JP4714623B2 - モータサイクル用クラッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クラッチ装置、特に、入力側部材からの動力を出力側部材に伝達するとともに、レリーズ機構の作動により動力伝達を遮断するモータサイクル用クラッチ装置に関する。
一般に、自動二輪車やバギー等のモータサイクルには、エンジンからの動力をトランスミッションに伝達あるいは遮断するために多板クラッチ装置が用いられている。この多板クラッチ装置は、エンジンのクランク軸側に連結されるクラッチハウジングと、トランスミッション側に連結される出力側回転体と、それらの間で動力の伝達、遮断を行うためのクラッチ部と、クラッチ部を押圧するためのプレッシャプレートとを有している。クラッチ部は、クラッチハウジングに係合する第1クラッチプレートと出力側回転体に係合する第2クラッチプレートとが交互に配置されている。
そして、これらのクラッチプレートを、プレッシャプレートを介してスプリング等の押圧部材で圧接させることにより、クランク軸の回転がトランスミッション側に伝達されるようになっている。また、クラッチをオフ(回転の伝達を遮断)する場合は、操作者がクラッチレバーを握ることによって、又はギアチェンジ操作を行うことによってレリーズ機構が作動し、このレリーズ機構によって押圧部材のクラッチプレートに対する押圧が解除され、第1及び第2クラッチプレート間の動力伝達が遮断されるようになっている。
特開2003−222159号公報
以上のようなクラッチ装置では、クラッチ部への潤滑が重要である。クラッチ部への潤滑が不足すると、クラッチ部を構成する摩擦部材の摩耗を招きやすく、寿命が短くなってしまう。
そこで、中央の軸に潤滑油孔を形成し、この潤滑油孔から遠心力によって潤滑油を外周側のクラッチ部に供給する構成(軸心給油)が採用される場合がある。しかし、出力側回転体には、クラッチ部のクラッチプレート内周部が係合する筒状部等が形成されており、また軸とクラッチ部との間には他の部材も設けられているので、潤滑油がクラッチ部へ供給されにくい。しかも、軸の寸法によっては、強度上、潤滑油孔を設けることが困難になる場合がある。
また、軸心給油を採用しない場合、クラッチ部への給油は潤滑油の飛沫及び雰囲気中のミストによる給油であり、十分な潤滑油の供給が困難場合がある。
本発明の課題は、軸に潤滑油孔を設けることなく、雰囲気中に存在する潤滑油を用いてクラッチ部を良好に潤滑できるようにすることにある。
請求項1に係るモータサイクル用クラッチ装置は、入力側部材からの動力を出力側部材に伝達するとともに、レリーズ機構の作動により動力伝達を遮断する装置であって、クラッチハウジングと、回転体と、クラッチ部と、プレッシャプレートと、押圧部材と、レリーズ部材と、振動抑制機構と、を備えている。クラッチハウジングは入力側部材及び出力側部材の一方に連結されている。回転体は、クラッチハウジングの内周部に設けられ、入力側部材及び出力側部材の他方に連結されている。クラッチ部はクラッチハウジングと回転体との間で動力の伝達及び遮断を行うための1枚以上のプレート部材を有する。プレッシャプレートはクラッチ部のプレート部材を押圧するためのものである。押圧部材は、プレッシャプレートを所定の押圧力で押圧するとともに、押圧力を解除するための部材である。レリーズ部材はレリーズ機構を保持するとともにレリーズ機構の作動力をレバー部に伝達するための部材である。振動抑制機構は、押圧部材との間にレリーズ部材を挟み込んで保持するクリップからなり、レリーズ部材の振動を抑制する。また、回転体は、回転体本体と、回転体本体に固定されるとともに回転体本体との間に押圧部材を支持する支持プレートとを有している。クリップは、支持プレートに装着される取付部と、取付部から延びレリーズ部材の側面を押圧部材側に圧接する弾性変形可能な圧接部とを有している。
