JP2620009B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2620009B2
JP2620009B2 JP3338836A JP33883691A JP2620009B2 JP 2620009 B2 JP2620009 B2 JP 2620009B2 JP 3338836 A JP3338836 A JP 3338836A JP 33883691 A JP33883691 A JP 33883691A JP 2620009 B2 JP2620009 B2 JP 2620009B2
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武 杉山
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Tec Corp
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天井埋め込み形または天
井直付け形の照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】図17および図18に示すように従来の
埋め込み形照明器具が備える器具本体1と反射板2との
連結は、反射板2をその下面側から通る連結ねじ3を、
器具本体1の長手方向両端部に固定された連結金具4に
螺合することにより行われている。そして、器具本体1
とこの本体1の下面開口を塞ぐ反射板2には夫々コネク
タ5,6が取付けられている。これらコネクタ5,6の
接続により、器具本体1に内蔵された点灯装置や端子台
と、反射板2に取付けられて直管形けい光ランプ7を支
持するランプソケット8とを電気的に接続している。な
お、図17および図18中符号9は反射板2の取付け作
業時の脱落を防止するための吊下げ鎖、10はけい光ラ
ンプ7の軸方向に沿って移動可能なソケットカバーを示
している。
【0003】この照明器具を天井に取付けるには、ま
ず、器具本体1を、天井の器具埋め込み孔に挿入して、
天井の吊持ボルトにナットを介して吊持させる。次に、
反射板2に接続された吊下げ鎖9の先端を器具本体1に
引っ掛ける。この後、電源線と端子台との接続をすると
ともにコネクタ5,6を互いに接続してから、連結ねじ
3を連結金具4に螺合させて、反射板2を器具本体1に
固定する。以上で天井への器具の取付け作業が完了す
る。そして、使用に際しては、反射板2から突出された
ランプソケット8にけい光ランプ7の両端を支持し、こ
のランプ7を点灯させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の埋め込み形
照明器具において、器具本体1と反射板2とを予め連結
してしまうと、反射板2が、器具本体1を天井の吊持ボ
ルトに連結する作業および電源線の接続作業の邪魔とな
る。そのため、高所位置での天井において前述のように
器具本体1の取付けと反射板2の取付けとを、夫々別々
に行わなければならなかった。
【0005】したがって、従来においては器具の天井へ
の取付けに手間が掛かり、その作業性が良くないという
問題があった。その上、反射板の取付けに際しては、器
具本体1内の電気機器と反射板2のランプソケット8と
の電気的接続を行うコネクタ5,6が必要であるから、
コスト高であるという問題もあった。本発明の目的は、
天井への取付け作業性を向上できるとともに、コストを
削減できる照明器具を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の照明器具は、複数の取付け孔を有し、これ
らの孔を通る取付け具により天井に取付けられる器具本
体と、この器具本体に固定された端子台と、前記器具本
体をその下側から覆って設けられるとともに、長手方向
両端部に直管形けい光ランプを支持するランプソケット
が夫々取付けられた反射板と、この反射板と前記器具本
体とを連結した連結手段と、一つの前記取付け孔および
端子台の夫々に対向して前記反射板に設けられた第1通
孔と、他の前記取付け孔と対向して前記反射板に設けら
れた第2通孔と、これら第1,第2の通孔を夫々別々に
塞いで前記反射板に取付けられた第1,第2の反射蓋と
を具備したものである。
【0007】
【作用】上記の構成において、連結手段は器具本体に反
射板を固定し、その連結は、器具本体を天井に取付ける
以前になされる。反射板に設けられた第1,第2の通孔
は、それらを通して天井に器具本体を取付ける際の操作
孔として使用する。そのため、天井へ取付ける以前に、
