JP4711881B2 - 気化器のプランジャー弁型始動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機関に供給される混合気の濃度及び混合量を調整、制御する気化器に関し、そのうち特にプランジャーガイド孔内に開口する始動燃料噴孔、始動空気通路、始動混合気通路の開口を、感温部材によって移動操作されるプランジャー弁により開閉制御するプランジャー弁型始動装置に関する。
従来の気化器のプランジャー弁型始動装置は下記特許文献1に開示される。
かかるプランジャー弁型始動装置の詳細につき図4により説明する。
30は、内部を吸気通路31が貫通して穿設された気化器本体であり、気化器本体30の下方凹部とそれに対向して配置された浮子室本体32とにより浮子室33が形成され、浮子室33内には、図示されぬバルブシート、フロートバルブ、フロートの協同作用により一定なる燃料液面が形成される。
気化器本体30の外側には、側方に延びる取付けフランジ30aが一体形成されるもので、この取付けフランジ30aの上端面に向け、図において上下方向にプランジャーガイド孔34が穿設される。
そして、プランジャーガイド孔34の底部34aには始動燃料噴孔35が開口し、その側壁34bには始動空気通路36と始動混合気通路37とが開口する。
前記始動空気通路の上流側は大気又は図示せぬ絞り弁より上流側の吸気通路へ連絡される。又始動混合気通路37の下流側は、図示せぬ絞り弁より下流側の吸気通路へ連絡される。
更に始動燃料噴孔35の上流側は、始動燃料制御ジェット38を介して浮子室33内の一定燃料液面下へ連絡される。
上記において上流、下流とはその流体の流れ方向において言うものである。
そして、プランジャー弁型始動装置Sは以下によって形成される。
40は、合成樹脂材料によって形成された筒状をなすホルダケースであり、その下端外周には係止溝40aが穿設された取付け鍔部40bが形成される。
ホルダケース40内には、ワックスケース41内にオレフィン、パラフィン等の熱膨縮材料が封入され、該熱膨縮材料の体積変化が出力杆42のストローク変化として外部へ出力される感温部材43が固定配置され、更に感温部材43の上部には正温度特性を有するPTCヒータ44が当接配置される。
又、ホルダケース40内には、出力杆42のストローク方向に移動しうる駆動部材45が配置されるもので、駆動部材45の内底部はスプリング46によって出力杆42の先端に弾性的に付勢されて当接配置され、更に駆動部材45の先端部にはプランジャーガイド孔34内に挿入されるプランジャー弁47が係止される。
尚、48はプランジャー弁47に一体的に取着され、プランジャー弁47と同期的に移動するニードル弁である。
そして上記によって形成されるプランジャー弁型始動装置は以下によって気化器本体30に取着される。
まず、プランジャー弁47がプランジャーガイド孔34内に挿入され、ニードル弁48が始動燃料噴孔35内に挿入されるとともにホルダケース40の取付け鍔部40bの下端面が気化器本体30の取付けフランジ30aの上端面上に配置され、かかる状態において取付け鍔部40bの係止溝40a内に平板状の取付けプレート49が挿入され、次いで取付けプレート49がネジ50によって取付けフランジ30aに向けて螺着される。
以上によると、ホルダケース40は取付けプレート49を介して気化器本体30に螺着固定され、プランジャー弁47は、プランジャーガイド孔34内に移動自在に配置され、更にニードル弁48は始動燃料噴孔35内に挿入配置される。
以上によって形成される気化器のプランジャー弁型始動装置によると、機関の低温始動時において、ワックスケース41内の熱膨縮材料は収縮して出力杆42の突出寸法を小とするもので、これによると駆動部材45はスプリング46によって押圧されて上方に位置し、プランジャー弁47もまたプランジャーガイド孔34内において上方に位置する。以上によると、始動燃料噴孔35はニードル弁48によって大きく開放されるとともにプランジャーガイド孔34に開口する始動空気通路36、始動混合気通路37はプランジャー弁47の下端によって大きく開放され、これによって濃厚な始動混合気を多量に始動混合気通路37より絞り弁の下流側の吸気通路に供給することができ、もって機関の低温始動を行なうことができる。
一方、機関の高温始動時において、ワックスケース41内の熱膨縮材料は大きく膨張して出力杆42の突出寸法を大とするもので、これによるとプランジャー弁47を含む駆動部材45は図において大きく下方に移動し、プランジャー弁47の下端部が始動燃料噴孔35を閉塞するとともにプランジャー弁47の側部が始動空気通路36、始動混合気通路37を閉塞するもので、これによって始動混合気の供給が停止され、もって混合気が過濃となることが抑止されて機関の高温始動を良好に行なうことができる。
特開昭63−80054号公報
かかる従来の気化器のプランジャー弁型始動装置によると、駆動部材45、感温部材43を収納するホルダケース40が気化器本体30の側方であって、気化器本体30の取付けフランジ30a上に大きく突出して配置される。
以上によると、気化器を搬送する際、ホルダケース40に外力が作用してホルダケース40が破損する恐れがあり、その搬送作業は注意して行なう必要があり、保護部材、干渉部材等の特別な梱包仕様を必要とする。
又、かかる気化器をオートバイに装着した際、ホルダケース40は外部に大きく露出して配置されるもので、例えばオートバイが転倒した際等においてホルダケース40が破損する恐れがある。
又、かかる気化器を船外機に装着した際、機関の周囲を囲繞するカウリングを機関に組付ける際においてカウリングが当接する恐れがあり、ホルダケース40が破損する恐れがある。
更にホルダケース40には直接的に太陽光がかかり易いもので、特に合成樹脂材料によって形成されるホルダケースの耐候性劣化に配慮する必要がある。
本発明になる気化器のプランジャー弁型始動装置は、前記事情に鑑み成されたもので、内部に駆動部材、感温部材が配置され、合成樹脂材料によって形成されるホルダケースの外力による破損を抑止するとともに耐候性のすぐれたプランジャー弁型始動装置を安価に提供することを目的とする。
本発明は、前記目的達成の為に、筒状のホルダケース(21)と、このホルダケース(21)内に配置される感温部材と、この感温部材の出力杆に向けて弾性的に当接配置される駆動部材と、この駆動部材に一体的に係止されるプランジャー弁と、このプランジャー弁を摺動案内するプランジャーガイド孔、このプランジャーガイド孔に開口する始動燃料噴孔、始動空気通路および始動混合気通路とを備え、前記始動燃料噴孔は気化器の浮子室内の一定燃料油面下に連絡し、前記始動空気通路は、気化器の吸気路の、絞り弁より上流側に連絡され、前記始動混合気通路は、前記吸気路の、絞り弁より下流側に連絡され、これら始動燃料噴孔、始動空気通路および始動混合気通路を前記プランジャー弁により開閉制御するようにした気化器のプランジャー弁型始動装置において、
気化器本体には、それに形成される前記吸気通路より上方で水平方向に延びる平坦な上端面と、この上端面に開口して低速燃料系を構成する低速混合気溝およびバイパス室とが形成され、
これら低速混合気溝およびバイパス室の開口を閉塞するように、前記上端面にカバー部材の平坦な下端面が当接配置され、
このカバー部材には、このカバー部材の水平方向に延びる上端面から垂直方向に起立する始動装置取付けフランジが形成されとともに、この始動装置取付けフランジより水平方向に延びる前記プランジャーガイド孔が前記カバー部材に穿設され、
前記ホルダケースの基部には、係止溝を外周に有する取付け鍔部が形成され、
平板部と、この平板部に直角に折り曲げ形成される保護片とで取付けプレートが構成され、その平板部を前記係止溝内に挿入配置するとともに前記始動装置取付けフランジに螺着することによって、前記ホルダケースの前記取付け鍔部を前記カバー部材に取着する一方、その保護片を、これと前記カバー部材の前記上端面との間に前記ホルダケースが位置するように配置したことを特徴とする。
