JP4703165B2 - 自動列車制御データ解析システム及びその方法 - Google Patents

自動列車制御データ解析システム及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4703165B2
JP4703165B2 JP2004309672A JP2004309672A JP4703165B2 JP 4703165 B2 JP4703165 B2 JP 4703165B2 JP 2004309672 A JP2004309672 A JP 2004309672A JP 2004309672 A JP2004309672 A JP 2004309672A JP 4703165 B2 JP4703165 B2 JP 4703165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
atc
analysis
function
railway vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004309672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006117190A (ja
Inventor
寿郎 長谷部
憲二 吉田
雅之 上野
敏 菊野
義唯 石井
雄一 増山
浩靖 角南
英久 西▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Toshiba Corp
Central Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Central Japan Railway Co filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004309672A priority Critical patent/JP4703165B2/ja
Publication of JP2006117190A publication Critical patent/JP2006117190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4703165B2 publication Critical patent/JP4703165B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

本発明は、一般的には鉄道車両の動作状態を解析する自動列車制御データ解析システムに関し、特にATCデータを利用した解析システムに関する。
従来、例えば新幹線などの鉄道車両には、安全上の観点から自動列車制御(ATC:Automatic Train Control)装置が搭載されている。ATC装置は、主として車両の走行速度が許容速度を超過していた場合に、ブレーキを動作させて許容速度以下に減速させる装置である。また、ATC装置は、車両の動作状態を時系列的に記録したATCチャートデータと呼ぶ一種の動作ログ情報を作成する。
ATCチャートデータは、車両に何らかの故障が発生したり、故障ではなくても乗務員が異常を感じたりした場合に、詳細の故障状況を把握することに利用される。この場合、通常では、調査担当者が、ATCチャートデータの印字記録から調査する作業を行なっている。
ところで、近年では、車両上からATCチャートデータを電子データとして無線伝送し、地上の統括管理システムにおいて、他のデータと共にデータベースとして蓄積することが可能になっている(例えば、非特許文献1を参照)。
鉄道車両と技術,No.69,2001年4号,313系におけるモニタの地上伝送の活用,著者 鈴木厚志
車両からの無線伝送により、ATCチャートデータを含むATCデータを収集してデータベース化するシステムが構築されている。このデータベース化されたATCデータを利用して、自動的に車両の異常検知などの解析処理を実行する解析装置があれば、人手による車両の故障状況の把握だけでなく、故障発生の予兆などを監視する作業の効率を大幅に向上させることが可能となる。
そこで、本発明の目的は、ATCデータを利用して鉄道車両の異常検出などの解析処理を自動的に行うことができるATCデータ解析システムを提供することにある。
本発明の観点は、鉄道車両に搭載されたATC装置から送信されるATCチャートデータを含むATCデータを使用して、主としてソフトウェアを実行することにより、鉄道車両の異常検知機能などの解析機能を実現したATC解析システムである。
本発明の観点に従ったATC解析システムは、鉄道車両上に搭載された電子機器により記録されて、当該鉄道車両の時系列的動作状態の記録データを含むATCデータを無線通信手段を介して取得する手段と、前記取得されたATCデータから前記鉄道車両の解析機能に含まれる異常検出機能、減速度測定機能及び空転・滑走検知機能に関連するモニタ情報データ、ATCチャートデータ及びイベント発生データを作成し、当該各データをデータ種別コードで識別できるようにデータベース手段に蓄積するデータ処理を実行するデータ処理手段と、前記データベース手段から前記データ種別コードにより検索したデータを使用して、前記解析機能を実現するソフトウェアを実行し、前記鉄道車両の動作異常または故障発生の予兆を含む故障検出の監視に利用可能な解析結果を出力する解析手段とを備えた構成である。
