JP4708670B2 - 関連するアプリケーションに対するゼロ遅延干渉キャンセレーション相互参照 - Google Patents

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Description

【0001】
本特許出願は2000年5月26日出願の係属中の米国特許仮出願番号第60/207,703号の優先権を主張するものであり、ここで参照によってその全ての開示を組み込むものである。
【0002】
本発明の背景
技術分野
本発明は移動体セルラ通信システムにおける符号分割多元接続(CDMA)の技術の使用に関するものであり、特に、干渉キャンセレーションアルゴリズムの処理による遅延を最小化する方法及び装置に関する。
【0003】
発明の背景
たいていの現在利用可能なCDMAセルラ通信システムはある種のスペクトラム拡散変調を用いており、そこでは符号化された情報信号が送信中には非常に広い周波数レンジへと拡散される。各ユーザに割当てられた一意の拡散シーケンスにより、多数のユーザが同時に同じ周波数レンジにより送信をすることが可能になる。そのとき、拡散されたスペクトラム変調信号は一意の拡散シーケンスを用いて逆拡散されて情報信号を復元する。その情報信号がその後、元々の形式へと復号化されて戻される。
【0004】
図1において、シングル−ユーザ検出器10或いはマルチユーザ検出器12のような検出器が用いられて、拡散スペクトラム変調信号を検出して情報信号を復元できる。一般に、シングル−ユーザ検出器10は他のユーザについての情報に拠ることなく、個々のユーザを基本として拡散スペクトラム変調信号を検出する。これに対して、マルチユーザ検出器12は、いくつかのユーザについての拡散スペクトラム変調信号をまとめて検出する。即ち、1つのユーザについての情報(例えば、ビット判定、拡散シーケンス、チャネル評価、パスプロファイルなど)はまた、他のユーザのために用いられても良い。
【0005】
図2を参照するなら、シングル−ユーザ及びマルチユーザタイプの両方の検出器ともに一般には、通常の受信機20と、バッファ22と、逆インタリーバ/復号化器24とを含んでいる。通常の受信機20が拡散スペクトラム変調信号をアンテナ・アセンブリ26から受信し、当業者には公知である標準的な技術を用いてその信号を逆拡散する。復元された情報信号はそれからバッファ22に渡されて一時的に記憶され、その後、逆インタリーバ/復号化器24に転送されて逆インタリーブと復号化とを行なう。
【0006】
しかしながら、上記の方法では存在するかもしれない干渉信号についての情報を考慮していない。例えば、あまりに多くのユーザが同時に同じ周波数レンジで送信をするなら、多元接続干渉と呼ばれる現象が発生してシステム性能を低下させ始めるかもしれない。そのシステム性能を改善するために、干渉キャンセレーション(IC)受信機と呼ばれる特別な受信機が採用される。これらの受信機は、拡散スペクトラム変調信号と干渉信号についての情報を利用する特別な干渉キャンセレーションアルゴリズムを用いて逆拡散処理を最適化して情報信号の復元を改善する。
【0007】
干渉キャンセレーションアルゴリズムによって用いられる情報の間には、前述の拡散シーケンスと拡散スペクトラム変調信号の拡散因子とが含まれている。処理利得とも呼ばれる拡散因子は、本質的には情報信号のバンド幅に対する拡散スペクトラム変調信号のバンド幅の比である。一般に、より大きな拡散因子が望ましい。なぜなら、拡散因子が大きくなればなるほど、システムは干渉に対してより影響を受けにくくなるからである。
【0008】
残念なことに、複雑な干渉キャンセレーションアルゴリズムは通常の受信機と比較してより大きな遅延を逆拡散処理に持ち込むことになる。従って、短い処理遅延が要求される音声サービスのようなある商用サービスでは、先進的な干渉キャンセレーションアルゴリズムを使用する可能性はないかもしれない。さらにその上、最近開発されたCDMAセルラシステム用の第3世代の標準では、情報信号における全データフレームにわたって分散される拡散因子についての情報を要求している。しかしながら、IC受信機のより大きな処理遅延と結合した拡散因子を抽出するために全データフレームを待ち合わせることにより生じる遅延は、短い処理遅延を必要とするサービスにとっては受け容れられないものであるかもしれない。
【0009】
