JP4696685B2 - 検出装置 - Google Patents

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本発明は検出装置に係り、詳しくは、センサの検出信号に基づいて検出対象物の情報を検出する検出装置に関するものである。
従来より、炎特有の赤外線波長の光を赤外線検出信号としてそれぞれ検出する複数の赤外線検出手段と、複数の赤外線検出手段でそれぞれ検出された赤外線検出信号から炎特有の特徴量を抽出し、炎特有の特徴量に基づき炎判断を行なう炎判断手段とを有し、前記炎判断手段は、前記複数の赤外線検出手段でそれぞれ検出された赤外線検出信号の同期性を判断し、同期性があると判断された赤外線検出信号を用いて炎判断を行なう炎感知器が提案されている(特許文献1参照)。
炎感知器は高感度が求められると共に誤作動が許されないが、焦電型素子をセンサとする赤外線式の炎感知器は、炎のちらつきを検知するために高増幅度の増幅器を使用することからノイズの影響を受けやすく、ノイズによる誤検知を起こしやすい。特に、増幅器の初段にある焦電型素子により発生するポップコーンノイズは、最も影響が大きい。
しかし、特許文献1では、複数の赤外線検出手段を設けることにより、ノイズの影響を排除して正確な炎感知を行うことができるとしている。
特開2002−163738号公報(第2〜13頁 図1〜図23)
センサの検出信号に基づいて検出対象物の情報を検出する検出装置(検出システム)では、センサの検出信号を増幅する増幅器が用いられており、検出精度を高めるには、増幅器の内部で発生したノイズや、検出装置の外部で発生したノイズが検出結果に与える影響を排除する必要がある。
ちなみに、増幅器としては、例えば、オペアンプを用いた非反転増幅回路や反転増幅回路が広く使用されている。
増幅器の内部で発生したノイズのうち、増幅器の出力段で発生するノイズについては、増幅器の増幅率を高くして出力信号のレベルを大きくすれば、そのノイズが検出結果に与える影響は無視できる。
また、増幅器の入力段(初段)で発生するノイズについて、増幅器の増幅率が数十倍程度と低い場合には、ノイズの増幅率も低いため、増幅器の出力に表れるノイズのレベルが小さいことから、そのノイズが検出結果に与える影響は無視できる。
しかし、増幅器の入力段で発生するノイズについて、増幅器の増幅率が数百倍以上と高い場合には、ノイズの増幅率も高くなるため、増幅器の出力に表れるノイズのレベルが大きくなることから、そのノイズが検出結果に影響を与えて誤検出が起こり易くなる。
ちなみに、増幅器の入力段で発生するノイズには、例えば、ポップコーンノイズ(バーストノイズ)がある。ポップコーンノイズは、発生原因が正確に解明されている訳ではないが、オペアンプを用いた増幅器では、通常、数μVの電圧変動として発生し、その雑音パルスの繰り返し周波数はオーディオ周波数帯(数kHz以下)にある。
ところで、従来より、センサの検出信号のDC変動値を扱う検出装置では、増幅器の出力信号をローパスフィルタに通すことにより、出力信号に含まれるノイズのうち瞬間的に発生したノイズを除去している。
また、ノイズが定常的に安定して発生する場合には、検出装置の出荷検査にて当該ノイズが発生している検出装置をリジェクトすることが可能である。
しかし、ポップコーンノイズには瞬間的(例えば数msec)に発生するものから長時間(例えば数十分間)に渡って発生するものまであり、長時間連続して発生するポップコーンノイズについて、ローパスフィルタでは検出信号と区別して完全に除去することができないという問題がある。
また、ポップコーンノイズの発生はランダムであり、定常的に安定して発生するとは限らず、検出装置の出荷検査時に発生しないことも度々あるため、ポップコーンノイズが低い出現頻度で発生する検出装置については、出荷検査で完全にリジェクトすることが困難であるという問題がある。
