JP4698311B2 - 折戸の案内具 - Google Patents

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本発明は、上向きに弾支するレール側本体をガイドレールに下方から嵌合して前記ガイドレールに沿って移動する折戸の案内具に関する。
屈曲自在に連結した固定側戸板及び移動側戸板からなる折戸は、移動側戸板に案内具を取り付け、開口部上縁に固着したガイドレールに沿って前記案内具を移動させることにより、移動側戸板をガイドレールに沿って案内し、開閉する。案内具は、少なくともガイドレールに沿って摺動するレール側本体を備えている。近年の案内具は、前記レール側本体に加えて、移動側戸板に取り付ける戸板側本体を有し、この戸板側本体を介して、レール側本体を折戸の移動側戸板に対して水平旋回自在かつ上向きに弾支する。これにより、レール側本体がガイドレールに対する嵌合の程度を加減して前記ガイドレールの寸法のばらつきを吸収し、案内具の摺動に際する戸板のがたつきを抑制する。
具体的な折戸の案内具としては、例えば特許文献1に見られるように、折戸の裏面に取り付けた戸板側本体(ランナー本体)から、円柱状のレール側本体(ランナーガイド)をスプリングによって上方に付勢しながら下方へ押込可能に突出させ、断面凹状のガイドレールに前記レール側本体を下方から嵌入した構成がある。また、レール側本体のみであるが、特許文献2に見られるように、折戸の裏面に取り付けたレール側本体(ランナー)に設けたガイド溝(溝)を、ガイドレールの主レール(レール)に遊嵌する構成がある。
実公平05-018459号公報 実公昭54-028372号公報
特許文献1の案内具は、ガイドレールの凹溝の内寸法とレール側本体の外形寸法との製造誤差を考慮して、前記ガイドレールの凹溝に対するレール側本体のクリアランスを大きくとる必要がある。このため、レール側本体とガイドレールの間に比較的大きな隙間が生じ、折戸を開閉する際はもちろん、折戸を完全に閉じた状態でも、固定側戸板又は移動側戸板に風が吹きつけると、折戸全体ががたついてしまう問題がある。
これに対し、特許文献2の案内具は、主レールが板厚寸法誤差の影響しか受けないため、レール側本体のガイド溝とガイドレールの主レールとのクリアランスを小さくして、折戸のがた付きを抑えることができる。しかし、実際には、レール側本体のガイド溝にごみや埃等が付着して摩擦抵抗が増大する可能性があるため、前記ゴミや埃等の付着を想定した大きなクリアランスを必要とする。また、ガイド溝の側面が主レールに摺接するため、折戸の開閉操作に際して案内具が前後に揺動して偏荷重がレール側本体に掛かり、主レールに対するレール側本体の摩擦抵抗が大きくなって、折戸の開閉操作を重くする問題もある。このように、従来は、がたつきを防止しながら、なお良好な摺動を実現する案内具がなかった。そこで、がたつきがなく、しかも良好な摺動を実現する案内具を開発するため、検討した。
検討の結果開発したものが、折戸の移動側戸板に対して水平旋回自在かつ上向きに弾支されガイドレールに下方から嵌合して前記ガイドレールに沿って移動するレール側本体を備えた折戸の案内具において、レール側本体は、ガイドレールから下方へ突設した主レールに、上方に開放するガイド溝を下方から遊嵌してなり、このガイド溝は、前記主レールの側面を摺接させない間隔で対向する側面とこの主レールの下縁を摺接させない深さの底面とからなる略断面U字状で、ガイド溝の側面それぞれから主レールに摺接する一対の側方摺接部を突出させ、ガイド溝の底面から主レールに摺接する下方摺接部を突出させて、この側方摺接部及び下方摺接部を組にしてレール側本体の摺動方向に間隔を空けて2組設け、側方摺接部及び下方摺接部の各組に挟まれるガイド溝内側に、各側方摺接部及び下方摺接部の組に沿って下方摺接部より深さの大きい縦凹溝を設け、縦凹溝を挟んで側方摺接部の反対側にあたるガイド溝内側に、ガイド溝の側面それぞれから突出して主レールに摺接する一対の側方塞き止め片と、ガイド溝の底面から突出して主レールに摺接する下方塞き止め片とからなる塞き止め片を設け、側方摺接部及び塞き止め片に挟まれた縦凹溝に半固体状又はペースト状の潤滑剤を保持させ、側方摺接部及び側方塞き止め片は、それぞれガイド溝の上部に設け、側方摺接部及び側方塞き止め片下方に隙間を形成し、側方摺接部及び下方摺接部の各組に挟まれないガイド溝外側の側面に、各側方摺接部及び下方摺接部の組に沿って側方摺接部と少なくとも同じ高さ範囲で上下に延在して主レールに摺接する拭き取り部を設けたことを特徴とする折戸の案内具である。主レールに対する側方摺接部の摺接は、点接触でも構わないが、好ましくは側方摺接部を主レールに線接触又は面接触させるとよい。