それ故に、CDMAセルラシステムにおける拡散スペクトラム変調信号の処理によって被るどんな遅延をも最小化できることが望まれる。即ち、そのようなCDMAセルラシステムにおける通常の受信機によりIC受信機の干渉キャンセレーションアルゴリズムによって受ける処理遅延を小さくできることが望まれる。
【0010】
発明の要約
本発明は、CDMAセルラシステムにおいて通常の受信機によりIC受信機によって被る処理遅延を最小化する方法と装置に関するものである。本発明に従えば、通常の受信機とIC受信機とは互いに対して並列に動作する。そのとき、通常の受信機からのデータがIC受信機からのデータを補うために用いられ、IC受信機によって受ける遅延を最小化する。
【0011】
一つの側面からすれば、本発明はCDMAセルラ通信システムにおける信号処理遅延時間を短縮する方法に関するものである。その方法は、第1の処理に従ってデータフレームを処理し、第2の処理に従ってそのデータフレームを同時に処理し、第1の処理に従って処理されたデータフレームの選択されたセグメントを、第2の処理に従って同時に処理されたデータフレームの選択されたセグメントと結合させる工程を有している。
【0012】
別の側面からすれば、本発明はCDMAセルラ通信システムにおける信号処理遅延時間を短縮する信号受信装置に関するものである。その装置は、データフレームを処理する第1のプロセッサと、そのデータフレームを同時に処理する第2のプロセッサと、第1及び第2のプロセッサに結合されたセレクタとを有し、そのセレクタは、第1のプロセッサによって処理されたデータフレームの選択されたセグメントを、第2のプロセッサによって同時に処理されたデータフレームの選択されたセグメントと結合させるために適合されていることを特徴とする。
【0013】
本発明のより完全な認識とその範囲とは、添付図面(それは後で簡単に説明される)と、次に示す本発明の現在の好適な実施形態の詳細な説明と、添付された請求の範囲とから得られるものである。
【0014】
本発明の方法と装置のより完全な理解は、添付図面に関連してとられた次の詳細な説明を参照することによって得られるであろう。
【0015】
現在の好適な代表的な実施形態の詳細な説明
この後、本発明を添付図面を参照することにより十分に説明する。また、その添付図面では本発明の好適な実施形態が示されている。しかしながら、本発明は多くの異なる形で実施され、ここで説明された実施形態によって限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態が備えられるので、開示が十分かつ完璧なものとなり、本発明の範囲を当業者に十分に伝えることができる。
【0016】
前述のように、本発明は、IC受信機によって、或いは、もっと具体的に言えば、IC受信機の干渉キャンセレーションアルゴリズムによって生じる処理遅延を小さくする方法を提供するものである。本発明によれば、IC受信機と並行して動作する通常の受信機からのデータが用いられてIC受信機からのデータを補う。このような構成では、通常の受信機の代表的な処理時間を超えたIC受信機によって被る遅延が小さくなるか、或いは完全に除去される。
【0017】
さて、図3を参照すれば、本発明の代表的な実施形態において、検出器30は上述した通常の受信機20(図2を参照)とIC受信機32とを含んでいる。IC受信機32は、干渉信号と、拡散因子をそこに含む拡散スペクトラム変調信号についての情報を用いる特別な干渉キャンセレーションアルゴリズムを採用し、情報信号の復元を改善する。拡散スペクトラム変調信号の受信は、その信号を通常の受信機20とIC受信機32とに提供するアンテナ・アセンブリ26によって実行される。通常の受信機20とIC受信機32とはそのとき、拡散スペクトラム変調信号を並行的に処理し、セレクタ34に復元された情報信号を出力する。
【0018】
セレクタ34は通常の受信機20の出力とIC受信機32の出力との間で選択を行なうように機能し、バッファ22に選択出力を提供する。好適な代表的な実施形態において、セレクタ34は2つの出力の選択された部分を結合し、その結合された出力をバッファ22に提供するが、そのことはさらに後で説明する。セレクタ34からの情報信号はそれから、後に続く逆インタリーバ/復号化器24による逆インタリーブと復号化のために一時的にバッファ22に記憶される。逆インタリーブと復号化処理の詳細は当業者には公知であるので、ここでは説明しない。しかしながら、逆インタリーバ/復号化器24とこれによって実行される処理は、情報信号の逆インタリーブと復号化処理とが非常に速くかつ効率的になされるように高度に最適化されたものであるとだけここでは言うに留めておく。従って、バッファ22の機能の1つは、逆インタリーバ/復号化器24によって処理されるのに準備がなされた情報信号の定常的なキューを提供することである。それ故に、セレクタ34は情報信号をバッファ22にできるだけ不必要な遅延を小さくして出力することが得策である。
