JP2000013360A - Ds−cdmaマルチユーザ干渉キャンセラ - Google Patents

Ds−cdmaマルチユーザ干渉キャンセラ

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 悪条件の受信環境においても干渉キャンセル
処理により却って受信特性が劣化することを防ぐ。 【解決手段】 予備復調器10a〜10cにおいて干渉
キャンセル処理を行う前の受信特性を各ユーザ毎に測定
する。各干渉キャンセルユニット(ICU)11a〜1
3cにおいて、前段のブロックのICUを通過後の受信
特性を測定し、その測定値が予備復調器10a〜10c
において測定された受信特性と比較して逆に劣化してい
る場合には、前段の何れかの干渉キャンセル処理を停止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(符号分
割多元接続:Code Division Multi
ple Access)通信方式の1つである直接拡散
方式(Direct Sequence:以下DSと略
する。)のCDMA方式に関し、特に拡散変調された複
数のユーザの信号が含まれている受信信号からそれぞれ
の各ユーザの信号を他のユーザの信号成分を除去した後
に復号するためのCDMAマルチユーザ干渉キャンセラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムに用いられる通
信方式として、干渉や妨害に強いCDMA通信システム
が注目されている。このCDMA通信システムとは、送
信側では送信したいユーザ信号を拡散符号により拡散し
て送信し、受信側ではその拡散符号と同一の拡散符号を
用いて逆拡散を行うことにより元のユーザ信号を得る通
信システムである。
【0003】そして、このCDMA通信システムでは、
複数の送信側がそれぞれ直交性を有する異なる拡散符号
を使用して拡散を行ない、受信側では逆拡散を行う際に
使用する拡散符号を選択することにより各通信の特定を
行うことができるため、複数の通信により同一の周波数
帯域を使用することができる。
【0004】しかし、全ての拡散符号をお互いに直交性
があるようにすることはできないため、あるユーザにと
って他のユーザの信号はノイズとなって干渉を発生させ
てしまう。そのため、同一セル内において複数のユーザ
が同一周波数の回線を使用するとお互いの信号が干渉し
あってしまい、受信したい信号の電力と干渉を起こして
いる他の信号の電力の比である希望受信波電力対干渉波
電力比(Eb/N0)が小さくなってしまう。そして、
通信品質はこのEb/N0によって決定されるため、規
定以上の通信品質を得るためには一定値以上のEb/N
0が得られるようにしなければならない。この一定値以
上のEb/N0を所要Eb/N0と呼ぶ。
【0005】また、同一セル内で同一周波数を使用する
ことができる回線数は、この所要Eb/N0を確保する
ことができる数に制限されるため、加入容量を増加させ
るためには通信回線どうしの干渉を低減しなければなら
ない。
【0006】DS−CDMA通信方式に於けるセル内の
干渉を低減し加入者容量の増加、或いは通話品質を向上
させる方法としてマルチユーザ干渉キャンセラが提案さ
れている。
【0007】このマルチユーザ干渉キャンセル方式と
は、複数のユーザの信号が含まれている受信信号をある
ユーザの拡散符号により復調する際に、そのユーザ以外
の信号成分と同じ信号である干渉レプリカ成分を生成し
て復調する前の受信信号から差し引くという動作を複数
回(マルチステージ)行うことにより他ユーザの干渉の
影響を低減する方式である。このマルチユーザ干渉キャ
ンセラには、シリアル(直列)型及びパラレル(並列)
型の2種類がある。そのうちシリアル型の原理は例え
ば、電子通信学会技報(RCS95−50)「DS−C
DMAにおけるパイロットシンボルを用いる逐次チャネ
ル推定型シリアルキャンセラ」等に述べられおり、また
特開平09−270736号公報の「DS−CDMAマ
ルチユーザーシリアル干渉キャンセラ装置」にその構成
の一例が開示されている。
【0008】この先行技術文献に開示されている従来の
マルチユーザ干渉キャンセラを図7に示す。
【0009】この従来のマルチユーザ干渉キャンセラは
ユーザ数が3の場合のものである。この従来のマルチユ
ーザ干渉キャンセラは、干渉レプリカ信号による干渉キ
ャンセルを行う第1〜第3のステージと、復号器19a
〜19bとから構成されている。そして、第1〜第3の
ステージは、それぞれ3つのブロックにより構成されて
いる。よって、このマルチユーザ干渉キャンセラは、9
つのブロックにより構成されている。
【0010】そして、この9つのブロックには、それぞ
れ干渉キャンセルユニット(以降ICUと記す。)61
a〜63cが設けられている。そして、各ブロックに
は、ICUの他に遅延メモリ(D)、減算器、加算器等
が設けられている。
【0011】例えば、第1ステージの第1ブロックは、
ICU61aと、遅延メモリ3と、減算器4とから構成
されている。
【0012】また、第1ステージの第2ブロックは、I
CU62aと、遅延メモリ5、7と、加算器8と、減算
器6とから構成されている。
【0013】このようにして、第1ステージの第2、第
3ブロックは、第1ステージの第1ブロックと同様な構
成となっている。そして、第2、3ステージの各ブロッ
クは、第2ステージの第1ブロックと同様な構成となっ
ている。
【0014】ここで、ICU61a、62a、63a
は、第1のユーザの信号成分と同じ信号である干渉レプ
リカ信号を生成している。そして、ICU61b、62
b、63bは、第2のユーザの信号成分と同じ信号であ
る干渉レプリカ信号を生成していて、ICU61c、6
2c、63cは、第3のユーザの信号成分と同じ信号で
ある干渉レプリカ信号を生成している。
【0015】このICU61a〜63cの構成を、IC
U61aを例として図8を参照して説明する。
【0016】このICU61aは、複数の逆拡散部71
1〜71nと、合成器26と、判定器27と、複数の再拡
散部721〜72nとから構成されている。
【0017】逆拡散部711〜71nは、それぞれ、乗算
器22、25と、積分器23と、伝送路推定器24とか
ら構成されている入力された受信信号1は、第1ユーザ
の拡散符号Caと乗算器22で乗算され、積分器23に
おいて積分されることにより相関値が求められる。
【0018】そして、伝送路推定器44では積分器23
において求められた相関値から伝送路フェーディングベ
クトルξが求められる。そして乗算器45では、積分器
23によって求められた相関値と、伝送路推定器24に
よって求められた伝送路フェーディングベクトルξの逆
数ξ*が掛け合わされることにより位相補正が行われ
る。
【0019】そして、乗算器25において各パス毎の位
相補正がされた信号はレイク(RAKE)合成器26に
おいて合成された後に、判定器27において元のシンボ
ル系列に復号される。
【0020】このレイク合成器26、判定器27は、C
DMA通信システムにおいて一般的なものであり、また
本実施形態の動作と直接関係しないため、その詳細な構
成は省略する。
【0021】また、再拡散部721〜72nは、それぞ
れ、乗算器28、29とから構成されている。
【0022】そして、再拡散部721〜72nでは、それ
ぞれ、乗算器28においてそれぞれのパス毎の伝送路フ
ェーディングベクトルξが掛け合わされて元の伝送路特
性に戻された後、乗算器49において拡散符号Caで拡
散される。そして、再拡散部721〜72nからの信号は
