JP4699091B2 - ディザスタリカバリ方法およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、データベースサーバとストレージの連携によるDRシステムにおけるオンライン性能の劣化を抑制し、また、災害または障害発生時にデータ消失の有無を検知するためのシステム、及びその処理方法に関する。
近年、ITはビジネスの基盤となっており、その重要性はますます高まっている。そのため、システムダウンが及ぼす影響は非常に大きく、例えば金融業の場合は、時間あたり数百万ドルの損失があると言われている。以上の背景から、災害であってもビジネスを継続させることを目的に遠隔地にバックアップするディザスタリカバリ(DR)が注目を集めている。
ディザスタリカバリを実現する技術として、プライマリサイトに設置されている記憶装置のデータ更新履歴情報(正側ログ)を、これとは遠隔したリモートサイトに設置されている記憶装置に複製(以下、この複製を「リモートコピー」と称する)し、複製したログ(副側ログ)からプライマリサイトのデータをリモートサイトの記憶装置に回復させる技術(以下、この技術を「ログのみ同期DRシステム」と称する)が知られている。ログのみ同期DRシステムでは、プライマリサイトの正側ログ更新後、副側ログの更新が確認されてからプライマリサイトのシステム処理を進める(これを同期転送と呼ぶ)ため、データの欠損が無いバックアップデータを取得できる。
プライマリサイトとリモートサイトの記憶装置間をリモートコピーする技術については、例えば「日立統合ストレージソリューション「Storeplaza」カタログ(http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/storeplaza/storeplaza_ka_zp.pdf)」に記述がある。複数システムのストレージ同士をファイバチャネルで接続し、一方のストレージ装置のディスクドライブに更新があると、別のストレージ装置のディスクドライブにもデータの更新を反映する技術である。
前述のログのみ同期DRシステムにおいて、記憶装置間のリモートコピーに使用する回線はファイバチャネル等の専用回線であり、月当たり数百〜数千万円の回線コストが必要となる。ログのみ同期DRシステムを構築したい顧客にとっては、回線コストの低減が求められている。
回線コストを削減させる手段として、リモートコピーに使用する回線に回線品質は保証されないが安価な公衆回線を利用する方法が検討されている。公衆回線の場合、利用するエンドユーザにより回線使用率が変動するため、リモートコピーで使用する帯域を確保できず、リモートコピーに要する時間が大きくなる可能性がある。
また、ログのみ同期DRシステムでは、データの更新履歴情報であるログを同期転送でリモートサイトにコピーするため、リモートコピーの性能が劣化した場合は、プライマリサイトのオンライン処理が実行できず、オンライン処理性能を劣化させる。
前述した回線使用率によるオンライン性能の劣化を抑制する方法として、プライマリサイトのログを更新後に、リモートサイトのログの更新を確認せず、プライマリサイトのオンライン処理を進める(これを非同期転送と呼ぶ)リモートコピー方式がある。しかし、この非同期転送では、リモートサイトのログの更新を確認しないため、プライマリサイトのデータがリモートサイトに全てコピーされた事が保証されない。従って、プライマリサイトに災害が発生した場合は、リモートサイトのバックアップデータに欠損が生じる可能性がある。
本発明では、公衆回線を利用したログのみ同期DRシステムにおいて、リモートコピーに使用する回線の使用状況から同期転送と非同期転送を切り替えることにより、プライマリサイトのオンライン処理性能を維持させる事が目的である。
回線の使用状況については、記憶装置間のリモートコピーに掛かる応答時間から把握する。この応答時間が大きい場合は、回線使用率が高いことを表し、応答時間が小さい場合は、回線使用率が低いことを表す。
従って、応答時間が大きい場合は、記憶装置間を非同期転送によりコピーし、応答時間が小さい場合は、記憶装置間を同期転送によりコピーする。これにより、プライマリサイトにおいては、記憶装置間のリモートコピーにかかる回線遅延の影響を受けないため、オンライン処理性能を維持することができる。
一方、非同期転送については、前述したように災害等が発生した場合にデータ欠損が生じる可能性がある。そこで、本発明では、記憶装置間のリモートコピー方式を常に監視し、災害等が発生した直前のリモートコピー方式からデータ欠損の有無を検知させる。
災害発生時に、記憶装置間を同期転送でコピーした場合は、プライマリサイトのログは、全てリモートサイトにコピーされるため、データ欠損が生じない事がわかる。また、記憶装置間を非同期転送でコピーした場合は、プライマリサイトのログをリモートサイトに全てコピーされた事が保証されないため、リモートサイトのデータに欠損がある可能性がある事がわかる。
上記、データ欠損の検知により、リモートサイトのデータ状態が把握できるため、障害からの復旧にかかる時間を短縮することが可能となる。
本発明によれば、ストレージ装置間の回線使用率をストレージ装置間の応答時間から算出し、応答時間の大小により、ストレージ装置間のリモートコピー機能を同期転送または非同期転送に切り替えるため、ストレージ装置間の回線使用率が高い場合でも回線遅延の影響を受けることなく、プライマリサイトのオンライン性能を維持することができる。
また、ストレージ装置間のリモートコピー機能の状態をリモートサイトに保持させているため、災害または障害発生時にリモートサイトのバックアップデータにデータ欠損があるか容易に把握でき、災害または障害からの復旧時間を短縮することができる。
以下、図1〜図9に基づき、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1、図2、図3を用い第1の実施例を説明する。