本発明の気化器のプランジャー弁型始動装置によると、プランジャー弁型始動装置を構成するホルダケースは、カバー部材の水平方向に延びる上端面から垂直方向に起立する始動装置取付けフランジに対して水平方向に配置され、このホルダケースの取付け鍔部は、取付けプレートの平板部を取付け鍔部の係止溝内に挿入配置するとともに始動装置取付けフランジに螺着することによって、カバー部材に固定され、取付けプレートの保護片は、これとカバー部材の上端面との間にホルダケースが位置するように配置される。
これによると、ホルダケースの下側面は、カバー部材の上面に臨んで配置され、ホルダケースの上側面は取付けプレートの保護片により覆われる
以上によれば、ホルダケースの長手方向における外側面(特に下側面、上側面)は、カバー部材の上面と取付けプレートの保護片によって保護され、ホルダケースの外側面に直接的に外力が加わることが阻止されるので、気化器の搬送時あるいはオートバイ、船外機へ装着した際においてホルダケースが破損することを効果的に抑止できる。
又、前記によればホルダケースに対する太陽光の照射を減少できるので、ホルダケースの耐候性を向上できる。
しかも取付けプレートは、上記のようにホルダケースの保護部材として機能するのみならず、気化器の低速燃料系の低速混合気溝およびバイパス室の開口を閉塞する為に用意されるカバー部材にホルダケースを取着する為の取付け部材としても機能するので、製造コストの上昇を抑止できる
又、ホルダケースに、あらかじめプランジャー弁、駆動部材、感温部材が配置され、これらが取付けプレートによりカバー部材に取着されてプランジャー弁型始動装置の小組状態を完成することができたもので、組立性を大きく向上できるとともに始動空気通路、始動混合気通路のプランジャーガイド孔内への開口位置、孔形状の加工ミスが生じた際、カバー部材のみを廃却すればよいので加工仕損費を低減できる。
以下、本発明の気化器のプランジャー弁型始動装置の一実施例を図により説明する。
図1は側面図。図2は図1のA−A線における要部縦断面図。図3は図2のB−B線における縦断面図。である。
1は内部を吸気通路2が貫通して穿設された気化器本体であり、吸気通路2は気化器本体1に回転自在に支持された絞り弁軸3に取着された絞り弁4によって開閉制御される。
5は気化器本体1の下方凹部に臨んで配置された浮子室本体であり、気化器本体1と浮子室本体5とにより浮子室6が形成され、この浮子室6内にはフロート7、図示されぬバルブシート、フロートバルブの協同作用により一定なる燃料液面が形成される。
Mは主燃料系であって主燃料ジェット8、主燃料ノズル9によって構成され、主燃料ジェット8によって計量された主燃料が主燃料ノズル9を介して吸気通路2内へ吸出される。又、Sは低速燃料系であって、低速燃料ジェット10を備える低速ノズル11によって形成される。
又、気化器本体1は、吸気通路2の上方で水平方向に延びる平坦な上端面12を備えており、この上端面12には低速混合気溝13、低速混合気溝13に連なるバイパス室14が開口するように凹設される。尚、前記上端面12には他の空気溝、混合気溝が穿設されてもよい。
そして、前記低速混合気溝は、低速燃料系Sと低速混合気通路15によって連絡される。
16はカバー部材であって、その平坦な下端面16aが上記上端面12上に当接するように配置され、その下端面16aによって低速混合気溝13、バイパス室14の開口が閉塞される。
又、カバー部材16には、その水平方向に延びる平坦な上端面16dから垂直方向に起立する始動装置取付けフランジ16bが形成され、さらに始動装置取付けフランジ16bの取付け端面16cに向けてプランジャーガイド孔17が穿設される。
かかるプランジャーガイド孔17は、下端面16aと平行で且つ水平方向に穿設されることになる。
前記プランジャーガイド孔の底部には始動燃料噴孔18が水平方向に開口配置され、その側壁には始動空気通路19と始動混合気通路20とが開口するもので、始動燃料噴孔18は、始動燃料通路51、始動燃料ジェット38を介して浮子室6内の一定燃料液面下へ連絡される。