合成されて、チップレートの干渉レプリカ信号81aと
して出力される。
【0023】ここで、図8ではレイク合成器26と判定
器27の間の信号が外部に出力されるようになっている
が、これは第3ステージに設けられているICU63
a、63b、63cのみの場合を示したものである。そ
して、これらの信号は、それぞれ復号器19a、19
b、19cに対して出力されている。
【0024】説明を簡単にするため、以降の説明では第
1のユーザの信号を復調するための動作を中心に説明を
行うが、他のユーザの信号を復調する場合も同様な動作
により行われる。
【0025】先ず、ICU61aは受信信号1を入力
し、受信信号1に含まれている第1ユーザの信号成分の
みと同じ信号を生成して、干渉レプリカ信号81aとし
て出力している。
【0026】遅延メモリ3は、受信信号1を一旦記憶し
て一定時間遅延させてから出力している。この遅延メモ
リ3が受信信号1を遅延させる時間は、ICU61aが
干渉レプリカ信号81aを生成するのに必要な時間であ
る。
【0027】そして、減算器4は、遅延メモリ3から出
力された受信信号1から干渉レプリカ信号81aを差し
引いて(キャンセルして)出力する。そのため、減算器
4から出力される信号には、第2のユーザの信号と第3
のユーザの信号のみが含まれていることになる。
【0028】そして、第1ステージの第2ブロックで
は、同様にして減算器4の出力から第2のユーザの信号
が差し引かれる。そして、第1ステージの第3ブロック
では、同様にして第3のユーザの信号が差し引かれる。
【0029】そして、第1ステージが終了した時点で
は、受信信号1は、全ユーザの干渉レプリカ信号が差し
引かれた残差信号となっている。そして、その残差信号
は、第2ステージの第1ブロックに伝達される。
【0030】第2ステージの第1ブロックでは、加算器
8において、第1ステージからの残差信号に対して遅延
メモリ7により一定時間遅延された後の干渉レプリカ信
号81aが加算される。このことにより加算器8からの
出力信号には、第1ユーザの信号成分のみが含まれるこ
とになる。
【0031】そして、ICU62aでは、この加算器8
からの出力信号を入力して干渉レプリカ信号82aを生
成して出力する。
【0032】そして、加算器8からの出力信号は、遅延
メモリ5により一定時間遅延された後に減算器6により
干渉レプリカ信号82aが減算されて第2ステージの第
2ブロックに出力される。
【0033】この第2ステージの第1ブロックの処理に
より、減算器6から出力された信号はどのユーザの信号
も含まれていない残差信号となっている。
【0034】このようにして、第2ステージの第2ブロ
ックから第3ステージの第3ブロックまででは、同様な
処理が行われる。
【0035】そして、第3ステージの各ブロックでは、
ICU63a〜63cから、図8に示したレイク合成器
26と判定器27の間からの信号が、それぞれ各復号器
19a〜19cに出力される。そして、各復号器19a
〜19cでは、それぞれ最終的な復号が行われる。
【0036】ここで、第1〜第3のステージで扱われる
信号は、全てチップレートの信号である。
【0037】次に、パラレル型のマルチユーザ干渉キャ
ンセラについて図9を参照して説明する。このパラレル
型のマルチユーザ干渉キャンセラも図7のシリアル型の
マルチユーザ干渉キャンセラと同様にユーザ数が3のも
のである。図7中と同番号は同じ構成要素を示す。
【0038】この従来のマルチユーザ干渉キャンセラ
は、第1〜第3ステージと、復号器19a〜19cとか
ら構成されている。
【0039】第1ステージは、遅延メモリ51と、IC
U61a〜61cと、加算器57と、減算器54と、加
算器58a〜58cとから構成されている。
【0040】第2ステージは、遅延メモリ52と、IC
U62a〜62cと、加算器59と、減算器55と、加
算器60a〜60cとから構成されている。
【0041】第3ステージは、遅延メモリ53と、IC
U63a〜63cと、加算器61と、減算器56と、加
算器62a〜62cとから構成されている。
【0042】受信信号1より、並列に接続されたICU
61a〜61cにより、第1〜第3のユーザの信号成分
と同じ成分の干渉レプリカ信号81a〜81cがそれぞ
れ生成される。
【0043】そして、これらの干渉レプリカ信号81a
〜81cは加算器57で合成され、減算器54において
遅延メモリ51によって一定時間された後の受信信号1
より差し引かれる。このことにより減算器54から出力
される信号は、全ユーザの干渉レプリカ信号が差し引か
れた残差信号となっている。そして、その残差信号は、
第2ステージの各ICU62a〜62cに入力される前
に各ユーザの干渉レプリカ信号81a〜81cが、それ
ぞれ加算器58a〜58cにより加算される。そして、
第2ステージ、第3ステージにおいても同様な処理が行
われ、再度に復号器19a〜19cにおいて最終的な復
号が行われる。
【0044】このようなマルチユーザ干渉キャンセラに
おいては、干渉レプリカ信号を受信信号1より推定して
再生し、この干渉レプリカ信号を受信信号より差し引い
ているので、干渉レプリカ信号の再生精度が干渉キャン
セラの特性に大きな影響を及ぼす。干渉レプリカ信号の
再生精度に影響を及ぼす要素としては、各ICUにおけ
る伝送路推定器24にて抽出する伝送路フェーディング
ベクトルξの精度と、レイク合成後に判定器27によっ
て行われるのハード判定結果の誤り率がある。
【0045】伝送路フェーディングベクトルξは当該干
渉ユーザの伝送路上で付加された特性を推定したもので
あり、ハード判定値は送信系列を推定したものであり、
何れも受信信号1の希望信号電力対雑音電力比(SN
比、SIR、Eb/N0等で表現するがここではEb/
N0と表記することとする。)と密接な関連を持ってい
る。そのため、Eb/N0の劣化に伴い上記ξの誤差、
及びハード判定値の誤り率が劣化することになる。従っ
て干渉レプリカ信号の再生精度も劣化する。
【0046】ところが、この従来技術では、Eb/N0
の低い場合でも一律に干渉レプリカ信号を再生して、キ
ャンセルを行っているため、Eb/N0の低い領域では
却って特性を悪化させてしまうという問題が生じてい
た。
【0047】またこの様な静的な要因による劣化のみな
らず、移動通信システムの実際の運用環境では個々の信
号に掛かるフェーディング等による時間的変化や外部か
らのノイズ等によって、必ずしもEb/N0等がさほど
低くない領域に於いてもやはりマルチユーザ干渉キャン
セラを動作させることにより逆に特性が劣化する場合が
有った。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマルチ
ユーザ干渉キャンセラでは、下記のような問題があっ
た。 (1)受信信号のEb/N0が低い場合には干渉キャン
セルを行うことにより却って受信特性を悪化してしま
う。 (2)受信信号がフェーディング等による時間的変化や
外部からのノイズ等の影響を受けた場合に、干渉キャン
セルを行うことにより却って受信特性を悪化させてしま
う場合があった。
【0049】本発明の目的は、あらゆる動作環境に於い
ても受信特性の劣化を防ぐことのできるマルチユーザ干
渉キャンセラを提供することにある。
【0050】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のDS−CDMAマルチユーザ干渉キャンセ
ラは、拡散変調された複数のユーザの信号が含まれてい
る受信信号からそれぞれの前記各ユーザの信号を他のユ