本発明によれば、鉄道車両上の電子機器から収集されたATCデータを利用して、鉄道車両の異常検出などの解析処理を自動的に行うことができるため、鉄道車両の故障状況の把握や、故障発生の予兆などを監視する作業の効率を大幅に向上させることが可能となる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(システムの構成)
図1は本実施形態に関する全体的なシステム構成を示すブロック図である。
本システムは大別して、図1に示すように、鉄道車両(以下単に車両と呼ぶ)1に搭載されたATC装置10と、地上に設置されている無線基地11と、車両を管理する車両所に設置されているコンピュータシステム(以下車両所システムと呼ぶ)12と、地上でATCデータ及びそれ以外の各種データを統括管理するシステムサーバ20と、ATCデータ解析装置21とから構成されている。
ATC装置10は、後述するATCチャートデータを含むATCデータ(電子データ)を作成し、車両1上に搭載されている無線機器により無線伝送する。無線基地11は、車両1からの無線伝送されるATCデータを受信し、専用回線を介して車両所システム12に転送する。ここで、無線基地11と車両1上の無線機器は、例えばスペクトラム拡散(SS:Spread Spectrum)変調方式による無線通信を実行し、ATCデータの送受信を行なっている。
車両所システム12は、車両1から伝送されたATCデータを、データベース化するために必要な各種の編集処理または加工処理を実行するコンピュータシステムである。システムサーバ20は、車両所システム12とネットワーク回線により接続されており、車両所システム12から送られるATCデータをデータベース化したデータベース200を管理するサーバである。
ATCデータ解析装置21は、具体的にはハードウエアとしてのパーソナルコンピュータ、及び後述する解析機能を実現するデータ解析ソフトウェアを構成要素とし、システムサーバ20とはLANにより接続されている。ATCデータ解析装置21は、システムサーバ20が管理するデータベース200をアクセスし、ATCデータを取得して、後述するような解析処理を実行する。
(システムの基本的動作)
本システムは、車両1上のATC装置10に記録されたATCデータが、前述の無線通信回線により無線基地11に伝送される(ステップS1)。無線基地11で受信されたATCデータは、専用回線を介して車両所システム12に転送される(ステップS2)。
車両所システム12は、各種の編集処理または加工処理を実行した後のATCデータを、ネットワーク回線を介してシステムサーバ20に送信する(ステップS3)。システムサーバ20は、当該ATCデータをデータベース200に蓄積する(ステップS4)。
ATCデータ解析装置21は、データベース200から解析機能の実現に必要なATCデータを取得して、後述する解析処理を実行する(ステップS5)。
(ATCデータ解析装置の基本的動作)
ATCデータ解析装置21は、図3に示すように、システムサーバ20にアクセスして、データベース200から解析機能に必要なATCデータを取得する(ステップS10)。ここで、ATCデータ解析装置21は、ATCデータとして、複数種類のデータファイルを取得する(ステップS11)。
ATCデータ解析装置21は、選択したデータファイルを使用して、異常検出機能、減速度測定機能及び空転・滑走検知機能をそれぞれ実現する解析処理を実行する(ステップS12〜S15)。即ち、ATCデータ解析装置21は、異常検出機能、減速度測定機能及び空転・滑走検知機能に分類できる解析機能を実現するデータ解析ソフトウェアを実行する。
ATCデータ解析装置21は、異常検出機能、減速度測定機能及び空転・滑走検知機能のそれぞれの解析結果を、ディスプレイ上の画面表示またはプリンタの印字による出力を実行する。
(ATCデータファイル)
ATCデータファイルは、データベース200には、図4に示すようなファイル名により保管されている。即ち、ファイル名は、大別して編成名、日付(データの作成日付)及びデータ種別を示すコードからなる。
編成名は、解析対象である車両の列車編成を識別するためのコードである。また、データ種別は、後述するように、本実施形態の解析機能である異常検出機能、減速度測定機能及び空転・滑走検知機能のそれぞれと関連するモニタ情報データ、ATCチャートデータ、及びイベント発生データを識別するためのコードである。
以下、図5から図7を参照して、ATCデータファイルの各データフォーマットを説明する。
モニタ情報データは、図5に示すように、編成名、車両の号車番号、日付、時刻及び列車番号の各コードを含む。車両の号車番号は、後述する減速度測定機能の処理では列車の進行方向を判別するために使用される。時刻は、データ発生の時刻を示し、後述するATCチャートデータとの整合を取る上で使用される。
ATCチャートデータは、図6に示すように、編成名、車両の号車番号、日付、時刻及び解析対象となるATCデータ(CSV)の各コードを含む。CSVの具体的内容は、ATC信号系、走行速度、ノッチ、ATC故障、信号受信レベル、確認スイッチ、キロ程などである。「ノッチ」とは、ブレーキノッチ及び力行ノッチの各変化(開始から緩み)、手動による非常ブレーキ、ATC常用/非常、緊急ブレーキなどの発生を示す情報を意味する。「確認スイッチ」は、列車の運転士が操作する確認スイッチの操作履歴を示す情報である。「キロ程」とは、例えば東京駅を起点とする列車の絶対位置をkmで示した情報を意味する。
