に対する自動認識機能を有することを特徴とする(1)から(9)のいずれか記載の媒体処理システム。
本発明によれば、上述した第2の媒体処理装置に、第1の媒体処理装置の種別に対する自動認識機能をもたせることとしたので、上位装置の指示を受けることなく第1の媒体処理装置に適合した(9)の機能を自律的に実現することができる。
(11) 情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行う媒体処理装置と、前記媒体処理装置を接続可能なインタフェースを有する上位装置との接続を仲介する仲介媒体処理装置であって、前記媒体処理装置よりも高速に、情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行うことを特徴とする仲介媒体処理装置。
本発明によれば、仲介媒体処理装置は、上述した媒体処理装置における第2の媒体処理装置に相当するので、比較的低速に情報処理を行う媒体処理装置(例えば磁気カードリーダ)の存在を気にすることなく、高速通信の利点を活かすことができる。
本発明に係る媒体処理システム及び仲介媒体処理装置によれば、以上説明したように、情報記録媒体に対する通信速度が異なる媒体処理装置を有する媒体処理システムであっても、通信速度が速い方の媒体処理装置における高速通信の利点を活かすことができ、また、実用的で低コストのシステムを構築することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る媒体処理システムにおける電気的なシステム構成を示すブロック図である。
図1において、本実施形態に係る媒体処理システムは、上位装置11と、非接触ICカードリーダ機能(回路)12と、既存カードリーダ13と、から構成されている。なお、本実施形態では、第1の媒体処理装置として既存カードリーダ13を、第2の媒体処理装置として非接触ICカードリーダ機能12を採用しているが、本発明はこれに限られない。例えば、第2の媒体処理装置としてプリンタや画像処理装置を採用することも可能である。すなわち、第2の媒体処理装置の方が、第1の媒体処理装置と比べて高速で情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み込みを行うものであれば、第1の情報処理装置として、或いは、第2の情報処理装置として、如何なるものを採用しても構わない。
図1において、上位装置11は、非接触ICカードリーダ機能12や既存カードリーダ13に対して動作指示に係るコマンドを送信する装置であって、例えば、金融取引端末やID認証端末などが挙げられる。また、上位装置11は、非接触ICカードリーダ機能12を接続可能な単一のインタフェース(図示せず)を有している。
非接触ICカードリーダ機能12は、CPU121や非接触通信アンテナ126(後述する図2参照)を有しており、上位装置11からのコマンドに基づいて、非接触通信アンテナ126を介して、電磁誘導により非接触式ICカードに対して非接触で情報の書き込み又は読み取りを行う。
既存カードリーダ13は、磁気カード上の磁気ストライプに摺接させ、磁気カードに対してリードライト処理(書き込み又は読み込み)を行う磁気ヘッド(図示せず)や、接触式ICカード上に配置されたIC端子に当接させ、接触式ICカードに対する通信処理を行うIC接点(図示せず)などを有しており、上位装置11からのコマンドに基づいて、磁気ヘッドやIC接点を介して、磁気カードや接触式ICカードに対して情報の書き込み又は読み取りを行う。
ここで、図1に示すように、非接触ICカードリーダ機能(仲介媒体処理装置)12は、既存カードリーダ13と上位装置11との接続を仲介しているとともに、既存カードリーダ13よりも高速に情報処理を実行する。より具体的には、既存カードリーダ13は、非接触ICカードリーダ機能12とRS232Cインタフェース(通信速度は38,400bps)によって接続されており、かつ、非接触ICカードリーダ機能12は、上位装置11とRS232Cインタフェース(通信速度は115.2Kbps)によって接続されている。従って、非接触ICカードリーダ機能12において、これと比べて低速に情報処理を行う既存カードリーダ12の存在を気にすることなく、情報処理を実行することができ、ひいては非接触ICカードリーダ機能12の高速通信の利点を活かすことができる。
特に、図1に示す媒体処理システムによれば、従来は既存カードリーダ13を接続していた上位装置11に対して、新たなインタフェースを増設することなく非接触ICカードリーダ機能12を追加することができる。そして、既存カードリーダ13の設計仕様の変更を加える必要もない。このようなことから、結果的に、低コストかつ実用的に、非接触ICカードリーダ機能12を媒体処理システムに組み込むことができる。
次に、非接触ICカードリーダ機能12の詳細な電気的構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る媒体処理システムにおける電気的なシステム構成を示すブロック図である。特に、図2では、非接触ICカードリーダ機能12の電気的構成を詳細に示している。