主レールに点接触する側方摺接部は一点で主レールに摺接する錐台状又はドーム状の凸部として構成でき、主レールに線接触する側方摺接部は摺接縁を頂点とする断面山形状の凸条として構成でき、そして主レールに面接触する側方摺接部は摺接面を有する錐台状凸部として構成できる。こうした側方摺接部は、ガイド溝の側面を主レールから遠ざけて摩擦抵抗を低減しながら、ガイド溝を主レールに嵌合したレール側本体全体を主レールに対して安定して支持させ、がたつきを抑制する働きを有する。特に主レールに対するレール側本体のがたつきを抑制する点を鑑みた場合、側方摺接部は、主レールに点接触するのではなく、線接触又は面接触することが好ましい。
ガイド溝は、側方摺接部及び下方摺接部をレール側本体の摺動方向に一致させた位置で突出させると、ガイドレールの主レールに対してレール側本体が3点支持されることになり、レール側本体の安定した摺動を実現する。これにより、案内具が垂直面内で前後に揺動しても主レールの下縁がガイド溝の側面に接触しなくなる結果、主レールによる偏荷重の発生が抑えられて、案内具の円滑な移動が確保できる。また、主レールに対するレール側本体のがたつきを抑制する点を鑑みた場合、ガイド溝は、側方摺接部をレール側本体の摺動方向に複数並設することが好ましく、同様に、下方摺接部をレール側本体の摺動方向に複数並設することが好ましい。これにより、一方の側方摺接部を支点として案内具が水平面内で左右に揺動しなくなるほか、各側方摺接部が一様に主レールに線接触又は面接触できるようになるため、全側方摺接部による摩擦抵抗を低減できる。
更に、ガイド溝は、側方摺接部に対してレール側本体の摺動方向の前又は後の側面に、下方摺接部より深さの大きい縦凹溝を設け、この縦凹溝に半固体状又はペースト状の潤滑剤、例えばグリスを保持させるとよい。これにより、縦凹溝に保持された潤滑剤が側方摺接部と主レールとの間に供給され、側方摺接部による摩擦抵抗を低減させることができる。ここで、ガイド溝は、縦凹溝を挟んで側方摺接部の反対側に、主レールに摺接する塞き止め片を設け、半固体状又はペースト状の潤滑剤を側方摺接部及び塞き止め片に挟まれた縦凹溝に保持させるとよい。より好ましくは、塞き止め片は、側方摺接部及び下方摺接部それぞれに対応する位置関係で、ガイド溝の側面それぞれから突出する一対の側方塞き止め片と、ガイド溝の底面から突出する下方塞き止め片とから構成するとよい。
このほか、ガイド溝は、側方摺接部に対してレール側本体の摺動方向の前又は後の側面かつ前記側方摺接部と少なくとも同じ高さ範囲で主レールに摺接する拭き取り部を設けると、前記拭き取り部材により主レールに付着したゴミや埃等が拭きとられるため、側方摺接部と主レールとの間にゴミや埃等が侵入せず、案内具の円滑な摺動が維持できる。
本発明の案内具は、レール側本体のガイド溝の両側面に設けた側方摺接部と下方摺接部とのみをガイドレールの主レールに摺接させることにより、ガイド溝と主レールとのクリアランスを小さくしながら、ガイドレールの主レールに対するレール側本体の摩擦抵抗を小さくしている。これにより、本発明の案内具は、折戸の開閉に際するがたつきを抑制しながら、良好な摺動を実現及び維持できる効果を得ている。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。図1は本発明の案内具1を取り付けた折戸2の閉じた(伸ばした)状態を表した背面図、図2は折戸2を開いた(折り畳んだ)状態における案内具1及びガイドレール3を表した平面図、図3は折戸2を閉じた状態における案内具1及びガイドレール3を表した側面図、図4は本例の案内具1を表す平面図、図5は図4中A−A断面図、図6は図4中B−B断面図、図7は図4中C−C断面図であり、図8は本例の案内具1におけるレール側本体11を図4中C−C相当で切断した部分破断斜視図である。
