JPH08312246A - スライドドア開閉装置 - Google Patents

スライドドア開閉装置

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Publication number
JPH08312246A
JPH08312246A JP7145273A JP14527395A JPH08312246A JP H08312246 A JPH08312246 A JP H08312246A JP 7145273 A JP7145273 A JP 7145273A JP 14527395 A JP14527395 A JP 14527395A JP H08312246 A JPH08312246 A JP H08312246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
closing device
slide door
roller
transmission means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7145273A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiko Furukawa
敦彦 古川
Kenzo Kawaguchi
健造 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP7145273A priority Critical patent/JPH08312246A/ja
Publication of JPH08312246A publication Critical patent/JPH08312246A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両におけるスライドドア開閉装置をコンパ
クトに構成すると共に、乗降用ステップ高さの上昇を抑
制し、また、スライドドア開閉装置のコスト低減を図
る。 【構成】 車両におけるスライドドア1のアーム2先端
にローラ支持ブラケット4が枢着され、ローラ支持ブラ
ケット4に支持された水平ローラ7及び垂直ローラ8
が、乗降用ステップ21下方のローラガイドハウジング
10内に配置されたガイドレール11及びレール12に
それぞれ案内されて転動し、ガイドレール11の前後に
それぞれ設置されて回転駆動される歯付きプーリに歯付
きベルト14が掛けわたされて、ガイドレール11の内
外側面に沿って歯付きベルト14が配置され、歯付きベ
ルト14とローラ支持ブラケット4とが連動ブラケット
16及び抑え部材19により連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の側面に沿って車
両の前後方向にドアをスライドさせることにより、その
ドアを開閉するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両における従来のスライドドア開閉装
置は、特開平4−62284号公報に示されているよう
に、スライドドアを車両側面に沿って案内するためのガ
イドレールよりも車両内方で、車両フロアの下面に固着
されたケース内に設置され、ローラ支持ブラケットに一
端が固着されたブラケットがガイドレールの下方を横切
り、上記ケース内に突入したその他端がベルトに止めら
れていて、ベルトの往復駆動によりブラケットに連結さ
れたスライドドアが開閉されるように構成されている。
【0003】しかしながら、この場合には、スライドド
ア開閉装置全体がガイドレールよりも車両内方の車両フ
ロア下面である車室外に設置されるため、それらを囲む
ための特別なケースが不可欠となり、また、ベルトに止
められてスライドドアを開閉駆動するブラケットがガイ
ドレールの下方を横切っているので、車両下面の地上高
を一定に保つためには、ガイドレールの上方に配置され
る乗降用ステップをそれだけ高くする必要があって、車
両への乗降性を損ねる不具合がある。
【0004】さらに、ベルトが駆動力を伝達する際ベル
トに生じる緩みや弛みを抑制するため、いくつかのテン
ションローラ等を付設する必要があって、構造の複雑化
及び製造コストの増大を招くと共に、スライドドアとそ
の開閉装置との相対的距離が車幅方向に大きくなって、
それらの取り付け精度を高く保持することが比較的困難
となり、また、上記ケースを設置しても、路面側から損
傷を受けるおそれがあるばかりでなく、ケース内に対す
る防水、防塵対策が実際上難しい等の欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両におけ
るスライドドア開閉装置をコンパクトに構成すると共
に、乗降用ステップ高さの上昇を抑制し、また、スライ
ドドア開閉装置のコスト低減を可能にしようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るスライドドア開閉装置は、車両におけるスライドドア
のガイドレール前後にそれぞれ設置され少なくとも一方
が駆動される一対のプーリ、同プーリに掛けわたされて
上記ガイドレールに沿って配置された巻き掛け伝動手段
及び上記スライドドアと上記巻き掛け伝動手段とを連結
する連動部材を有していて、上記巻き掛け伝動手段とし
ては上記プーリとの間の滑りが少ない歯付きベルトや樹
脂被覆チェイン等が好ましい。
【0007】
【作用】すなわち、スライドドアのガイドレール前後に
一対のプーリが設置されて、そのプーリに掛けわたされ
た巻き掛け伝動手段がガイドレールに沿い配置されてい
るので、プーリ及び巻き掛け伝動手段をきわめてコンパ
クトに配置できると共に、スライドドアと巻き掛け伝動
手段とを連結する連動部材も従来より大幅に小形化する
