JPH11245738A - 車両用スライドドアの電線配索構造 - Google Patents

車両用スライドドアの電線配索構造

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JPH11245738A
JPH11245738A JP6784198A JP6784198A JPH11245738A JP H11245738 A JPH11245738 A JP H11245738A JP 6784198 A JP6784198 A JP 6784198A JP 6784198 A JP6784198 A JP 6784198A JP H11245738 A JPH11245738 A JP H11245738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
box
groove
base panel
slide door
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6784198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kato
健二 加藤
Kazuo Futamura
計夫 二村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication of JPH11245738A publication Critical patent/JPH11245738A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物が入り込まない車両用スライドドアの電
線配索構造を提供する。 【解決手段】 ベースパネル17上に設置されたボック
スパネル41と底面パネル42とで構成されたボックス
状の収納部分44は、ベースパネル17の端縁部17a
から突出する部分の下面に溝43を設けたものであり、
床面16から上方に離れているとともに、該溝43は連
結ブラケット48が移動するために必要十分な狭い幅に
形成できるから、人の乗降等の際ボックス内に砂利や雪
等の異物が収納部分に入り込んで溜まってしまうことが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用スライドドアの
電線配索構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用スライドドアの電線配索構
造は、図6に示すようにスライドドアを開閉自在に支持
する走行ローラaの走行面bを設けた床面cと、該床面
c上に間隔を置いて配設したステップパネルdとから構
成され、電線eは床面cとステップカバーdとの間に配
索されていた。そして、電線eの一端はローラ支持ブラ
ケットfに連結されて、スライドドアの開閉移動ととも
に牽引されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走行ロ
ーラaの走行面bを設けた床面cには、人の乗降等の際
に砂利や雪等の異物が入り込んで溜まり易い。そして、
スライドドアの開閉移動とともに牽引される電線eと異
物が擦れ合って、該電線eが摩耗したり断線したりする
場合がある。本発明は上記した問題点を解決するために
なされたもので、異物が入り込まない車両用スライドド
アの電線配索構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の車両用スライドドアの電線配索構造は、ス
ライドドアのロアローラの走行面を設けた床面上に、間
隔を置いて配設したベースパネルと、該ベースパネルの
上面に設置して、下面に開口する溝をベースパネルの端
縁部に沿って突出させたボックスと、該ボックス内に配
索した電線と、前記溝からボックス内に挿入して該電線
の一端に連結し、前記スライドドアの開閉移動とともに
溝内を移動して、前記ボックス内の電線を牽引する連結
ブラケットとから構成したことを特徴とする。
【0005】
【作用及び発明の効果】上記構成の車両用スライドドア
の電線配索構造によれば、ベースパネルの上面に形成し
たボックス内に配索された該電線の一端は、ボックスの
下面に開口した溝から挿入する連結ブラケットに連結さ
れている。連結ブラケットは、ローラ支持ブラケットに
取り付けられているから、スライドドアの開閉移動とと
もに該溝内を移動して電線を牽引する。ボックスは、床
面の上方のベースパネルの上面に設置されるとともに、
下面に開口する溝を設けたものであり床面から上方に離
れていて、しかも該溝は連結ブラケットが移動するため
に必要十分な狭い幅でよいから、人の乗降等の際ボック
ス内に砂利や雪等の異物が入り込んでしまうことがな
い。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を添付図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る車両用スライ
ドドアの電線配索構造を適用した車両の斜視図、図2は
図1に於けるA−A線断面図、図3は図2に於けるB−
B線断面図、図4は図2に於けるC−C線断面図、図5
は他の実施形態を示した断面図である。
【0007】スライドドア1は、車体2のドア開口3の
上下縁及び該車体2の後部側壁の上下方向中央にそれぞ
れ配設したアッパレール4、ロアレール5及びセンター
レール6に、スライドドア1の前端上部B、前端下部C
及び後端中央Dにそれぞれ配設した図略のアッパーロー
ラ、ロアローラユニット7の水平ローラ8及び図略のセ
ンターローラが係合し、前記各レール4,5,6に案内
されて車体2に沿ってスライドするようになっている。
【0008】上記スライドドア1の下方には、L形のア
ーム11が取り付けられている。アーム11の先端部に
は、ローラ支持ブラケット12が垂直軸13により回動
自在に枢着されている。ローラ支持ブラケット12に
は、ロアローラユニット7が取り付けられている。ロア
ローラユニット7は、一対の水平ローラ8と走行ローラ
9とからなり、水平ローラ8はローラ支持ブラケット1
2に設けた左右の垂直軸14に軸支されている。また、
走行ローラ9は垂直軸14間に設けた水平軸15に軸支
されている。走行ローラ9は、ドア開口3の床面16上
のローラ走行面16aを走行する。そして、水平ローラ
8は上記したようにロアレール5に嵌まって走行する。
ロアレール5は、床面16の上方に配設されたベースパ
ネル17のスライドドア1側の端縁部17aの下面に固
定されている。
【0009】図3に示すようにベースパネル17の下面
には、スライドドア1の開閉装置18が組み込まれてい
る。ベースパネル17の下面両端部には、歯付の従動プ
ーリ19,20が配置され、その中間部にアイドルプー
リ21,22が配置されている。従動プーリ19とアイ
ドルプーリ21の略中間に駆動プーリ23が配置されて
いる。駆動プーリ23は、大径の歯付プーリ24と小径
の歯付プーリ25とを一体に形成したものである。そし
て、従動プーリ19,20及びアイドルプーリ21,2
2及び歯付プーリ24に無端歯付ベルト26が巻回され
ている。電動モータ27は電磁クラッチ28と一体に組
み込まれて、ベースパネル17に固定されている。そし
て、電磁クラッチ28の伝動歯付プーリ29と、駆動プ
ーリ23の小径の歯付プーリ25間に無端歯付ベルト3
0が巻回されている。無端歯付ベルト26とスライドド
ア1とは、ローラ支持ブラケット12の先端に取付けた
牽引ブラケット31を無端歯付ベルト26に結合するこ
