JP4705666B2 - 自走式舗装機械 - Google Patents

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Description

本発明は自走式舗装機械に関するものであり、特に、アスファルト等の舗装材を第1ホッパと第2ホッパに収容し、1回の舗装作業で1乃至2種類の舗装材を敷き均すことができる自走式舗装機械に関するものである。
従来、1回の舗装作業で複数種類の舗装材を敷き均す場合、複数のホッパとスクリードを搭載した舗装機械が使用される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、前側ホッパ(第1ホッパ)と後側ホッパ(第2ホッパ)とが自走車両に設けられた敷均機械(舗装機械)において、舗装材の積込フィーダ(チャージングフィーダ)が積込フレームの下端を受入ホッパに連結して設けられている。また、積込フレームの下端と排出端との中間部分に排出口が形成され、該排出口に開閉蓋が開閉自在に設けられた舗装材の積込装置が、積込フィーダの排出口を前側ホッパの上方に、積込フィーダの排出端を後側ホッパの上方にそれぞれ位置させて自走車両に搭載された敷均機械が開示されている。
ところで、国内の道路を通行する車両は、道路交通法により車両の高さが3.8メートル以内と制限が課せられている。このため、特許文献1に記載されるような敷均機械では、道路通行に際してチャージングフィーダが起倒用シリンダの作動で上下に起倒できるように形成されている。したがって、道路通行時には折り畳んで倒伏させることにより車両の全高を低く抑えることができる。
特許第3471597号公報
ところで、特許文献1に記載のチャージングフィーダ等、複数のスプロケット間に巻き掛けられた無端チェーンをエンジンの動力で走行させ、該無端チェーンの走行により前記舗装材を搬送する構造は、道路走行のために折り畳んで倒伏した時と作業時に展開した時とで必要とする無端チェーンの長さが変わる。すなわち、チャージングフィーダの折り畳み時にはスプロケット間の距離が大きくなり、作業時の展開状態にはスプロケット間の距離は反対に小さくなる。したがって、その都度、スプロケット間の距離を適正な大きさに調整する必要がある。この調整を従来では手動で行っていたため、作業性が悪いという問題点があった。
そこで、チャージングフィーダの折り畳み時と作業時におけるスプロケット間の距離を簡単、かつ、即座に調整して無端チェーンの適正な緊張力を常に得ることができるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、下端側に受け入れホッパを有し、該受け入れホッパに投入された舗装材を車体の前側に設けられたホッパ及びまたは/車体の後側上方に設けられているホッパに搬送可能にして、前記前側ホッパ及び後側ホッパの上方に前記車体の前側から後側に向かって登るように傾斜して設けられたチャージングフィーダを備える自走式舗装機械において、前記チャージングフィーダは、下端側に前記受け入れホッパを取り付けた本体部と該本体部の上端側に下方向に折り畳み可能に取り付けられた折り畳み部とを備え、該折り畳み部の折り畳みにより機械全高を低くできるように形成されているとともに、前記チャージングフィーダの側面に沿って回転可能に配設された複数のスプロケットと該スプロケット間に掛け渡して取り付けられた無端チェーンを有してエンジンの動力で駆動される動力伝達手段と、前記チャージングフィーダの折り畳み部の折り畳み時に油圧シリンダのロッドを縮小させて前記スプロケット間の距離を縮めて前記無端チェーンの弛みを確保し、作業時に油圧シリンダのロッドを伸長させて前記スプロケット間の距離を増して前記無端チェーンの所定の緊張力を確保する無端チェーン調整用油圧シリンダ、を備えた自走式舗装機械を提供する。
この構成によれば、チャージングフィーダの高さを低くするために折り畳み部を折り畳んで倒伏する時には、無端チェーン調整用油圧シリンダのロッドを縮小させるとスプロケット間の距離を縮めて該折り畳み部を折り畳んで倒伏させるのに必要な無端チェーンの弛みを即座に確保することができる。一方、折り畳み部を起こしてチャージングフィーダを使用するときには、無端チェーン調整用油圧シリンダのロッドを伸長させるとスプロケット間の距離が大きくなり、無端チェーンの所定の緊張力を即座に確保することができる。
