JP4698804B2 - 糸ガイド、これを用いた糸処理装置および糸処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、繊維の加工処理装置に使用される糸ガイドに関する。さらには、その糸ガイドを使用する繊維の加工処理装置および加工処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
繊維は、合糸、撚りまたは織りなどの処理が施され各種製品に加工されるが、これら加工処理の間はボビンなどの芯材に巻き付けられて保管、運搬される。そして、加工処理の際に、繊維は巻体から順次繰り出され、所定の経路を通過するように糸ガイドに通される。この糸ガイドには、これまでは単純なリング形状のものが使用されきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
リング形状の糸ガイドは、構造が単純で製造が容易であるものの、繊維の絡みがあってもそのまま通過させてしまう問題がある。このような繊維の絡みが製品に混入すると、製品不良となり、良品歩留まりが低下する。この繊維の絡みが糸ガイドをそのまま通過しないようにリングの口径を小さくすることも考えられるが、そうすると巻体の交換の際に糸通しが困難となり、生産性が低下する。
【0004】
この発明は、このような問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、糸通しの作業性を低下させることなく、糸の絡みをそのまま通過させない糸ガイド、ならびにそれを用いた糸処理装置および糸処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の糸ガイドは、巻体から繰り出される繊維の加工処理に使用するコイン形状をなす糸ガイドであって、糸通しの際に繊維を通すための口径の大きい孔と、糸が走る際に繊維の絡みを解くための口径の小さい孔とが、同一平板をそれぞれ貫通するように設けられ、通した繊維を前記口径の大きい孔から前記口径の小さい孔へ導くようにこれらの孔が連通しているものである。
【0006】
請求項2に記載の発明の糸ガイドは、前記口径の大きい孔と前記口径の小さい孔を連通するスリットを備え、そのスリットの幅が前記小さい孔の口径より狭いものである。
【0007】
請求項3に記載の発明の糸処理装置は、請求項1または2の糸ガイドを用いたものである。
【0008】
請求項4に記載の発明の糸処理方法は、請求項3の装置を用いるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0010】
この糸ガイドは、口径の異なる複数の孔が連結したものであって、糸通しの際には口径の大きい孔を使用し、その通した繊維を口径の小さい孔に導き、糸処理の際には繊維が口径の小さい孔を通過するようにして使用するものである。すなわち、口径の大きい孔を設けることにより、糸通しが容易となり、一方口径の小さい孔を設けることにより、繊維が走る際に絡みが糸ガイドに引っ掛かりそこを通過する際に解かれるという効果が生じる。
【0011】
糸ガイドの複数の孔は、その数を限定されるものはなく、作業形態、糸処理装置の構成などに応じて適宜決定される。また、口径の大きい孔と小さい孔の数は同じである必要はなく、一つの大きい孔に対して複数の小さい孔が存在してもよい。
【0012】
また、口径の大きい孔または小さい孔の形状は、とくに限定されるものではなく、真円の他、楕円であってもよい。ただし、繊維を傷付けないために、鋭角な部分はない方が好ましい。
【0013】
口径の大きい孔と小さい孔は、連通している必要があるが、連通の形態はとくに限定されない。たとえば、口径の大きい孔と小さい孔が一点で接する場合は、接点付近を切り欠いて、これらを連通してもよい。また、口径の大きい孔を小さい孔に向かって絞り込みテーパー状にして、これらを連通してもよい。さらに、口径の大きい孔と小さい孔とに距離がある場合は、その間にスリットを設けてこれらを連通してもよい。これらいずれの形態であっても、口径の大きい孔と小さい孔が連通していれば、素早く通した繊維を口径の小さい孔に導くことができる。しかし、糸ガイドは繊維との摩擦により徐々に摩耗するので、耐久性の面から上記のスリットで連通する形態が好ましい。この形態であれば、口径の小さい孔が摩耗により徐々に大きくなっても大きい孔との間に距離があるため、大きい孔と小さい孔が一体化することはない。
【0014】
スリットで連通する場合、スリットの幅は口径の大きい孔から小さい孔へ繊維を導くのに必要な広さであればよく、具体的な広さは使用する繊維の太さにより決定される。しかし、スリットの幅が口径の小さい孔よりも広くなると、繊維が走る際に大きい孔に逃げてしまう。そこで、スリットの幅は、繊維を口径の小さい孔に閉じ込めておくために、その口径より狭くすることが好ましい。
【0015】
また、繊維が走っている間、繊維が突発的に口径の小さい孔から飛び出さないように、大きい孔またはスリットと反対方向に繊維に力が掛かるようにすることが好ましい。これは、糸処理装置における糸ガイドおよび巻体の相対位置を調整することにより、容易に実現できる。
【0016】
口径の大きい孔は、その径が10mm以上であることが好ましい。10mm未満の場合は、糸通しの作業性が低下する。一方、小さい孔の径は、1〜5mm、さらには1〜3mmであることが好ましい。小さい孔は、絡んだ繊維を一旦塞き止め、その絡みを解く機能を発揮しなければならない。そして、その機能は繊維の太さや硬さなどに左右されるため、小さい孔の口径の最適値は一概には決定できない。しかし、小さい孔の口径が上記範囲内であれば、ガラス繊維、カーボン繊維、ポリアミド繊維またはポリオレフィン系繊維などの通常の工業規格に入る繊維については、前記効果が確実に発揮される。
【0017】
糸ガイドは、その材質をとくに限定されるものではないが、繊維製品の不良の発生防止と耐久性のため、金属製またはセラミック製であることが好ましい。たとえば、プラスチック製の糸ガイドでは、繊維との摩擦により小さい孔が短期間で大きくなり、上記機能が早期に失われ易い。また、繊維にプラスチック片が付着し、繊維製品の良品歩留まりが低下することもある。
【0018】
この糸ガイドの製造方法は、とくに限定されるものではなく、上記各種材料について公知の手段により製造することができる。たとえば、金属製の場合には、鋳造成形により同じ形状のものを一度に複数個製造することができる。また、金属製またはセラミック製の場合は、インゴットから打ち抜き、孔明け、切削および研磨加工などを施すことにより、所望の形状に成形することができる。
【0019】
この糸ガイドは、従来の糸処理装置の糸ガイドに置換配置することができ、従来と同じ作業手順により同様の作業性を維持しつつ、繊維製品の良品歩留まりを向上させることができる。
【0020】
【実施例】
以下、実施例を用いて、この発明をさらに具体的に説明する。
【0021】
(実施例1)
直径32mm、厚さ8mmのコイン形状の砲金に、15mm径と2mm径の孔を明け、その間に幅1mm、長さ10mmのスリット3を切って2つの孔2,4を連通した。そして、その外周の全面に糸処理装置に固定するための凹部5を設け、また繊維が傷付かないように大きい孔2、小さい孔4およびスリット3のエッジを研磨した。この糸ガイド1の外観を「図1」に示す。繊維11には、9μm径のフィラメントを200本集束したガラス繊維を用いた。ガラス繊維は、紡糸時に円筒チューブに巻き付けられ、その後円筒チューブが取り外されて巻体10となる。上記糸ガイドが取り付けられたガラス繊維繰り出し装置20(撚糸装置の繰り出し部 図2)に前記巻体10を設置し、その内側から繊維11を引き出した。この引き出した繊維を人手で大きい孔2に通し、スリット3を介して小さい孔4に導いた。この時の作業性は、比較例で使用した従来のリング状糸ガイドとほぼ同じ程度であった。つづいて撚糸装置を稼働させ、ガラス繊維を速度約150m/minで走らせ、繊維の絡みが糸ガイドで解かれるか、否かを目視により観察した。繊維の絡みが30回発生した時点で観察を止めたが、そのうち絡みが完全に解けない状態で糸ガイドを通過したのは2回であった。また、巻体を全て(50,000m)繰り出したが、ガラス繊維が糸ガイドに引っ掛かって切れることはなく、糸ガイドの周辺部にガラス繊維の屑が付着することもなかった。このことから、この糸ガイドはガラス繊維を傷付けていないことが判る。この試験結果を、下記「表1」に示す。
【0022】
(実施例2)
ガラス繊維に13μm径のフィラメントを50本集束したものを使用する以外は実施例1と同様にして、ガラス繊維の挙動を目視で観察した。その結果を、下記「表1」に併せて示す。
【0023】
(比較例1)
糸ガイドとして砲金製のリング(内径15mm)を使用し、それ以外は実施例1と同様にして、ガラス繊維の動きを観察した。その結果、繊維の絡み30回のうち、リング状糸ガイドで絡みが解かれたのは3回だけであった。この結果を、下記「表1」に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているため、つぎのような効果を奏する。
【0026】
請求項1に記載の発明の糸ガイドによれば、糸通しの作業性が低下することなく、糸の絡みが効果的に解かれる。
【0027】
請求項2に記載の発明の糸ガイドによれば、口径の小さい孔の中を繊維が確実に走り繊維の絡みが効果的に解かれ、かつ、その効果が長期間維持される。
【0028】
請求項3に記載の発明の糸処理装置は、請求項1または2の糸ガイドを従来のリング状糸ガイドと置き換えるだけであるので、上述の効果を得るために大きい投資を必要としない。
【0029】
請求項4に記載の発明の糸処理方法は、請求項3の装置を用いるので、従来の作業手順を変更することなく、繊維製品の良品歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の糸ガイドの外形を示す図である。
【図2】この発明の糸ガイドの使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 糸ガイド
2 口径の大きい孔
3 スリット
4 口径の小さい孔
5 外周面の凹部
10 繊維の巻体
11 繰り出された繊維
20 糸の繰り出し装置
21 糸ガイドの固定板
Claims (4)
- 巻体から繰り出される繊維の加工処理に使用するコイン形状をなす糸ガイドであって、糸通しの際に繊維を通すための口径の大きい孔と、糸が走る際に繊維の絡みを解くための口径の小さい孔とが、同一平板をそれぞれ貫通するように設けられ、通した繊維を前記口径の大きい孔から前記口径の小さい孔へ導くようにこれらの孔が連通している糸ガイド。
- 前記口径の大きい孔と前記口径の小さい孔を連通するスリットを備え、そのスリットの幅が前記小さい孔の口径より狭い請求項1に記載の糸ガイド。
- 請求項1または2の糸ガイドを用いた糸処理装置。
- 請求項3の装置を用いる糸処理方法。
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