イベント発生データは、図7に示すように、編成名、車両の号車番号、日付、発生号車、滑走のみの発生を示す情報、及び空転・滑走共に発生したことを示す情報を含む。「発生号車」は、イベントが発生した号車を示すコードである。本実施形態では、当該イベント発生データは、空転・滑走検知機能に関連するデータとして使用される。
(解析処理の手順)
以下図8から図12を参照して、ATCデータ解析装置21の解析処理の手順を説明する。
本実施形態のATCデータ解析装置21は、前述したように、異常検出機能、減速度測定機能及び空転・滑走検知機能からなる解析機能を実現するデータ解析ソフトウェアを実行する。以下、各機能別に処理手順を説明する。
(異常検出機能)
図8は、異常検出機能に関するATCデータ解析装置21の処理手順を示すフローチャートである。
ATCデータ解析装置21は、データベース200からモニタ情報データファイル及びATCチャートデータファイルを取得し、これらのデータを使用して異常検出機能に関する解析処理を実行する(ステップS20)。
具体的には、ATCデータ解析装置21は、ATCチャートデータを使用して、ATCブレーキ動作の解析処理(ステップS21)、ATC故障の検出処理(ステップS22)、停止信号の解析処理(ステップS23)、及び確認スイッチの解析処理(ステップS24)などの解析処理を順次実行する。ATCデータ解析装置21は、具体的には、以下のような解析結果に基づいて、解析対象の車両には異常が発生していると判定する。
即ち、ATCブレーキ動作の解析処理としては、ATCチャートデータの記録から、ATC信号現示よりも速度が高い状態で、ATCブレーキが動作しているか否かを判別する。または、最高現示の速度で、ATCブレーキが動作しているか否かを判別する。いずれの場合も、ATCブレーキが動作していない場合(ATCチャートデータにはATCブレーキが動作したことが記録されていない場合)、異常が発生していると判定する。
また、例えば走行中(速度が0でない)に、ATC装置が非常ブレーキを掛けたことがATCチャートデータに記録されている場合は、異常が発生していると判定する。
ATC故障の検出処理とは、ATCチャートデータにおいて、例えばシステムダウンの記録がある場合には、異常が発生していると判定する。また、停止信号の解析処理とは、停止信号が出ているのに、例えば緊急ブレーキの動作がATCチャートデータに記録されていない場合には、異常が発生していると判定する。更に、確認スイッチの解析処理とは、停止信号またはATC信号現示よりも速度が高い状態で、確認スイッチが操作されても、ブレーキが緩解(緩む)しない状態がATCチャートデータの記録から確認されたときには、異常が発生していると判定する。
ATCデータ解析装置21は、異常が発生していると判定した場合には、モニタ情報データとATCチャートデータとの照合処理を実行し、異常検出の列車番号を特定する(ステップS25のYES,S26)。ATCデータ解析装置21は、例えば図9に示すような異常記録ファイルを作成し、システムサーバ20に送信する(ステップS27)。
(減速度測定機能)
図10は、減速度測定機能に関するATCデータ解析装置21の処理手順を示すフローチャートである。
ATCデータ解析装置21は、データベース200からモニタ情報データファイル及びATCチャートデータファイルを取得し、これらのデータを使用して減速度測定機能に関する解析処理を実行する(ステップS30)。
ここで、ATCデータ解析装置21は、例えばATCチャートデータにおいて、ATC常用ブレーキの動作が記録されている場合に、20km/h以上の速度で、ブレーキ時間が7秒以上継続する場合の減速度を算出する。
まず、ATCデータ解析装置21は、ブレーキ開始点での初速度Vs、開始時刻Ts、キロ程K(前述したように東京駅を起点とする位置を距離で示すデータ)を算出する(ステップS31)。また、ATCデータ解析装置21は、ブレーキ緩解点(ブレーキが緩む時点)終速度Ve及び終了時刻Teを算出する(ステップS32)。
次に、ATCデータ解析装置21は、ブレーキ開始点から1.5秒経過した時点を特定し、この点から1秒おきに減速する計算上の走行軌跡を算出する(ステップS33)。なお、ブレーキ開始点から1.5秒間は、減速度が働かないと想定している。
具体的には、ATCデータ解析装置21は、解析対象の列車の設定減速度のデータ、上下線別の線路データ(勾配とトンネルデータ)および車両の走行抵抗データ(速度をパラメータとする)を予め用意し、ブレーキ開始点と初速度Vsからブレーキ緩解点まで、1秒おきに計算上の走行軌跡を求める。そして、ブレーキ初速からブレーキ緩解点までのブレーキ時間(Tb)を求める(列車の長さ及び列車の質量のデータを含む)。
次に、ATCデータ解析装置21は、ブレーキ動作中の平均減速度Vaを算出する(ステップS34)。ATCデータ解析装置21は、所与の計算式「Va=(Vs−Ve)÷Tb」を実行して、平均減速度Vaを算出する。
ATCデータ解析装置21は、算出した平均減速度Vaに基づいて、異常が発生しているか否かを判定する(ステップS35)。具体的には、ATCデータ解析装置21は、所与の判定式「Va×低減率−平均減速度補正量>Va」に基づいて、異常の発生を判定する。ここで、平均減速度補正量は誤差量を補正するもので、例えば0.25(可変)とする。また、低減率は、解析対象の列車編成により設定される。