ところで、特許文献1の技術では、複数の赤外線検出手段を設けることにより、増幅器の初段にある焦電型素子により発生するポップコーンノイズについても、その影響を排除して正確な炎感知を行うことができるとしている。ここで、赤外線検出手段には、赤外線センサとして焦電型素子が用いられている。また、特許文献1には、赤外線センサの検出信号(波長信号)を増幅する増幅器(電圧増幅回路)を、個々の赤外線センサ毎に1つずつ設けることが記載されている。
このように、特許文献1の技術では、複数の赤外線センサを用いるため、部品コストが増大するという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、センサの検出信号を増幅する増幅器の内部で発生したノイズの影響を排除して高精度な検出結果を得ることが可能な検出装置を低コストに提供することにある。
係る目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、検出対象物の情報を検出し、その情報に対応した検出信号を生成するセンサと、そのセンサの検出信号を増幅して出力信号を生成する複数の増幅器と、その複数の増幅器の出力信号のレベル変化を比較し、前記各増幅器の出力信号のレベル変化が全て同期していれば、当該出力信号が前記センサの検出信号によるものと判定する判定手段と、その判定手段が前記センサの検出信号によるものであると判定した出力信号に基づいて検出結果を得る検出手段とを備えた検出装置を技術的特徴とする。
請求項2に記載の発明は、検出対象物の情報を検出し、その情報に対応した検出信号を生成するセンサと、そのセンサの検出信号を増幅してアナログ信号である出力信号を生成する複数の増幅器と、その複数の増幅器の出力信号を切り替え、前記各増幅器の出力信号のいずれか1つを出力する信号切替回路と、その信号切替回路から出力されたアナログ信号である出力信号をAD変換してデジタル信号を生成するAD変換器と、そのAD変換器が生成した前記各増幅器の出力信号のデジタル信号について、各出力信号のレベル変化を比較し、前記各増幅器の出力信号のレベル変化が全て同期していれば、当該出力信号が前記センサの検出信号によるものと判定する判定手段と、その判定手段が前記センサの検出信号によるものであると判定した出力信号に基づいて検出結果を得る検出手段とを備えた検出装置を技術的特徴とする。
請求項3に記載の発明は、検出対象物の情報を検出し、その情報に対応した検出信号を生成するセンサと、そのセンサの検出信号を増幅して出力信号を生成する3つ以上の複数の増幅器と、その複数の増幅器の出力信号のレベル変化を比較し、そのレベル変化の同期性を多数決原理によって判定することにより、前記各増幅器の出力信号のうち過半数を超える出力信号のレベル変化が同期していれば、その同期している過半数の出力信号が前記センサの検出信号によるものと判定する判定手段と、その判定手段が前記センサの検出信号によるものであると判定した出力信号に基づいて検出結果を得る検出手段とを備えた検出装置を技術的特徴とする。
請求項4に記載の発明は、検出対象物の情報を検出し、その情報に対応した検出信号を生成するセンサと、そのセンサの検出信号を増幅してアナログ信号である出力信号を生成する3つ以上の複数の増幅器と、その複数の増幅器の出力信号を切り替え、前記各増幅器の出力信号のいずれか1つを出力する信号切替回路と、その信号切替回路から出力されたアナログ信号である出力信号をAD変換してデジタル信号を生成するAD変換器と、そのAD変換器が生成した前記各増幅器の出力信号のデジタル信号について、各出力信号のレベル変化を比較し、そのレベル変化の同期性を多数決原理によって判定することにより、前記各増幅器の出力信号のうち過半数を超える出力信号のレベル変化が同期していれば、その同期している過半数の出力信号が前記センサの検出信号によるものと判定する判定手段と、その判定手段が前記センサの検出信号によるものであると判定した出力信号に基づいて検出結果を得る検出手段とを備えた検出装置を技術的特徴とする。
(請求項1:第1実施形態に該当)
請求項1の発明において、判定手段は、各増幅器の出力信号のレベル変化が全て同期していれば、当該出力信号がセンサの検出信号によるものと判定する。
言い換えると、判定手段は、各増幅器の出力信号のレベル変化のうち1つでも非同期ならば、同期している出力信号が全て前記各増幅器の内部で発生した何らかのノイズによるものであると判定する。
つまり、各増幅器の内部で何らかのノイズ(例えば、ポップコーンノイズなど)が発生し、そのノイズによって出力信号が発生した場合には、全ての増幅器で同時にノイズが発生することは極稀であり、まず起こり得ないため、各出力信号のレベル変化は非同期になる筈である。
それに対して、センサの検出信号を各増幅器が増幅して各出力信号が生成された場合には、各増幅器が同一特性であり信号増幅に伴う信号遅延時間も同一であれば、各出力信号のレベル変化は必ず同期している。
よって、各出力信号のレベル変化が全て同期していれば、各出力信号の全てがセンサの検出信号によるものであると考えるのが妥当である。
同様に、各出力信号のレベル変化が非同期ならば、各出力信号が全て前記各増幅器の内部で発生した何らかのノイズによるものであると考えるのが妥当である。
そして、判定手段は、各出力信号の同期性がある場合にのみ、その出力信号に基づいて検出結果を得る。
従って、請求項1の発明によれば、各増幅器の増幅率が高い場合に、各増幅器の入力段でランダムなノイズが発生しても、そのノイズが検出結果に与える影響を排除して正確な検出結果を得ることができる。
また、請求項1の発明によれば、1つのセンサだけしか用いないため、複数のセンサを用いる特許文献1の技術に比べて、部品コストを低く抑えることができる。
請求項3:第2実施形態に該当)
請求項3の発明において、判定手段は、複数の増幅器の出力信号のレベル変化の同期性を多数決原理によって判定することにより、各増幅器の出力信号のうち過半数を超える出力信号のレベル変化が同期していれば、その同期している過半数の出力信号がセンサの検出信号によるものと判定する。
言い換えると、判定手段は、各増幅器の出力信号のうち過半数に満たない出力信号のレベル変化しか同期していなければ、同期している出力信号が全て各増幅器の内部で発生した何らかのノイズによるものであると判定する。
つまり、各増幅器の内部で何らかのノイズ(例えば、ポップコーンノイズなど)が発生し、そのノイズによって出力信号が発生した場合には、全ての増幅器で同時にノイズが発生することは極稀であり、まず起こり得ないため、各出力信号のレベル変化は非同期になる筈である。
それに対して、センサの検出信号を各増幅器が増幅して各出力信号が生成された場合には、各増幅器が同一特性であり信号増幅に伴う信号遅延時間も同一であれば、各出力信号のレベル変化は必ず同期している。
しかし、各増幅器のうち、いずれかの増幅器に不具合が起こることがあり、その場合、不具合を起こした増幅器の出力信号のレベル変化は、正常な増幅器の出力信号のレベル変化と非同期になるおそれがある。
よって、各増幅器の出力信号のうち過半数を超える出力信号のレベル変化が同期していれば、各増幅器のうちのいずれかが不具合を起こしていたとしても、同期している出力信号についてはセンサの検出信号によるものであると考えるのが妥当である。
同様に、各増幅器の出力信号のうち過半数に満たない出力信号のレベル変化しか同期していなければ、同期している出力信号が全て前記各増幅器の内部で発生した何らかのノイズによるものであると考えるのが妥当である。
そして、判定手段は、各出力信号の同期性がある場合にのみ、その出力信号に基づいて検出結果を得る。
従って、請求項3の発明によれば、請求項1の発明の作用・効果を更に高めることができる。
加えて、請求項3の発明によれば、各増幅器のいずれかに不具合が起こった場合でも、請求項1の発明と同様の作用・効果を得ることが可能になり、請求項1の発明に比べてロバスト性を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した各実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、各実施形態において、同一の構成部材および構成要素については符号を等しくすると共に、同一内容の箇所については重複説明を省略してある。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の検出装置10の概略構成を示すブロック回路図である。
検出装置10は、センサ11、増幅器12a,12b、信号切替回路13、AD変換器14、信号処理・判定回路15から構成されている。
センサ11は、検出対象物の情報を検出し、その情報に対応した検出信号Sを生成する。尚、センサ11は、どのような検出対象物のどのような情報を検出するものでもよく、例えば、赤外線センサ、圧力センサ、加速度センサ、磁気センサ、イメージセンサ、温度センサ、超音波センサなど、どのようなセンサであってもよい。
同一構成で同一特性の2つの増幅器12a,12bは、センサ11の検出信号Sを増幅して出力信号Va,Vbを生成する。
信号切替回路13は、各増幅器12a,12bの出力信号Va,Vbを切り替え、増幅器12aの出力信号Vaと増幅器12bの出力信号Vbのいずれか一方をAD変換器14へ出力する。
AD(Analog-to-Digital)変換器14は、アナログ信号である出力信号Va,VbをAD変換してデジタル信号を生成する。
尚、各出力信号Va,Vbの生成時間に対して信号切替回路13およびAD変換器14の動作は極めて高速であるため、1つのAD変換器14の入力を信号切替回路13で切り替えるだけで、各出力信号Va,Vbの正確なAD変換を各出力信号Va,Vbのそれぞれに対して個別に行うことが可能であり、各増幅器12a,12b毎に別個のAD変換器を設ける必要はない。
ちなみに、AD変換器14として市販の2入力型AD変換器を用いれば、2入力型AD変換器は2つの入力を切り替える機能があり、その機能は信号切替回路13の機能と同じであるため、信号切替回路13を省くことができる。
判定手段および検出手段としての信号処理・判定回路15は、まず、AD変換器14の生成したデジタル信号に対してソフトウェア的なローパスフィルタ処理などの信号処理を施すことにより、出力信号Va,Vbに含まれるノイズのうち瞬間的に発生したノイズを除去する。
次に、信号処理・判定回路15は、各出力信号Va,VbをAD変換したデジタル信号のレベル変化を比較し、その比較結果に基づいて、各出力信号Va,Vbがセンサ11の検出信号Sによるものか又は増幅器12a,12bの内部で発生したノイズによるものかを判定する。
そして、信号処理・判定回路15は、各出力信号Va,Vbがセンサ11の検出信号Sによるものであると判定した場合、その出力信号Va,Vbに基づいて検出結果を得る。
図2は、各増幅器12a,12bの第1構成例を示すブロック回路図である。
各増幅器12a,12bは、オペアンプOPおよび帰還抵抗R1,R2から構成された非反転増幅回路である。
センサ11の検出信号SはオペアンプOPの非反転入力端子に入力され、オペアンプOPの出力端子と反転入力端子との間には抵抗R1が接続され、オペアンプOPの反転入力端子には抵抗R2を介して基準電圧Vrが印加され、オペアンプOPの出力端子から出力信号Vaまたは出力信号Vbが出力される。
そのため、出力信号Va,Vbは検出信号Sと同位相になる。また、出力信号Va,Vbは、各帰還抵抗R1,R2によって決定された増幅率で検出信号Sを電圧増幅すると共に、その増幅した電圧値を基準電圧Vrおよび各帰還抵抗R1,R2によって設定された基準レベルから変化させた電圧値になる。
図3は、各増幅器12a,12bの第2構成例を示すブロック回路図である。
各増幅器12a,12bは、オペアンプOPおよび帰還抵抗R1,R2から構成された反転増幅回路である。
センサ11の検出信号Sは抵抗R2を介してオペアンプOPの反転入力端子に入力され、オペアンプOPの出力端子と反転入力端子との間には抵抗R1が接続され、オペアンプOPの非反転入力端子には基準電圧Vrが印加され、オペアンプOPの出力端子から出力信号Vaまたは出力信号Vbが出力される。
そのため、出力信号Va,Vbは検出信号Sと逆位相になる。また、出力信号Va,Vbは、各帰還抵抗R1,R2によって決定された増幅率で検出信号Sを電圧増幅すると共に、その増幅した電圧値を基準電圧Vrおよび各帰還抵抗R1,R2によって設定された基準レベルから変化させた電圧値になる。
