JP4710714B2 - プリントシステム、プリント方法、プログラムおよび印刷装置 - Google Patents
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そのため、このような事態に対応するための方法として、ユーザから離れた場所に設置されたプリンタで印刷を行なう場合に、ユーザに対して印刷処理時間の予測結果を知らせたり、印刷終了時にユーザに対して印刷終了通知を行なうといった技術が存在している(例えば、特許文献1参照)。
そこで、このような問題を解消する方法として、次のような技術が存在する。すなわち、プリンタに対して印刷データに付随してパスワードを送信し、パスワードとともに印刷データをプリンタ内の記憶手段に一時的に記憶する。そして、ユーザがパスワードを入力した時点で、記憶したパスワードに対応する印刷データを印刷する(例えば、特許文献2参照)。このような技術は、一般にセキュリティプリントと呼ばれている。
また、セキュリティプリントでは、例えば、プリンタが他の印刷ジョブを実行しておらず所謂「空き」の状態である場合に、いちいちパスワードの入力等の操作を行なうことは、ユーザにとって面倒な行為である。さらには、ユーザがセキュリティプリントモードを選択したつもりが、セキュリティプリントモードを選択しておらず、誤って通常の直接印刷モードで出力指示を行なう場合もある。その場合には、そのまま直ちに印刷処理が実行されるため、機密性の高い文書等が長時間に亘ってプリンタに放置され、他人がそれを持ち去ったり、その内容が見られてしまうという事態も発生する。
そのため、ネットワーク環境等にて構築されたプリントシステムにおいては、ユーザの利便性を向上するとともに、セキュリティの確保を図ることが求められている。
さらには、モード設定手段は、待ち時間情報に基づいて印刷モードを設定する場合に、印刷装置から現在実行されている印刷処理が終了するまでの予測時間に関する情報を取得し、予測時間が待ち時間情報に設定された時間以上の場合には第1モードに設定し、予測時間が待ち時間情報に設定された時間よりも短い場合には第2モードに設定することを特徴とすることができる。
加えて、モード設定手段により第2モードが設定された場合に、ユーザが文書データの印刷物を受け取る正当性を有するか否かの認証処理を行なう認証手段をさらに備え、印刷装置は、認証手段によりユーザの正当性が認証されたことを条件として、文書データの印刷処理を実行することを特徴とすることができる。
さらに、端末装置と印刷装置とは、ネットワーク環境下にてサーバを介して接続されたことを特徴とすることができる。
また、モード設定ステップにより設定された印刷モードに関する情報を端末装置に出力するモード情報出力ステップをさらに含むことを特徴とすることもできる。
ここで、かかるプログラムは、ユーザが文書データの印刷物を受け取る正当性を有するか否かの認証処理を行なう機能をさらに備えたことを特徴とすることもできる。
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態が適用されるプリントシステムの全体構成を示す図である。図1に示したプリントシステム1は、例えばユーザの作業スペース(例えば、デスク)等に設置された端末装置の一例としてのクライアントPC(Personal Computer)2(2A〜2C)と、プリントサーバ3と、クライアントPC2からの文書データを印刷処理する画像形成装置としてのプリンタ4(4A〜4C)とが、通信回線やケーブルを利用したインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワーク5を介して双方向に通信可能に接続されて構成されている。通信回線としては、電話回線や衛星通信回線(例えば、デジタル衛星放送における空間伝送路)を含んでもよい。ここで、本実施の形態のプリントシステム1では、ネットワーク5に複数のクライアントPCと複数のプリンタとが接続されることとなるが、図1に示した構成では、一例としてそれぞれ3台のクライアントPC2A〜2Cとプリンタ4A〜4Cとが接続されている場合を示している。
通信部31は、ネットワーク5との通信を制御する。
データ受信部32は、ネットワーク5を介してクライアントPC2から送信されたデータ等を受信して、データ解析部33に出力する。
データ解析部33は、データ受信部32にて受信されたデータを受け取り、受け取ったデータの中の文書データやクライアントPC2にて付加された付加情報を解析する。そして、解析されたデータの中から文書データを文書データ蓄積部34に、解析されたデータの中から付加情報を印刷モード判定部35に、解析されたデータの中から付加情報をプリンタ特定部36にそれぞれ出力する。
印刷モード判定部35は、モード設定手段の一例であって、データ解析部33から付加情報を受け取り、受け取った付加情報から後段で説明する印刷モードを判定し、判定された印刷モードの実行を指示する印刷モード指示信号を生成する。そして、生成された印刷モード指示信号をデータ送信部37に出力する。