請求項2記載の発明は、上記チャージングフィーダは、該チャージングフィーダの長手方向における略中間位置に取付部を下方に突出して設け、上記車体の上部に設けた固定部に前記取付部を上下方向回動可能に連結して成るとともに、上記車体は、自走時に前記チャージングフィーダの長手方向の下端側を上方向に回動させて道路面より浮かすチャージングフィーダ回動用油圧シリンダを備えた自走式舗装機械を提供する。
この構成によれば、自走車両が道路通行を行う時、チャージングフィーダ回動用油圧シリンダを操作するとチャージングフィーダの長手方向の下端側を上方向に回動させて道路面から浮かせて走行することができる。一方、作業時には、同じくチャージングフィーダ回動用油圧シリンダを反対方向に操作すると、チャージングフィーダを下方向に回動させて舗装を必要とする路面上に接地させることができる。
請求項3記載の発明は、上記チャージングフィーダは、作業時に上記チャージングフィーダ回動用油圧シリンダのロッドをストロークエンドまで伸長させたとき、上記無端チェーンの緊張力を微調整可能な調整ねじ部材を前記油圧シリンダのロッド伸長方向に配設した自走式舗装機械を提供する。
この構成によれば、作業の途中等で無端チェーンにおける緊張の微小調整を必要とする時には、調整ねじ部材をねじ操作すると調整できる。
請求項4記載の発明は、上記チャージングフィーダは、該チャージングフィーダの上記折り畳み部の折り畳み及び解除を制御する上端側折り畳み用油圧シリンダを備えた自走式舗装機械を提供する。
この構成によれば、チャージングフィーダの高さを変える時には、上端側折り畳み用油圧シリンダを操作すると、該油圧シリンダの操作で該チャージングフィーダの折り畳み部が倒伏あるいは起立されてチャージングフィーダの路面からの高さが変わる。
請求項1記載の発明は、無端チェーン調整用油圧シリンダのロッドを縮小あるいは伸長させると、チャージングフィーダを折り畳みあるいは、使用するのに必要な大きさのスプロケット間の距離が設定され、必要とされる無端チェーンの所定の緊張力を即座に確保することができるので、作業性の向上が期待できる。
請求項2記載の発明は、自走車両が道路通行を行う時、チャージングフィーダ回動用油圧シリンダの操作で上記チャージングフィーダを上方向に回動させて道路面から浮かせて走行することができ、反対に作業時には同じくチャージングフィーダ回動用油圧シリンダの操作でチャージングフィーダを下方向に回動させて舗装を必要とする路面上に接地させて作業をすることができるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、チャージングフィーダの動作切り換え操作をほぼワンタッチで行うことができ、作業性の向上がさらに期待できる。
請求項3記載の発明は、作業の途中等で無端チェーンにおける緊張の微小な調整を必要とする時には、調整ねじ部材をねじ操作すると調整することができるので、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、微調整も簡単に行うことができ、作業性がより一層向上する。
請求項4記載の発明は、上端側折り畳み用油圧シリンダを操作すると、該油圧シリンダの操作で該チャージングフィーダの折り畳み部が倒伏あるいは起立されてチャージングフィーダの路面からの高さを変えることができるので、請求項1,2または3記載の発明の効果に加えて、舗装機械の道路走行時には、即座にチャージングフィーダをよりコンパクトに折り畳んで、より低い高さに切り換えることができる。