反射板と器具本体とにわたる器具内配線を施すととも
に、前記連結手段により予め反射板を器具本体に固定し
て置いても、その後の天井への器具本体に取付けにおい
て反射板に邪魔されることなく、器具本体を天井に取付
けることができる。したがって、高所位置の天井での取
付け作業が一度で済む。
【0008】天井への取付けは第1,第2の通孔より手
を差込んで、これらに対向している器具本体の取付け孔
に取付け具を通すことによって行われる。そして、天井
埋め込み形の器具の場合には、取付け具として吊持ボル
トが使用されて、このボルトにはナットが螺合される。
また、天井直付け形の器具の場合には、取付け具として
木ねじが使用される。
【0009】そして、以上のように予め器具本体と反射
板とを連結して天井への器具の取付けができるので、反
射板と器具本体とにわたる器具内配線においてコネクタ
を不要とできる。さらに、第1通孔は器具本体に内蔵さ
れた端子台とも対向しているので、器具本体の天井への
取付け後において第1通孔は、端子台に対して電源線を
接続する際の操作孔としても使用する。第1,第2の反
射蓋は、前記取付け作業および電源線の接続作業の後に
第1,第2の通孔に夫々別々に取付けられて、これらを
塞ぐものであり、その取付けにより、ランプソケットに
支持された直管形けい光ランプからの光を反射板ととも
に下方へ反射する。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して本発明を天井埋
め込み形照明器具に適用した第1実施例を説明する。
【0011】図4〜図6中符号21は天井パネルで、こ
れには器具埋め込み孔21aが設けられている。また、
同図中符号22は互いに離れて配置された吊持ボルト
で、これらは器具の取付け具として図示しない天井スラ
ブに取付けられている。これら吊持ボルト22は下端部
に螺合されるナット23(取付け具)を介して埋め込み
形照明器具24を吊持するようになっている。
【0012】照明器具24は器具埋め込み孔21aに埋
め込まれる板金製の器具本体31を備えている。器具本
体31は図4および図5に示すように上壁の両側に相対
向する側壁を設けるとともに、長手方向両端部に夫々端
壁を設けて、下面が開放された長い箱構造をなしてい
る。この本体31の上壁には、長手方向両端部に位置し
て図3および図4に示すように吊持ボルト22が通され
る取付け孔32,33が設けられているとともに、一方
の取付け孔32の近傍に電源線引込み孔34が設けられ
ている。
【0013】図3,図4に示すように器具本体31に
は、その長手方向一端側であって、かつ、前記引込み孔
34の近傍に位置して端子台35が内蔵されているとと
もに、この長手方向一端側に寄せて点灯装置36が内蔵
されている。点灯装置36はトランジスタを用いたイン
バータ点灯回路によって構成されたいわゆる電子安定器
である。更に、器具本体31の他端側には、他方の取付
け孔33の近傍に位置してバッテリー装置37が内蔵さ
れているとともに、この装置37側に寄せて非常用点灯
装置38が内蔵されている。しかも、器具本体31に
は、取付け孔33と非常用点灯装置38との間に位置し
て、点検スイッチ39および充電モニタ39bが内蔵さ
れている。前記内蔵電気部品はいずれも器具本体31の
上壁に固定されている。
【0014】バッテリー装置37および非常用点灯装置
38を有することによって、この照明器具は非常用照明
器具としての機能を備え、停電時において後述のけい光
ランプを点灯させることができる。点検スイッチ39お
よび充電モニタ39bはバッテリーチェックのために設
けられており、符号39aで示す操作紐を引下げた時に
充電モニタ39bの点灯の有無を、後述の反射板51に
設けた点検孔39cから視認することによって、バッテ
リー装置37の電池容量を確認するようになっている。
【0015】図4に示すようにバッテリー装置37は、
器具本体31の上壁に固定されたベース40と、このベ
ース40に回動可能に取付けられたカバー41と、この
カバー41の先端部をベース40に着脱可能に連結する
化粧ねじ42と、ベース40およびカバー41間に着脱
可能に挟持されたバッテリー43とで形成されている。
化粧ねじ42は器具本体31の開放された下面を通して
挿脱されるとともに、カバー41も図4の2点鎖線で示
すように下方へ開くことができ、それによりバッテリー
43の交換を器具本体31の開放された下面を通してで
きるようになっている。
【0016】器具本体31にはその開放された下面を覆
って板金製の反射板51が後述の連結手段を介して固定
