JP4707702B2 - リサイクルプラントのドライヤ - Google Patents

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Description

本発明は、アスファルト廃材を加熱再生するリサイクルプラントのドライヤに関する。
産業廃棄物の処理規制あるいは資源の有効活用の観点から、近年、既設道路の打ち替え等により発生したアスファルト廃材を再生利用する、いわゆるリサイクルプラントが利用されている。このようなリサイクルプラントにおけるアスファルト廃材の加熱乾燥装置として、アスファルト廃材を投入した状態で回転可能な円筒形のドラムと、このドラム内に熱風を吹き込む熱風発生装置とを備えたドライヤが使用されている。
また、このようなドライヤの円筒形ドラムの内面には、フライトと称される羽根が設けられている。このフライトによって、ドラムが回転する際にアスファルト廃材が掻き上げられて上部から落下するので、この落下する間に熱風と効率良く接触させ、所定の温度まで加熱昇温して再生を行っている。
ところが、ドラム内に投入され熱風によって加熱され液化したアスファルト廃材の微粒子や細粒子は、内部雰囲気よりも温度が低いドライヤの内壁面に接触して冷却され、粘着性を呈し、付着するようになる。この状態でさらに使用を続けると、アスファルト分が酸化し油分を失ってカーボン化し固着成長する。同様に、内部に設けられたフライトにもアスファルト廃材が固着成長し、ついには掻き上げ機能を損なうようになる。
そこで、このフライトに付着したアスファルト廃材を強制的に除去するものとして、例えば特許文献1には、一端側の回転モーメントが他端側の回転モーメントより大きいフライトを、ドラムの内壁面に設けたサポート部材に回動自在に軸着し、フライトの一端側が当接してドラムの回転方向と反対方向への一定以上の回転を阻止するストッパをサポート部材またはドラムの内壁面に設け、フライトのその一端側を介してドラムと同方向への一定以上の回動を阻止する回動阻止部材を、サポート部材、ドラムの内壁面またはドラムの内壁面とフライト間のいずれかに設けたドライヤが提案されている。
このドライヤでは、ドラムの回転に伴ってフライトがドラムの内壁面の真下から傾斜部分を経て真上へと公転して上昇し、このフライトの公転によりアスファルト廃材が掻き上げられる。さらに、ドラムの回転に伴ってフライトがドラムの真上を通過すると、回転モーメントが大きい一端側が釣り合い状態を崩し、その一端側を反転して下方に向けた状態になろうとする。そして、フライトの一端側は、一定量反転した後、回動阻止部材によりそれ以上の回動を阻止された状態になる。アスファルト廃材は、この回動阻止部材で回動を阻止されたフライトの衝撃力によって、フライトの表面から剥がされる。
実開平6−24007号公報
ところが、特許文献1に記載のドライヤでは、フライトの回動軸がドラムの回転軸と平行となっているため、フライトはドラムの回転とともに徐々に傾いていく。そのため、このフライトが回動阻止部材により回動を阻止された際の衝撃力が小さく、アスファルト廃材がフライトの表面から剥がれにくいことがある。
そこで、本発明においては、フライトに付着したアスファルト廃材をより確実に強制的に除去することにより、アスファルト廃材の付着および堆積を防止し、加熱効率の低下を抑えたリサイクルプラントのドライヤを提供することを目的とする。
本発明のリサイクルプラントのドライヤは、ドラムの内壁面に当該ドラムの回転軸に対して平行でない方向に設けられた回動軸と、一端側がこの回動軸に軸支されたフライトと、フライトの回動範囲を規制するストッパとを備えたものである。
本発明のドライヤによれば、ドラムの回転に伴ってフライトがドラムの内壁面の真下から真上へと公転して上昇し、このフライトの公転によりアスファルト廃材が掻き上げられる。このとき、フライトの回動範囲はストッパにより規制されており、アスファルト廃材はフライトに載って上方へ運ばれる。そして、さらなるドラムの回転に伴ってフライトがドラムの真上を通過するが、フライトはドラムの回転軸と平行でないため、しばらくの間はフライトの回転を開始させるだけの回転モーメントが発生せず、フライトは回転を開始しない。そして、フライトの回転を開始させる程度の回転モーメントを発生する位置までフライトが下降すると、一気にフライトは回転し、ストッパに衝突する。このフライトがストッパに衝突した際の衝撃力により、アスファルト廃材はフライトの表面から剥がされる。