図4は、各増幅器12a,12bの各出力信号Va,Vbのレベル変化に対応した信号処理・判定回路15の動作を説明するための説明図である。
図4(A)に示すように、各出力信号Va,Vbのレベル変化が同期していれば(同期性があれば)、信号処理・判定回路15は、各出力信号Va,Vbの両方がセンサ11の検出信号Sによるものであると判定する。
図4(B)に示すように、各出力信号Va,Vbのレベル変化が非同期ならば(同期性がなければ)、信号処理・判定回路15は、各出力信号Va,Vbの両方が増幅器12a,12bの内部で発生した何らかのノイズ(例えば、ポップコーンノイズなど)によるものであると判定する。
つまり、増幅器12a,12bの内部で何らかのノイズ(例えば、ポップコーンノイズなど)が発生し、そのノイズによって出力信号Va,Vbが発生した場合には、2つの増幅器12a,12bで同時にノイズが発生することは極稀であり、まず起こり得ないため、各出力信号Va,Vbのレベル変化は非同期になる筈である。
それに対して、センサ11の検出信号Sを各増幅器12a,12bが増幅して各出力信号Va,Vbが生成された場合には、各増幅器12a,12bが同一特性であり信号増幅に伴う信号遅延時間も同一であるため、各出力信号Va,Vbのレベル変化は必ず同期している。
よって、各出力信号Va,Vbのレベル変化が同期していれば、各出力信号Va,Vbの両方がセンサ11の検出信号Sによるものであると考えるのが妥当である。
同様に、各出力信号Va,Vbのレベル変化が非同期ならば、各出力信号Va,Vbの両方が増幅器12a,12bの内部で発生した何らかのノイズによるものであると考えるのが妥当である。
そして、信号処理・判定回路15は、図4(A)に示すように、各出力信号Va,Vbの同期性がある場合にのみ、その出力信号Va,Vbに基づいて検出結果を得る。
以上詳述したように、第1実施形態によれば、増幅器12a,12bの増幅率が高い場合に、増幅器12a,12bの入力段でランダムなノイズが発生し、そのノイズが信号処理・判定回路15によるローパスフィルタ処理で除去不能なほど長時間に渡って発生するものであったとしても、そのノイズが検出結果に与える影響を排除して正確な検出結果を得ることができる。
また、第1実施形態によれば、1つのセンサ11だけしか用いないため、複数のセンサを用いる特許文献1の技術に比べて、部品コストを低く抑えることができる。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態の検出装置20の概略構成を示すブロック回路図である。
検出装置20は、センサ11、増幅器12a〜12c、信号切替回路21、AD変換器14、信号処理・判定回路22から構成されている。
第2実施形態において、第1実施形態と異なるのは以下の点だけである。
[1]増幅器12cは各増幅器12a,12bと同一構成で同一特性であり、増幅器12cはセンサ11の検出信号Sを増幅して出力信号Vcを生成する。
[2]信号切替回路21は、各増幅器12a〜12cの出力信号Va,Vb,Vcを切り替え、各出力信号Va〜Vcのいずれか1つをAD変換器14へ出力する。
尚、各出力信号Va〜Vcの生成時間に対して信号切替回路21およびAD変換器14の動作は極めて高速であるため、1つのAD変換器14の入力を信号切替回路21で切り替えるだけで、各出力信号Va〜Vcの正確なAD変換を各出力信号Va〜Vcのそれぞれに対して個別に行うことが可能であり、各増幅器12a〜12c毎に別個のAD変換器を設ける必要はない。
ちなみに、AD変換器14として市販の3入力型AD変換器を用いれば、3入力型AD変換器は3つの入力を切り替える機能があり、その機能は信号切替回路21の機能と同じであるため、信号切替回路21を省くことができる。
[3]判定手段および検出手段としての信号処理・判定回路22は、まず、AD変換器14の生成したデジタル信号に対してソフトウェア的なローパスフィルタ処理などの信号処理を施すことにより、出力信号Va〜Vcに含まれるノイズのうち瞬間的に発生したノイズを除去する。