このクラッチ装置では、押圧部材による押圧力がプレッシャプレートを介してクラッチ部に作用し、クラッチ部はオン(動力伝達状態)になっている。この状態では、入力側部材からの動力は、例えばクラッチハウジングに入力され、さらにクラッチ部を介して回転体に伝達されて、出力側部材に出力される。逆に、入力側部材からの動力が回転体に入力された場合は、この動力はクラッチ部を介してクラッチハウジングに伝達され、出力側部材に出力される。クラッチをオフ(動力遮断状態)にする場合は、レリーズ部材によって押圧部材を作動させると、押圧部材によるプレッシャプレートへの押圧力が解除される。
また、このクラッチ装置では、ダイヤフラムスプリング等の押圧部材によりプレッシャプレートを介してクラッチ部に押圧力を与え、かつレリーズ機構によってレバー部を押圧し、押圧部材による押圧力を解除するようにしている。したがって、クラッチが接続されている状態(クラッチオンの状態)では、レリーズ機構の部材と押圧部材との間には若干の隙間が存在し、レリーズ機構の部材は軸方向に移動し得る状態となっている。このため、エンジン振動等によりレリーズ機構の部材が振動し、クラッチの操作性、具体的にはクラッチ切れ量がばらついてクラッチの切れが悪くなるという問題がある。
そこで、このクラッチ装置では、レリーズ部材の振動を抑制するためのクリップからなる振動抑制機構を設け、レリーズ部材の振動を抑制するようにしている。このため、レリーズ部材が軸方向に移動するのを防止でき、クラッチ切れ量が安定するので、クラッチの切れが良くなる。
請求項2に係るモータサイクル用クラッチ装置は、請求項1の装置において、回転体に支持され、回転により雰囲気中の潤滑油を取り込んで前記クラッチ部に導くためのフィンをさらに備えている。
このようなクラッチ装置において、回転体とともにフィンが回転し、この回転するフィンによって雰囲気中に存在する潤滑油(例えばミスト状の潤滑油)が装置内部に取り込まれる。この取り込まれた潤滑油が遠心力によってクラッチ部に供給される。
ここでは、軸に潤滑油孔を形成する必要がなく、設計の自由度が高くなるとともに、フィンによって雰囲気中の潤滑油を積極的に取り込んでクラッチ部に供給するので、潤滑油が不足するのを抑えることができる。
請求項に係るモータサイクル用クラッチ装置は、請求項の装置において、回転体は、内周部から外周側のクラッチ部に貫通する潤滑油経路を有し、フィンは潤滑油を回転体の内周部に取り込む。
この装置では、回転体の内部に取り込まれた潤滑油は、遠心力によって外周側に向かって移動し、潤滑油経路を通過してクラッチ部に供給される。このため、クラッチ部が良好に潤滑される。
請求項に係るモータサイクル用クラッチ装置は、請求項1又は2の装置において、押圧部材、回転体及びクラッチハウジングには、押圧部材の内周部から回転体を通過してクラッチハウジングの外周側に潤滑油を含む空気が流れるように、流通路が形成されている。
このクラッチ装置では、押圧部材による押圧力がプレッシャプレートを介してクラッチ部に作用し、クラッチ部はオン(動力伝達状態)になっている。この状態では、入力側部材からの動力は、例えばクラッチハウジングに入力され、さらにクラッチ部を介して回転体に伝達されて、出力側部材に出力される。逆に、入力側部材からの動力が回転体に入力された場合は、この動力はクラッチ部を介してクラッチハウジングに伝達され、出力側部材に出力される。クラッチをオフ(動力遮断状態)にする場合は、レリーズ部材によって押圧部材を作動させると、押圧部材によるプレッシャプレートへの押圧力が解除される。
このようなクラッチ装置において、回転体等の各部材が回転することによって、雰囲気中に存在する潤滑油(例えばミスト状の潤滑油)が装置内部に取り込まれる。この取り込まれた潤滑油が、遠心力を受け、流通路を通ってクラッチハウジング外周側に抜けるときに、各部を潤滑する。
ここでは、軸に潤滑油孔を形成する必要がなく、設計の自由度が高くなるとともに、流通路によって雰囲気中の潤滑油を積極的に内周側から外周側に通過させるので、潤滑油が不足するのを抑えることができる。
請求項5に係るモータサイクル用クラッチ装置は、請求項1から4のいずれかの装置において、押圧部材は、回転体に支持され、プレッシャプレートを押圧する押圧部と、レリーズ機構の作動力を所定のレバー比で増幅して押圧部による押圧力を解除するためのレバー部とを有する。
