JPH05295944A - 自動扉の支持構造 - Google Patents

自動扉の支持構造

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JPH05295944A
JPH05295944A JP4099618A JP9961892A JPH05295944A JP H05295944 A JPH05295944 A JP H05295944A JP 4099618 A JP4099618 A JP 4099618A JP 9961892 A JP9961892 A JP 9961892A JP H05295944 A JPH05295944 A JP H05295944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
door
traveling
guide
wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP4099618A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yoshida
吉田  敬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIKURA KOGYO KK
Original Assignee
CHIKURA KOGYO KK
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Publication date
Application filed by CHIKURA KOGYO KK filed Critical CHIKURA KOGYO KK
Priority to JP4099618A priority Critical patent/JPH05295944A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動扉の支持構造に対して、無目内に収容
される部品と干渉させることなく戸車の実質的な外径を
大きくする手段を提供し、戸車の走行音を小さくし、耐
久性を高めることを目的とする。 【構成】 可動扉aの上部に設けた戸車cをレール3
上に対して走行自在に載せることにより可動扉aを開閉
自在に吊持する自動扉において、前記可動扉aの戸車c
をレール3の上面に接地して走行する走行車1と、レー
ル3を両側から挟むフランジ2aを車の両側部外周に備
え上記走行車1と一体化してレール3上を走行するガイ
ド車2とから構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動扉の支持構造に関
し、さらに詳しくは、可動扉の上部に設けた戸車を上記
開口枠の上辺部に沿って設置したレール上に対して走行
自在に載せることにより可動扉を開閉自在に吊持する自
動扉の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の自動扉における戸車部分を
示す縦断面図である。図中、101は可動扉102を取
り付ける開口枠の上辺部に沿って設けられる無目であ
り、この無目101内の一側面に沿って設けられる台板
105に対して戸車103が走行するレール体104を
取付支持してある。戸車103は可動扉102の上縁部
にアーム材106を介して軸支され、上記したレール体
104上に走行自在に載せることにより可動扉102を
開閉自在に吊持している。
【0003】また、戸車103は可動扉102を吊持す
る荷重を受けると同時に、レール体104上を脱輪する
ことなく走行する為に車の両側にフランジ103aを備
えている。フランジ103aはレール体104を両側か
ら挟んでガイドすることによりレール体104からの脱
輪を防止するものであり、レール体104と接地する戸
車103の外周面よりも一回り大きく形成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した戸車103
は、走行音を小さくしたり耐久性を高める点から、その
外径を出来るだけ大きくした方が有利であるが、戸車の
外径を大きくするとフランジ103aがさらに大径とな
って、無目101の内部に収容されるモータ等の部品と
干渉することになり、よって無暗に大きくすることもで
きない。
【0005】本発明は、上記した如き自動扉の支持構造
に対して、無目内に収容される部品と緩衝させることな
く戸車の実質的な外径を大きくする手段を提供すること
により、戸車の走行音を小さくし、耐久性を高めること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、開口枠内に可動扉を取付け、該可動
扉の上部に設けた戸車を上記開口枠の上辺部に沿って設
置したレール上に対して走行自在に載せることにより可
動扉を開閉自在に吊持する自動扉において、前記可動扉
の戸車をレールの上面に接地して走行する走行車と、レ
ールを両側から挟むフランジを車の両側部外周に備え上
記走行車と一体化してレール上を走行するガイド車とか
ら構成したものである。
【0007】また、前記戸車は、レールの上面に接地し
て走行する走行車と、レールを両側から挟みながら上記
走行車と一体化してレール上をスライドするガイド体と
から構成してもよい。
【0008】
【作用】以上の手段によれば、可動扉を吊持する戸車が
走行車とガイド車とから構成される。
【0009】走行車は、レール面に対して接地し、可動
扉の荷重を受けながらレール面上を走行する。また、上
記した走行車と一体化するガイド車は、両側面に設けら
れるフランジによってレールを両側から挟んだ状態で回
転し、上記走行車がレール上に沿って走行するようにガ
イドする。
【0010】尚、ガイド車はフランジによってレールを
両側から挟んで走行車のガイドをするものであるから、
車の外周面をレール面に対して接地させても、接地させ