【0019】
セレクタ34の動作のより良い理解が図4を参照するなら得られるであろう。そこでは、タイミングチャートにより検出器30により受信され処理されるデータフレームの相対的なタイミングを図示している。当業者には公知であるように、セルラリンクによって送信される情報は夫々が複数のセグメントをもつ複数のフレームに分割される。それらのフレームはセグメント毎にファーストインファーストアウトを基本として受信されて処理される。図4では、一番上のデータフレームが1から10まで番号が付られた複数のセグメントをもつ受信フレーム40を表現している。2番目のフレームは、通常の受信機20によって処理された後の受信されたフレーム40を表現しており、ここでは通常のフレーム42として言及される。3番目のフレームもまた受信フレーム40を表現しているが、それはIC受信機32によって並行処理された後のものであり、ここでは、ICフレーム44として言及される。なお、通常のフレーム42とICフレーム44とは処理遅延のために受信フレーム40とは相対的に時間的にずれており、ICフレーム44ではいくらか大きな遅延を受けている。最後に、ラストデータフレームはそれがバッファ22に提供された後の受信フレーム40を表現しており、ここではバッファフレーム46として言及される。
【0020】
理解されるように、より高速な通常の受信機20は普通、おおよそ時刻‘x’で通常のフレーム42の処理を完了できるが、IC受信機32は普通、おおよそ時刻‘y’までICフレーム44の処理を完了することはない。従って、IC受信機32は、通常の受信機20に相対的に、時刻‘x’と時刻‘y’の時間差である時間‘d’の遅延の増加を生じさせる。この増加した遅延時間‘d’は、その大部分がIC受信機32の複雑な干渉キャンセレーションアルゴリズムによって要求される付加的な処理による。あるセルラ通信システムでは効率的にその増加した遅延を管理することができるかもしれないが、時間要求の厳しいある商用システムでは、するにしても効率的な方法でその特別な遅延を扱うことができないかもしれない。特に、ユーザ情報がいくつかのユーザの間で共有されるマルチユーザタイプの検出器を用いるシステムにとって、いずれかのユーザについての信号処理において遅延が増加すると1つ以上の他のユーザについての信号処理を遅延させるか、さもなければ悪い影響を与えるかもしれない。
【0021】
そのような遅延の増大を防止するため、セレクタ34は通常のフレーム42とICフレーム44の両方からの選択されたセグメントを結合する。例えば、セレクタ34はICフレーム44の最初の8つのセグメント1〜8(斜線の付された領域)だけを受け容れて、それから最後の2つのセグメント9〜10(クロスハッチングがされた領域)を通常のフレーム42から取得するようにしても良い。なぜなら、ICフレーム44の最初の8つのセグメント1〜8の処理は、時刻‘x’より前のおおよそ時刻‘z’で終了するために、IC受信機32の結果として遅延の増加が生じることはない。言い換えると、セグメントの結合を用いることにより、セレクタ34は、まるで通常のフレーム42だけが用いられているかのように、実質的に同じ時間において、バッファフレーム46を構築できる。従って、本発明はIC受信機に関連した性能向上を提供することができる一方で、通常の受信機に相対的に実質的には遅延時間が生じることはない。
【0022】
上記の例では、ICフレーム44の最初の8つのセグメント1〜8だけが用いられたが、当業者にとっては、干渉キャンセレーションアルゴリズムの複雑さ、それ故に、これによって生じる遅延に依存して異なる数のセグメントが用いられても良いことは明らかである。好適な実施形態においては、全く、ICフレーム44から選択されたセグメントの数は前もって定義された数ではなく、むしろ、セレクタ34は、増加する遅延時間を短くしたり、或いは除去することが必要とされるにつれ、動的に選択されるセグメントの数を調整しても良い。
【0023】