プリンタ特定部36は、データ解析部33から付加情報を受け取り、受け取った付加情報からクライアントPC2により指定されたプリンタ4を特定し、特定されたプリンタ4に対する印刷指示信号を生成する。そして、生成された特定されたプリンタ4に対する印刷指示信号をデータ送信部37に出力する。
データ送信部37は、文書データ蓄積部34に蓄積された文書データと、印刷モード判定部35にて生成された印刷モード指示信号と、プリンタ特定部36にて生成された印刷指示信号とをプリンタ特定部36にて特定されたプリンタ4に出力する。
通信部41は、ネットワーク5との通信を制御する。
データ受信部42は、ネットワーク5を介してプリントサーバ3から送信されたデータを受信して、データ解析部43に出力する。
データ解析部43は、データ受信部42にて受信されたデータを受け取り、受け取ったデータの中の文書データ、印刷モード指示信号、および印刷指示信号を解析する。そして、解析されたデータの中から文書データを描画処理実行部44に、解析されたデータの中から印刷モード指示信号および印刷指示信号を出力制御部47にそれぞれ出力する。
記憶部46は、文書データをそれぞれ文書データ毎に格納する複数の格納領域を備えた例えばハードディスク(Hard Disk Drive)にて構成されており、ページメモリ45に展開された文書データを受け取って格納する。
出力制御部47は、データ解析部43から受け取った印刷モード指示信号と印刷指示信号とに基づいて、記憶部46からプリンタエンジン70への文書データの送信や印刷処理の開始等を制御する。
操作部48は、例えば操作パネルで構成され、例えばユーザによる印刷指示入力を受け付ける。
プリンタエンジン70は、例えば電子写真方式からなる画像形成部で構成され、文書データを記録紙等の媒体に印刷する。
まず、クライアントPC2での処理手順を述べる。図5は、クライアントPC2での処理の流れを示したフローチャートである。図5に示したように、クライアントPC2では、ユーザが操作部24から2次記憶部23に記憶されている所定の文書データを指定して、かかる文書データについての印刷指示を行なうと(S101)、制御部21は、指定された文書データの機密性に関する情報を生成し、これを文書データに付加情報として付加する。具体的には、文書データが記憶された2次記憶部23内の保存場所情報(フォルダ名情報)を付加情報として文書データに付加する(S102)。したがって、制御部21は、付加情報(文書データの機密性に関する情報や、後述する待ち時間情報)を生成する情報生成手段としての機能を有する。
そして、文書データに上記したフォルダ名情報とプリンタ指定信号とが付加情報として付加されたデータをネットワーク5を介してプリントサーバ3に送信する(S104)。
ここで、ステップ102にて文書データに付加する付加情報としては、文書データの機密性に関する情報の他の例としての、印刷する文書データが保存されたフォルダはアクセス権が特定人に指定されたものであることを示すアクセス権情報とすることも可能である。また、他の付加情報として、文書データを印刷するプリンタ4が他の印刷ジョブを実行している場合に、その印刷ジョブが終了するまでの予測時間に対してユーザが待つことが可能な待ち時間情報を付加することも可能である。
ここで、印刷モード判定部35にて判定される印刷モードとしては、第1モードとしての直接モードと、第2モードとしてのオンデマンドモードとが設定されている。直接モードとは、文書データがプリンタ4に送信されると同時に、プリンタエンジン70による印刷処理が行なわれるモードをいう。また、オンデマンドモードとは、文書データをプリンタ4の記憶部46に自動的に格納し、ユーザが操作部48から所定の操作入力を行なわなければ、プリンタエンジン70による印刷処理が行なわれないモードをいう。
このようなフォルダ名情報と印刷モードとの対応関係は、ユーザぞれぞれ毎に設定されている。アクセス権情報や待ち時間情報と印刷モードとの対応関係も同様である。
ここで、印刷モード判定部35での印刷モードの判定処理に、待ち時間情報を用いる場合には、プリントサーバ3は、データ送信部37からプリンタ4に対して印刷ジョブの終了予測時間を問い合わせる。そして、プリンタ4からの受け取った印刷ジョブの終了予測時間情報をデータ解析部33で解析して、印刷モード判定部35に送る処理が併せて実行されることとなる。
図8のように複数の条件を組み合わせることで、ユーザの利便性をさらに向上させることが可能となる。すなわち、例えばフォルダが機密性の高いデータが格納されたものである場合でも、プリンタ4での他の印刷ジョブが終了するまでの予測時間がユーザが待つことが可能な待ち時間よりも短い例えば1分以内であるときには、直接モードに自動的に設定されるように構成することも可能である。それにより、ユーザが急いでいる場合等に、機密性の高い文書を直ちに印刷することができる。