ここで、フライトの回動軸は、ドラムの回転軸に対して略直交する平面内に設けられたものであることが望ましい。フライトの回動軸がドラムの回転軸に対して平行でない方向に設けられた状態であれば、ドラムの回転軸に対して平行である場合よりもフライトは一気に下降するが、回動軸がドラムの回転軸に対して略直交する平面内に設けられている場合には、フライトがドラムの真上を通過してから回転を開始するまでの時間が長くなり、その後、回転を開始して一気に下降するようになるので、フライトがストッパに衝突した際に衝撃力がより大きくなり、アスファルト廃材はフライトの表面からより剥がれやすくなる。
また、特に、フライトの回動軸が、ドラムの回転軸に対して直角方向に設けられたものであれば、フライトがドラムの真上を通過した後、最も遅く回転を開始し、一気に下降するようになるので、フライトがストッパに衝突した際の衝撃力が最も大きくなり、アスファルト廃材はフライトの表面からより確実に剥がされる。
また、フライトは、当該フライトの回動軸の軸方向に対してスライド可能に軸支されたものであることが望ましい。これにより、フライトがドラムの下方にあるときは、フライトが当該フライトの回動軸をドラムの内壁面側にスライドしてドラムの内壁面に接触した状態であるが、フライトがドラムの上方へ上昇したときに、フライトが当該フライトの回動軸をドラムの内壁面側から離れる方向にスライドして、フライトとドラムの内壁面との間に隙間が形成され、フライトとドラムの内壁面との間のアスファルト廃材が落下しやすくなる。
また、本発明に係るフライトは、ばね鋼鋼材により形成されたものであることが望ましい。ばね鋼鋼材により形成されたフライトでは、通常の軟鋼よりも強度が高いため、板厚を薄くすることができる。また、板厚が薄くなることで、自重およびアスファルト廃材の重量や落下するアスファルト廃材の衝突等によって、フライト自体が撓んだり、振動したりするようになり、付着したアスファルト廃材が剥がれ落ちやすくなる。
また、このフライトは、開口が形成されたものであることが望ましい。開口が形成されたフライトでは、開口の幅や数等を調整することによって、フライト自体の剛性を変化させることができ、撓み量および振動数を自由に設定することが可能となる。また、開口が形成されることで、フライトへのアスファルト廃材の付着面積が減るので、アスファルト廃材が付着して成長する速度が遅くなる。
(1)ドラムの内壁面に当該ドラムの回転軸に対して平行でない方向に設けられた回動軸と、一端側がこの回動軸に軸支されたフライトと、フライトの回動範囲を規制するストッパとを備えることで、フライトがドラムの真上を通過しても、しばらくの間はフライトが回転を開始せず、フライトの回転を開始させる程度の回転モーメントを発生する位置までフライトが下降すると、一気にフライトが回転してストッパに衝突するようになる。これにより、フライトがストッパに衝突した際の衝撃力が従来よりも大きくなり、アスファルト廃材をより確実にフライトの表面から剥がして除去することが可能となる。
(2)フライトの回動軸が、ドラムの回転軸に対して略直交する平面内に設けられたものであることにより、フライトがドラムの真上を通過してから回転を開始するまでの時間が長くなり、その後、回転を開始して一気に下降するようになるので、フライトがストッパに衝突した際に衝撃力がより大きくなり、アスファルト廃材はフライトの表面からより剥がれやすくなる。
(3)フライトの回動軸が、ドラムの回転軸に対して直角方向に設けられたものであることにより、フライトがドラムの真上を通過した後、最も遅く回転を開始し、一気に下降するようになるので、フライトがストッパに衝突した際の衝撃力が最も大きくなり、アスファルト廃材をフライトの表面からより確実に剥がして除去することが可能となる。
(4)フライトが、当該フライトの回動軸の軸方向に対してスライド可能に軸支されたものであることにより、フライトがドラムの上方へ上昇したときに、フライトが当該フライトの回動軸をドラムの内壁面側から離れる方向にスライドして、フライトとドラムの内壁面との間に隙間が形成されるので、これらのフライトとドラムの内壁面との間のアスファルト廃材が落下しやすくなる。
(5)フライトが、ばね鋼鋼材により形成されたものであることにより、板厚を薄くすることができる。また、板厚が薄くなることで、自重およびアスファルト廃材の重量や落下するアスファルト廃材の衝突等によって、フライト自体が撓んだり、振動したりするようになるので、付着したアスファルト廃材が剥がれ落ちやすくなる。
(6)フライトが、開口が形成されたものであることにより、開口の幅や数等を調整することによって、フライト自体の剛性を変化させることができ、撓み量および振動数を自由に設定することが可能となる。また、開口が形成されることで、フライトへのアスファルト廃材の付着面積が減るので、アスファルト廃材が付着して成長する速度が遅くなる。
図1は本発明の実施の形態におけるリサイクルプラントのドライヤの概略構成を示す一部切欠き側面図、図2は図1のA−A断面図である。また、図3の(a)は図2のB矢視図、(b)は(a)の下面図、(c)は(a)の右側面図である。図4の(a)は図2のC矢視図、(b)は(a)の下面図、(c)は(a)の左側面図である。
図1において、本実施形態におけるリサイクルプラントのドライヤ1は、円筒形のドラム2と、ドラム2内に熱風を吹き込むためのバーナ3と、ドラム2内にアスファルト廃材R(図2参照。)を供給するためのベルトコンベア4と、排気ガスを排出するための煙道5と、再生されたアスファルトを排出する排出口6とを備える。ドラム2にはリングタイヤ7が取り付けられており、支えローラ8上で回転するようになっている。支えローラ8は、支持台9上に設置されている。
また、図1および図2に示すように、ドラム2の内壁面には、ドラム2の周方向に所定の間隔を空けて可動のフライト10が複数個設けられている。また、このフライト10は、ドラム2の回転軸方向に複数列設けられている。フライト10は、一端側が回動軸20に軸支されており、この回動軸20を中心として回動する。回動軸20は、ドラム2の内壁面に、ドラム2の回転軸に対して直交する平面内であってドラムの回転軸と直角をなす方向に立設されたものである。フライト10の一端側には、回動軸20の外径よりも内径が大きな筒状体11が固定されている。回動軸20は、この筒状体11に挿通される。
この筒状体11が挿通された回動軸20には、さらに円盤状の押さえ板21が挿通される。押さえ板21は、筒状体11の内径よりも大きな外径を有し、フライト10が回動軸20から脱落しないようにするものである。また、回動軸20の先端部には貫通孔が形成されており、押さえ板21が回動軸20から脱落しないようにボルト・ナット等の固定具22が取り付けられる。
フライト10は、0.5〜2.0mm厚のばね鋼鋼材(例えば、JIS(日本工業規格)のSUP等)により形成されたものであり、押さえ板21側の端部を湾曲させた板である。また、フライト10は、回動軸20に取り付けられた状態において、ドラム2の内壁面との間に隙間Gが形成されるようになっている。この隙間Gは、後述するようにドラム2の回転に伴ってフライト10が回動する際、フライト10がドラム2の内壁面に拘束されないようにするためのものである。また、筒状体11と押さえ板21および固定具22との間にも隙間が確保されており、フライト10が回動軸20の軸方向に対してスライド可能となっている。
また、ドラム2の内壁面には、フライト10の回動範囲を規制するためのストッパ23,24が設けられている。ストッパ23,24は、回動軸20と平行に立設されている。ストッパ23は、ドラム2の回転方向に対してフライト10の後方に配置され、フライト10にアスファルト廃材Rの荷重が掛かったときの支えとなるものである。また、ストッパ24は、ドラム2の回転方向に対してフライト10の前方に配置され、フライト10からアスファルト廃材Rが落下する際にフライト10が所定の角度以上に回動しないようにするものである。
次に、上記構成のリサイクルプラントのドライヤ1の動作について説明する。
ドラム2内には、バーナ3から熱風が吹き込まれ、アスファルト廃材Rがベルトコンベア4により供給される。ドラム2内に供給されたアスファルト廃材Rは、バーナ3から吹き込まれる熱風により加熱昇温される。また、ドラム2は、リングタイヤ7が支えローラ8上で回転することによって回転しており、ドラム2内のアスファルト廃材Rは、ドラム2の内壁面に設けられたフライト10によって掻き上げられる。
ここで、フライト10の動作について詳述すると、フライト10はドラム2の回転に伴って、フライト10がドラム2の内壁面の真下(図2の(a)の位置)から真上(図2の(e)の位置)へと公転して上昇する。このとき、フライト10の回転範囲はストッパ23により規制されており(図3参照。)、アスファルト廃材Rはフライト10に載って上方へと運ばれる。そして、フライト10が図2の(d)の位置辺りへ達した頃、フライト10上のアスファルト廃材Rは落下し始める。
また、このとき、フライト10は回動軸20の軸方向にドラム2の内壁面側から離れる方向にスライドして、フライト10とドラム2の内壁面との間に隙間が形成される。これにより、フライト10とドラム2の内壁面との間のアスファルト廃材Rも落下する。そして、さらなるドラム2の回転に伴って、フライト10がドラム2の真上を通過するが、フライト10はドラム2の回転軸と平行でないため、しばらくの間はフライト10の回転を開始させるだけの回転モーメントが発生せず、フライト10は回転を開始しない。
そして、フライト10が図2の(f)の位置の直前辺りへ達した頃、フライト10の回転を開始させる程度の回転モーメントが発生し、フライト10は図2の(f)の位置に達するまでに一気に回転し、ストッパ24に衝突する(図4参照。)。このフライト10がストッパ24に衝突した際の衝撃力により、フライト10に付着していたアスファルト廃材Rはフライト10の表面から剥がれ落ちる。
また、本実施形態におけるドライヤ1では、フライト10の筒状体11の内径が回動軸20の外径よりも大きいことから、フライト10が回転を開始する際に筒状体11が回動軸20を中心として反対側へとずれ落ちる。したがって、このフライト10の筒状体11がずれ落ちた際の衝撃も上述のストッパ24に衝突した際の衝撃力に加わることになる。
また、本実施形態におけるドライヤ1では、フライト10がばね鋼鋼材により形成されているため、フライト10の自重およびアスファルト廃材Rの重量や落下するアスファルト廃材Rの衝突等により、フライト10自体が撓んだり、振動したりする。このフライト10自体の撓みや振動も、フライト10の表面に付着したアスファルト廃材Rを剥がれ落とす力となる。
そして、フライト10が図2の(h)の位置に達する頃、フライト10にドラム2の下部にあるアスファルト廃材Rの荷重が掛かり始め、フライト10は元の位置へと押し戻される。このように、本実施形態におけるドライヤ1では、フライト10によってアスファルト廃材Rが掻き上げられ、落下するので、この落下する間に熱風と効率良く接触させて、所定の温度まで加熱昇温して再生が行われる。
以上のように、本実施形態におけるドライヤ1では、アスファルト廃材Rをフライト10の表面から剥がして除去することが可能であるため、フライト10へのアスファルト廃材の付着および堆積が防止され、加熱効率の低下が抑えられたリサイクルプラントを実現できる。また、本実施形態におけるドライヤ1では、固定具22による固定を解除すれば、押さえ板21とともにフライト10を容易に取り外すことができるので、これらの部品交換とはつり作業が簡単である。
なお、本実施形態におけるフライト10は、前述のようにドラム2内に複数列設けられるが、ドラム2の入口から出口まで全体に設ける必要はなく、アスファルト廃材の付着が多いドラム2の中央部に設けるのが最も効率的である。この場合、入口側および出口側には従来の固定のフライトを設けることが可能である。また、固定のフライトとして、フライト10と同様のばね鋼鋼材により形成されたフライトを使用することで、固定のフライトへのアスファルト廃材Rの付着および堆積を防止することも可能となる。
