JP4697790B2 - ワイパーの洗浄液供給ラインのジョイント取付け構造 - Google Patents

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本発明は、洗浄液を車両のウインドシールドに設けられたワイパーへ供給する洗浄液供給ラインにおける車体外板の内外を接続するジョイントの取付け構造に関する。
従来、車両のウインドシールドに設けられたワイパーには、ワイパーブレードに洗浄液を供給して払拭するように構成されており、図1にはキャブオーバー車の運転席前面におけるその洗浄液供給ラインのボデー外板1の貫通部のライン接続構造を示している。
図において運転席前部のウインドシールド2下方のボデー外板1には、ワイパーピボット軸3cの近傍にジョイント5が取付けられ、そのジョイント5からワイパーアーム3aとの間にはホース8を用いて接続され、アーム先端にあるノズル3bへ連通されている。
このジョイント5は、図3に示すように取付け側Aとワイパー側Bとが90度をなすエルボ状に形成され、その両端部5a、5bはホース8をはめ込むニップル状に形成されている。そのエルボ形状本体の取付け側Aには中間にフランジ部5fが形成されており、その先端部5a寄りには鋭角をなしてフランジ5f方向に開いた複数(図示例では2本)の爪5c、5cが設けられている。この爪5cは、弾性変形が可能にエルボ形状本体と一体に形成され、その弾性と傾斜によって後記のように取付け孔に対し一方向に挿入可能となっている。
車体側の外板1には、図6に示すように、ジョイント本体部が貫通する丸孔部14aに加えて前記爪5cが弾性変形して通過することができる対辺距離L1の4辺形状の溝部14bを有する取付け孔14が穿設されている。
このような構成によって、ジョイント5の爪5cを有する取付け側Aが外板に穿った取付け孔14に押し込まれ、フランジ部5fが外板に当接すると爪5cが開いてジョイント5は外板1に固着される。
以上の構成により、ジョイント5の取付け作業は容易ではあるが、一方、その取外しには外板の裏側から爪5cを閉じてやらないと取外すことができず、この部位には通常、手を入れることが困難であり、したがって取外しは大変面倒である。
そのため、ジョイント5の取付け、取外しを容易にすることが望まれるが、未だに実現されていないのが現状である。
その他の従来技術として、例えば、スクリーンワイパーを軌道上で移動して窓ガラスの洗浄を行う窓ガラス用洗浄器具が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、係る洗浄器具は家庭等の窓ガラスの洗浄を対象とするものであり、しかも、上述したジョイントの取付け及び/又は取外しを容易にするものではない。
特表2004−504876号公報
本発明は、上記問題点に対処し、取付け作業が容易であるのみではなく、取外し作業も容易であるワイパーの洗浄液供給ラインに用いられるジョイントの取付け構造を提供することを目的としている。
本発明によれば、取付け側(A)とワイパー側(B)とが90度をなすエルボ形状であって両端部(5a、5b)はホース(8)の嵌入可能なニップル形状であり、車両の運転席前部のウインドシールド下方に設けられ、車体外板(1)を貫通して洗浄液をワイパー(3)へ供給する洗浄液供給ラインの接続に用いられるジョイント(5)の前記外板(1)への取付け構造において、前記ジョイント(5)は取付け側(A)の中間にフランジ部(5f)が形成され、そのフランジ部の先端部(5a)寄りには鋭角をなしてフランジ(5f)方向に開いた複数の可撓性の爪(5c、5c)が一体に形成され、その爪(5c)の尖端(5g)は内方に曲がった形状でフランジ部(5f)との間隙(d)が外板(1)を挟持する適寸とされており、そして車体外板(1)の洗浄液供給ライン貫通部に穿設したジョイント取付け孔(4)には、ジョイントのフランジ首下部(5e)と遊嵌される直径の丸孔部(4a)と、対向する溝底間の距離(L1)が前記爪(5c)の自由状態外寸(S)より狭く、かつ爪(5c)が内方に撓むことで挿入できる寸法の挿入溝(4b)と、その挿入溝(4b)と略90度回転位置に対向する溝底間の距離(L2)が前記爪(5c)の自由状態外寸(S)より広い寸法の取外し溝(4c)とが設けてあり、前記爪(5f)を挿入溝(4b)の位置に合わせて挿入しフランジ(5f)と爪尖端(5g)とが外板(1)を挟持して取付けられ、その取付け位置から回転し爪(5c)を取外し溝(4c)の位置に合わせて取外せるように構成されている。
本発明は上記の構成により以下の作用効果を奏する。
(1) ジョイントを爪が取外し溝と合うように回転するだけで容易に取外しが可能で、従来のように外板裏側に手を入れて作業をする必要がない。
(2) 車体外板のジョイント取付け孔の対応で済み、従来部品の大幅な変更をする必要はない。
以下、添付図面を参照して本発明の最良の実施形態について説明する。なお、前記図1および図3の説明における構成部品については、同じ符号を付して重複した説明は省略する。
図2は、本発明による車体外板1のワイパーのピボット軸3cの近傍に穿設される取付け孔4の形状を示している。なお、この取付け孔4を介して取付けられるジョイント5は、前記背景技術で説明した従来品と基本的には同一形状である。
取付け孔4は、丸孔部4aと、対向する溝底間の距離L1がジョイントの爪5cの自由状態外寸Sより狭く、爪5cが内方に撓むことで挿入できる寸法の挿入溝4bと、その略90度回転位置に対向する溝底間の距離L2がジョイントの爪5cの自由状態の外寸S(図3参照)より広く通過が可能な寸法の取外し溝4cとで構成されている。(なお、図中ハッチング部は爪5cの位置を参考に示している。)
一方、図3において、ジョイント5のフランジ部5fの首下部5eの外径は、取付け孔の丸孔部4aが遊嵌できる寸法であり、また、爪5cのフランジ側の尖端部は内方に曲がった形状に形成されており、その尖端とフランジ部5fとの間隙dは、外板1を挟持する適寸とされている。
以下、ジョイント5の車体外板1への取付け取外し手順について説明する。
まず車体外板1には、ワイパー3の洗浄液供給ラインのジョイント取付け位置に前記取付け孔4を穿孔しておく。なお、その位置は、ワイパーピボット軸3cの近傍でホース8の配索が容易な位置とし(あまり近いとワイパーの動きと干渉する恐れがある。)、また、挿入溝4bの方向は先端部(出口)5bの方向が適切な方向となるように決定する。
次ぎに、爪5cを挿入溝4bに合わせてジョイント5を押入すれば、爪5cは弾性変形して溝の対向寸法L1となって挿入される。そして、爪の尖端が内方に曲げられているので頂点を越えれば変形が復元し、フランジ部5fが外板1に当接して取付けられる(図4にその状態が示されている)。そして、その後にホース8の接続が行われる。
また、ジョイント5の取外しには、ジョイント5を90度回転して爪5cの位置を取外し溝4cに合わせれば(図5にその状態が示されている)、容易に引き出すことができる。
なお、以上の実施形態について、ジョイント5に2本の爪5cを設けた場合について説明したが、爪は3本以上であってもよい。例えば3本の爪の場合は120度の間隔とし、約60度回転した位置に取外し溝を設けることになる。
車体前面に本発明に基づきワイパーへの洗浄液供給ラインのジョイントを取付けた状態を示す斜視図。 本発明によるジョイント取付け孔の形状を示す平面図。 本発明に使用するジョイントの形状を示す側面図。 ジョイントの取付け状態を示す側面図(図2のC矢視図)。 ジョイントを取外すため回転した状態を示す側面図(図2のD矢視図)。 従来のョイント取付け孔の形状を示す平面図。
符号の説明
1・・・車体外板
2・・・ウインドシールド
3・・・ワイパー
4、14・・・取付け孔
4b、14b・・・挿入溝
4c・・・取外し溝
5・・・ジョイント
5c・・・爪
5f・・・フランジ部
8・・・ホース