チャージングフィーダの折り畳み時と作業時におけるスプロケット間の距離を簡単、かつ、即座に調整して無端チェーンの適正な緊張力を常に得ることができるようにするという目的を達成するために、下端側に受け入れホッパを有し、該受け入れホッパに投入された舗装材を車体の前側に設けられたホッパ及びまたは/車体の後側上方に設けられているホッパに搬送可能にして、前記前側ホッパ及び後側ホッパの上方に前記車体の前側から後側に向かって登るように傾斜して設けられたチャージングフィーダを備える自走式舗装機械において、前記チャージングフィーダは、下端側に前記受け入れホッパを取り付けた本体部と該本体部の上端側に下方向に折り畳み可能に取り付けられた折り畳み部とを備え、該折り畳み部の折り畳みにより機械全高を低くできるように形成されているとともに、前記チャージングフィーダの側面に沿って回転可能に配設された複数のスプロケットと該スプロケット間に掛け渡して取り付けられた無端チェーンを有してエンジンの動力で駆動される動力伝達手段と、前記チャージングフィーダの折り畳み部の折り畳み時に油圧シリンダのロッドを縮小させて前記スプロケット間の距離を縮めて前記無端チェーンの弛みを確保し、作業時に油圧シリンダのロッドを伸長させて前記スプロケット間の距離を増して前記無端チェーンの所定の緊張力を確保する無端チェーン調整用油圧シリンダ、を備える構成としたことにより実現した。
以下、本発明の自走式舗装機械について、好適な実施例をあげて説明する。図1は舗装機械の一例として示すマルチペーバ10の側面図、図2は該マルチペーバ10の平面図である。該マルチペーバ10は、左右1対のクローラ11に支持された車体12を有している。該車体12には、前記クローラ11の略中央位置の上部にエンジン13が搭載されている。そして、当該マルチペーバ10が自走する際は、前記エンジン13のエンジン出力により、走行装置を構成する走行モータ14が回転し、クローラ11が駆動されて車体12が自走する。
前記マルチペーバ10は、1回の舗装作業で異なる2種類の舗装材を同時に、または、同種類の舗装材を同時に敷き均すことができるように、舗装材を収納する複数のホッパと、この舗装材を車体後方の施工面へ搬送するコンベアと、敷き均し装置が備えられている。同図に示すように、車体12の前部(図中左方部)に第1ホッパ15が設けられ、該第1ホッパ(前側ホッパ)15の後上部に第2ホッパ(後側ホッパ)16が設けられている。すなわち、エンジン13の前側で低い位置に第1ホッパ15が設置され、エンジン13の後側で高い位置に第2ホッパ16が設置されている。
前記車体12の前側には、舗装材の受入ホッパ17の先端とチャージングフィーダ18の上端にはスプロケット19,19を介して、該チャージングフィーダ18の下端にはスラストプレート19aを介して巻き掛けられた無端チェーン20を備えている。無端チェーン20は、エンジン13のエンジン出力にて駆動されてチャージングフィーダ18を上方向(図1と図4においては右回転)に回動させ、ダンプカー(図示せず)から受入ホッパ17に投入された舗装材をチャージングフィーダ18の上方へ移送する。
また、前記チャージングフィーダ18には、移送経路の途中に排出口21aが開閉自在に設けられており、該排出口21aを閉鎖した状態では、受入ホッパ17から移送されてくる舗装材は全てチャージングフィーダ18の上端まで移送され、上端に設けた排出部21bから舗装材を排出して第2ホッパ16へ供給する。一方、途中に設けた排出口21aを開放すると、受入ホッパ17から移送されてくる舗装材が、該排出口21aから第1ホッパ15に収容される。
さらに、前記チャージングフィーダ18は、枢着ピン22にて車体12に支持されており、該枢軸ピン22を回動中心として上下に回動自在に形成されている。また、該枢軸ピン22で連結されている部分よりも上側端側に位置する部分となる折り畳み部18aを下方に回動させて倒伏させることができるように形成されている。該チャージングフィーダ18の上下方向への回動は、車体12の前側上部と該チャージングフィーダ18の前側下部との間に取り付けた回動用油圧シリンダ23の伸縮により操作され、折り畳み部18aの上下方向の回動は、本体部18bと該折り畳み部18aとの間に取り付けた上端側折り畳み用油圧シリンダ24の伸縮により操作される。
そして、チャージングフィーダ18は、作業時に、図1に実線で示しているように、上端側折り畳み用油圧シリンダ24を縮めて折り畳み部18aと本体部18bがほぼ直線をなすように保持するとともに、前端ローラ40が路面に接地するまで回動用油圧シリンダ23を縮めて、チャージングフィーダ18の後端側が上方に持ち上がって傾斜した状態で保持される。一方、道路上を自走する時には、図1に2点鎖線で示しているように、回動用油圧シリンダ23を伸長させて前端側が上方に大きく持ち上がるように傾斜させるとともに、上端側折り畳み用油圧シリンダ24を伸長させて折り畳み部18aを本体部18bに対して下側に路面とほぼ平行になるまで倒伏させて折り畳むことができ、これにより、同図に示すように道路走行の支障にならないように車高をH1からH2まで低くすることができるようになっている。