ここで、従来のモータサイクル用クラッチ装置では、クラッチ部の接続を遮断するためには、押し付け荷重と同等のレリーズ荷重をレリーズ機構によって加える必要がある。このレリーズ荷重はクラッチレバーを握る力、すなわち操作力によって決定されるために、押し付け荷重を高くすると、それに伴ってクラッチレバーの操作力が高くなり、操作性が悪くなる。したがって、押し付け荷重をあまり高くすることができない。
そこで、この請求項に係る装置では、押圧部材を押圧部とレバー部とで構成し、レバー部によりレリーズ機構の作動力(操作力)を増幅して押圧部に作用させるようにしている。これにより、従来のクラッチ装置における操作力に比較して、レバー比の分だけ少ない操作力でクラッチオフ操作が可能となる。
請求項6に係るモータサイクル用クラッチ装置は、請求項2の装置において、フィンはクリップに形成されている。
請求項に係るモータサイクル用クラッチ装置は、請求項に記載の装置において、クリップの取付部は内周側に延びる延長部を有しており、フィンは延長部の内周側の端部を支持プレートとは逆側に折り曲げられた折り曲げ部である。
ここでは、クリップの内周側に設けられた延長部に、クリップと一体でフィンが形成されている。したがって、構成が簡単になる。
請求項に係るモータサイクル用クラッチ装置は、請求項の装置において、フィンは、折り曲げ部の回転方向下流側の端部に折り曲げ部とは逆側に折り曲げられた逆曲げ部をさらに有する。
折り曲げ部によって形成されたフィンにより、雰囲気中に存在する潤滑油が取り込まれるが、取り込まれた潤滑油が逆曲げ部によってさらに内部に取り込まれ、効率よく潤滑油を装置内部に取り込むことができる。
請求項に係るモータサイクル用クラッチ装置は、請求項1からのいずれかの装置において、押圧部材は、外周部に押圧部を有するとともに内周部にレバー部を有するダイヤフラムスプリングである。この場合は、押圧部材の構成が簡単になる。
請求項10に係るモータサイクル用クラッチ装置は、請求項1からのいずれかの装置において、回転体は外周部にプレッシャプレートと対向する摩擦部を有している。また、クラッチ部は、クラッチハウジングに係合する第1クラッチプレートと回転体に係合する第2クラッチプレートとを有し、第1及び第2クラッチプレートは回転体の摩擦部とプレッシャプレートとの間に挟持される。
ここでは、クラッチ部を構成する第1及び第2クラッチプレートが回転体の摩擦部とプレッシャプレートとの間に挟持され、動力は、クラッチハウジング、第1クラッチプレート、第2クラッチプレート、回転体の経路で伝達される。
請求項11に係るモータサイクル用クラッチ装置は、請求項9又は10の装置において、ダイヤフラムスプリングは、押圧部の外周部がプレッシャプレートを押圧し、押圧部の内周部が回転体の外周部に支持されている。そして、レバー部の内周部が、レリーズ機構によってプレッシャプレート側に移動させられる。
ここでは、ダイヤフラムスプリングのレバー部内周部をレリーズ機構によって操作することにより、押圧部の外周部がプレッシャプレートから離れる方向に移動し、押圧部によるプレッシャプレートへの押圧力が解除される。
ここで、ダイヤフラムスプリングの押圧部の内周部は回転体の外周部によって支持されているので、ダイヤフラムスプリングを支持するための構成が簡単になり、軸方向寸法も短くなる。一般的な自動車用のクラッチ装置において、ダイヤフラムスプリングの内周端部をエンジン側に操作することによりクラッチオフにするタイプのものでは、ダイヤフラムスプリングの押圧部の内周部はクラッチカバーによって支持されている。このクラッチカバーによる支持構造では、クラッチカバーの外周部からダイヤフラムスプリングの外側を外周側から覆うように内周側に延びた部分に支持されるようになっている。このような構造では、ダイヤフラムスプリングの支持のために軸方向に比較的長いスペースが必要となる。しかし、本請求項に係る発明では、前述のように、回転体の外周部によってダイヤフラムスプリングを支持しているので、比較的短い軸方向スペースで支持が可能となる。
