JP4699491B2 - 回転電機 - Google Patents
回転電機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4699491B2 JP4699491B2 JP2008085188A JP2008085188A JP4699491B2 JP 4699491 B2 JP4699491 B2 JP 4699491B2 JP 2008085188 A JP2008085188 A JP 2008085188A JP 2008085188 A JP2008085188 A JP 2008085188A JP 4699491 B2 JP4699491 B2 JP 4699491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harness
- grommet
- connector
- protective tube
- protective
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
また、前記作業時に保護チューブが変位し、保護チューブ端がハーネスに接触するが、ハーネスに保護部材が装着されているので、ハーネスに直接当接することなく、ハーネスの損傷を防止でき耐久性が向上するという効果がある。
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1はEPSモータ20のハーネス部拡大図である。図1において、EPSモータ20のハウジング5のハーネス取り出し口9には、シリコンゴム製のグロメット6が設置され、このグロメット6に設けられた孔を介して複数本の配線であるハーネス1が導出されている。導出されたハーネス1の先端部にはコネクタ8が設けられ、図示省略したモータコントロールユニットと接続される。その接続長は短いもので50cm程度、長いものでは2mを超えるものがある。ハーネス1の外部には他の機器との接触や、車輌走行中の異物衝突による損傷防止のために、樹脂性あるいは金属性のコルゲートチューブよりなる保護チューブ2が設けられている。この保護チューブ2は、コネクタ側ではコネクタ8よりLCの距離をおいて、グロメット側ではグロメット6よりLGの距離をおいてその端部を有している。コネクタ8と接続される側のハーネス1aは粘着性テープよりなる固定部材4によって保護チューブ2と一体化固着されるとともに、保護チューブ2がハーネス1に対して位置決めがされる。一方グロメット6から導出された近傍のハーネス1bは熱収縮チューブあるいは粘着性テープよりなる保護部材3が、保護チューブ端部2aを基としてコネクタ8側に寸法L1、グロメット6側に寸法L2、すなわち全長L1+L2の長さにわたって装着されている。従って、必要、充分な長さに保護部材3を装着するので、生産性が向上する。なお、保護チューブ端部2aは、グロメット6より所定の距離LG離れた位置に設定されており、LG>L2である。なお保護チューブ2の内径は保護部材3の外径寸法よりも大きいものが用いられている。
さらに、EPSモータ20を車輌に組み付け時に、保護チューブ2が曲げ、引張り等で伸び縮みを行うことで、保護チューブ端部2aが変位しても、この変位寸法以上の範囲つまり前述したL1、L2寸法にわたって保護部材3が装着されているので、保護チューブ端部2aによるハーネス1の損傷を防止できる。
実施の形態2を図2に示す。
この実施の形態2は保護部材3として粘着性テープを使用し、粘着テープ幅寸法の少なくとも1/2以上の重なりをもついわゆるラップ巻きが施しており、その巻き終わりを保護チューブ2の内部すなわち図1で示したL1端となるように巻回している。これ以外は図1と同様である。
このように粘着性テープを斜めにラップしてハーネス1に巻回して装着しているので、保護チューブ端部2aが可動しても、その端部2aがテープ継目に引っかかりにくく、テープの剥がれを防止できる。また粘着性テープの巻き終わりは雰囲気状況で剥がれやすい部位であるが、保護チューブ2の内部となるように設定しているので、剥がれ発生の割合を少なくしている。
実施の形態3を図3に示す。
この実施の形態3はハウジング5に設けられた取付具7によって、グロメット6から導出される部分のハーネス1bが、保護部材3上から支持固定されているものである。これ以外は図1と同様である。
このようにハーネス1がグロメット6近傍で取付具7によって固定されているので、車輌に組み付け時、コネクタ8や保護チューブ2の先端部を支持して引き回すことによる引張り、ねじり、曲げ等が発生しても、グロメット6側のハーネス1bの損傷発生を抑制できる。また、グロメット6のハーネス1の図示省略した導出用孔の亀裂発生も防止できる。
実施の形態4を図4に示す。
この実施の形態4は前述したハウジング5に設けられた取付具7によって、グロメット側端の保護チューブ2が固定されている。また前述した実施の形態1の保護部材3に代替してハーネス1である複数本の配線の結束材10であるテーピングか、または樹脂性あるいは金属性のバンドが用いられている。なお、この結束材10はハーネス1の長さが長い場合には長手方向に複数個所設けてもよく、一方短い場合には設けなくてもよい。
この実施の形態4ではグロメット側端の保護チューブ2が取付具7によって固定されているので、実施の形態1で説明したような保護チューブ2が可動した際の保護チューブ端部2aがハーネス1に接触することがない。
このような構成を採用すると、ハーネス1の引き回されても保護チューブ1の端部2aとグロメット側のハーネス1bとの接触が生じないため、ハーネス1の損傷が防止できる。また車輌の他機器から伝わる保護チューブ1への振動がハーネス1を介しグロメット6に伝達されるのを低減できる。
また、EPSモータの場合について示したが、モータに限らず発電機等の回転電機であってもよい。
2 保護チューブ、2a 保護チューブ端部、3 保護部材、4 固定部材、
5 ハウジング、6 グロメット、7 取付具、8 コネクタ、
9 ハーネス取り出し口、20 EPSモータ。
Claims (6)
- ハウジングのハーネス取り出し口に設置されたグロメットを介して導出され、先端部にコネクタが設けられたハーネスを備えた回転電機において、前記ハーネスの外部には、前記グロメットから所定の距離(LG)はなれた個所から前記コネクタから所定の距離(LC)はなれた個所に亘り保護チューブが設けられており、
前記コネクタに接続される部分の前記ハーネスは、固定部材によって固定されているとともに、この固定部材が前記保護チューブ側に延伸して前記ハーネスと前記保護チューブとを一体化固着しており、前記グロメットから導出される部分の前記ハーネスは、所定の長さに亘り保護部材が装着されているとともに、装着後の前記保護部材の外径寸法が前記保護チューブの内径より小さいものであることを特徴とする回転電機。 - ハウジングのハーネス取り出し口に設置されたグロメットを介して導出され、先端部にコネクタが設けられたハーネスを備えた回転電機において、前記ハーネスの外部には、前記グロメットから所定の距離(LG)はなれた個所から前記コネクタから所定の距離(LC)はなれた個所に亘り保護チューブが設けられており、
