JP4699865B2 - 固定器具および電灯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置・誘導灯装置などに用いる固定器具および電灯装置に関するものである。
通常、器具本体を天井に埋込む場合、天井内での設置スペースの制約が多いため器具本体の高さを出来るだけ低く設定する必要がある。そこで、電源を供給する点灯装置を器具本体の内部でなく外部に取り付ける場合、点灯装置を器具本体外部の任意の位置に取り付けてしまうと、器具本体を設置するために天井に空けられた孔に入らず点灯装置および器具本体を天井に設置することができない。しかし、電源を供給する点灯装置を器具本体に内蔵させると器具本体の高さを点灯装置分だけ高くすることになり、さらに点灯装置から発した熱により器具本体に収納された各部品に悪影響を与え部品の寿命を短くしてしまう。点灯装置の放熱を目的とするならば器具本体に放熱のための抜け穴を開けることで点灯装置を器具本体に内蔵させることも可能になるが、抜け穴を通してほこり等のごみ類が器具本体に進入しごみ類付着による電子部品の発火・火災、故障の原因になる。
また、従来、パイプ形状の部材と板状の部材を垂直にパイプ形状が貫通する様に取り付ける場合、パイプにタップ加工を施し、板状の部材を両側からナット等の締結具で締め固定する方法が一般的であった。この場合、パイプにタップ加工が必要であり、また取り付けの際、両側からのナットを締める作業が必要であった。さらに、パイプ中央部で平板に取り付けたい場合にはタップ加工を端部から中央部までにわたり施す必要があり、取付性や意匠としても好ましくないものであった。
また、特許文献1に挙げる様な取付構造の場合、被取付部と取付部品との間に隙間やがたつきが生じる可能性があり、振動により取付金具が外れて取付部品が落下する可能性もあった。
実公平2−18948号
本発明は、上記の課題などを解決するためになされたもので、例えば、器具本体の高さを低くし、器具本体に収納された部品をごみ類や点灯装置から発した熱から守り、点灯装置および器具本体を天井に空けられた所定の孔に設置し、器具本体に部品を取り付ける構造体部品に複数の機能を備えられるようにすることを目的とする。
また、例えば、パイプ材を容易で且つ強い固定強度を持って板材に取り付けられるようにすることを目的とする。
本発明の固定器具は、電力により点灯器を点灯させる電灯装置を装置用支柱に固定する固定器具であり、装置用支柱が挿入される装置用開口部を有する電灯装置固定面と、前記電灯装置固定面に接合する点灯器固定側部と前記点灯器固定側部に接合して点灯器を固定する点灯器固定面とを有する点灯器固定部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、器具本体の高さを低くし、器具本体に収納された部品をごみ類や点灯装置から発した熱から守り、点灯装置および器具本体を天井に空けられた所定の孔に設置し、器具本体に部品を取り付ける構造体部品に複数の機能を備えることができる。
また、例えば、パイプ材を容易で且つ固定強度を持って板材に取り付けられるようにすることができる。
図1は、実施の形態における表示装置100の設置状態を示す正面図である。
図2は、実施の形態における表示装置100の設置状態を示す右側面図である。
図3は、実施の形態における表示装置100の設置状態を示す平面図である。
図1〜図3に示す表示装置100(電灯装置の一例)は、器具本体300(取付容器の一例)の外部に電力を供給する点灯装置200(電源装置の一例)を取り付けてボルト903(装置用支柱の一例)およびナット904で固定され天井901に設置されている。また、表示装置100は、器具本体300の内部に各部品を取付る固定金具400(固定器具の一例)を取り付け、固定金具400に表示パネル500(点灯器の一例)を固定している。
以下の各実施の形態において、商用電源を所定電圧まで降圧する点灯装置200が外部に配置された器具本体300と、LED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)光源を有する表示パネル500とを備える表示装置100について説明する。また、前記器具本体300から離して配置された表示パネルユニット(以下に示す点灯部550)と前記点灯装置200との間に位置し前記LED光源に電気的に接続する電線が挿通されて前記器具本体300と前記表示パネルユニットとを機械的に接続するパイプ(以下に示すパイプ540)を有することを特徴とする表示装置100について説明する。
従来、表示パネル500として、避難経路表示パネル、非常口案内パネル、屋内案内パネル、売り場案内パネル、フロアレイアウトパネルなど、相応の面積を要する平面に表示される情報パネルを天井901に設置するためには、表示パネル500の上辺を天井面に取り付け、パネル面を天井から垂直に取り付けるのが一般的である。したがって、天井901には矩形の孔をあけなければならない。しかも、表示パネルのサイズにより、天井の矩形サイズも変更しなければならない。また、矩形の孔をあけるのは、困難が伴う。また、以前から、天井に円形の孔を設け、ダウンライトを取り付けることが行われている。
そこで、以下の実施の形態は、天井901の孔は特定の直径の円形でよく、すでに利用されているダウンライトに使用される天井901の孔と同一サイズの孔を用いて平面の表示パネル500を設置できるようにするものである。
天井901の孔のサイズは、たとえば、直径10〜20センチメートルであり、標準的なものには直径12.5・15.0・17.5センチメートルがあり、器具本体300には、一般的な円筒形、ハット形、釣鐘形などの形状の容器を用いる。
器具本体300は胴部が曲面を呈するので、以下の実施の形態は、収納部品を取り付けやすくするために、器具本体300内部に平面からなる固定金具400を取り付け、固定金具400にすべての収納部品を取り付けるようにする。
また、直径10〜20センチメートルの孔に対して、表示パネル500を点灯する電気回路や点灯部品を内蔵した器具本体300を埋め込むことになるが、天井裏の高さが小さいこと、ボルト903が天井裏にあることの理由から、器具本体300の高さを小さくしなければならない。また、器具本体300が円筒形でその直径が特定され、かつ、器具本体300の高さを取れないという制約がある。また、器具本体300が小さな体積しかもてないため、部品を収納しきれないこと、発熱した部品の熱を放熱しにくいことという課題が生じる。
そこで、以下の実施の形態は、器具本体300と点灯装置200を設け、器具本体300には、現場の取り付け作業に必要な部品とユーザがアクセスする部品(例えば、点検スイッチ)と交換部品・消耗部品(例えば、電池)とを収納するようにし、点灯装置200には、発熱部品、耐久部品(例えば、電圧コンバータ)を収納するようにするものである。
また、以下の各実施の形態において、表示パネル500のサイズは自由に設定でき、形状も自由である。
実施の形態1.
実施の形態1において、電力により表示パネル500を点灯させる表示装置100をボルト903に固定する固定金具400について説明する。
図4は、実施の形態1における固定金具400を取り付けた器具本体300と点灯装置200とを示す図である。
点灯装置200を外部に取り付けた器具本体300の内部において、固定金具400は点検スイッチ部830や電池820などの複数の部品・機能を備えて、例えば図4に示すように取り付けられる。
放熱の点から、器具本体300と点灯装置200と固定金具400とは、鉄、アルミニウムなどの金属を用いるのがよい。点灯装置200の金属筐体に発熱部品を直接取り付け金属筐体の伝熱と表面放熱により温度上昇を防止する。器具本体300は、孔へのはめ込み、ゴミよけなどの目的があるので、強度(厚み)はいらない。固定金具400は、器具本体300と点灯装置200と表示パネル500とを連結固定するものであるから強度(厚み)が必要である。固定金具400は、平面上厚板の金属を人手状、星状に打ち抜き、折り曲げて、単一部品として、成型することができる。
図5は、実施の形態1における器具本体300を示す図である。
固定金具400が内部に取り付けられる器具本体300は、図5に示すように、ボルト903が挿入されるボルト挿入孔317(容器挿入孔の一例)がある取付面310(円形状天面の一例)と取付面310に接合する側面320(円筒面の一例)とを有する。また、器具本体300は天井901の孔を覆うつば330を側面320に結合して有し、側面320と取付面310とで中空胴部を形成するハット形状の容器である。また、ボルト挿入孔317は取付面310のほぼ中央に位置する。
さらに、器具本体300は、電線を配置する電線挿入孔311、点灯装置200からの電線を取り込む電線挿入孔312、点灯装置200を設置するネジが取り付けられるネジ孔313・ネジ孔314、固定金具400を設置するネジが取り付けられるネジ孔315および電源端子台810を設置するネジが取り付けられるネジ孔316を取付面310に有する。
また、器具本体300はダウンライトなどに用いられる標準サイズの容器で構わない。標準サイズとは、例えば、直径12.5・15.0・17.5センチメートル程度の大きさである。
また、器具本体300は円柱形でなく四角柱形、三角柱形、楕円柱形などでも構わない。
また、器具本体300はアルミ材で形成することで放熱効果を高めることができる。
図6は、実施の形態1における固定金具400を示す図である。
図7は、実施の形態1における固定金具400と取付部品とを示す図である。
固定金具400は、器具本体300の内側において取付面310に取付面410(電灯装置固定面の一例)を結合して設置される。図6に示すように、取付面410は、ボルト903が挿入されるボルト挿入孔411(装置用開口部の一例)、点灯装置200からの電線を取り込む電線挿入孔412、点灯装置200を設置するネジが取り付けられるネジ孔413・ネジ孔414(電源装置取付部の一例)、器具本体300に固定金具400を設置するネジが取り付けられるネジ孔415、電源端子台810を固定金具400の内側で取付面410に設置するネジが取り付けられるネジ孔416(端子台設置部の一例)と電源端子台810の突起物をはめ込む端子台固定孔419(端子台設置部の一例)および表示パネル500を取り付けるボルト423・ボルト433を棒材で押し込んで固定するためのボルト固定作業孔417・ボルト固定作業孔418を有する。
また、固定金具400は、取付面410に一体形成する側面421(点灯器固定側部の一例:第2の側部)と側面421に一体形成して表示パネル500を固定する固定面422(点灯器固定面の一例)とを有する表示パネル固定部420(点灯器固定部の一例)を備える。また、固定金具400は、取付面410に一体形成する側面431(点灯器固定側部の一例:第1の側部)と側面431に一体形成して表示パネル500を固定する固定面432(点灯器固定面の一例)とを有する表示パネル固定部430(点灯器固定部の一例)を備える。
また、固定面422・固定面432は、側面421・側面431と逆向き(固定面422をはさんで側面421と反対側および固定面432をはさんで側面431と反対側)に所定の高さを持つ垂直なボルト423・ボルト433(点灯器用支柱の一例)を有する。つまり、ボルト423・ボルト433は固定面422・固定面432の外面に設ける。そして、表示パネル500がボルト423・ボルト433に固定される。
また、固定面422は、表示パネル500に接続して表示パネル500の落下を防止する落下防止具595を取り付ける落下防止具取付部424(落下防止具取付部の一例)を有する。
さらに、固定金具400は、表示装置100を点検する点検スイッチ部830(点検装置の一例)を設置する固定面442(点検装置設置面の一例)と固定面442に一体形成すると共に取付面410に一体形成する側面441(点検装置設置側部の一例)とを有する点検スイッチ固定部440(点検装置設置部の一例)を備える。
また、固定面442は点検スイッチ部830を設置するネジが取り付けられるネジ孔445・ネジ孔446を有する。なお、点検スイッチ部830に係止爪を設け、固定面442に係止穴を設けて、係止爪を係止穴に嵌合して固定するなど、ワンタッチ取付構造としてもよい。
図6に示すように、固定金具400は、取付面410と側面421と固定面422および取付面410と側面431と固定面432でぞれぞれコ字形を形成する。
また、取付面410と側面421と固定面422と側面431と固定面432は平面であり、取付面410と側面421、側面421と固定面422、取付面410と側面431および側面431と固定面432はそれぞれ垂直に一体成形する。
また、側面421・側面431が器具本体300の内部と同じ高さを持ち、固定金具400はボルト挿入孔411をボルト挿入孔317に重ねて器具本体300に設置された場合に取付面410が側面320に内接する大きさを持つ。
また、後述するように、固定金具400は、固定金具400の内側で表示パネル固定部430に隣接させて電池820を設置する電池保持部材450(電池設置部の一例)を備える。なお、停電時などの非常時に点灯する必要がない表示装置100は、電池820が不要であるので電池保持部材450も不要である。
また、固定金具400は、電池が隣接する表示パネル固定部430以外の固定部(表示パネル固定部420)に隣接させて、電源端子を備える電源端子台810を固定金具400の内側に設置するネジ孔416・端子台固定孔419を備える。
また、固定金具400は、取付面410と側面441と固定面442とでコ字形を形成する。
また、取付面410と側面441と固定面442とは平面でありそれぞれ垂直に一体成形する。
また、点検スイッチ部830を固定面442に設置したときの点検スイッチ部830の表面の高さは器具本体300の内部と同じ高さである。
また、点検スイッチ固定部440は、表示パネル固定部420と表示パネル固定部430の中間に位置する。
また、側面421と側面431とは器具本体300の中空胴部内に沿って歯状に形成し、固定面422と固定面432とは器具本体300の中空胴部の中央方向に折り曲げた舌形状で形成する。
取付面410、側面421、固定面422、側面431、固定面432、側面441および固定面442は平面で垂直に接合することで部品に密に接することができ部品の固定強度を高めることができる。但し、平面でなく曲面、凹凸面および棒材などでも構わないし、接合角は垂直でなくても構わない。
また、側面421と側面431とは器具本体300の内部と同じ高さにすることで、固定金具400により大きな部品設置スペース、作業スペースを設けることができるが、任意の高さでも構わない。
また、点検スイッチ部830を固定面442に設置したときの点検スイッチ部830の表面の高さを器具本体300の内部と同じ高さにすることで点検スイッチ部830の操作を行いやすくできるが、点検スイッチ部830を任意の高さに設置するような固定金具400であっても構わない。
また、点検スイッチ固定部440を任意の位置に設けてもよい。
固定金具400は、ホームベース形状あるいは六角形状の天面を有しておりひとつ置きに各辺を折り曲げて側面部を形成している。このように側面部が抜け歯状(櫛の歯状)になっているのは、全側面が側面部で覆われているよりも部品収納面積を増加させるためである。また、器具本体300(固定金具400)内での作業場所を少しでも増加させるためである。また、軽くするため、材料費を安くするためである。
器具本体300の内部は90度づつ4等分してあると考えることができる。時計回りに第1〜第4領域と呼ぶことにする。第1領域と第3領域の天面内側に、電源端子台810と電池820とを配置する。第1領域と第3領域の下方は空間にする。第1領域と第3領域には側面部を設け、側面部の端部を舌状に曲げて固定面とし、固定面のボルトに表示パネル500を固定する。第2領域の天面外部には点灯装置200が固定され、点灯装置200との配線が通る電線挿入孔412を設け、第2領域の天面内側に空間を設ける。第2領域の下方には、点検スイッチ部830が配置される。第4領域の天面には、電源コードが取り込まれる電線挿入孔311を設ける。第4領域の下方は、配線接続のため空間を確保する。作業空間を増加させるために第4領域には側面部は設けない。第1〜第4領域の中央にはボルト903とナット904が挿入されるので空間を確保する。作業員は、中央空間と各空間を用いて配線作業と取付作業をすることができる。
次に、固定金具400への取付部品の取付方法について図7に基づいて以下に説明する。
電源端子台810は、固定金具400に設置するネジを取り付けるネジ孔811および突起部812を有する。そして、突起部812を端子台固定孔419にはめ込むと共にネジ孔416とネジ孔811とにネジ819を取り付けて電源端子台810を固定金具400に設置する。