ここで、チャージングフィーダ18の駆動で第1ホッパ15に収容される舗装材は、バーフィーダコンベア(図示せず)の駆動により前側スクリュースプレッダ25へ送られて道路の施工面に拡散され、該前側スクリュースプレッダ25で拡散された舗装材は前側スクリード26,26で敷き均される。また、第2ホッパ16に収容された舗装材は、車体12の進行方向に回転軸が設置された後側スクリューコンベア27(図2参照)の駆動により後側スクリユースプレッダ28へ送られて道路の施工面に拡散され、該後側スクリユースプレッダ28で拡散された舗装材は後側スクリード29,29で敷き均される。
図3は、チャージングフィーダ18の上端側折り畳み部分(取付部分)の拡大図であり、チャージングフィーダ18は、その長手方向の略中間位置に取付部30を下方へ突出して設けている。
前記取付部30は、チャージングフィーダ18の折り畳み部18aの底面部の幅方向に垂設されたブラケット30aとチャージングフィーダ18の本体部18bの底面部の幅方向に垂設されたブラケット30bからなる。そして、取付部30は、ブラケット30a,30bの一部を車体2に設置されたハウスカバー31の上部に設けられている固定部32における二股状部32a内に受容された状態で、これらを一体に左右方向から貫通して該二股状部32aに取り付けた枢着ピン22で固定部32に上下回動自在に結合されている。また、折り畳み部18aは、上端側折り畳み用油圧シリンダ24が伸長されると該枢着ピン22を支点に下側へ回動して本体部18bに対し折り畳まれる。一方、該折り畳み状態から上端側折り畳み用油圧シリンダ24が収縮されると、枢着ピン22を支点に上側に回動して本体部18bとほぼ一直線上に並んだ作業位置に配置される。
ここでチャージングフィーダ18は、折り畳み部18aが作業位置に配置された時と、本体部18bに対して下側に回動された折り畳み位置に配置される時とで、無端チェーン20の必要とする長さが異なる。すなわち、無端チェーン20は、折り畳み部18aが折り畳み位置に配置される時の長さは該折り畳み部18aが作業可能位置に配置されている時の長さよりも大きく必要とする。したがって、無端チェーン20の長さを何れの位置でも使用できるように余裕を持たせて設けておくことも考えられるが、無端チェーン20に余裕を持たせておくと、作業時に弛んだ無端チェーン20の一部が他の部材に当たって騒音及び異音を発生する虞がある。そこで、本実施例では、図4に示すように、チャージングフィーダ18に無端チェーン20の緊張調整装置34を設けている。
前記緊張調整装置34は、図4に示すように、無端チェーン調整用油圧シリンダ36と調整ねじ部材38を備えている。該無端チェーン調整用油圧シリンダ36は、スプロケット19を保持して前後方向移動自在にチャージングフィーダ18に取り付けられている保持部材35に一端側(ロッド側)を連結させ、他端側を調整ねじ部材38の他端側と直に連結されている。なお、該調整ねじ部材38の一端側は車体12に固定されている固定部材37に取り付けられている。
前記無端チェーン調整用油圧シリンダ36は、ロッドの伸長・縮小により保持部材35を前端側のスプロケット19と共にワンタッチで前後方向に移動させ、この移動で前側のスプロケット19と後側のスプロケット19間の距離を変えて無端チェーン20の緊張状態を調整するものである。すなわち、チャージングフィーダ18の折り畳み時にはロッドを縮小させてスプロケット19,19間の距離を縮めると無端チェーン20に弛みができ、この弛みで折り畳み部18aをスムーズに折り畳むことができる。一方、作業時にはロッドを伸長させて前記スプロケット19,19間の距離を増すと、無端チェーン20の弛みを取り除いて所定の緊張力を確保することができる。
また、前記調整ねじ部材38は、前後方向に延びるロッドねじ39を回転させると、無端チェーン調整用油圧シリンダ36を介して保持部材35を前後方向に微少量移動させ、無端チェーン20の緊張状態を微調整することができる。
