JP7378070B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP7378070B2
JP7378070B2 JP2020077838A JP2020077838A JP7378070B2 JP 7378070 B2 JP7378070 B2 JP 7378070B2 JP 2020077838 A JP2020077838 A JP 2020077838A JP 2020077838 A JP2020077838 A JP 2020077838A JP 7378070 B2 JP7378070 B2 JP 7378070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led lamp
support member
pair
lighting fixture
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020077838A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021174677A (ja
Inventor
裕也 辻
淳 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2020077838A priority Critical patent/JP7378070B2/ja
Publication of JP2021174677A publication Critical patent/JP2021174677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7378070B2 publication Critical patent/JP7378070B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

本開示は、一般に照明器具に関し、より詳細には、直管形LEDランプを備える照明器具に関する。
従来、直管形ランプを用いる非常用照明器具が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の照明器具は、直管形ランプと、一対のソケットと、被覆部材とを備えている。一対のソケットには直管形ランプのランプピンが挿入され、直管形ランプが回動されることにより、直管形ランプが着脱される。被覆部材は、互いに対向する締込部を備え、これら締込部が締結部材により互いに締め込まれることで、直管形ランプの口金を覆い一部がソケットの側部に対向する位置で直管形ランプに対して固定される。
直管形ランプを用いる非常用照明器具の場合、非常用照明器具の設置基準により使用者が直管形ランプを容易に取り外せない構造にする必要がある。特許文献1に記載の照明器具では、直管形ランプの口金を覆い一部がソケットの側部に対向する位置で直管形ランプに対して固定される被覆部材を備えることで、直管形ランプのソケットに対する回動が被覆部材とソケットの側部との突き当てによって規制される。すなわち、特許文献1に記載の照明器具では、被覆部材を取り外さない限り、直管形ランプを取り外すためにソケットを回動させることができない。
特開2016-110955号公報
しかし、特許文献1に記載の照明器具では、直管形ランプ(直管形のLEDランプ)をソケットから不所望に取り外されないように被覆部材が必要なため、部品点数が多くなってしまう。
本開示は、上記事由に鑑みてなされており、直管形のLEDランプを容易に取り外せない構成にしながらも部品点数を低減させることができる照明器具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る照明器具は、直管形のLEDランプと、本体部と、透光部材と、支持部材とを備える。前記本体部には、前記LEDランプが取り付けられる。前記透光部材は、前記LEDランプを挟んで前記本体部と対向して配置される。前記支持部材は、前記LEDランプを跨いだ状態で前記本体部に取り付けられる一対の脚を有する。
本開示によれば、直管形のLEDランプを容易に取り外せない構成にしながらも部品点数を低減させることができる照明器具を提供することができる。
図1は、本実施形態の照明器具の一例を示す分解斜視図である。 図2は、同上の照明器具の一例を示す分解斜視図である。 図3Aは、同上の照明器具が備える第1支持部材を右から見た平面図である。図3Bは、同上の照明器具が備える第1支持部材を左から見た平面図である。図3Cは、同上の照明器具が備える第1支持部材を上から見た平面図である 図4は、本実施形態の照明器具が備える第1支持部材の拡大図である。 図5は、本実施形態の照明器具の一例を示す斜視図である。 図6は、図5のA-A線における断面図である。
以下、本開示に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態において互いに共通する要素には同一符号を付しており、共通する要素についての重複する説明は省略する。
(1)概要
本実施形態に係る照明器具10の概要について図1を参照して説明する。本実施形態に係る照明器具10は、例えば、施設の避難経路となる階段の踊り場の壁に設置される、いわゆる階段通路誘導灯である。ただし、照明器具10は、施設の居室、廊下又は階段等において、天井又は壁等に取り付けられた状態で施設に設置される照明器具であってもよい。
本実施形態では、照明器具10が、例えば、ホテル、オフィスビル、学校、福祉施設、商業施設、テーマパーク、病院又は工場等の非住宅の施設に用いられる場合を例示するが、この例に限らず、照明器具10は、集合住宅又は戸建住宅等の施設に用いられてもよい。
本実施形態の照明器具10は、本体部1と、直管形のLEDランプ4と、第1支持部材5と、透光部材6とを備える。本実施形態の照明器具10が備える第1支持部材5は、透光部材6を支持すると共に、LEDランプ4を容易に取り外せなくする部材である。第1支持部材5は、透光部材6を支持する部材と、LEDランプ4を容易に取り外せなくする部材とが一体になった部材であるため、照明器具10の部品点数を低減させることができる。照明器具10の部品点数を低減させることで、照明器具10の生産コストを低減することができると共に、照明器具10の施工性が向上する。
(2)詳細
以下、本実施形態に係る照明器具10の構成について詳しく説明する。
(2.1)前提
本実施形態では、一例として、照明器具10が施設の避難経路となる階段の踊り場の壁に設置されることとして説明する。以下の説明では、特に断りのない限り、図1に矢印で示す向きにおいて照明器具10の前後方向、上下方向、左右方向を規定する。反射板31(壁)の法線方向を照明器具10の前後方向とする。LEDランプ4の長手方向を照明器具10の左右方向とする。反射板31の法線方向及びLEDランプ4の長手方向と直交する方向を照明器具10の上下方向とする。ただし、「前後方向」、「上下方向」、及び「左右方向」は、照明器具10の使用方向「取付方向」を限定する趣旨ではない。例えば、ここで規定した「前後方向」が、実際の照明器具10の設置状態では「上下方向」であってもよい。
また、以下に説明する各図面においては、照明器具10の構成を模式的に表しており、図面における各種の寸法関係等が実物とは異なる場合がある。
(2.2)全体構成
次に、本実施形態に係る照明器具10の全体構成について、図1を参照して説明する。
照明器具10は、本体部1と、LEDランプ4と、一対の防水キャップ43(キャップ)と、第1支持部材5と、透光部材6と、ボルト71と、一対の第2支持部材8とを備えている。
(2.3)本体部の構成
次に、本実施形態に係る照明器具10における本体部1のより詳細な構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1に示すように本体部1は、器具本体2とカバー3とを有している。器具本体2は、左右の面及び前面が開口の矩形箱形状であり、左右方向からの平面視において略U字状(略C字状)である。器具本体2は、底板21と上板22と下板23とを備えている。底板21、上板22、及び下板23のそれぞれは、長方形状の板であり、例えば鋼板などの金属板により形成されている。なお、底板21、上板22、及び下板23のそれぞれは、合成樹脂などで形成されていてもよい。本実施形態では、底板21、上板22、及び下板23が一体的に形成されている場合を例示する、なお、底板21、上板22、及び下板23が一体的に形成されていなくてもよい。
底板21には、長手方向の中央に円形状の孔である電源孔211が形成されている。電源孔211は、商用交流電源のような外部電源に電気的に接続される電源ケーブルが通される。また、底板21には、電源孔211を挟んだ左右両側に、楕円形状の孔である複数(図例では2つ)の取付孔212が形成されている。2つの取付孔212に壁から前方に突出するアンカーボルトが通され、アンカーボルトにナットが締め付けられることによって、底板21(器具本体2)は壁に取り付けられる。
底板21の左右両側の端部に、一対のソケット台24が取り付けられている。一対のソケット台24の前面に、一対のランプソケット25がそれぞれ取り付けられている。一対のランプソケット25は、LEDランプ4に電力を供給すると共に、LEDランプ4を機械的に保持する機能を有している。
底板21には、給電装置91と、蓄電部92とが取り付けられている。
給電装置91は、変換回路、充電回路、点灯回路、及び切替回路などを備える。変換回路は、外部電源から供給される交流電力を直流電力に変換する。充電回路は、変換回路によって変換された直流電力で蓄電部92の2次電池を充電する。点灯回路は、外部電源及び蓄電部92を電源としてLEDランプ4を点灯させる。切替回路は、外部電源の停電を検出していない場合、外部電源と、充電回路及び点灯回路とを電気的に接続し、外部電源の停電を検出した場合、2次電池と点灯回路とを電気的に接続する。
蓄電部92は、例えば、円筒形のニッケル水素電池などの2次電池を有している。
底板21の左右両側の端部であって一対のソケット台24のさらに外側に、一対の第2支持部材8が取り付けられている。一対の第2支持部材8は、透光部材6の左右両側の端部を支持する部材である。一対の第2支持部材8について詳しくは「(2.7)第2支持部材の構成」の欄で説明する。
カバー3は、図1に示すように、長方形状の反射板31と、長方形状の上板32と、長方形状の下板33と、長方形状の左板34と、長方形状の右板35とを備えている。カバー3は、後面が開口の矩形箱形状である。反射板31は、長方形状の反射面310を有する。
反射板31は、LEDランプ4から出射される光を反射させる。反射板31がLEDランプ4から出射される光を反射させることで、本実施形態の照明器具10は、反射板31に対向する方向(前方向)を効率的に照らすことができる。
反射板31は、例えば、亜鉛めっき鋼板等のめっき鋼板、又は塗装鋼板等の金属板である。また、反射板31は、表面が白色の塗料で塗装されてもよい。反射板31には、一対の第2支持部材8及び一対のランプソケット25が通される一対の孔311と、第1支持部材5を反射板31に取り付けるための複数の孔312~314とが形成されている。
カバー3は、一対の孔311に、一対の第2支持部材8及び一対のランプソケット25が通されるようにして器具本体2に被せられる。図2に示すように、カバー3が器具本体2に被せられた状態において、一対の第2支持部材8及び一対のランプソケット25(図1参照)は、反射板31の一対の孔311から前方に突出している。
(2.4)LEDランプの構成
次に、本実施形態に係る照明器具10における直管形のLEDランプ4のより詳細な構成について、図1を参照して説明する。
図1に示すようにLEDランプ4は、LEDと、ランプ本体41と、一対の口金42とを備えている。LEDは、ランプ本体41に収容されている。ランプ本体41は、例えばガラスなどで形成されている。そのため、本実施形態のランプ本体41は、合成樹脂等で形成されたランプ本体と比べて耐熱性に優れている。
一対の口金42は、左右方向におけるランプ本体41の両端に設けられている金具である。一対の口金42が一対のランプソケット25に取り付けられることにより、ランプ本体41は一対のランプソケット25によって支持され、一対の口金42を介して、一対のランプソケット25から電力が供給される。
一対の防水キャップ43(キャップ)は、LEDランプ4の長手方向における両端が開口の略筒状である。一対の防水キャップ43は、LEDランプ4の長手方向の一部でLEDランプ4の外周を囲うキャップである。図2に示すように、一対の防水キャップ43は、一対のランプソケット25及び一対の口金42を覆うことで、一対のランプソケット25(図1参照)内に雨水などが侵入することを阻止する。
防水キャップ43の内部構造は、ランプ本体41と口金42とが接続されているときに、LEDランプ4から防水キャップ43を取り外すことができない構造となっている。
(2.5)第1支持部材の構成
次に本実施形態に係る照明器具10における第1支持部材5のより詳細な構成について、図2、図3A~図3C及び図4を参照して説明する。
第1支持部材5は、図2に示すように、本体部1の反射板31に取り付けられ、透光部材6を支持する金具である。図3A~図3Cに示すように、第1支持部材5は、基部50と、第1の脚53及び第2の脚52を含む一対の脚51とを有している。
基部50は、前後方向から見て略矩形状、かつ、前後方向に沿った厚み方向を有する略平板状である。基部50には、ボルト71(図1参照)に貫通される孔501が形成されている。基部50は、第1支持部材5が反射板31(図2参照)に取り付けられた状態でLEDランプ4(図2参照)を挟んで反射板31と対向する。
基部50のLEDランプ4の長手方向(左右方向)の両端部50a,50bには、一対の脚51が設けられている。基部50の左側の第1端部50aには第2の脚52が設けられており、基部50の右側の第2端部50bには第1の脚53が設けられている。
第1の脚53は、LEDランプ4の長手方向(左右方向)から見て外側(下側)に凸の略弧状である。第1の脚53は、第4平板部531(第1部分)と、第5平板部532(第2部分)と、第6平板部533(第3部分)と、固定部55とを有している。
第4平板部531は、左右方向から見て略矩形状、かつ、左右方向に沿った厚さ方向を有する略平板状である。第4平板部531は、基部50の右側の第2端部50bから反射板31側(後側)に向かって突出する。
第5平板部532は、左右方向から見て長尺、かつ、左右方向に沿った厚さ方向を有する略平板状である。第5平板部532は、上下方向における第4平板部531の下側の端部から反射板31に向かって突出し、上下方向において第4平板部531の下側の端部から離れるほど(下にいくほど)反射板31に近づく。
第6平板部533は、左右方向から見て五角形状、かつ、左右方向に沿った厚さを有する略平板状である。前後方向における第5平板部532の後側の端部から反射板31に向かって突出する。第5平板部532の延伸方向と直交する方向の幅W6は、第6平板部533における延伸方向と直交する方向の幅W7より狭い。
固定部55は、第6平板部533における反射板31側(後側)の端部から突出する。固定部55は、第1繋ぎ部551と、第1爪部552とを有している。
第1繋ぎ部551は、左右方向から見て略矩形状、かつ、左右方向に沿った厚さ方向を有する略平板状である。第1繋ぎ部551は、第6平板部533における反射板31側の端部から、前後方向に沿って更に後側に突出する。第1繋ぎ部551の先端は、反射板31に形成されている孔313(図4参照)を貫通する。
第1爪部552は、前後方向から見て略矩形状、かつ、前後方向に沿った厚さ方向を有する略平板状である。第1爪部552は、前後方向における第1繋ぎ部551の後側の端部から、左右方向に沿って右側に突出する。言い換えると、第1爪部552は、第1繋ぎ部551の後側の端部から、第2の脚52と離れる側の方向に突出する。
また第1爪部552には、ネジ75(図4参照)と嵌合する孔552aが形成されている。第1爪部552と反射板31の裏面とが対向した状態で、反射板31の孔314(図1参照)を貫通したネジ75と孔552aとが嵌合されることにより、第1爪部552は反射板31に固定される。第1爪部552は、反射板31の裏面と対向した状態であるため、反射板31の表面の一部を覆わない。そのため、第1爪部552に反射板31の一部が覆われることによって反射板31に反射される光が低減されるという事態が起こりにくいようになる。
第2の脚52は、LEDランプ4の長手方向(左右方向)から見て外側(上側)に凸の略弧状である。第2の脚52は、第1平板部521(第1部分)と、第2平板部522(第2部分)と、第3平板部523(第3部分)と、鉤部54とを有している。
第1平板部521は、左右方向から見て略矩形状、かつ、左右方向に沿った厚さ方向を有する略平板状である。第1平板部521は、基部50の左側の第1端部から反射板31側(後側)に向かって突出する。
第2平板部522は、左右方向から見て長尺、かつ、左右方向に沿った厚さ方向を有する略平板状である。第2平板部522は、上下方向における第1平板部521の上側の端部から反射板31に向かって突出し、上下方向において第1平板部521の上側の端部から離れるほど(上にいくほど)反射板31に近づく。
第3平板部523は、左右方向から見て五角形状、かつ、左右方向に沿った厚さを有する略平板状である。前後方向における第2平板部522の後側の端部から反射板31に向かって突出する。第2平板部522の延伸方向と直交する方向の幅W4は、第3平板部523における延伸方向と直交する方向の幅W5より狭い。
鉤部54は、左右方向から見て鉤状、かつ、左右方向に沿った厚さ方向を有する平板状である。鉤部54は、第3平板部523における反射板31側(後側)の端部523aから突出する。鉤部54は、第2繋ぎ部541と、第2爪部542とを有している。
第2繋ぎ部541は、左右方向から見て略矩形状であり、第3平板部523における反射板31側の端部から、前後方向に沿って後側に突出する。第2繋ぎ部541の先端は、反射板31に形成されている孔312(図4参照)を貫通する。
第2爪部542は、左右方向から見て長尺であり、前後方向における第2繋ぎ部541の後側の端部から、上下方向に沿って下側に突出する。第2爪部542は、反射板31に引っかけることが可能な構造となっている。
第1支持部材5がLEDランプ4を跨いだ状態で反射板31に取り付けられている状態において、一対の脚51は、LEDランプ4の長手方向に沿った方向において、互いに異なる位置で本体部1の反射板31に取り付けられている。一対の脚51がLEDランプ4の長手方向において互いに異なる位置で反射板31に固定されるため、LEDランプ4の長手方向に加わる力に対する第1支持部材5の強度を向上させることができる。
また、一対の脚51は、LEDランプ4の長手方向(左右方向)に沿った厚さ方向を有する略平板状であり、LEDランプ4の長手方向からの平面視において、LEDランプ4を跨いで本体部1の反射板31に取り付けられている。一対の脚51のそれぞれがLEDランプ4の長手方向に沿った厚さ方向を有する略平板状であるため、LEDランプ4から出射される光を一対の脚51が遮ってしまうことを低減できる。
上下方向における第1支持部材5の一対の脚51の間隔W1は、上下方向におけるランプ本体41の幅W2より大きい。そして、第1支持部材5がLEDランプ4を跨いで反射板31に取り付けられている状態において、第1支持部材5とLEDランプ4とは非接触である。一対の脚51とLEDランプ4とが非接触であるため、LEDランプ4の熱が第1支持部材5に伝導することによる第1支持部材5の劣化を、起こりにくくすることができる。
また、LEDランプ4の長手方向からの平面視において、第1支持部材5の一対の脚51の間隔W1は、防水キャップ43の外径W3以下である。そのため、第1支持部材5がLEDランプ4を跨いで反射板31に取り付けられている状態では、照明器具10のユーザ等は、LEDランプ4を容易に取り外すことができない。
また、第1支持部材5は、LEDランプ4の長手方向において、透光部材6の中央部を支持している。そのため、本実施形態の照明器具10では、透光部材6を安定的に支持することができる。
(2.6)透光部材の構成
次に本実施形態に係る照明器具10における透光部材6のより詳細な構成について、図1を参照して説明する。
透光部材6は、前後方向から見て長方形状、かつ、前後方向に沿った厚さ方向を有する。透光部材6は、光拡散性を有する乳白色のガラスなどにより形成されている。すなわち、透光部材6は、LEDランプ4から出射された光を拡散させる機能を有する。なお、透光部材6は、光拡散性を有する乳白色のアクリル樹脂などで形成されていてもよい。
また、透光部材6は、前後方向から見て長方形状の前面61と、前後方向から見て長方形状の後面62(対向面)とを有している。透光部材6は、対向面がLEDランプ4を挟んで反射板31と対向するように配置され、透光部材6の対向面と反射板31(反射面)とは略平行である。言い換えると、透光部材6の対向面の法線方向は、反射板31の法線方向に沿っている。
透光部材6には、第1支持部材5と、透光部材6及び一対の第2支持部材8とを固定するための複数(図例では3つ)のボルト71に貫通される複数(図例では3つ)の孔63が形成されている。
(2.7)第2支持部材の構成
次に、本実施形態に係る照明器具10における一対の第2支持部材8のより詳細な構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1に示すように、一対の第2支持部材8は、LEDランプ4の長手方向に沿って、第1支持部材5を挟み、器具本体2の左右両側の端部であって一対のソケット台24のさらに外側に取り付けられている。本実施形態では、第1支持部材5と一対の第2支持部材8は、LEDランプ4の長手方向において、一直線上に配置されている。上述のように、一対の第2支持部材8は、透光部材6の左右両側の端部を支持する部材である。
一対の第2支持部材8は、底板21に取り付けられ、前方向に突出している。図2に示すように、カバー3が器具本体2に被せられた状態において、一対の第2支持部材8は、カバー3(反射)の一対の孔311を貫通して反射板31より前方に突出している。
一対の第2支持部材8の先端(前面)からは、ボルト71が前方に突出している。透光部材6の孔63を貫通したボルト71が、ナット72と嵌合されることにより、一対の第2支持部材8と透光部材6とが固定される。また、ボルト71の先端には更に化粧ナット73が嵌合されることにより、照明器具10の状態は図5に示す状態となる。
第1支持部材5だけでなく、一対の第2支持部材8も透光部材6を支持するため、本実施形態の照明器具10は、透光部材6をより安定した状態で支持することができる。また、一対の第2支持部材8が透光部材6を支持することで、第1支持部材5に掛かる透光部材6の荷重を減らすことができる。
(2.8)ボルトの構成
図6は、図5のA-A線における断面図である。図6に示すように、ボルト71は、頭部711と軸712とを有している。
頭部711は、凹部711aを有している。作業者等は、凹部711aにドライバーや六角レンチなどの工具を差し込み、工具を例えば時計周りに回すことにより、ボルト71をナット72に嵌合させることができる。
軸712は、第1軸部712aと、くびれ部712bと、第2軸部712cとを有している。第1軸部712a及び第2軸部712cには、ネジ山が形成されており、ナット72などの雌ネジと嵌合する構造になっている。くびれ部712bは、例えば、ネジ山が形成されていない円柱形状である。くびれ部712bの外径W8は、ナット72の内径W9より小さい。
図6に示す状態において、ボルト71の軸712は、後側から順に、座金76a、座金76b、第1支持部材5の孔501、座金76c、透光部材6の孔63、座金76d、座金76e、及び、ナット72を貫通している。ボルト71の第1軸部712aがナット72と嵌合することにより、第1支持部材5と透光部材6とが固定されている。また、ボルト71の第2軸部712cが化粧ナット73と嵌合している。言い換えると、ボルト71は、基部50及び透光部材6の孔63を貫通した状態で、軸方向(前後方向)において、くびれ部712bより頭部711側(後側)でナット72と嵌合することにより、基部50と透光部材6とを固定している。
次に、第1軸部712aとナット72との嵌合、及び、第2軸部712cと化粧ナット73との嵌合が、振動等によって緩くなった状態について説明する。例えば、化粧ナット73が図6に示す状態より前側に移動し、ナット72が第1軸部712aから離れて、くびれ部712bにはまったような状態である。このような状態では、ナット72の内径W9が、くびれ部712bの外径W8より大きいため、振動などが起きても、ナット72はくびれ部712bの位置で空転する。このため、ナット72はくびれ部712bより前側に移動せず、第2軸部712cと嵌合しない。したがって、振動などが起きても、ボルト71はナット72から抜けないため、ボルト71が振動などによって抜け落ちることがない。
(3)施工方法
次に、本実施形態の照明器具10の施工手順を説明する。ここでは、照明器具10の状態が図2に示す状態からの施工手順について説明する。すなわち、カバー3が器具本体2に被せられ、LEDランプ4が本体部1に取り付けられ、一対のランプソケット25及び一対の口金42が一対の防水キャップ43によって覆われた状態からの施工手順について説明する。なお、照明器具10の状態が図2に示す状態であるとき、前方から見て、反射板31(反射面310)の枠内にLEDランプ4が収まっている。また、LEDランプ4の長手方向(左右方向)と、反射板31の長手方向とが一致している。
まず、施工作業を行う作業者は、反射板31に第1支持部材5を取り付ける作業を行う。作業者は、反射板31の孔313に、第1支持部材5の第1爪部552を差し込んでいき、第1支持部材5の第1繋ぎ部551の先端を貫通させる。次に、作業者は、反射板31の孔312に、第1支持部材5の第2爪部542を差し込んでいき、第1支持部材5の第2繋ぎ部541の先端を貫通させる。この状態において、第1爪部552は、反射板31の裏面と対向した状態で接している。また、第2爪部542が反射板31に引っかかることによって、第1支持部材5は反射板31から落下しにくい。そのため、作業者は、第1支持部材5の施工作業を行いやすくなる。そして、作業者は、反射板31の孔314にネジ75を貫通させ、第1爪部552の孔552aにネジ75を嵌合させる。作業者がここまでの作業を終えると、第1支持部材5が反射板31に取り付けられている。
第1支持部材5の一対の脚51の間隔W1は、防水キャップ43の外径W3以下である。そのため、第1支持部材5がLEDランプ4を跨いで反射板31に取り付けられている状態では、照明器具10のユーザ等は、LEDランプ4を容易に取り外すことができない。
次に、作業者は、透光部材6の3つの孔63のそれぞれに、ボルト71を貫通させる。次に、作業者は、透光部材6の3つの孔63を貫通し、透光部材6の前面に突出している3つのボルト71それぞれの第1軸部712aに、ナット72を嵌合させる。その後、作業者は、3つのナット72を貫通してナット72の前面に突出している3つのボルト71それぞれの第2軸部712cに、化粧ナット73を嵌合させる。本実施形態の照明器具10は、このような手順で施工される。
作業者による施工が終わると、照明器具10の状態は図5に示す状態になる。この状態において、透光部材6の長手方向と、反射板31及びLEDランプ4との長手方向が一致する。また、反射板31の法線方向(前後方向)と、透光部材6の法線方向とが一致する。
また、施工者等は、ネジ75を取り外し、第2爪部542を反射板31の孔312から取り外し、第1爪部552を反射板31の孔313から取り外すことで、第1支持部材5を反射板31から取り外すことができる。
本実施形態の第1支持部材5は、LEDランプ4を容易に取り外せなくする部材であり、透光部材6を支持する部材である。すなわち、LEDランプ4を容易に取り外せなくする機能と、透光部材6を支持する機能とが同一の部材(第1支持部材5)によって実現される。そのため、本実施形態の照明器具10は、照明器具10の部品点数を低減させることで照明器具10の生産コストを低減すると共に、照明器具10の施工性を向上させることができる。
(4)変形例
本実施形態の照明器具10は、直管形のLEDランプ4を常用照明の光源及び非常用照明の光源に兼用する非常用照明器具である。ただし、常用照明のみを行う照明器具に本開示の技術思想を適用してもよい。
本実施形態の第1支持部材5の一対の脚51における、第1の脚53及び第2の脚52の両方が、LEDランプ4の長手方向から見て外側に凸の弧状である場合を例示した。ただし、一対の脚51の少なくとも1つの脚、すなわち、第2の脚52及び第1の脚53のどちらかが、LEDランプ4の長手方向から見て外側に凸の弧状であればよい。LEDランプ4の長手方向から見て、一対の脚51の少なくとも1つの脚が外側に凸の弧状であることで、一対の脚51の両方の脚が直線状である場合等に比べて、一対の脚51がLEDランプ4を跨ぎやすくなる。
本実施形態の第1支持部材5の一対の脚51は、LEDランプ4の長手方向に沿った方向において、互いに異なる位置で反射板31に取り付けられている場合を例示した。一対の脚51は、LEDランプ4の長手方向に沿った方向において、同じ位置で反射板31に取り付けられていても構わないが、LEDランプ4の長手方向に沿った方向において、互いに異なる位置で反射板31に取り付けられている方が好ましい。
本実施形態の第1支持部材5の一対の脚51は、LEDランプ4の長手方向に厚さ方向を有する略平板状である場合を例示した。この場合、一対の脚51の少なくとも一部は、上下方向における幅が、長手方向における幅より広いことが好ましい。一対の脚51の上下方向における幅を広くすることで、上下方向に加わる力、すなわち透光部材6による荷重に対する第1支持部材5の強度を向上させることができる。
本実施形態の第1支持部材5は金具である場合を例示した。本実施形態の第1支持部材5は、金属で形成されているため、合成樹脂などで形成された第1支持部材と比べて、耐熱性が高い。ただし、第1支持部材5は金具でなく、合成樹脂などで形成されていてもよい。第1支持部材5が合成樹脂などで形成される場合、耐熱性が高い合成樹脂で第1支持部材5が形成されることが好ましい。
本実施形態の第1支持部材5の一対の脚51は、前後方向から見て平板状である場合を例示した。ただし、一対の脚51は平板状ではなく、角柱状や円柱状であってもよい。
本実施形態の第1支持部材5は、LEDランプ4を跨いで反射板31に取り付けられたとき、LEDランプ4と非接触である場合を例示した。ただし、第1支持部材5は、LEDランプ4を跨いで反射板31に取り付けられたとき、LEDランプ4と接触していてもよい。
本実施形態のランプ本体41は、ガラスなどで形成されている場合を例示した。ランプ本体41は、ガラスではなく、合成樹脂などで形成されていてもよい。ランプ本体41が合成樹脂などで形成されている場合、耐熱性が高い合成樹脂でランプ本体41が形成されていることが好ましい。
本実施形態の第1支持部材5の一対の脚51の間隔W1は、防水キャップ43の外径W3以下である場合を例示した。ただし、一対の脚51の間隔W1は、防水キャップ43の外径W3より大きくてもよい。この場合、一対の脚51の間隔W1は、第1支持部材5がLEDランプ4を跨いで反射板31に取り付けられた状態において、一対の脚51の間から、ユーザ等がLEDランプ4を引き抜きづらい程度の大きさである必要がある。また、前後方向において、反射板31から第1支持部材5の基部50の高さが、防水キャップ43の外径W3以下となるようにしてもよい。
本実施形態の照明器具10は、1つの第1支持部材5を備える場合を例示したが、照明器具10は、複数の第1支持部材5を備えていてもよい。
本実施形態では、第1支持部材5が透光部材6の中央部を支持する場合を例示した。なお、第1支持部材5は透光部材6の中央部以外の箇所を支持してもよい。特に、複数の第1支持部材5が透光部材6を支持する場合には、LEDランプ4の長手方向において、複数の第1支持部材5及び一対の第2支持部材8のそれぞれの間隔が等しくなるように第1支持部材5が配置されるようにすることが好ましい。
本実施形態では、第1支持部材5と一対の第2支持部材8は、LEDランプ4の長手方向において、一直線上に配置されている場合を例示した。なお、LEDランプ4の長手方向において、一対の第2支持部材8を結んだ仮想直線より少し下側に第1支持部材5を配置してもよい。LEDランプ4の長手方向において、一対の第2支持部材8を結んだ仮想直線より少し下側に第1支持部材5を配置することで、第1支持部材5に掛かる透光部材6の荷重を低減することができる。
本実施形態では、第1の脚53の第1爪部552が、第1繋ぎ部551の後側の端部から、左右方向に沿って右側に突出する場合を例示した。なお、第1爪部552は、第1繋ぎ部551の後側の端部から、左右方向に沿って左側に突出していてもよい。
以上、本開示に関する幾つか実施形態について説明した。本実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(まとめ)
以上説明したように、第1の形態に係る照明器具(10)は、直管形のLEDランプ(4)と、本体部(1)と、透光部材(6)と、支持部材(第1支持部材5)とを備える。本体部(1)には、LEDランプ(4)が取り付けられる。透光部材(6)は、LEDランプ(4)を挟んで本体部(1)と対向して配置される。支持部材(第1支持部材5)は、LEDランプ(4)を跨いだ状態で本体部(1)に取り付けられる一対の脚(51)を有する。
この態様によれば、支持部材(第1支持部材5)の一対の脚(51)がLEDランプ(4)を跨いだ状態で本体部(1)に固定されるため、LEDランプ(4)を容易に取り外せなくすることができる。また、支持部材(第1支持部材5)は透光部材(6)を支持する部材でもあり、透光部材(6)を支持する部材とLEDランプ(4)を容易に取り外せなくする部材とが一体であるため、照明器具(10)の部品点数を低減させることができる。これにより、照明器具(10)の施工性が向上し、製造コストを低減することができる。
第2の形態に係る照明器具(10)は、第1の態様において、キャップ(防水キャップ43)を更に備える。キャップ(防水キャップ43)は、筒状であり、LEDランプ(4)の長手方向の一部でLEDランプ(4)の外周を囲う。
この態様によれば、支持部材(第1支持部材5)の一対の脚(51)の間からLEDランプ(4)を囲うキャップ(防水キャップ43)を引き抜くことが難しいため、LEDランプ(4)を容易に取り外せなくすることができる。
第3の形態に係る照明器具(10)では、第1又は第2の態様において、本体部(1)は、LEDランプ(4)から出射される光を反射させる反射板(31)を含む。
この態様によれば、反射板(31)が光を反射させることで、LEDランプ(4)において反射板(31)とは反対側に光を効率的に照らすことができる。
第4の形態に係る照明器具(10)では、第3の態様において、支持部材(第1支持部材5)は、一対の脚(51)が設けられる基部(50)を更に有する。一対の脚(51)のそれぞれは、第1部分(第1平板部521;第4平板部531)と、第2部分(第2平板部522;第5平板部532)と、第3部分(第3平板部523;第6平板部533)とを有する。第1部分(第1平板部521;第4平板部531)は、基部(50)においてLEDランプ(4)の長手方向の両端部から反射板(31)の法線方向に沿って延びて設けられる。第2部分(第2平板部522;第5平板部532)は、第1部分(第1平板部521;第4平板部531)から離れるにつれて反射板(31)に近づく方向に第1部分(第1平板部521;第4平板部531)の端部から延びて設けられる。第3部分(第3平板部523;第6平板部533)は、第2部分(第2平板部522;第5平板部532)の先端から反射板(31)の法線方向に沿って延びて設けられている。第2部分(第2平板部522;第5平板部532)の延伸方向と直交する方向の幅(W4;W6)は、第3部分(第3平板部523;第6平板部533)の延伸方向と直交する方向の幅(W5;W7)よりも狭い。
この態様によれば、第2部分(第2平板部522;第5平板部532)の幅(W4;W6)は、第3部分(第3平板部523;第6平板部533)の幅(W5;W7)より狭いため、LEDランプ(4)から出射された光を遮りにくい。
第5の形態に係る照明器具(10)では、第3又は4の態様において、反射板(31)は、第1孔(孔313)と、第2孔(孔314)とを有する。一対の脚(51)の少なくとも1つの脚(第1の脚53)は、繋ぎ部(第1繋ぎ部551)と、爪部(第1爪部552)とを有する。繋ぎ部(第1繋ぎ部551)は、一端部が反射板(31)の第1孔(孔313)を貫通する。爪部(第1爪部552)は、繋ぎ部(第1繋ぎ部551)の先端から反射板(31)の法線方向と交差する方向に突出している。爪部(第1爪部552)は、孔(552a)を有する。少なくとも1つの脚(第1の脚53)は、反射板(31)の裏面と対向している状態で、反射板(31)の第2孔(孔314)と爪部(第1爪部552)の孔(552a)とを貫通したネジ(75)でねじ止めされることにより、反射板(31)に取り付けられる。
この態様によれば、爪部(第1爪部552)は反射板(31)の裏面に対向している状態で固定される。そのため、反射板(31)によって反射される光のうち、爪部(第1爪部552)が反射板(31)の表面の一部を覆うことで遮られてしまう光を低減することができる。
第6の形態に係る照明器具(10)では、第5の態様において、反射板(31)は、第3孔(孔312)を更に有する。一対の脚(51)は、第1の脚(53)と、第1の脚(53)とは異なる第2の脚(52)とを含む。第1の脚(53)は、繋ぎ部(第1繋ぎ部551)である第1繋ぎ部(551)と、爪部(第1爪部552)である第1爪部(552)とを有する。第2の脚(52)は、第2繋ぎ部(541)と、第2爪部(542)とを有する。第2繋ぎ部(541)は、一端部が反射板(31)の第3孔(孔312)を貫通する。第2爪部(542)は、LEDランプ(4)の長手方向に沿った厚さ方向を有する平板状であり、第2繋ぎ部(541)の先端から法線方向と交差する方向に突出している。
この態様によれば、第2爪部(542)を反射板(31)に引っ掛けることができるため、作業者等が支持部材(5)を反射板(31)に取り付けやすくなる。
第7の形態に係る照明器具(10)では、第1から6のいずれかの態様において、一対の脚(51)の少なくとも1つの脚(第1の脚53、第2の脚52)は、LEDランプ(4)の長手方向から見て外側に凸の弧状である。
この態様によれば、LEDランプ(4)の長手方向から見て、一対の脚(51)の少なくとも1つの脚(第1の脚53、第2の脚52)が外側に凸の弧状である。そのため、一対の脚(51)の両方の脚(第1の脚53;第2の脚52)が直線状である場合などと比べて、一対の脚(51)がLEDランプ(4)を跨ぎやすくすることができる。
第8の形態に係る照明器具(10)では、第1から7のいずれかの態様において、一対の脚(51)は、LEDランプ(4)の長手方向に沿った方向において、互いに異なる位置で本体部(1)に取り付けられる。
この態様によれば、一対の脚(51)がLEDランプ(4)の長手方向において互いに異なる位置で本体部(1)に取り付けられるため、LEDランプ(4)の長手方向に加わる力に対する支持部材(第1支持部材5)の強度を上げることができる。
第9の形態に係る照明器具(10)では、第1から8のいずれかの態様において、LEDランプ(4)と支持部材(第1支持部材5)とが本体部(1)に取り付けられた状態において、支持部材(第1支持部材5)とLEDランプ(4)とは非接触である。
この態様によれば、LEDランプ(4)の熱が支持部材(第1支持部材5)に伝導することで支持部材(第1支持部材5)が劣化することを減らすことができる。
第10の形態に係る照明器具(10)では、第1から9のいずれかの態様において、支持部材(第1支持部材5)は金具である。
この態様によれば、支持部材(第1支持部材5)が樹脂などで形成される場合と比べて、支持部材(第1支持部材5)の耐熱性を高くすることができる。
第11の形態に係る照明器具(10)では、第1から10のいずれかの態様において、支持部材(第1支持部材5)は、本体部(1)から取り外し可能である。
この態様によれば、支持部材(第1支持部材5)を本体部(1)から取り外し可能であるため、支持部材(第1支持部材5)を本体部(1)から取り外すことで、LEDランプ(4)を取り外しやすくすることができる。
第12の形態に係る照明器具(10)では、第1から11のいずれかの態様において、支持部材(第1支持部材5)は、LEDランプ(4)の長手方向において、透光部材(6)の中央部を支持する。
この態様によれば、支持部材(第1支持部材5)が透光部材(6)の中央部分を支持するため、透光部材(6)を安定的に支持することができる。
第13の形態に係る照明器具(10)は、第1から12のいずれかの態様において、支持部材(第1支持部材5)である第1支持部材(第1支持部材5)とは異なる部材であって、透光部材(6)を支持する一対の第2支持部材(8)を更に備える。一対の第2支持部材(8)は、LEDランプ(4)の長手方向に沿って設けられる。第1支持部材(第1支持部材5)は、LEDランプ(4)の長手方向において一対の第2支持部材(8)の間に設けられる。
この態様によれば、透光部材(6)はより安定した状態で支持される。また、第1支持部材(第1支持部材5)に掛かる透光部材(6)の荷重を減らすことができる。
第14の形態に係る照明器具(10)では、第1から13のいずれかの態様において、一対の脚(51)は、LEDランプ(4)の長手方向に沿った厚さ方向を有する平板状である。一対の脚(51)は、LEDランプ(4)の長手方向からの平面視においてLEDランプ(4)を跨いだ状態で本体部(1)に取り付けられる。
この態様によれば、一対の脚(51)のそれぞれがLEDランプ(4)の長手方向に沿った厚さ方向を有する平板状とすることで、一対の脚(51)によって遮られる光を低減することができる。
第15の形態に係る照明器具(10)は、第1から14のいずれかの態様において、ボルト(71)を更に有する。ボルト(71)は、頭部(711)と軸(712)とを有し、ナット(72)と嵌合する。支持部材(第1支持部材5)は、一対の脚(51)が設けられる基部(50)を更に有する。基部(50)は、第1貫通孔(孔501)を有する。透光部材(6)は、第2貫通孔(孔63)を有する。ボルト(71)の軸(712)は、ナット(72)の内径(W9)より外径(W8)が小さいくびれ部(712b)を有する。ボルト(71)が第1貫通孔(孔501)及び第2貫通孔(孔63)を貫通した状態で、軸(712)方向においてくびれ部(712b)より頭部(711)側でナット(72)と嵌合することで、透光部材(6)が基部(50)に固定される。
この態様によれば、ボルト(71)とナット(72)との嵌合が緩んだ場合、くびれ部(712b)にナット(72)がはまる。くびれ部(712b)にはまったナット(72)が空転することで、ボルト(71)とナット(72)との嵌合が緩みにくくなる。
第1の態様以外の構成については、照明器具(10)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 本体部
2 器具本体
31 反射板
312 孔(第3孔)
313 孔(第1孔)
314 孔(第2孔)
4 LEDランプ
43 防水キャップ(キャップ)
5 第1支持部材(支持部材)
50 基部
501 孔(第1貫通孔)
51 一対の脚
52 第2の脚
521 第1平板部(第1部分)
522 第2平板部(第2部分)
523 第3平板部(第3部分)
53 第1の脚
531 第4平板部(第1部分)
532 第5平板部(第2部分)
533 第6平板部(第3部分)
541 第2繋ぎ部
542 第2爪部
551 第1繋ぎ部(繋ぎ部)
552 第1爪部(爪部)
552a 孔
6 透光部材
63 孔(第2貫通孔)
71 ボルト
72 ナット
75 ネジ
8 第2支持部材
10 照明器具

Claims (15)

  1. 直管形のLEDランプと、
    前記LEDランプが取り付けられる本体部と、
    前記LEDランプを挟んで前記本体部と対向して配置される透光部材と、
    前記本体部に取り付けられ、前記透光部材を支持する支持部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、前記LEDランプを跨いだ状態で前記本体部に取り付けられる一対の脚を有する、
    照明器具。
  2. 筒状であり、前記LEDランプの長手方向の一部で前記LEDランプの外周を囲うキャップを更に備え、
    前記支持部材の前記一対の脚の間隔は、前記LEDランプの長手方向からの平面視において、前記キャップの外径以下である、
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記本体部は、前記LEDランプから出射される光を反射させる反射板を含む、
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記支持部材は、前記一対の脚が設けられる基部を更に有し、
    前記一対の脚のそれぞれは、
    前記基部において前記LEDランプの長手方向の両端部から前記反射板の法線方向に沿って延びて設けられている第1部分と、
    前記第1部分から離れるにつれて前記反射板に近づく方向に前記第1部分の端部から延びて設けられている第2部分と、
    前記第2部分の先端から前記反射板の法線方向に沿って延びて設けられている第3部分と、
    を有し、
    前記第2部分の延伸方向と直交する方向の幅は、前記第3部分の延伸方向と直交する方向の幅よりも狭い、
    請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記反射板は、
    第1孔と、
    第2孔と、を有し、
    前記一対の脚の少なくとも1つの脚は、
    一端部が前記反射板の前記第1孔を貫通する繋ぎ部と、
    前記繋ぎ部の先端から前記反射板の法線方向と交差する方向に突出している爪部と、を有し、
    前記爪部は、孔を有し、
    前記少なくとも1つの脚は、前記反射板の裏面と対向している状態で、前記反射板の前記第2孔と前記爪部の前記孔とを貫通したネジでねじ止めされることにより、前記反射板に取り付けられる、
    請求項3又は4に記載の照明器具。
  6. 前記反射板は、第3孔を更に有し、
    前記一対の脚は、
    前記繋ぎ部である第1繋ぎ部と、前記爪部である第1爪部とを有する第1の脚と、
    前記第1の脚とは異なる第2の脚と、を含み、
    前記第2の脚は、
    一端部が前記反射板の前記第3孔を貫通する第2繋ぎ部と、
    前記LEDランプの長手方向に沿った厚さ方向を有する平板状であり、前記第2繋ぎ部の先端から前記法線方向と交差する方向に突出している第2爪部と、を有する、
    請求項5に記載の照明器具。
  7. 前記一対の脚の少なくとも1つの脚は、前記LEDランプの長手方向から見て外側に凸の弧状である、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の照明器具。
  8. 前記一対の脚は、前記LEDランプの長手方向に沿った方向において、互いに異なる位置で前記本体部に取り付けられる、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の照明器具。
  9. 前記LEDランプと前記支持部材とが前記本体部に取り付けられた状態において、前記支持部材と前記LEDランプとは非接触である、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の照明器具。
  10. 前記支持部材は金具である、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の照明器具。