点検スイッチ部830は、手動点検スイッチ833、自動点検スイッチ834、電池の充電状態を示す確認ランプ835、表示パネル500の光源の寿命、はずれ(接触不良)、故障などを示す確認ランプ836、電池820を電力とし定められた時間(例えば、20分〜60分)において連続点灯させた自動点検結果を示す確認ランプ837および固定面442に設置するネジが取り付けられるネジ孔を有する固定面831・固定面832を有する。そして、固定面831のネジ孔とネジ孔446および固定面832のネジ孔とネジ孔445にそれぞれネジ838・ネジ839を取り付けて点検スイッチ部830を固定金具400に設置する。なお、電池820が不要な表示装置100においては点検スイッチ部830が不要である。
商用電源が断たれた際に非常用電源として使用される電池820は、表示パネル固定部430と電池保持板458(電池保持板の一例)とで押さえ込まれて固定金具400に保持される。
電池保持板458は、ボルト433が挿入されるボルト挿入孔454(保持板挿入孔の一例)がある取付面451を有しナット459によりボルト433に取り付けられる。また、電池保持板458は、電池820を支える支持面452、取付面451と支持面452とを連結する連結面453を有し、表示パネル固定部430とで押さえて電池820を保持する。また、電池保持板458とナット459とで電池保持部材450(電池設置部の一例)を形成する。つまり、表示パネル500を固定するステー部である表示パネル固定部430のボルト433に電池保持部材450を共締めして電池820を保持する。
図8は、実施の形態1における取付部品を取り付けた固定金具400を示す図である。
上記のように、固定金具400は、以下の機能を有する部材を備える。
(1)表示パネル固定部430・表示パネル固定部420
表示パネル500を接続する機能であり、金具のステー部(固定面432・固定面422)にオスネジ(ボルト423・ボルト433)またはメスネジを備える。また、表示パネル500の固定方法として、クイックラッチ方式(簡易取付方式)やその他の方式を用いてもよい。
(2)端子台固定部(ネジ孔416・端子台固定孔419)
電源端子台810を固定する機能である。固定金具400の内側において取付面410、表示パネル固定部420・表示パネル固定部430の少なくともいずれかに電源端子台810を設置するとよい。固定方法は、ネジ固定方式でなく、突起物ではさみ込むはさみ込み方式や電池保持部材450のような押さえ込み方式、接着方式およびその他の方式を用いてもよい。
(3)電池保持部材450
電池820を保持する機能である。固定金具400の内側において取付面410、表示パネル固定部420・表示パネル固定部430の少なくともいずれかに電池820を設置・保持してもよい。電池保持部材450は、ステー部(表示パネル固定部430)に穴を設けて、その穴に取り付けてもよい。固定方式は、押さえ込み方式でなく、ネジ固定方式、はさみ込み方式、接着方式およびその他の方式を用いてもよい。
(4)点検スイッチ固定部440
点検スイッチ部830を固定する機能である。点検スイッチ固定部440は電池保持部材450と兼用してもよい。固定方式は、ネジ固定方式でなく、はさみ込み方式、押さえ込み方式、接着方式およびその他の方式を用いてもよい。
(5)落下防止具取付部424
表示パネル500の落下防止機能であり、表示パネル500を固定するパイプ内に備えられた落下防止具595を取り付けることで表示パネル500の落下を防止する。
(6)点灯装置固定部(ネジ孔413・ネジ孔414)
点灯装置200を器具本体300に固定する補強板としての機能であり、点灯装置200を取り付け易くするために器具本体300に取り付ける(仮止め)。
(7)ボルト取付部(ボルト挿入孔411)
天井901に吊り下げられたボルト903に固定する機能である。
固定金具400において、ボルト挿入孔411を固定金具400のほぼ中央部に設けてボルト挿入孔411以外の各部を固定金具400の外周部に副って配置したので、固定金具400の中央部に空間を設けて各部品を取り付けることができる。これにより、ボルト903に器具本体300を取り付ける作業や各部品の配線作業の作業性がよくなるとともに、表示パネル500を支える表示パネル固定部420・表示パネル固定部430を器具本体300に収納することができる。
また、固定金具400において、各部の配置には外周の3方を使用し1方の空間を空けたことで、電線の配置箇所や各部品の設置・接続を行うための作業スペースを設け、作業性を向上することができる。但し、固定金具400は1方にのみ各部を配置する形状であってもよい。
図9は、実施の形態1における一方向に回転する電池保持板458を示す図である。
上記の電池保持板458は、電池保持板458の幅手方向(図9の“A”が示す方向)の中央から外れた位置にボルト挿入孔454を有することを特徴とする。つまり、電池保持板458に備えるボルト挿入孔454の位置を電池保持板458の幅手方向の中央部ではなく、図9に示すように、片寄りにして、電池保持板458の折り曲げ位置をステー部(固定面432)に当接するようにする。これにより、電池保持板458をネジ締めして固定することで電池保持板458が回転してズレるのを防止し確実に電池820を保持することができる。さらに、ネジを緩めると電池保持板458を一方向に回転させて電池保持板458を取り外すことができる。また、電池保持板458の回転方向により回転半径が異なり一方は電池保持板458が器具本体300の側面320に当たり回転できないため、電池保持板458の回転方向を制御することができる。
図10、図11、図12、図13および図14は、実施の形態1における表示パネル500を取り付ける固定金具400を示す図である。
上述のように、点灯装置200は器具本体300の外部に設置され、固定金具400は器具本体300の内部に設置される。そして、各図に示すように、固定金具400は、ボルト423・ボルト433を表示パネル500が備えるカバー510の取付孔514・取付孔515に挿入されナット596・ナット597で固定されて表示パネル500が取り付けられる。固定金具400にカバー510を取り付けると共に、器具本体300の開口面をカバーするように表示パネル500のカバー510を器具本体300に取り付ける。このとき、図10に示すように、表示パネル500に接続された落下防止具595を落下防止具取付部424に取り付けることにより、表示パネル500の落下を防止することができる。また、図10に示すように、点灯装置200からの電力を供給する電線のコネクタ813を表示パネル500の電線のコネクタ593に接続することにより表示パネル500に電力を供給し発光体を発光させる。コネクタ813とコネクタ593とは図11に示すような形状を有して接続される。また、器具本体300と同じ高さで点検スイッチ部830を固定金具400に設置できることにより、表示パネル500を器具本体300に設置した際に点検スイッチ部830の操作を容易に行うことができる。つまり、手動点検スイッチ833・自動点検スイッチ834をスイッチ押下孔581・スイッチ押下孔519から押下することができ、確認ランプ835・確認ランプ836・確認ランプ837を確認孔518・確認孔517・確認孔516から確認することができる。
上記実施の形態1において、表示パネル500を接続する器具本体300内部に、少なくても2つ以上の機能を有している構造体部品(固定金具400)を有する表示装置100について説明した。
また、以下の機能を有する構造体部品(固定金具400)を備えた表示装置100について説明した。
表示パネル500を接続する機能(表示パネル固定部420、表示パネル固定部430)、表示装置100に商用電源を供給する電気接続部品(電源端子台810)や非常時に光源を点灯させる蓄電池(電池820)を保持する機能(ネジ孔416、端子台固定孔419、電池保持部材450)、充電を表示するなどの表示灯(確認ランプ835・確認ランプ836・確認ランプ837)又は点検スイッチ(手動点検スイッチ833・自動点検スイッチ834)又はその両方を備えた装置(点検スイッチ部830)を保持する機能(点検スイッチ固定部440)、表示パネル500の落下防止機能(落下防止具取付部424)、器具本体300との固定を補強する補強機能(ネジ孔415)、点灯装置200との固定を補強する補強機能(ネジ孔413、ネジ孔414)、表示装置100自体を取付けるための補強機能(ボルト挿入孔411)。
また、点灯装置200の箱状筐体の一部を器具本体300の天面からはみ出させて配置して、固定金具400と点灯装置200とを器具本体300の天面を挟んで固定する点灯装置固定工程(電源装置固定工程の一例)について説明した。
後述する器具接続工程後、カバー510を器具本体300に取り付けるカバー工程について説明した。
器具本体300内部の構造体部品が今まで1部品で2つ程度の機能しか持てなかったのに対して、少なくても上述した7つの機能を有することができる固定金具400について上記実施の形態1で説明した。つまり、上記実施の形態1で説明した固定金具400を1つ用いるだけで7つ以上の機能を実装できるため、表示装置100の製品コストを安価に抑えることができ、且つ、表示装置100の組立を簡単にすることができる。また、簡単な施工(ネジ孔など)をすることでダウンライトなどに使用される標準サイズの容器を上記実施の形態1における器具本体300として利用することもできるため、表示装置100の製品コストを安価に抑えることができる。
電源端子台810、電池820および点検スイッチ部830は点灯用部品の一例であり、固定金具400はそれ以外の部品を取り付けるものであってもよい。
実施の形態2.
