JP4714621B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置のメンテナンス方法 - Google Patents
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Description
図1は、インクジェット記録装置の概略を示す正面図である。ここで、1はインクジェットヘッドで、この場合4色インクに対応する4個のヘッドがキャリッジ3に搭載されている。4色インクの色は、通常それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)である。実際のインクジェット記録装置においては、上記4色以外に、ライトインクや他の色相のインクに対応したものもあり、その場合はそれぞれのインクに対応したインクジェットヘッドを搭載することとなるが、ここでは色の数を4つとして説明することとする。また、インクジェットヘッドの方式は、熱エネルギーを用いるサーマル方式と、ピエゾに電圧を与えることによりピエゾを変形させることによってインクを吐出させるピエゾ方式が知られているが、本発明においてはどちらでもよい。
図では、ノズルプレートがインクジェットヘッドの底面からかなり突出しているように描いているが、これはノズルプレートの存在を示すためであり、実際にはインクジェットヘッドの底面から突出した構造としなくてもよい。3はインクジェットヘッドを搭載したキャリッジであり、4はキャリッジガイドである。上記キャリッジ3は、図示しないキャリッジモータからの動力により上記キャリッジガイド4に沿って図の左右方向に移動するようになっており、このキャリッジ3の移動方向が主走査方向となる。5は記録メディアであり、インクジェットヘッドから吐出されるインク滴は、この記録メディア5に着弾してドットを形成し、文字や画像を表現することとなる。インク滴は、上記インクジェットヘッド1に対応して、Y、M、C、Kの色であり、記録メディア5上で着弾後、各色のドットとして並置されることにより、混色されて種々の色が形成されることとなる。
8 キャップ手段
9 流路
10 吸引ポンプ
15 流路切り替え手段
16 洗浄液貯蔵手段
Claims (6)
- ノズルよりインクを吐出するインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドのノズル面を覆うキャップ手段と、
前記キャップ手段内のキャップ空間からインクを外部へ排出するための流路と、
前記キャップ空間を負圧にするために、前記流路の途中に設けられた吸引ポンプと、
前記キャップ手段と前記吸引ポンプとの間の前記流路上に設けられ、複数の入力部を有し、前記入力部のうちの第一の入力部は前記キャップ手段に接続しており、前記複数の入力部のうちの第二の入力部が外気に接続されており、前記複数の入力部が切り替えにより前記吸引ポンプに接続が可能な流路切り替え手段と、
からなるインクジェット記録装置において、
前記流路は、前記キャップ手段と前記吸引ポンプとの間のチューブと、前記吸引ポンプ内のチューブと、前記吸引ポンプの下流であって廃液貯蔵手段までのチューブとを有し、前記キャップ手段と前記吸引ポンプとの間のチューブは、前記吸引ポンプ内のチューブに比べ弾力性および透湿性が低いものを用い、
前記吸引ポンプを、前記キャップ手段によって前記ノズル面を覆い前記流路切り替え手段によって前記第一の入力部に切り替えられている状態の場合に、少なくとも前記キャップに前記インクが満たされる第一の所定の時間動作させ、その後前記流路切り替え手段によって前記第二の入力部に切り替えられている状態の場合に、前記流路切り替え手段の下流の前記流路内の前記インクが廃液貯蔵手段に排出される第二の所定時間動作させ、
少なくとも前記吸引ポンプ内のチューブと前記吸引ポンプの下流であって前記廃液貯蔵手段までのチューブ内の前記インクを前記廃液貯蔵手段に排出することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記吸引ポンプがチューブポンプであることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記流路内の前記インクを洗浄可能な洗浄液を貯める洗浄液貯蔵手段を有し、前記流路切り替え手段は前記洗浄液貯蔵手段と接続する第三の入力部を備え、
前記吸引ポンプを、前記第二の所定時間動作させた後、前記流路切り替え手段によって前記第三の入力部に切り替えられている状態の場合に、前記流路切り替え手段の下流の前記流路内の前記インクが廃液貯蔵手段に洗い流される第三の所定時間動作させ、
少なくとも前記吸引ポンプ内のチューブと前記吸引ポンプの下流であって前記廃液貯蔵手段までのチューブ内の前記インクを洗浄することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 前記吸引ポンプを、前記第三の所定時間動作させた後、前記流路切り替え手段によって前記第二の入力部に切り替えられている状態の場合に、前記流路切り替え手段の下流の前記流路内の前記洗浄液を排出するために動作させ、
少なくとも前記吸引ポンプ内のチューブと前記吸引ポンプの下流であって前記廃液貯蔵手段までのチューブ内の前記洗浄液を排出することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。 - ノズルよりインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドのノズル面を覆うキャップ手段と、前記キャップ手段内のキャップ空間からインクを外部へ排出するための流路と、前記キャップ空間を負圧にするために、前記流路の途中に設けられた吸引ポンプと、前記キャップ手段と前記吸引ポンプとの間の前記流路上に設けられ、複数の入力部を有し、前記入力部のうちの第一の入力部は前記キャップ手段に接続しており、前記複数の入力部のうちの第二の入力部が外気に接続されており、前記複数の入力部が切り替えにより前記吸引ポンプに接続が可能な流路切り替え手段と、を有し、前記流路が、前記キャップ手段と前記吸引ポンプとの間のチューブと、前記吸引ポンプ内のチューブと、前記吸引ポンプの下流であって廃液貯蔵手段までのチューブとを有し、前記キャップ手段と前記吸引ポンプとの間のチューブは、前記吸引ポンプ内のチューブに比べ弾力性および透湿性が低いものを用いたインクジェット記録装置のメンテナンス方法であって、
前記キャップ手段によって前記ノズル面を覆い前記流路切り替え手段によって前記第一の入力部に切り替える工程と、
前記吸引ポンプを少なくとも前記キャップに前記インクが満たされる第一の所定の時間動作させる工程と、
その後前記流路切り替え手段によって前記第二の入力部に切り替える工程と、
前記吸引ポンプを前記流路切り替え手段の下流の前記流路内の前記インクが廃液貯蔵手段に排出される第二の所定時間動作させる工程と、
を有し、少なくとも前記吸引ポンプ内のチューブと前記吸引ポンプの下流であって前記廃液貯蔵手段までのチューブ内の前記インクを前記廃液貯蔵手段に排出することを特徴とするインクジェット記録装置のメンテナンス方法。 - 前記インクジェット記録装置は更に前記流路内の前記インクを洗浄可能な洗浄液を貯める洗浄液貯蔵手段を有し、前記流路切り替え手段は前記洗浄液貯蔵手段と接続する第三の入力部を備え、
前記吸引ポンプを前記第二の所定時間動作させた後、前記流路切り替え手段によって前記第三の入力部に切り替える工程と、
前記吸引ポンプを前記流路切り替え手段の下流の前記流路内の前記インクが廃液貯蔵手段に洗い流される第三の所定時間動作させる工程と、
を有し、
少なくとも前記吸引ポンプ内のチューブと前記吸引ポンプの下流であって前記廃液貯蔵手段までのチューブ内の前記インクを洗浄することを特徴とする請求項5記載のインクジェット記録装置のメンテナンス方法。
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