本発明に係るモータサイクル用クラッチ装置では、軸に潤滑油孔を設けることなく、雰囲気中に存在する潤滑油を用いてクラッチ部を良好に潤滑することができる。
[第1実施形態]
<全体構成>
図1及び図2に示すモータサイクル用クラッチ装置は、エンジンのクランク軸からの動力をトランスミッションに伝達するとともに、レリーズ機構の操作により、動力を遮断するためのものである。このクラッチ装置は、レリーズベアリングを軸方向内側に押すことによりクラッチオフとする構成であり、クラッチハウジング1と、出力側回転体2と、クラッチハウジング1と出力側回転体2との間で動力の伝達、遮断を行うためのクラッチ部3と、プレッシャプレート4と、ダイヤフラムスプリング5と、レリーズ部材6と、レリーズ部材6の振動を抑制するとともに雰囲気中の潤滑油ミスト等を装置内部に取り込むためのクリップ7とを備えている。
<クラッチハウジング>
クラッチハウジング1は、円板状の部分10と、この円板部10の外周側から軸方向外側(図1の右方)に延びる筒状の部分11とを有している。円板部10には複数の環状のゴム部材12を介して入力ギア13が装着されている。この入力ギア13は、エンジン側のクランク軸に固定された駆動ギア(図示せず)に噛み合っている。なお、ゴム部材12は、エンジンからの振動を吸収するために設けられたものであり、他の例えばコイルスプリング等を用いても良い。筒状部11には、内周側の部分に径方向外方に凹む複数の凹部が形成されるとともに、軸方向に延びる複数の切欠きが円周方向に所定の間隔で形成されている。この切欠きは内部の潤滑油を外周側に逃がすためのものである。
<出力側回転体>
出力側回転体2はクラッチハウジング1の内周部に配置されている。この出力側回転体2は、ほぼ円板状に形成されており、外周部にスプライン15が形成されるとともに、内周部にスプライン孔16が形成されている。そして、内周部のスプライン孔16はトランスミッションの入力軸(図示せず)に噛み合っている。外周部のスプライン15が形成された部分には、内周側から外周側のクラッチ部3に貫通する切欠き15aが形成されている。また、内周部と外周部との間の円板状部分には、軸方向に貫通する複数の貫通孔15bが形成されている。
また、出力側回転体2の外周部において、軸方向内側の端部には、さらに径方向外方に延びる円板状の摩擦フランジ18が形成されている。さらに、出力側回転体2の軸方向外側の面の外周端部には、円周方向に所定の間隔で、軸方向に突出する複数の支持用突起2aが形成され、内周端部には、軸方向に突出するインロー突起2bが形成されている。
さらに、この出力側回転体2には、ダイヤフラムスプリング5をこの出力側回転体2に支持するための支持プレート19がボルト20によって固定されている。支持プレート19は、環状の部材であり、内周端部が出力側回転体2のインロー突起2bに支持されている。また、支持プレート19の外周側部分には、軸方向内側に突出する環状の支持用突起19aが形成されており、この支持用突起19aは出力側回転体2の支持用突起2aと対向している。また、支持プレート19の内周端には、図2から明らかなように、径方向外方に窪む複数の係合用凹部19bが形成されている。この複数の係合用凹部19bは円周方向に等角度間隔で配置されている。なお、入力ギア13の内周部と出力側回転体2の内周部との間にはスラストプレート21が設けられている。
<クラッチ部>
クラッチ部3は、2枚の第1クラッチプレート25と1枚の第2クラッチプレート26とを有している。これらの両クラッチプレート25,26はともに環状に形成されており、軸方向に交互に配置されている。また、第1クラッチプレート25の外周部には外方に突出する複数の係合突起が形成されており、この係合突起がクラッチハウジング1の筒状部11の内周部に形成された凹部に噛み合っている。また、第1クラッチプレート25は両面に摩擦フェーシングが貼付されている。第2クラッチプレート26は内周部にスプラインが形成されており、この内周部のスプラインが出力側回転体2の外周に形成されたスプライン15に噛み合っている。
<プレッシャプレート>
