JP4697051B2 - 点灯装置、灯具、車両 - Google Patents

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Description

本発明はスイッチング回路を用いた点灯装置及びこれを搭載した灯具、車両に関するものである。
LEDなどのように、所定の順方向降下電圧を有し、低インピーダンス特性の負荷では、電流を安定に供給するための安定化回路が必要となる。一般的には負荷と電源の間に抵抗などを直列に接続して負荷電流の安定化を行うが、抵抗などでは電力損失が大きくなるため、スイッチング回路を利用した電力変換回路によって、負荷電流を安定化させる場合がある。また、LEDを直列に接続し、電源電圧よりも高い順方向降下電圧を有する負荷回路として動作させる場合、昇圧用のスイッチング回路を利用した電力変換回路が必要となる。
さらに、高輝度放電灯などのように、負性抵抗特性を有する負荷の場合も、ランプ電流の安定化を図るために、安定化回路を必要とする。近年では、小型化や力率改善効果などの面でスイッチング回路を利用した電力変換回路を用いた電子安定器が多用されるようになった。
図8に電力変換回路としてフライバックコンバータを利用したLEDのn個直列負荷の点灯装置の例を示す。直流電源Eをスイッチング素子SWによりスイッチングし、トランスTの1次側に高周波電流を流し、トランスTの2次側にLEDが必要とする電圧が得られるように電力変換し、LEDに電流を供給する。c点で出力電流を検出し、出力電流指令(Vref1)との比較によって誤差信号を得たのち、誤差増幅器Gを介することでPWM信号指令を生成する。
このPWM信号指令を受けて、PWM信号発生回路で所定のPWM信号を発生させ、スイッチング素子SWにオン・オフ制御信号を供給し、出力を調整するように、フィードバック系を構成している。図8の例では、PWM信号発生回路は、誤差増幅器Gから出力されたPWM信号指令値と、三角波発振器OSCから出力される三角波とをコンパレータComp1で比較した結果をPWM信号とする三角波比較を例示している。
負荷が接続されていない場合、出力端が開放状態となり、回路素子が破壊するまで出力電圧が上昇することになるため、出力電圧V2を検出し、所定の過電圧設定値(Vref3)に達したことを過電圧検出回路OVPで検知すると、コンパレータComp3の出力をLowレベルとし、PWM信号発生回路とスイッチング素子SWの間に挿入されたANDゲートを遮断することで、スイッチング素子SWの動作を停止させ、それ以上は出力電圧V2が上昇しないように動作させる。
この回路では、スイッチング動作を用いているため、2次側の出力端には電圧リプルが発生する。LEDなどのように、ある程度の順方向電圧降下はあってもインピーダンスが低い負荷の場合、出力の僅かなリプル電圧が大きなリプル電流を発生させる。大きなリプル電流はノイズ源となり、望ましいものではない。
出力電圧リプルを抑制するため、2次側の平滑コンデンサC2の後段にフィルタとしてインダクタLfとコンデンサCoから構成されるフィルタを接続し、C−L−Cのπ型フィルタを構成している。
ところが、負荷が接続されている場合は問題ないが、負荷を接続していない無負荷状態の場合、前述した過電圧保護機能によってスイッチング動作が間欠発振動作となる。
このとき、コンデンサC2、Coの電圧差が生じると、コンデンサC2、インダクタLf、コンデンサCoの間でエネルギーが交互に移動し、振動現象が起きる。振動現象により電圧検出端(a点)の電圧が低下した場合、無負荷状態であるにもかかわらず、スイッチング動作が再開するため、さらに出力電圧V2を上昇させ、結果的に共振現象が発生し、出力端に非常に大きな振動電圧が生じる可能性がある。
このようなLCフィルタの共振現象を抑制するため、特許文献1(特開2002−216988号公報)では無負荷状態において、過電圧に達した場合、スイッチング素子を完全に停止させるのではなく、2次側に送る電力が回路損失以下となるようなオン・デューティでスイッチング動作を継続し、フィルタの共振周波数以下にスイッチング周波数が低下しないように動作させ、共振現象を抑制している。この場合、制御回路がやや複雑化しやすい。