図1は、ログのみ同期DRシステムの第1実施例の概要を示す。図1において、プライマリサイトは、データベースサーバ2とストレージ装置3から構成される。データベースサーバ2とストレージ装置3は、サーバ・ストレージ間接続インタフェース8によって接続される。ストレージ装置3は、ストレージ装置制御部4によって読み込み・書き込みを行うデータを保存するディスク装置5,6,7を内蔵しており、データベースサーバ2が業務ネットワーク1を通じて受け取ったオンライン処理のデータや、その処理に必要なデータ及びデータベースサーバ2内部で実行されたデータを保持する。
データベースサーバ2とストレージ装置3は、サーバ・ストレージ間接続インタフェース8を通してデータの読み出し・書き込みを行うだけではなく、データベースサーバ2が要求したディスク装置5,6,7の変更があった場合、ストレージ装置3からデータベースサーバ2に通知を行う方法を有している。
リモートサイトは、簡易サーバ12とストレージ装置13から構成される。簡易サーバ12とストレージ装置13は、サーバ・ストレージ間接続インタフェース18によって接続される。簡易サーバ12は、ログからデータを回復させるデータベースサーバの機能を有する。ストレージ装置13は、ストレージ装置制御部14によって読み出し・書き込みを行うデータを保存するディスク装置15,16,17を内蔵しており、簡易サーバ12により回復したデータを保持する。
簡易サーバ12とストレージ装置13は、サーバ・ストレージ間接続インタフェース18を通してデータの読み出し・書き込みを行うだけではなく、簡易サーバ12が要求したディスク装置15,16,17の変更があった場合、ストレージ装置13から簡易サーバ12に通知を行う方法を有している。
プライマリサイトのストレージ装置3とリモートサイトのストレージ装置13は、ストレージ装置制御部4,14の間をストレージ装置間接続インタフェース9により接続される。ストレージ装置3,13は、あらかじめ設定しておくことでストレージ装置間接続インタフェース9を通して、ディスク装置5,6,7,15,16,17の内容をストレージ装置3,13間で複製するリモートコピー機能を有する。
上記ストレージ装置3,13を複製するリモートコピー機能として、同期転送及び非同期転送がある。同期転送とは、例えば、プライマリサイトにおいて書き込み処理を行った場合、プライマリサイトのディスク装置を更新した後、リモートサイトのディスク装置にプライマリサイトと同様の更新が確認されてからプライマリサイトの書込み処理を終了する転送方式である。また、非同期転送とは、例えば、プライマリサイトにおいて書き込み処理を行った場合、プライマリサイトのディスク装置を更新後に、リモートサイトのディスク装置の更新を確認せず、プライマリサイトの書込み処理を終了する転送方式である。
ログのみ同期DRシステムでは、プライマリサイトにおいて、ログを書き込むディスク装置を2つ、或いは、2つ以上準備し、このディスク装置をストレージ装置3,13間で複製させる。この複製については、同期転送で複製されるディスク装置と非同期転送で複製されるディスク装置を別々に準備する。これにより、データベースサーバ2は、それぞれのディスク装置に書き込みを要求することで、更新内容を同期転送または非同期転送でリモートサイトに複製することができる。
ここで言うログとは、データベースの更新作業を逐一表すデータ更新履歴情報であり、ログを再実行することでデータベースの再構築が可能なものである。例えば、データベースが実行したトランザクションログやデータベースサーバが受け取った業務要求全てのSQLである。
図2は、第1実施例におけるプライマリサイトの構成を示す。プライマリサイトは、データベースサーバ2に書込み制御部20と切替制御部21を内蔵し、ストレージ装置3内部のストレージ装置制御部4にキャッシュメモリ22と回線監視部25を内蔵する。キャッシュメモリ22はキャッシュ23とサイドファイル24から構成される。
データベースサーバ2から書き込み要求があった場合、更新ログの書き込みを要求するディスク装置がストレージ装置3,13間を同期転送により複製される場合は、この更新ログはキャッシュ23に格納され、ストレージ装置間接続インタフェース9を通し、ストレージ装置13に送られる。また、更新ログの書き込みを要求するディスク装置がストレージ装置3,13間を非同期転送により複製される場合は、この更新ログはサイドファイル24に格納され、ストレージ装置間接続インタフェース9を通し、ストレージ装置13に送られる。
回線監視部25においては、ストレージ装置3,13間の複製にかかる応答時間を監視し、この応答時間により、データベースサーバ2の切替制御部21に、更新ログの書き込みを要求するディスク装置を切り替えるように通知を送る。この切り替え通知を受けた切替制御部21は、データベースサーバ2が書き込みを要求するディスク装置を切り替える。
ディスク装置の切り替えにより、ストレージ装置3,13間の複製が、非同期転送から同期転送に切り替わる場合は、サイドファイル24に格納された更新ログが全てストレージ装置13に複製されるまで、データベースサーバ2内部の書込み制御部21により、データベースサーバ2が業務ネットワーク1を通じて受け取るオンライン処理を待機させる。これにより、非同期転送と同期転送が同時に、ストレージ装置間で複製を行うことがなく、非同期転送あるいは同期転送のどちらか一方によりストレージ装置間で複製が行われることになる。
リモートサイトにおいて、更新の順序性が保証される。
図3は、第1実施例におけるリモートサイトの構成を示す。リモートサイトは、簡易サーバ12に転送情報取得部30とログ適用部31を内蔵し、ストレージ装置13内ストレージ装置制御部14にキャッシュメモリ32を内蔵する。キャッシュメモリ32はキャッシュ33とサイドファイル34から構成される。
キャッシュ33とサイドファイル34は、プライマリサイトのキャッシュ23とサイドファイル24と同様に機能する。但し、ストレージ装置3から非同期転送によい複製された更新ログについては、ストレージ装置13内部のサイドファイル34に格納されたときに、更新した順番に並び替えを行い、ストレージ装置13内部のディスク装置に書き込まれる。これにより、プライマリサイトのオンライン処理により、ストレージ装置3に書き込まれた順番と同じ順番で、リモートサイトのストレージ装置13内部のディスク装置は更新される。
リモートサイトにおいては、ストレージ装置3,13間で同期転送または非同期転送により複製されたディスク装置から更新ログを読み込み、この更新ログを簡易サーバ12内のログ適用部21で実行し、生成された更新データをストレージ装置13内部のディスク装置に書き込む。これにより、プライマリサイトのデータのバックアップがリモートサイトに生成される。
簡易サーバ12の転送情報取得部30においては、ストレージ装置3,13間の複製に利用しているリモートコピー機能の状態が記憶される。従って、転送情報取得部30により、現在、ストレージ装置3,13間で同期転送または非同期転送で複製が行われているか認識することができる。
以下、図1、図2、図3を用い、本実施例のログのみ同期DRシステムのデータ複製方法の動作を説明する。本実施例では、オンライン処理を通常実行しているプライマリサイトと、プライマリサイトが保持するデータをバックアップするリモートサイトとの間でデータ複製を行うものとする。
まず、ログのみ同期DRシステムのデータ複製方法を実現するために、プライマリサイトとリモートサイトの初期設定を行う。
プライマリサイトの初期設定として業務システムに応じたデータベースを構築する。ストレージ装置3内部のストレージ装置制御部4で、データベースサーバ2が使用可能なディスク装置5,6,7を割り当てる。データベースサーバ2はデータベースのデータを保持するディスク装置5とデータベースのログを保持するディスク装置6,7を設定する。
リモートサイトにおいては、ディスク装置15,16,17をプライマリサイトと同様の構成に設定する。ストレージ装置13において、ストレージ装置3でデータベースサーバ2が使用可能としたディスク装置5と同様なディスク装置15と、ディスク装置6と同様なディスク装置16と、ディスク装置7と同様なディスク装置17をストレージ装置制御部14で簡易サーバ12が使用可能となるように割り当てる。簡易サーバ12は、データベースサーバ2と同様に、データベースのデータを保持するディスク装置15とデータベースのログを保持するディスク装置16,17を設定する。
簡易サーバ12については、本実施例では、データベースサーバ2のログを再実行することで、データベースサーバ2のデータをリモートサイトのストレージ装置13に再構築させることが目的であるが、簡易サーバ12にデータベースサーバ2と同じ役割を持たせることも可能である。
次に、プライマリサイトのストレージ装置3とリモートサイトのストレージ装置13との間で、ストレージ装置間接続インタフェース9を通じて、データベースのログを保持するディスク装置6をディスク装置16に、ディスク装置7をディスク装置17に複製するように設定する。この複製については、ストレージ装置のリモートコピー機能である同期転送と非同期転送の両方を設定する。本実施例では、ディスク装置6とディスク装置16のリモートコピーに同期転送を設定し、ディスク装置7とディスク装置17のリモートコピーに非同期転送が設定されたものとする。
以上のような設定がデータベースサーバ2、簡易サーバ12とストレージ装置3,13で完了した後、プライマリサイトのデータベースサーバ2でオンライン処理を開始する。以下では、データ複製の手順について説明する。
(データ複製第1ステップ1000)オンライン処理要求は、業務ネットワーク1を通じてデータベースサーバ2に送られる。オンライン処理要求は業務ネットワーク1上のプロトコルに応じて送付され、データベースサーバ2の管理するデータ内容を参照するものや更新するものからなる。例えば、TCP/IPプロトコルによって送付される、SQLコマンドの組み合わせからなる。
オンライン処理要求を受信したデータベースサーバ2は、ネットワークプロトコル層の解析を行い、データベースへのオンライン処理を実行する。例えば、TCP/IPプロトコルの解析を行い、SQLコマンドを取り出し、その処理をデータベースで実行する処理がある。
(データ複製第2ステップ1001)オンライン処理の内容が、データベースの更新処理を伴う場合には、ストレージ装置3内に保持しているデータを更新する必要がある。その場合には、データベースサーバ2からサーバ・ストレージ接続インタフェース8を通じて、ストレージ装置制御部4に対してディスク装置5へのデータ更新と、ディスク装置16またはディスク装置17への更新ログの書き込みをストレージ装置4に指示する。例えば、データベースサーバ2にホストアダプタを装着し、ファイバーチャネルケーブルを通じてSCSIコマンドをディスクコントローラに送信することに当たる。また、本実施例では簡単のため1回の書き込み要求のように図示したが、通常は別のディスク装置への書き込み要求は複数の要求に分けて送信する。
(データ複製第3ステップ1002)データ書き込みの要求を受けたストレージ装置制御部4は、ディスク装置5へデータ更新の書き込みを行い、ディスク装置6またはディスク装置7へ更新ログの書き込みを行う。更新ログの書き込みは、ディスク装置6,7同時に行われず、どちらか一方のディスク装置に行う。
(データ複製第4ステップ1003)更新ログの書き込み要求がディスク装置6の場合、ディスク装置6はリモートサイトのストレージ装置13内のディスク装置16に同期転送で複製するように設定されているため、ストレージ装置制御部4はディスク装置6の更新ログをキャッシュ23に格納し、ストレージ装置制御部14内のキャッシュ33に送信し、ディスク装置16に書き込むよう指示し、ストレージ装置制御部14はディスク装置16へと書き込みを行う。例えば、ストレージ装置間接続インタフェース9の管理ソフトウェアでディスク装置6、16のリモートコピー機能を設定することで実現できる。