されている。図3,図5等に示すように反射板51は、
器具本体31よりも幅が広く、かつ、下方に向けて凸と
なるように湾曲された反射部52の両側縁に、内方に向
けて水平に突出する当接部53を夫々一体に折曲げると
ともに、これら当接部53の先端にフランジ54を一体
に折曲げて形成されている。反射部52の下面は反射面
に形成されている。当接部53は前記天井パネル21に
当接されるようになっており、また、フランジ54は断
面L形をなして当接部53の下側に位置されている。
【0017】図3,図4に示すように反射板51の長手
方向両端部には端部補強金具55が設けられているとと
もに、中間部にも中間補強金具56が設けられている。
これら補強金具55,56は図6に示す端部補強金具5
5で代表して示すように、反射板51の内側においてフ
ランジ54間にわたって設けられ、これらフランジ54
にその外面から挿入されたセルフタッピングねじ57に
より固定されている。これら補強金具55は反射板51
の変形を防止するために用いられている。
【0018】端部補強金具55,56は後述する連結手
段の一部をなすものであって、図6および図8などに示
すように中央部に透孔65を有している。また、端部補
強金具55の長手方向に沿う側縁には上向きのフランジ
66が折曲げられ、このフランジ66の中央部には図示
しない吊下げ紐の一端が接続される孔67が設けられて
いる。吊下げ紐はその他端を器具本体31に接続して、
万が一器具本体31と反射板51との連結が外れた場合
にも、反射板51が落下することを防止するようになっ
ている。
【0019】図4に示すように反射板51の長手方向両
端には夫々ソケットホルダー58を介してランプソケッ
ト59が取付けられている。これらソケット59は反射
板51の下方に突出されており、直管形けい光ランプ6
0を着脱可能に支持するようになっている。なお、図3
〜図5中符号61は反射板51の両端に夫々装着された
合成樹脂製の反射板端板であり、62はランプソケット
59を覆って着脱可能に取付けられた合成樹脂製のソケ
ットカバーを示している。
【0020】器具本体31と反射板51とを連結してこ
れら内側に配置される前記連結手段71は、図4に示す
ように器具本体31の長手方向両端部に位置して夫々設
けられている。これらの手段71は、図5で代表して示
すように器具本体31の端部下面に取付けた連結金具7
2と、この金具72の下面に重なる前記端部補強金具5
5と、端部補強金具55の透孔65を通って連結金具7
2に設けた螺孔73に螺合される連結ねじ74とで形成
されている。連結ねじ74は化粧ねじからなる。
【0021】図1に示すように反射板51の長手方向一
端部には、この一端側に位置する一方の連結手段71、
取付け孔32、および端子台35の夫々に対向し、これ
らの操作孔として使用される長方形の第1通孔81が形
成されている。さらに、反射板51の長手方向他端部に
は、この他端側に位置する他方の連結手段71、取付け
孔33およびバッテリー装置37の夫々と対向し、これ
らの操作孔として使用される長方形の第2通孔82が形
成されている。
【0022】これら第1,第2の通孔81,82の両側
縁には図9で代表して示すように上向きフランジ83が
折曲げられ、これらフランジ83の一端には図7および
図9に示すように断面円弧状の係合突部84が形成され
ている。さらに、この突部84側に位置する両通孔8
1,82の一端および他端にはストッパ片85,86が
夫々別々に折曲げられているとともに、ストッパ片86
の中央部に溝87が設けられている。
【0023】前記反射板51には、第1通孔81を塞ぐ
板金製の第1反射蓋91が着脱可能に取付けられている
とともに、第2通孔82を塞ぐ板金製の第2反射蓋92
が着脱可能に取付られている。これら反射蓋91,92
は図9で代表して示すように両側縁に前記上向きフラン
ジ83に弾発的に係合する上向きの係合フランジ93を
折曲げており、このフランジ93の一端部に係合突部8
4が嵌合する係合孔94を設けている。さらに、係合孔
94側に位置する反射蓋91,92の一端には下方へ突
出する手掛け突部95が形成されているとともに、他端
には前記溝87を通して通孔81,82の縁に引掛けら
れる係止舌片96が突設されている。
【0024】したがって、反射板51への反射蓋91,
92の取付けは、まず、係止舌片96を溝87に挿入し
て、反射蓋91,92を幅方向に位置決めした後に、こ
れら反射蓋91,92を前記溝87を有したストッパ片
86部分を支点として押し上げればよい。そうすると、
反射蓋91,92の係合フランジ93が通孔81,82