本例の折戸2は、図1に見られるように、屈曲関係で連結した固定側戸板21及び移動側戸板22からなるアウターセットタイプ(かぶせ組付けタイプ)であり、建物の開口部4に取り付ける。ガイドレール3は、前記開口部4の上縁に取り付けている。固定側戸板21は、上下2箇所の固定側ヒンジ212により開口部4の側縁へ、旋回自在に取り付けている。また、移動側戸板22は、裏面側の外上角部に旋回自在な案内具1を取り付けてあり、図2に見られるように、前記案内具1をガイドレール3に沿って移動させることにより、案内される。
ガイドレール3は、長手方向に延在する主レール31及び脱落防止レール32からなる金属製型材である。主レール31は、下向きに突出した断面I(アイ)字状である。また、脱落防止レール32は、前記主レール31から離れて平行に垂下した垂直面321と、更に主レール31に向けて水平に折り返した水平面322とからなる断面L字状である。脱落防止レール32は、案内具1のレール側本体11に設けた脱落防止ブロック115の下方に水平面322を回り込ませ、ガイドレール3から案内具1が脱落することを防止する。
本例は、移動側戸板22の移動終端付近における脱落防止レール32の垂直面321の主レール31側に、前記垂直面321から徐変にせり出す傾斜面を有する乗り越しブロック323を固着している。案内具1は、突出用コイルバネ117により脱落防止レール32の垂直面321に向けて付勢した制動ブロック116を脱落防止ブロック115から突出させている。乗り越しブロック323は、制動ブロック116を傾斜面に乗り上げさせて押し込み、この制動ブロック116の押し込みを介してレール側本体を主レール31に押す。この結果、ガイド溝12の側面121から突出させた側方摺接部123が主レール31に押し当てられて、レール側本体11に制動が働く。
このほか、本例の乗り越しブロック323は、移動側戸板22の終端としてストッパ部324を設けてある。移動側戸板22は、レール側本体11の脱落防止ブロック115を前記ストッパ部324に当接させることにより、折戸2を開いた(折り畳んだ)状態における移動範囲を制限している。ストッパ部324は、急激な戸板の開閉によってレール側本体11の脱落防止ブロック115が衝突する虞があることから、スポンジ等の軟質素材により形成して、前記脱落防止ブロック115の衝突による衝突音の発生を防止するとよい。
本例の案内具1は、図2〜図4に見られるように、ガイドレール3の主レール31に下方からガイド溝12を嵌合するレール側本体11を、移動側戸板22へ旋回自在に軸着した戸板側本体である旋回アーム13に対して弾支した構成である。本例の旋回アーム13は、移動側戸板22の裏面側に設けた凹部221に旋回端部132を軸着して旋回自在になっており、レール側本体11は旋回アーム13に従って一体に旋回する。ここで、レール側本体11はガイドレール3に対して姿勢を固定しているため、裏返せば、ガイドレール3に沿って移動するレール側本体11に対して、移動側戸板22が旋回自在となる。
旋回アーム13は、移動側戸板22の裏面側に設けた凹部221へ旋回端部132を旋回自在に軸着した平面視L字状のブロック体である。この旋回アーム13は、レール側本体11の上下に張り出した上突部111及び下突部112間へ上下に架設した2本のピン113に、昇降端部131を上下動自在に遊嵌している。本例は、前記旋回アーム13の昇降端部131とレール側本体11の上突部111との間に弾支用コイルバネ114を介装することにより、前記旋回アーム13の昇降端部131に対してレール側本体11を弾支している。ピン113の長さは、旋回アーム13より長く、弾支用コイルバネ114を介装してレール側本体11を弾支した状態で、旋回アーム13の上下に旋回アーム13の昇降代を残している。これにより、レール側本体11は、ガイド溝12の下方摺接部124を主レール31の下縁に摺接させるように、旋回アーム13に対して昇降し、開口部4及びガイドレール3の寸法のばらつきを吸収している。
レール側本体11は、ガイドレール3の主レール31に下方から遊嵌するガイド溝12を設けた樹脂製ブロックである。本例のレール側本体11は、既述したように、上下に張り出した上突部111及び下突部112間へ上下に2本のピン113を架設し、このピン113に旋回アーム13を遊嵌することで、旋回アーム13に弾支されている。また、本例のレール側本体11は、ガイドレール3の脱落防止レール32に向けて突出する制動ブロック116を内蔵した脱落防止ブロック115を一体に設けている。そして、このレール側本体11は、上面に切り込み成形によってガイド溝12を形成している。ガイドレール3の主レール31に対して前記ガイド溝12を下方から遊嵌することにより、レール側本体11は主レール31に沿って移動する。
ガイド溝12は、主レール31より広い幅の切れ込みである。本例では、ガイド溝12の幅を主レール31の厚みの約3倍にしている。このガイド溝12は、図7に見られるように、主レール31の側面に摺接する対となる側方摺接部123と、同じく主レール31の下縁に摺接する下方摺接部124とを組にし、レール側本体11の摺動方向に間隔を空けて、2組設けている。そして、前記側方摺接部123及び下方摺接部124の各組に挟まれるガイド溝12内側に、各側方摺接部123及び下方摺接部124の組に沿って下方摺接部124より深さの大きい縦凹溝125を設け、更に各縦凹溝125を挟んだ側方摺接部123と反対側にあたるガイド溝12内側に、側方摺接部123及び下方摺接部124と同形状の側方塞き止め片126及び下方塞き止め片127を設けている。これにより、各縦凹溝125は、側方摺接部123及び下方摺接部124と側方塞き止め片126及び下方塞き止め片127とに挟まれ、充填した固形状又はペースト状の潤滑剤、例えばグリスを安定して保持できる。
レール側本体11の摺動方向から見て、側方摺接部123はガイド溝12の側面121及び底面122に倣って形成される広幅で正面視略U字状リブの各上端から対向関係で突出した部位、下方摺接部124は前記リブの湾曲した最下端の部位に相当する。本例の側方摺接部123は、前記リブと同幅で突出する台形状の突部であり、主レール31の側面に面接触する。同様に、レール側本体11の摺動方向から見て、側方塞き止め片126はガイド溝12の側面121及び底面122に倣って形成される狭幅で正面視略U字状リブの各上端から対向関係で突出した部位、下方塞き止め片127は前記リブの湾曲した最下端の部位に相当し、側方塞き止め片126は側方摺接部123と同位置かつ同形状、また下方塞き止め片127は下方摺接部124と同位置かつ同形状である。
これから、本例の側方塞き止め片126及び下方塞き止め片127は、側方摺接部123及び下方摺接部124同様、主レール31の側面及び下縁に摺接し、主レール31に対してガイド部を支持する働きも有している。厳密には、対となる側方摺接部123及び側方塞き止め片126が常時主レール31の側面に摺接すると、側方摺接部123及び側方塞き止め片126による摩擦抵抗が増加するため、本例の側方摺接部123及び側方塞き止め片126はそれぞれ主レール31の厚みに対して僅かに広い幅で対向させることにより、対となる一方の側方摺接部123及び側方塞き止め片126を主レール31に摺接させている。
本例のガイド溝12は、上述のように、主レール31の厚みより十分に広いため、側面121を主レール31に摺接させることはない。また、側方摺接部123及び側方塞き止め片126がそれぞれレール側本体11の上面に倣ったガイド溝12の上部に設けてあるため、前記側方摺接部123及び側方塞き止め片126下方に隙間が形成されている。これにより、折戸2を開閉する際にレール側本体11が傾斜しても、主レール31がガイド溝12の側面121に接触する虞が少なくなり、このレール側本体11の傾斜に伴う摩擦抵抗の発生が抑えられる結果、折戸2の開閉操作を重くしない。