上述の遅延の増加に加えて、拡散因子がCDMAセルラ信号の第3世代の標準では全データフレームにわたって送信されるという要求があるために、遅延が生じるかもしれない。他の種類の情報とともに拡散因子がIC受信機の干渉キャンセレーションアルゴリズムによって用いられ拡散スペクトラム変調信号を逆拡散することを思い出して頂きたい。第3世代の標準では、IC受信機は全データフレームが受信されるのを待ち合わせて正しい拡散因子を取得し、そのフレームの逆拡散を始めなければならないであろう。なお、通常の受信機もまた、拡散因子を待ち合わせなければならないであろうが、それ以後はIC受信機よりもずっと高速に逆拡散処理を完了できる。
【0024】
全データフレームの遅延を回避するために、IC受信機は、これから説明するように、正しい拡散因子を待ち合わせる代わりに拡散因子の評価に基づいて、逆拡散処理を開始することができる。図5を参照すると、本発明の別の代表的な実施形態では、検出器50は、前述した通常の受信機20と逆インタリーバ/復号化器24とアンテナ・アセンブリ26とIC受信機32とを含んでいる。加えて、検出器50はまた、拡散因子検出器52、拡散因子評価器54、第1のバッファ56a、第2のバッファ56b、セレクタ58を含み、これらが図示されているように接続されている。検出器50の動作は次のようなものである。
【0025】
アンテナ・アセンブリ26は拡散スペクトラム変調信号を通常の受信機20とIC受信機32とに提供する。それから、拡散スペクトラム変調信号は通常の受信機20とIC受信機32とによって並行的に逆拡散されて情報信号を復元する。当業者には公知であるが、セルラリンクによる情報信号の送信は、データチャネルと1つ以上の制御チャネルを含む数多くのチャネルを使用することが関与している。データチャネルは送信されることになる実際のデータを搬送する一方、制御チャネルは受信信号強度、同期コード、正しい拡散因子のような管理情報を含む。これらのチャネルは拡散スペクトラム変調信号に含まれており、後に続く逆拡散処理の間で復元される。そのとき、データチャネルからのデータは第1のバッファ56aに提供される一方、制御チャネルに含まれる情報は、図示されているように、拡散因子検出器52に渡される。
【0026】
拡散因子検出器52は、全フレームを受信後に、制御チャネルに含まれる情報に基づいて、フレームに関する正しい拡散因子を抽出するために機能する。しかしながら、この手順はIC受信機における逆拡散処理に遅延を入れてしまうことになる。それ故に、本発明に従えば、受信される全データフレームと抽出される正しい拡散因子とを待ち合わせる代わりに、IC受信機32は、拡散因子評価器54によって備えられるような拡散因子の評価を用いて、早めに逆拡散処理を開始する。拡散因子評価器54は、例えば、より早く受信したデータフレームからの以前の拡散因子、制御チャネルの種々のタイプの管理情報、制御チャネルとデータチャネルとの間の電力比、TFCI(トランスポート・フォーマット組合せインジケータ)ビットの検出、及び“?”という文字によって表現される別のタイプの情報のような情報を用いて拡散因子を評価する。何らかの与えられたデータフレームについての拡散因子の単純で初期的な評価は、例えば、直前のフレームの拡散因子でも良い。それから、より多くのデータフレームが受信されるにつれ、逆拡散処理の間を通じて、拡散因子の更新された評価が提供されても良い。現在用いられているのとは異なる拡散因子の評価が得られたときには、IC受信機32はその代わりに更新された拡散因子を用いて開始する。そのとき、IC受信機32は逆拡散されたデータを一時的な記憶のために第2のバッファ56bに出力する。
【0027】
一旦完全なフレームが受信されたなら、セレクタ58は拡散因子検出器52によって抽出された正しい拡散因子と拡散因子評価器54によって提供された評価された拡散因子とを比較する。好ましくは、その評価された拡散因子と正しい拡散因子とが実質的には同じであることが良い。しかしながら、1つ以上の評価された拡散因子が実質的には正しい拡散因子とは異なるなら、IC受信機32によって復元された大部分或いは全データフレームさえも正しくないかもしれない危険性がある。そのような場合、セレクタ58は第2のバッファ56bに格納されているIC受信機32によって復元されたデータフレームの全て或いは一部を棄却することを選択し、その代わりに第1のバッファ56aに格納されているより高速な通常の受信機20により復元されたデータフレームの全て或いは一部を使用しても良い。
【0028】