の上向きフランジ83を案内として入り込み、その最後
の段階で係合フランジ93が上向きフランジ83の係合
突部84を乗り越えて、この突部84に係合孔94が弾
発的に係合する。したがって、反射蓋91,92が通孔
81,82を塞いで反射板51と面一に取付けられる。
【0025】なお、この取付けにおける反射蓋91,9
2の上方への位置規制はストッパ片85,86への当接
によりなされる。また、この逆に反射蓋91,92を反
射板51から取外すには、反射蓋91,92の手掛け突
部95を引掛けて下方へ引き動かすことにより実施でき
る。
【0026】前記構成の埋め込み形照明器具24は、そ
の天井への取付前に器具本体31に対して反射板51が
連結手段71により予め固定される。この固定は、反射
蓋91,92を取外した状態において、反射板51を器
具本体31の下面に重ねるとともに、反射板51に固定
された端部補強金具55を器具本体31に固定された連
結金具72に重ね、開放された通孔81,82を通して
連結ねじ74を連結金具72の螺孔73に螺合して締付
けることにより実施する。
【0027】そして、この連結作業に先立って、点検ス
イッチ39の操作紐39aは反射板51に通されるとと
もに、器具本体31に内蔵された電気機器と反射板51
に取付けられたランプソケット60との間の器具内配線
が、図示しないリード線の差込み操作によってなされる
ものであり、この器具内配線においてコネクタを必要と
しない。なお、この器具内配線作業は連結作業の後に行
っても良く、その場合には通孔81,82を利用して実
施する。
【0028】前記のようにして反射板51が予め固定さ
れた器具本体31は次のようにして天井に取付られる。
まず、器具本体31を天井の器具取付け孔21aに埋め
込まれるように配置しながら、電源線を電源線引込み孔
34に通した(この引込みは第1通孔81に指を差込ん
でなされる。)後、吊持ボルト22を取付け孔32,3
3に夫々挿入させて、反射板51を天井パネル21に押
付ける。
【0029】次に、反射板51の通孔81,82を通し
て器具本体31内にナット23を挿入し、このナット2
3を前記通孔81,82に対向する吊持ボルト22に螺
合して締付ける。そうすると、反射板51が既に固定さ
れた器具本体31が天井に埋め込み固定される。この
後、第1通孔81に手指を差込んで、器具本体31内に
引込まれた電源線を、第1通孔81に対向する端子台3
5に接続する。
【0030】最後に、既述のような手順で反射板51の
通孔81,82に反射蓋91,92を夫々取付けて、こ
れら通孔81,82を塞ぐ。以上の手順により器具の天
井への取付け作業が完了する。また、使用に際しては、
ランプソケット59にわたってけい光ランプ60を支持
して、これを点灯させればよい。
【0031】以上のように器具本体31と反射板51と
を一度の作業で天井に取付けることができるので、高所
位置の天井での作業が半減され、天井への器具の取付け
作業性を向上でき、施工コストを低減できる。その上、
器具内配線においてコネクタを不要とできるから、部品
点数が削減されて、コストを低減できる。
【0032】なお、既述のように器具本体31と反射板
51とは連結手段71を介して固定されているから、器
具本体31からの反射板51の落下を防止するための吊
下げ鎖は必要不可欠な構成ではない。したがって、それ
を省略する場合には、更にコストを低減できるものであ
る。
【0033】また、前記第1実施例は停電時の非常灯と
しても使用できる構成であるので、そのバッテリー43
は定期的に交換しなければならない。その場合において
は、既述のような手順で第2反射蓋92を反射板51か
ら取外して、第2通孔82を開放させることにより、こ
の通孔82を通してバッテリー装置37のカバー41を
開閉操作するとともに、化粧ねじ42を着脱して、バッ
テリー43を交換できる。したがって、バッテリー43
の交換に際して反射板51全体を取外す必要がないの
で、簡単に作業を行うことができる。
【0034】図10〜図16は天井直付け形照明器具1
24に適用した第2実施例を示している。この第2実施
例の説明にあたり、前記第1実施例と同様な構成につい
ては、前記第1実施例と同一符号を付してその説明を省
略し、異なる構成についてのみ以下説明する。本実施例
が第1実施例と異なる点は、器具本体131およびバッ
テリー143にある。
【0035】器具本体131は帯状をなす板金製の平板
であって、反射板51のフランジ54にわたる幅を有し
ている。この器具本体131はその両側縁をフランジ5
4に載せるとともに、連結手段としての複数のねじ17