ATCデータ解析装置21は、異常が発生していると判定した場合には、モニタ情報データとATCチャートデータとの照合処理を実行し、例えば、同一編成内の号車別、編成別、キロ程別に異常検出結果を作成する。さらに、ATCデータ解析装置21は、当該異常検出結果を含む異常記録ファイルを作成し、システムサーバ20に送信する(ステップS36のYES,S37)。異常記録ファイルには、データベース200から検索したモニタ情報データ及びATCチャートデータの全てを含む。
(空転・滑走検知機能)
図11は、空転・滑走検知機能に関するATCデータ解析装置21の処理手順を示すフローチャートである。
ATCデータ解析装置21は、データベース200からイベント発生データファイルを取得し、空転・滑走検知機能に関する解析処理を実行する(ステップS40)。
ATCデータ解析装置21は、図7に示すようなイベント発生データファイルから、同一編成及び同一日付の条件で、「滑走のみ発生」、「空転のみ」、または「空転と滑走ともに発生」の発生記録を抽出する(ステップS41)。なお、ATCデータ解析装置21は、解析対象の列車の走行開始と走行終了を検出し、開始と判定したキロ程と終了と判定したキロ程との差を求め、1回の運転での全走行距離を求める。そして、求めた距離を編成、号車、日付で区別できるように、内部に記憶しておく。
次に、ATCデータ解析装置21は、同一日付で、同一編成内の号車別、編成別、キロ程別に、滑走及び空転のそれぞれの発生号車と部位ごとの累積発生回数をカウントして記憶する(ステップS42)。ATCデータ解析装置21は、これらのカウント値と、前述の走行距離とを併せて、例えば図12に示すような記録ファイルを作成して、システムサーバ20に送信する(ステップS43)。また、ATCデータ解析装置21は、作成した記録ファイルに基づいて、滑走または空転の累積発生回数に基づいて異常であると判定した場合には、所定の異常発生アラーム処理を実行する(ステップS44)。具体的には、ATCデータ解析装置21は、ディスプレイ上に、滑走または空転の累積発生回数などのデータを表やグラフで示す画面情報を表示する。
以上のように本実施形態のATCデータ解析装置21は、システムサーバ20により管理されるデータベース200に蓄積されたATCデータを利用して、鉄道車両の異常検出機能、減速度測定機能及び空転・滑走検知機能からなる解析機能を実現するデータ解析処理を実行する。
従って、鉄道車両上の電子機器から収集されたATCデータを有効に使用して、鉄道車両の異常検出などの解析処理を自動的に行うことができる。この解析結果を使用することにより、鉄道車両の故障状況の把握や、故障発生の予兆などを監視する作業の効率を大幅に向上させることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に関するシステム構成を示すブロック図。 本実施形態に関するシステムの基本的動作を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関するATCデータ解析装置の基本的動作を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関するATCデータファイルのファイル名を示す図。 本実施形態に関するモニタ情報データのフォーマットを示す図。 本実施形態に関するATCチャートデータのフォーマットを示す図。 本実施形態に関するイベント発生データのフォーマットを示す図。 本実施形態に関する異常検出機能の処理手順を示すフローチャート。 同異常検出機能に関する解析結果の一例を示す図。 本実施形態に関する減速度測定機能の処理手順を示すフローチャート。 本実施形態に関する空転・滑走検知機能の処理手順を示すフローチャート。 同空転・滑走検知機能に関する解析結果の一例を示す図。
符号の説明
1…鉄道列車、10…ATC装置、11…無線基地、12…車両所システム、
20…システムサーバ、21…ATC解析装置、200…データベース。

Claims (6)

  1. 鉄道車両上に搭載された電子機器により記録されて、当該鉄道車両の時系列的動作状態の記録データを含むATCデータを無線通信手段を介して取得する手段と、
    前記取得されたATCデータから前記鉄道車両の解析機能に含まれる異常検出機能、減速度測定機能及び空転・滑走検知機能に関連するモニタ情報データ、ATCチャートデータ及びイベント発生データを作成し、当該各データをデータ種別コードで識別できるようにデータベース手段に蓄積するデータ処理を実行するデータ処理手段と、
    前記データベース手段から前記データ種別コードにより検索したデータを使用して、前記解析機能を実現するソフトウェアを実行し、前記鉄道車両の動作異常または故障発生の予兆を含む故障検出の監視に利用可能な解析結果を出力する解析手段と
    を具備することを特徴とする自動列車制御データ解析システム。
  2. 前記解析手段は、
    前記データベース手段から前記データ種別コードにより検索した前記モニタ情報データ及び前記ATCチャートデータを使用して、前記異常検出機能または減速度測定機能を実現するソフトウェアを実行するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動列車制御データ解析システム。
  3. 前記解析手段は、