なくともよく、また、フランジを含めた外径も上記走行
車より小径に抑えることができる。
【0011】また、戸車を走行車とガイド体とから構成
することによれば、走行車の走行に伴ってガイド体がレ
ールを両側から挟んだ状態でスライドし、走行車をレー
ル上に沿ってガイドする。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、可動扉の
戸車をレール面に接地して走行する走行車と、フランジ
によりレールを両側から挟んで走行のガイドを行なうガ
イド車とから構成したものであるから、戸車を吊持しな
がらレール上を走行する走行車からフランジによる外径
の増大をなくすことができ、その分、走行車の外径を大
きくして走行音や耐摩耗性を向上させることができる。
【0013】また、戸車を走行車とガイド体とから構成
したものにおいても、走行車からフランジによる外径の
増大をなくすことができ、その分上記したものと同様に
走行車の外径を大きくして走行音や耐摩耗性を向上させ
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1は片開き式の自動扉を示しており、可
動扉a及び固定扉a’を開口枠bの内部に組み込み、該
枠b内において可動扉aをスライド自在に支持してあ
る。
【0016】上記した開口枠bの上辺部に沿っては無目
dが設けられる。無目dは可動扉の支持機構と駆動機構
を収容する空間であり、その内部にはプーリg1,g2
を設け、該プーリg1,g2の間にベルトfを架け渡
し、駆動モータeにより上記プーリg1,g2とベルト
fとを往復回動させるように構成してある。
【0017】一方、可動扉aの上部には2個の戸車cが
取付られ、この戸車cを上記した無目dの内部に沿って
設けたレール体3の上に載せて可動扉aを吊持すると共
に、戸車cを上記したベルトfに接続してある。これに
より、上記した駆動モータeの駆動により可動扉aがス
ライドして開閉されるように構成してある。
【0018】図2は無目dの内部を示している。無目d
は長箱状の本体d1と、カバーd2とを組み合せること
により開口枠bの上辺部に沿う収容空間を形成し、上記
カバーd2を取り外すことにより本体d1の正面一側面
が開放され、この開口から内部のメンテナンスを行なう
ようになっている。
【0019】そして、無目dの内部には台板4を無目d
の側面に沿わせた状態で設けてある。
【0020】台板4はレール体3やその他の部材を取付
支持する長尺状のアングル材であり、断面を略L形に形
成し、その上縁に形成した掛止爪d3にコーナーブラケ
ット11を掛止すると共に、下端縁部を無目本体d1の
下面に形成した溝d4の上面に対して取付ねじ6でもっ
てねじ止めすることにより無目dに対して取付固定して
ある。
【0021】台板4の下端縁に沿ってはレール支持部4
aが一体形成してある。レール支持部4aは断面略L形
に形成し、その内側には可動扉aの戸車cを走行させる
レール体3が嵌め合わせてある。
【0022】レール体3は、図2にて示すように水平部
3aと垂直部3bとから断面略L形に形成し、水平部3
aの先端縁に沿ってレール面3cを形成してある。
【0023】そして、レール体3は屈曲部の外側を前記
したレール支持部4aの屈曲部内側に嵌め合わせ、重な
り合う垂直部3b及びレール支持部4a垂直片の両縁部
に対して締め付け用のクランプ体7を嵌着して締め付け
ることにより台板4のレール支持部4aに対して取付固
定してある。
【0024】一方、可動扉aの戸車cは、図3及び図4
にて示すように2個の走行車1と1個のガイド車2とか
ら構成し、アーム材22を介して可動扉aの上辺部に間
隔をおいて2組取り付けてある。
【0025】アーム材22は鋼板を断面L形に屈曲させ
て構成し、その基端部を可動扉aの上縁板21に対して
ボルト止めすると共に、先端部側面にボルト23,24
により固定した軸支体25,26を介して走行車1及び
ガイド車2を軸支している。
【0026】走行車1はレール体3のレール面3a上に
接地して可動扉aを吊持する荷重を受けながら走行する
ものであり、各々フランジのないローラー形に構成し、
前記した軸支体25の支持板25aに対して軸1aを介
して軸着し、2個並列した形で取り付けてある。
【0027】走行車1を軸支する支持板25aには中央
部に軸受孔25a’が設けてあり、この軸受孔25a’
を軸支体25から突出させた支軸25bに嵌合させるこ
とにより両走行車1をアーム材22に対して取付支持し
てある。
【0028】上記走行車1の隣に配置するガイド車2
は、走行車1がレール面3a上に沿って正確に走行する
ようにガイドするものであり、車の両側面に一回り外径
の大きなフランジ2aを設け、フランジ2aを含めた外
径が走行車1よりも小さくなるように構成してある。そ
して、ガイド車2は軸2cを前記軸支体26に固定する
ことにより、アーム材22の一側面に沿って前記した両
走行車1と共に同一直線上に配置させ、両フランジ2a
によりレール面3aを両側面から挟みながら両走行車1
と共にレール面3a上を走行する。
【0029】上記したガイド車2はレール面3aを両側
から挟んで走行のガイドを行なうものであるから、フラ
ンジ2aを含めた外径を走行車1よりも小径に抑えるこ
とが可能であり、また、車の外周面はレール面3aに対
して接触させても、接触させなくともよい。そして、上
記したガイド車2の場合は車の外周面に短毛2bを植毛
し、この短毛2bをレール面3aに対して接触させるこ
とによりガイド車2の走行に伴ってレール面3aの汚れ
を掃き落すように工夫されている。
【0030】上記したようにガイド車2の外径は走行車
1の外径と同じかそれ以下の寸法にするものであり、こ
れにより、走行車1とガイド車2双方の外径を従来の戸
車と外径を同じ寸法に抑え、戸車の実質的な外径となる
走行車1の外径をフランジの分だけ大きくすることがで
きる。
