JP7166097B2 - 円筒型回転式選別装置 - Google Patents
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また、前記ドラムの回転軸の方向を水平方向に対して任意の角度に傾けてあることも好ましい。
また、前記掛止鉤釘を前記ドラムの回転中心と同心の円弧状の植設板に植設し、前記ドラムの周壁の一部に開口部を形成し、前記植設板を前記開口部に対してドラムの外側から着脱自在に取り付けて、前記掛止鉤釘をドラムの内部に突出させてある構造とすることができる。
第1列には、長尺の掛止鉤釘21aの間隔Ldを7mmとして一対ずつとした複数の組を、各組の隣接している掛止鉤釘21aの間隔Leを14mmとして植設してある。すなわち、掛止鉤釘21aによる各組のピッチLpは21mmとなる。この第1列から20mm離れた第2列には、短尺の掛止鉤釘21bが間隔Ldを7mmで一対ずつとした複数の組を、各組の間隔Leを14mmとして植設してある。すなわち、掛止鉤釘21bによる各組のピッチLpは21mmとなる。また、これら第1列と第2列とは、図5上で1/2ピッチを左右方向にずらして植設してある。すなわち、10.5mm(Lp/2)をずらしてあり、掛止鉤釘21aの一対の組の間の部分に掛止鉤釘21bの一対の組が配されている。なお、長尺と短尺の相違は、植設板20からの突出長さの相違であり、掛止鉤釘21a、21bには同一の規格のものが用いられている。また、この実施形態では、長尺の掛止鉤釘21aの突出長さは22mmであり、短尺の掛止鉤釘21bの突出長さは15mmとして、後述するように、これら突出した部分を折曲または湾曲させて曲げ成形してある。
なお、これらの配置や掛止鉤釘21a、21bについての間隔の寸法は、円筒型回転式選別装置10の処理量や被処理物の性質等に応じて適宜となる寸法を選択する。
この治具30は図9(A)に示すように、帯鋼を台形の下底を除く他の3辺に沿って曲げ成形した形状に形成されている。なお、この台形の下底を挟む辺のうちの長尺の辺による長腕30aが長尺の掛止鉤釘21aの加工用のものと、短尺の辺による短腕30bが短尺の掛止鉤釘21bの加工用のものとしてある。
長腕30aの先端には、図9(C)に示すように、先端からの距離Paが16mmの位置に間隔Pbを7mmとした一対の支持孔31、31が形成してあり、短腕30bの先端には、図9(B)に示すように、先端からの距離Naが10mmの位置に間隔Nbを7mmとした一対の支持孔32、32が形成してある。この支持孔31と支持孔32のそれぞれは、掛止鉤釘21a、21bが遊挿される大きさとしてある。また、治具30の幅Wは、後述するように、30mmとしてある。
図5に小円で示す位置にドリル等で下穴を形成する。この下穴に掛止鉤釘21a、21bを挿入する。このとき、長尺の掛止鉤釘21aとされる位置では22mmの突出量となるように調整し、短尺の掛止鉤釘21bとされる位置では15mmの突出量となるように調整する。
そして、図6に示すように、前述した治具30の支持孔31、31に掛止鉤釘21aの先端部を遊嵌する。このとき、長腕30aの先端部に形成した一対の支持孔31、31のそれぞれに一対の掛止鉤釘21a、21aを遊嵌することができる。また、図6に示すように、長腕30aの先端が掛止鉤釘21a、21aを折曲する方向を指向するように、治具30の姿勢を設定する。また、掛止鉤釘21a、21bを折曲する方向は、図4に矢標Qで示すドラム11の回転方向を、掛止鉤釘21a、21bの先端が指向する方向となるようにする。
この状態で、図7に示すように、長腕30aの先端縁を支点として治具30を回動させると、支持孔31が遊嵌されている掛止鉤釘21aの先端部が折曲される。さらに、治具30を回動させて、図8に示すように、長腕30aが植設板20に対して垂直に近くなると、それ以上掛止鉤釘21aを折曲することができず、掛止鉤釘21aを支持孔31から離脱させて治具30を取り外す。これにより、先端部が曲げ成形された掛止鉤釘21aが植設板20に植設されて配された状態となる。しかも、治具30の支持孔31、31のそれぞれに一対の掛止鉤釘21aが対応しているから、一対の掛止鉤釘21aが同時に曲げ成形されることになる。
このとき、治具30の長腕30aでは、先端からの距離Paが16mmとしてあるから、22mmの突出量の長尺の掛止鉤釘21aを大きく曲げ成形することができる。
短尺の掛止鉤釘21bの先端部には、図6に示すように、前述した治具30の短腕30bに形成した支持孔32、32を遊嵌させる。一対の支持孔32、32には一対の掛止鉤釘21b、21bを遊嵌することができる。また、図6に示すように、短腕30bの先端が掛止鉤釘21bを折曲する方向を指向するように、治具30の姿勢を設定する。なお、短尺の掛止鉤釘21bの折曲方向は、長尺の掛止鉤釘21aの折曲方向と等しい方向である。
そして、図7に示すように、長尺列について行ったと同様に、短腕30bの先端縁を支点として治具30を引き起こすと、支持孔32、32が遊嵌されている掛止鉤釘21bの先端部が折曲される。さらに、図8に示すように、短腕30bが植設板20に対して垂直に近くなると、それ以上掛止鉤釘21bを折曲することができず、掛止鉤釘21bを支持孔32から離脱させて治具30を取り外すと、先端部が曲げ成形された掛止鉤釘21bが配された状態となる。しかも、治具30の支持孔32、32のそれぞれに一対の掛止鉤釘21bが対応しているから、一対の掛止鉤釘21bが同時に曲げ成形されることになる。