    前記データベース手段から前記データ種別コードにより検索した前記イベント発生データを使用して、前記空転・滑走検知機能を実現するソフトウェアを実行するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動列車制御データ解析システム。
  4. 鉄道車両上に搭載された電子機器により記録されて、当該鉄道車両の時系列的動作状態の記録データを含むATCデータを無線通信手段を介して取得する自動列車制御データ解析システムの解析方法であって、
    前記取得されたATCデータから前記鉄道車両の解析機能に含まれる異常検出機能、減速度測定機能及び空転・滑走検知機能に関連するモニタ情報データ、ATCチャートデータ及びイベント発生データを作成し、当該各データをデータ種別コードで識別できるようにデータベース手段に蓄積するデータ処理を実行するステップと、
    前記データベース手段から前記データ種別コードにより検索したデータを使用して、前記解析機能を実現するソフトウェアを実行し、前記鉄道車両の動作異常または故障発生の予兆を含む故障検出の監視に利用可能な解析結果を出力する解析ステップと
    を有する手順を実行することを特徴とする解析方法。
  5. 前記解析ステップは、
    前記データベース手段から前記データ種別コードにより検索した前記モニタ情報データ及び前記ATCチャートデータを使用して、前記異常検出機能または減速度測定機能を実現するソフトウェアを実行することを特徴とする請求項4に記載の解析方法
  6. 前記解析ステップは、
    前記データベース手段から前記データ種別コードにより検索した前記イベント発生データを使用して、前記空転・滑走検知機能を実現するソフトウェアを実行することを特徴とする請求項4に記載の解析方法。
JP2004309672A 2004-10-25 2004-10-25 自動列車制御データ解析システム及びその方法 Expired - Fee Related JP4703165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004309672A JP4703165B2 (ja) 2004-10-25 2004-10-25 自動列車制御データ解析システム及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004309672A JP4703165B2 (ja) 2004-10-25 2004-10-25 自動列車制御データ解析システム及びその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006117190A JP2006117190A (ja) 2006-05-11
JP4703165B2 true JP4703165B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=36535481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004309672A Expired - Fee Related JP4703165B2 (ja) 2004-10-25 2004-10-25 自動列車制御データ解析システム及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4703165B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4898471B2 (ja) * 2007-01-30 2012-03-14 東海旅客鉄道株式会社 運転実績データ解析システム、プログラム、記録媒体
JP5113405B2 (ja) * 2007-03-06 2013-01-09 三菱電機株式会社 移動体情報解析装置および移動体情報解析方法
CN101106559B (zh) * 2007-06-22 2010-08-11 南京恩瑞特实业有限公司 基于报文解析的atp/ato调试方法
JP5112766B2 (ja) * 2007-07-13 2013-01-09 東海旅客鉄道株式会社 機器モニタリングデータ解析システム
KR100902023B1 (ko) 2007-08-08 2009-06-15 한국철도기술연구원 캐드파일의 변환을 이용한 선로정보생성 관리장치 및 선로정보생성방법
JP4943977B2 (ja) * 2007-09-11 2012-05-30 学校法人日本大学 軌道回路管理装置及び軌道回路管理方法
KR101058509B1 (ko) * 2010-07-06 2011-08-25 (주)에이알텍 철도신호 폐색구간 분할 설계 시스템
JP2016014538A (ja) * 2014-06-30 2016-01-28 日本信号株式会社 列車走行状況検出装置及び検出方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06153327A (ja) * 1992-11-10 1994-05-31 Toshiba Corp 列車自動運転システム
JP2001260883A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Mitsubishi Electric Corp 列車制御装置
JP2003079011A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車上装置