さて、図6には、検出器50によって受信され処理されたデータフレームの相対タイミングを図示しているタイミングチャートが示されている。一番上のデータフレームはAからJまでラベルが付けられた複数のセグメントをもつ受信フレーム60を表現している。2番目のフレームは、通常の受信機20によって処理された後の受信されたフレーム60を表現しており、ここでは通常のフレーム62として言及される。3番目のフレームもまた受信フレーム60を表現しているが、それはIC受信機32によって並行処理された後のものであり、ここでは、ICフレーム64として言及される。最後に、ラストデータフレームはそれがセレクタ58によって逆インタリーバ/復号化器24に提供されるときの受信フレーム60を表現しており、ここでは選択フレーム66として言及される。
【0029】
不当なフレーム或いは不当なフレームのセグメントを逆インタリーバ/復号化器24に受け渡してしまうのを避けるために、セレクタ58は通常のフレーム62とICフレーム64の両方からのある選択されたセグメントを結合する。例えば、いかなる遅延も小さくするか或いは除去するために、セレクタ58はICフレーム64の最初の8つのセグメントA〜H(斜線が付された領域)だけを受け容れて、残りの2つのセグメントI〜J(クロスハッチングが付された領域)を通常のフレーム62から取得する。この点に関して、この例のその部分は、図4に関連して検討した例と類似している。しかしながら、セレクタ58は、例えば、最初の3つのセグメントA〜Cを逆拡散するためにIC受信機32によって用いられる評価された拡散因子が実質的に正しい拡散因子とは異なっているなら、セレクタ58はこれら3つのセグメントを棄却して、それらを通常のフレーム62からの最初の3つのセグメント(クロスハッチングが付された領域)A〜Cで置換しても良い。従って、逆インタリーバ/復号化器24に提供されるであろう選択フレーム66はいくつかの普通に逆拡散されたセグメントA〜CとI〜Jとともに干渉キャンセレーションアルゴリズムを用いて逆拡散されたいくつかのセグメントD〜Hを含むであろう。
【0030】
図7はセレクタ58の決定処理を図示している。ステップ70で、ICフレームが取得される。そのフレームの各セグメントに関し、用いられる評価された拡散因子と実際の或いは正しい拡散因子との比較が、ステップ72ではなされる。もし、2つの拡散因子の間に実質的な違いがあれば、ICフレームのセグメントは棄却されて、ステップ74で通常のフレームのセグメントが選択される。もし、これら2つの拡散因子が実質的に類似しているならば、ICフレームのセグメントがステップ76において選択される。一旦全てのフレームのセグメントが選択されたなら、最終的なフレームがステップ78においてアセンブルされる。このようにして本発明はIC受信機に関連した性能向上を提供できるようになる一方で、不当なセグメントを伝播させる危険性を小さくし、また、通常の受信機に相対する遅延時間を実質的には生じさせないようにできる。
【0031】
本発明を具体的な実施形態に関して説明したが、説明はしていない種々の変形例や代替例が存在し、それらも本発明の範囲と精神の中にある。従って、本発明は請求の範囲に記載したことのみによって限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シングル及びマルチユーザ検出器を図示している。
【図2】 通常の受信機をもつ検出器を図示している。
【図3】 本発明の一実施形態に従う検出器を図示している。
【図4】 図3の実施形態に従うタイムチャートを図示している。
【図5】 本発明の別の実施形態に従う検出器を図示している。
【図6】 図5の実施形態に従うタイムチャートを図示している。
【図7】 図5の実施形態に従う選択処理のフローチャートを図示している。

Claims (14)

  1. CDMAセルラ通信システムにおける信号処理遅延時間を短縮する方法であって、
    第1の処理に従ってデータフレームを処理し、
    干渉キャンセレーションアルゴリズムを用いる第2の処理に従って前記データフレームを前記第1の処理と平行に同時に処理し、
    前記第1の処理に従って処理された前記データフレームの選択されたセグメントを、前記第2の処理に従って同時に処理された前記データフレームの選択されたセグメントと結合させ、
