JP4703619B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

この発明は、発熱する電子部品を搭載したプリント回路基板を有する電子機器に係り、特に、上記電子部品に接触して取り付けられる放熱部材の取り付け時における回転防止構造を備えた電子機器に関する。
一般に、電子機器に組み込まれるプリント回路基板に搭載されるCPUなどの発熱性の電子部品には、放熱効率を高めるため比較的大きくされた放熱部材が接触して取り付けられる。このため、従来、この比較的大きな放熱部材が装置構成を大型化する要因となっている。
これに対し、プリント回路基板に対する放熱部材の取り付け方法を工夫することで、放熱部材の大きさを維持したまま、装置構成を小型、薄型化した発熱性電子部品の放熱構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
つまり、この公報に開示された装置は、プリント基板4の端辺を比較的大きく切り欠いて矩形の切り欠き部を設け、この切り欠き部を跨ぐように、発熱性電子部品1を取り付けた放熱部材2を取り付け、この放熱部材2の下面に接触せしめた補助放熱部材5を上記切り欠き部内に配置して、プリント基板4の裏面側に配置した器具本体8に電子部品1の熱を逃がすようにした放熱構造を備えている。
すなわち、この公報に開示された放熱構造を採用した場合、電子部品1を取り付けた放熱部材2をプリント基板4の切り欠き部を跨ぐように配置するとともに、切り欠き部内に補助放熱部材5を配置することで、プリント基板4の外形からはみ出す構造物を無くして装置構成を小型化できる。
しかし、その反面、プリント基板4の端辺に比較的大きな切り欠き部を形成する必要があるため、他の電子部品の実装スペースや配線のためのスペースが少なくなり、近年、飛躍的に進む高密度実装への妨げとなってしまう。特に、この公報に開示された構造によると、放熱部材2を器具本体8にネジ留めする際の回転を防止すべく、放熱部材2から凸設された爪13を係止するための溝14をプリント基板4の切り欠き部の内縁にさらに形成しているため、その分、プリント基板のレイアウト設計がさらに圧迫され、高密度実装への妨げとなってしまう。
特開2004−228529号公報(段落[0006]、図3)
この発明の目的は、発熱性の電子部品に対する放熱部材の取り付け作業性を高めることができ、プリント回路基板の実装スペースを大きくとれる電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の電子機器は、発熱する電子部品を搭載したプリント回路基板を筐体内に組み込んだものであって、上記プリント回路基板は、当該プリント回路基板の端辺に沿って信号線を配線した信号層と、少なくとも上記信号線と絶縁層を介して重なる接地した導体箔を有するグランド層と、上記電子部品に接触した放熱部材をネジ留めするためのネジ孔と、上記放熱部材をネジ留めする際に当該放熱部材が回転することを防止するため、当該放熱部材から延設された係合突起を受け入れて係止するように、上記端辺を上記信号線に干渉しない位置まで切り欠いて形成された切り欠き部と、を有する。
この発明の電子機器は、上記のような構成および作用を有しているので、発熱性の電子部品に対する放熱部材の取り付け作業性を高めることができ、プリント回路基板の実装スペースを大きくとれる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、この発明の実施の形態に係る電子機器の一例として、ポータブルコンピュータ1(以下、単に、PC1と称する)の外観斜視図を示してある。また、図2には、図1のPC1の内部構造を部分的な断面図として示してある。
図1および図2に示すように、PC1は、本体ユニット2と表示ユニット3を備えている。本体ユニット2は、偏平な箱状の第1の筐体4を有し、この第1の筐体4の上面にキーボード5を有する。
表示ユニット3は、液晶表示パネル6と、この液晶表示パネル6を収容する第2の筐体7を備えている。液晶表示パネル6は、画像を表示するスクリーン6aを有している。第2の筐体7は偏平な箱形であり、その前面に四角い開口部8が形成されている。液晶表示パネル6のスクリーン6aは、開口部8を通じて第2の筐体7の外部に露出している。
第2の筐体7は、その一端に脚部9を有している。脚部9は、図示しないヒンジを介して第1の筐体4の後端部に連結されている。ヒンジは、第1の筐体4の幅方向に沿う水平な軸線X1を有している。このため、表示ユニット3は、ヒンジの軸線X1を回動中心として閉じ位置と開き位置との間で回動可能となっている。
閉じ位置では、表示ユニット3が本体ユニット2の上で横たわっており、キーボード5を上方から覆い隠している。開き位置では、表示ユニット3が本体ユニット2に対し起立しており、キーボード5やスクリーン6aがPC1の外部に露出している。なお、図1および図2では、表示ユニット3を開き位置に回動させた状態を図示してある。
また、本体ユニット2の第1の筐体4内には、図2に示すように、プリント回路基板10が組み込まれている。このプリント回路基板10は、キーボード5の裏面側に対向する第1の面10aと、この第1の面10aの反対側で本体ユニット2の第1の筐体4に対向する第2の面10bと、を有している。
図3には、プリント回路基板10の断面図とともにその周辺構造を部分的に拡大して示してある。プリント回路基板10は、第1の面10aと第2の面10bとの間で複数の絶縁層12と複数の導体層14とを交互に積層した多層構造を有する。導体層14として、少なくとも信号層14aとグランド層14bを含んでいる。信号層14aは、比較的高速でデータを送信する後述する複数本の信号線を有する。この他に、導体層14として、ここでは図示を省略した電源層などがあり、プリント回路基板10は、通常、6層〜8層、多いときには10層の多層構造を有する。
信号層14a(および電源層)は、予め決められたパターンに従ってライン状に形成されているとともに、グランド層14bは、プリント回路基板10の内部でベタ状に広がっている。詳細には、グランド層14bは、少なくとも信号層14aに配線された複数本の信号線に重なる位置に銅箔などの導体箔(後述する)を設けてなる。このように、高速で信号を送信する信号線に重なる位置にグランド層14bの導体箔を設けることで、データ送信動作を安定させることができる。
例えば、この信号線は、プリンタポートの信号線などであり、この他に、シリアルポートの信号線、CPUとサウスブリッジ間を結ぶコントロールバスの信号線などの比較的高速でデータを送信する信号線である。
また、プリント回路基板10の第1の面10aには、CPUソケット15が半田付けされている。CPUソケット15は、この発明の発熱する電子部品としてのCPU16を取り外し可能に支持している。CPU16は、複数のピン端子を有するベース基板17と、このベース基板17の中央部に実装されたICチップ18を有している。ICチップ18は、処理速度の高速化や多機能化に伴って動作中の発熱量が非常に大きく、安定した動作を維持するために冷却を必要としている。
この他に、プリント回路基板10の第1の面10aには、例えばトランジスタ、コンデンサ、コイルおよび抵抗のような複数の回路部品19が実装されている。回路部品19は、プリント回路基板10と協働してCPU16に電力を供給する電源回路を構成している。回路部品19は、プリント回路基板10の第1の面10a上においてCPU16の周囲に位置している。これら回路部品19も、CPU16が消費する電力の増大に伴い発熱量が無視し得ない程に大きくなるため、安定した動作を維持するために冷却を必要としている。つまり、これら回路部品19も、発熱する電子部品である。
以下、上述した発熱する電子部品16、19のうち、CPU16の放熱構造について説明する。
すなわち、図3に示すように、CPU16のICチップ18のベース基板17から離間した上面18aには、熱伝導性に優れたグリースなどの熱伝導部材21を介して、この発明の放熱部材として機能する放熱板20が接触状態で取り付けられている。つまり、放熱板20のCPU16側の面が受熱面22として機能し、CPU16の熱が熱伝導部材21を介して放熱板20に伝達され、放熱板20の表面から放熱される。これにより、CPU16が冷却される。
この放熱板20は、CPU16より大きい概ね板状に形成されており、その周縁部の一部が図示しない複数個所でプリント回路基板10の第1の面10aに向けて一体に延出され、その延出端部30(図4参照)がプリント回路基板10にネジ留めされる。板状の放熱板20をプリント回路基板10にネジ留め固定する際、放熱板20のネジ孔を中心に回転応力が放熱板20に作用し、ネジ留め動作によって放熱板20が回転しようとする。つまり、ネジ留め作業の作業性を良くするためには、放熱板20が回転しないようにプリント回路基板10に仮固定する必要がある。
図4には、放熱板20のプリント回路基板10に対する取り付け部を部分的に拡大した平面図(a)および断面図(b)を示してある。ここでは、本発明の第1の実施の形態に係る放熱板20の回転防止構造について説明する。
回転防止構造として、放熱板20の延出端部30には、プリント回路基板10の切り欠き部40に係合する係合突起32が一体に延設されている。つまり、係合突起32は、略矩形板状の延出端部30の一部をプリント回路基板10に向けて略直角に折り曲げて形成されている。一方、この係合突起32を受け入れるプリント回路基板10の切り欠き部40は、基板10の端辺42を切り欠いて形成されている。
延出端部30には、図示しないネジを挿通するネジ孔34が形成されている。また、プリント回路基板10にも、延出端部30のネジ孔34と略一致するネジ孔44が形成されている。これら同軸にされたネジ孔34、44には、図示しないネジが螺合され、プリント回路基板10に延出端部30がネジ留めされる。この際、係合突起32が切り欠き部40によって係止され、放熱板20の回転が防止される。なお、これら係合突起32および切り欠き部40は、放熱板20の他の延出端部(ここでは図示せず)をプリント回路基板10にネジ留めする際にも放熱板20の回転を防止するよう機能することができる。
図5には、プリント回路基板10の上述した信号層14aの複数本の信号線41、およびグランド層14bの上述した導体箔43のエッジ43aを破線で示してある。信号線41は、プリント回路基板10の端辺42に沿って延びている。図5に示すように、プリント回路基板10の端辺42を切り欠いた切り欠き部40は、信号線41に干渉しない位置まで延びている。また、プリント回路基板10のネジ孔44は、基板10の端辺42と信号線41との間で信号線41に干渉しない位置に形成されている。
また、導体箔43のエッジ43aは、基板の端辺42、切り欠き部40の周縁部、およびネジ孔44の周縁部に対して一定幅のクリアランスを介して配置されている。つまり、上述したように信号線41に重ねて導体箔43を設けることを前提とすると、切り欠き部40の周縁部またはネジ孔44の周縁部と信号線41との間の距離は、最低でも導体箔43のエッジ43aと周縁部との間にあるクリアランスの分だけ離れる必要がある。つまり、特許請求の範囲に記載した「干渉しない位置」とは、このクリアランスを含めた距離だけ離れた位置である。
本実施の形態では、切り欠き部40を基板の端辺42と略直交する方向に細長いスリット状に形成し、係合突起32をこの切り欠き部40に沿って長い断面形状を有する板状に形成した。つまり、本実施の形態では、放熱板20をプリント回路基板10にネジ留めする際に、係合突起32が基板10の端辺42に沿った方向に移動することを規制するように、係合突起32および切り欠き部40を端辺42と略直交する方向に延設した。
図6には、上述した切り欠き部40の代りにプリント回路基板10の端辺42の近くに長孔50を形成した従来の比較例を示してある。また、図7には、図6の長孔50を設けた場合の信号線41および導体箔43のエッジ43aのレイアウトを破線で示してある。
このように、プリント回路基板10の端辺42から基板10の内側に離れた位置に長孔50を形成すると、本実施の形態の切り欠き40を設ける場合と比較して、信号線41が基板10の端辺42から離されることになり、その分、基板10のレイアウト設計が圧迫される。
つまり、切り欠き部40または長孔50に受け入れられる係合突起32の幅は、レイアウト設計の観点からできるだけ短くすることが望ましいが、放熱板20の厚さ、材質、加工精度などの諸条件によって、係合突起32の最小幅は略決まってしまう。このため、本比較例のように基板10の端辺42から離れた位置に長孔50を設けた場合、その分、基板10のレイアウト設計が圧迫されることになる。