また、印刷する文書データが機密性の高いものであるか低いものであるかによって、待ち時間設定を異なる時間に設定することも可能である。
このように、複数の条件を組み合わせることにより、それぞれ印刷する文書データの特質やユーザの好みや性格等に合った設定を行なうことが可能となる。
その際に、例えばポップアップウインドウを見たユーザが操作部24からオンデマンドモードの設定を解除し、直接モードに変更できるように構成することも可能である。ここでの操作部24は、印刷モードの変更を指示する印刷モード変更指示手段として機能する。
そして、プリントサーバ3は、データ送信部37からプリンタ特定部36にて特定されたプリンタ4に対して、文書データ蓄積部34に蓄積された文書データと、印刷モード判定部35にて生成された印刷モード指示信号と、プリンタ特定部36にて生成された印刷指示信号とを出力する(S206)。
ステップ304にて、直接モードに指定されていると判断した場合には、出力制御部47は、直ちに記憶部46から文書データを取得する(S305)。そして、文書データをプリンタエンジン70に送り、印刷処理を実行する(S307)。
実施の形態1のプリントシステム1では、クライアントPC2にて設定された付加情報に基づいて印刷モードを設定し、プリンタ4での印刷処理を行なう構成について説明した。本実施の形態のプリントシステム1では、プリンタ4での印刷処理を行なうに際して、所定の認証処理を必要とする所謂セキュリティプリントを用いた構成について説明する。なお、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
また、本実施の形態のプリントシステム1にて用いられるクライアントPC2およびプリントサーバ3は、実施の形態1と同様の構成を有する(図2、3参照)。
プリントサーバ3は、図6にて示したステップ201〜204と同様の処理フローによって、クライアントPC2から取得したデータに基づいて、印刷モードの判定を行なう(S402)。そして、ステップ402にて判定された印刷モードがオンデマンドモードか否かを判断する(S403)。
パスワード入力要求信号を入力したクライアントPC2は、表示部25(図2参照)に例えばポップアップウインドウ等を用いてパスワードの入力を要求する旨の表示を行なう(S405)。
クライアントPC2からパスワードを取得したプリントサーバ3は、図6にて示したステップ205〜206と同様の処理フローによって、データ送信部37からプリンタ特定部36にて特定されたプリンタ4に対して、文書データ蓄積部34に蓄積された文書データと、印刷モード判定部35にて生成された印刷モード指示信号と、プリンタ特定部36にて生成された印刷指示信号と、取得したパスワードとを出力する(S408)。
また、データ解析部43は、文書データを描画処理実行部44に送る。描画処理実行部44では、文書データにおける文字やイメージ等の各オブジェクトをページメモリ45に逐次展開するとともに、ページメモリ45に展開する際に符号化されたイメージデータに対するデータ復号化処理を行なう(S503)。そして、ページメモリ45に展開された文書データを記憶部46に格納する(S504)。
そして、出力制御部47は、ユーザによる操作部48から所定の操作入力、例えばプリント指示入力が行なわれたか否かを判断する(S506)。ステップ506にて、操作部48から所定の操作入力が行なわれた場合に、出力制御部47は、表示部40にパスワードの入力を要求する表示を行なう(S507)。
そして、出力制御部47は、操作部48からパスワードの入力が行なわれたか否かを判断する(S508)。ステップ508にて、操作部48からパスワードの入力が行なわれた場合に、パスワード照合部49は、ステップ502にてデータ解析部43から取得したパスワードとの照合を行なう(S509)。
一方、ステップ509にて、操作部48から入力されたパスワードとデータ解析部43から取得したパスワードとが一致しない場合には、出力制御部47は、表示部40にパスワードが一致しない旨の警告表示と、パスワードの再入力を要求する表示を行なう(S513)。そして、再度ステップ508〜510の処理が行なわれ、正しいパスワードが入力された場合に、ステップ511〜512により印刷処理が実行される。
また、ユーザの都合の良い時に出力プリントを取りに行くことができるので、ユーザの利便性の向上を図ることもできる。
実施の形態1、2では、ネットワーク環境下で複数のクライアントPC2がプリントサーバ3を介して1または複数のプリンタ4に接続された構成にて、クライアントPC2からプリンタ4での印刷処理を行なう場合について説明した。本実施の形態では、クライアントPC2とプリント機能を備えた画像形成装置とが1対1に接続された構成にて、クライアントPC2から画像形成装置での印刷処理を行なう場合について説明する。なお、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