    前記第1の処理により前記データフレームを処理することから生成されるデータは、前記第2の処理により前記データフレームを処理することから生成されるデータを補足し、該補足をしなければ前記干渉キャンセレーションアルゴリズムにより招いた遅延を最小にすることを特徴とする方法。
  2. さらに前記データフレームの前記結合されたセグメントを一時的にバッファに記憶することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. さらに前記データフレームの前記結合されたセグメントを逆インタリーブし、復号化することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記結合させる工程は、前記第1の処理の終了よりも遅くない時刻において前記第2の処理により処理されたセグメントだけを選択することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. さらに前記第2の処理とともに用いられることになる拡散因子を評価することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. さらに前記データフレームに関する正しい拡散因子を検出し、前記評価された拡散因子と前記正しい拡散因子とを比較することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記評価された拡散因子を用いて処理された前記セグメントは、前記評価された拡散因子が実質的に前記正しい拡散因子と同じである場合にのみ、選択されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. CDMAセルラ通信システムにおける信号処理遅延時間を短縮する信号受信装置であって、
    データフレームを処理する第1のプロセッサと、
    干渉キャンセレーションアルゴリズムを用い、前記データフレームを前記第1のプロセッサによる処理と平行に同時に処理する第2のプロセッサと、
    前記第1及び第2のプロセッサに結合されたセレクタとを有し、
    前記セレクタは、前記第1のプロセッサによって処理された前記データフレームの選択されたセグメントを、前記第2のプロセッサによって同時に処理された前記データフレームの選択されたセグメントと結合させるために適合されており、
    前記第1のプロセッサにより前記データフレームを処理することから生成されるデータは、前記第2のプロセッサにより前記データフレームを処理することから生成されるデータを補足し、該補足をしなければ前記干渉キャンセレーションアルゴリズムにより招いた遅延を最小にすることを特徴とする装置。
  9. 前記データフレームの前記結合されたセグメントを一時的に記憶するバッファをさらに有することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記データフレームの前記結合されたセグメントを逆インタリーブする逆インタリーバと、
    前記データフレームの前記結合されたセグメントを復号化する復号化器とをさらに有することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 前記セレクタは、前記第1のプロセッサによる処理の終了よりも遅くない時刻において前記第2のプロセッサにより処理されたセグメントだけを選択するように適合されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  12. 前記第2のプロセッサに結合され、前記第2のプロセッサによって用いられることになる拡散因子を評価する拡散因子評価器をさらに有する特徴とする請求項8に記載の装置。
  13. 前記データフレームに関する正しい拡散因子を検出する拡散因子検出器をさらに有し、
    前記セレクタはさらに、前記評価された拡散因子と前記正しい拡散因子とを比較するように適合されていることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記評価された拡散因子を用いて処理された前記セグメントは、前記評価された拡散因子が実質的に前記正しい拡散因子と同じである場合にのみ、前記セレクタによって選択されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
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