したがって、この実施例によれば、チャージングフィーダ18の高さを低くするために折り畳む時には、無端チェーン調整用油圧シリンダ36のロッドを縮小させるとスプロケット19,19間の距離が縮まり、該チャージングフィーダ18の一部(折り畳み部18a)を折り畳んで倒伏するのに必要な無端チェーン20の弛みを即座に確保することができる。一方、チャージングフィーダ18を使用する作業時には、無端チェーン調整用油圧シリンダ36のロッドを伸長させるとスプロケット19,19間の距離が大きくなり、無端チェーン20の所定の緊張力を即座に確保することができる。これにより作業性が向上する効果が得られる。
また、作業途中等で無端チェーン20の微小な弛み(緊張)調整を必要とする時には、調整ねじ部材38のロッドねじ39をねじ操作すると微調整を簡単に行うことができ、作業性がより一層向上する効果が得られる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本実施例として示すマルチペーバの側面図。 本実施例として示すマルチペーバの平面図。 本実施例のマルチペーバにおけるチャージングフィーダの要部拡大図。 本実施例におけるチャージングフィーダの要部拡大詳細図。
符号の説明
12 車体
13 エンジン
14 走行モータ
15 第1ホッパ(前側ホッパ)
16 第2ホッパ(後側ホッパ)
17 受入ホッパ
18 チャージングフィーダ
18a 折り畳み部
18b 本体部
19 スプロケット
20 無端チェーン
22 枢軸ピン
23 回動用油圧シリンダ
24 上端側折り畳み用油圧シリンダ
30 取付部
32 固定部
34 緊張調整装置
35 保持部材
36 無端チェーン調整用油圧シリンダ
37 固定部材
38 調整ねじ部材
39 ロッドねじ

Claims (4)

  1. 下端側に受け入れホッパを有し、該受け入れホッパに投入された舗装材を車体の前側に設けられたホッパ及びまたは/車体の後側上方に設けられているホッパに搬送可能にして、前記前側ホッパ及び後側ホッパの上方に前記車体の前側から後側に向かって登るように傾斜して設けられたチャージングフィーダを備える自走式舗装機械において、
    前記チャージングフィーダは、下端側に前記受け入れホッパを取り付けた本体部と該本体部の上端側に下方向に折り畳み可能に取り付けられた折り畳み部とを備え、該折り畳み部の折り畳みにより機械全高を低くできるように形成されているとともに、
    前記チャージングフィーダの側面に沿って回転可能に配設された複数のスプロケットと該スプロケット間に掛け渡して取り付けられた無端チェーンを有してエンジンの動力で駆動される動力伝達手段と、
    前記チャージングフィーダの折り畳み部の折り畳み時に油圧シリンダのロッドを縮小させて前記スプロケット間の距離を縮めて前記無端チェーンの弛みを確保し、作業時に油圧シリンダのロッドを伸長させて前記スプロケット間の距離を増して前記無端チェーンの所定の緊張力を確保する無端チェーン調整用油圧シリンダ、
    を備えたことを特徴とする自走式舗装機械。
  2. 上記チャージングフィーダは、該チャージングフィーダの長手方向における略中間位置に取付部を下方に突出して設け、上記車体の上部に設けた固定部に前記取付部を上下方向回動可能に連結して成るとともに、上記車体は、自走時に前記チャージングフィーダの長手方向の下端側を上方向に回動させて道路面より浮かすチャージングフィーダ回動用油圧シリンダを備えたことを特徴とする請求項1記載の自走式舗装機械。
  3. 上記チャージングフィーダは、作業時に上記チャージングフィーダ回動用油圧シリンダのロッドをストロークエンドまで伸長させたとき、上記無端チェーンの緊張力を微調整可能な調整ねじ部材を前記油圧シリンダのロッド伸長方向に配設したことを特徴とする請求項1または2記載の自走式舗装機械。
  4. 上記チャージングフィーダは、該チャージングフィーダの上記折り畳み部の折り畳み及び解除を制御する上端側折り畳み用油圧シリンダを備えたことを特徴とする請求項1,2または3記載の自走式舗装機械。
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