又、始動空気通路19は、絞り弁4より上流側の吸気通路2aに連絡され、始動混合気通路20は、絞り弁4より下流側の吸気通路2bへ連絡される。
プランジャー弁型始動装置Vは以下によって形成される。
21は水平方向に延びる筒部21aと、筒部21aの右端に形成される取付け鍔部21bとを備えるホルダケースであり、取付け鍔部21bの外周には、係止溝21cが穿設される。又ホルダケース21の筒部21a内には、内部に熱膨縮材料が封入されたワックスケース22a及び熱膨縮材料の体積変化をストローク変化として出力する出力杆22bを備える感部材22が固定配置される。
23は出力杆22bの端部にスプリング24によって弾性的に付勢配置される駆動部材であり、駆動部材23の右端にはプランジャーガイド孔17内に移動自在に配置されるプランジャー弁25が係止される。尚26はプランジャー弁25に一体的に取着され、始動燃料噴孔18内に挿入配置されるニードル弁である。
27は、プランジャー弁型始動装置Vを気化器へ取着する為の取付けプレートであり、この取付けプレート27は、ホルダケース21の係止溝21c内に挿入配置される平板部27aと、平板部27aに直交して折り曲げ形成される保護片27bとにより形成されるもので、この保護片27bは、ホルダケース21の上側面21dに臨む形状をなす。
これは、図1、図3に明示される。
そして、プランジャー弁型始動装置Vは以下によって気化器に組みつけられる。
ホルダケース21の取付け鍔部21bがカバー部材16の始動装置取付けフランジ16bの端面上に配置されるとともにニードル弁26を備えるプランジャー弁25がプランジャーガイド孔17内に配置され、かかる状態において、取付けプレート27の平板部27aがホルダケース21の取付け鍔部21bの係止溝21c内に挿入配置されるとともに平板部27aが始動装置取付けフランジ16bの端面上に配置される。
そして、取付けプレート27の平板部27aがネジ28によって取付け鍔部21bに向けて螺着され、これによってプランジャー弁型始動装置Vがカバー部材16に螺着固定された。
そして、前記プランジャー弁型始動装置Vを備えるカバー部材16の下端面16aが、気化器本体1の上端面12上に当接配置され、この状態においてカバー部材16が気化器本体1にネジ29によって螺着固定され、もってプランジャー弁型始動装置Vを備える気化器が形成される。
以上によると、プランジャー弁型始動装置Vのホルダケース21はカバー部材16の上面16dに臨んで水平方向に配置されるもので、この状態において、取付けプレート27の保護片27bがホルダケース21の上側面21dを覆うように配置され、ホルダケース21の下側面21eはカバー部材16の上面16dに臨んで配置される。
以上によると、ホルダケース21の長手方向における下側面21e、上側面21dがカバー部材16の上面16dと取付けプレート27の保護片27bによって保護されることになるので障害物が直接的にカバー部材16に当接することを抑止できる。
以上によると、オートバイが転倒した際においてホルダケースの破損を抑止できるとともに船外機のカウリングを組みつける際において、ホルダケースの変形、破損を効果的に抑止できる。
又、ホルダケース21を保護する部材として、従来の気化器において用いられる取付けプレート及びカバー部材を利用したので、特別に新たな部品を用意する必要がなく、その製造コストの上昇を抑止できたものである。
又、気化器の搬送時にあっても、ホルダケース21を保護する為の保護部材、仕切部材を必要としないので、気化器を梱包する特別な梱包仕様を必要としない。
又、ホルダケース21は一般的に合成樹脂材料によって形成されるが、前記によりホルダケース21の外周が取付けプレート27及びカバー部材16によって保護されたことによるとホルダケース21に対する太陽光の照射を減少でき、これによってホルダケース21の耐候性を向上できる。
しかも取付けプレート27は、上記のようにホルダケース21の保護部材として機能するのみならず、気化器の低速燃料系の低速混合気溝13およびバイパス室14の開口を閉塞する為に用意されるカバー部材16にホルダケース21を取着する為の取付け部材としても機能するので、製造コストの上昇を抑止できる。
