JP2012134021A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】埋設式の照明器具を天井に確実に固定可能であり、且つ取付作業の容易化が可能な照明装置を提供することである。
【解決手段】照明装置1は、固定具2とダウンライト30を有している。ダウンライト30を天井20に固定するための固定具2は、円板状であり、突出部4と係止爪5とを有している。固定具2の略中心には、固定具2の表面と裏面とを貫通している貫通孔3が設けられている。突出部4は、内側にネジ孔10を有している。係止爪5は、固定具2から貫通孔3に向かって突出しており、さらに、係止爪5の先端6は、固定具2の裏面側に向かって延びている。
【選択図】図3
【解決手段】照明装置1は、固定具2とダウンライト30を有している。ダウンライト30を天井20に固定するための固定具2は、円板状であり、突出部4と係止爪5とを有している。固定具2の略中心には、固定具2の表面と裏面とを貫通している貫通孔3が設けられている。突出部4は、内側にネジ孔10を有している。係止爪5は、固定具2から貫通孔3に向かって突出しており、さらに、係止爪5の先端6は、固定具2の裏面側に向かって延びている。
【選択図】図3
Description
本発明は、照明装置に関し、さらに詳細には、天井に埋設式の照明装置に関する。
天井に埋設式の照明器具であるダウンライトは、室内全体を照らすものではなく特定の箇所に明るさを供給するものである。一般的なダウンライトは、天井に埋め込む際に、ダウンライトの鍔部に設けられた孔に、木ネジ等を挿通して天井に固定される。一方、ユニットバス等で用いられている薄型の天井においては、天井自体が薄いため、天井には直にネジを係合させることができない。そのため、天井の裏側にナット等を配して、ネジとナットで天井を挟むことも考えられるが、作業者が一人の場合には、浴室側からネジを締めながら且つ天井裏側からナットを押さえることはできない。この対策として、予め製造工場にて、天井のダウンライトの取付位置にネジ受け部を用意する等の工夫がなされている。例えば、鋼板製の天井の場合にはナットを溶接し、樹脂製の天井の場合にはタッピングボスを成形しておく等である。
ところが、ユニットバス等の施工現場において、予め用意された位置以外にもダウンライトを増設したい、或いは位置の変更をしたいとの要望が出ることがある。この場合には、予め作り込んだ天井では対応することができない。
特許文献1には、天井に設けた開口に、簡単に取り付け可能なダウンライトが開示されている。特許文献1に記載のダウンライトは、2つの鉤状の固定具を天井の開口に係合させることで、取り付け可能とされたものである。つまり、ダウンライトの鍔部にネジを取り付ける必要がないため、施工現場においてダウンライトを増設したいとの要求が出た場合でも、一人の作業者で対応可能である。
ところが、特許文献1に記載されたダウンライトは、2つの鉤状の固定具が天井の開口に引っ掛けられているだけであり、ダウンライトの自重だけで係合している。そのため、例えばユニットバスの天井に設置した場合、定期点検時に誤ってダウンライトに手が触れると、容易にダウンライトの位置がずれる恐れがある。或いは、揺れの小さな地震等でもダウンライトがずれることが懸念される。
そこで、本発明は、埋設式の照明器具を天井に確実に固定可能であり、且つ取付作業の容易化が可能な照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、埋設式の照明器具を天井に固定具により固定してなる照明装置であり、前記固定具は照明器具を挿通可能な貫通孔と、複数の係止爪と、ネジ孔とを有し、前記係止爪は貫通孔の内側に位置し且つ貫通孔を貫通する方向に延びていることを特徴とする照明装置である。
本発明で採用する照明装置は、埋設式の照明器具と固定具を有している。固定具は、照明器具を挿通可能な貫通孔とネジ孔を有している。つまり、固定具は照明器具よりも大きな枠状部材である。この固定具を天井裏に配置し、天井の開口と貫通孔を略合致させる。そして、照明器具を天井の表側の開口を介して貫通孔に挿通した後、照明器具に挿通したネジ等と固定具のネジ孔とを係合させることで、照明器具を天井に固定できる。
また、固定具は、複数の係止爪を有している。複数の係止爪は、貫通孔の内側に位置し且つ貫通孔を貫通する方向に延びている。つまり、天井の開口と固定具の貫通孔が略同一の形状の場合には、複数の係止爪は開口に強固に係合可能である。すなわち、複数の係止爪を天井の開口に挿通するだけで、固定具の位置を仮止めすることができる。その結果、固定具を天井裏から押さる必要がなく、作業者が一人の場合でも、天井の表側から照明器具を天井に固定可能となる。
本発明の照明装置によれば、埋設式の照明器具を天井に確実に固定可能であり、且つ取付作業の容易化が可能である。例えば、規格品のユニットバスの天井において、施工現場で、埋設式の照明器具の増設を容易に行うことができる。或いは、予め開口を設けていない天井でも、施工現場で天井に開口を設けるだけで、埋設式の照明器具を確実に固定でき、且つ容易に設置できる。
以下、本発明の照明装置の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明は、実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって、本発明が制限して理解されるべきではない。
図1に示す固定具2は、本発明の実施形態に係る照明装置1を構成する部材であり、後述するダウンライト30(埋設式の照明器具)を天井20に固定するためのものである。固定具2は、円板状であり、突出部4と、係止爪5とを有している。固定具2の略中心には、固定具2の表面15と裏面16とを貫通している貫通孔3が設けられている。なお、固定具2は、鋼鈑で形成しても良く、或いは合成樹脂で形成しても構わない。
突出部4は、固定具2の表面15に3つ設けられている。3つの突出部4は、固定具2の表面15(360度)において、約120度ずつずれて位置している。突出部4は、内側にネジ孔10を有している。なお、突出部4は、固定具2が鋼鈑で構成される場合にはバーリング加工で形成されることが好ましく、固定具2が合成樹脂で構成される場合にはタッピングボスとして一体的に成形されることが好ましい。
