JP4697405B2 - レンズ成形用シリコーン樹脂組成物及びシリコーンレンズ - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ成形用の付加硬化型のシリコーン樹脂組成物に関するものであり、特に透明性と成形加工性が良好であり、表面のタック性がほとんどないシリコーンレンズを与えるシリコーン樹脂組成物に関する。また、本発明は、このシリコーン樹脂組成物をレンズに成形、硬化して得られ、特にLED発光装置用として好適に用いられるシリコーンレンズに関する。
LED発光装置用レンズは、射出成形等の機械成形によって大量製造されている。従来はアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の熱可塑性樹脂を用いて成形されているが、LED発光装置の高出力化に伴い、熱可塑性樹脂では耐熱性、耐変色性に問題が出てきた。
また、最近では、鉛フリー半田が多く使用されるようになってきた。鉛フリー半田は従来の半田に比べて溶融温度が高いため、通常260℃以上の温度をかけて光学素子を基板に半田付けしている。このような温度で半田付けを行った場合、従来の熱可塑性のレンズでは、変形が起こったり、高温のため黄変するといった不具合が発生し、使用することができなくなってきた。
このような状況から、LED等のレンズにシリコーン樹脂を使用する検討が数多くなされている。しかし、シリコーン樹脂を用いて射出成形等の成形方法でレンズを製造する場合、金属金型との離型性を得るため、スプレー式等の離型形剤を金属金型に直接塗布することが検討されているが、生産性を考えた場合、あまり有効な方法ではない。また、離型剤の成形物への移行等により成形物の表面が改質してしまい、その結果、透明性の低下要因となる問題があった。
なお、本発明に関連する先行技術文献としては、下記のものが挙げられる。
特開2000−231002号公報 特開2000−17176号公報 特開2004−221308号公報
従って、本発明は、上記の従来技術の欠点を解消し、金属金型からの良好な離型性を有する透明な硬化物を与えるレンズ成形用シリコーン樹脂組成物及びこれを成形、硬化して得られるシリコーンレンズを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、(A)一分子中に2個以上の脂肪族不飽和結合を有するオルガノポリシロキサン、(B)一分子中に2個以上のケイ素原子に結合する水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、(C)白金族金属系触媒、(D)離型剤を必須成分とするシリコーン樹脂組成物を用いることで、金型からの良好な離型性を与え、上記の目的を達成し得ることを見出して、本発明を完成するに至った。
従って、本発明は、
(A)下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサン及び下記平均組成式(1’)で示されるオルガノポリシロキサンから選ばれる一分子中に2個以上の脂肪族不飽和結合を有するオルガノポリシロキサン:100質量部、
Figure 0004697405
(式中、R1は互いに同一又は異種の非置換又は置換の一価炭化水素基、R2は互いに同一又は異種の脂肪族不飽和結合を有さない非置換又は置換の一価炭化水素基であり、k,mは0又は正の整数であり、k+mがこのオルガノポリシロキサンの25℃の粘度を10〜1,000,000mPa・sとする数である。)
(R3SiO1.5x(R4 2SiO)y(R5 3SiO0.5z (1’)
(式中、R3,R4,R5はそれぞれ同一又は異種の置換もしくは非置換の一価炭化水素基を示し、その全一価炭化水素基の2〜45モル%はビニル基であり、x,y及びzは各シロキサン単位のモル比を示し、x/(x+y+z)=0.3〜0.95、y/(x+y+z)=0.05〜0.50、z/(x+y+z)=0〜0.05である。)
(B)一分子中に2個以上のケイ素原子に結合する水素原子(SiH基)を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:SiH基が(A)成分のアルケニル基の合計量当り0.1〜4.0のモル比
(C)白金族金属系触媒:(A),(B)成分の合計量に対して白金族金属換算(質量)で0.1〜1,000ppm
(D)ペンタエリスリトールテトラステアレート、ジペンタエリスリトールアジピン酸ステアリン酸エステル、グリセリントリ−18−ヒドロキシステアレート、ペンタエリスリトールフルステアレート、ペンタエリスリトールアジピン酸ステアリン酸エステルから選ばれる離型剤:(A),(B)成分の合計量に対して0.2〜5質量%
を必須成分として含有し、硬化物が無色透明となることを特徴とするレンズ成形用シリコーン樹脂組成物、及びこれを成形、硬化して得られたシリコーンレンズを提供する。
本発明のレンズ成形用シリコーン樹脂組成物によれば、金型からの離型性に優れ、しかも無色透明で、耐熱性に優れたシリコーンレンズを形成でき、これはLED発光装置用等として好適なものである。
(A)オルガノポリシロキサン
(A)成分のオルガノポリシロキサンとしては、一分子中に2個以上のビニル基、アリル基等の炭素数2〜8、特に2〜6のアルケニル基で代表される脂肪族不飽和結合を有し、粘度が25℃で100mPa・s以上であれば、いずれのものでも使用することができるが、中でも下記一般式(1)で表される分子鎖両末端のケイ素原子上にそれぞれ少なくとも1個のアルケニル基を有する直鎖状オルガノポリシロキサンで、上記でも述べた通り、25℃における粘度が100mPa・s以上のものが作業性、硬化性などから望ましいものである。
射出成形などの成形装置でレンズを製造する場合、粘度が低すぎるとエジェクターピンや金型の合わせ目などに樹脂が入り込み、レンズ周辺にバリがついたり、金型が開いてもエジェクターピンが作動しないといった不具合が発生する。そのため、粘度は100mPa・s以上である必要がある。また、1,000,000mPa・sを超えるとスタティックミキサーで混合する際に十分な混合ができないことから1,000,000mPa・s以下であることが望ましい。
なお、この直鎖状オルガノポリシロキサンは少量の分岐状構造(三官能性シロキサン単位)を分子鎖中に含有するものであってもよい。
Figure 0004697405
(式中、R1は互いに同一又は異種の非置換又は置換の一価炭化水素基、R2は互いに同一又は異種の脂肪族不飽和結合を有さない非置換又は置換の一価炭化水素基であり、k,mは0又は正の整数であり、好ましくはk+mがこのオルガノポリシロキサンの25℃の粘度を10〜1,000,000mPa・sとする数である。)
ここで、R1の一価炭化水素基としては、炭素数1〜10、特に1〜6のものが好ましく、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、オクテニル基等のアルケニル基や、これらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素、臭素、塩素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換したもの、例えばクロロメチル基、クロロプロピル基、ブロモエチル基、トリフロロプロピル基等のハロゲン置換アルキル基やシアノエチル基等が挙げられる。
また、R2の一価炭化水素基としても、炭素数1〜10、特に1〜6のものが好ましく、上記R1の具体例と同様のものが例示できるが、但しアルケニル基は含まない。
k,mは、一般的には5≦k+m≦10,000を満足する0又は正の整数であり、好ましくは10≦k+m≦2,000で、0<k/(k+m)≦0.2を満足する整数である。
(A)成分として具体的には、下記のものを例示することができる。
Figure 0004697405
(上記式において、tは8〜2,000の整数である。)
Figure 0004697405
Figure 0004697405
(上記式において、k,mは上述した通りである。)
また、(A)成分としては、レジン構造のオルガノポリシロキサンを使用することもできる。
レジン構造(即ち、三次元網状構造)のオルガノポリシロキサンとしては、下記平均組成式
(R3SiO1.5x(R4 2SiO)y(R5 3SiO0.5z
(式中、R3,R4,R5はそれぞれ同一又は異種の置換もしくは非置換の一価炭化水素基を示し、その全一価炭化水素基の2〜45モル%はビニル基であり、x,y及びzは各シロキサン単位のモル比を示し、x/(x+y+z)=0.3〜0.95、y/(x+y+z)=0.05〜0.50、z/(x+y+z)=0〜0.05である。)
で示されるビニル基含有オルガノポリシロキサンが好適に用いられる。
ここで、上記式中のR3,R4,R5は、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、ビニル基等のアルケニル基、フェニル基等のアリール基などの炭素数1〜10、特に1〜8の一価炭化水素基及びそれらのハロゲン置換一価炭化水素基が例示されるが、その一価炭化水素基の2〜45モル%、特に5〜30モル%がビニル基であることが必要である。このビニル基数が2%未満では、後述する(B)成分との付加反応によりもたらされる架橋密度が小さくなるため、機械的強度に優れた成形品が得られなくなり、一方、それが45%より多くなると、成形品が脆いものになる場合がある。
また、各シロキサン単位のモル比を示すx,y,zはそれぞれ前述した通りの範囲とされるが、より好ましくはx/(x+y+z)=0.4〜0.8、y/(x+y+z)=0.1〜0.5、z/(x+y+z)=0〜0.04である。
このようなビニル基含有オルガノポリシロキサンは、各シロキサン単位に相当するハロシランあるいはアルコキシシランの二種以上の混合物を共加水分解縮合するという方法により得ることができる。
上記平均組成式における各シロキサン単位の具体的種類としては、モノビニルシロキサン、モノメチルシロキサン、モノエチルシロキサン、モノフェニルシロキサン、ジビニルシロキサン、フェニルビニルシロキサン、メチルフェニルシロキサン、ジフェニルシロキサン、ジメチルシロキサン、トリビニルシロキサン、ジビニルメチルシロキサン、ジビニルフェニルシロキサン、ビニルジメチルシロキサン、ビニルフェニルメチルシロキサン、トリメチルシロキサン、ジメチルフェニルシロキサン、メチルジフェニルシロキサン、トリフェニルシロキサンなど、及びこれらのシロキサンの有機基の水素原子がハロゲン等で置換されたシロキサンなどが例示される。
なお、SiO2単位を本発明の目的が損なわれない範囲で併用しても差し支えない。
(B)オルガノハイドロジェンポリシロキサン
(B)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、架橋剤として作用するものであり、該成分中のSiH基と(A)成分中のビニル基とが付加反応することにより硬化物を形成するものである。かかるオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、一分子中にケイ素原子に結合した水素原子(即ち、SiH基)を2個以上有するものであればいずれのものでもよい。
この場合、オルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、特に下記平均組成式(2)
a(R6bSiO(4-a-b)/2 (2)
(式中、R6は脂肪族不飽和結合を含有しない同一又は異種の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、a及びbは、0.001≦a<2、0.7≦b≦2、かつ0.8≦a+b≦3を満たす正数である。)
で表され、一分子中にケイ素原子に結合した水素原子(SiH基)を少なくとも2個(通常、2〜200個)、好ましくは3個以上(例えば3〜100個程度)有するものが挙げられる。
ここで、上記式(2)中のR6は、脂肪族不飽和結合を含有しない同一又は異種の非置換又は置換の炭素数1〜10、特に炭素数1〜7の一価炭化水素基であることが好ましく、例えばメチル基等の低級アルキル基、フェニル基等のアリール基、前述の一般式(1)の置換基R2で例示したものが挙げられる。また、a及びbは、0.001≦a<2、0.7≦b≦2、かつ0.8≦a+b≦3を満たす数であり、好ましくは0.05≦a≦1、0.8≦b≦2、かつ1≦a+b≦2.7となる数である。ケイ素原子に結合した水素原子の位置は特に制約はなく、分子の末端でも途中でもよい。
上記オルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、トリス(ジメチルハイドロジェンシロキシ)メチルシラン、トリス(ジメチルハイドロジェンシロキシ)フェニルシラン、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、(CH32HSiO1/2単位とSiO4/2単位とからなる共重合体、(CH32HSiO1/2単位とSiO4/2単位と(C65)SiO3/2単位とからなる共重合体などが挙げられる。
また、下記構造で示されるような化合物も使用することができる。
Figure 0004697405
このオルガノハイドロジェンポリシロキサンの分子構造は、直鎖状、環状、分岐状、三次元網状構造のいずれであってもよいが、一分子中のケイ素原子の数(又は重合度)は3〜1,000、特に3〜300程度のものを使用することができる。
このようなオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、通常、R6SiHCl2、(R63SiCl、(R62SiCl2、(R62SiHCl(R6は、前記の通りである)のようなクロロシランを加水分解するか、加水分解して得られたシロキサンを平衡化することにより得ることができる。
なお、このオルガノハイドロジェンポリシロキサンの配合量は、上記(A)成分の硬化有効量であり、特にそのSiH基が(A)成分中のアルケニル基(例えばビニル基)の合計量当たり0.1〜4.0、特に好ましくは1.0〜3.0、更に好ましくは1.2〜2.8のモル比で使用されることが好ましい。0.1未満では硬化反応が進行せずシリコーン硬化物を得ることが困難であり、4.0を超えると、未反応のSiH基が硬化物中に多量に残存するため、物性が経時的に変化する原因となる場合が生じる。
(C)白金族金属系触媒
この触媒成分は、本発明の組成物の付加硬化反応を生じさせるために配合されるものであり、白金系、パラジウム系、ロジウム系のものがあるが、コスト等の見地から白金、白金黒、塩化白金酸などの白金系のもの、例えば、H2PtCl6・mH2O,K2PtCl6,KHPtCl6・mH2O,K2PtCl4,K2PtCl4・mH2O,PtO2・mH2O(mは、正の整数)等や、これらと、オレフィン等の炭化水素、アルコール又はビニル基含有オルガノポリシロキサンとの錯体等を例示することができ、これらは単独でも、2種以上の組み合わせでも使用することができる。これらの触媒成分の配合量は、所謂触媒量でよく、通常、前記(A),(B)成分の合計量に対して白金族金属換算(質量)で0.1〜1,000ppm、好ましくは0.5〜200ppmの範囲で使用される。
(D)離型剤
この離型剤成分は、本発明のシリコーン樹脂組成物を金型内で加圧成形し硬化させた後、金型から成形品を損傷なく取り出すために使用するものである。更に、この離型剤に要求される特性としては、シリコーン樹脂組成物に完全に相溶し、無色で透明な硬化物を与えるものでなければならない。また、青色や白色などのLEDのレンズとして使用する場合は、透明性はもとより短波長の光線による劣化や、高温下での変色などがあってはならない。
このような要求を満足させる離型剤であればいかなるものでも使用可能であるが、中でも、脂肪酸系(理研ビタミン製:リケマールAZ−01、リケマールB−100、リケマールHC−100、リケマールHC−200、リケマールS−95、リケマールS−200、リケマールTG−12、リケスターEW−100、リケスターEW−200、リケスターEW−250、リケスターEW−400、リケスターEW−440A、リケスターHT−10)等が例示される。これらの中でも、脂肪酸系化合物、エリスリトール誘導体の脂肪酸エステルの離型剤がシリコーン樹脂との相溶性、硬化後の透明性、更には高温で放置した後の耐変色性において優れたものである。
なお、脂肪酸系化合物、エリスリトール誘導体の脂肪酸エステルの離型剤として具体的には、ペンタエリスリトールテトラステアレート、ジペンタエリスリトールアジピン酸ステアリン酸エステル、グリセリントリ−18−ヒドロキシステアレート、ペンタエリスリトールフルステアレート、リケマールTG−12(グリセリトリ−18−ヒドロキシステアレート)、リケターEW−440A(ペンタエリスリトールテトラステアレート)、リターEW−200(ペンタエリスリトールアジピン酸ステアリン酸エステル)、リケターEW−400(ペンタエリスリトールフルステアレート)が挙げられる。
この種の離型剤を前記(A),(B)成分の合計量に対して0.05〜5質量%の量で配合することで、射出成形などで成形したレンズを容易に金型から取り出すことができる。
配合量が0.05質量%未満では、金型からの離型が不十分で、連続して成形した場合50ショット以上から離型性が悪くなってくる。そのため、離型性を改善するために金型掃除が必要となり、生産性が低下してしまう。
また、5質量%以上では離型剤の量が多すぎてレンズ表面に滲み出してくることから、レンズとしての特性が損なわれてしまう。離型剤は主剤と硬化剤を混合したもの、あるいはそれぞれに、又は一方のみに入れてもよい。
本発明のシリコーン樹脂組成物は、上述した各成分を均一に混合することによって調製されるが、通常は、硬化が進行しないように二液に分けて保存され、使用時に二液を混合して硬化を行うことができる。もちろん、アセチレンアルコール等の硬化抑制剤を少量添加して一液として用いることもできる。
また、本発明の組成物には透明性を阻害しない範囲であれば、従来公知の酸化防止剤やアエロジルのような超微細シリカや屈折率を硬化したシリコーン樹脂に合わせた無機質充填剤なども機械強度の向上や膨張係数を調整するため適宜配合することができる。
この組成物を用いて射出成形などでレンズを成形する場合、二液タイプで使用したほうが二液混合後速やかに反応が起こり、生産性を上げることができる。混合は通常スタティックミキサーなどの混合装置を用い、直接混合したものを射出成形装置に注入し、成形する。なお、成形条件は特に制限されるものではなく、シリコーン樹脂組成物の硬化性にもよるが、120〜180℃の温度で30〜90秒程度で硬化させることができる。この場合、必要に応じて100〜200℃、5分〜4時間の条件でポストキュアを行うことができる。
本発明のレンズ成形用シリコーン樹脂組成物は、無色透明の硬化物を与えるもので、LED発光装置用レンズ、レーザーピックアップ用レンズ、高耐熱性樹脂レンズ等の製作に好適に用いられる。
以下、参考例、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記例で部は質量部を示し、粘度は回転粘度計による25℃の値である。更に、Viはビニル基を示す。
[参考例1]
フェニルトリクロルシラン698部、メチルビニルジクロルシラン169部、ジメチルジクロルシラン194部、及びトルエン530部からなる混合物を水2,500部中に激しく撹拌しながら60分間で滴下した。更に60分間撹拌を行った後、中性となるまで水洗した。水洗後、シロキサン濃度を25%のトルエン溶液とし、水酸化カリウム0.42部を添加し、加熱還流して5時間重合させた。次いで、トリメチルクロルシラン13.8部を添加し、室温で60分間撹拌を行い、アルカリを中和し、かつ残存するシラノール基を除去した。その後、ろ過し、加熱減圧下でトルエンを留去し、透明なビニル基含有オルガノポリシロキサンを得た。
[実施例1]
下記式(i)
Figure 0004697405
で示されるポリシロキサン(VF)50部に、SiO2単位50モル%、(CH33SiO0.5単位42.5モル%及びVi3SiO0.5単位7.5モル%からなるレジン構造のビニルメチルシロキサン(VMQ)50部、SiH基量が前記VF及びVMQ成分中のビニル基の合計量当たり1.5倍モルとなる量の下記式(ii)
Figure 0004697405
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン及び塩化白金酸のオクチルアルコール変性溶液0.05部を加え、よく撹拌し、シリコーン樹脂組成物を調製した。
この組成物100部に、脂肪酸系離型剤(理研ビタミン(株)製リケスターEW−440A、ペンタエリスリトールテトラステアレート)を1.0部加え、よく撹拌混合し、離型剤入りシリコーン樹脂組成物を調製した。
[実施例2]
参考例1のビニル基含有オルガノポリシロキサン100部に下記式で表されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン30部、1%塩化白金酸のオクチルアルコール溶液0.05部を混合した。この組成物100部に、脂肪酸系離型剤(理研ビタミン(株)製リケスターEW−440A、ペンタエリスリトールテトラステアレート)を1.0部加え、よく撹拌混合し、離型剤入りシリコーン樹脂組成物を調製した。
Figure 0004697405
参考例1、実施例3〜
実施例2の離型剤の割合量のみを代えて、0.07部、0.2部、0.5部、3部で混合させたものをそれぞれ参考例1、実施例3〜として調製した。
[比較例1]
実施例2の離型剤を配合しなかったものを比較例1として調製した。
[比較例2,3]
実施例2において、脂肪酸系離型剤を日興ファインプロダクツ(株)製NF−100、花王(株)製花王WAX EBFに代えて、0.2部で混合させたものをそれぞれ比較例2,3として調製した。
上記実施例、比較例で調製した組成物を用い、レンズとして1ショットで16個とれる金型を設置した射出成形装置を用いレンズを成形し、下記方法により連続成形性、耐熱性、光透過性、ワックスの滲みについて評価した。なお、レンズ形状を図1に示した。
[連続成形性]
前述した実施例、比較例のシリコーン樹脂組成物を用い、射出圧力20MPa・s、硬化温度150℃、硬化時間45秒で連続して成形した際の成形性を調べた。不良モードとしてはイジェクターピンに樹脂が入り込み、イジェクターピンの作動不良、ワックス滲みによる金型汚染、離型性低下によるレンズの欠けが発生した時点で不良とした。
[耐熱性]
前述した条件で成形したレンズを150℃で4時間ポストキュアした後、ピーク温度が260℃で15秒間保持するように設定されたIRリフロー炉を連続して3回通した後の変色や変形の有無を観察した。
[波長400nmの光透過性]
実施例、比較例で調製したシリコーン樹脂組成物を用い、厚み1mmのテストピースを連続成形性を調査した条件で射出成形し、作製した。その後、テストピースを150℃で4時間ポストキュアした後、200℃の乾燥機に所定時間保管し、取り出して光の透過性を測定した。
[レンズ表面へのワックス滲み]
連続成形100ショット及び500ショット時製造したレンズの表面を観察し、ワックスの滲みの有無を調べた。
以上の結果を表1〜3に示す。
Figure 0004697405
Figure 0004697405
Figure 0004697405
実施例、比較例の組成物で成形したレンズの形状を示し、(1)は平面図、(2)は側面図である。

Claims (3)

  1. (A)下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサン及び下記平均組成式(1’)で示されるオルガノポリシロキサンから選ばれる一分子中に2個以上の脂肪族不飽和結合を有するオルガノポリシロキサン:100質量部、
    Figure 0004697405
    (式中、R1は互いに同一又は異種の非置換又は置換の一価炭化水素基、R2は互いに同一又は異種の脂肪族不飽和結合を有さない非置換又は置換の一価炭化水素基であり、k,mは0又は正の整数であり、k+mがこのオルガノポリシロキサンの25℃の粘度を10〜1,000,000mPa・sとする数である。)
    (R3SiO1.5x(R4 2SiO)y(R5 3SiO0.5z (1’)
    (式中、R3,R4,R5はそれぞれ同一又は異種の置換もしくは非置換の一価炭化水素基を示し、その全一価炭化水素基の2〜45モル%はビニル基であり、x,y及びzは各シロキサン単位のモル比を示し、x/(x+y+z)=0.3〜0.95、y/(x+y+z)=0.05〜0.50、z/(x+y+z)=0〜0.05である。)
    (B)一分子中に2個以上のケイ素原子に結合する水素原子(SiH基)を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:SiH基が(A)成分のアルケニル基の合計量当り0.1〜4.0のモル比
    (C)白金族金属系触媒:(A),(B)成分の合計量に対して白金族金属換算(質量)で0.1〜1,000ppm
    (D)ペンタエリスリトールテトラステアレート、ジペンタエリスリトールアジピン酸ステアリン酸エステル、グリセリントリ−18−ヒドロキシステアレート、ペンタエリスリトールフルステアレート、ペンタエリスリトールアジピン酸ステアリン酸エステルから選ばれる離型剤:(A),(B)成分の合計量に対して0.2〜5質量%
    を必須成分として含有し、硬化物が無色透明となることを特徴とするレンズ成形用シリコーン樹脂組成物。
  2. 請求項1記載の組成物を成形、硬化して得られるシリコーンレンズ。
  3. LED発光装置用である請求項2記載のシリコーンレンズ。
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