また、本実施の形態の複合機6は、通信部61、データ受信部62、データ解析部63、印刷モード判定部64、描画処理実行部65、ページメモリ66、出力制御部67、記憶部68、操作部69、プリンタエンジン70、複写機能部71、ファクシミリ機能部72を含んで構成されている。
通信部61は、クライアントPC2との通信を制御する。
データ受信部62は、クライアントPC2から送信されたデータを受信して、データ解析部63に出力する。データ受信部62は、データ取得部および情報取得部として機能する。
データ解析部63は、データ受信部62にて受信されたデータを受け取り、受け取ったデータの中の文書データやクライアントPC2にて付加された付加情報を解析する。そして、解析されたデータの中から文書データを描画処理実行部65に、解析されたデータの中から付加情報を印刷モード判定部64にそれぞれ出力する。
描画処理実行部65は、データ解析部63から文書データを受け取り、文書データにおける文字やイメージ等の各オブジェクトをページメモリ66に逐次展開するとともに、ページメモリ66に展開する際に、符号化されたイメージデータに対するデータ復号化処理を行なう。
記憶部68は、文書データをそれぞれ文書データ毎に格納する複数の格納領域を備えており、ページメモリ66に展開された文書データを受け取って格納する。
操作部69は、例えば操作パネルで構成され、例えばユーザによる印刷指示入力を受け付ける。
プリンタエンジン70は、例えば電子写真方式からなる画像形成部で構成され、文書データを紙等の記録媒体に印刷する。
ファクシミリ機能部72は、画像データを公衆回線を通じて送受信し、受信した画像データに対して所定の処理を行ない、プリンタエンジン70での画像形成処理に用いられる画像データを生成する。そして、生成された画像データを出力制御部67に出力する。
まず、クライアントPC2での処理を述べる。図14は、クライアントPC2での処理の流れを示したフローチャートである。図14に示したように、クライアントPC2では、ユーザが操作部24から2次記憶部23に記憶されている所定の文書データを指定して、かかる文書データについての印刷指示を行なうと(S601)、制御部21は、指定された文書データが記憶された2次記憶部23内の保存場所情報(フォルダ名情報)を付加情報として、文書データに付加する(S602)。
そして、文書データにフォルダ名情報が付加情報として付加されたデータを複合機6に送信する(S603)。
ここで、ステップ602にて文書データに付加する付加情報としては、印刷する文書データが保存されたフォルダはアクセス権が特定人に指定されたものであることを示すアクセス権情報や、文書データを印刷する複合機6が他の印刷ジョブを実行している場合に、その印刷ジョブが終了するまでの予測時間に対してユーザが待つことが可能な待ち時間情報とすることも可能である。
出力制御部67は、印刷モード指示信号に基づいて、印刷モードが直接モードに指定されているか否かを判断する(S705)。
ステップ705にて、直接モードに指定されていると判断した場合には、出力制御部67は、直ちに記憶部68から文書データを取得する(S706)。そして、文書データをプリンタエンジン70に送り、印刷処理を実行する(S707)。
なお、本実施の形態のプリントシステム10においても、パスワード等を用いたセキュリティプリントを併用することも可能である。
Claims (13)
- 文書データを作成または保存する端末装置と当該端末装置に接続された印刷装置とを具備するプリントシステムであって、
文書データを印刷装置にて印刷する際に印刷処理の完了を待つことが可能な時間に関する待ち時間情報を生成する情報生成手段と、
前記情報生成手段にて生成された前記待ち時間情報に基づいて、前記印刷装置での印刷モードを、直ちに前記文書データの印刷処理を実行する第1モードと、ユーザによる所定の入力を条件として当該文書データの印刷処理を実行する第2モードとのいずれかに設定するモード設定手段とを備え、
前記モード設定手段は、前記印刷装置から現在実行されている印刷処理が終了するまでの予測時間に関する情報を取得し、当該予測時間が前記待ち時間情報に設定された時間よりも短い場合には前記第1モードに設定し、当該予測時間が当該待ち時間情報に設定された時間以上の場合には前記第2モードに設定することを特徴とするプリントシステム。 - 前記モード設定手段は、前記情報生成手段にて生成された前記情報と前記印刷モードとを対応付けたテーブルを有し、当該テーブルを用いて当該印刷モードの設定を行なうことを特徴とする請求項1記載のプリントシステム。
- 前記モード設定手段により設定された前記印刷モードに関する情報を前記端末装置に出力するモード情報出力手段をさらに備え、