1を介して固定されている。それにより、器具本体13
1と反射板51とが連結されているとともに、この器具
本体131により反射板51の変形が防止されている。
したがって、この第2実施例においては、前記第1実施
例で使用された補強金具は省略してある。
【0036】図10,図12,および図13に示される
ように器具本体131には、その長手方向両端部に位置
して取付け具としての木ねじ122(図13参照)が通
される取付け孔32,33が設けられているとともに、
一方の取付け孔32の近傍に電源線引込み孔34が設け
られている。また器具本体131の下面には、その長手
方向一端側であって、かつ、引込み孔34の近傍に位置
して端子台35が固定されているとともに、この長手方
向一端側に寄せて点灯装置36が固定されている。点灯
装置36はトランジスタを用いたインバータ点灯回路に
よって構成されたいわゆる電子安定器である。更に、器
具本体131の他端側下面には、他方の取付け孔33の
近傍に位置してバッテリー143が固定されているとと
もに、こ非常用点灯装置38が固定されている。しか
も、器具本体131には、取付け孔33と非常用点灯装
置38との間に位置して、点検スイッチ39および充電
モニタ39bが固定されている。
【0037】バッテリー143は2本使用されて、互い
に平行に配置されており、バッテリーホルダー144を
介して器具本体131に着脱可能に取付けられている。
バッテリーホルダー144は2本のバッテリー143に
わたる押え板144aの中央部にクランプ144bを取
付けたものであり、クランプ144bを手で回動操作す
ることにより、押え板144aによるバッテリー143
の器具本体131への押付け、或いはその解除ができる
ようになっている。なお、以上の点を以外の構成は前記
第1実施例と同様である。
【0038】このような構成の天井直付け形照明器具1
24は、器具本体131をその下側から反射板51で覆
っているので、器具本体131およびこの下面に装着さ
れた各種の電気部品35〜39,39bを、反射板51
内に収納できる。したがって、薄形の照明器具とでき、
天井への装着状態において室内に圧迫感を与えることが
少ない。
【0039】前記天井直付け形照明器具124は、その
天井への取付前に器具本体131と反射板51とがねじ
171により予め連結される。そして、この連結作業に
先立って、点検スイッチ39の操作紐39aは反射板5
1に通されるとともに、器具本体131に固定された電
気部品と反射板51に取付けられたランプソケット60
との間の器具内配線が、図示しないリード線の差込み操
作によってなされるものであり、この器具内配線におい
てコネクタを必要としない。なお、この器具内配線作業
は連結作業の後に行っても良く、その場合には通孔8
1,82を利用して実施する。
【0040】前記のようにして反射板51が予め固定さ
れた器具本体131は次のようにして天井に取付られ
る。まず、器具本体131の電源線引込み孔34に電源
線を通した(この引込みは第1通孔81に指を差込んで
なされる。)後、反射板51の当接部53を天井パネル
21に押付ける。
【0041】次に、反射板51の通孔81,82を通し
て器具本体31内にねじ171を挿入し、このねじ17
1を前記通孔81,82と対向した取付け孔32,33
に通して天井パネル21に螺合して締付ける。そうする
と、器具本体131が連結された反射板51が天井に直
付け固定される。この後、第1通孔81に手指を差込ん
で、器具本体131内に引込まれた電源線を、第1通孔
81に対向する端子台35に接続する。
【0042】最後に、反射板51の通孔81,82に反
射蓋91,92を夫々取付けて、これら通孔81,82
を塞ぐ。以上の手順により器具の天井への取付け作業が
完了する。また、使用に際しては、ランプソケット59
にわたってけい光ランプ60を支持して、これを点灯さ
せればよい。
【0043】以上のように器具本体131と反射板51
とを一度の作業で天井に取付けることができるので、高
所位置の天井での作業が半減され、天井への器具の取付
け作業性を向上でき、施工コストを低減できる。その
上、器具内配線においてコネクタを不要とできるから、
部品点数が削減されて、コストを低減できる。なお、既
述のように器具本体131と反射板51とは予めねじ1
71により連結されているから、器具本体131からの
反射板51の落下を防止するための吊下げ鎖を省略で
き、更にコストを低減できるものである。
【0044】また、前記天井直付け形照明器具のバッテ
リー143を交換するには、第2反射蓋92を反射板5