【0031】無目dの内部一側には駆動モータeにより
駆動回転するプーリg2が設けられる。プーリg2は基
板32により軸支され、該基板32の基端をコーナーブ
ラケット11の嵌合溝11a内に嵌合することにより台
板4に対して取付支持してある。そして、プーリg2に
は無目d内の他側に設けたプーリg1との間にベルト3
3を架け渡し、該ベルト33の一箇所を前記した戸車c
のアーム材22に対して接続金具34を介して接続して
ある。
【0032】これにより、駆動モータeを駆動させると
プーリg2及びベルト33が回動し、戸車cがレール面
2c上を走行して可動扉aが開閉動する。
【0033】以上のように構成した自動扉の支持構造に
おいては、可動扉aの荷重を受ける戸車cを、レール面
3aに接地して走行する走行車1と、フランジ2aによ
りレール面3aを両側から挟みながら走行のガイドを行
なうガイド車2とから構成したものであるから、可動扉
aの荷重を受けてレール面3a上を走行する走行車1か
らフランジによる外径の増大をなくすことができる。
【0034】よって、収容空間が限定される無目dの内
部空間において、走行車1からフランジがなくなる分、
走行車1の外径を大きくすることができ、これにより走
行音や耐摩耗性を向上させことができる。また、上記実
施例のように走行車1を2個設けることによれば、耐摩
耗性をさらに向上させることがで可能である。
【0035】図5にて示す自動扉の支持構造は前記した
ものと同様に構成されるが、戸車c’を走行車1とガイ
ド体20とから構成してある。
【0036】ガイド体20は断面コ形に屈曲させた板状
体であり、取付板27を介してアーム材22に対して取
付固定し、両側部に起立する挟持片20aによりレール
面3aを両側から挟み、走行車1の走行に伴ってレール
面3a上をスライドするように構成してある。また、ガ
イド体20の内面に短毛20bが植毛してあり、スライ
ド時にレール面3aを掃くように構成してある。
【0037】上記したように戸車c’を走行車1とガイ
ド体20とから構成したものにおいても、走行車1から
フランジによる外径の増大をなくすことができ、その分
上記したものと同様に走行車1の外径を大きくして走行
音の減少や耐摩耗性を向上させることができる。
【0038】また、走行者1とガイド車2の材質を夫々
の機能に対応させて選定することができる利点がある。
【0039】尚、上記した戸車c,c’は一個のガイド
車2/ガイド体20と2個の走行車1とを組み合せて構
成しているが、戸車を構成する走行車とガイド車、及び
走行車とガイド体は一個以上何個ずつ組み合わせて構成
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した自動扉を示す簡略図。
【図2】 (a)同自動扉の無目部分を示す縦断面
図。(b)同無目内における吐ぐるま部分を示す縦断面
図。
【図3】 戸車部分を示す一部切欠正面図。
【図4】 同戸車の平面図。
【図5】 走行車とガイド体とから構成した戸車部分
を示す縦断面図。
【図6】 従来の自動扉の無目部分を示す縦断面図。
【符号の説明】
a・・・可動扉 b・・・開口枠 c,c’・・・戸車 d・・・無目 1・・・走行車 2・・・ガイド車 3・・・レール体 20・・・ガイド体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口枠内に可動扉を取付け、該可動扉
    の上部に設けた戸車を上記開口枠の上辺部に沿って設置
    したレール上に対して走行自在に載せることにより可動
    扉を開閉自在に吊持する自動扉において、前記可動扉の
    戸車をレールの上面に接地して走行する走行車と、レー
    ルを両側から挟むフランジを車の両側部外周に備え上記
    走行車と一体化してレール上を走行するガイド車とから
    構成した自動扉の支持構造。
  2. 【請求項2】 開口枠内に可動扉を取付け、該可動扉
    の上部に設けた戸車を上記開口枠の上辺部に沿って設置
    したレール上に対して走行自在に載せることにより可動
    扉を開閉自在に吊持する自動扉において、前記可動扉の
    戸車をレールの上面に接地して走行する走行車と、レー
    ルを両側から挟みながら上記走行車と一体化してレール
    上をスライドするガイド体とから構成した自動扉の支持
    構造。
JP4099618A 1992-04-20 1992-04-20 自動扉の支持構造 Pending JPH05295944A (ja)

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JP4099618A JPH05295944A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 自動扉の支持構造

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JP4099618A Pending JPH05295944A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 自動扉の支持構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007023487A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Om Kiki Corp 折戸の案内具
KR200459579Y1 (ko) * 2010-03-02 2012-04-06 주식회사 경신 화장실용 미닫이 도어 슬라이딩 장치
CN103422755A (zh) * 2013-09-03 2013-12-04 张家港固耐特围栏系统有限公司 一种耐磨导高轮

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