更にプランジャー弁型始動装置Vがカバー部材16に取着され、特にプランジャーガイド孔17がカバー部材16に形成され、このプランジャーガイド孔17に始動空気通路19、始動混合気通路20が開口して穿設されたことによると、プランジャーガイド孔17に対する始動空気通路19、始動混合気通路20の開口位置、開口孔形状に加工ミスが生じた際、カバー部材16のみを廃却すればよいので仕損費を削減できる。
更に又、プランジャー弁型始動装置Vは、あらかじめカバー部材16に取着できるので、気化器の自動組立をする上で好適である。
本発明になる気化器のプランジャー弁型始動装置の一実施例を示す側面図。 図1のA−A線における縦断面図。 図2のB−B線における縦断面図。 従来の気化器のプランジャー弁型始動装置を示す縦断面図。
1 気化器本
12 気化器本体の上端面
13 低速混合気溝
14 バイパス室
16 カバー部材
16a カバー部材の下端面
16b 始動装置取付けフランジ
16d カバー部材の上端面
17 プランジャーガイド孔
18 始動燃料噴孔
19 始動空気通路
20 始動混合気通路
21 ホルダケース
21b 取付け鍔部
21c 係止溝
22 感温部材
27 取付けプレート
27a 平板部
27b 保護片

Claims (1)

  1. 筒状のホルダケース(21)と、このホルダケース(21)内に配置される感温部材(22)と、この感温部材(22)の出力杆(22b)に向けて弾性的に当接配置される駆動部材(23)と、この駆動部材(23)に一体的に係止されるプランジャー弁(25)と、このプランジャー弁(25)を摺動案内するプランジャーガイド孔(17)、このプランジャーガイド孔(17)に開口する始動燃料噴孔(18)、始動空気通路(19)および始動混合気通路(20)とを備え、前記始動燃料噴孔(18)は気化器の浮子室(6)内の一定燃料油面下に連絡し、前記始動空気通路(19)は、気化器の吸気路(2)の、絞り弁(4)より上流側(2a)に連絡され、前記始動混合気通路(20)は、前記吸気路(2)の、絞り弁(4)より下流側(2b)に連絡され、これら始動燃料噴孔(18)、始動空気通路(19)および始動混合気通路(20)を前記プランジャー弁(25)により開閉制御するようにした気化器のプランジャー弁型始動装置において、
    気化器本体(1)には、それに形成される前記吸気通路(2)より上方で水平方向に延びる平坦な上端面(12)と、この上端面(12)に開口して低速燃料系を構成する低速混合気溝(13)およびバイパス室(14)とが形成され、
    これら低速混合気溝(13)およびバイパス室(14)の開口を閉塞するように、前記上端面(12)にカバー部材(16)の平坦な下端面(16a)が当接配置され、
    このカバー部材(16)には、このカバー部材(16)の水平方向に延びる上端面(16d)から垂直方向に起立する始動装置取付けフランジ(16b)が形成されとともに、この始動装置取付けフランジ(16b)より水平方向に延びる前記プランジャーガイド孔(17)が前記カバー部材(16)に穿設され、
    前記ホルダケース(21)の基部には、係止溝(21c)を外周に有する取付け鍔部(21b)が形成され、
    平板部(27a)と、この平板部(27a)に直角に折り曲げ形成される保護片(27b)とで取付けプレート(27)が構成され、その平板部(27a)を前記係止溝(21c)内に挿入配置するとともに前記始動装置取付けフランジ(16b)に螺着することによって、前記ホルダケース(21)の前記取付け鍔部(21b)を前記カバー部材(16)に取着する一方、その保護片(27b)を、これと前記カバー部材(16)の前記上端面(16d)との間に前記ホルダケース(21)が位置するように配置したことを特徴とする気化器のプランジャー弁型始動装置。
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