図2において、非接触ICカードリーダ機能(回路)12は、CPU121と、通信バッファ122と、非接触通信機能(回路)123と、上位インタフェース124及び下位インタフェース125と、非接触通信アンテナ126とから構成されている。なお、CPU121,通信バッファ122,非接触通信機能123,上位インタフェース124,下位インタフェース125の各電気要素により、非接触ICカードリーダ回路(図中の点線枠)を形成している。また、非接触通信アンテナは、ケーブル接続により、非接触ICカードリーダ回路(図中の点線枠)と分離可能となっている。
CPU121は、内蔵するファームウェアプログラムにより、上位装置11及び既存カードリーダ13との通信を制御する他、非接触通信機能123を通じて、非接触通信アンテナ126との通信機能も制御する。また、非接触通信機能123は、CPU121が、非接触式ICカードとの通信のためのコマンドを上位装置11から受信した場合、CPU121によって制御され、直接的に非接触式ICカードと通信を行う。
上位インタフェース124は、上位装置11から、非接触ICカードリーダ機能12及び既存カードリーダ13へのコマンドを受信するとともに、非接触ICカードリーダ機能12及び既存カードリーダ13からのレスポンスを送信する。なお、本インタフェースの通信速度は、上位装置11と非接触ICカードリーダ機能12のみで実行可能な非接触式ICカードとの通信処理を高速化するために、上位装置11が許す限り、なるべく高速であることが望ましい。
下位インタフェース125は、既存カードリーダ13を接続して、上位装置11から受信した既存カードリーダ13へのコマンドを転送するとともに、そのコマンドの実行結果である既存カードリーダ13からのレスポンスを受信する。なお、この下位インタフェース125が、データ送受信用の他に制御線(例えば4本の制御線)を有している場合には、これらの制御線は、CPU121に接続されることによって、CPU121がこれらを制御可能となる。また、本インタフェースの通信速度は、既存カードリーダ13が対応可能な通信速度である必要がある。
ここで、本実施形態に係る媒体処理システムにおける非接触ICカードリーダ機能12には、上述したように、通信バッファ122が設けられている。上位装置11から送信された、非接触ICカードリーダ機能12及び既存カードリーダ13へのコマンドは、上位装置11から上位インタフェース125の通信速度で受信し、CPU121によって一旦通信バッファ122に保存される。そして、CPU121は、通信バッファ122に保存されたコマンドの特定データから、非接触ICカードリーダ機能12と既存カードリーダ13のどちらへのコマンドかを判別する。それが既存カードリーダ13へのコマンドである場合には、CPU121によって、通信バッファ122に保存されているコマンドが既存カードリーダ13へと転送される。一方で、それが非接触ICカードリーダ機能12へのコマンドである場合には、CPU121によって、通信バッファ122に保存されているコマンドが非接触通信機能123へと転送される。
既存カードリーダ13からのレスポンスは、下位インタフェース125の通信速度で受信し、CPU121により一旦通信バッファ122に保存される。その後、通信バッファ122に保存されたレスポンスは、CPU121によって、上位インタフェース125の通信速度で上位装置11へと送信される。
なお、図6の太線矢印で示すように、既存カードリーダ13は、非接触ICカードリーダ機能12を介して上位装置11から電源供給を受ける。また、本実施形態では、上位装置11のデバイスインタフェース種別はRS232Cであるため、一般的に115.2Kbpsの通信速度に対応している。この点を利用して、上位装置11へ直接接続される非接触ICカードリーダ機能12の上位インタフェース124を115.2Kbps対応とすることにより、既存カードリーダ13の下位に非接触ICカードリーダ機能12を接続した場合に比べて、通信速度を約3倍に改善している。また、非接触ICカードリーダ機能12は、上位装置11とのインタフェースに対して、下位の既存カードリーダ13とのインタフェースの方が、通信速度が遅い。この速度差に対応するため、上位からのコマンド及び下位からのレスポンスは、非接触ICカードリーダ機能12で一旦、通信バッファ122へ保存することとしている(これにより速度差を吸収することができる)。
次に、図2に示す媒体処理システムのシステム動作について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る媒体処理システムのシステム動作を示すフローチャートである。特に、図3のフローチャートは、非接触ICカードリーダ機能12における情報処理の流れに着目している。
図3において、まず、非接触ICカードリーダ機能12は、上位装置11からコマンドデータの受信を開始すると、そのコマンドデータを通信バッファ122に転送・保存する(ステップS1)。
次に、全てのコマンドデータを受信し終えたか否かを判断し(ステップS2)、未だ受信し終えていない場合には、ステップS1の処理を繰り返す。一方で、全てのコマンドデータを受信し終えたと判定した場合には、通信バッファ122にアクセスして、特定データから、非接触ICカードリーダ機能12と既存カードリーダ13のどちらへのコマンドかを判別する(ステップS3)。
ステップS3の処理については、例えば、上位装置11から送られてくるコマンドとして、分別用コマンド体系を採用しておくことが好ましい。すなわち、非接触ICカードリーダ機能12の上位インタフェース122と下位インタフェース123とは、中継における変換機能を簡略化するため、なるべく同仕様とすることが好ましい。加えて、既存カードリーダ13のコマンド仕様詳細に依存しない分別方法が、仕様標準化の上で好ましい。例えば、コマンドデータ列のうち全コマンド共通のデータ部分の変更により(例えば大文字・小文字を変えるなど)、非接触ICカードリーダ機能12と既存カードリーダ13へのコマンドを分別する。これにより、上記要求を満たすことができ、効率的にコマンド分別が可能になる。
次に、ステップS3の処理において、CPU121が非接触コマンドであると判別した場合には(ステップS4:YES)、非接触ICコマンドを実行する。より具体的には、非接触通信機能123を作動させ、非接触通信アンテナ126を介して非接触式ICカードにアクセスする。一方で、CPU121が非接触コマンドでないと判別した場合には(ステップS4:NO)、既存カードリーダ13へコマンド転送を行う。
以上、図2及び図3を用いて説明したように、本実施形態に係る媒体処理システムでは、既存カードリーダ13に対する上位装置11からのコマンドを一時的に記憶する通信バッファ122が設けられているので、非接触ICカードリーダ機能12と既存カードリーダ13との双方が適切な速度で情報処理を実行することができる。また、通信バッファ122には、非接触ICカードリーダ機能12に対する上位装置11からのコマンドも一時的に記憶されるので、非接触ICカードリーダ機能12における情報処理を適切なタイミングで開始することができる。
また、非接触ICカードリーダ機能12には、非接触式ICカードに対して情報の書き込み又は読み取りを行う非接触通信機能123(通信部)と、この非接触通信機能123及び通信バッファ122に接続されたCPU121(制御部)とが設けられ、上位装置11からコマンドを受信したとき、CPU121によって、既存カードリーダ13に対する上位装置11からのコマンドが判別され、これが通信バッファ122に転送されるとともに、非接触ICカードリーダ機能12に対する上位装置11からのコマンドが判別され、これが非接触通信機能123に転送されるようにすることができる。これにより、比較的低速な磁気データ処理を行う既存カードリーダ13と、比較的高速な非接触情報処理を行う非接触ICカードリーダ機能12との各々が、適正な処理速度でコマンドの送受信を効率的に行うことができる。
また、CPU121によって、通信バッファ122に記憶されたコマンドから、既存カードリーダ13に対する上位装置11からのコマンドが判別され、これが既存カードリーダ13に転送されるとともに、非接触ICカードリーダ機能12に対する上位装置11からのコマンドが判別され、これが非接触通信機能123に転送されるようにすることができる。これにより、双方の装置が効率良く情報処理を行うことができる。
なお、非接触ICカードリーダ機能12は、既存カードリーダ13を自発的に制御するようにしてもよい。より具体的には、例えば、非接触式ICカードと、それ以外のカードを排他的に扱うシステムの場合、非接触式ICカードを認識した場合は、既存カードリーダ13のシャッタを示すコマンドを、非接触ICカードリーダ機能12が発行する。また、下位インタフェース125の制御線により、既存カードリーダ13を自発的に制御してもよい。例えば、RS232Cインタフェースの場合、DSR信号やRTS信号の操作により、既存カードリーダ13を制御することができる。
また、上述のとおり、非接触ICカードリーダ機能12は、既存カードリーダ13を無変更で追加可能である。また、このような機能を備えた非接触ICカードリーダ機能12では、複数種類の既存カードリーダ13との接続要求がある。一方で、非接触ICカードリーダ機能12は、自発的に下位の既存カードリーダ13を制御する機能を有することとしてもよいため、複数種類の既存カードリーダ13には異なる制御が必要となる。そこで、非接触ICカードリーダ機能12が下位の既存カードリーダ13種別を自動認識し、下位に対する制御を切り替えることによって、これらの要求を満足することができる。本実施形態では、非接触ICカードリーダ機能12から既存カードリーダ13へコマンドを発行し、その応答状況により、接続されている既存カードリーダ13種別を自動認識するようにしている。
また、本実施形態では、上位装置11と既存カードリーダ13の間を非接触ICカードリーダ機能12が中継するように挿入接続されている。市場設置装置で行われることも考えられるため、非接触ICカードリーダ機能12の上位インタフェースコネクタを既存カードリーダ13と同種にすることにより、この機能追加をより容易に行うことができる。
[変形例]
図4は、本発明の実施の形態に係る媒体処理システムにおける電気的なシステム構成を示すブロック図である。図5は、本発明の実施の形態に係る他の媒体処理システムにおける電気的なシステム構成を示すブロック図である。なお、図4に示すシステム構成は、図2に示すシステム構成と同様である。
図4は、本発明の実施の形態に係る媒体処理システムにおける電気的なシステム構成を示すブロック図である。図5は、本発明の実施の形態に係る他の媒体処理システムにおける電気的なシステム構成を示すブロック図である。なお、図4に示すシステム構成は、図2に示すシステム構成と同様である。