ーザの信号成分を除去した後に復号するためのDS−C
DMAマルチユーザ干渉キャンセラであって、それぞれ
の前記ユーザ毎に設けられ当該ユーザの信号成分と同じ
信号である干渉レプリカ信号を生成して出力する複数の
第1の干渉キャンセルユニットと、前記受信信号からそ
れぞれの前記干渉レプリカ信号を減算する第1の減算手
段とを有する直列に接続された複数のブロックから構成
されている第1のステージと、それぞれの前記ユーザ毎
に設けられ前段のブロックからの信号に対して、前段の
ステージにおいて生成された当該ユーザの干渉レプリカ
信号を加算する加算手段と、前記加算手段の出力信号か
ら当該ユーザの信号成分と同じ信号である干渉レプリカ
信号を再度生成する第2の干渉キャンセルユニットと、
前記加算手段の出力信号から前記第2の干渉キャンセル
ユニットにおいて再度生成された前記干渉レプリカ信号
を減算して次段のブロックに出力する第2の減算手段と
から構成されている直列に接続された複数のブロックか
ら構成されている複数の第2のステージと、前記第2の
ステージの最後のステージにおいて生成されたシンボル
の復号を行う複数の復号手段と、前記受信信号に含まれ
ている当該ユーザの信号の受信特性を測定する複数の予
備復調手段を有し、前記第1および前記第2の各干渉キ
ャンセルユニットは、前記予備復調手段において測定さ
れた当該ユーザの受信特性よりも、前段のブロックから
の出力信号の受信特性の方が劣化している場合には1つ
前のブロックにおける干渉キャンセルユニットに対して
干渉レプリカ信号の出力をオフとする指示を行う。
【0051】本発明は、シリアル型のDS−CDMAマ
ルチユーザキャンセラに対して、各干渉キャンセルユニ
ットは、予備復調手段において測定された当該ユーザの
受信特性より前段のブロックからの出力信号の受信特性
の方が劣化している場合には、1つ前のブロックにおけ
る干渉キャンセル処理により受信特性が却って劣化させ
られたと判定し、その1つ前の干渉キャンセルユニット
に対して干渉レプリカ信号の出力をオフとするようにし
たものである。
【0052】したがって、干渉キャンセル処理を行なっ
たことにより却って受信特性が悪化するということを防
ぐことができる。
【0053】また、本発明の他のDS−CDMAマルチ
ユーザ干渉キャンセラは、拡散変調された複数のユーザ
の信号が含まれている受信信号からそれぞれの前記各ユ
ーザの信号を他のユーザの信号成分を除去した後に復号
するためのDS−CDMAマルチユーザ干渉キャンセラ
であって、それぞれの前記ユーザ毎に設けられ当該ユー
ザの信号成分と同じ信号である干渉レプリカ信号を生成
して出力するとともに当該ユーザの信号の受信特性を測
定する複数の第1の干渉キャンセルユニットと、前記受
信信号からそれぞれの前記干渉レプリカ信号を減算する
第1の減算手段とを有する直列に接続された複数のブロ
ックから構成されている第1のステージと、それぞれの
前記ユーザ毎に設けられ前段のブロックからの信号に対
して、前段のステージにおいて生成された当該ユーザの
干渉レプリカ信号を加算する加算手段と、前記加算手段
の出力信号から当該ユーザの信号成分と同じ信号である
干渉レプリカ信号を再度生成するとともに当該ユーザの
信号の受信特性を測定する第2の干渉キャンセルユニッ
トと、前記加算手段の出力信号から前記第2の干渉キャ
ンセルユニットにおいて再度生成された前記干渉レプリ
カ信号を減算して次段のブロックに出力する第2の減算
手段とから構成されている直列に接続された複数のブロ
ックから構成されている複数の第2のステージと、前記
第2のステージの最後のステージにおいて生成されたシ
ンボルの復号を行う複数の復号手段と、前記受信信号に
含まれている当該ユーザの信号の受信特性を測定してい
る複数の予備復調手段と、前記予備復調手段において測
定された当該ユーザの受信特性よりも、前記第2のステ
ージのうちのあるステージの第2の干渉キャンセルユニ
ットにおいて測定された受信特性の方が劣化している場
合には、当該ステージの全ての干渉キャンセルユニット
が前記予備復調手段において測定された当該ユーザの受
信特性よりも良くなるまで、当該ステージの前段のいず
れかのステージにおける干渉キャンセルユニットに対し
て干渉レプリカ信号の出力をオフとする指示を行うキャ
ンセル・オン/オフ制御中央制御手段とを有する。
【0054】本発明は、シリアル型のDS−CDMAマ
ルチユーザキャンセラに対して、各干渉キャンセルユニ
ットにおいて測定された受信特性の情報をキャンセル・
オン/オフ制御中央制御手段に一旦集中した上で、全体
的に適切な判断を行なって、干渉キャンセル処理をオフ
する干渉キャンセルユニットを決定するようにしたもの
である。したがって、各ブロックにおける干渉キャンセ
ルユニットにおける干渉キャンセル処理をのオン/オフ
制御をより適切に制御することができる。
【0055】また、本発明の他のDS−CDMAマルチ
ユーザ干渉キャンセラは、当該ステージの前段のいずれ
かのステージにおける前記干渉キャンセルユニットの1
つ前のステージにおける複数の干渉キャンセルユニット
のうち最も受信特性が悪い干渉キャンセルユニットであ
る。
【0056】また、本発明の他のDS−CDMAマルチ
ユーザ干渉キャンセラは、拡散変調された複数のユーザ
の信号が含まれている受信信号からそれぞれの前記各ユ
ーザの信号を他のユーザの信号成分を除去した後に復号
するためのDS−CDMAマルチユーザ干渉キャンセラ
であって、それぞれの前記ユーザ毎に設けられ当該ユー
ザの信号成分と同じ信号である干渉レプリカ信号を生成
して出力するとともに当該ユーザの信号の受信特性を測
定する複数の第1の干渉キャンセルユニットと、該複数
の干渉レプリカ信号どうしを加算する第1の加算手段
と、前記受信信号から前記第1の加算手段の出力信号を
減算する第1の減算手段とから構成されている第1のス
テージと、それぞれの前記ユーザ毎に設けられ前段のス
テージからの信号に対して、前段のステージにおいて生
成された当該ユーザの干渉レプリカ信号をそれぞれ加算
する複数の第2の加算手段と、前記第2の加算手段の出
力信号から当該ユーザの信号成分と同じ信号である干渉
レプリカ信号を再度生成するとともに当該ユーザの信号
の受信特性を測定する第2の干渉キャンセルユニット
と、前記第2の干渉キャンセルユニットにおいて再度生
成された前記干渉レプリカ信号どうしを加算する第3の
加算手段と、前記受信信号から前記第3の加算手段の出
力信号を減算して次段のステージに出力する第2の減算
手段とから構成されている複数の第2のステージと、前
記第2のステージの最後のステージにおいて生成された
シンボルの復号を行う複数の復号手段と、前記受信信号
に含まれている当該ユーザの信号の受信特性を測定する
複数の予備復調手段と、前記予備復調手段において測定
された当該ユーザの受信特性よりも、前記第2のステー
ジのうちのあるステージの第2の干渉キャンセルユニッ
トにおいて測定された受信特性の方が劣化している場合
には、当該ステージの全ての干渉キャンセルユニットが
前記予備復調手段において測定された当該ユーザの受信
特性よりも良くなるまで、当該ステージの前段のステー
ジにおける干渉キャンセルユニットに対して干渉レプリ
カ信号の出力をオフとする指示を行うキャンセル・オン
/オフ制御中央制御手段とを有する。
【0057】本発明は、パラレル型のDS−CDMAマ
ルチユーザキャンセラに対して、各干渉キャンセルユニ
ットにおいて測定された受信特性の情報をキャンセル・
オン/オフ制御中央制御手段に一旦集中した上で、全体
的に適切な判断を行なって、干渉キャンセル処理をオフ
する干渉キャンセルユニットを決定するようにしたもの
である。したがって、各ブロックにおける干渉キャンセ
ルユニットにおける干渉キャンセル処理をのオン/オフ
制御をより適切に制御することができる。
【0058】また、本発明の他のDS−CDMAマルチ
ユーザキャンセラは、受信特性を劣化させている干渉キ
ャンセル処理を単純なオン/オフにより制御するのでは
なく、干渉レプリカ信号の出力レベルを減ずる制御を行
うようにしたものである。したがって、より受信特性の
均一化を図ることができる。
【0059】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0060】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態のマルチユーザ干渉キャンセラの構成を示した
ブロック図である。図7中と同番号は同じ構成要素を示
す。本実施形態のマルチユーザ干渉キャンセラは、図7
の従来のマルチユーザ干渉キャンセラに対して、予備復
調器10a〜10cから構成されている予備復調ステー
ジが新たに追加され、ICU61a〜63cがICU1
1a〜13cに置き換えられたものである。
【0061】予備復調器10a〜10cは、受信信号1
に含まれているそれぞれのユーザの信号のEb/N0、
およびビット誤り率(Bit Error Rate:
BER)を測定し、その結果をそれぞれ受信特性信号1
4a〜14cとして出力している。
【0062】ここで、図には示されていないが、受信特
性信号14aはICU11a、12a、13aに入力さ
れていて、受信特性信号14bはICU11b、12
b、13bに入力されていて、受信特性信号14cはI
CU11c、12c、13cに入力されている。
【0063】また、受信特性信号14a〜14cを、I
CU11a〜13cにそれぞれ伝達する方法は任意であ
り、受信信号1に時分割で多重して伝達しても良いし、
別のラインを設けて伝達しても良い。
【0064】また、ICU11a〜13cの構成を、I
CU12aを例として図2を参照して説明する。
【0065】このICU12aは、図2を参照すると、
図8のICU61aに対して、逆拡散部711〜71n
逆拡散部731〜73nに置き換え、再拡散部721〜7
nを再拡散部741〜74nに置き換え、ビット誤り率
(BER)測定器33と特性比較制御器32を新たに設
けたものである。
【0066】逆拡散部731〜73nは、図8における逆
拡散部711〜71nに対して、Eb/N0測定器34が
それぞれ設けられているものである。
【0067】Eb/N0測定器34は、積分器23にお
いて求められた相関値からEb/N0を求めて出力して
いる。
【0068】BER測定器33は、判定器27から出力
された相関値のパイロットシンボル(PL)と、既知の
パイロットシンボルのシンボルパターンとを比較するこ
とによりパイロットシンボルの誤り率を測定する。
【0069】特性比較制御器32は、Eb/N0測定器
34で測定されたEb/N0の値と、受信特性信号14
aを介して伝達された受信信号1のEb/N0の値との
比較を行ない、その比較結果によりEb/N0測定器3
4で測定されたEb/N0の値の方が受信特性信号14
aにより伝達されたEb/N0の値より劣化していると
判定された場合には制御信号153を出力する。
【0070】また、特性比較制御器32は、BER測定
器33で測定されたBERの値と、受信特性信号14a
を介して伝達されたBERの値との比較を行ない、その
比較結果によりBER測定器33で測定されたBERの
値の方が受信特性信号14aにより伝達されたBERの
値より劣化していると判定された場合には制御信号15
3を出力する。
【0071】つまり、特性比較制御器32は、Eb/N
0測定器34で測定されたEb/N0の値の方が受信特
性信号14aにより伝達されたEb/N0の値より劣化
している場合、またはBER測定器33で測定されたB
ERの値の方が受信特性信号14aにより伝達されたB
ERの値より劣化している場合には、干渉キャンセル処
理が行われたことにより却って受信特性が悪化したと判
定して制御信号153を出力するのである。
【0072】また、再拡散部741〜74nは、図8にお
ける再拡散部721〜72nに対して、オン/オフ制御器
30がそれぞれ設けられているものである。
【0073】オン/オフ制御器30は、制御信号154
が入力されていない場合には、乗算器29からの信号を
干渉レプリカ信号82aとして出力し、制御信号154
が入力されると乗算器29からの信号を干渉レプリカ信
号82aとして出力しないようにしている。
【0074】また、図1に示されるように、ICU11
a〜13bには、それぞれ次のブロックに設けられてい
るICU11b〜13cからの制御信号151〜158
それぞれ入力されている。
【0075】次に、本実施形態の動作について図1およ
び図2を参照して説明する。
【0076】先ず、予備復調器10a〜10cにより、
受信信号1に対する予備的な復調が行なわれ、受信信号
1のEb/N0およびパイロットシンボルのBERが測
定されそれぞれの値は受信特性信号14a〜14cとし
て出力される。そして、この受信特性信号14a〜14
cは、それぞれのユーザに対応したICU11a〜13
cに入力される。
【0077】次に、そして受信信号1は、図7の従来の
マルチユーザ干渉キャンセラで説明したのと同様な動作
により第1〜第3の各ステージにおいて干渉キャンセル
処理が行われ、最後に復号器19a〜19cにおいて復
号が行われる。
【0078】そして、それぞれのICU11a〜13c
の特性比較制御器32において、受信特性信号14a〜
14cによって伝達されたEb/N0およびパイロット
シンボルのBER等の受信特性と、Eb/N0測定器3
4から伝達されたEb/N0の値およびBER測定器3
3から伝達されたパイロットシンボルのBERの値によ
る受信特性が比較され、Eb/N0測定器34から伝達
されたEb/N0の値およびBER測定器33から伝達
されたパイロットシンボルのBERの値による受信特性
の方が劣化していると判定されると、各特性比較制御器
32からは、それぞれのICU11a〜13cに応じて
制御信号151〜158が出力される。
【0079】そして、各ICU11b〜13cから出力
された制御信号151〜158は1つ前のブロックのIC
Uにそれぞれ伝達される。このようにして、受信特性の
劣化を検出したICUが設けられているブロックの1つ
前のブロックにおける干渉キャンセル処理が停止され
る。
【0080】本実施形態では、上記で説明したように、
各干渉キャンセル処理の前と後とでの信号の受信特性を
比較し、干渉キャンセル処理によって却って受信特性が
劣化したと判定された場合には1つ前のブロックにおけ
る干渉キャンセル処理が停止される。そのため、従来の
マルチユーザ干渉キャンセラのように干渉キャンセル処
理を行なったことにより却って受信特性が悪化するとい
うことを防ぐことができる。
【0081】なお、本実施形態では、干渉キャンセル処
理が行われる前と行われた後の信号のEb/N0と、パ
イロットシンボルのBERの比較が行われているが、E
b/N0のみ、あるいはパイロットシンボルのBERの
みの比較を行って干渉キャンセル処理のオン/オフの制
御を行なうようにしてもよい。
【0082】しかし、Eb/N0とBERの両方の検出
を行なう方がより詳細に受信特性の変化を検出すること
ができるため、両方の検出を行なう方がより干渉キャン
セル処理のオン/オフの制御を高い精度で行うことがで