(データ複製第5ステップ1004)また、更新ログの書き込み要求がディスク装置7の場合、ディスク装置7はリモートサイトのストレージ装置13内のディスク装置17に非同期転送で複製するように設定されているため、ストレージ装置制御部4はディスク装置7の更新ログをサイドファイル24に格納し、ストレージ装置制御部14内のサイドファイル34に送信し、ディスク装置17に書き込むよう指示し、サイドファイル34に格納された更新ログは、プライマリサイトで更新した順番に並べ替え、ストレージ装置制御部14はディスク装置17へと書き込みを行う。例えば、ストレージ装置間接続インタフェース9の管理ソフトウェアでディスク装置7、17のリモートコピー機能を設定することで実現できる。
(データ複製第6ステップ1005)ディスク装置16,17への更新を実行後、ストレージ装置制御部14は、予め簡易サーバ12から更新を通知するように指定されているため、更新が発生したことを簡易サーバ12に通知する。この更新通知要求と更新通知のインタフェースは、例えば、簡易サーバ12からストレージ装置13内の特殊なディスク装置への読み込み要求の応答としてストレージ装置制御部14が通知する方法や、簡易サーバ12から更新通知を要求するディスク装置16,17への専用コマンドに対する応答としてストレージ装置制御部14が通知する方法、また、ストレージ装置制御部14からディスク装置の更新を通知する専用の割り込みインタフェースを簡易サーバ12内に設ける方法などがある。また、ストレージ装置制御部14から簡易サーバ12への通知は、更新が発生する度に実行する方法に限定するわけではなく、一定時間間隔ごとに通知する方法や、データベースサーバ2から指示をストレージ装置3に発行したものをストレージ装置13に伝えて簡易サーバ12への通知を実行させる方法などがある。
(データ複製第7ステップ1006)ディスク装置16,17の更新通知を受けた簡易サーバ12は、ディスク装置16,17の更新分を読み込み、そこに書き込まれた更新ログをログ適用部31で実行し、ディスク装置15上のデータを更新するように簡易サーバ12からサーバ・ストレージ間接続インタフェース18を通じてストレージ装置制御部14に通知する。例えば、簡易サーバ12にホストバスアダプタを装着し、ファイバーチャネルケーブルを通じてSCSIコマンドをディスクコントローラに送信する方法がある。
(データ複製第8ステップ1007)データの更新要求を受けたストレージ装置制御部14は、ディスク装置15へデータ更新の書き込みを行う。
プライマリシステムのデータベースサーバ2がオンライン処理要求を実行する度に、このようにプライマリサイトのデータをリモートサイトに複製することで、プライマリサイトのデータベースサーバ2にデータ複製のための負荷をかけることなく、また、業務ネットワーク1上にデータ複製のためのデータ送信を行うことなく、ストレージ装置3,13間でのデータ転送量を小さくして、データ複製のコストを抑え、オンライン処理の遅延を小さくすることができる。
また、本実施例ではプライマリサイトとリモートサイトが一対一の形態を説明したが、プライマリサイトから複数のリモートサイトへのデータ複製を行う方法や、プライマリサイトからリモートサイトへ複製したデータをさらに別のリモートサイトへデータ複製を行なう方法も容易に構築可能である。
図4から図7に本実施例におけるプライマリサイトからリモートサイトへ同期転送及び非同期転送を切り替える処理手順をフローチャートで示した。以下で各図のフローチャートについて説明する。
図4に示したプライマリサイトのデータベースサーバ2におけるログのリモートコピー機能を同期転送から非同期転送に切り替える処理手順のフローチャートについて説明する。
まず、データベースサーバ2の初期設定を行なう(400)。例えば、初期設定には、データベースサーバ2の構築やストレージ装置3内部のディスク装置の割り当てなどがある。
次に、ストレージ装置とリモートサイトの初期設定完了を待つ(401)。例えば、ストレージ装置間のリモートコピー機能の設定やリモートサイトのデータベース構築の完了を待つことになる。
以上の初期設定により、ログを書き込むストレージ装置3内部のディスク装置は、リモートコピー機能である同期転送及び非同期転送が設定される。この初期設定が完了した時点では、データベースサーバ2からログの書き込みを行った場合、リモートサイトのストレージ装置に同期転送で複製される。但し、本説明では、初期設定により同期転送で複製されるストレージ装置3のディスク装置にデータベースサーバ2のログを書き込む設定となっているが、初期設定により非同期転送で複製されるストレージ装置のディスク装置にデータベースサーバ2のログを書き込む設定とすることも可能である。
プライマリサイト及びリモートサイトの初期設定が一通り完了すると、データベースサーバ2においてオンライン処理要求の受付を開始する(402)。例えば、インターネット経由で行う商取引の商品管理などがオンライン処理にあたる。
データベースとして稼動を開始し、オンライン処理の更新要求をデータベースサーバ2が受け取ったならば、更新データ及び更新ログをストレージ装置3に送り(403)、ストレージ装置3においてディス装置5,6,7に更新データ及び更新ログの書き込み完了報告を受信する(404)ことにより、更新処理は完了する。
更新処理完了後、プライマリサイトのストレージ装置3から更新ログの書き込みを要求するディスク装置の切り替え通知がある場合は(405)、更新ログの書き込みを要求するディスク装置を、切替制御部21により、ストレージ装置間を非同期転送により複製するディスク装置に切り替え(406)、この切り替えが完了した報告をログに書き込む(407)。これにより、以降のオンライン処理の更新ログは、非同期転送によりプライマリサイトのストレージ装置3からリモートサイトのストレージ装置13に送られる(408)。また、更新処理の完了後、プライマリサイトのストレージ3から更新ログの書き込みを要求するディスク装置の切り替え通知がない場合は、オンライン処理を繰り返す。
プライマリサイトのデータベースサーバ2は一度稼動すると、ストレージ装置3から切り替え通知を受け取らない限り、常に、同じリモートコピー機能を設定したストレージ装置3内部のディスク装置に、更新ログの書き込みを行う。
次に、図5に示したプライマリサイトのストレージ装置3におけるログのリモートコピー機能を同期転送から非同期転送に切り替える処理手順のフローチャートについて説明する。