前述のように、器具本体300を天井901に埋込む場合には、天井内の制約が多いために器具本体300の高さを出来るだけ低く設定することが必要である。また、点灯装置200を器具本体300に内蔵させると器具本体300の高さが高くなるため、上記実施の形態1では器具本体300の外部に点灯装置200を配置した。
しかし、器具本体300の任意の位置に点灯装置200を取り付けてしまっては、天井901に空けられた孔のサイズに入らず、点灯装置200および器具本体300を天井901に設置できない場合がある。
そこで、各実施の形態で説明する表示装置100は器具本体300に点灯装置200の端部を取り付けることを特徴とする。つまり、点灯装置200が、ボルト903への取り付けの妨げにならない位置に偏位して器具本体300の天面の外面に固定され、箱状筐体の一部を天面からはみ出した位置に取り付られることを特徴とする。
実施の形態2では、点灯装置200の端部を取り付けた器具本体300の天井901への設置について説明する。
図15は、実施の形態2における点灯装置200を取り付けた器具本体300の天井901への設置を示す図である。
図16は、実施の形態2における点灯装置200を取り付けた器具本体300の天井901への設置を示す図である。
まず、図15に示すように、天井901に空けられた孔の端側に点灯装置200を挿入する。
次に、図16に示すように、天井901に挿入した点灯装置200を軸として器具本体300を上方に回転させて点灯装置200を天井901にはめ込みボルト903に固定する。
図17は、実施の形態2における点灯装置200と器具本体300とボルト903との関係を示す正面図である。
図18は、実施の形態2における点灯装置200と器具本体300とボルト903との関係を示す正面図である。
図19は、実施の形態2における点灯装置200と器具本体300との関係を示す側面図である。
図20は、実施の形態2における天井901の孔径が175ミリメートルである場合の各寸法の範囲を示す表である。
図21は、実施の形態2における天井901の孔径が150ミリメートルである場合の各寸法の範囲を示す表である。
図22は、実施の形態2における天井901の孔径が125ミリメートルである場合の各寸法の範囲を示す表である。
以下で説明する各制約を考慮した場合の各寸法の最適な範囲を図20、図21および図22に示す。図20は天井901の孔径が175ミリメートル、図21は天井901の孔径が150ミリメートル、図22は天井901の孔径が125ミリメートルの場合である。
図20、図21および図22において、各項目は以下の寸法を示す。
項目“A”は“天井901の孔径”を示す。
項目“B”は“器具本体300の直径”を示す。
項目“C”は“器具本体300と点灯装置200との高さ”を示す。
項目“D”は“器具本体300の中央から器具本体300に外付けした点灯装置200の外端までの距離”を示す。
項目“E”は“天井901の厚さ”を示す。
項目“F”は“点灯装置200の幅”を示す。
項目“G”は“器具本体300に挿入する部分のボルト903の高さ”を示す。
項目“H”は“器具本体300の高さ”を示す。
項目“I”は“点灯装置200の高さ”を示す。
点灯装置200と器具本体300とボルト903との位置・寸法の関係について、図17、図18および図19に基づいて説明する。
天井901と点灯装置200と器具本体300には以下のような制約がある。
(1)天井901の内部の高さ“J”(図17参照)
ダウンライトを取り付けるなどの一般的な施工の場合、天井901の内部の高さ“J”は80〜100ミリメートルである。
(2)天井901の孔径“A”(図17・図18参照)
ダウンライトを取り付けるなどの一般的な施工の場合、天井901に空けられる孔の直径は100〜200ミリメートル程度である。特に、直径が125ミリメートル、150ミリメートルまたは175ミリメートルの孔が標準サイズとして施工される。
(3)点灯装置200の大きさ(高さ“I”[図17・図18参照])
点灯装置200は、商用電流を直流電流に変換する“交流−直流コンバータ”、商用電圧を降圧する“電圧コンバータ”や電池820を充電する充電器などを内蔵するため、一定以上のサイズを要する。例えば、点灯装置200の高さ“I”は20ミリメートル以上あることが望ましい。
(4)器具本体300の大きさ(直径“B”,高さ“H”[図17・図18参照])
器具本体300は天井901の孔に内接し天井901の内部に設置するため、器具本体300の直径“B”は天井901の孔径“A”に依存する。例えば、器具本体300の直径“B”を天井901の孔径“A”より5ミリメートル小さいサイズとする。つば330の直径“P”は天井901の孔径“A”より大きい。また、器具本体300は、以下で述べるように、内部に電源端子台810、電池820や点検スイッチ部830などの部品を備えると共に各部品を接続する配線や作業スペースを確保するために一定以上の高さを要する。例えば、器具本体300の高さ“H”は50ミリメートル以上あることが望ましい。なお、“I+H<J”の関係がある。
さらに、点灯装置200、器具本体300、天井901およびボルト903は相対関係として以下のような制約がある。
(5)器具本体300に挿入する部分のボルト903の高さ“G”(図18参照)
ボルト903に器具本体300をナット904で固定する場合、固定強度を十分に得るために、ナット904を取り付けるためのボルト903の高さ“G”(器具本体300に挿入された部分)は15〜25ミリメートルほど設けるのが望ましい。なお、“G<H”の関係がある。
(6)点灯装置200の幅“F”(図19参照)
点灯装置200と器具本体300との固定強度を十分に得るためには点灯装置200の幅“F”を60ミリメートル以上として器具本体300に接することが望ましい。また、器具本体300の中央にはボルト903が挿入されるため点灯装置200の幅“F”は器具本体300の直径未満になる。なお、“F<B<A”の関係がある。
(7)器具本体300に外付けした点灯装置200を天井901の孔から斜め方向に挿入したときの点灯装置200の天井901からの高さ“M”(図17参照)
高さ“M”は天井901の内部の高さ“J”以下の必要がある。このため、器具本体300から外出した部分の点灯装置200の長さ“O”(図18参照)、点灯装置200を天井901の孔に挿入する角度および点灯装置200の高さ“I”は、天井901の内部の高さ“J”に依存し、結果として“M≦J”の関係を満たす必要がある。
(8)器具本体300に外付けした点灯装置200を天井901の孔から斜め方向に挿入したときの天井901の孔の端部から点灯装置200の天井901の孔中央よりの端部までの距離“L”(図17参照)
距離“L”は天井901の孔の端部からボルト903の端部までの距離“K”以下の必要がある。このため、器具本体300に接する部分の点灯装置200の長さ“N”、点灯装置200を天井901の孔に挿入する角度および点灯装置200の高さ“I”は、天井901の孔の端部からボルト903の端部までの距離“K”に依存し、結果として“L≦K”の関係を満たす必要がある。
また、各実施の形態では各項目間にだいたい以下の関係がある。
(a)N≒(B−ボルト挿入孔径)/2
(b)D:B≒1:1
(c)H:I≒2:1
(d)G:H≒1:4
(e)F:B≒1:1
上述のように、点灯装置200を器具本体300の外部に取り付け天井901に設置することができることにより、天井901内での器具本体300の高さを低くすることが可能になった。また、点灯装置200自体から発せられる熱を器具本体300の外部に放熱させることが出来ることで点灯装置200から発せられる熱から器具本体300に取り付ける各部品を保護することができるようになった。
また、器具本体300を外部に取り付けた点灯装置200を天井901に設置することができるため、各実施の形態で説明する表示装置100は、表示装置100を設置するための孔を天井901に特別に施工しなくても、ダウンライトなどの設置を目的に空けられた標準サイズの天井孔を利用して、天井901に設置することができる。
また、上記実施の形態2において、前述の点灯装置固定工程後に、点灯装置200の箱状筐体が天井901の孔の上方にあるボルト903にあたらないように、点灯装置200の箱状筐体の器具本体300の天面からはみ出している部分を斜め上方に向けて、点灯装置200の箱状筐体の器具本体300の天面からはみ出している部分から点灯装置200の箱状筐体を天井901の孔に挿入する筐体挿入工程について説明した。
また、上記筐体挿入工程後に、器具本体300を天井901の孔にはめこみながら、ボルト903をボルト挿入孔317に挿入し、固定金具400をボルト903に固定する固定工程について説明した。
実施の形態3.