きる。(第2の実施形態)次に、本発明の第2の実施形
態のマルチユーザ干渉キャンセラについて図3および図
4を参照して説明する。図3は本実施形態のシリアル型
のマルチユーザ干渉キャンセラの構成を示したブロック
図、図4は本実施形態のパラレル型のマルチユーザ干渉
キャンセラの構成を示したブロック図である。図1中と
同番号は同じ構成要素を示す。
【0083】本実施形態のシリアル型のマルチユーザ干
渉キャンセラは、図3に示すように、図1の第1の実施
形態のマルチユーザ干渉キャンセラに対して、キャンセ
ル・オン/オフ中央制御器66が新たに設けられ、IC
U11a〜13cがICU41a〜43cに置き換わっ
ているものである。
【0084】ICU41a〜43cは、図2に示したI
CU12aに対して、特性比較制御器32が削除され、
Eb/N0測定器34において測定されたEb/N0の
値と、BER測定器33において測定されたパイロット
シンボルのBERの値とをそれぞれ受信特性信号451
〜458として出力している。
【0085】そして、予備復調器10a〜10cからの
受信特性信号14a〜14cは、ICU41a〜43c
ではなくキャンセル・オン/オフ中央制御器66に入力
されている。
【0086】キャンセル・オン/オフ中央制御器66
は、受信特性信号14a〜14cと、各ICU41b〜
43cから出力された受信特性信号451〜458を比較
し、どのブロックにおいて受信特性が悪化しているのか
を判定し、制御信号161〜168を出力して干渉キャン
セル処理を停止させるICUを決定する。
【0087】そして、ICU41a〜43cは、前のブ
ロックのICUからの制御信号によって干渉キャンセル
処理のオン/オフが制御されるのではなく、キャンセル
・オン/オフ中央制御器66から出力された制御信号1
1〜168によりオン/オフされる。
【0088】また、本実施形態のパラレル型のマルチユ
ーザ干渉キャンセラは、図4に示すように、図9に従来
のパラレル型のマルチユーザ干渉キャンセラに対して、
予備復調器14a〜14cとキャンセル・オン/オフ中
央制御器66が新たに設けられ、ICU61a〜63c
がそれぞれICU42a〜43cに置き換えられたもの
である。
【0089】次に、本実施形態のマルチユーザ干渉キャ
ンセラの動作について説明する。シリアル型とパラレル
型のマルチユーザ干渉キャンセラは基本的な動作原理と
しては同様なため、ここではパラレル型のマルチユーザ
干渉キャンセラの動作のみを説明する。図5は、本実施
形態のパラレル型のマルチユーザ干渉キャンセラの動作
を説明したフローチャートである。
【0090】先ず、各ブロックのICU41a〜43c
から、各ICU41a〜43cにおけるEb/N0およ
びBERの情報が受信特性信号451〜458によってキ
ャンセル・オン/オフ中央制御器66に通知される(ス
テップ101)。
【0091】次に、干渉キャンセル処理を停止していた
ブロックの受信特性がある水準より改善されている場合
には、干渉キャンセル処理の停止が解除される。しか
し、初期状態では干渉キャンセル処理を停止しているブ
ロックは存在しないためこの処理において何もされずに
通過する(ステップ102)。
【0092】次に、キャンセル・オン/オフ中央制御器
66では第2ステージの各ICU42a〜42cの受信
特性のどれか1つが、受信特性信号14a〜14cによ
り伝達された受信特性より劣化している場合には(ステ
ップ103)、第1ステージのICU41a〜41cの
中で最も受信特性の悪いICUの干渉レプリカ信号をオ
フとするような制御信号161〜163を出力する(ステ
ップ104)。
【0093】そして、ステップ103、104の処理
は、第2ステージで特性が劣化しているブロックが無く
なるまで繰り返される。
【0094】そして、第2ステージでの処理が終了した
ら、キャンセル・オン/オフ中央制御器66では第3ス
テージの各ICU43a〜43cの受信特性のどれか1
つが、受信特性信号14a〜14cにより伝達された受
信特性より劣化している場合には(ステップ105)、
第2ステージのICU42a〜41cの中で最も受信特
性の悪いICUの干渉レプリカ信号をオフとするような
制御信号164〜166を出力する(ステップ106)。
【0095】そして、ステップ105、106の処理
は、第3ステージで特性が劣化しているブロックが無く
なるまで繰り返される。
【0096】そして、一定周期で再び全部のブロックの
各ICU41b〜43cからEb/N0およびBERの
受信特性がキャンセル・オン/オフ中央制御器66に通
知される(ステップ101)。
【0097】ここで各ユーザの受信特性をモニタし、受
信特性が時間の経過により、ある水準より改善された場
合には、干渉キャンセル動作後の特性も改善されると考
え、ステップ104、106で停止されていたブロック
の干渉キャンセル処理の停止が解除させる(ステップ1
02)。
【0098】このステップ101〜ステップ106の処
理が繰り返されることにより、受信特性を劣化させるよ
うな干渉キャンセル処理が行われることは防止させる。
【0099】本実施形態では、キャンセル・オン/オフ
中央制御器66は、各ICU41b〜43cから出力さ
れる受信特性信号451〜458により、どのブロックに
おいて受信特定が悪化しているのかという情報を得た上
で、そのICUにおける干渉キャンセル処理を停止させ
るかを決定する。
【0100】したがって、受信特性がどのブロックにお
いて劣化したかという情報を一旦集中した上で、全体的
に適切な判断を行って、各ブロックにおけるICUの干
渉キャンセル処理のオン/オフをより適切に制御するこ
とができる。
【0101】本実施形態では、キャンセル・オン/オフ
中央制御器66は、あるステージの各ICUの受信特性
のどれか1つが、予備復調ステージにおいて測定された
受信特性より劣化している場合には、そのステージの1
つ前段のステージのICUの中で最も受信特性の悪いI
CUの干渉レプリカ信号をオフとするような制御をして
いる。しかし、干渉キャンセラの動作は、それぞれのブ
ロックにおいて行われている干渉キャンセル処理が相互
に関連しているため、必ずしもこのような制御方法が最
も受信特性の劣化を防ぐことができる制御方法とは限ら
ない。
【0102】そのため、本発明はこのような制御に限定
されるものではなく、キャンセル・オン/オフ中央制御
器66は、あるステージの各ICUの受信特性のどれか
1つが予備復調ステージにおいて測定された受信特性よ
り劣化している場合には、そのステージと予備復調ステ
ージの間に設けられている前段のいずれかのステージの
ICUの干渉レプリカ信号をオフとするような制御をす
るようにしてもよい。(第3の実施形態)次に、本実施
形態の第3の実施形態のDS−CDMAマルチユーザ干
渉キャンセラについて図6を参照して説明する。図2中
と同番号は同じ構成要素を示す。
【0103】本実施形態は、上記第1の実施形態に対し
て、ICU11a〜13cをICU91a〜93cに置
き換えたものである。本実施形態におけるICUの構成
を、CIU92aを例として説明する。
【0104】本実施形態におけるICU92aは、図2
におけるICU12aに対して、オン/オフ制御器30
を乗算器35に置き換え、特性比較制御器32を特性比
較制御器86に置き換えたものである。
【0105】特性比較器86は、図2の特性比較制御器
32に対して、干渉キャンセル処理のオン/オフの制御
を行う制御信号153の代わりに、出力される干渉レプ
リカ信号のレベルを制御するための制御信号853を出