また、本例のガイド溝12は、側方摺接部123及び下方摺接部124の各組に挟まれないガイド溝12外側に、各側方摺接部123及び下方摺接部124の組に沿って上下に延在する拭き取り部128を設け、主レール31に付着したゴミや埃等がガイド溝12内、特に側方摺接部123及び下方摺接部124と主レール31との隙間に侵入することを防止している。この拭き取り部128は、耐久性があり、ゴミや埃等を十分に拭き取れるほか、主レール31との摺接音が抑えられる材質からなる可撓性面材やブラシがよく、具体的にはモヘア、フェルトや柔らかいナイロンブラシ等を例示できる。
最後に、本例の案内具1を移動側戸板22に取り付けた折戸2を開口部4に取り付ける手順について説明する。折戸2は折り畳んだ状態とし、固定側戸板21の開口側縁に取り付けた固定側ヒンジ212を開口部4側縁にビス等を用いて固定する。ここで、レール側本体11は、脱落防止ブロック115がガイドレール3の脱落防止レール32の水平面322に干渉するため、そのままではガイドレール3の主レール31に対してガイド溝12を遊嵌することができない。このため、本例では、ガイドレール3の脱落防止レール32の水平面322の一部に挿入用切欠325を形成している。レール側本体11は、折戸2を折り畳んだ状態で前記挿入用切欠325に脱落防止ブロック115を一致させた状態で、レール側本体11のガイド溝12を主レール31に下方から遊嵌する(図2及び図6参照)。後は、移動側戸板22を閉じる方向に動かすと、レール側本体11の脱落防止ブロック115が脱落防止用レール内に挿入されて、折戸2の取り付けが完了する。
本発明の案内具を取り付けた折戸の閉じた状態を表した背面図である。 折戸を開いた状態における案内具及びガイドレールを表した平面図である。 折戸を閉じた状態における案内具及びガイドレールを表した側面図である。 本例の案内具を表す平面図である。 図4中A−A断面図である。 図4中B−B断面図である。 図4中C−C断面図である。 本例の案内具におけるレール側本体を図4中C−C相当で切断した部分破断斜視図である。
符号の説明
1 案内具
11 レール側本体
12 ガイド溝
123 側方摺接部
124 下方摺接部
125 縦凹溝
126 側方塞き止め片
127 下方塞き止め片
128 拭き取り部
13 旋回アーム
2 折戸
3 ガイドレール
31 主レール
32 脱落防止レール

Claims (1)

  1. 折戸の移動側戸板に対して水平旋回自在かつ上向きに弾支されガイドレールに下方から嵌合して前記ガイドレールに沿って移動するレール側本体を備えた折戸の案内具において、
    レール側本体は、ガイドレールから下方へ突設した主レールに、上方に開放するガイド溝を下方から遊嵌してなり、
    該ガイド溝は、前記主レールの側面を摺接させない間隔で対向する側面と該主レールの下縁を摺接させない深さの底面とからなる略断面U字状で、ガイド溝の側面それぞれから主レールに摺接する一対の側方摺接部を突出させ、ガイド溝の底面から主レールに摺接する下方摺接部を突出させて、該側方摺接部及び下方摺接部を組にしてレール側本体の摺動方向に間隔を空けて2組設け、
    側方摺接部及び下方摺接部の各組に挟まれるガイド溝内側に、各側方摺接部及び下方摺接部の組に沿って下方摺接部より深さの大きい縦凹溝を設け、
    縦凹溝を挟んで側方摺接部の反対側にあたるガイド溝内側に、ガイド溝の側面それぞれから突出して主レールに摺接する一対の側方塞き止め片と、ガイド溝の底面から突出して主レールに摺接する下方塞き止め片とからなる塞き止め片を設け、
    側方摺接部及び塞き止め片に挟まれた縦凹溝に半固体状又はペースト状の潤滑剤を保持させ、
    側方摺接部及び側方塞き止め片は、それぞれガイド溝の上部に設け、側方摺接部及び側方塞き止め片下方に隙間を形成し、
    側方摺接部及び下方摺接部の各組に挟まれないガイド溝外側の側面に、各側方摺接部及び下方摺接部の組に沿って側方摺接部と少なくとも同じ高さ範囲で上下に延在して主レールに摺接する拭き取り部を設けたことを特徴とする折戸の案内具。
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