係止爪5は、固定具2の貫通孔3の内側に3つ設けられている。3つの係止爪5は、貫通孔3(360度)において、約120度ずつずれて位置している。また、各係止爪5は、各突出部4同士の略真ん中に位置している。
係止爪5は、固定具2から貫通孔3に向かって突出しており、さらに、係止爪5の先端6は、固定具2の裏面16側に向かって延びている。換言すれば、係止爪5は、略L字状を成しており、先端6は貫通孔3を貫通する方向に延びている。
つぎに、天井20への固定具2の取付状態について図2を用いて説明する。
図2に示すように、後述するダウンライト30が取り付けられる天井20は、表面23側に鋼鈑層21を有し、裏面24側に石膏ボード層22を有している。鋼鈑層21には貫通孔25が設けられ、石膏ボード層22には取付穴26が設けられている。座ぐり加工等で形成される取付穴26は、貫通孔25よりも一回り程度大きい。取付穴26には、固定具2が丁度納まっており、固定具2の貫通孔3と天井20の貫通孔25とは、略重なっており、略同一の径を有している。つまり、固定具2の係止爪5の先端6は、天井20の貫通孔25に強固に係合している。換言すれば、固定具2は、天井20に強固に仮止めされている。
つぎに、本発明の実施形態に係る照明装置1が天井20に固定された状態について図3を用いて説明する。なお、図3においては、ダウンライト30は断面図示していない。
図3に示すように、照明装置1は、固定具2とダウンライト30(埋設式の照明器具)を有している。ダウンライト30は、天井20に設けられた貫通孔25側から取付穴26側に向けて挿通されて埋め込まれている。ダウンライト30の鍔部31は、天井20の表面23に当接している。鍔部31に設けられた孔32には、ネジ40が挿通されている。ネジ40は、鋼鈑層21に設けられた孔27を介して、固定具2に設けられた突出部4のネジ孔10に強固に係合している。
なお、図3内に仮想線(二点鎖線)で図示した通り、照明装置1に、ダウンライト30の鍔部31やネジ40等を隠すための化粧カバー50を設けても構わない。化粧カバー50は、従来公知の板バネ(図示を省略する)をダウンライト30に設けられた切り欠き等に挿通させるだけで、ダウンライト30に係止可能なものである。
前述の通り、ネジ孔10を備えた固定具2は、天井20に強固に仮止めできることから、ダウンライト30を天井20に取り付ける際に、固定具2を天井20の裏面24側から押さえる必要がない。その結果、ダウンライト30を天井20の表面23側から取り付ける際に、作業者一人で設置することができる。
本実施形態の照明装置1においては、固定具2に突出部4および係止爪5を3つずつ設ける例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、係止爪5を2つ設け、突出部4を1つだけ設けても構わない。
1 照明装置
2 固定具
3 貫通孔
5 係止爪
10 ネジ孔
20 天井
30 ダウンライト(埋設式の照明装置)
2 固定具
3 貫通孔
5 係止爪
10 ネジ孔
20 天井
30 ダウンライト(埋設式の照明装置)
Claims (1)
- 埋設式の照明器具を天井に固定具により固定してなる照明装置であり、前記固定具は照明器具を挿通可能な貫通孔と、複数の係止爪と、ネジ孔とを有し、前記係止爪は貫通孔の内側に位置し且つ貫通孔を貫通する方向に延びていることを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010285341A JP2012134021A (ja) | 2010-12-22 | 2010-12-22 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010285341A JP2012134021A (ja) | 2010-12-22 | 2010-12-22 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012134021A true JP2012134021A (ja) | 2012-07-12 |
Family
ID=46649387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010285341A Pending JP2012134021A (ja) | 2010-12-22 | 2010-12-22 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016184577A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | エルジー イノテック カンパニー リミテッド | ホルダーおよびこれを具備する照明装置 |
JP2017139193A (ja) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
GB2559961A (en) * | 2017-02-16 | 2018-08-29 | Aurora Ltd | Improved downlight with a detachable electronic module |
JP2020061208A (ja) * | 2018-10-05 | 2020-04-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明装置 |
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2010
- 2010-12-22 JP JP2010285341A patent/JP2012134021A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2559961A (en) * | 2017-02-16 | 2018-08-29 | Aurora Ltd | Improved downlight with a detachable electronic module |
GB2559961B (en) * | 2017-02-16 | 2019-07-17 | Aurora Ltd | Improved downlight with a detachable electronic module |
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