また、図示しないが、フライト10には、開口を形成することも可能である。開口が形成されたフライト10では、開口の幅や数等を調整することによって、フライト10自体の剛性を変化させることができるので、撓み量および振動数を自由に設定することが可能となる。また、開口が形成されることで、フライト10へのアスファルト廃材Rの付着面積が減り、アスファルト廃材Rが付着して成長する速度が遅くなる。なお、ばね鋼鋼材により形成された固定のフライトに開口を形成することも同様に有効である。
また、本実施形態においては、回動軸20を、ドラム2の回転軸に対して直角方向に設けているが、この回動軸20はドラム2の回転軸に対して平行でない方向に設けられた状態であれば、ドラム2の回転軸に対して平行である場合よりもフライト10は一気に下降することになり、アスファルト廃材Rの付着および堆積の防止効果を得ることは可能である。特に、この回動軸20をドラム2の回転軸に対して略直交する平面内に設けられた状態とすれば、前述のドラム2の回転軸に対して直角方向に設けた状態に近い状態となるので、よりアスファルト廃材Rの付着および堆積の防止効果が高くなる。
本実施形態におけるリサイクルプラントのドライヤ1(実施例)と従来の固定型のフライトを備えたドライヤ(比較例)について、フライトへのアスファルト廃材Rの付着量を測定した。表1はアスファルト廃材Rの処理量と、フライトへのアスファルト廃材Rの平均付着量とを示している。
Figure 0004707702
表1から分かるように、実施例のものは比較例のものと比較して3分の1以下の付着量となっている。したがって、従来1ヶ月ごとに行っていたフライトに付着したアスファルト廃材Rの除去作業が、3ヶ月に1回で良いことになり、ドライヤ1の保守に掛かる労力を大幅に改善することが可能となる。
本発明のリサイクルプラントのドライヤは、アスファルト廃材を加熱再生する装置として有用である。特に、本発明は、フライトに付着したアスファルト廃材を、より確実に強制的に除去することにより、アスファルト廃材の付着および堆積を防止し、加熱効率の低下を抑えたリサイクルプラントのドライヤとして好適である。
本発明の実施の形態におけるリサイクルプラントのドライヤの概略構成を示す一部切欠き側面図である。 図1のA−A断面図である。 (a)は図2のB矢視図、(b)は(a)の下面図、(c)は(a)の右側面図である。 (a)は図2のC矢視図、(b)は(a)の下面図、(c)は(a)の左側面図である。
符号の説明
1 ドライヤ
2 ドラム
3 バーナ
4 ベルトコンベア
5 煙道
6 排出口
7 リングタイヤ
8 支えローラ
9 支持台
10 フライト
11 筒状体
20 回動軸
21 押さえ板
22 固定具
23,24 ストッパ

Claims (7)

  1. ドラムの内壁面に当該ドラムの回転軸に対して略直交する平面内に設けられた回動軸と、
    一端側がこの回動軸に軸支されたフライトと、
    前記フライトの回動範囲を規制するストッパと
    を備えたリサイクルプラントのドライヤ。
  2. 前記フライトの回動軸は、前記ドラムの回転軸に対して直角方向に設けられたものである請求項記載のリサイクルプラントのドライヤ。
  3. 前記フライトは、当該フライトの回動軸の軸方向に対してスライド可能に軸支されたものである請求項1または2に記載のリサイクルプラントのドライヤ。
  4. 前記フライトは、ばね鋼鋼材により形成されたものである請求項1からのいずれかに記載のリサイクルプラントのドライヤ。
  5. 前記フライトは、開口が形成されたものである請求項記載のリサイクルプラントのドライヤ。
  6. ばね鋼鋼材により形成されたフライトを有する請求項1からのいずれかに記載のリサイクルプラントのドライヤ。
  7. 開口が形成されたフライトを有する請求項1からのいずれかに記載のリサイクルプラントのドライヤ。
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