これに対し、本実施の形態によると、上述したように、プリント回路基板10の端辺42を信号線41に干渉しない位置まで切り欠いて所望の深さの切り欠き部40を設けたため、信号線41をプリント回路基板10の端辺42により近い位置に配線することができ、その分、レイアウト設計に余裕ができる。つまり、本実施の形態の回転防止構造を採用すると、放熱板20の取り付け時における作業性を高めることができることに加え、信号線などの配線スペースや他の電子部品の実装領域を広げることができる。
また、本実施の形態によると、プリント回路基板10の加工を容易にでき、その分、装置の製造コストを低減できる。つまり、本実施の形態のように、プリント回路基板10の端辺42を切り欠いて切り欠き部40を形成する場合、端辺42を切削加工するドリルの先端部を交換することなくそのまま切り欠き部40を形成でき、ドリル先端の交換作業が不要となり、工程数を削減でき、加工に要する作業時間も短くでき、製造コストを低減できる。
なお、本実施の形態において、信号線41とプリント回路基板10の端辺42との間の距離は、概ね、係合突起32の幅、すなわち切り欠き部40の深さに依存して決定されることになるが、プリント回路基板10のネジ孔44は、その周縁部が切り欠き部40の周縁部より信号線41に近付かない位置に形成する必要がある。また、基板10の端辺42に沿った切り欠き部40とネジ孔44との間の距離は、信号線41のレイアウト設計の観点からできるだけ短くすることが望ましいが、両者の間の基板部分の機械強度や図示しないネジの頭部の径などを考慮した最小の距離に設計することが望ましい。
以下、他の実施の形態の回転防止構造について説明する。なお、以下の説明では、上述した第1の実施の形態の構造と同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8(a)には、この発明の第2の実施の形態に係る回転防止構造の平面図を示してあり、図8(b)には、図8(a)の矢印IIX(b)向から見た側面図を示してある。
本実施の形態では、放熱板20の延出端部30からプリント回路基板10に向けて一体に突設した係合突起62を第1の実施の形態の係合突起32と略90度異なる角度で配置した。また、プリント回路基板10の端辺42を信号線41に干渉しない位置まで切り欠いた切り欠き部64も第1の実施の形態の切り欠き部40とは異なる形状とした。つまり、本実施の形態では、切り欠き部64の底部にプリント回路基板10の端辺42と略平行に延びた係止辺66を形成し、この係止辺66に係合突起62を係合せしめるようにした。
本実施の形態の回転防止構造によると、放熱板20をプリント回路基板10に対してネジ留めする際に、係合突起62の内面が切り欠き部64の係止辺66に係合し、係合突起62の端辺42と略直行する方向への移動を規制し、放熱板20の回転を防止するよう機能する。特に、本実施の形態の構造によると、図示しないネジを図中時計回り方向に回転させた際に係合突起62の内面が係止辺66に係合する。
図9(a)には、この発明の第3の実施の形態に係る回転防止構造の平面図を示してあり、図9(b)には、図9(a)の矢印IX(b)方向から見た側面図を示してある。
本実施の形態の回転防止構造は、上述した第1および第2の実施の形態の構造を併せ持つ。つまり、放熱板20の延出端部30から2つの係合突起32、62を突設した。また、プリント回路基板10の端辺42を切り欠いた切り欠き部64を設け、この切り欠き部64の係止辺66から略直交する方向に延びた切り欠き部40(第2の切り欠き部)を形成した。切り欠き部40は、信号線41に干渉しない位置まで延びている。
そして、プリント回路基板10の端辺42と略平行に延びた係合突起62を切り欠き部64の係止辺66に係合せしめ、端辺42と略直交する方向の延びた係合突起32(第2の係合突起)を切り欠き部40に係合せしめて、放熱板20のプリント回路基板10に対する回転を防止するようにした。
本実施の形態の回転防止構造によると、放熱板20をプリント回路基板10に対してネジ留めする際に、係合突起62の内面が切り欠き部64の係止辺66に係合し、係合突起62の端辺42と略直行する方向への移動を規制し、且つ係合突起32が切り欠き部40に係合して、係合突起32の端辺42に沿った方向への移動を規制し、放熱板20の回転を防止するよう機能する。