プレッシャプレート4は、環状の部材であり、最も外側に配置された第1クラッチプレート25のさらに軸方向外側に配置されている。このプレッシャプレート4の内周部には、軸方向内側に突出してスプライン孔4aが形成されており、このスプライン孔4aが出力側回転体2の外周スプライン15に噛み合っている。また、プレッシャプレート4の軸方向外側の面の外周部には、軸方向に突出する環状の突出部4bが形成され、さらに、この環状突出部4bの内周側には、軸方向に突出する押圧用突起4cが形成されている。突出部4bの一部には、図2から明らかなように、120°の間隔で、3個所の切欠き4dが形成されている。なお、環状突出部4bの方が押圧用突起4cより軸方向外側により突出している。
<ダイヤフラムスプリング>
ダイヤフラムスプリング5は、環状のプレート部材であって、外周部に皿ばねとしての押圧部5aを有し、内周部に押圧部5aの押圧を解除するためのレバー部5bを有している。レバー部5bの内周端部には、軸方向外側に突出する当接部5cが形成されている。また、ダイヤフラムスプリング5は、その外周部がプレッシャプレート4の環状突出部4bの内周側に支持されており、これによりダイヤフラムスプリング5はセンタリングされている。そして、ダイヤフラムスプリング5の押圧部5aは、外周部がプレッシャプレート4の押圧用突起4cに支持され、内周部が出力側回転体2の支持用突起2aと支持プレート19の支持用突起19aとに挟持されて支持されている。押圧部5aの外周部には、さらに外周に突出する3つの係合用突起5cが120°間隔で形成されている。この3つの係合用突起5cがそれぞれプレッシャプレート4の切欠き4dに係合しており、これにより、ダイヤフラムスプリング5の回り止めが実現されている。
このようなダイヤフラムスプリング5が図1に示すようにセットされた状態では、皿ばねの付勢力によってプレッシャプレート4を所定の押圧力で軸方向内側に押圧している。したがって、クラッチ部3の第1及び第2クラッチプレート25,26は出力側回転体2の摩擦部18とプレッシャプレート4との間に挟持されている。
また、ダイヤフラムスプリング5のレバー部5bは、放射状に並ぶ複数のレバーから形成されている。なお、円周方向に隣接する2つのレバーの間には、幅広のスリットが形成されており、出力側回転体2の一部に形成された軸方向外側に突出する複数のボス2cが、このスリットを軸方向外側に通過して支持プレート19の軸方向内側の面に当接している。
<レリーズ部材>
レリーズ部材6は、環状のプレート部材であり、内周部にレリーズベアリング(図示せず)を保持している。すなわち、レリーズ部材6の内周部において、軸方向外側には軸受保持部6aが形成されており、この軸受保持部6aにレリーズベアリングの外輪の軸方向内側の肩部が嵌合している。また、レリーズ部材6の外周部には、複数の係合用突起6bが形成されており、この複数の係合用突起6bのそれぞれが支持プレート19の係合用凹部19bに係合している。この係合によって、レリーズ部材6は、センタリングされ、かつ支持プレート19及びダイヤフラムスプリング5に対して相対回転が禁止されている。さらに、レリーズ部材6の軸方向内側の面には、ダイヤフラムスプリング5側に突出する支持用突起6cが形成されている。この支持用突起6cがダイヤフラムスプリング5のレバー部5bの内周側先端部を支持している。
<クリップ>
クリップ7は、前述のように、レリーズ部材6の軸方向の移動を規制してその振動を抑えるための部材である。また、このクリップ7には、フィンが形成されており、このフィンによって雰囲気中に存在する潤滑油ミストを装置内部に取り込むようにしている。以下、図1〜図3を用いて、このクリップ7について詳細に説明する。