とにより連結されている。
【0010】図4に示すように上記ベースパネル17の
上面には、ボックスパネル41が設置されている。ボッ
クスパネル41は、下方を開放したケース状に屈曲形成
されている。そして、ベースパネル17のスライドドア
1側の端縁部17aから突出した部分以外の開放下面を
塞ぐL形の底面パネル42を取り付けて、端縁部17a
に沿って下面に溝43を形成したボックス状の収納部分
44が構成されている。該収納部分44には可撓性の電
線45が移動可能に収納されている。電線45の一端
は、底面パネル42に固定した車体2側のコネクタ46
に配索されている。そして、電線45の他端を配索した
スライドドア1側のコネクタ47が、上記ローラ支持ブ
ラケット12に取り付けて、溝43から収納部分44内
に挿入させた連結ブラケット48に固定されている。コ
ネクタ47には、スライドドア1内に配索した電線49
が配索されている。そして、ボックスパネル41のスラ
イドドア1の閉扉方向の下面には、上記溝43を連続さ
せるための溝形成部材50が設けられている。また、ベ
ースパネル17の上面に設置したボックスパネル41を
覆い隠すようにステップパネル51が設置されている。
尚、図5に示すようにボックスパネル41をベースパネ
ル17の基端部分まで延長して、ボックスパネル41の
上面を乗降時の踏圧面52とすることもできる。
【0011】上記構成により、電動モータ27を回転駆
動すると無端歯付ベルト26が従動プーリ19,20間
を移動する。無端歯付ベルト26とスライドドア1と
は、ローラ支持ブラケット12の先端に取付けた牽引ブ
ラケット31を無端歯付ベルト26に結合することによ
り連結されているから、移動する無端歯付ベルト26に
より、スライドドア1を牽引して車体2のドア開口3を
開閉できる。そして、ローラ支持ブラケット12には連
結ブラケット48が取り付けられているから、スライド
ドア1の開閉移動とともに、該連結ブラケット48がベ
ースパネル17の端縁部17aに沿う溝43内を移動
し、収納部分44内に収納された電線45が牽引されて
移動する。
【0012】ベースパネル17に設置されたボックスパ
ネル41と底面パネル42とで構成されたボックス状の
収納部分44は、ベースパネル17の端縁部17aから
突出する部分の下面に溝43を設けたものであり、床面
16から上方に離れているとともに、下面に開口する溝
43は連結ブラケット48が移動するために必要十分な
狭い幅に形成できるから、人の乗降等の際収納部分44
内に砂利や雪等の異物が収納部分に入り込んでしまうこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用スライドドアの電線配索構造を
適用した車両の斜視図である。
【図2】図1に於けるA−A線断面図である。
【図3】図2に於けるB−B線断面図である。
【図4】図2に於けるC−C線断面図である。
【図5】他の実施形態を示した断面図である。
【図6】従来例を示した断面図である。
【符号の説明】
1...スライドドア 7...ロアローラユニット 8...
水平ローラ 16...床面 16a...ローラ走行面 17...ベースパネル 17
a...端縁部 41...ボックスパネル 42...底面パネル 43...
溝 44...収納部分 45...電線 48...連結ブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドドアのロアローラの走行面を設
    けた床面上に、間隔を置いて配設したベースパネルと、
    該ベースパネルの上面に設置して、下面に開口した溝を
    ベースパネルの端縁部に沿って突出させたボックスと、
    該ボックス内に配索した電線と、前記溝からボックス内
    に挿入して該電線の一端に連結し、前記スライドドアの
    開閉移動とともに溝内を移動して、前記ボックス内の電
    線を牽引する連結ブラケットとから構成したことを特徴
    とする車両用スライドドアの電線配索構造。
JP6784198A 1998-03-02 1998-03-02 車両用スライドドアの電線配索構造 Withdrawn JPH11245738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6784198A JPH11245738A (ja) 1998-03-02 1998-03-02 車両用スライドドアの電線配索構造

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JP6784198A JPH11245738A (ja) 1998-03-02 1998-03-02 車両用スライドドアの電線配索構造

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JPH11245738A true JPH11245738A (ja) 1999-09-14

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ID=13356592

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JP6784198A Withdrawn JPH11245738A (ja) 1998-03-02 1998-03-02 車両用スライドドアの電線配索構造

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JP (1) JPH11245738A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10349626B4 (de) * 2002-10-28 2006-05-11 Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi Konstruktion zum Anordnen und Abstützen eines Kabels einer Schiebetür
JP2006327222A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Nissan Motor Co Ltd 車両のステップ構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10349626B4 (de) * 2002-10-28 2006-05-11 Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi Konstruktion zum Anordnen und Abstützen eines Kabels einer Schiebetür
DE10349626C5 (de) * 2002-10-28 2013-04-18 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Konstruktion zum Anordnen und Abstützen eines Kabels einer Schiebetür
JP2006327222A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Nissan Motor Co Ltd 車両のステップ構造

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Effective date: 20050510