力するようにしたものである。
【0106】そして、乗算器35は、乗算器29からの
出力信号に対して、ICU92bから出力された制御信
号854によって示される係数(α:0≦α≦1)を乗
算して干渉レプリカ信号82aとして出力している。
【0107】本実施形態のDS−CDMAマルチユーザ
干渉キャンセラは、α=1又は0とすることで上記第1
の実施形態と全く同じ動作が得られる。しかも、本実施
形態では、0≦α≦1としているので、特性劣化の境界
付近である場合に単純に干渉キャンセル処理をオン/オ
フするのではなく、係数を0と1の中間の値(例えば
0.5等)にすることにより、より受信特性を均一化す
ることができる。
【0108】また、本実施形態のDS−CDMAマルチ
ユーザ干渉キャンセラにおける制御は、フィードバック
制御であるため、ある時点における受信特性から判断し
て、その直後の干渉キャンセル処理の動作を制御してい
る。したがって、この制御には必ず遅延が存在すること
となる。従って、受信特性が短い時間周期で変化した場
合には、上記第1および第2の実施形態に様に、干渉キ
ャンセル処理を単純にオン/オフするだけの制御では、
干渉キャンセル制御の動作が受信特性の変化に追従しき
れずに却って受信特性を悪化させてしまう可能性があ
る。
【0109】しかし、本実施形態のDS−CDMAマル
チユーザ干渉キャンセラにおいて、受信特性の変化に対
して定数αを最初は0に近い値に設定し、その後時間的
に徐々に定数αの値を増やして行くような制御を行なえ
ば、上記のような制御処理時間の遅れによる影響を少な
くすることができる。
【0110】また、本実施形態を上記第2の実施形態に
適用する場合には、キャンセル・オン/オフ中央制御器
66から出力される制御信号161〜168を、制御信号
85 1〜858と同様にすればよい。
【0111】上記第1から第3の実施形態では、ユーザ
数が3でステージ数が3の場合を用いて説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、3以外のユーザ
数および3以外のステージ数の場合でも同様に本発明を
適用することができるものである。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、受信信
号のEb/N0が低い、受信信号がフェーディング等に
よる時間的変化や外部からのノイズ等の影響を受けてい
る等の受信環境が悪い場合でも、干渉キャンセルを行う
ことにより却って受信特性を悪化させてしまうことを防
ぐことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態のマルチユーザ干渉
キャンセラ(シリアル型)の構成を示したブロック図で
ある。
【図2】図1中のICUの構成を示したブロック図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施形態のマルチユーザ干渉キ
ャンセラ(シリアル型)の構成を示したブロック図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態のマルチユーザ干渉キ
ャンセラ(パラレル型)の構成を示したブロック図であ
る。
【図5】図4のマルチユーザ干渉キャンセラの動作を説
明したフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施形態のマルチユーザ干渉キ
ャンセラにおけるICUの構成を示したブロック図であ
る。
【図7】従来のマルチユーザ干渉キャンセラ(シリアル
型)の構成を示したブロック図である。
【図8】図7中のICUの構成を示したブロック図であ
る。
【図9】従来の他のマルチユーザ干渉キャンセラ(パラ
レル型)の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 受信信号 3 遅延回路(D) 4 減算器 5 遅延メモリ(D) 6 減算器 7 遅延メモリ(D) 8 加算器 9 遅延メモリ(D) 10a、10b、10c 予備復調器 11a、11b、11c 干渉キャンセルユニット
(ICU) 12a、12b、12c 干渉キャンセルユニット
(ICU) 13a、13b、13c 干渉キャンセルユニット
(ICU) 14a、14b、14c 受信特性信号 151〜158 制御信号 161〜168 制御信号 19a 〜19c 復号器 22 乗算器 23 積分器 24 伝送路推定器 25 乗算器 26 レイク合成器 27 判定器 28 乗算器 29 乗算器 30 オン/オフ制御器 32 特性比較制御器 33 BER測定器 34 Eb/N0測定器 35 乗算器 41a〜41c 干渉キャンセルユニット(ICU) 42a〜42c 干渉キャンセルユニット(ICU) 43a〜43c 干渉キャンセルユニット(ICU) 451〜458 受信特性信号 51〜53 遅延メモリ(D) 54〜56 減算器 57 加算器 58a、58b、58c 加算器 59 加算器 60a、60b、60c 加算器 61a〜61c 干渉キャンセルユニット(ICU) 62a〜62c 干渉キャンセルユニット(ICU) 63a〜63c 干渉キャンセルユニット(ICU) 64 加算器 65a、65b、65c 加算器 66 キャンセル・オン/オフ中央制御器 711〜71n 逆拡散部 721〜72n 再拡散部 731〜73n 逆拡散部 741〜74n 再拡散部 751〜75n 再拡散部 81a、81b、81c 干渉レプリカ信号 82a 干渉レプリカ信号 851〜858 制御信号 86 特性比較制御器 91a、91b、91c 干渉キャンセルユニット
(ICU) 92a、92b、92c 干渉キャンセルユニット
(ICU) 93a、93b、93c 干渉キャンセルユニット
(ICU) 101 〜106 ステップ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散変調された複数のユーザの信号が含
    まれている受信信号からそれぞれの前記各ユーザの信号
    を他のユーザの信号成分を除去した後に復号するための
    DS−CDMAマルチユーザ干渉キャンセラであって、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ当該ユーザの信号成
    分と同じ信号である干渉レプリカ信号を生成して出力す
    る複数の第1の干渉キャンセルユニットと、前記受信信
    号からそれぞれの前記干渉レプリカ信号を減算する第1
    の減算手段とを有する直列に接続された複数のブロック
    から構成されている第1のステージと、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ前段のブロックから
    の信号に対して、前段のステージにおいて生成された当
    該ユーザの干渉レプリカ信号を加算する加算手段と、前
    記加算手段の出力信号から当該ユーザの信号成分と同じ
    信号である干渉レプリカ信号を再度生成する第2の干渉
    キャンセルユニットと、前記加算手段の出力信号から前
    記第2の干渉キャンセルユニットにおいて再度生成され
    た前記干渉レプリカ信号を減算して次段のブロックに出
    力する第2の減算手段とから構成されている直列に接続
    された複数のブロックから構成されている複数の第2の
    ステージと、 前記第2のステージの最後のステージにおいて生成され
    たシンボルの復号を行う複数の復号手段と、 前記受信信号に含まれている当該ユーザの信号の受信特