実施の形態3では表示パネル500の構成部品について説明する。表示パネル500は、前記実施の形態1や前記実施の形態2で説明した器具本体300や固定金具400に取り付けることができ、天井901に設置することができる。
図23は、実施の形態3におけるパイプ540と点灯部550と発光板560との接続を示す図である。
表示パネル500の構成部品のうちパイプ540と点灯部550と発光板560との接続について、図23に基づいて以下に説明する。
まず、突起部(突起物542)と溝部(はめ込み溝541)を備える支持部(パイプ540)について説明する。
パイプ540(点灯部用支柱の一例)は、後述する器具本体300の蓋になるカバー510のパイプ挿入孔511に挿入され、パイプ挿入孔511の上方で後述する止め具530の開口部531をはめ込まれカバー510に固定され、引き上げられるはめ込み溝541(支柱はめ込み溝の一例)を有する。はめ込み溝541は環状溝でも半円状の溝でも構わない。
また、パイプ540は、パイプ挿入孔511の下方でカバー面598に圧せられカバー510に接せられる突起物542(支柱突起部の一例)を有する。突起物542は環状凸部でも1点の凸部でも構わない。
また、パイプ540は、発光板560をパイプ540の上下方向にスライドして着脱される取付溝543(支柱スライド溝の一部)を有し、取付溝543は装着された発光板560を固定するネジが取り付けられるネジ孔544を持つ。
また、パイプ540は、発光体562が発する光を入光して点灯する点灯部550が取り付けられる取付部545を有する。
そして、パイプ540は、コネクタ593・コネクタ594を有する電線をパイプ540内部に通す中空パイプであり、落下防止具595を接続する。
はめ込み溝541はパイプ540を取りつける任意の場所に加工し、突起物542は成型品として成型しても良いし後から金具を取り付けることによって形成しても良い。
次に、発光板560について説明する。
発光板560は、発光体562とコネクタ563とを設置された発光体取付面561、発光板560の設置位置において点灯部550を保護するカバー面566およびパイプ540に固定するネジが取り付けられるネジ孔565を持つ設置部564を有する。
次に、点灯部550について説明する。
点灯部550はケース553を有し、発光体562の光を入光し点灯する導光板551と光を導光板551の前方の点灯面に反射する反射シート552とがケース553に格納される。
発光体562としてLEDを用いることで配線を延ばし点灯装置200から点灯部550を離して設置することが容易になるが、蛍光灯などのその他の発光体を用いてもよい。導光板551には一般的にアクリル材が用いられる。
図23に示すように、パイプ540と点灯部550とは取付溝543において接続され、パイプ540と発光板560とは設置部564が取付溝543に装着されネジ孔544とネジ孔565とにネジ569を取り付けられて固定される。
図24は、実施の形態3におけるパイプ540と発光板560との接続を示す拡大図である。
発光板560は、図24に示すように、発光体562に電力を供給する電線を接続するコネクタ563を発光体取付面561の長手方向において中央から外れた位置に配置する。この配置により、発光板560をパイプ540に取り付け時にコネクタ563が邪魔にならない。また、発光体取付面561の下方へのコネクタ563の配置を避けられたことで、パイプ540(特に取付部545上方の入光面)にコネクタ563用の加工をする必要が無くなり、取付部545の点灯機能への悪影響を避けることができる。
次に、表示パネル500の構成部品であるパイプ540とカバー510との接続について、図25、図26および図27に基づいて以下に説明する。
図25は、実施の形態3におけるパイプ540のカバー510への取り付けを示す正面−平面−右側面図である。
図26は、実施の形態3におけるパイプ540のカバー510への取り付けを示す正面−底面−左側面図である。
図27は、実施の形態3におけるパイプ540のカバー510への取り付けを示す拡大図である。
表示パネル500は、点灯部550、点灯部550が設置されるパイプ540、パイプ540が挿入されるパイプ挿入孔511(点灯部用支柱挿入孔の一例)があるカバー面598(点灯部用支柱挿入面の一例)を有するカバー510(支柱取付器の一例)およびパイプ540を挿入する開口部531(取付具開口部の一例)がありパイプ540をカバー510に取り付ける止め具530(開口取付具の一例)を備える。また、表示パネル500は、カバー510に接合されて止め具530を固定する取付金具520(開口固定具の一例)を備える。
表示パネル500は固定金具400に設置され器具本体300の中空胴部の開口面をカバー面598によりカバーする。
止め具530は、パイプ540のはめ込み溝541に嵌合する取付金具である。止め具530はUの字状スリット(開口部531)を有した金具であり、内径をはめ込み溝541の径とほぼ同等とする。また、カバー510に固定する取付ネジ(ネジ591・ネジ592)を取り付ける為のタップ加工が施されネジ孔532・ネジ孔533(取付具ネジ孔の一例)を備える。また、ネジ孔532・ネジ孔533は取付金具520側に引き上げるネジ(ネジ591・ネジ592)を取り付けるネジ孔である。
取付金具520は、パイプ540を挿入するとともに止め具530を挿入してパイプ540を保持する取付金具である。取付金具520にはパイプ540の径とほぼ同等の径の穴加工を行いパイプ挿入孔521(固定具開口部の一例)を成形し、止め具530を引き上げて固定する取付ネジ(ネジ591・ネジ592)を挿入する為の穴加工を行いネジ孔522・ネジ孔523(固定具ネジ孔の一例)を成形する。取付金具520はスポット溶接やネジ止め等の方法によりカバー510に固定する。
カバー510は、止め具530とパイプ540を挿入するパイプ挿入孔511を備え、ネジ締めによって突起物542に圧接してパイプ540を固定する。パイプ挿入孔511はパイプ540の径と同等の径の穴加工により成形される。
ネジ591・ネジ592はカバー510と止め具530との結合力(圧接力)を増すためのネジである。
開口部531、パイプ挿入孔521はU字状のように一部が開いた形状でもよいし、円状のように閉じる形状でもよいし、角形状でも構わない。
ここで、パイプ540とカバー510との固定方法について説明する。
固定方法として、止め具530に対してネジ591・ネジ592を締めて、パイプ540の突起物542とカバー510のカバー面598との圧接力を増すことで固定する方法について以下に手順を説明する。
(1)パイプ540を被パイプ取付部(カバー510)および被パイプ取付部の上部に設置した取付金具520の穴(パイプ挿入孔511・パイプ挿入孔521)に挿入する。この時、パイプ540のはめ込み溝541は被パイプ取付部と取付金具520の間に来るように配置する。
(2)パイプ540のはめ込み溝541に止め具530を挿入する。
(3)止め具530および取付金具520にネジ591・ネジ592を取り付ける。
この固定方法により、突起物542とカバー面598との圧接力でパイプ540を確実に固定でき、少ない部品構成で表示パネル500を固定することができる。つまり、ネジ591・ネジ592を締めると、止め具530が上方(取付金具520側)に引き上げられ突起物542に対するパイプ挿入孔511周囲のカバー面598の圧力が増すため、パイプ540をカバー510に固定することができる。また、パイプ挿入孔511とパイプ挿入孔521とにパイプ540を挿入し上下2箇所で前後左右にパイプ540を支えることで、パイプ540の前後左右へのがたつきを防ぎ固定強度を増すことができる。
但し、取付金具520を備えずパイプ540をカバー510に固定してもよい。例えば、パイプ540をパイプ挿入孔511に挿入し、カバー面598の上方において止め具530をはめ込み溝541に挿入し、止め具530に対してネジ591・ネジ592を締めて止め具530をカバー510に固定してもよい。つまり、パイプ540のはめ込み溝541と止め具530の開口部531との引っ掛かり力を増してパイプ540をカバー510に固定する方法を用いてもよい。
図28は、実施の形態3におけるカバー510とパイプ540と点灯部550と発光板560とを接続した表示パネル500を示す正面−平面−右側面図である。
図29は、実施の形態3におけるカバー510とパイプ540と点灯部550と発光板560とを接続した表示パネル500を示す正面−底面−左側面図である。
図30は、実施の形態3におけるカバー表示パネル500と器具本体300とを示す図である。
上記実施の形態3において、光源(発光体562)、光源取付部(発光板560)、導光板551(表示部)、パイプ形状であり取付溝543と取付溝543より下方に位置する突起物542を有するパイプ540、取付穴(開口部531)の開いた板状の部品(止め具530)及び取付金具(取付金具520)を有する被表示板取付部(カバー510)を備えた表示装置100について説明した。
また、発光体取付面561において光源(発光体562)の電気的接続部(コネクタ563)をパイプ540を避けた位置に配置した発光板560について説明した。
また、パイプ540の他端に点灯部550を接続し、パイプ540の一端をカバー面598に固定する器具接続工程について説明した。
上記で示したように、カバー510とパイプ540と点灯部550と発光板560とは容易にかつ確実に取り付けることができ、また、各構成部品に対して複雑な加工は不要である。つまり、上記実施の形態3において取り付け・加工が容易である表示パネル500について説明した。
実施の形態4.
実施の形態4では、上記の各実施の形態における表示装置100に対して連結パイプ549(延長柱の一例)をパイプ540に接続し、器具本体300と表示パネル500の点灯部550との距離を延長することについて、図31、図32、図33および図34に基づいて説明する。パイプを延長することにより天井の高さが異なる建物に対して、最適な高さに表示パネル500を設置することができる。
図31は、実施の形態4における器具本体300と表示パネル500の点灯部550との距離の延長を示す正面−平面−右側面図である。
図32は、実施の形態4における器具本体300と表示パネル500の点灯部550との距離の延長を示す正面−底面−右側面図である。
パイプの径が異なる連結パイプ549をパイプ540に取り付ける場合、パイプ540と同形状の部品(取付具548)をカバー510側に取り付け、パイプ540および取付具548の内側に連結パイプ549に対応する径のタップ加工とねじ切りとを施す。そして、パイプ540と取付具548とに連結パイプ549を取り付けることで、パイプ540の取付と同様の金具(止め具530、ネジ591、ネジ592など)を使用して、カバー510とパイプ540との距離を延長し、器具本体300と点灯部550との距離を延長することができる。
図33は、実施の形態4における器具本体300と表示パネル500の点灯部550との距離の延長を示す正面−平面−右側面図である。
図34は、実施の形態4における器具本体300と表示パネル500の点灯部550との距離の延長を示す正面−底面−右側面図である。
図33、図34に示すように、パイプ540に被せて取付具547を取り付けて連結パイプ549とパイプ540との接続の強化を図ってもよい。また、溝や突起物が無い取付具547をパイプ540の上から取り付けることで表示装置100の外観を良くすることができる。
実施の形態4において、1つの器具(取付具548)を用いることで径の異なるパイプ(連結パイプ549)をパイプ540に取り付ける事を可能にする方法を説明した。つまり、器具本体300と点灯部550との距離を延長する方法について説明した。これにより、点灯部550を容易に自由な高さで設置することができる。
実施の形態5.
上記の各実施の形態で説明した表示装置100は、上下方向に分割されたパイプ540のうち点灯部550の設置された側のパイプ540を接合して複数の点灯部550を備えてもよい。つまり、図24において、“A−A線”で分割したパイプ540のうちケース553を有する“B側”のパイプ540を接続し、前後2面で点灯部550を備えてもよい。
図35は、実施の形態5における表示パネル500に2つの点灯部550を備えた表示装置100の設置状態を示す右側面図である。
実施の形態5において、2分割で同形状のパイプ540を組み合わせる方法であり、パイプ540が半円柱状となっており同形状の部材(パイプ540、点灯部550など)を対向して取り付けることを可能とした表示パネル500について説明した。
但し、表示パネル500は、パイプ540を3つ以上に分割し、3つ以上の点灯部550を備えてもよい。
つまり、実施の形態5における表示装置100は複数の点灯部550を備えることができる。
上記の各実施の形態において、以下のような表示装置100について説明した。
天井の孔にはめ込まれ、孔の上方にある装置用支柱に固定される電灯装置であり、前記装置用支柱を通す容器用挿入孔を有する天面と中空胴部とを有するハット状の取付容器と、前記取付容器の中空胴部の開口面をカバーする点灯部用支柱挿入面を有する点灯器と、前記取付容器と前記点灯部用支柱挿入面との内部に設けられ、前記取付容器を前記装置用支柱に固定し、かつ、前記点灯器を前記取付容器に取付る固定器具を備えた電灯装置。
また、前記電灯装置において、前記固定器具は、前記取付容器内部において前記取付容器の天面に固定されるとともに、装置用支柱を通す装置用開口部を有し、前記装置用支柱を前記容器挿入孔と前記装置用開口部とに通して、前記取付容器と前記固定器具とを装置用支柱に固定する電灯装置固定面と、前記電灯装置固定面から前記取付容器の中空胴部内に沿って歯状に形成された点灯器固定側部と、前記点灯器固定側部の端部を中空胴部の中央方向に折り曲げた点灯器固定面と、前記電灯装置固定面と前記点灯器固定側部と前記点灯器固定面の内側に取り付けられた点灯用部品と、前記点灯器固定面の外面に設けられ前記点灯器の点灯部用支柱挿入面を取り付ける点灯器用支柱とを有する。
前記電灯装置は、さらに、前記取付容器の天面の外面に固定された箱状筐体を有する電源装置を備え、前記電源装置は、前記取付容器と前記点灯器との装置用支柱への取り付けの妨げにならない位置に偏位して天面の外面に固定され、箱状筐体の一部は、天面からはみ出して取り付けられている。
また、前記固定器具は、前記電灯装置固定面から前記取付容器の中空胴部内に沿って歯状に形成された少なくとも3つの側部と各側部の端部を中空胴部の中央方向に折り曲げた舌状の固定面とを有し、第1の側部の前記固定面と第2の側部の前記固定面との外面に前記点灯器の点灯部用支柱挿入面を固定する点灯器用支柱を備え、第3の側部の前記固定面の外表面と前記点灯器の点灯部用支柱挿入面との間に点検装置を備える。
そして、前記電灯装置は、前記電灯装置固定面と第1の側部と第1の側部の前記固定面との内側に電池を固定し、前記電灯装置固定面と第2の側部と第2の側部の前記固定面との内側に電源端子台を固定し、前記電灯装置固定面と第3の側部と第3の側部の前記固定面との内側に点検装置を固定し、中空胴部の中央部分に、装置用支柱への固定作業と点灯部品の配線作業とのための空間を提供する。
また、前記電灯装置は、前記取付容器の中空胴部をカバーする点灯部用支柱挿入面を有する支柱取付器と、一端が前記点灯部用支柱挿入面に取り付けられ、他端に点灯部を接続する中空パイプ状の点灯部用支柱とを備え、前記点灯部用支柱の一端には、端部から順に環状溝と環状凸部とが形成され、前記支柱取付器は、前記点灯部用支柱の一端を環状凸部まで挿入する点灯部用支柱挿入孔を有する前記点灯部用支柱挿入面と、前記点灯部用支柱挿入孔に挿入された前記点灯部用支柱の一端の環状溝に係合するU字状の開口取付具と、前記点灯部用支柱挿入面の内面と前記開口取付具との間に圧力をかけて、前記環状凸部を前記点灯部用支柱挿入面の挿入孔の周囲外面に圧接することにより、前記点灯部用支柱の一端を前記支柱取付器に固定するネジ部品とを備える。
また、上記の各実施の形態において、以下のような表示装置100の取付方法について説明した。
前記電源装置の箱状筐体の一部を前記取付容器の天面からはみ出させて配置して、前記固定器具と前記電源装置とを前記取付容器の天面を挟んで固定する電源装置固定工程と、前記電源装置固定工程後、前記電源装置の箱状筐体が天井の孔の上方にある前記装置用支柱にあたらないように、前記電源装置の箱状筐体の前記取付容器の天面からはみ出している部分を斜め上方に向けて、前記電源装置の箱状筐体の前記取付容器の天面からはみ出している部分から前記電源装置の箱状筐体を天井の孔に挿入する筐体挿入工程と、前記筐体挿入工程後、前記取付容器を天井の孔にはめこみながら、前記装置用支柱を前記容器挿入孔に挿入し、前記固定金具を前記装置用支柱に固定する固定工程と、前記点灯部用支柱の他端に点灯部を接続し、前記点灯部用支柱の一端を前記点灯部用支柱挿入面に固定する器具接続工程と、前記器具接続工程後、前記支柱取付器を前記取付容器に取り付けるカバー工程とを備えた電灯装置の取付方法。
実施の形態における表示装置100の設置状態を示す正面図。 実施の形態における表示装置100の設置状態を示す右側面図。 実施の形態における表示装置100の設置状態を示す平面図。 実施の形態1における固定金具400を取り付けた器具本体300と点灯装置200とを示す図。 実施の形態1における器具本体300を示す図。 実施の形態1における固定金具400を示す図。 実施の形態1における固定金具400と取付部品とを示す図。 実施の形態1における取付部品を取り付けた固定金具400を示す図。 実施の形態1における一方向に回転する電池保持板458を示す図。 実施の形態1における表示パネル500を取り付ける固定金具400を示す図。 実施の形態1における表示パネル500を取り付ける固定金具400を示す図。 実施の形態1における表示パネル500を取り付ける固定金具400を示す図。 実施の形態1における表示パネル500を取り付ける固定金具400を示す図。 実施の形態1における表示パネル500を取り付ける固定金具400を示す図。 実施の形態2における点灯装置200を取り付けた器具本体300の天井への設置を示す図。 実施の形態2における点灯装置200を取付た器具本体300の天井への設置を示す図。 実施の形態2における点灯装置200と器具本体300とボルト903との関係を示す正面図。 実施の形態2における点灯装置200と器具本体300とボルト903との関係を示す正面図。 実施の形態2における点灯装置200と器具本体300との関係を示す側面図。 実施の形態2における天井901の孔径が175ミリメートルである場合の各寸法の範囲を示す表。 実施の形態2における天井901の孔径が150ミリメートルである場合の各寸法の範囲を示す表。 実施の形態2における天井901の孔径が125ミリメートルである場合の各寸法の範囲を示す表。 実施の形態3におけるパイプ540と点灯部550と発光部発光板560との接続を示す図。 実施の形態3におけるパイプ540と発光板560との接続を示す拡大図。 実施の形態3におけるパイプ540のカバー510への取り付けを示す正面−平面−右側面図。 実施の形態3におけるパイプ540のカバー510への取り付けを示す正面−底面−左側面図。 実施の形態3におけるパイプ540のカバー510への取り付けを示す拡大図。 実施の形態3におけるカバー510とパイプ540と点灯部550と発光板560とを接続した表示パネル500を示す正面−平面−右側面図。 実施の形態3におけるカバー510とパイプ540と点灯部550と発光板560とを接続した表示パネル500を示す正面−底面−左側面図。 実施の形態3におけるカバー表示パネル500と器具本体300とを示す図。 実施の形態4における器具本体300と表示パネル500の点灯部550との距離の延長を示す正面−平面−右側面図。 実施の形態4における器具本体300と表示パネル500の点灯部550との距離の延長を示す正面−底面−右側面図。 実施の形態4における器具本体300と表示パネル500の点灯部550との距離の延長を示す正面−平面−右側面図。 実施の形態4における器具本体300と表示パネル500の点灯部550との距離の延長を示す正面−底面−右側面図。 実施の形態5における表示パネル500に2つの点灯部550を備えた表示装置100の設置状態を示す右側面図。
符号の説明
100 表示装置、200 点灯装置、300 器具本体、310 取付面、311,312 電線挿入孔、313,314,315,316 ネジ孔、317 ボルト挿入孔、320 側面、330 つば、400 固定金具、410 取付面、411 ボルト挿入孔、412 電線挿入孔、413,414,415,416 ネジ孔、417,418 ボルト固定作業孔、419 端子台固定孔、420,430 表示パネル固定部、421,431 側面、422,432 固定面、423,433 ボルト、424 落下防止具取付部、440 点検スイッチ固定部、441 側面、442 固定面、443,444 取付面、445,446 ネジ孔、450 電池保持部材、451 取付面、452 支持面、453 連結面、454 ボルト挿入孔、458 電池保持板、459 ナット、500 表示パネル、510 カバー、511 パイプ挿入孔、514,515 取付孔、516,517,518 確認孔、519 スイッチ押下孔、520 取付金具、521 パイプ挿入孔、522,523 ネジ孔、530 止め具、531 開口部、532,533 ネジ孔、540 パイプ、541 はめ込み溝、542 突起物、543 取付溝、544 ネジ孔、545 取付部、547,548 取付具、549 連結パイプ、550 点灯部、551 導光板、552 反射シート、553 ケース、560 発光板、561 発光体取付面、562 発光体、563 コネクタ、564 設置部、565 ネジ孔、566 カバー面、569 ネジ、581 スイッチ押下孔、591,592 ネジ、593,594 コネクタ、595 落下防止具、596,597 ナット、598 カバー面、810 電源端子台、811 ネジ孔、812 突起部、813 コネクタ、819 ネジ、820 電池、830 点検スイッチ部、831,832 固定面、833 手動点検スイッチ、834 自動点検スイッチ、835,836,837 確認ランプ、838,839 ネジ、901 天井、902 壁面、903 ボルト、904 ナット。

Claims (22)

  1. 円形状天面と前記円形状天面に接合する円筒面とを有する円筒形の取付容器であってボルトに取り付けられる円筒形の取付容器の中に設置され、前記取付容器に点灯器を固定する固定器具において、
    前記取付容器の円形状天面に結合される取付面であって、前記取付容器を取り付けるボルトが挿入されるボルト挿入孔を有する取付面と、
    前記取付面に接合する側面と前記側面に接合して前記点灯器を固定するための固定面とを有する点灯器固定部とを備え、
    前記取付面と前記側面と前記固定面とは平面でありそれぞれ垂直に一体成形した
    ことを特徴とする固定器具。
  2. 前記側面が前記取付容器の内部と同じ高さを持ち、前記取付面の端部が前記取付容器の前記円筒面に内接す
    とを特徴とする請求項1記載の固定器具。
  3. 前記点灯器固定部は、
    前記固定面から垂直に前記側面と逆向きに高さを持つ点灯器用支柱を有して前記点灯器が前記点灯器用支柱に固定される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の固定器具。
  4. 前記固定器具は、さらに、
    取付面と前記点灯器固定部との少なくともいずれかに電池を設置する電池設置部
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項いずれかに記載の固定器具。
  5. 前記固定器具は、さらに、
    前記側面との間に電池を保持する電池保持板
    を備えたことを特徴とする請求項記載の固定器具。
  6. 前記電池保持板は、
    前記点灯器用支柱が挿入される保持板挿入孔を有して前記点灯器用支柱に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項記載の固定器具。
  7. 前記電池保持板は、
    前記電池保持板の幅手方向の中央から外れた位置に前記保持板挿入孔を有する
    ことを特徴とする請求項記載の固定器具。
  8. 前記固定器具は、さらに、
    電源端子を備える電源端子台を前取付面と前記点灯器固定部との少なくともいずれかに設置する端子台設置部
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項7いずれかに記載の固定器具。
  9. 前記固定器具は、さらに
    電灯装置を点検する点検装置を設置する点検装置設置面と前記点検装置設置面に接合すると共に前記取付面に接合する点検装置設置側部とを有する点検装置設置部
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項いずれかに記載の固定器具。
  10. 前記取付面と前記点検装置設置側部と前記点検装置設置面とでコ字形を形成した
    ことを特徴とする請求項記載の固定器具。
  11. 前記取付面と前記点検装置設置側部と前記点検装置設置面とは平面でありそれぞれ垂直に一体成形した
    ことを特徴とする請求項9または請求項10記載の固定器具。
  12. 前記点検装置を前記点検装置設置面に設置したときの前記点検装置の表面の高さが、前記固定器具を取り付けられる取付容器の高さと同じである
    ことを特徴とする請求項〜請求項11いずれかに記載の固定器具。
  13. 前記固定器具は、さらに、
    電源装置を前記取付面に取り付ける電源装置取付部
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項12いずれかに記載の固定器具。
  14. 前記固定器具は、さらに、
    点灯器に接続して点灯器の落下を防止する落下防止具を前記固定面に取り付ける落下防止具取付部
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項13いずれかに記載の固定器具。
  15. 前記固定器具は、
    前記点灯器固定部を複数備えた
    とを特徴とする請求項1〜請求項いずれかに記載の固定器具。
  16. 前記固定器具は、さらに、
    前記点灯器固定部のいずれかに隣接させて前記固定器具の内側に電池を設置する電池設置部と、
    電池が隣接する点灯器固定部以外の点灯器固定部に隣接させて、電源端子を備える電源端子台を前記固定器具の内側に設置する端子台設置部と
    を備えたことを特徴とする請求項15記載の固定器具。
  17. 前記固定器具は、さらに、
    電灯装置を点検する点検装置を設置する点検装置設置面と前記点検装置設置面に接合すると共に前記取付面に接合する点検装置設置側部とを有する点検装置設置部
    を備えたことを特徴とする請求項15または請求項16記載の固定器具。
  18. 請求項1から請求項17いずれかに記載の固定器具と、
    点灯する点灯器と、
    前記点灯器を点灯するための点灯用部品であって前記固定器具に取り付けられる点灯用部品とを備える電灯装置であって、
    前記点灯器は、
    点灯部と、
    前記点灯部が設置される点灯部用支柱と、
    前記点灯部用支柱が挿入される点灯部用支柱挿入孔がある支柱取付器と、
    前記点灯部用支柱が挿入される取付具開口部があり前記点灯部用支柱を前記支柱取付器に取り付ける開口取付具と
    を備え、
    前記開口取付具は前記支柱取付器に固定するネジが取り付けられる取付具ネジ孔を有し、
    前記点灯部用支柱は、前記支柱取付器の前記点灯部用支柱挿入孔に挿入され、前記点灯部用支柱挿入孔の上方で前記開口取付具の前記取付具開口部がはめ込まれ前記支柱取付器に固定される支柱はめ込み溝を有し、
    前記取付具ネジ孔に取り付けられ前記支柱取付器と前記開口取付具と前記点灯部用支柱とを固定するネジを備える
    ことを特徴とする電灯装置
  19. 請求項1から請求項17いずれかに記載の固定器具と、
    点灯する点灯器と、
    前記点灯器を点灯するための点灯用部品であって前記固定器具に取り付けられる点灯用部品とを備える電灯装置であって、
    前記点灯器は、
    点灯部と、
    前記点灯部が設置される点灯部用支柱と、
    前記点灯部用支柱が挿入される点灯部用支柱挿入孔がある点灯部用支柱挿入面を有する支柱取付器と、
    前記点灯部用支柱が挿入される取付具開口部があり前記点灯部用支柱を前記支柱取付器に取り付ける開口取付具と、
    前記支柱取付器に接合されて前記開口取付具を固定する開口固定具と
    を備える点灯器であり、
    前記開口固定具は前記開口取付具を引き上げて固定するネジが取り付けられる固定具ネジ孔を有し、
    前記開口取付具は前記開口固定具側に引き上げるネジが取り付けられる取付具ネジ孔を有し、
    前記点灯部用支柱は、前記支柱取付器の前記点灯部用支柱挿入孔に挿入され、前記点灯部用支柱挿入孔の上方で前記開口取付具の前記取付具開口部がはめ込まれ引き上げられる支柱はめ込み溝と前記点灯部用支柱挿入孔の下方で前記点灯部用支柱挿入面に圧せられ前記支柱取付器に固定される支柱突起部とを有し、
    前記固定具ネジ孔と前記取付具ネジ孔とに取り付けられ前記開口固定具と前記開口取付具と前記点灯部用支柱とを固定するネジを備える
    ことを特徴とする電灯装置
  20. 請求項1から請求項17いずれかに記載の固定器具と、
    容器用挿入孔を有する円形状天面と前記円形状天面に接合する円筒面とを有する円筒形の取付容器と、
    前記取付容器の開口面をカバーする点灯部用支柱挿入面を有する点灯器と
    前記固定器具の取付面と前記固定器具の前記点灯器固定部の側面と前記固定器具の前記点灯器固定部の固定面との内側に取り付けられる点灯用部品と、
    前記固定器具の前記点灯器固定部の固定面に設けられる点灯器用支柱であって、前記点灯器の前記点灯部用支柱挿入面を取り付けるための点灯器用支柱とを備え、
    前記固定器具の前記取付面は、
    前記取付容器内部において前記円形状天面に固定されるとともに、前記ボルトを通す装置用開口部を有し、前記ボルトを前記容器挿入孔と前記装置用開口部とに通して、前記取付容器と前記固定器具とを前記ボルトに固定する
    ことを特徴とする電灯装置。
  21. 前記電灯装置は、さらに、
    前記取付容器の円形状天面の外面に固定された箱状筐体を有する電源装置を備え、
    前記電源装置は、前記取付容器の円形状天面の外面の部分であって前記取付容器と前記点灯器との前記ボルトへの取り付けの妨げにならない部分に固定され、箱状筐体の一部は、前記取付容器の円形状天面からはみ出して取り付けられている
    ことを特徴とする請求項20記載の電灯装置。
  22. 請求項1から請求項17いずれかに記載の固定器具と、
    円形状天面と前記円形状天面に接合する円筒面とを有する円筒形の取付容器と、
    前記取付容器をカバーする点灯部用支柱挿入面を有する支柱取付器と、
    一端が前記点灯部用支柱挿入面に取り付けられ、他端に点灯部を接続する中空パイプ状の点灯部用支柱と
    を備え、
    前記点灯部用支柱の一端には、端部から順に環状溝と環状凸部とが形成され、 前記支柱取付器は、
    前記点灯部用支柱の一端を環状凸部まで挿入する点灯部用支柱挿入孔を有する前記点灯部用支柱挿入面と、
    前記点灯部用支柱挿入孔に挿入された前記点灯部用支柱の一端の環状溝に係合するU字状の開口取付具と、
    前記点灯部用支柱挿入面の内面と前記開口取付具との間に圧力をかけて、前記環状凸部を前記点灯部用支柱挿入面の挿入孔の周囲外面に圧接することにより、前記点灯部用支柱の一端を前記支柱取付器に固定するネジ部品と
    を備えることを特徴とする電灯装置。
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