クリップ7は、弾性変形可能な厚みの薄いプレート部材で形成されており、図3から明らかなように、外周が円弧状に形成されるとともに、この外周部から内周側に延びる3つの突出部を有している。すなわち、クリップ7は、円周方向の両端部に形成された2つの取付部7aと、円周方向において2つの取付部7aの間に形成され内周側に延びる圧接部7bとを有している。取付部7aはボルト20によって支持プレート19に固定されている。また、圧接部7bは、図1に示すように、外周から内周にかけて、軸方向外側に延びる部分と、この部分から逆の軸方向内側に延びる部分とを有し、さらに内周側先端は再度軸方向外側に延びている。圧接部7bは、このような形状により、弾性変形が可能で、弾性変形した状態で装着されて、レリーズ部材6を軸方向外側から内側に圧接している。このようにして、クリップ7とダイヤフラムスプリング5との間にレリーズ部材6は挟持されて、運転中におけるレリーズ部材6の振動が抑制されている。
また、クリップ7の取付部7aにおいて、内周側端部には、軸方向外側に折り曲げられたフィン7cが形成されている。このフィン7cは取付部7aの周方向の幅全体にわたって形成されている。そして、このフィン7cの回転方向(図2及び図3の矢印Rで示す方向)の下流側端部の内周側の角部には、フィン7cとは逆方向(軸方向内側)に折り曲げられた逆曲げ部7dが形成されている。
<動作>
次に動作について説明する。
図1に示す状態では、ダイヤフラムスプリング5の押圧部5aによってプレッシャプレート4が軸方向内側に所定の押圧力で押圧され、クラッチ部3の第1及び第2クラッチプレート25,26は出力側回転体2の摩擦部18とプレッシャプレート4との間に挟持されている。この場合は、クラッチオン状態であり、クランク軸から入力ギア13及びゴム部材12を介して入力された回転は、クラッチハウジング1を介して第1クラッチプレート25に伝達され、さらに第2クラッチプレート26から出力側回転体2に伝達され、トランスミッションの入力軸17に伝達される。
一方、運転者がクラッチレバーを握ると、その操作力はクラッチワイヤ等を介してレリーズベアリングに伝達され、レリーズベアリングは軸方向内側に移動させられる。このレリーズベアリングの移動は、レリーズ部材6を介してダイヤフラムスプリング5のレバー部5bに伝達され、レバー部5bの内周部が軸方向内側に移動させられる。すると、ダイヤフラムスプリング5の径方向中間部を支点として、押圧部5aの外周部が軸方向外側に移動し、押圧部5aがプレッシャプレート4の押圧用突起4cから離れる。これによりプレッシャプレート4の押圧力が解除され、クラッチ部3はオフ状態になる。このクラッチオフ状態では、クラッチハウジング1からの回転は出力側回転体2には伝達されない。
ここで、クラッチオフのレリーズ操作の際に、レバー部5bの作用によって操作力が軽減される。より詳細には、例えばダイヤフラムスプリング5の押圧部5aによる押圧力がPであるとすると、この押圧力Pを解除するためにレバー部5bに作用させなければならないレリーズ荷重Rは、
R=P×(L1/L2)
L1:押圧部内周部の支持部から押圧部外周部の押圧点までの距離
L2:押圧部内周部の支持部からレバー部のレリーズ部材との当接部までの距離
となる。すなわち、レバー比(L1/L2)の分だけ、レリーズ荷重は軽減される。したがって、従来装置と同様のレリーズ荷重に設定する場合は、押圧部5aの押圧荷重をレバー比の分だけ大きくすることができ、クラッチの伝達容量を同じにする場合は、クラッチプレートの枚数を減らすことができる。したがって、クラッチ装置をコンパクトにすることができる。
また、ここでは、レリーズ部材6がクリップ7によって支持プレート19との間に挟持され、その振動が抑えられている。このため、クラッチ切れ量がばらつくことはなく、クラッチの切れが良くなる。さらに、本装置を運搬する際に、クリップ7によってレリーズ部材6が他の部材とユニットされるので、運搬時にレリーズ部材6が脱落するのを防止できる。
また、クラッチ装置の回転中において、図1の破線矢印Aで示すように、クリップ7に設けられたフィン7cが雰囲気中に存在する潤滑油ミストを装置内部に取り込み、取り込まれた潤滑油は、破線矢印B及びCで示すように、出力側回転体2の貫通孔15b及びクラッチハウジング1の外周部切欠き等によって形成された流通路を介して外周側に流通する。このとき、潤滑油は、出力側回転体2に形成された外周スプライン部15の切欠き15aを通過してクラッチ部3に供給される。このとき、フィン7cの円周方向下流側端部には、逆曲げ部7dが形成されているので、フィン7cで取り込まれた潤滑油をさらに効率よく装置内部に取り込むことができる。したがって、軸に潤滑用の孔を形成することなく、クラッチ部3における潤滑油不足を防止できる。