まず、ストレージ装置3の初期設定を行う(500)。例えば、データベースサーバ2に割り当てたディスク装置の設定、ストレージ装置間の通信にかかる応答時間の取得、または、ストレージ装置間のリモートコピー設定などがある。ストレージ装置3の初期設定が完了した後は、データベースサーバ2からストレージ装置3にアクセスがあるまで待機する(501)。
データベースサーバ2からストレージ装置3に書き込み要求があった場合は(502)、更新データを書き込む領域をストレージ装置3内部のディスク装置からキャッシュ22に取り込み、この領域に更新データを書き込み、元のディスク装置に戻す(503)。また、更新ログを書き込む領域をストレージ装置3内部のディスク装置からキャッシュ22に取り込み、この領域に更新ログを書き込み、元のディスク装置に戻す(504)。
データベースサーバ2からストレージ装置3に送られた更新ログは、ストレージ装置間接続インタフェース9通り、リモートサイトのストレージ装置13に送られ(505)、プライマリサイトのストレージ装置3は、更新ログがリモートサイトのストレージ装置13内部のディスク装置に書き込みが完了した通知を受けるまで待機し(506)、リモートサイトから書き込みが完了した通知を受けた時に更新ログの書き込み完了通知をデータベースサーバ2に送る(507)。
上記のように更新ログをプライマリサイトのストレージ装置3からリモートサイトのストレージ装置13に送るために掛かる応答時間を回線監視部25により算出し(508)、この応答時間が大きい場合は(509)、データベースサーバ2に、書き込み要求を行うディスク装置を切り替えるように通知を送る(510)。応答時間が小さい場合は、データベースサーバ2からストレージ装置13への読み出し・書き込み要求に対する処理を繰り返す。
図6に示したプライマリサイトのデータベースサーバ2におけるログのリモートコピー機能を非同期転送から同期転送に切り替える処理手順のフローチャートについて説明する。
まず、データベースサーバ2の初期設定を行なう(600)。例えば、初期設定には、データベースサーバ2の構築やストレージ装置3内部のディスク装置の割り当てなどがある。
次に、ストレージ装置とリモートサイトの初期設定完了を待つ(601)。例えば、ストレージ装置間のリモートコピー機能の設定やリモートサイトのデータベース構築の完了を待つことになる。
以上の初期設定により、ログを書き込むストレージ装置3内部のディスク装置は、リモートコピー機能である同期転送及び非同期転送が設定される。この初期設定が完了した時点では、データベースサーバ2からログの書き込みを行った場合、リモートサイトのストレージ装置に非同期転送で複製される。但し、本説明では、初期設定により非同期転送で複製されるストレージ装置3のディスク装置にデータベースサーバ2のログを書き込む設定となっているが、初期設定により同期転送で複製されるストレージ装置3のディスク装置にデータベースサーバ2のログを書き込む設定とすることも可能である。
プライマリサイト及びリモートサイトの初期設定が一通り完了すると、データベースサーバ2においてオンライン処理要求受付を開始する(602)。例えば、インターネット経由で行う商取引の商品管理などがオンライン処理にあたる。
データベースとして稼動を開始し、オンライン処理の更新要求をデータベースサーバ2が受け取ったならば、更新データ及び更新ログをストレージ装置3に送り(603)、ストレージ装置3内部のディス装置に更新データ及び更新ログの書き込み完了報告を受信する(604)ことにより、更新処理は完了する。
更新処理完了後、プライマリサイトのストレージ装置3から更新ログの書き込みを要求するディスク装置の切り替え通知がある場合(605)は、更新ログの書き込みを要求するディスク装置を、切替制御部21によりストレージ装置間を同期転送により複製するディスク装置に切り替え(606)、この切り替えが完了した通知をログに書き込み(607)、ストレージ装置3から書き込み許可通知を受信するまで書込み制御部20によりデータベースサーバにおけるオンライン処理要求受付を待機させる(608)。また、切り替え通知がない場合は、オンライン処理を繰り返す。
ストレージ装置3から書き込み許可通知を受信した後は、オンライン処理の更新ログは、同期転送によりプライマリサイトのストレージ装置3からリモートサイトのストレージ装置13に送られる(609)。
プライマリサイトのデータベースサーバ2は一度稼動すると、ストレージ装置3から切り替え通知を受け取らない限り、常に、同じリモートコピー機能を設定したストレージ装置3内部のディスク装置に、更新ログの書き込みを行う。
次に、図7に示したプライマリサイトのストレージ装置3におけるログのリモートコピー機能を非同期転送から同期転送に切り替える処理手順のフローチャートについて説明する。
まず、ストレージ装置3の初期設定を行う(700)。例えば、データベースサーバ2に割り当てたディスク装置の設定、ストレージ装置間の通信にかかる応答時間の取得、または、ストレージ装置間のリモートコピー設定などがある。ストレージ装置3の初期設定が完了した後は、データベースサーバ2からストレージ装置3にアクセスがあるまで待機する(701)。
データベースサーバ2からストレージ装置3に書き込み要求があった場合は(702)、更新データを書き込む領域をストレージ装置3内部のディスク装置からキャッシュ22に取り込み、この領域に更新ログを書き込み、元のディスク装置に戻す(703)。また、更新ログを書き込む領域をストレージ装置3内部のディスク装置からキャッシュ22に取り込み、この領域に更新データを書き込み、元のディスク装置に戻す(704)。
上記のように更新データ及び更新ログをストレージ装置3内部のディスク装置に書き込みが完了した後は、書き込み完了通知をデータベースサーバ2に送る(705)。
ストレージ装置3内部のディスク装置に書き込まれた更新ログは、キャッシュメモリ22内のサイドファイル24に格納され(706)、ストレージ装置間接続インタフェース9を通り、リモートサイトのストレージ装置13に送られる(707)。
上記のように更新ログをプライマリサイトのストレージ装置3からリモートサイトのストレージ装置13に更新ログを送るために掛かる応答時間を回線監視部25により算出し(708)、応答時間が小さい場合は(709)、データベースサーバ2に、書き込み要求を行うディスク装置を切り替えるように通知を送り(710)、サイドファイル24に格納された更新ログを全てリモートサイトのストレージ装置13に送り(710)、データベースサーバ2に書き込み許可通知を送る(711)。
ストレージ装置間の応答時間が大きい場合は、データベースサーバ2からストレージ装置13への読み出し・書き込み要求に対する処理を繰り返す。
以上説明した様に本実施例のログのみ同期DRシステムシステムによれば、ストレージ装置間の転送にかかる応答時間を監視し、応答時間が大きい場合には非同期転送を、応答時間が小さい場合は同期転送を行うため、ストレージ装置間の回線使用率の影響を受けることなく、プライマリサイトのオンライン性能を維持することができる。
本実施例では、非同期転送と同期転送を別々のディスク装置に設定し切り替える方法を説明したが、1つのディスク装置に対し、同期転送/非同期転送を切り替えるように設定し実現することも可能である。
また、非同期転送から同期転送に切り替える際、サイドファイルに格納された更新ログを監視する必要があったが、非同期転送で送られる最後の更新ログのみを同期転送により送れば、サイドファイルの監視をすることなく、非同期転送から同期転送に切り替えることが可能である。
図8に本実施例における災害または障害発生時に、リモートサイトのバックアップデータの欠損有無を判定する処理手順をフローチャートで示した。
図8に示したリモートサイトの簡易サーバ12におけるデータ欠損情報の取得処理手順のフローチャートについて説明する。
まず、災害または障害が発生しない場合(800)は、プライマリサイトのストレージ装置3からリモートサイトのストレージ装置13内部のディスク装置に複製された更新ログを読み込み(801)、読み込んだ更新ログをログ適用部31により実行し、生成された更新データをストレージ装置13に送る(802)。
ストレージ装置13から読み込む更新ログに、プライマリサイトにおける更新ログの書き込みを要求するディスク装置を切り替えた情報が含まれている場合は(803)、転送情報取得部30にログのリモートコピー機能の状態を保持させる(804)。リモートコピー機能の状態とは、同期転送または非同期転送のことであり、転送情報取得部30により、現在、ストレージ装置間の複製に利用しているリモートコピー機能を把握することができる。
また、更新ログにプライマリサイトにおけるディスク装置の切り替え通知が含まれていない場合は、更新ログをログ適用部31で実行し、生成した更新データをストレージ装置13に書き込む処理が繰り替えされる。
この状態において、災害または障害が発生した場合は(800)、転送情報取得部30に格納されたリモートコピー機能の状態を取得し(805)、このリモートコピー機能の状態からリモートサイトのバックアップにデータ欠損があるかどうかを通知する(806)。これは、災害または障害が発生したときに、ストレージ装置間のリモートコピー機能に同期転送を利用していた場合は、プライマリサイトの更新内容がリモートサイトに反映されている事が保証されるため、リモートサイトのバックアップにデータ欠損はないことがわかる。また、ストレージ装置間のリモートコピー機能に非同期転送を利用していた場合は、プライマリサイトの更新内容がリモートサイトに反映されている事が保証されないため、リモートサイトのバックアップにデータ欠損が生じている可能性があることがわかる。
災害または障害が発生した時に、上記のデータ欠損の情報が把握できれば、災害または障害から復旧させる場合に、リモートサイトのバックアップの状況がわかるため、復旧時間の短縮が可能である。
本実施例では、転送情報取得部30に格納されたリモートコピー機能の状態をストレージ装置間で複製される更新ログから取得したが、リモートサイトのログ適用部31において、読み出される更新ログの格納先となるストレージ装置13内部のディスク装置に設定されているリモートコピー機能の状態から取得することも可能である。
リモートサイトのログ適用部31では、リモートサイトのストレージ装置13内部のディスク装置に格納されるプライマリサイトのストレージ装置3内部のディスク装置に格納された更新ログ全てについて、データ回復処理を実施する。従って、ストレージ装置間の複製が同期転送と非同期転送の両方により行われた場合でも、ログ適用部31では、更新した順番に更新ログを読み出し、データ回復処理を行う。
すなわち、上記のようにログ適用部31が読み込む更新ログからリモートコピー機能の状態を取得する場合、同期転送から非同期転送、あるいは、非同期転送から同期転送へストレージ装置間の複製を即時に切り替えてもログ適用部31は、更新した順番にデータを回復するため、災害及び障害が発生しても正常にデータ欠損の有無を判定することが出来る。また、非同期転送と同期転送を即時に切り替える事が出来るため、プライマリサイトで行うサイドファイル24の監視処理、及び、データベースサーバ2の書込み制御部21によるオンライン処理の制御が不要となる。
以下に、更新ログの書き込みを行うディスク装置の切り替え通知をサーバ間で行う実施例2のログのみ同期DRシステムについて説明する。
実施例1では、更新ログの書き込みを行うディスク装置の切り替え通知をログに書き込むことにより、リモートサイトに通知したが、本実施例では別の切り替え通知方法について図9を用い説明する。
図9は、リモートコピー機能の状態をサーバ間の通信により転送情報取得部30に格納するログのみ同期DRシステムの構成例を示す図である。
本実施例では、プライマリサイトにおける更新ログの書き込みを要求するディスク装置を切り替えた後に、業務ネットワーク1を通しリモートサイトに切り替え通知信号を送る(1100)。これにより、リモートサイトにおいては、ストレージ装置13から更新ログからリモートコピー機能の状態を取得する事なく、リモートコピー機能の状態を転送情報取得部30に格納することができる。