一方、特許文献2(特開2004−104976号公報)ではLCフィルタの共振を抑制するため、インダクタLfと並列に抵抗またはダイオードを接続した例を示している。しかしながら、インダクタLfと並列に抵抗Rdを接続した構成の場合、抵抗RdとインダクタLfの並列インピーダンスとなり、フィルタ効果が低下しやすいうえ、抵抗Rdに交流分が流れて、ACロスが増加しやすい。また、インダクタLfと並列にダイオードを接続した構成の場合、ダイオード電圧が順方向の場合に合成インピーダンスが大幅に低下するためフィルタ効果が低下する。例えば、図8のインダクタLfに並列にダイオードをコンデンサC2側がカソードとなるように接続した場合、負荷に供給されるべきインダクタLfの電流の一部がコンデンサC2に戻り易く、負荷への出力電流リプルが増加しやすいなどの課題がある。
また、特許文献3(特開平5−111251号公報)には、スイッチングレギュレータの出力端にC−L−Cのπ型フィルタを設け、フィルタとトランスの出力巻線の間に抵抗器で構成される安定化回路を挿入することで、オーバーシュート電圧を抑制することが提案されているが、無負荷時の間欠発振動作による共振現象を防止するための構成ではないし、フィルタ用のインダクタと並列に抵抗を接続するものではない。
特開2002−216988号公報 特開2004−104976号公報 特開平5−111251号公報
本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであり、入力端あるいは出力端にLCフィルタを有するスイッチング回路を利用した電力変換回路によって、LEDのような順方向降下電圧を有する低インピーダンス負荷や高輝度放電灯のような負性抵抗負荷を点灯させる点灯装置において、無負荷時の間欠発振動作によって生じる共振電圧を簡単な構成で抑制し、フィルタ性能の低下を抑えることを課題とする。
本発明によれば、図1に示すように、スイッチング動作によって電力変換を行うDC−DC変換回路を用いた点灯装置において、少なくともDC−DC変換回路の入力端あるいは出力端にフィルタを備え、該フィルタは第1のコンデンサC2と第2のコンデンサCoが端子間に並列接続され、第1、第2のコンデンサC2,Coの間にはインダクタLfが接続され、前記インダクタLfには、ダイオードDcと抵抗Rdの直列回路が並列に接続された構成であることを特徴とするものである。
ここで、前記抵抗の抵抗値をRd、第1のコンデンサの容量をC2、第2のコンデンサの容量をCo、前記インダクタのインダクタンス値をLfとすると、Rd≦√{Lf(C2+Co)/4C2・Co}とすることが好ましい。また、第1及び第2のコンデンサのうち、DC−DC変換回路の動作によって発生したリプルを抑制すべき端子側のコンデンサCoと前記インダクタLfで設定されるカットオフ周波数と、該コンデンサCoと前記抵抗Rdで設定されるカットオフ周波数との比が10以下となるように各定数を設定することが好ましい。さらに、図5に示すように、インダクタLfにダイオードDcと逆極性となるようにダイオードDfを直列に接続しても良い。
本発明によれば、少なくともDC−DC変換回路の入力端あるいは出力端に設けたLCフィルタのインダクタと並列に、ダイオードと抵抗の直列回路が並列に接続された構成であるので、無負荷時や軽負荷時などにDC−DC変換回路のスイッチング動作が間欠発振動作となって、ダイオードに電流が流れる期間では、抵抗成分を含むLCRフィルタとして作用することで、振動電流を抵抗値に応じて減衰させることができ、これにより共振現象が起きることを防止できる効果がある。また、ダイオードに電流が流れない期間には抵抗成分を含まないLCフィルタとして作用することで通常の負荷時におけるフィルタ機能を損なうことがなく、しかも振動電流減衰用の抵抗には電流が流れないことで、通常負荷時の電力ロスが増大しないという利点がある。
(実施の形態1)
図1に実施の形態1の回路図を示す。図1の実施の形態では、スイッチング動作によって電力変換を行うDC−DC変換回路を用いた点灯装置において、DC−DC変換回路の出力端に電圧リプル低減用のフィルタを備え、該フィルタは平滑コンデンサC2と出力コンデンサCoが端子間に並列接続され、コンデンサC2,Coの間にはインダクタLfが接続され、前記インダクタLfには、ダイオードDcと抵抗Rdの直列回路が並列に接続された構成である。なお、図示は省略するが、その他の構成については図8の従来例と同様であり、電流フィードバック制御のための誤差増幅器GやPWM信号発生回路ならびに過電圧検出回路OVPを備えており、無負荷時や軽負荷時には間欠発振動作となることがある。
点灯装置1の出力端には、平滑コンデンサC2、インダクタLf、出力コンデンサCoから構成されるC−L−C構成のπ型フィルタを備えているが、さらに、このフィルタのインダクタLfと並列にダイオードDcと抵抗Rdの直列回路を並列に接続したものである。ダイオードDcは出力電流の流れる方向とは逆極性となるようにコンデンサC2側がカソードとなるように接続されている。
コンデンサC2からコンデンサCo側に電流が流れるときには、インダクタLfを介して流れ、フィルタ特性はコンデンサC2、インダクタLf、コンデンサCoの定数に起因する。コンデンサCoの電圧がコンデンサC2の電圧よりも高くなると、ダイオードDcがオンし、インダクタLfを介する電流と同時に、ダイオードDc、抵抗Rdを介しても電流が流れる。このとき、インダクタLfには抵抗Rdが並列に接続されるため、フィルタ特性はインダクタLfと抵抗Rdの合成インピーダンスとコンデンサC2、Coの定数に起因することになる。
すなわち、無負荷状態で出力端に振動現象が発生した場合、インダクタLfに蓄えられたエネルギーは抵抗Rdにて消費され、振動を抑制する。しかし、抵抗Rdの抵抗値が大きすぎると、抵抗Rdでのエネルギー消費が少なく、振動の抑制効果が低い。
例えば、抵抗Rdの抵抗値が高すぎると、図2(a)に示すように、コンデンサC2の電圧V2がコンデンサCoの電圧Voに比べてΔVcだけ高くなった場合、減衰振動を伴い、やがてV2=Voとなるが、振動を伴うため、過電圧保護のための間欠発振機能による共振現象を抑制する力が弱い。
そこで、抵抗Rdの抵抗値を適当な値に選定することで、図2(b)に示すような非振動の減衰波形とすることが望ましく、このような所定条件にすることで、コンデンサCoからコンデンサC2へのエネルギー移動量を減らし、共振現象を抑制することが可能となる。図中、ILfはインダクタLfに流れる電流であり、IdはダイオードDcに流れる電流である。
非振動波形とするための抵抗Rdの値の条件を以下に示す。フィルター部のみを取り出すと、図3(a)のようになるが、コンデンサC2とCoは直列回路として合成し、図3(b)のようになる。このとき、合成容量C2oは、C2o=C2・Co/(C2+Co)となる。
ダイオードDcを含めて挙動を数式化するのは難しいが、図2(b)のような振動を伴わない減衰波形を意図するならば、コンデンサC2とCoの間にVC2o=ΔVcの電位差が発生した場合、t=0〜T1の期間は、図3(c)のような等価回路(LC回路)となり、V2=Vo以降、すなわち、t=T1以降は図3(d)のような等価回路(LCR回路)で考えられる。
t=0〜T1では、図3(c)より、
Figure 0004697051
なる微分方程式をラプラス変換し、
(1/C2o)∫i(0)dt=VC2o、i(0)=0より、
Figure 0004697051
をラプラス逆変換し、
Figure 0004697051
t=T1では、V2−Vo=0となり、このとき、i(T1)は最大となるので、
i(T1)=VC2o√(C2o/Lf)
t=T1以降では、図3(d)より、
Figure 0004697051
上式を変形してic(t)を消去すると、
Figure 0004697051
これをラプラス変換し、i(T1)=VC2o√(C2o/Lf)=IT1、(1/C2o)∫i(T1)dt=0より、
Figure 0004697051
i(T1)=VC2o√(C2o/Lf)=IT1とし、
(1/C2o)∫i(T1)dt=0より、
Figure 0004697051
ここで、
Figure 0004697051
I(s)をラプラス逆変換し、
Figure 0004697051