前記コネクタに接続される部分の前記ハーネスは、固定部材によって固定されているとともに、この固定部材が前記保護チューブ側に延伸して前記ハーネスと前記保護チューブとを一体化固着しており、前記グロメットから導出される部分のハーネスは結束材によって結束されているとともに、この結束材の外径寸法が前記保護チューブの内径より小さいものであり、前記グロメット側の前記保護チューブは、前記ハウジングに設けられた取付具によって支持されていることを特徴とする回転電機。 - 前記保護部材は、前記保護チューブの端部を基として、前記グロメット側にL2の長さおよび前記コネクタ側に向かいL1の長さに亘り装着されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記保護部材は、粘着テープが用いられているとともに、少なくとも前記粘着テープ幅の1/2幅以上の重ね巻きで装着されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記保護部材は、熱収縮チューブであることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記グロメットから導出される部分の前記保護部材が装着された前記ハーネスが、前記ハウジングに設けられた取付具によって支持されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008085188A JP4699491B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008085188A JP4699491B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | 回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009240104A JP2009240104A (ja) | 2009-10-15 |
JP4699491B2 true JP4699491B2 (ja) | 2011-06-08 |
Family
ID=41253379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008085188A Expired - Fee Related JP4699491B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4699491B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720060U (ja) * | 1993-08-31 | 1995-04-07 | 株式会社京浜精機製作所 | 電磁装置におけるリード線引出し構造 |
JP2002101520A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-04-05 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ根元の電線保護構造 |
JP2006191704A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Nsk Ltd | モータ |
JP2008029090A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Nsk Ltd | 電動機 |
-
2008
- 2008-03-28 JP JP2008085188A patent/JP4699491B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720060U (ja) * | 1993-08-31 | 1995-04-07 | 株式会社京浜精機製作所 | 電磁装置におけるリード線引出し構造 |
JP2002101520A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-04-05 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ根元の電線保護構造 |
JP2006191704A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Nsk Ltd | モータ |
JP2008029090A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Nsk Ltd | 電動機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009240104A (ja) | 2009-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101854039B (zh) | 马达电缆组件 | |
US8624114B2 (en) | Wiring harness | |
JP4440223B2 (ja) | コルゲートチューブの固定構造 | |
JP5425507B2 (ja) | モーターケーブル装置、及び、モーターケーブル装置に用いる樹脂部品 | |
JP2006296166A (ja) | コルゲートチューブ、コルゲートチューブの装着方法及びワイヤーハーネス | |
JP2009123635A (ja) | ハーネス組立体 | |
JP5906544B2 (ja) | ワイヤハーネス | |
EP2560257B1 (en) | Wire harness | |
JP5221081B2 (ja) | 線状物の固定構造 | |
JP5477221B2 (ja) | ワイヤハーネス用のグロメット | |
JP4699491B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2018191383A (ja) | ワイヤハーネス用外装材およびそれを用いたワイヤハーネス | |
JP2007299819A (ja) | 固定金具付電気ケーブル | |
JP6971525B2 (ja) | ワイヤーハーネスの配索構造 | |
KR20100128059A (ko) | 와이어 하네스 보호용 프로텍터 | |
JP2010074927A (ja) | ハーネス保護材およびその取付方法 | |
JP5216795B2 (ja) | シールド線の車両配線構造 | |
JP5607133B2 (ja) | 線状物の固定構造 | |
CN111864674B (zh) | 线束 | |
JP6075201B2 (ja) | コネクタ | |
KR200431361Y1 (ko) | 와이어 하네스 보호용 프로텍터 | |
JP3644353B2 (ja) | ツイスト線の配線管 | |
JP2007280709A (ja) | ワイヤーハーネスおよびその配索方法 | |
JP2009295527A (ja) | ワイヤハーネス | |
KR200431362Y1 (ko) | 와이어 하네스 프로텍터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4699491 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |