JP2004504876A - 窓ガラス用自動洗浄器具 - Google Patents
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Abstract
本発明は、窓ガラスの自動洗浄器具に属し、この器具は、対応する窓ガラス(2)の両側部に配置された2つのトラック(7)と、前記トラック(7)の上に取り付けられこの上をスライドする少なくとも1つの支持フレーム(8)と、前記フレーム(8)によって支持され前記窓ガラス(2)に接触する少なくとも1つのウィンドスクリーンワイパー(9)と、前記2つのトラック(7)に沿って前記フレームを動かし前記ウィンドスクリーンワイパー(9)を前記窓ガラス(2)に接触させスライドさせるための1つの装置(10)とからなる。前記移動装置(10)は、各トラック(7)の上に配置されたスライド要素(11)と、同じスライド要素(11)を駆動するための1つの装置(24)とを備えている。前記トラック(7)と前記移動装置(10)は、前記既存フレーム(3)の中に取り付けられるか、或いは、前記フレームの中に完全に組み込んでおくことができる。従って、器具の前記フレーム(3)によって区切られた部分だけを外側から見ることができる。
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は、窓ガラス用の自動洗浄器具に関し、特に、高層建築窓ガラス用の自動洗浄器具に関する。以下の記述では明白に高層建築窓ガラスを参照するが、これに限定されるものではない。
【0002】
(従来の技術)
高層建築窓ガラス用の自動洗浄システムは、既にいくつかが知られており、米国特許第4,025,984号或いは第4,809,384号において記述されている。その装置は、連設された窓ガラスの両側部に配置された2つのトラック上に取り付けられこの上をスライドする1つの支持フレームと、前記フレームによってしっかりと支持され前記窓ガラスに接触する1つのウィンドスクリーンワイパーと、前記2つのトラックに沿って前記フレームを動かし前記ウィンドスクリーンワイパーを前記窓ガラス上でスライドさせる1つの装置とからなる。
【0003】
他方、米国特許第5,699,576号は、前のものよりも単純な構造を持つ、自動洗浄器具を開示している。この器具は、吸盤手段によって窓ガラスに固定可能な2つのトラックと、前記トラック上に取り付けられこの上をスライドする1つの支持フレームと、前記フレームによって支持され前記窓ガラスに接触する1つのウィンドスクリーンワイパーと、対応する前記トラックに沿って前記フレームを動かすための1つの装置とを含んでいる。
【0004】
前述の特許から、1977年以降の10年間に出願されたものでは、自動洗浄システムの進歩的な単純化への傾向に注目することができる。本発明は、主に、窓ガラス用の自動洗浄器具の実現を目的とし、この器具は、前述のものよりさらに単純な構造を持ち、それと同時に、メンテナンスサービスだけでなく、米国特許第5,699,576号のように一つの窓ガラスから他の窓ガラスへ器具を移動させるためのいかなる必要なプロセスさえも軽減することができる。
【0005】
(発明の開示)
本発明は、窓ガラス用の自動洗浄器具を供給する。この器具は、対応する1枚の窓ガラスの両側部に配置される2つのトラックと、前記トラック上に取り付けられこの上をスライドする少なくとも1つの支持フレームと、前記フレームによって支持され前記窓ガラスに接触する少なくとも1つのウィンドスクリーンワイパーと、前記2つのトラックに沿って前記フレームを動かし前記ウィンドスクリーンワイパーを前記窓ガラス上でスライドさせる1つの装置とを含んでいる。この器具は、前記移動装置が、前記トラックのそれぞれの中に取り付けられた1つのスライド要素と、同じ前記スライド要素を作動させるための1つの装置とを備えているという事実によって特徴付けられる。
添付の図面は本発明の実用的な例であり、制限するものとは考慮されていない。
図1及び4を参照すると、高層建築窓ガラス(2)用の自動洗浄器具(1)全体が示されている。前記複数枚の窓ガラス(2)は、全表面からなり、これらは完全に隣接して列設されている。各窓ガラス(2)は、隣の窓ガラス(2)から独立して或いは共通しており、2つの側部閉鎖要素(4)と、前記2つの要素(4)と交わる1つの閉鎖要素(5)と、前記閉鎖要素(5)と平行な上部閉鎖水平横棒(6)とを含んでいる。
【0006】
前記器具(1)は、前記フレーム(3)に固定され1枚の対応する窓ガラス(2)の両側部上に配置された2つのトラック(7)と、前記トラック(7)の上に取り付けられこの上をスライドする1つの支持フレーム(8)と、前記フレーム(8)によって支持され前記窓ガラス(2)に接触する2つのウィンドスクリーンワイパー(9)と、前記2つのトラック(7)に沿って前記フレーム(8)を動かし前記ウィンドスクリーンワイパー(9)を窓ガラス(2)に接触させて平行にスライドさせる1つの装置(10)とを含んでいる。
【0007】
トラック(7)及び装置(10)は、既存のフレーム(3)内に取り付けることができ、そうでなければ、実用的な例として示されるように、フレーム(3)内に完全に組み込むこともできる。これにより、器具(1)のフレーム(8)によって区切られた部分のみが外側から見える。
【0008】
装置(10)は、各トラック(7)の中に設けられ各可撓性体(12)によって区切られた2つのスライド要素(11)と、少なくとも1つの螺旋状突起(13)とからなり、この突起は、対応する可撓性体(12)全体を実質的にカバーし、該可撓性体に結合されている。
【0009】
さらに、装置(10)は、2つのスティクリボン(14)を含んでおり、これらのリボンは、フレーム(8)の2つの端部の裏側にそれぞれ設けられたサイト(15)の内部に挿入されている。図5に示されるように、前記リボンは、対応する可撓性体(12)の周囲に折り畳まれ、U字形をなしている。各リボン(14)は、可撓性体(12)の突起(13)に接続する1つの連続した中央平行溝(16)と、重なり合った2つの端部平坦フラップ(17)とを有しており、このフラップ(17)はサイト(15)の中に、対応するトラック(7)の中に設けられた縦溝(18)を通じて延出している。
【0010】
図3に示されるように、溝(18)はまた、要素(4)の窓ガラス(2)側に設けられている。溝(18)は、リボン(14)を要素(4)及びトラック(7)に沿ってスライドさせることができる。
【0011】
各可撓性体(12)は、窓ガラス(2)の両側部で延びている1本の前進アーム(20)及び1本の後退アーム(21)と、前記アーム(20)及び(21)に連結されている1本のシフトアーム(22)とを含んでおり、このシフトアームは、同じアーム(20)及び(21)を横断し、対応するトラック(7)の近くで剥き出しになっている。
【0012】
図1に示された実施形態の中で、2つのトラック(7)はU字形をなしており、互いに交差している。従って、同じ可撓性体(12)の前進アーム(20)と後退アーム(21)は、窓ガラス(2)の互いに反対の側部に配置され、他方の可撓性体(12)の後退アーム(21)と前進アーム(20)と平行に重なり合う。その一方で、2つのアーム(22)は、一方から他方への垂直方向距離が一定に設定されている。フレーム(8)は、双方の可撓性体(12)の前進アーム(20)により、支持され動かされる。
【0013】
対応する窓ガラス(2)の両側面に設けられた2つのトラック(7)、前記トラック(7)に取り付けられスライドする支持フレーム(8)、フレーム(8)に支持される少なくとも1つのウインドスクリーン・ワイパー(9)、窓ガラス(2)への接触部からなる本発明の窓ガラス用自動洗浄器具は、2つのトラック(7)に沿ってフレーム(8)を移動する手段であり、この手段は各トラック(7)内部に取り付けられたスライド要素(11)からなり、移動装置(10)によってウインドスクリーン・ワイパー(9)を窓ガラス(2)上で移動させ、このトラック(7)はフレーム(8)の両端に設けられたスティック装置(14)に作用し、このフレーム(8)は同じフレームを2つの方向に上げ下げするウインドスクリーン・ワイパー(9)を支持する手段と、前記スライド要素(11)に対し1つの方向或いは他の方向に移動させることができる装置(24)により同じスライド要素(11)を作動する手段とを含む。
【0014】
好都合なことに、各スライド要素(11)は、各可撓性体(12)と、該可撓性体(12)のそれぞれ全体を実質的に覆い該可撓性体(12)に連結される少なくとも1つのそれぞれの螺旋状突起(13)を含む。
【0015】
好都合なことに、器具は、各スライド要素(11)にフレーム(8)を固定するための2つのスティック要素(14)を含む。各スティック要素(14)は、各可撓性体(12)の周囲に折り畳まれU字形を形成するリボンからなり、このリボンは、同じ可撓性体(12)の螺旋状突起(13)と接続する一連の中央平行溝(16)を有する。
【0016】
窓ガラスの端部でトラック(7)の内側に前記スティック要素が含まれ、ウインドスクリーン・ワイパーを含むフレーム(8)が取り付けられる支持体(17)のみが窓ガラスから外側に向けて延びている。
【0017】
好都合なことに、各螺旋状突起(13)により各可撓性体(12)にスライドする動きを伝えるために、前記移動装置(10)は、各可撓性体(12)と前記装置(24)の間に介在するトランスミッション(25)を含む。
【0018】
好都合なことに、トランスミッション(25)は、対応する螺旋状突起(13)により各可撓性体(12)に動的に接続するギア(26)を含み、この対応する螺旋状突起(13)は、少なくとも同じギア(26)の高さで、他方の螺旋状突起(13)の螺旋形状と比較して、逆方向の螺旋形状を示す。
【0019】
好都合なことに、器具(1)の移動システムは、窓ガラスの各側部に、スライド要素(11)を含む1組のU字形のトラック(7)を含み、窓ガラスの各側部は前進アーム(21)と後退アーム(20)を有する。スティック要素(14)によりウインドスクリーン・ワイパーを支持するフレーム(8)は、アーム(20)の片側に含まれるスライド要素と反対側のアーム(21)に含まれるスライド要素へ固定される。
この方法により、装置(24)が1つの方向にギア(26)を回転するとき、フレーム(8)は上方へスライドし、一方、逆向きに回転するとき、フレーム(8)は下がりスライド要素の長さは変化しない。
【0020】
図8に示される器具(1)の他の実施形態において、2つのトラック(7)は、2つの窓ガラス(2a、2b)を隣り合わせに必要とし、フレーム(3)の共通する部分の側部だけがスライドする。
可撓性体(12)の前進アーム(20)は、常に窓ガラス(2a、2b)の側部に配置されるが、他方の可撓性体(12)の後退アーム(21)と共に垂直に並べられる。この実施形態において、器具(1)は、2つのフレーム(8a、8b)を含み、それぞれ窓ガラス(2a、2b)において、フレーム8aは、前進アーム(20)で支持、移動され、一方フレーム(8b)は、後退アーム(21)で支持、移動される。
この解決法により、同じ器具(1)は同時に2つの窓ガラス(2)を洗浄することができる。
【0021】
可撓性体(12)をトラック(7)の内側に移動するため、移動装置(10)は、閉じた要素(5)の内側に取り付けられる可逆電気モーター(24)により形成され、対応するトラック(7)で覆われていない中央部分(23)の高さで各可撓性体(12)に接続される連動トランスミッション(25)により、該移動装置(10)は、対応する螺旋状突起(13)によりスライドする動きをさせることが可能である。
トランスミッション(25)は、突起(13)と直角に接続されるギア(26)を含み、アーム(22)に沿った同じ突起(13)の螺旋の反対側の傾斜は、対応する可撓性体(12)を同じアーム(22)に沿って反対側に移動させ、アーム(22)は、スライドする動きでアーム(20)と(21)に沿って同じ方向に平行移動する。
【0022】
従って、図1に示される場合において、フレーム(8)は、要素(5)へ向かって前進動作と後退動作で垂直に移動し、一方、図8に示される場合において、2つのフレーム(8)は、互いが平行に同時に動く。
器具(1)の製造時の可撓性を考慮して、モーター(24)は、別の方法で上方の閉じた横棒(6)に取り付けられ、そうでなければ上記器具(1)を窓ガラス(2)の中央の水平線と比較して実質的に左右対称にする。
【0023】
次に、図4は、器具(1)の別の形状を示し、各窓ガラス(2)は、ウインドスクリーン・ワイパー(9)のための独自の支持フレーム(8)と、同じ窓ガラス(2)の側面に取り付けられ、同じ列の上側と下側の窓ガラス(2)のトラック(7)に接続される2本の平行するトラック(7)を有する。
この場合、器具(1)は、全てのスライド要素(11)の作動のための単一モーター(24)と、同時に動かされなければならないフレーム(8)の数に明らかに依存する該モーターの電源を含む。
【0024】
図5中の記載によると、可撓性体(12)の少なくとも1つあるいは両方は中空であり、洗浄液体をフレーム(8)へ導く内部チャンネルを有する。特に、器具(1)は洗浄装置(28)を含み、この洗浄装置(28)はチャンネル(27)に加えて、窓ガラス(2)に洗浄液体を移送するための一連のノズル(29)、及び力圧縮ポンプ(30)を含む。
【0025】
このノズル(29)は、フレーム(8)の下方の縁部(31)に沿って支持されるとともにポンプ(30)に水圧下で接続され、このポンプ(30)はフレーム(8)によって、同じフレーム(8)の上方の縁部において横棒(6)に向かい合わせに支持されており、ノズル(29)が同じフレーム(8)と横棒(6)の間で圧縮される時に洗浄液体をノズル(29)に供給するために、水圧下でチャンネル(27)に接続されている。
【0026】
記載されていない別の実施形態によると、各ノズル(29)は、ノズル(29)とチャンネル(27)の間に設けられた対応ポンプ(30)を備えていてもよい。
【0027】
図3中の記載によれば、装置(28)は洗浄液体を保持するリザーバ(30a)を含み、このリザーバ(30a)は要素(5)の近くに置かれ、またこの要素(5)は一連の孔(32)を備え、要素(5)の外部にある溝(31)、及び同じ孔(32)に水圧下で接続された、要素(5)内部のタンク(33)を含む。
【0028】
図6に記載の実施形態は、器具(1)に類似した器具(1a)に関し、この器具(1a)は、窓ガラス(2)の2つの側部に設置されたトラック(7)が互いに平行ではなく、フレーム(8)が移動可能部分(8a)及び固定部分(8b)を含み、これらの部分が、同じフレーム(8)の移動方向と交差する方向へ部分(8a)を部分(8b)上にスライドさせる柱状トラック(40)によって互いに接続されている、という点で器具(1)と異なる。
【0029】
フレーム(8)の各部分(8a、8b)は、それぞれのウインドスクリーン・ワイパー(9a、9b)を支持する。トラック(40)上にスライドする部分(8a)は、フレーム(8)の長さを窓ガラス(2)の幅の変化に適合させるようにする。
【0030】
図7中の記載によれば、不規則な外形の窓ガラス(2)への設置及び該窓ガラス上での操作の両方の間に、ウインドスクリーン・ワイパー(9)の長さを窓ガラス(2)の幅に適合させるために、各ウインドスクリーン・ワイパー(9)は調節可能部分(34)を含む。特に、各ウインドスクリーン・ワイパー(9)は、実質的に円筒形のトラック(35)、及び同じトラック(35)に接続されたスライド(36)からなる部分(34)を有する。
【0031】
記載されていない本発明の別の実施形態によると、器具(1)は、窓ガラス(2)あるいは窓ガラス(2a、2b)の内側及び外側の両方に設置される2組のトラック(7)を含んでもよい。この方法では、各窓ガラス(2)の内側表面及び外側表面の両方を清掃することができる。
【0032】
器具(1)の動作及びその全ての変化形は、記載された事柄から容易に理解でき、それゆえ更なる説明は必要ではない。しかしながら、各窓ガラス(2)に、その各窓ガラス用の器具(1)を備え付け、全ての移動装置(10)を中央制御ユニットに接続することにより、超高層ビル(2a)の全ての窓ガラス(2)の洗浄が可能であることに強調がなされることが重要である。
【0033】
さらに、上記された器具(1)の製造および構造の単純性は、関連するいかなる製造上の問題や、かなりの費用を出費することなく、この器具を多くの窓ガラス(2)に設置することを可能とする。
【0034】
実施において本発明は、窓ガラス用の自動洗浄器具(1)の実用的な例である、上記に記載され描写された実施形態に制限されないが、本発明は形態、要素の位置、製造、及び組立ての詳細に関して変化してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
窓ガラス用の自動洗浄器具に関する、本発明の好ましい第1実施形態を示す正面図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、その他の部分は明瞭性のために示されていない。
【図2】
図1の器具の詳細を示す、より拡大された斜視図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、他の部分は明瞭性のために示されていない。
【図3】
図1の器具の更なる詳細を示す、より縮小された斜視図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、他の部分は明瞭性のために示されていない。
【図4】
図1の器具の好ましい使用を示す概略図である。
【図5】
図1の器具の詳細を示す、より拡大された斜視図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、他の部分は明瞭性のために示されていない。
【図6】
2つの異なった機能位置における、図1の器具の好ましい第2実施形態の概略図であり、ここにおいて幾つかの部分は明瞭性のために示されていない。
【図7】
図6の詳細の好ましい実施形態を示す斜視図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、他の部分は明瞭性のために示されていない。
【図8】
図1の器具の好ましい第3実施形態を示す正面図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、他の部分は明瞭性のために示されていない。
(技術分野)
本発明は、窓ガラス用の自動洗浄器具に関し、特に、高層建築窓ガラス用の自動洗浄器具に関する。以下の記述では明白に高層建築窓ガラスを参照するが、これに限定されるものではない。
【0002】
(従来の技術)
高層建築窓ガラス用の自動洗浄システムは、既にいくつかが知られており、米国特許第4,025,984号或いは第4,809,384号において記述されている。その装置は、連設された窓ガラスの両側部に配置された2つのトラック上に取り付けられこの上をスライドする1つの支持フレームと、前記フレームによってしっかりと支持され前記窓ガラスに接触する1つのウィンドスクリーンワイパーと、前記2つのトラックに沿って前記フレームを動かし前記ウィンドスクリーンワイパーを前記窓ガラス上でスライドさせる1つの装置とからなる。
【0003】
他方、米国特許第5,699,576号は、前のものよりも単純な構造を持つ、自動洗浄器具を開示している。この器具は、吸盤手段によって窓ガラスに固定可能な2つのトラックと、前記トラック上に取り付けられこの上をスライドする1つの支持フレームと、前記フレームによって支持され前記窓ガラスに接触する1つのウィンドスクリーンワイパーと、対応する前記トラックに沿って前記フレームを動かすための1つの装置とを含んでいる。
【0004】
前述の特許から、1977年以降の10年間に出願されたものでは、自動洗浄システムの進歩的な単純化への傾向に注目することができる。本発明は、主に、窓ガラス用の自動洗浄器具の実現を目的とし、この器具は、前述のものよりさらに単純な構造を持ち、それと同時に、メンテナンスサービスだけでなく、米国特許第5,699,576号のように一つの窓ガラスから他の窓ガラスへ器具を移動させるためのいかなる必要なプロセスさえも軽減することができる。
【0005】
(発明の開示)
本発明は、窓ガラス用の自動洗浄器具を供給する。この器具は、対応する1枚の窓ガラスの両側部に配置される2つのトラックと、前記トラック上に取り付けられこの上をスライドする少なくとも1つの支持フレームと、前記フレームによって支持され前記窓ガラスに接触する少なくとも1つのウィンドスクリーンワイパーと、前記2つのトラックに沿って前記フレームを動かし前記ウィンドスクリーンワイパーを前記窓ガラス上でスライドさせる1つの装置とを含んでいる。この器具は、前記移動装置が、前記トラックのそれぞれの中に取り付けられた1つのスライド要素と、同じ前記スライド要素を作動させるための1つの装置とを備えているという事実によって特徴付けられる。
添付の図面は本発明の実用的な例であり、制限するものとは考慮されていない。
図1及び4を参照すると、高層建築窓ガラス(2)用の自動洗浄器具(1)全体が示されている。前記複数枚の窓ガラス(2)は、全表面からなり、これらは完全に隣接して列設されている。各窓ガラス(2)は、隣の窓ガラス(2)から独立して或いは共通しており、2つの側部閉鎖要素(4)と、前記2つの要素(4)と交わる1つの閉鎖要素(5)と、前記閉鎖要素(5)と平行な上部閉鎖水平横棒(6)とを含んでいる。
【0006】
前記器具(1)は、前記フレーム(3)に固定され1枚の対応する窓ガラス(2)の両側部上に配置された2つのトラック(7)と、前記トラック(7)の上に取り付けられこの上をスライドする1つの支持フレーム(8)と、前記フレーム(8)によって支持され前記窓ガラス(2)に接触する2つのウィンドスクリーンワイパー(9)と、前記2つのトラック(7)に沿って前記フレーム(8)を動かし前記ウィンドスクリーンワイパー(9)を窓ガラス(2)に接触させて平行にスライドさせる1つの装置(10)とを含んでいる。
【0007】
トラック(7)及び装置(10)は、既存のフレーム(3)内に取り付けることができ、そうでなければ、実用的な例として示されるように、フレーム(3)内に完全に組み込むこともできる。これにより、器具(1)のフレーム(8)によって区切られた部分のみが外側から見える。
【0008】
装置(10)は、各トラック(7)の中に設けられ各可撓性体(12)によって区切られた2つのスライド要素(11)と、少なくとも1つの螺旋状突起(13)とからなり、この突起は、対応する可撓性体(12)全体を実質的にカバーし、該可撓性体に結合されている。
【0009】
さらに、装置(10)は、2つのスティクリボン(14)を含んでおり、これらのリボンは、フレーム(8)の2つの端部の裏側にそれぞれ設けられたサイト(15)の内部に挿入されている。図5に示されるように、前記リボンは、対応する可撓性体(12)の周囲に折り畳まれ、U字形をなしている。各リボン(14)は、可撓性体(12)の突起(13)に接続する1つの連続した中央平行溝(16)と、重なり合った2つの端部平坦フラップ(17)とを有しており、このフラップ(17)はサイト(15)の中に、対応するトラック(7)の中に設けられた縦溝(18)を通じて延出している。
【0010】
図3に示されるように、溝(18)はまた、要素(4)の窓ガラス(2)側に設けられている。溝(18)は、リボン(14)を要素(4)及びトラック(7)に沿ってスライドさせることができる。
【0011】
各可撓性体(12)は、窓ガラス(2)の両側部で延びている1本の前進アーム(20)及び1本の後退アーム(21)と、前記アーム(20)及び(21)に連結されている1本のシフトアーム(22)とを含んでおり、このシフトアームは、同じアーム(20)及び(21)を横断し、対応するトラック(7)の近くで剥き出しになっている。
【0012】
図1に示された実施形態の中で、2つのトラック(7)はU字形をなしており、互いに交差している。従って、同じ可撓性体(12)の前進アーム(20)と後退アーム(21)は、窓ガラス(2)の互いに反対の側部に配置され、他方の可撓性体(12)の後退アーム(21)と前進アーム(20)と平行に重なり合う。その一方で、2つのアーム(22)は、一方から他方への垂直方向距離が一定に設定されている。フレーム(8)は、双方の可撓性体(12)の前進アーム(20)により、支持され動かされる。
【0013】
対応する窓ガラス(2)の両側面に設けられた2つのトラック(7)、前記トラック(7)に取り付けられスライドする支持フレーム(8)、フレーム(8)に支持される少なくとも1つのウインドスクリーン・ワイパー(9)、窓ガラス(2)への接触部からなる本発明の窓ガラス用自動洗浄器具は、2つのトラック(7)に沿ってフレーム(8)を移動する手段であり、この手段は各トラック(7)内部に取り付けられたスライド要素(11)からなり、移動装置(10)によってウインドスクリーン・ワイパー(9)を窓ガラス(2)上で移動させ、このトラック(7)はフレーム(8)の両端に設けられたスティック装置(14)に作用し、このフレーム(8)は同じフレームを2つの方向に上げ下げするウインドスクリーン・ワイパー(9)を支持する手段と、前記スライド要素(11)に対し1つの方向或いは他の方向に移動させることができる装置(24)により同じスライド要素(11)を作動する手段とを含む。
【0014】
好都合なことに、各スライド要素(11)は、各可撓性体(12)と、該可撓性体(12)のそれぞれ全体を実質的に覆い該可撓性体(12)に連結される少なくとも1つのそれぞれの螺旋状突起(13)を含む。
【0015】
好都合なことに、器具は、各スライド要素(11)にフレーム(8)を固定するための2つのスティック要素(14)を含む。各スティック要素(14)は、各可撓性体(12)の周囲に折り畳まれU字形を形成するリボンからなり、このリボンは、同じ可撓性体(12)の螺旋状突起(13)と接続する一連の中央平行溝(16)を有する。
【0016】
窓ガラスの端部でトラック(7)の内側に前記スティック要素が含まれ、ウインドスクリーン・ワイパーを含むフレーム(8)が取り付けられる支持体(17)のみが窓ガラスから外側に向けて延びている。
【0017】
好都合なことに、各螺旋状突起(13)により各可撓性体(12)にスライドする動きを伝えるために、前記移動装置(10)は、各可撓性体(12)と前記装置(24)の間に介在するトランスミッション(25)を含む。
【0018】
好都合なことに、トランスミッション(25)は、対応する螺旋状突起(13)により各可撓性体(12)に動的に接続するギア(26)を含み、この対応する螺旋状突起(13)は、少なくとも同じギア(26)の高さで、他方の螺旋状突起(13)の螺旋形状と比較して、逆方向の螺旋形状を示す。
【0019】
好都合なことに、器具(1)の移動システムは、窓ガラスの各側部に、スライド要素(11)を含む1組のU字形のトラック(7)を含み、窓ガラスの各側部は前進アーム(21)と後退アーム(20)を有する。スティック要素(14)によりウインドスクリーン・ワイパーを支持するフレーム(8)は、アーム(20)の片側に含まれるスライド要素と反対側のアーム(21)に含まれるスライド要素へ固定される。
この方法により、装置(24)が1つの方向にギア(26)を回転するとき、フレーム(8)は上方へスライドし、一方、逆向きに回転するとき、フレーム(8)は下がりスライド要素の長さは変化しない。
【0020】
図8に示される器具(1)の他の実施形態において、2つのトラック(7)は、2つの窓ガラス(2a、2b)を隣り合わせに必要とし、フレーム(3)の共通する部分の側部だけがスライドする。
可撓性体(12)の前進アーム(20)は、常に窓ガラス(2a、2b)の側部に配置されるが、他方の可撓性体(12)の後退アーム(21)と共に垂直に並べられる。この実施形態において、器具(1)は、2つのフレーム(8a、8b)を含み、それぞれ窓ガラス(2a、2b)において、フレーム8aは、前進アーム(20)で支持、移動され、一方フレーム(8b)は、後退アーム(21)で支持、移動される。
この解決法により、同じ器具(1)は同時に2つの窓ガラス(2)を洗浄することができる。
【0021】
可撓性体(12)をトラック(7)の内側に移動するため、移動装置(10)は、閉じた要素(5)の内側に取り付けられる可逆電気モーター(24)により形成され、対応するトラック(7)で覆われていない中央部分(23)の高さで各可撓性体(12)に接続される連動トランスミッション(25)により、該移動装置(10)は、対応する螺旋状突起(13)によりスライドする動きをさせることが可能である。
トランスミッション(25)は、突起(13)と直角に接続されるギア(26)を含み、アーム(22)に沿った同じ突起(13)の螺旋の反対側の傾斜は、対応する可撓性体(12)を同じアーム(22)に沿って反対側に移動させ、アーム(22)は、スライドする動きでアーム(20)と(21)に沿って同じ方向に平行移動する。
【0022】
従って、図1に示される場合において、フレーム(8)は、要素(5)へ向かって前進動作と後退動作で垂直に移動し、一方、図8に示される場合において、2つのフレーム(8)は、互いが平行に同時に動く。
器具(1)の製造時の可撓性を考慮して、モーター(24)は、別の方法で上方の閉じた横棒(6)に取り付けられ、そうでなければ上記器具(1)を窓ガラス(2)の中央の水平線と比較して実質的に左右対称にする。
【0023】
次に、図4は、器具(1)の別の形状を示し、各窓ガラス(2)は、ウインドスクリーン・ワイパー(9)のための独自の支持フレーム(8)と、同じ窓ガラス(2)の側面に取り付けられ、同じ列の上側と下側の窓ガラス(2)のトラック(7)に接続される2本の平行するトラック(7)を有する。
この場合、器具(1)は、全てのスライド要素(11)の作動のための単一モーター(24)と、同時に動かされなければならないフレーム(8)の数に明らかに依存する該モーターの電源を含む。
【0024】
図5中の記載によると、可撓性体(12)の少なくとも1つあるいは両方は中空であり、洗浄液体をフレーム(8)へ導く内部チャンネルを有する。特に、器具(1)は洗浄装置(28)を含み、この洗浄装置(28)はチャンネル(27)に加えて、窓ガラス(2)に洗浄液体を移送するための一連のノズル(29)、及び力圧縮ポンプ(30)を含む。
【0025】
このノズル(29)は、フレーム(8)の下方の縁部(31)に沿って支持されるとともにポンプ(30)に水圧下で接続され、このポンプ(30)はフレーム(8)によって、同じフレーム(8)の上方の縁部において横棒(6)に向かい合わせに支持されており、ノズル(29)が同じフレーム(8)と横棒(6)の間で圧縮される時に洗浄液体をノズル(29)に供給するために、水圧下でチャンネル(27)に接続されている。
【0026】
記載されていない別の実施形態によると、各ノズル(29)は、ノズル(29)とチャンネル(27)の間に設けられた対応ポンプ(30)を備えていてもよい。
【0027】
図3中の記載によれば、装置(28)は洗浄液体を保持するリザーバ(30a)を含み、このリザーバ(30a)は要素(5)の近くに置かれ、またこの要素(5)は一連の孔(32)を備え、要素(5)の外部にある溝(31)、及び同じ孔(32)に水圧下で接続された、要素(5)内部のタンク(33)を含む。
【0028】
図6に記載の実施形態は、器具(1)に類似した器具(1a)に関し、この器具(1a)は、窓ガラス(2)の2つの側部に設置されたトラック(7)が互いに平行ではなく、フレーム(8)が移動可能部分(8a)及び固定部分(8b)を含み、これらの部分が、同じフレーム(8)の移動方向と交差する方向へ部分(8a)を部分(8b)上にスライドさせる柱状トラック(40)によって互いに接続されている、という点で器具(1)と異なる。
【0029】
フレーム(8)の各部分(8a、8b)は、それぞれのウインドスクリーン・ワイパー(9a、9b)を支持する。トラック(40)上にスライドする部分(8a)は、フレーム(8)の長さを窓ガラス(2)の幅の変化に適合させるようにする。
【0030】
図7中の記載によれば、不規則な外形の窓ガラス(2)への設置及び該窓ガラス上での操作の両方の間に、ウインドスクリーン・ワイパー(9)の長さを窓ガラス(2)の幅に適合させるために、各ウインドスクリーン・ワイパー(9)は調節可能部分(34)を含む。特に、各ウインドスクリーン・ワイパー(9)は、実質的に円筒形のトラック(35)、及び同じトラック(35)に接続されたスライド(36)からなる部分(34)を有する。
【0031】
記載されていない本発明の別の実施形態によると、器具(1)は、窓ガラス(2)あるいは窓ガラス(2a、2b)の内側及び外側の両方に設置される2組のトラック(7)を含んでもよい。この方法では、各窓ガラス(2)の内側表面及び外側表面の両方を清掃することができる。
【0032】
器具(1)の動作及びその全ての変化形は、記載された事柄から容易に理解でき、それゆえ更なる説明は必要ではない。しかしながら、各窓ガラス(2)に、その各窓ガラス用の器具(1)を備え付け、全ての移動装置(10)を中央制御ユニットに接続することにより、超高層ビル(2a)の全ての窓ガラス(2)の洗浄が可能であることに強調がなされることが重要である。
【0033】
さらに、上記された器具(1)の製造および構造の単純性は、関連するいかなる製造上の問題や、かなりの費用を出費することなく、この器具を多くの窓ガラス(2)に設置することを可能とする。
【0034】
実施において本発明は、窓ガラス用の自動洗浄器具(1)の実用的な例である、上記に記載され描写された実施形態に制限されないが、本発明は形態、要素の位置、製造、及び組立ての詳細に関して変化してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
窓ガラス用の自動洗浄器具に関する、本発明の好ましい第1実施形態を示す正面図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、その他の部分は明瞭性のために示されていない。
【図2】
図1の器具の詳細を示す、より拡大された斜視図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、他の部分は明瞭性のために示されていない。
【図3】
図1の器具の更なる詳細を示す、より縮小された斜視図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、他の部分は明瞭性のために示されていない。
【図4】
図1の器具の好ましい使用を示す概略図である。
【図5】
図1の器具の詳細を示す、より拡大された斜視図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、他の部分は明瞭性のために示されていない。
【図6】
2つの異なった機能位置における、図1の器具の好ましい第2実施形態の概略図であり、ここにおいて幾つかの部分は明瞭性のために示されていない。
【図7】
図6の詳細の好ましい実施形態を示す斜視図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、他の部分は明瞭性のために示されていない。
【図8】
図1の器具の好ましい第3実施形態を示す正面図であり、ここにおいて幾つかの部分は部分的に示され、他の部分は明瞭性のために示されていない。
Claims (16)
- 対応する1枚の窓ガラス(2)の両側部に配置される2つのトラック(7)と、前記トラック(7)上に取り付けられこの上をスライドする少なくとも1つの支持フレーム(8)と、前記フレーム(8)によって支持され前記窓ガラス(2)に接触する少なくとも1つのウィンドスクリーンワイパー(9)とからなり、この器具は、
前記2つのトラック(7)に沿って前記フレーム(8)を動かすために、1つの移動装置(10)によって前記ウィンドスクリーンワイパー(9)を前記窓ガラス(2)上でスライドさせる手段を含んでおり、この移動装置は、各トラック(7)のそれぞれの中に取り付けられた1つのスライド要素(11)からなり、このトラックは、フレーム(8)の二端に配置されたスティック装置(14)上に作用し、このフレームは、2つの方向に上下動するウィンドスクリーンワイパー(9)を支持する、前記手段と、
スライド要素(11)に連結された装置(26)上に作用することにより該要素(11)を一方向或いは逆方向に動かすことができる装置(24)により同じスライド要素(11)を作動させるための手段と、
を含むことを特徴とする窓ガラス用の自動洗浄器具。 - 各スライド要素(11)が、可撓性体(12)と、少なくとも1つの螺旋状突起(13)とを含んでおり、この螺旋状突起は、実質的に、対応する前記可撓性体(12)全体をカバーし、該可撓性体に連結されていることを特徴とする請求項1の器具。
- 各可撓性体(12)が、前進アーム(20)及び後退アーム(21)と、これら前進アーム(20)及び後退アーム(21)に連結されたシフトアーム(22)とを含んでおり、シフトアーム(22)は、同じアーム(20)と(21)を渡すように設けられ、対応するトラック(7)の近くで剥き出しにされた中央部を有している、ことを特徴とする請求項2の器具。
- 窓ガラスの各側部に2つのトラックがあり、これらトラック(7)はU字形であり、互いに交差してスライドし、従って可撓性体(12)の前進アーム(20)と後退アーム(21)は、窓ガラス(2)の反対の側部に取り付けられ、他の可撓性体(12)の後退アーム(21)と前進アーム(20)を横方向に重ね合わせ、一方、2つのアーム(22)は、互いに一定の垂直の距離で取り付けられ、フレーム(8)は、両方の可撓性体(12)の前進アーム(20)によって支持、移動されることを特徴とする請求項1の器具。
- 前記器具(1)は、フレーム(8)を各スライド要素(11)に固定するための2つのスティック要素(14)を含み、各スティック要素(14)は、対応する可撓性体(12)の周囲に折り畳まれU字形を形成するリボンからなり、このリボンは同じ可撓性体(12)の螺旋状突起(13)と接続する一連の中央平行溝(16)を有し、前記スティック要素は、窓ガラスの端部でトラック(7)の内側に収容され、ウィンドスクリーン・ワイパーを収容するフレーム(8)が取り付けられる支持体(17)のみが窓ガラスから外側へ延長することを特徴とする請求項1又は2の器具。
- 対応する螺旋状突起(13)により各可撓性体(12)にスライドする動きを伝えるために、前記移動装置(10)は、各可撓性体(12)と前記装置(24)の間に介在するトランスミッション(25)を含むことを特徴とする請求項1の器具。
- トランスミッション(25)は、対応する螺旋状突起(13)により各可撓性体(12)に動的に接続するギア(26)を含み、この対応する螺旋状突起(13)は、少なくとも同じギア(26)の高さで、他方の螺旋状突起(13)の螺旋形状と比較して、逆方向の螺旋形状を示すことを特徴とする請求項6の器具。
- 器具(1)の移動システムは、窓ガラスの各側部に、スライド要素(11)を含む1組のU字形のトラック(7)を含み、窓の各側部は前進アーム(21)と後退アーム(20)を有し、スティック要素(14)によりウインドスクリーン・ワイパーを支持するフレーム(8)は、一方の側部においてアーム(20)に含まれるスライド要素へ固定され、他方の側部でアーム(21)に含まれるスライド要素に固定され、この方法により、装置(24)が1つの方向にギア(26)を回転するとき、フレーム(8)は上方へスライドし、一方、逆向きに回転するとき、フレーム(8)は下に下がりスライド要素の長さは変化しないことを特徴とする請求項1、2又は6の器具。
- 前記器具(1)は、2つのフレーム(8a、8b)と各フレーム(8)のための少なくとも1つのウインドスクリーン・ワイパーを含み、前記2つのフレーム(8a、8b)の第1フレーム(8b)は、前記2つの前進アーム(20)によって支持され動かされる一方、第2フレーム(8a)は前記2つの後退アーム(20)によって支持され動かされることを特徴とする請求項8の器具。
- 前記フレーム(8)は、互いに移動可能であり同じフレーム(8)の移動方向を跨ぐ位置でトラック(40)に接続される2つの部分(8a、8b)を含み、この各部分(8a、8b)は、ウインドスクリーン・ワイパー(9a、9b)を個々に支持することを特徴とする請求項1の器具。
- 前記ウインドスクリーン・ワイパー(9)の長さを前記窓ガラス(2)の幅に適合させるために、前記ウインドスクリーン・ワイパー(9)は調節可能部分(34)を含むことを特徴とする請求項1の器具。
- 前記移動装置(10)は、前記窓ガラス(2)の支持フレーム(3)内に収容されることを特徴とする請求項1の器具。
- 前記洗浄液体を前記窓ガラス(2)へ移送するため、あるいはこの移送物の噴霧のために、前記器具(1)は一連のノズル(29)を含み、このノズル(29)は前記フレーム(8)に沿って支持されるとともに、水圧下でチャンネル(27)に接続されていることを特徴とする請求項1の器具。
- 前記器具(1)が、前記洗浄液体を前記同じノズルに供給するために、前記フレーム(8)に支持され前記チャンネル(27)と前記ノズル(29)の間に設けられた少なくとも1つの力圧縮ポンプ(30)を含むことを特徴とする請求項13の器具。
- 前記器具(1)が、前記洗浄液体を保持する一連のリザーバ(30a)を含み、このリザーバは、前記フレーム(3)の閉鎖ベース(5)の近くに設置されており、このフレームは、一連の孔(32)を備え前記ベース(5)の外部にある溝(31)と、前記同じ孔(32)に水圧下で接続される前記ベース(5)の内部のタンク(33)とを含むことを特徴とする請求項13の器具。
- 前記トラック(7)は連接した一連の窓ガラス(2)の反対側の側部に設置され、前記スライド要素(11)は、互いに連続して接続されるとともに前記移動装置(10)に接続され、前記スライド要素(11)の全てを前記同じトラック(7)上で作動させるための1つのモーター(24)を含むことを特徴とする請求項1の器具。
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