さらに、この装置では、レリーズ部材6及び支持プレート19が、それぞれの係合用突起及び凹部6b、19bによって係合し、レリーズ部材6がセンタリングされるとともに回り止めされているので、スムーズなレリーズ操作が可能になるとともに、相対回転による各部の摩耗を抑えることができる。
また、この実施形態では、ダイヤフラムスプリング5を径方向の中間で、すなわち押圧部5aの内周部を支持する必要があるが、この部分を出力側回転体2の外周部によって内周側から支持しているので、従来の自動車用クラッチ装置のクラッチカバーによる支持構造に比較して、簡単でかつ小さいスペースで支持することができる。
[第2実施形態]
図4に本発明の第2実施形態によるモータサイクル用クラッチ装置を示す。この第2実施形態のクラッチ装置は、第1実施形態に比較して、出力側回転体2’の構成のみが異なり、他の構成は同様である。以下では、出力側回転体2’の構成についてのみ説明する。
出力側回転体2’はクラッチハウジング1の内周部に配置されており、基本的な構成は第1実施形態と同様である。すなわち、この出力側回転体2’は、ほぼ円板状に形成されており、外周部にスプライン15が形成されるとともに、内周部にスプライン孔16が形成されている。内周部と外周部との間の円板状部分において、この円板状部分の外周部からスプライン15が形成された部分にかけて、軸方向に、かつ内周側から外周側に連通する連通部15cが形成されている。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
このような出力側回転体2’を用いることにより、クラッチ装置の回転中において、図の破線矢印Aで示すように、クリップ7に設けられたフィン7cが雰囲気中に存在する潤滑油ミストを装置内部に取り込み、取り込まれた潤滑油は、破線矢印B及びCで示すように、出力側回転体2’の連通部15c及びクラッチハウジング1の外周部切欠き等によって形成された流通路を介して外周側に流通する。このとき、潤滑油は、出力側回転体2’に形成された流通部15c及び外周スプライン部15を通してクラッチ部3に供給される。また、前記同様に、フィン7cの円周方向下流側端部には、逆曲げ部7dが形成されているので、フィン7cで取り込まれた潤滑油をさらに効率よく装置内部に取り込むことができる。したがって、軸に潤滑用の孔を形成することなく、クラッチ部3における潤滑油不足を防止できる。
[他の実施形態]
(a)前記各実施形態では、フィンをクリップの一部にクリップと一体で形成した場合について説明したが、フィンをクリップとは別に形成しても良い。
(b)前記各実施形態では、押圧部材としてダイヤフラムスプリングを用いた装置に本発明を適用したが、本発明は他の装置にも同様に適用することができる。
(c)前記各実施形態では、入力ギアから回転が入力されて出力側回転体に出力される場合について説明したが、回転の伝達経路が逆の場合でも、本発明を同様に適用することができる。
(d)前記各実施形態では、フィンにより潤滑油ミストを装置内部に積極的に取り込むようにしたが、潤滑油を含む空気の流通路を形成することにより、フィンを設けない場合でも、潤滑油ミストを装置内部に取り込んで、各部を潤滑することができる。
本発明の第1実施形態におけるモータサイクル用クラッチ装置の縦断面図。 前記装置の正面図。 前記装置のクリップの正面図。 本発明の第2実施形態におけるモータサイクル用クラッチ装置の縦断面図。
1 クラッチハウジング
2,2’ 出力側回転体
3 クラッチ部
4 プレッシャプレート
5 ダイヤフラムスプリング
5a 押圧部
5b レバー部
6 レリーズ部材
7 クリップ
7a 取付部
7b 圧接部
7c フィン
7d 逆曲げ部

Claims (11)

  1. 入力側部材からの動力を出力側部材に伝達するとともに、レリーズ機構の作動により動力伝達を遮断するモータサイクル用クラッチ装置であって、