JP2003095103A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 自動列車制御装置
JP2003118577A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Central Japan Railway Co 鉄道車両情報の管理システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06153327A (ja) * 1992-11-10 1994-05-31 Toshiba Corp 列車自動運転システム
JP2001260883A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Mitsubishi Electric Corp 列車制御装置
JP2003079011A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車上装置
JP2003095103A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 自動列車制御装置
JP2003118577A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Central Japan Railway Co 鉄道車両情報の管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006117190A (ja) 2006-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10960869B2 (en) Method and apparatus for monitoring operation of a vehicle braking system
US10339732B2 (en) Vehicle operator performance history recording, scoring and reporting systems
JP6889057B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム
AU776680B2 (en) Remote verification of software configuration information
US10504068B2 (en) Driver log analytics system
CN107423824B (zh) 列车无线维护装置、系统及服务器
KR101093021B1 (ko) 정보 통합형 철도 시스템
JP4703165B2 (ja) 自動列車制御データ解析システム及びその方法
MXPA02004194A (es) Metodo y sistema para administrar remotamente la comunicacion de datos utilizados para pronosticar malos funcionamientos en una pluralidad de maquinas.
CN105574684A (zh) 通过管理平台和监控设备监控司机驾驶行为的系统及方法
WO2018230573A1 (ja) 情報処理システム
JP6714036B2 (ja) 管理支援システム
JP2007137118A (ja) 車両状態監視装置
KR101708338B1 (ko) 열차 운행 감시 시스템
KR20100050621A (ko) 차량 전용 컴퓨터(Car PC)와 무선통신 환경하에서 운행중 차량의 상태 전이에 따른 실시간 이상 징후 판단과 차량 관제 정보 송수신 시스템과 그 방법
CN105759777B (zh) 电力机车故障处理系统和方法
CN113859306A (zh) 一种机车数据专家诊断分析方法、装置及系统
CN106882162B (zh) 车辆维护装置及系统
CN115520247A (zh) 一种铁路运输作业记录管理平台及方法
JP4964813B2 (ja) 鉄道の運転士の異常時対応能力向上用シミュレータ訓練方法及びその装置
hee Han et al. A Conceptual Design of Maintenance Information System Interface for Real Time Diagnosis of Driverless EMU
EL Rashidy et al. Driver competence performance indicators using OTMR
Nicks Condition monitoring of the track/train interface
KR101189780B1 (ko) 신뢰성 분석기법을 이용한 철도차량 차륜 교체주기 예측장치 및 방법
CN112744261A (zh) 一种轨道车辆故障应急处理方法与系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110113

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4703165

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees