JP4493232B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、照明器具に関する。特に、照明部と、この照明部への給電機能を有する本体部とを備え、前記本体部が、ベランダの手摺り(ベランダ壁を含む)、ポール、柱、壁面などに支持具を用いて取り付けることができる照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、照明器具として、センサの検知範囲内に人、車等の検知対象物が侵入すると、照明部を点灯することで、必要時にのみ照明部を作動させるようにしたセンサ付きライトは知られている。具体的には、図6に示すように、そのような照明器具101は、照明部102と、この照明部102への給電機能を有する本体部103とを有し、その本体部103の背面に、所定の位置に、後述する支持具105を用いて取り付けるための取付ブラケット104が設けられている。なお、前記取付ブラケット104の各面には、支持具105を適用するために挿通孔104aまたは104bが設けられ、各挿入孔104a,104bはそれぞれ円形の中心孔より左右に矩形孔が延びる形状となっている。
【0003】
また、照明部102は、基部102aに支持される蛍光灯102bが透光性を有するカバー102cで覆われ、そのカバー102cがビス102dにて基部102aにねじ止めされている。そして、その照明部102は、給電機能を有する本体部103より上方に突出する支持部103aに対し照明角度を調整可能に取り付けられており、本体部103の下部にはセンサ部106がセンサ角度を調整可能に設けられている。
【0004】
このような照明器具101を、たとえばベランダの柱やパイプ、あるいは壁の横端や上端に取り付ける場合に必要とされる支持具105は、例えば図7(b)に示すように、2本のL形ボルト111、クランプ台112、及び2つの蝶ナット113によって構成される。
【0005】
そして、例えば縦向きのパイプP1(あるいは柱)に取り付ける場合には、まず、図7(a)に示すように、L型ボルト111の挿入部分111aを、取付ブラケット104の挿通孔104aを通じてAの方向に差し込み、前記挿入部分111aの先端部が、反対側に位置する挿通孔104aまで貫通させ、その貫通後に、前記両挿通孔104aを軸受けとして機能させ、Bの方向に回転する。これにより、ボルト111の挿入部分111aと取付ブラケット104の挿通孔104aの向きが一致しないと、L形ボルト111が、取付ブラケット104から抜けるということは起こらない。
【0006】
これは、この挿入部分111aには、前記挿通孔104aの前記形状に対応する形状の係合突部111bが形成されており、この係合突部111bと挿通孔104aとの向きが一致しないと前記挿入部分111aを挿通孔104aに挿入したり、挿入孔104aから引き抜いたりすることができないからである。
【0007】
それから、図7(b)に示すように、L型ボルト111でパイプP1を挟むように取付ブラケット104をパイプP1に押し当て、その状態でクランプ台112を横向きとしてそれの挿通孔112a(対角に位置する挿通孔)に前記ボルト111を通し、蝶ナット113でしっかりと締め付ける。これにより照明器具101が縦向きのパイプP1に取り付けられる。
【0008】
また、横向きのパイプP2(あるいは柱)に取り付ける場合には、図8に示すように、L型ボルト111を取付ブラケット104の上下の挿通孔104bに挿通し、同様に取り付ける。
【0009】
壁W1の横端に取り付ける場合には、図9に示すように、L型ボルト111の挿入部分111aを取付ブラケット104の横側(同一側)の挿通孔104aに挿入し、取付ブラケット104とクランプ台112との間で壁W1の横端を挟むようにして蝶ナット113で締め付け、それによって取付固定する。
【0010】
また、壁W2(あるいは柱)に取り付ける場合には、図10に示すように、L型ボルト111を取付ブラケット104の上側の挿通孔104bに挿通し、取付ブラケット104とクランプ台112とで挟むことで、同様に取り付ける。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのような照明器具101の取り付けは、その取り付けに用いる支持具の部品点数(2本のL形ボルト111、クランプ台112、及び2つの蝶ナット113)が多く、取付作業が非常に面倒であり、その取付作業に時間を要する。すなわち、いずれの場所に取り付けるにしても、先ず取付ブラケット104に開設した挿通孔104a,104bのうち特定の2つの挿通孔に2本のL形ボルト111を1本ずつ挿通しなければならず、また、取付場所を変更したい場合などには、蝶ナット113を取り外し、それから取付ブラケット104の挿通孔104aまたは104bより2本のL形ボルト111をそれぞれ抜き取り、照明器具と支持部とを分離する必要がある。それから、また所定の2つの挿通孔に2本のL形ボルト111を挿通し、クランプ台112を適用し、蝶ナット113で締め付けなければならなかった。
【0012】
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、支持具より取り外すことなく、取り付けだけでなく、取り付け場所の変更も容易に行うことができる照明器具を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、照明部と、この照明部への給電機能を有する本体部とを備え、前記本体部が、所定の位置に取り付けられる支持具に支持されることで取り付けられる照明器具であって、
前記本体部の背面に、柱部材を介して薄板状のフランジ部材を取り付けることで前記背面とフランジ部材との間に周回凹部を形成する一方、前記支持具は、線材を折り曲げて前記柱部材の大きさに対応するほぼU字形状に形成され前記周回凹部に対し係脱可能である係合部を有し、前記支持具の係合部を、前記周回凹部を通じて前記柱部材に係脱可能に係合させることで、前記照明部が前記支持具にて支持される構成とする。
【0014】
このようにすれば、本体部の背面とフランジ部材との間に形成される周回凹部(間隙)を、支持具の係合部に係脱可能に係合させることにより、照明器具と支持具との取り付けがなされるので、照明器具を支持具より取り外すことなく所定の位置への取り付けが容易である。また、取り付け場所を変更する場合も、照明器具を支持具より取り外すことなく支持具を最初の取り付け場所より取り外し、そのまま変更したい取り付け場所に持って行けば、取り付けることができるので、取り付け場所の変更も容易に行うことができる。
【0016】
また、支持具の係合部は、線材を折り曲げてほぼU字形状に形成されているので、構造がシンプルであり、製造も簡単である。また、支持具のほぼU字形状の係合部の開放側から、前記周回凹部に挿入することで、無理なく前記柱部材に係脱可能に係合させ、前記照明器具が前記支持具の係合部にて支持されるようにできる。
【0017】
請求項2に記載のように、前記柱部材は、断面正方形状であり、前記支持具の係合部は、前記柱部材に上下および左右の4方向からを係合可能とされている構成とすることもできる。
【0018】
このようにすれば、照明部の照明方向に応じて、周回凹部に向きを選択して係合させることで、照明器具の取付状態(係合状態)を簡単に変更することができる。
【0019】
請求項3に記載のように、前記係合部は、前記柱部材の挿入側の幅が前記柱部材の幅よりも少し狭くなっているように構成することが望ましい。
【0020】
このようにすれば、前記係合部は、前記柱部材の挿入側の幅が前記柱部材の幅よりも少し狭くなっているので、柱部材を挿入したとき、係合部が柱部材を弾性的に締め付けるようになり、外れにくくなる。
【0021】
請求項4に記載のように、前記支持具は、壁面に取付固定されるものであり、前記フランジ部材が係脱可能である係合部が形成されているようにしてもよい。
【0022】
このようにすれば、屋内や屋外の壁面に支持具を取付固定して、支持具の係合部に照明器具のフランジ部材を係合させることで、照明器具を屋内や屋外の壁面に設置することが可能となる。また、支持具の係合部にフランジ部材を係合させた状態でそれらをねじ止めすれば、確実に取付固定することができる。
【0023】
請求項5に記載にように、前記本体部は、表面側に、一定の範囲内に検知対象物が侵入したことを検知するセンサ部を有するようにすることもできる。
【0024】
このようにすれば、一定の範囲(検知範囲)内に人、車等の検知対象物が侵入したことをセンサ部にて検知することにより、照明部にて照明を行い、注意を喚起するようにできる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
【0026】
図1は本発明に係る照明器具とそれの支持具との関係を示す斜視図、図2は本発明に係る照明器具の本体部の要部縦断面図、図3は図2のIII-III線における断面図である。
【0027】
図1に示すように、照明器具1は、照明部2と、この照明部2への給電機能を有する本体部3とを有し、その本体部3が、支持具4を介して被取付部に取り付けられる。照明部2は、本体部3の上側の支持ブラケット部5に回転可能に軸支されている。前記本体部3の前側下部には、窓部6が形成され、その窓部6の内側にセンサ(図示せず)が内蔵されている。
【0028】
また、前記本体部3は、前側部材7Aと後側部材7Bとが結合されてなるケーシング7を有し、その内部に照明具2へ給電する給電部(図示せず)を内蔵するものである。本体部3(後側部材7B)の背面側には、フランジ部材11が、4つの止めねじ12にて本体部3の後側部材7Bに取付固定されている。
【0029】
フランジ部材11は、ほぼ正方形の薄板状のフランジ部11Aを有し、このフランジ部11Aの裏面側中央に、前記フランジ部11Aに対応する形状の柱部11B(柱部材)が突出するように一体に形成されている。なお、この柱部11Bは、後側部材7Bと一体に形成してもよいし、フランジ部11Aや後側部材7Bとは別体としてもよいのはいうまでもない。
【0030】
このフランジ部材11は、柱部11Bの先端が本体部3(後側部材7B)の背面に当接した状態で、4つの止めねじ12にて本体部3に取付固定され、一体化されている。これにより、前記本体部3の背面とフランジ部11Aとの間に、柱部11Bの高さに相当する大きさの隙間が形成され、その隙間が周回凹部13となっている。この隙間が柱部11Bの周囲にわたって形成されている。
【0031】
それと共に、後側部材7Bの背面側であって照明部2が設けられている側とは反対側に、係合凹部7aが形成されている。この係合凹部7aは、後述するように、照明器具1を屋内や屋外の壁面に取り付ける場合に用いられるものである。また、後側部材7Bには、中央部において内部より導き出されたACコード24が収納される収納凹部7bも形成されている。なお、前記照明部2,本体部3、支持ブラケット部5及びフランジ部材11は、合成樹脂にて成形されている。
【0032】
前記支持具4は、線材(鉄)を折り曲げて形成される係止部材21と、合成樹脂によって成形されたクランプ台22と、2つの蝶ナット23とにより構成される。係止部材21は、ほぼU字形状に折り曲げられた係止部本体21aと、この係止部本体21aの両端部より互いに反対方向にフランジ部11Aの幅にほぼ相当するまで延びる中間部21b,21bと、この中間部21b、21bの端部から係止部本体21aにそれらに直交する方向に互いに平行に、前記フランジ部11Aの幅に相当する間隔を保って延びる結合棒部21c、21cとを有する。これらの結合棒部21cの先端部には、雄ねじ部21dが形成されている。この係止部材21の雄ねじ部21dは、クランプ台22の貫通孔22aを貫通し、係止部材21とクランプ台22との間にパイプなどの被取付部を挟んだ状態で挿通された雄ねじ部21dには蝶ナット23が回転可能に螺合されている。なお、クランプ台22には、前記パイプなどの被取付部が係合する係合凹部22bが形成されている。
【0033】
ここで、係止部本体21aは、直線状の第1の部分21eと、その第1の部分21eの両端よりそれと直交する方向に同一平面内においてほぼ平行に延びる2つの第2の部分21f,21fとを有するようにしているが、前記第1の部分を直線状にする必要はなく、湾曲線状にしてもよい。
【0034】
よって、係止部材21の雄ねじ部21dがクランプ台22の貫通孔22aを貫通するようにし、その突出した雄ねじ部21dに蝶ナット23を螺合させた状態で、前記係止部材21の係止部本体21aを、図1において矢符で示すように、周回凹部13に挿入し前記柱部11Bに係脱可能に係合することで、支持具3と照明器具1とを一体化することができ、その状態でそれら全体として取り付け、取り外しができる。
【0035】
前記柱部11Bが断面正方形状である一方、係止部本体21aはほぼU字形状であるので、係止部材21の係止部本体21aに対し、照明器具1を90度回転した状態でも挿入可能であり、照明部2による照明方向を簡単に変更することができる。すなわち、係止部本体21aおよび中間部21b,21bは、照明器具1に対して上下両側及び左右両側の4方向のいずれの方向からも挿入が可能であり、前記照明器具1の本体部3の向きを選択して係合させるので、係止部本体21aの取付方向を簡単に変更することができるようになる。
【0036】
また、係止部材21の係止部本体21aの挿入側の幅(中間部21b,21b側の幅)は狭くなっているので、柱部8が挿入された後、係止部本体21aが柱部11Bを両側から弾性的に締め付けるようになり、差し込んだだけであっても抜けにくくなり、不用意に外れるということがなくなる。
【0037】
前記フランジ部材11のフランジ部11Aは、外側面に前記柱部11Bの各側面に直交する方向に延びる凹部11aが十字形状に形成され、パイプなどに取り付ける場合には、その凹部11aにパイプなどの被取付部が係合することとなり、フランジ部材11とクランプ台22との間にパイプなどの被取付部がしっかりと挟持され、取付固定される。また、係止部材21の係止部本体21aが挿入されたとき周回凹部13の幅が狭くても、フランジ部11Aが撓むことで無理なく挿入されるようになっている。なお、前記凹部11aは、深さが浅く、断面逆三角形状に形成されている。
【0038】
したがって、上記照明器具1を、例えば図4(a)に示すベランダSの手摺りの横パイプP(図4(a)のA参照)に取り付けるには、図4(b)に示すようにすればよい。すなわち、まず、照明器具1の周回凹部13を通じて係止部材21の係止部本体21aを柱部11Bに係脱可能に係合させる。これにより、照明器具1の柱部11Bが、係止部材21の係止部本体21aの第2の部分21f,21fに弾性的に挟持され、係止部材21に支持される。それから、クランプ台22の貫通孔22aに係止部材21の雄ねじ部21dを貫通させた状態で、照明器具1のフランジ部材11とクランプ台22との間に横パイプPを挟持して、蝶ナット23を締め込むことで、前記横パイプPに取付固定される。
【0039】
また、上記照明器具1を、例えば図4(a)に示すベランダの隣室間の仕切壁Wに(図4(a)のB参照)に取り付けるには、図4(c)に示すようにすればよい。すなわち、照明器具1が前述した場合と同様に係止部材21に係止され、かつクランプ台22の貫通孔22aに係止部材21の雄ねじ部21dを貫通させた状態で、照明器具1のフランジ部材11とクランプ台22との間に仕切壁Wを挟持し、蝶ナット23を締め込むことで、支持具4が前記仕切壁Wに取付固定される。
【0040】
さらに、取付場所を変更する場合には、蝶ナット23を緩めるだけで、前記横パイプPや仕切壁Wより簡単に取り外すことができ、前述したのと同様にして変更場所において、照明器具1のフランジ部材11とクランプ台22との間に被取付部を挟み、蝶ナット23を締め付けることで、簡単に取り付けることができるようになる。
【0041】
すなわち、前述した図7および図8に示すような従来の構造においては、L形ボルト111の間にポールを通すように取り付けた場合には、センサ付きライトを一旦取り外してみたいときや、別の場所でセンサ付きライトを使ってみたいときにセンサ付きライトを取り外す作業において蝶ナット113を少なくとも1個は完全に外さなければ、センサ付きライトをポールから取り外すことができないが、この場合L形ボルト111や蝶ナット113が経年変化で錆びていると、蝶ナット113が少しは緩められるが、完全に取り外すまで回転することができない場合があり、2度とセンサ付きライトを取り外せなくなるという不具合があった。図1〜図4に示す本発明に係る構造では、照明器具1を支持具4より取り外すことなく支持具4を取付場所より取り外すことができるので、蝶ナット23が経年変化により錆びていても、蝶ナット23を少し緩めることができれば、取り外すことができる。
【0042】
ところで、前記支持具4は、例えばベランダの横パイプ、仕切壁等に取り付ける際に用いるのであるが、図5に示す壁面用支持具31を用いることで、屋内や屋外の壁面に取り付けることも可能である。
【0043】
すなわち、壁面用支持具31は、フランジ部材11のフランジ部11Aが係脱可能である被係合部31aが一側に形成される支持具本体部31Aと、その支持具本体部31Aの下部の一側において下方に延びる断面L字形状の係合部31B(係合部)とを備える。支持具本体部31Aには、壁面への取り付けのため4つの取付孔31bが設けられ、その取付孔31bを通じて止めねじを適用することで、壁面に取付固定される。そして、支持具本体部31Aの被係合部31aに照明器具1のフランジ部11Aが係脱可能に係合されると、係合部31Bが係合凹部7aに係合されるようになっている。その係合状態で支持具31を止めねじ32で固定すれば、両者の取付けが確実となる。
【0044】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0045】
請求項1の発明は、本体部の背面とフランジ部材との間に形成される周回凹部(間隙)を、所定の位置に取り付けられる支持具の係合部に対し係脱可能に係合させるようにしているので、支持具より照明器具を取り外すことなく、照明器具の取り付け、及び取り付け場所の変更を容易に行うことができる。
【0046】
また、支持具の係合部を線材を折り曲げてほぼU字形状に形成するようにすれば、構造がシンプルになり、製造も簡単であり、周回凹部への挿入も容易である。
【0047】
請求項2に記載のように、前記柱部材を断面正方形状とし、前記支持具の係合部を、前記周回凹部に向きを選択して係合可能となるように形成すれば、照明器具の照明方向に応じて、それの取付状態(係合状態)を簡単に変更することができる。
【0048】
請求項3に記載のように、前記係合部は、前記柱部材の挿入側の幅が前記柱部材の幅よりも少し狭くなるようにすれば、柱部材が挿入されたとき、係止部が柱部材を弾性的に締め付けるようになり、外れにくくすることができる。
【0049】
請求項4に記載のように、前記支持具が、壁面に取付固定されるものであり、前記支持具に、前記フランジ部材が係脱可能である係合部を形成するようにすれば、屋内や屋外の壁面に支持具を取付固定して、支持具の係合部に照明器具のフランジ部材を係合させることで、照明器具を屋内や屋外の壁面に設置することが可能となる。また、支持具の係合部にフランジ部材を係合させた状態でそれらをねじ止めすれば、確実に取付固定することができる。
【0050】
請求項5に記載にように、前記本体部が、表面側に、検知対象物が侵入したことを検知するセンサ部を有するようにすれば、一定の範囲(検知範囲)内に人、車等の検知対象物が侵入したことをセンサ部にて検知することにより、照明部にて照明を行い、注意を喚起するようにできる。特に、このようなセンサ部を有する場合には、検知範囲を所定の方向にするために、照明器具の取り付けの向きを変更したり、取り付け場所を変更したりする必要が生ずる場合が多いので、前述した構成の照明器具の場合には特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明器具と支持具との関係を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る照明器具の本体部の要部縦断面図である。
【図3】図2のIII-III線における断面図である。
【図4】本発明に係る照明器具をベランダに取り付ける場合の説明図である。
【図5】本発明に係る照明器具を壁面に取り付ける場合の説明図である。
【図6】従来の照明器具の分割斜視図である。
【図7】(a)(b)は従来の照明器具の取付方法の説明図である。
【図8】従来の照明器具の取付方法の説明図である。
【図9】従来の照明器具の取付方法の説明図である。
【図10】従来の照明器具の取付方法の説明図である。
【符号の説明】
1 照明器具
2 照明部
3 本体部
4 支持具
7 ケーシング
7A 前側部材
7B 後側部材
7a 係合凹部
11 フランジ部材
11A フランジ部
11B 柱部
11a 凹部
13 周回凹部
21 係止部材
21a 係止部本体
21d 雄ねじ部
22 クランプ台
23 蝶ナット
Claims (5)
- 照明部と、この照明部への給電機能を有する本体部とを備え、前記本体部が、所定の位置に取り付けられる支持具に支持されることで取り付けられる照明器具であって、
前記本体部の背面に、柱部材を介して薄板状のフランジ部材を取り付けることで前記背面とフランジ部材との間に周回凹部を形成する一方、前記支持具は、線材を折り曲げて前記柱部材の大きさに対応するほぼU字形状に形成され前記周回凹部に対し係脱可能である係合部を有し、
前記支持具の係合部を、前記周回凹部を通じて前記柱部材に係脱可能に係合させることで、前記照明部が前記支持具にて支持されることを特徴とする照明器具。 - 前記柱部材は、断面正方形状であり、前記支持具の係合部は、前記柱部材に上下および左右の4方向から係合可能とされている請求項1記載の照明器具。
- 前記支持具の係合部は、前記柱部材の挿入側の幅が前記柱部材の幅よりも少し狭くなっている請求項1または2記載の照明器具。
- 前記支持具は、壁面に取付固定されるものであり、前記フランジ部材が係脱可能である被係合部が形成されている請求項1記載の照明器具。
- 前記本体部は、表面側に、一定の範囲内に検知対象物が侵入したことを検知するセンサ部を有する請求項1〜4のいずれか1つに記載の照明器具。
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