    前記入力側部材及び出力側部材の一方に連結されたクラッチハウジングと、
    前記クラッチハウジングの内周部に設けられ、前記入力側部材及び出力側部材の他方に連結された回転体と、
    前記クラッチハウジングと前記回転体との間で動力の伝達及び遮断を行うための1枚以上のプレート部材を有するクラッチ部と、
    前記クラッチ部のプレート部材を押圧するためのプレッシャプレートと、
    前記回転体に支持され、前記プレッシャプレートを所定の押圧力で押圧するとともに、前記押圧力を解除するための押圧部材と、
    前記レリーズ機構を保持するとともに前記レリーズ機構の作動力を前記押圧部材に伝達するためのレリーズ部材と、
    前記レリーズ部材の振動を抑制するための振動抑制機構と、
    を備え、
    前記振動抑制機構は、前記押圧部材との間に前記レリーズ部材を挟み込んで保持するクリップであり、
    前記回転体は、回転体本体と、前記回転体本体に固定されるとともに前記回転体本体との間に前記押圧部材を支持する支持プレートとを有し、
    前記クリップは、前記支持プレートに装着される取付部と、前記取付部から延び前記レリーズ部材の側面を前記押圧部材側に圧接する弾性変形可能な圧接部とを有している、
    モータサイクル用クラッチ装置。
  2. 前記回転体に支持され、回転により雰囲気中の潤滑油を取り込んで前記クラッチ部に導くためのフィンをさらに備えた、請求項1に記載のモータサイクル用クラッチ装置。
  3. 前記回転体は、内周部から外周側の前記クラッチ部に貫通する潤滑油経路を有し、
    前記フィンは潤滑油を前記回転体の内周部に取り込む、
    請求項に記載のモータサイクル用クラッチ装置。
  4. 記押圧部材、前記回転体及び前記クラッチハウジングには、前記押圧部材の内周部から前記回転体を通過して前記クラッチハウジングの外周側に潤滑油を含む空気が流れるように、流通路が形成されている、
    請求項1又は2に記載のモータサイクル用クラッチ装置。
  5. 前記押圧部材は、前記回転体に支持され、前記プレッシャプレートを押圧する押圧部と、前記レリーズ機構の作動力を所定のレバー比で増幅して前記押圧部による押圧力を解除するためのレバー部とを有する、請求項1から4のいずれかに記載のモータサイクル用クラッチ装置。
  6. 前記フィンは前記クリップに形成されている、請求項2に記載のモータサイクル用クラッチ装置。
  7. 前記クリップの取付部は内周側に延びる延長部を有しており、
    前記フィンは前記延長部の内周側の端部を前記支持プレートとは逆側に折り曲げられた折り曲げ部である、
    請求項6に記載のモータサイクル用クラッチ装置。
  8. 前記フィンは、前記折り曲げ部の回転方向下流側の端部に前記折り曲げ部とは逆側に折り曲げられた逆曲げ部をさらに有する、請求項7に記載のモータサイクル用クラッチ装置。
  9. 前記押圧部材は、外周部に前記押圧部を有するとともに内周部に前記レバー部を有するダイヤフラムスプリングである、請求項1からのいずれかに記載のモータサイクル用クラッチ装置。
  10. 前記回転体は外周部に前記プレッシャプレートと対向する摩擦部を有し、
    前記クラッチ部は、前記クラッチハウジングに係合する第1クラッチプレートと前記回転体に係合する第2クラッチプレートとを有し、前記第1及び第2クラッチプレートは前記回転体の摩擦部と前記プレッシャプレートとの間に挟持される、
    請求項1からのいずれかに記載のモータサイクル用クラッチ装置。
  11. 前記ダイヤフラムスプリングは、
    前記押圧部の外周部が前記プレッシャプレートを押圧し、前記押圧部の内周部が前記回転体の外周部に支持され、
    前記レバー部の内周部が、前記レリーズ機構によって前記プレッシャプレート側に移動させられる、
    請求項9又は10に記載のモータサイクル用クラッチ装置。
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