このとき、治具30の短腕30bでは、先端からの距離Naが10mmとしてあるから、15mmの突出量の短尺の掛止鉤釘21bは、長尺の掛止鉤釘21aと較べて曲げ成形される範囲が小さくなる。
これらの列においても、下穴にスクリュー釘を挿通させ、長尺の掛止鉤釘21aとする場合には植設板20よりも22mmを、短尺の掛止鉤釘21bとする場合には植設板20よりも15mmを、それぞれ突出させる。そして、これらの突出量に応じて治具30の長腕30aまたは短腕30bのいずれかを用いて、前述した作業手順と同様に、掛止鉤釘21a、21bを折曲して曲げ成形する。なお、掛止鉤釘21a、21bには対応する長腕30aまたは短腕30bの一方に形成されている支持孔31、32を遊嵌するが、長腕30aまたは短腕30bに形成されている一対の支持孔31、31または一対の支持孔32、32のいずれであっても構わない。
また、第9列~第11列と第16列~第18列では、支持孔31、32を掛止鉤釘21a、21bに遊嵌した状態で、隣接する掛止鉤釘21a、21bに長腕30aまたは短腕30bが干渉しては不都合である。これらの列では、前述したように、隣接する下穴同士のピッチMpを28mmとしてあるから、支持孔31、32の一方が形成された位置から、長腕30aまたは短腕30bの他方の側面までの距離が28mm以下、好ましくは25mm以下としてあればよい。このためには、支持孔31、32のそれぞれを長腕30aと短腕30bの中心から振り分けてこれら支持孔31、31同士と支持孔32、32同士の中心間距離をNa、Pbを7mmとしてあるから、長腕30aと短腕30bの幅Wを30mmとして振り分けた寸法とすればよい。さらに、図9に示すように、長腕30aと短腕30bの先端部を面取りすることで、実質的な幅寸法を小さくできて好ましい。
駆動モータ16の作動による出力軸の回転で、駆動スプロケット16aが回転する。一方、ドラム11の外周にはドラム側スプロケット15aが設けられており、このドラム側スプロケット15aと駆動スプロケット16aとにはチェーン17が掛け渡されている。このため、駆動スプロケット16aの回転によってチェーン17を介してドラム側スプロケット15aがドラム11と共に回転する。ドラム11は、支持円環11a、11bが支持ローラ12a、12bに支持され、これら支持ローラ12a、12bの回転によって案内されて回転する。
2 ホッパー
2a ホッパー払い出しフィーダー
2b ホッパー払い出しフィーダー振動モータ
3 円筒型回転式選別装置供給コンベヤ
4 未燃砂利排出シュート
5 未燃砂利排出コンベヤ
10 円筒型回転式選別装置
11 ドラム
11a、11b 支持円環
11c 開口部
12a、12b 支持ローラ
13 架台フレーム
14a、14b 軸受けブラケット
15a ドラム側スプロケット
16 駆動モータ
16a 駆動スプロケット
17 チェーン
18a 支持板
18b 固定板
18c 固定ボルト
18d 固定ナット
20 植設板
21 植設領域
21a、21b 掛止鉤釘
22 当接部
30 治具
30a 長腕
30b 短腕
31、31 支持孔
32、32 支持孔
40 非鉄金属排出コンベヤ
41a 円筒型回転式選別装置供給フィーダー
41b 円筒型回転式選別装置供給フィーダー振動モータ
Claims (9)
- 被処理物が投入される回転する円筒状のドラムと、
前記ドラムの内部から外部にかけて延設した分離物搬出手段と、
前記ドラムの回転中心と同心の円弧状の植設板と、
前記植設板の内壁面に配置して突設させた多数の掛止鉤釘と、
前記ドラムの周壁の一部に形成した開口部とからなり、
前記植設板を前記開口部に対してドラムの外側から着脱自在に取り付けて、前記掛止鉤釘をドラムの内部に突出させてあることを特徴とする円筒型回転式選別装置。 - 前記ドラムの回転軸の方向を水平方向としてあることを特徴とする請求項1に記載の円筒型回転式選別装置。
- 前記ドラムの回転軸の方向を水平方向に対して任意の角度に傾けてあることを特徴とする請求項1に記載の円筒型回転式選別装置。
- 前記分離物搬出手段の搬送方向を、水平方向としてあることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の円筒型回転式選別装置。
- 前記掛止鉤釘の長さを異ならせてあることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の円筒型回転式選別装置。
- 前記掛止鉤釘の先端部を折曲させてあることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の円筒型回転式選別装置。
- 前記掛止鉤釘の隣接する2本の掛止鉤釘同士の先端を接合してあることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の円筒型回転式選別装置。
- 前記分離物搬出手段は、前記ドラムの回転軸よりも上側に配置してあることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の円筒型回転式選別装置。
- 前記被処理物がバイオマスボイラーのボトムアッシュから金属製異物が除去された未燃砂利であり、前記分離物が該未燃砂利中に含まれる非鉄金属系異物であることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかに記載の円筒型回転式選別装置。
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2018
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