以上のように、第2、第3の実施の形態においても、プリント回路基板10のレイアウト設計を圧迫することなく、放熱板20の回転防止構造を構成でき、放熱板20の取り付け作業性を向上させることができ、基板の実装スペースを大きくできる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、上述した実施の形態で説明した切り欠き部40、64の形状は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、係合突起の形状に合せて任意に変更可能である。
この発明の実施の形態に係る電子機器の一例としてポータブルコンピュータを示す外観斜視図。 図1のPCの要部を部分的に破断して示す部分断面図。 図1のPCに組み込まれたプリント回路基板の要部拡大断面図。 図3のプリント回路基板に放熱板を取り付ける取り付け部の第1の実施の形態に係る回転防止構造を示す平面図(a)、および断面図(b)。 図4のプリント回路基板の信号線および導体箔のエッジを破線で示す部分拡大概略図。 図4の切り欠き部の代わりにプリント回路基板に長孔を形成した従来の比較例を示す平面図。 図6のプリント回路基板の信号線および導体箔のエッジを破線で示す部分拡大概略図。 この発明の第2の実施の形態に係る回転防止構造を示す平面図(a)、および側面図(b)。 この発明の第3の実施の形態に係る回転防止構造を示す平面図(a)、および側面図(b)。
符号の説明
1…ポータブルコンピュータ、2…本体ユニット、4…第1の筐体、10…プリント回路基板、12…絶縁層、14…導体層、14a…信号層、14b…グランド層、16…CPU、20…放熱板、30…延出端部、32、62…係合突起、34、44…ネジ孔、40、64…切り欠き部、41…信号線、42…端辺、43…導体箔、43a…エッジ、50…長孔、66…係止辺。

Claims (6)

  1. 発熱する電子部品を搭載したプリント回路基板を筐体内に組み込んだ電子機器であって、
    上記プリント回路基板は、
    当該プリント回路基板の端辺に沿って信号線を配線した信号層と、
    少なくとも上記信号線と絶縁層を介して重なる接地した導体箔を有するグランド層と、
    上記電子部品に接触した放熱部材をネジ留めするためのネジ孔と、
    上記放熱部材をネジ留めする際に当該放熱部材が回転することを防止するため、当該放熱部材から延設された係合突起を受け入れて係止するように、上記端辺を上記信号線に干渉しない位置まで切り欠いて形成された切り欠き部と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 上記ネジ孔は、上記端辺と上記信号線との間で当該信号線に干渉しない位置で上記切り欠き部に隣接して形成されたネジ孔を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 上記導体箔は、上記切り欠き部に隣接して形成されたネジ孔の周縁部、および当該切り欠き部の周縁部に対して一定の間隔を空けて設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 上記切り欠き部は、上記端辺と略直交する方向に延設された細長いスリット状に形成されており、上記放熱部材から延設された板状の係合突起を受け入れて上記端辺に沿った方向への移動を規制することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 上記切り欠き部は、上記端辺と略平行に延びた係止辺を有し、この係止辺で上記係合突起を係止して上記端辺と略直交する方向への移動を規制することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 上記係合突起とは別に上記放熱部材から延設された第2の係合突起を受け入れて上記端辺に沿った方向への移動を規制するように、上記係止辺から略直交する方向に延びて形成された細長いスリット状の第2の切り欠き部をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
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