前記端末装置は、当該印刷モードに関する情報を表示することを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載のプリントシステム。 - 前記端末装置は、前記モード情報出力手段から前記印刷モードに関する情報を受けた場合に、当該印刷モードの変更を指示する印刷モード変更指示手段を備えたことを特徴とする請求項3記載のプリントシステム。
- 前記情報生成手段が、さらに、前記文書データが保存されたフォルダに付された名称を表す情報、および/または当該文書データにアクセス権が設定されているか否かの情報を当該文書データの機密性に関する情報として生成し、
前記モード設定手段が、前記待ち時間情報および前記機密性に関する情報に基づいて、前記第1モードと、前記第2モードとのいずれかを設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプリントシステム。 - 前記モード設定手段により前記第2モードが設定された場合に、前記ユーザが前記文書データの印刷物を受け取る正当性を有するか否かの認証処理を行なう認証手段をさらに備え、
前記印刷装置は、前記認証手段により前記ユーザの正当性が認証されたことを条件として、前記文書データの印刷処理を実行することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプリントシステム。 - 前記端末装置と前記印刷装置とは、ネットワーク環境下にてサーバを介して接続されたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプリントシステム。
- 端末装置からの文書データを当該端末装置に接続された印刷装置にて印刷する際のプリント方法であって、
文書データを印刷装置にて印刷する際に印刷処理の完了を待つことが可能な時間に関する待ち時間情報を生成する情報生成ステップと、
前記印刷装置から現在実行されている印刷処理が終了するまでの予測時間に関する情報を取得するステップと、
前記印刷装置での印刷モードを、前記予測時間が前記待ち時間情報に設定された時間よりも短い場合には、直ちに前記文書データの印刷処理を実行する第1モードに設定し、当該予測時間が当該待ち時間情報に設定された時間以上の場合には、ユーザによる所定の入力を条件として当該文書データの印刷処理を実行する第2モードに設定するモード設定ステップと
を含むことを特徴とするプリント方法。 - 前記モード設定ステップにより前記第2モードが設定された場合に、前記ユーザが前記文書データの印刷物を受け取る正当性を有するか否かの認証処理を行なう認証ステップをさらに含むことを特徴とする請求項8記載のプリント方法。
- 前記モード設定ステップにより設定された前記印刷モードに関する情報を前記端末装置に出力するモード情報出力ステップをさらに含むことを特徴とする請求項8または9のいずれか一項に記載のプリント方法。
- コンピュータに印刷装置での印刷動作を制御させる際に用いられるプログラムであって、
前記印刷装置での印刷処理の対象となる文書データを取得する機能と、
前記文書データの印刷処理の完了を待つことが可能な時間に関する待ち時間情報を取得する機能と、
前記印刷装置から現在実行されている印刷処理が終了するまでの予測時間に関する情報を取得する機能と、
前記印刷装置での印刷モードを、前記予測時間が前記待ち時間情報に設定された時間よりも短い場合には、直ちに前記文書データの印刷処理を実行する第1モードに設定し、当該予測時間が当該待ち時間情報に設定された時間以上の場合には、ユーザによる所定の入力を条件として当該文書データの印刷処理を実行する第2モードに設定する機能と
をコンピュータに実現させるプログラム。 - 前記ユーザが前記文書データの印刷物を受け取る正当性を有するか否かの認証処理を行なう機能をさらに備えたことを特徴とする請求項11記載のプログラム。
- 文書データを取得するデータ取得部と、
前記文書データの印刷処理の完了を待つことが可能な時間に関する待ち時間情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部にて取得された前記待ち時間情報に基づいて、前記データ取得部にて取得した前記文書データの印刷処理を直ちに実行する第1モードと、ユーザによる所定の入力を条件として当該文書データの印刷処理を実行する第2モードとのいずれかに設定する印刷モード設定部とを備え、
前記印刷モード設定部は、印刷装置から現在実行されている印刷処理が終了するまでの予測時間に関する情報を取得し、当該予測時間が前記待ち時間情報に設定された時間よりも短い場合には前記第1モードに設定し、当該予測時間が当該待ち時間情報に設定された時間以上の場合には前記第2モードに設定することを特徴とする印刷装置。
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