となる。ここで、i(t)が非振動的であるためには、上式のαならびにβに虚数項が含まれていなければよい。
すなわち、
Figure 0004697051
であれば良く、この場合、
1/Rd2 ≧4C2o/Lf
Rd≦√(Lf/4C2o)
となる。よって、Rdが次式を満足すれば、図2(b)のような非振動の減衰波形とすることができる。
Rd≦√{Lf(C2+Co)/4C2・Co}
上式を満足すれば、振動現象を抑制できるが、抵抗Rdの値があまり小さすぎると、コンデンサCoからコンデンサC2に電流が戻る極性では、インダクタLfとコンデンサCoの合成インピーダンスが低下しすぎてしまい、フィルタ効果が低下することになる。
そこで、抵抗Rdは前記条件に加えて、以下の条件をも満足させるようにする。
図1の実施の形態の場合、コンデンサC2によって電力変換回路からの断続的なエネルギー供給をある程度平滑するが、幾らかはリプル電圧が残っている。残ったリプル電圧をインダクタLf、コンデンサCoによってさらに取り除く。
このとき、インダクタLfと最終的にリプルを取り除くコンデンサCoで決まるカットオフ周波数:1/2π√(Lf・Co)と、抵抗RdとコンデンサCoで決まるカットオフ周波数:1/2π√(Rd・Co)との比が10以下となるように、抵抗Rdを設定する。抵抗Rdを低くしすぎて、前記それぞれのカットオフ周波数が10倍以上も違うとフィルタの特性がカットオフ周波数の高い方でほとんど決まってしまうため、カットオフ周波数の比を10以下とすることで、コンデンサCoからコンデンサC2に電流が戻る極性でのフィルタ効果の低下を防止できる。
(実施の形態2)
図4に実施の形態2を示す。図4の実施の形態では、スイッチング動作によって電力変換を行うDC−DC変換回路を用いた点灯装置において、DC−DC変換回路の入力端にフィルタを備え、該フィルタは入力コンデンサCiとコンデンサC1が端子間に並列接続され、コンデンサCi,C1の間にはインダクタLfが接続され、前記インダクタLfには、ダイオードDcと抵抗Rdの直列回路が並列に接続された構成である。図示は省略するが、出力制御回路2の構成については図8の従来例と同様であり、電流フィードバック制御のための誤差増幅器GやPWM信号発生回路ならびに過電圧検出回路OVPを備えており、無負荷時や軽負荷時には間欠発振動作となることがある。なお、インバータINVとインバータ駆動回路3は出力極性の反転を制御しており、イグナイタIGNは始動パルス発生用である。
この実施の形態は高輝度放電灯点灯装置の例を示しており、また、本発明のフィルタを入力側に設置した例を示している。高輝度放電灯の場合、ランプが外れている場合のほか、点灯装置が動作を開始し、放電開始するまでの間、無負荷状態となる。このため、無負荷状態では前述と同様に過電圧保護のため、出力電圧V2が所定値を超えると、スイッチング動作を停止し、間欠発振動作となることで、過度の電圧上昇を防止する機能を有している。
スイッチング方式の電力変換回路の場合、1次側の電流もスイッチング動作によって断続するので、入力電流リプルを抑制するため、一般的に容量の大きな電解コンデンサを接続する。しかし、電解コンデンサは高周波特性が悪く、リプル除去能力の大きな電解コンデンサは比較的大型となり、点灯装置の小型化が困難となる。
そこで、高周波特性が良く、比較的小容量でもリプル除去が可能なフィルムコンデンサやセラミックコンデンサを用いて、C−L−C構成のπ型フィルタを構成し、1次側のリプル電流を抑制する場合がある。このとき、負荷が無負荷状態で間欠発振動作を行うと、前述と同様な共振現象が発生する。よって、インダクタLfに並列にダイオードDcと抵抗Rdの直列回路を並列接続し、抵抗Rdを前記所定条件とすることで共振現象を抑制できる。
(実施の形態3)
図5に実施の形態3を示す。図5の実施の形態では、スイッチング動作によって電力変換を行うDC−DC変換回路を用いた点灯装置において、DC−DC変換回路の出力端にフィルタを備え、該フィルタは平滑コンデンサC2と出力コンデンサCoが端子間に並列接続され、コンデンサC2,Coの間にはインダクタLfと第1のダイオードDfの直列回路が接続され、前記インダクタLfと第1のダイオードDfの直列回路には、第2のダイオードDcと抵抗Rdの直列回路が並列に接続された構成であることを特徴とする。