また、上記切り替え通知信号は、同期転送から非同期転送に切り替えた状態、非同期転送から同期転送に切り替えた状態、リモートコピー機能を利用しない状態の3つの情報を表せれば良いため、通知信号を送信する回線は2ビット程度で通信が可能であり、回線使用率の影響を受けずに通知信号をプライマリサイトからリモートサイトに送ることができる。
以下に、ストレージ装置間を接続する回線に広帯域回線及び狭帯域回線を設置し、この回線の切り替えを行う実施例3のログのみ同期DRシステムについて説明する。但し、ここでの広帯域回線は、転送レートが高い専用回線全般を指し、また、狭帯域回線は、安価で転送レートが低い公衆回線全般を指す。
実施例1では、ストレージ装置間の回線使用率の影響を受けないために、リモートコピー機能を切り替え、オンライン性能を維持させたが、本実施例では、リモートコピー機能に利用する回線を切り替えることにより、オンライン性能を維持させる方法について図10を用い説明する。
図10は、ストレージ装置間を接続する広帯域回線及び狭帯域回線を切り替えるログのみ同期DRシステムの構成例を示す図である。
本実施例のシステム構成は実施例1と同じであるが、本実施例では、実施例1においてプライマリサイトのストレージ装置3内部のディスク装置6とリモートサイトのストレージ装置13内部のディスク装置16の同期転送で経由させた回線に狭帯域回線を利用し(1200)、プライマリサイトのストレージ装置3内部のディスク装置7とリモートサイトのストレージ装置13内部のディスク装置17が非同期転送で経由させた回線に広帯域回線を利用する(1201)。また、プライマリサイトのストレージ装置3からリモートサイトのストレージ装置13に複製するリモートコピー機能は、同期転送だけを使用する。
本実施例におけるストレージ装置間の回線を切り替える方法は、実施例1と同様に、ストレージ装置間を転送する応答時間により切り替える。ストレージ装置間を転送する応答時間が大きい場合は、広帯域回線を利用し、ストレージ装置間を転送する応答時間が小さい場合は、狭帯域回線を利用することで、ストレージ装置間の応答時間による影響を受けることなく、プライマリサイトのオンライン性能を維持させることができる。
本実施例では、プライマリサイトのストレージ装置3からリモートサイトのストレージ装置13に同期転送で複製させるため、サイドファイルの監視が不要であり、ストレージ装置間の回線を容易に切り替えることができる。また、ストレージ装置間の同期転送により、プライマリサイトのデータは、全てリモートサイトにバックアップされることが保証されるため、災害及び障害が発生した場合、リモートサイトのバックアップにデータの欠損がないため、データ欠損の通知を取得する必要がない。
本発明の第1実施例における、ログのみ同期DRシステムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施例における、プライマリサイトの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施例における、リモートサイトの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例における、同期転送から非同期転送に切り替える処理を説明するプライマリサイトのデータベースサーバのフローチャートを示す。 本発明の実施例における、同期転送から非同期転送に切り替える処理を説明するプライマリサイトのストレージ装置のフローチャートを示す。 本発明の実施例における、非同期転送から同期転送に切り替える処理を説明するプライマリサイトのデータベースサーバのフローチャートを示す。 本発明の実施例における、非同期転送から同期転送に切り替える処理を説明するプライマリサイトのストレージ装置のフローチャートを示す。 本発明の実施例における、データ欠損情報の取得処理を説明するリモートサイトの簡易サーバのフローチャートを示す。 本発明の第2実施例における、ログのみ同期DRシステムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施例における、ログのみ同期DRシステムの全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…業務ネットワーク、2…データベースサーバ、3…ストレージ装置、4…ストレージ装置制御部、5…ディスク装置、6…ディスク装置、7…ディスク装置、8…サーバ・ストレージ間接続インタフェース、9…ストレージ装置間接続インタフェース、12…簡易サーバ、13…ストレージ装置、14…ストレージ装置制御部、15…ディスク装置、16…ディスク装置、17…ディスク装置、18…サーバ・ストレージ間接続インタフェース、20…書込み制御部、21…切替制御部、22…キャッシュメモリ、23…キャッシュ、24…サイドファイル、25…回線監視部、30…転送情報取得部、31…ログ適用部、32…キャッシュメモリ、33…キャッシュ、34…サイドファイル。

Claims (10)

  1. コピー機能を有するストレージをそれぞれ備え、互いにネットワークで接続される主系と副系とを有し、同期転送と非同期転送のいずれかによって前記主系のログを前記副系のログにコピーし、
    前記主系には、DBMSが動作し、かつオンライン処理を制御する書き込み制御部と、更新履歴情報を書き込むログを切り替える切替制御部とを備えた計算機と、前記副系へのログ転送の回線使用状況を監視する回線監視部とを含み、
    前記副系には、DBMSが動作し、かつ転送されたログからデータの回復処理を行うログ適用部と、前記主系のストレージからのコピー機能が同期転送によるかまたは非同期転送によるかの情報を取得する転送情報取得部を備える二重化されたシステムにおけるディザスタリカバリ方法であり、
    前記主系のDBMSから書き込み要求を前記主系のストレージが受け取るステップと、
    前記書き込み制御部が、前記書き込み要求で更新するデータ及びログを前記主系のストレージ内部のディスク装置に書き込み、前記主系のDBMSに前記更新するデータ及びログの書き込み完了を報告するステップと、