ことができて、スライドドアと巻き掛け伝動手段との相
対的距離を狭めることにより、スライドドアを常にスム
ースに開閉することができるようになる。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例について具
体的に説明する。バン型車両の側面に対するスライドド
ア1の内側下部に、内方へ向かって延びるアーム2が固
定され、ねじ3により相互に固定されたローラ支持ブラ
ケット4及び取付けブラケット5がアーム2の先端にピ
ン6により回動自在に取り付けられており、車両の前後
方向に配置された2個の水平ローラ7と1個の垂直ロー
ラ8とがローラ支持ブラケット4に回動自在に支持され
ている一方、サイドシル9に形成されたローラガイドハ
ウジング10内には、車両の前後方向に延びて前方で少
し内方へ屈曲し断面が下方に開口した略コ字状のガイド
レール11が取り付けられており、水平ローラ7がガイ
ドレール11内に嵌め込まれて転動することにより、車
両の前後方向に案内されると共に、垂直ローラ8がスラ
イドドア1の垂直荷重を支持しながら平坦なレール12
上を転動することによって、スライドドア1が略車両側
面に沿い前後方向へ移動して開閉されるようになってい
る。
【0009】また、ガイドレール11の前後にそれぞれ
歯付きプーリ13が設置されて、それぞれ略鉛直方向の
軸により枢支され、両プーリ13に掛けわたされた歯付
きベルト14はガイドレール11の内方及び外方の外側
面に沿い少隙を隔てて配置され、ガイドレール11の屈
曲部内方ではガイドレール11に取り付けられたガイド
ローラ15により案内されると共に、ガイドレール11
の屈曲部外方ではガイドレール11の外方外側面により
直接案内されている。
【0010】さらに、取付けブラケット5の上面には連
動ブラケット16の基部17が固定され、連動ブラケッ
ト16の立上り部18と抑え部材19とが止めねじ20
により連結されて、ガイドレール11の外方側で歯付き
ベルト14を挟み込むことにより、ガイドレール11に
固定されると共に、歯付きベルト14の両端部を連結し
ている。
【0011】他方、サイドシル9の上方に配置された乗
降用ステップ21の上面もしくはローラガイドハウジン
グ10内に、モータ、減速機、クラッチ等からなる駆動
装置22が設けられていて、後方の歯付きプーリ13が
この駆動装置22により可逆的に回転駆動され、歯付き
ベルト14が往復駆動されるように構成されている。
【0012】従って、駆動装置22の作動により後方の
歯付きプーリ13が回転駆動されて、歯付きベルト14
がガイドレール11の外側面に沿って駆動されれば、連
動ブラケット16、取付けブラケット5、ローラ支持ブ
ラケット4及びアーム2により歯付きベルト14と連結
されたスライドドア1が略車両側面に沿い前後方向へ付
勢されるので、水平ローラ7がガイドレール11により
車両の前後方向に案内されて転動すると同時に、垂直ロ
ーラ8がレール12上を転動して、スライドドア1が適
当な速度で開閉されることになり、また、駆動装置22
のクラッチが切られれば、スライドドア1を手動によっ
て自由に開閉することができるようになる。
【0013】なお、水平ローラ7及び連動ブラケット1
6の間には、ローラ支持ブラケット4及び取付けブラケ
ット5を介して常にほぼ車幅方向へ一定距離が保たれて
いるため、水平ローラ7がガイドレール11の屈曲部に
さしかかったとき、連動ブラケット16に固定された歯
付きベルト14の部分はガイドレール11の外方外側面
から離れて移動することとなる。
【0014】上記装置においては、歯付きプーリ13及
び歯付きベルト14がガイドレール11の周囲に配置さ
れて、ローラガイドハウジング10内にきわめてコンパ
クトに収容されているため、それらの付設によってロー
ラガイドハウジング10をとくに拡大したり、あるい
は、ローラガイドハウジング10以外に歯付きプーリ1
3及び歯付きベルト14を収容するスペースを車両にと
くに付加する必要はなく、しかも、歯付きベルト14を
スライドドア1に連結する連動ブラケット16はローラ
ガイドハウジング10内に配置されて、取付けブラケッ
ト5を介してローラ支持ブラケット4に固定されている
ので、連動ブラケット16自体を従来よりも大幅に小形
とすることができ、従って、乗降用ステップ21を従来
よりも高める必要がなくて、車両への乗降性を良好に維
持できると共に、スライドドア開閉装置の付設コストを
容易に軽減することができる。
【0015】また、歯付きプーリ13に掛けわたされた
歯付きベルト14がガイドレール11の内方及び外方の
外側面に沿い配置されているため、既設ガイドレール1
1の内方及び外方側面もしくはそれに取り付けられた簡
単なガイドローラ15により歯付きベルト14を確実に
案内させることができるので、駆動装置22による歯付
きベルト14の駆動時に、歯付きベルト14に生じやす
い緩みや弛みを容易に抑制することができ、さらに、上
記のように連動ブラケット16が比較的小形であるた
め、歯付きベルト14及びスライドドア1の相対的な取
り付け精度を高く保持することが容易であって、歯付き
プーリ13及び歯付きベルト14の駆動によるスライド
ドア1の開閉を常にスムースに行わせることができる長
所がある。
【0016】しかも、歯付きプーリ13及び歯付きベル
ト14はローラガイドハウジング10内に収容されてい
て、スライドドア1が閉じられたときにはスライドドア
1自身により自動的に外界と遮断されるので、車両の走
行中等に車輪によりはね上げられた泥水等によって歯付
きプーリ13及び歯付きベルト14が汚されることは確
実に防止されると同時に、下方のサイドシル9により路
面側から損傷を受けるおそれも少なくなって、それらの
機能を長期にわたって容易に保持させることができるよ
うになる。