図1の実施の形態1と比べると、図5の実施の形態3では、フィルタ回路におけるインダクタLfにダイオードDfを直列接続したものである。ダイオードDfは出力電流に対し、順方向すなわち出力側をカソードとするように接続されている。これによって、コンデンサCoの電圧がコンデンサC2の電圧よりも高くなった場合、インダクタLfには電流が流れず、抵抗Rdのみに電流が流れるため、フィルタ効果の低下を図1の実施の形態より抑制できる。
なお、特に図示はしないが、図4の実施の形態においても、フィルタのインダクタLfと直列に、入力電流に対し順方向すなわち入力側をアノードとするようにダイオードDfを接続しても良く、図4の実施の形態よりもフィルタ効果の低下を抑制できる。
(実施の形態4)
図6にLED100を複数個直列接続して灯具に収めた例を示す。点灯装置1の構成は図1または図5のいずれであっても良い。図6の灯具では、光学特性改善のため、レンズ機能を有するカバー101を有し、LEDの放熱器102が取り付けてある。点灯装置1は灯具から分離した構成となっているが、灯具に直付けした構成でもよい。
(実施の形態5)
図6の灯具を図7のような自動車の前照灯201や方向指示器202、尾灯203等に用いてもよく、点灯装置1を車室内などに設置して、出力線を延長してもリプル電流を抑制しているためノイズの発生を小さく出来る。
なお、電力変換回路や制御回路の構成は上述の各実施の形態に例示した構成に限るものではない。
本発明の実施の形態1の回路図である。 図1の回路の動作説明のための波形図である。 図1の回路の動作説明のための等価回路図である。 本発明の実施の形態2の回路図である。 本発明の実施の形態3の回路図である。 本発明の実施の形態4の灯具の断面図である。 本発明の実施の形態5の車両の斜視図である。 従来例の回路図である。
符号の説明
T トランス
SW スイッチング素子
C2 平滑コンデンサ
Co 出力コンデンサ
Lf フィルタ用インダクタ
Dc ダイオード
Rd 抵抗

Claims (6)

  1. スイッチング動作によって電力変換を行うDC−DC変換回路を用いた点灯装置において、少なくともDC−DC変換回路の入力端あるいは出力端にフィルタを備え、該フィルタは第1のコンデンサと第2のコンデンサが端子間に並列接続され、第1、第2のコンデンサの間にはインダクタが接続され、前記インダクタには、ダイオードと抵抗の直列回路が並列に接続された構成であることを特徴とする点灯装置。
  2. スイッチング動作によって電力変換を行うDC−DC変換回路を用いた点灯装置において、少なくともDC−DC変換回路の入力端あるいは出力端にフィルタを備え、該フィルタは第1のコンデンサと第2のコンデンサが端子間に並列接続され、第1、第2のコンデンサの間にはインダクタと第1のダイオードの直列回路が接続され、前記インダクタと第1のダイオードの直列回路には、第2のダイオードと抵抗の直列回路が並列に接続された構成であることを特徴とする点灯装置。
  3. 前記抵抗の抵抗値をRd、第1のコンデンサの容量をC2、第2のコンデンサの容量をCo、前記インダクタのインダクタンス値をLfとすると、Rd≦√{Lf(C2+Co)/4C2・Co}としたことを特徴とする請求項1または2の点灯装置。
  4. 第1及び第2のコンデンサのうち、DC−DC変換回路の動作によって発生したリプルを抑制すべき端子側のコンデンサと前記インダクタで設定されるカットオフ周波数と、該コンデンサと前記抵抗で設定されるカットオフ周波数との比が10以下となるように各定数を設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の点灯装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の点灯装置を搭載したことを特徴とする灯具。
  6. 請求項5の灯具を搭載したことを特徴とする車両。
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