    性を測定する複数の予備復調手段を有し、 前記第1および前記第2の各干渉キャンセルユニット
    は、前記予備復調手段において測定された当該ユーザの
    受信特性よりも、前段のブロックからの出力信号の受信
    特性の方が劣化している場合には1つ前のブロックにお
    ける干渉キャンセルユニットに対して干渉レプリカ信号
    の出力をオフとする指示を行うDS−CDMAマルチユ
    ーザ干渉キャンセラ。
  2. 【請求項2】 拡散変調された複数のユーザの信号が含
    まれている受信信号からそれぞれの前記各ユーザの信号
    を他のユーザの信号成分を除去した後に復号するための
    DS−CDMAマルチユーザ干渉キャンセラであって、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ当該ユーザの信号成
    分と同じ信号である干渉レプリカ信号を生成して出力す
    るとともに当該ユーザの信号の受信特性を測定する複数
    の第1の干渉キャンセルユニットと、前記受信信号から
    それぞれの前記干渉レプリカ信号を減算する第1の減算
    手段とを有する直列に接続された複数のブロックから構
    成されている第1のステージと、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ前段のブロックから
    の信号に対して、前段のステージにおいて生成された当
    該ユーザの干渉レプリカ信号を加算する加算手段と、前
    記加算手段の出力信号から当該ユーザの信号成分と同じ
    信号である干渉レプリカ信号を再度生成するとともに当
    該ユーザの信号の受信特性を測定する第2の干渉キャン
    セルユニットと、前記加算手段の出力信号から前記第2
    の干渉キャンセルユニットにおいて再度生成された前記
    干渉レプリカ信号を減算して次段のブロックに出力する
    第2の減算手段とから構成されている直列に接続された
    複数のブロックから構成されている複数の第2のステー
    ジと、 前記第2のステージの最後のステージにおいて生成され
    たシンボルの復号を行う複数の復号手段と、 前記受信信号に含まれている当該ユーザの信号の受信特
    性を測定している複数の予備復調手段と、 前記予備復調手段において測定された当該ユーザの受信
    特性よりも、前記第2のステージのうちのあるステージ
    の第2の干渉キャンセルユニットにおいて測定された受
    信特性の方が劣化している場合には、当該ステージの全
    ての干渉キャンセルユニットが前記予備復調手段におい
    て測定された当該ユーザの受信特性よりも良くなるま
    で、当該ステージの前段のいずれかのステージにおける
    干渉キャンセルユニットに対して干渉レプリカ信号の出
    力をオフとする指示を行うキャンセル・オン/オフ制御
    中央制御手段とを有するDS−CDMAマルチユーザ干
    渉キャンセラ。
  3. 【請求項3】 当該ステージの前段のいずれかのステー
    ジにおける前記干渉キャンセルユニットが、 当該ステージの1つ前のステージにおける複数の干渉キ
    ャンセルユニットのうち最も受信特性が悪い干渉キャン
    セルユニットである請求項2記載のDS−CDMAマル
    チユーザ干渉キャンセラ。
  4. 【請求項4】 拡散変調された複数のユーザの信号が含
    まれている受信信号からそれぞれの前記各ユーザの信号
    を他のユーザの信号成分を除去した後に復号するための
    DS−CDMAマルチユーザ干渉キャンセラであって、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ当該ユーザの信号成
    分と同じ信号である干渉レプリカ信号を生成して出力す
    るとともに当該ユーザの信号の受信特性を測定する複数
    の第1の干渉キャンセルユニットと、該複数の干渉レプ
    リカ信号どうしを加算する第1の加算手段と、前記受信
    信号から前記第1の加算手段の出力信号を減算する第1
    の減算手段とから構成されている第1のステージと、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ前段のステージから
    の信号に対して、前段のステージにおいて生成された当
    該ユーザの干渉レプリカ信号をそれぞれ加算する複数の
    第2の加算手段と、前記第2の加算手段の出力信号から
    当該ユーザの信号成分と同じ信号である干渉レプリカ信
    号を再度生成するとともに当該ユーザの信号の受信特性
    を測定する第2の干渉キャンセルユニットと、前記第2
    の干渉キャンセルユニットにおいて再度生成された前記
    干渉レプリカ信号どうしを加算する第3の加算手段と、
    前記受信信号から前記第3の加算手段の出力信号を減算
    して次段のステージに出力する第2の減算手段とから構
    成されている複数の第2のステージと、 前記第2のステージの最後のステージにおいて生成され
    たシンボルの復号を行う複数の復号手段と、 前記受信信号に含まれている当該ユーザの信号の受信特
    性を測定する複数の予備復調手段と、 前記予備復調手段において測定された当該ユーザの受信
    特性よりも、前記第2のステージのうちのあるステージ
    の第2の干渉キャンセルユニットにおいて測定された受
    信特性の方が劣化している場合には、当該ステージの全
    ての干渉キャンセルユニットが前記予備復調手段におい
    て測定された当該ユーザの受信特性よりも良くなるま
    で、当該ステージの前段のいずれかのステージにおける
    干渉キャンセルユニットに対して干渉レプリカ信号の出
    力をオフとする指示を行うキャンセル・オン/オフ制御
    中央制御手段とを有するS−CDMAマルチユーザ干渉
    キャンセラ。
  5. 【請求項5】 当該ステージの前段のいずれかのステー
    ジにおける前記干渉キャンセルユニットが、 当該ステージの1つ前のステージにおける複数の干渉キ
    ャンセルユニットのうち最も受信特性が悪い干渉キャン
    セルユニットである請求項4記載のDS−CDMAマル
    チユーザ干渉キャンセラ。
  6. 【請求項6】 拡散変調された複数のユーザの信号が含
    まれている受信信号からそれぞれの前記各ユーザの信号
    を他のユーザの信号成分を除去した後に復号するための
    DS−CDMAマルチユーザ干渉キャンセラであって、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ当該ユーザの信号成
    分と同じ信号である干渉レプリカ信号を生成して出力す
    る複数の第1の干渉キャンセルユニットと、前記受信信
    号からそれぞれの前記干渉レプリカ信号を減算する第1
    の減算手段とを有する直列に接続された複数のブロック
    から構成されている第1のステージと、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ前段のブロックから
    の信号に対して、前段のステージにおいて生成された当
    該ユーザの干渉レプリカ信号を加算する加算手段と、前
    記加算手段の出力信号から当該ユーザの信号成分と同じ
    信号である干渉レプリカ信号を再度生成する第2の干渉