【0017】なお、上記実施例では、スライドドアと巻
き掛け伝動手段とを連結する連動部材の一端がローラ支
持ブラケットを介してスライドドアに枢支されている
が、必要に応じて連動部材の一端を直接スライドドアに
枢支するように構成してもよく、また、巻き掛け伝動手
段としては、前記歯付きベルトの外に、プーリとの滑り
が少ない樹脂被覆チェイン等を採用することも可能なの
はいうまでもない。
【0018】
【発明の効果】本発明にかかるスライドドア開閉装置に
あっては、スライドドアを駆動するプーリ及び巻き掛け
伝動手段がスライドドアのガイドレールの周囲に配置さ
れて、それらをきわめてコンパクトに配置することがで
き、かつ、スライドドアと巻き掛け伝動手段とを連結す
る連動部材も従来より大幅に小形化することができるの
で、乗降用ステップの高さを比較的低く設定することが
できて、車両への乗降性を良好に維持できると共に、ス
ライドドア開閉装置の付設に要するコストを容易に軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における概略斜視図。
【図2】上記実施例の要部平面図。
【図3】図2の III−III 矢視断面拡大図。
【図4】図3のIV−IV断面拡大図。
【符号の説明】 1 スライドドア 4 ローラ支持ブラケット 7 水平ローラ 8 垂直ローラ 9 サイドシル 11 ガイドレール 12 レール 13 歯付きプーリ 14 歯付きベルト 16 連動ブラケット 21 乗降用ステップ 22 駆動装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両におけるスライドドアのガイドレー
    ル前後にそれぞれ設置され少なくとも一方が駆動される
    一対のプーリ、同プーリに掛けわたされて上記ガイドレ
    ールに沿って配置された巻き掛け伝動手段及び上記スラ
    イドドアと上記巻き掛け伝動手段とを連結する連動部材
    を有するスライドドア開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ガイドレールが
    上記スライドドアの水平ローラに対するガイドレールで
    あるスライドドア開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
    巻き掛け伝動手段が上記ガイドレールの外側面に沿って
    配置されたスライドドア開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記巻き掛け伝動手
    段が上記ガイドレールの内方及び外方の外側面に沿って
    配置されたスライドドア開閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかにおい
    て、上記プーリ及び上記巻き掛け伝動手段が乗降用ステ
    ップの下方に形成されたローラガイドハウジング内に配
    置されたスライドア開閉装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかにおい
    て、上記巻き掛け伝動手段が歯付きベルトであるスライ
    ドア開閉装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかにおい
    て、上記連動部材の一端が上記巻き掛け伝動手段に連結
    されると共に、上記連動部材の他端が上記スライドドア
    のガイドレールローラ支持ブラケットを介して上記スラ
    イドドアに連結されたスライドア開閉装置。
JP7145273A 1995-05-19 1995-05-19 スライドドア開閉装置 Pending JPH08312246A (ja)

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JP7145273A JPH08312246A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 スライドドア開閉装置

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JP7145273A JPH08312246A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 スライドドア開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08312246A true JPH08312246A (ja) 1996-11-26

Family

ID=15381330

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7145273A Pending JPH08312246A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 スライドドア開閉装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08312246A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030041398A (ko) * 2001-11-20 2003-05-27 기아자동차주식회사 차량의 슬라이드 도어의 하측 롤러의 구조
JP2018203114A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 アイシン精機株式会社 ベルト側ブラケット及びガイドローラユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011113