  11. 前記支持部材は、前記本体部から取り外し可能である、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の照明器具。
  12. 前記支持部材は、前記LEDランプの長手方向において、前記透光部材の中央部を支持する、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の照明器具。
  13. 前記支持部材である第1支持部材とは異なる部材であって、前記透光部材を支持する一対の第2支持部材を更に備え、
    前記一対の第2支持部材は、前記LEDランプの長手方向に沿って設けられ、
    前記第1支持部材は、前記LEDランプの長手方向において前記一対の第2支持部材の間に設けられる、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の照明器具。
  14. 前記一対の脚は、前記LEDランプの長手方向に沿った厚さ方向を有する平板状であり、前記LEDランプの長手方向からの平面視において前記LEDランプを跨いだ状態で前記本体部に取り付けられる、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の照明器具。
  15. 頭部と軸とを有し、ナットと嵌合するボルトを更に備え、
    前記支持部材は、前記一対の脚が設けられる基部を更に有し、
    前記基部は、第1貫通孔を有し、
    前記透光部材は、第2貫通孔を有し、
    前記ボルトの前記軸は、前記ナットの内径より外径が小さいくびれ部を有し、
    前記ボルトが前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を貫通した状態で、軸方向において前記くびれ部より前記頭部側で前記ナットと嵌合することで、前記透光部材が前記基部に固定される、
    請求項1から14のいずれか1項に記載の照明器具。
JP2020077838A 2020-04-24 2020-04-24 照明器具 Active JP7378070B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020077838A JP7378070B2 (ja) 2020-04-24 2020-04-24 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020077838A JP7378070B2 (ja) 2020-04-24 2020-04-24 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021174677A JP2021174677A (ja) 2021-11-01
JP7378070B2 true JP7378070B2 (ja) 2023-11-13

Family

ID=78279806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020077838A Active JP7378070B2 (ja) 2020-04-24 2020-04-24 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7378070B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294352A (ja) 2005-04-07 2006-10-26 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具
JP2013149401A (ja) 2012-01-18 2013-08-01 Hitachi Appliances Inc 照明器具および照明装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294352A (ja) 2005-04-07 2006-10-26 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具
JP2013149401A (ja) 2012-01-18 2013-08-01 Hitachi Appliances Inc 照明器具および照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021174677A (ja) 2021-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0836047A1 (en) Equipment using mounting hole of ceiling as fixing element and accessory devices
US6945668B1 (en) Multidirectional transparent panel lighting system
KR101339301B1 (ko) 직간접 결합이 가능한 엘이디 조명등 장치
KR101325780B1 (ko) 조명기구 설치용 클램프 및 이를 구비한 레이스웨이용 조명기구
JP7378070B2 (ja) 照明器具
US4974131A (en) Modular fluorescent lighting system
KR101946203B1 (ko) 천장 조명등기구
JP6469442B2 (ja) 照明器具
JP3988395B2 (ja) 照明器具
KR20170002927U (ko) 모서리 부착이 가능한 조명등 어셈블리
JP6971781B2 (ja) 照明器具
JP4699865B2 (ja) 固定器具および電灯装置
CN217402392U (zh) 一种吸顶式安装的方灯
KR20200092514A (ko) 펜던트형 조명등
JP4493232B2 (ja) 照明器具
JPH05151805A (ja) 照明器具
CN215335944U (zh) 一种智能壁灯
KR101525995B1 (ko) 엘이디 방폭등용 착탈식 컨버터장치
JP4494176B2 (ja) 表示装置
JP7442087B2 (ja) 照明器具
CN107461618B (zh) 灯具及其灯具组件
CN217082306U (zh) 便于安装的led镜灯
AU2004100193A4 (en) Mounting of electrical equipment
KR200411243Y1 (ko) 천정매다는등의 소켓 결합구조
CN2699119Y (zh) 一种吸顶灯

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231020

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7378070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151