    キャンセルユニットと、前記加算手段の出力信号から前
    記第2の干渉キャンセルユニットにおいて再度生成され
    た前記干渉レプリカ信号を減算して次段のブロックに出
    力する第2の減算手段とから構成されている直列に接続
    された複数のブロックから構成されている複数の第2の
    ステージと、 前記第2のステージの最後のステージにおいて生成され
    たシンボルの復号を行う複数の復号手段と、 前記受信信号に含まれている当該ユーザの信号の受信特
    性を測定する複数の予備復調手段を有し、 前記第1および前記第2の各干渉キャンセルユニット
    は、前記予備復調手段において測定された当該ユーザの
    受信特性よりも、前段のブロックからの出力信号の受信
    特性の方が劣化している場合には1つ前のブロックにお
    ける干渉キャンセルユニットに対して干渉レプリカ信号
    の出力レベルを減ずる指示を行うDS−CDMAマルチ
    ユーザ干渉キャンセラ。
  7. 【請求項7】 拡散変調された複数のユーザの信号が含
    まれている受信信号からそれぞれの前記各ユーザの信号
    を他のユーザの信号成分を除去した後に復号するための
    DS−CDMAマルチユーザ干渉キャンセラであって、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ当該ユーザの信号成
    分と同じ信号である干渉レプリカ信号を生成して出力す
    るとともに当該ユーザの信号の受信特性を測定する複数
    の第1の干渉キャンセルユニットと、前記受信信号から
    それぞれの前記干渉レプリカ信号を減算する第1の減算
    手段とを有する直列に接続された複数のブロックから構
    成されている第1のステージと、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ前段のブロックから
    の信号に対して、前段のステージにおいて生成された当
    該ユーザの干渉レプリカ信号を加算する加算手段と、前
    記加算手段の出力信号から当該ユーザの信号成分と同じ
    信号である干渉レプリカ信号を再度生成するとともに当
    該ユーザの信号の受信特性を測定する第2の干渉キャン
    セルユニットと、前記加算手段の出力信号から前記第2
    の干渉キャンセルユニットにおいて再度生成された前記
    干渉レプリカ信号を減算して次段のブロックに出力する
    第2の減算手段とから構成されている直列に接続された
    複数のブロックから構成されている複数の第2のステー
    ジと、 前記第2のステージの最後のステージにおいて生成され
    たシンボルの復号を行う複数の復号手段と、 前記受信信号に含まれている当該ユーザの信号の受信特
    性を測定している複数の予備復調手段と、 前記予備復調手段において測定された当該ユーザの受信
    特性よりも、前記第2のステージのうちのあるステージ
    の第2の干渉キャンセルユニットにおいて測定された受
    信特性の方が劣化している場合には、当該ステージの全
    ての干渉キャンセルユニットが前記予備復調手段におい
    て測定された当該ユーザの受信特性よりも良くなるま
    で、当該ステージの前段のいずれかのステージにおける
    干渉キャンセルユニットに対して干渉レプリカ信号の出
    力レベルを減ずる指示を行うキャンセル・オン/オフ制
    御中央制御手段とを有するDS−CDMAマルチユーザ
    干渉キャンセラ。
  8. 【請求項8】 当該ステージの前段のいずれかのステー
    ジにおける前記干渉キャンセルユニットが、 当該ステージの1つ前のステージにおける複数の干渉キ
    ャンセルユニットのうち最も受信特性が悪い干渉キャン
    セルユニットである請求項7記載のDS−CDMAマル
    チユーザ干渉キャンセラ。
  9. 【請求項9】 拡散変調された複数のユーザの信号が含
    まれている受信信号からそれぞれの前記各ユーザの信号
    を他のユーザの信号成分を除去した後に復号するための
    DS−CDMAマルチユーザ干渉キャンセラであって、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ当該ユーザの信号成
    分と同じ信号である干渉レプリカ信号を生成して出力す
    るとともに当該ユーザの信号の受信特性を測定する複数
    の第1の干渉キャンセルユニットと、該複数の干渉レプ
    リカ信号どうしを加算する第1の加算手段と、前記受信
    信号から前記第1の加算手段の出力信号を減算する第1
    の減算手段とから構成されている第1のステージと、 それぞれの前記ユーザ毎に設けられ前段のステージから
    の信号に対して、前段のステージにおいて生成された当
    該ユーザの干渉レプリカ信号をそれぞれ加算する複数の
    第2の加算手段と、前記第2の加算手段の出力信号から
    当該ユーザの信号成分と同じ信号である干渉レプリカ信
    号を再度生成するとともに当該ユーザの信号の受信特性
    を測定する第2の干渉キャンセルユニットと、前記第2
    の干渉キャンセルユニットにおいて再度生成された前記
    干渉レプリカ信号どうしを加算する第3の加算手段と、
    前記受信信号から前記第3の加算手段の出力信号を減算
    して次段のステージに出力する第2の減算手段とから構
    成されている複数の第2のステージと、 前記第2のステージの最後のステージにおいて生成され
    たシンボルの復号を行う複数の復号手段と、 前記受信信号に含まれている当該ユーザの信号の受信特
    性を測定する複数の予備復調手段と、 前記予備復調手段において測定された当該ユーザの受信
    特性よりも、前記第2のステージのうちのあるステージ
    の第2の干渉キャンセルユニットにおいて測定された受
    信特性の方が劣化している場合には、当該ステージの全
    ての干渉キャンセルユニットが前記予備復調手段におい
    て測定された当該ユーザの受信特性よりも良くなるま
    で、当該ステージの前段のいずれかのステージにおける
    干渉キャンセルユニットに対して干渉レプリカ信号の出
    力レベルを減ずる指示を行うキャンセル・オン/オフ制
    御中央制御手段とを有するS−CDMAマルチユーザ干
    渉キャンセラ。
  10. 【請求項10】 当該ステージの前段のいずれかのステ
    ージにおける前記干渉キャンセルユニットが、 当該ステージの1つ前のステージにおける複数の干渉キ
    ャンセルユニットのうち最も受信特性が悪い干渉キャン
    セルユニットである請求項9記載のDS−CDMAマル
    チユーザ干渉キャンセラ。
  11. 【請求項11】 前記受信特性が、Eb/N0である請
    求項1から10のいずれか1項記載のDS−CDMAマ
    ルチユーザ干渉キャンセラ。
  12. 【請求項12】 前記受信特性が、パイロットシンボル
    のビット誤り率である請求項1から10のいずれか1項
    記載のDS−CDMAマルチユーザ干渉キャンセラ。
  13. 【請求項13】 前記受信特性が、Eb/N0およびパ
    イロットシンボルのビット誤り率である請求項1から1
    0のいずれか1項記載のDS−CDMAマルチユーザ干
    渉キャンセラ。
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