    非同期転送によって前記更新するログを前記副系のストレージにコピーする際に、前記副系のDBMSが、前記主系のストレージに書き込まれた前記更新するログを、非同期転送の際にデータを一次保存するために使用される前記副系のストレージ内のキャッシュに保持し、前記保持した前記更新するログを前記更新の順に並べ替えるステップと、
    前記回線監視部が、前記主系のストレージから前記副系のストレージへのログの転送の応答時間と、前記キャッシュのデータ量と、を監視し、前記キャッシュに保持するログが空になった場合に、前記キャッシュに保持するログが空になったことを前記主系のDBMSに通知するステップと、
    前記更新するログを前記副系のストレージにコピーする際の転送方法を非同期転送から同期転送に変更する場合に、前記主系のDBMSが、前記通知に基づいて、前記更新するログを書き込む書き込み先を、非同期転送に使用する第1のディスク装置から同期転送に使用する第2のディスク装置に切り替えるステップと、を含むことを特徴とするディザスタリカバリ方法。
  2. 災害発生時に、前記転送情報取得部に格納されたストレージのコピー機能の情報から副系にバックアップされたデータの欠損有無を判定し、
    前記データ欠損の通知は、
    前記転送情報取得部に格納された前記コピー機能の情報が、同期転送であればデータの欠損が無いと判定し、非同期転送であればデータの欠損が有ると判定することを特徴とする請求項1記載のディザスタリカバリ方法。
  3. 前記通知するステップにおいて、
    前記回線監視部が、前記キャッシュに保持するログが小さく、且つ、前記主系と副系のストレージ間を転送する応答時間が小さい場合、前記主系のDBMSの書き込み要求を禁止することを特徴とする請求項1記載のディザスタリカバリ方法。
  4. 前記回線監視部が、前記主系と副系のストレージ間を転送する応答時間を算出するステップと、
    前記主系と副系のストレージ間を転送する応答時間が大きい場合は、前記主系のDBMSが、前記更新するログを書き込む書き込み先を同期転送に使用する前記第2のディスク装置から非同期転送に使用する前記第1のディスク装置に切り替えるステップを含むことを特徴とする請求項1記載のディザスタリカバリ方法。
  5. 主系のストレージ内部の第1のディスク装置が保持する主系のDBMSから書き込まれるログを副系のストレージ内部の第1のディスク装置に非同期転送でコピーする回線と、
    前記主系のストレージ内部の第2のディスク装置が保持する主系のDBMSから書き込まれるログを前記副系のストレージ内部の第2のディスク装置に同期転送でコピーする回線を有し、
    同期転送と非同期転送のいずれかによって前記主系のログを前記副系のログにコピーする際に、前記主系のDBMSから書き込み要求を前記主系のストレージが受け取り、
    前記書き込み要求で更新するデータ及びログを前記主系のストレージ内部のディスク装置に書き込み、前記主系のDBMSに前記更新するデータ及びログの書き込み完了を報告する書き込み制御部と、
    非同期転送によって前記更新するログを前記副系のストレージにコピーする際に、前記主系のストレージに書き込まれた前記更新するログを、非同期転送の際にデータを一次保存するために使用される前記副系のストレージ内のキャッシュに保持し、前記保持した前記更新するログを前記更新の順に並べ替える副系のDBMSと、
    前記主系のストレージから前記副系のストレージへのログの転送の応答時間と、前記キャッシュのデータ量と、を監視し、前記キャッシュに保持するログが空になった場合に、前記キャッシュに保持するログが空になったことを前記主系のDBMSに通知する回線監視部と、
    前記更新するログを前記副系のストレージにコピーする際の転送方法を非同期転送から同期転送に変更する場合に、前記通知に基づいて、前記更新するログを書き込む書き込み先を、非同期転送に使用する第1のディスク装置から同期転送に使用する第2のディスク装置に切り替える前記主系のDBMSと、を含むこと特徴とするディザスタリカバリシステム。
  6. 前記主系のDMBSが更新履歴情報を書き込むログを保持する前記主系のストレージ内部のディスク装置を切り替えたことを前記副系のDBMSに通知するインタフェースを持つことを特徴とする請求項5記載のディザスタリカバリシステム。
  7. 前記回線監視部が、前記主系のストレージから前記副系のストレージへのログの転送の応答時間を監視し、予め定めた閾値に達したことを契機に前記切替制御部により更新履歴情報を書き込むログを切り替え、もって同期転送によるコピーと非同期転送によるコピーとを切り替えることを特徴とする請求項1記載のディザスタリカバリ方法。
  8. 前記副系の前記ログ適用部がログからデータの回復処理を行う場合に、
    前記ログ適用部が読み出したログをコピーしたストレージのコピー機能である同期転送または非同期転送の情報を前記転送情報取得部に格納し、
    前記転送情報取得部に格納された前記ストレージのコピー機能の情報が、同期転送であればデータ欠損が無い判定し、非同期転送であればデータ欠損が有ると判定することを特徴とする請求項7記載のディザスタリカバリ方法。
  9. 前記主系のDBMSが書き込むログを前記主系のストレージ内部の前記第1のディスク装置から前記第2のディスク装置に切り替えること、または、前記主系のDBMSが書き込むログを前記主系のストレージ内部の前記第2のディスク装置から前記第1のディスク装置に切り替えることで、前記主系のログを副系のログにコピーする機能を非同期転送から同期転送に、あるいは、同期転送から非同期転送に切り替える手段を有することを特徴とする請求項5記載のディザスタリカバリシステム。
  10. 前記主系のDMBSが更新履歴情報を書き込むログを保持する前記主系のストレージ内部のディスク装置を切り替えたことを前記副系のDBMSに通知するインタフェースを持つことを特徴とする請求項記載のディザスタリカバリシステム。
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