1から取外して第2通孔82を開放させた後、この通孔
82を通してバッテリーホルダー144を操作すること
により、バッテリー143を交換できる。したがって、
バッテリー143の交換に際して反射板51全体を取外
す必要がないので、簡単に作業を行うことができる。
【0045】なお、本発明は前記各実施例に制約される
ものではなく、例えば、停電時に点灯させるための非常
用電気部品、すなわち、バッテリー、非常用点灯装置、
点検スィチ、充電モニタ等は省略してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、反
射板を連結手段により固定した器具本体を、反射板に邪
魔されることなく天井に取付けることができるととも
に、端子台への電源線の接続ができるので、高所位置の
天井において反射板を器具本体とは別に取付ける面倒が
なく、一度の作業で器具本体および反射板を天井に取付
けることができ、したがって、天井への取付け作業性を
向上できる。しかも、反射板側と器具本体側との電気的
接続にコネクタを必要としないから、前記取付け作業性
の向上と相俟ってコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る天井埋め込み形照明
器具を分解して示す斜視図。
【図2】同第1実施例に係る照明器具を示す斜視図。
【図3】同第1実施例に係る照明器具を示す平面図。
【図4】同第1実施例に係る照明器具を示す縦断側面
図。
【図5】同第1実施例に係る照明器具の一端側部分を分
解して示す斜視図。
【図6】同第1実施例に係る反射板を示す断面図。
【図7】同第1実施例に係り図6のZ部を拡大して断面
図。
【図8】同第1実施例に係る連結金具を示す斜視図。
【図9】同第1実施例に係る照明器具の反射板の一部を
それから分離した反射蓋とともに示す斜視図。
【図10】本発明の第2実施例に係る天井直付け形照明
器具を分解して示す斜視図。
【図11】同第2実施例に係る照明器具を示す斜視図。
【図12】同第2実施例に係る照明器具を示す平面図。
【図13】同第2実施例に係る照明器具を示す縦断側面
図。
【図14】同第2実施例に係る照明器具を図13中Y−
Y線に沿って示す断面図。
【図15】同第2実施例に係り図14のX部を拡大して
断面図。
【図16】同第2実施例に係る照明器具の反射板の一部
をそれから分離した反射蓋とともに示す斜視図。
【図17】従来例に係る埋め込み形照明器具を示す斜視
図。
【図18】同従来例に係る埋め込み形照明器具を分解し
て示す斜視図。
【符号の説明】
22…吊持ボルト(取付け具)、23…ナット(取付け
具)、24…天井埋め込み形照明器具、31…器具本
体、32,33…取付け孔、35…端子台、51…反射
板、59…ランプソケット、60…けい光ランプ、71
…連結手段、82…第1通孔、82…第2通孔、91…
第2反射蓋、92…第2反射蓋、124…天井直付け形
照明器具、122…木ねじ(取付け具)、131…器具
本体、171…ねじ(連結手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 7/12 F21V 7/12 H 17/00 360 17/00 360N

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の取付け孔を有し、これらの孔を通
    る取付け具により天井に取付けられる器具本体と、 この器具本体に固定された端子台と、 前記器具本体をその下側から覆って設けられるととも
    に、長手方向両端部に直管形けい光ランプを支持するラ
    ンプソケットが夫々取付けられた反射板と、 この反射板と前記器具本体とを連結した連結手段と、 一つの前記取付け孔および端子台の夫々に対向して前記
    反射板に設けられた第1通孔と、 他の前記取付け孔と対向して前記反射板に設けられた第
    2通孔と、 これら第1,第2の通孔を夫々別々に塞いで前記反射板
    に取付けられた第1,第2の反射蓋とを具備した照明器
    具。
JP3338836A 1991-10-04 1991-12-20 照明器具 Expired - Lifetime JP2620009B2 (ja)

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JP3-258117 1991-10-04
JP25811791 1991-10-04

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