Claims (1)

  1. 取付け側(A)とワイパー側(B)とが90度をなすエルボ形状であって両端部(5a、5b)はホース(8)の嵌入可能なニップル形状であり、車両の運転席前部のウインドシールド下方に設けられ、車体外板(1)を貫通して洗浄液をワイパー(3)へ供給する洗浄液供給ラインの接続に用いられるジョイント(5)の前記外板(1)への取付け構造において、前記ジョイント(5)は取付け側(A)の中間にフランジ部(5f)が形成され、そのフランジ部の先端部(5a)寄りには鋭角をなしてフランジ(5f)方向に開いた複数の可撓性の爪(5c、5c)が一体に形成され、その爪(5c)の尖端(5g)は内方に曲がった形状でフランジ部(5f)との間隙(d)が外板(1)を挟持する適寸とされており、そして車体外板(1)の洗浄液供給ライン貫通部に穿設したジョイント取付け孔(4)には、ジョイントのフランジ首下部(5e)と遊嵌される直径の丸孔部(4a)と、対向する溝底間の距離(L1)が前記爪(5c)の自由状態外寸(S)より狭く、かつ爪(5c)が内方に撓むことで挿入できる寸法の挿入溝(4b)と、その挿入溝(4b)と略90度回転位置に対向する溝底間の距離(L2)が前記爪(5c)の自由状態外寸(S)より広い寸法の取外し溝(4c)とが設けてあり、前記爪(5f)を挿入溝(4b)の位置に合わせて挿入しフランジ(5f)と爪尖端(5g)とが外板(1)を挟持して取付けられ、その取付け位置から回転し爪(5c)を取外し溝(4c)の位置に合わせて取外せるように構成されていることを特徴とするワイパーの洗浄液供給ラインのジョイント取付け構造。
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