図4に示すように、図2に示すシステム構成では、既存カードリーダ13用電源ラインも、非接触ICカードリーダ機能12で中継した上で、既存カードリーダ13へ供給するよう接続することにより、非接触ICカードリーダ12と既存カードリーダ13の両方が単一電源ラインから電源供給を受けることが可能となり、その結果、上位装置11からの電源供給ラインを増設することなく、非接触ICカードリーダ機能12を追加可能となる。
また、図5に示すように、デバイス側インタフェースは、上位装置11側と比べると、USB対応が遅れている場合が多い。上位装置11側がUSBに対応している場合、既存カードリーダ13がUSB非対応であっても、非接触ICカードリーダ機能12の上位インタフェース124のみをUSB化することで、上位装置11との通信を高速化することができる。
本発明に係る媒体処理システム及び仲介媒体処理装置は、高速通信の利点を活かすことができ、低コストかつ実用的なものとして有用である。
11 上位装置
12 非接触ICカードリーダ機能
13 既存カードリーダ
121 CPU
122 通信バッファ
123 非接触通信機能
124 上位インタフェース
125 下位インタフェース
126 非接触通信アンテナ
12 非接触ICカードリーダ機能
13 既存カードリーダ
121 CPU
122 通信バッファ
123 非接触通信機能
124 上位インタフェース
125 下位インタフェース
126 非接触通信アンテナ
Claims (11)
- 情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行う第1の媒体処理装置と、
前記第1の媒体処理装置を接続可能なインタフェースを有する上位装置と、
前記第1の媒体処理装置と前記上位装置との接続を仲介する第2の媒体処理装置と、を有し、
前記第2の媒体処理装置は、前記第1の媒体処理装置よりも高速に、情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行う媒体処理システム。 - 前記第1の媒体処理装置は、情報記録媒体に対して磁気データの書き込み又は読み取りを行うとともに、
前記第2の媒体処理装置は、電磁誘導により情報記録媒体に対して非接触で情報の書き込み又は読み取りを行うことを特徴とする請求項1記載の媒体処理システム。 - 前記第1の媒体処理装置は、情報記録媒体上に配置されたIC端子に当接するIC接点を備えることを特徴とする請求項2記載の媒体処理システム。
- 前記第2の媒体処理装置は、前記上位装置からのコマンドを一時的に記憶するバッファを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の媒体処理システム。
- 前記バッファは、前記第1の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを一時的に記憶することを特徴とする請求項4記載の媒体処理システム。
- 前記バッファは、さらに、前記第2の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを一時的に記憶することを特徴とする請求項5記載の媒体処理システム。
- 前記第2の媒体処理装置は、情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行う通信部と、当該通信部及び前記バッファと接続された制御部とを備え、
前記制御部は、前記上位装置からコマンドを受信したとき、前記第1の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを判別して、これを前記バッファに転送するとともに、前記第2の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを判別して、これを前記通信部に転送することを特徴とする請求項5記載の媒体処理システム。 - 前記制御部は、前記バッファに記憶されたコマンドから、前記第1の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを判別して、これを前記第1の媒体処理装置に転送するとともに、前記第2の媒体処理装置に対する前記上位装置からのコマンドを判別して、これを前記通信部に転送することを特徴とする請求項6記載の媒体処理システム。
- 前記第2の媒体処理装置は、前記第1の媒体処理装置を自発的に制御する機能を有することを特徴とする請求項1から8のいずれか記載の媒体処理システム。
- 前記第2の媒体処理装置は、前記第1の媒体処理装置を種別に対する自動認識機能を有することを特徴とする請求項1から9のいずれか記載の媒体処理システム。
- 情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行う媒体処理装置と、前記媒体処理装置を接続可能なインタフェースを有する上位装置との接続を仲介する仲介媒体処理装置であって、
前記媒体処理装置よりも高速に、情報記録媒体に対して情報の書き込み又は読み取りを行うことを特徴とする仲介媒体処理装置。
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