次に、信号処理・判定回路22は、各出力信号Va〜VcをAD変換したデジタル信号のレベル変化を比較し、その比較結果に基づいて、各出力信号Va〜Vcがセンサ11の検出信号Sによるものか又は増幅器12a〜12cの内部で発生したノイズによるものかを判定する。
そして、信号処理・判定回路22は、出力信号Va〜Vcがセンサ11の検出信号Sによるものであると判定した場合、その出力信号に基づいて検出結果を得る。
図6および図7は、各増幅器12a〜12cの各出力信号Va〜Vcのレベル変化に対応した信号処理・判定回路22の動作を説明するための説明図である。
図6(A)〜図6(C)に示すように、3つの出力信号Va〜Vcのうち、少なくともいずれか2つの出力信号のレベル変化が同期していれば(同期性があれば)、信号処理・判定回路22は、同期している出力信号が全てセンサ11の検出信号Sによるものであると判定する。
図6(A)は、3つの出力信号Va〜Vcのレベル変化が全て同期しており、信号処理・判定回路22が各出力信号Va〜Vcの全てをセンサ11の検出信号Sによるものであると判定する場合を示す例である。
図6(B)は、2つの出力信号Vb,Vcのレベル変化が同期しており、信号処理・判定回路22が各出力信号Vb,Vcの両方をセンサ11の検出信号Sによるものであると判定する場合を示す例である。
図6(C)は、2つの出力信号Va,Vcのレベル変化が同期しており、信号処理・判定回路22が各出力信号Va,Vcの両方をセンサ11の検出信号Sによるものであると判定する場合を示す例である。
図7(A)〜図7(C)に示すように、各出力信号Va〜Vcのレベル変化が全て非同期ならば(同期性がなければ)、信号処理・判定回路22は、各出力信号Va〜Vcの全てが増幅器12a〜12cの内部で発生した何らかのノイズ(例えば、ポップコーンノイズなど)によるものであると判定する。
つまり、増幅器12a〜12cの内部で何らかのノイズ(例えば、ポップコーンノイズなど)が発生し、そのノイズによって出力信号Va〜Vcが発生した場合には、3つの増幅器12a〜12cのうち2つ以上の増幅器で同時にノイズが発生することは極稀であり、まず起こり得ないため、各出力信号Va〜Vcのレベル変化は全て非同期になる筈である。
それに対して、センサ11の検出信号Sを各増幅器12a〜12cが増幅して各出力信号Va〜Vcが生成された場合には、各増幅器12a〜12cが同一特性であり信号増幅に伴う信号遅延時間も同一であるため、各出力信号Va〜Vcのレベル変化は必ず同期している筈である。
しかし、各増幅器12a〜12cのうち、いずれか1つの増幅器に不具合が起こることがあり、その場合、不具合を起こした増幅器の出力信号のレベル変化は、正常な増幅器の出力信号のレベル変化と非同期になるおそれがある。
よって、3つの出力信号Va〜Vcのうち、いずれか2つの出力信号のレベル変化が同期していれば、3つの増幅器12a〜12cのうちの1つが不具合を起こしていたとしても、同期している2つの出力信号についてはセンサ11の検出信号Sによるものであると考えるのが妥当である。
同様に、各出力信号Va〜Vcのレベル変化が全て非同期ならば、同期している出力信号が全て増幅器12a〜12cの内部で発生した何らかのノイズによるものであると考えるのが妥当である。
すなわち、信号処理・判定回路22は、3つの出力信号Va〜Vcのレベル変化の同期性について多数決原理によって判定し、過半数(この場合は2つ)を超える出力信号Va〜Vcのレベル変化が同期していれば、同期している過半数の出力信号がセンサ11の検出信号Sによるものと見なすわけである。
言い換えると、信号処理・判定回路22は、3つの出力信号Va〜Vcのレベル変化の同期性について多数決原理によって判定し、過半数(この場合は2つ)に満たない出力信号Va〜Vcのレベル変化しか同期していない場合には、同期している出力信号が全て増幅器12a〜12cの内部で発生した何らかのノイズによるものであると見なすわけである。
そして、信号処理・判定回路22は、図6に示すように、3つの出力信号Va〜Vcのうち、少なくともいずれか2つの出力信号に同期性がある場合にのみ、その出力信号に基づいて検出結果を得る。
すなわち、信号処理・判定回路22は、同期している出力信号Va〜Vcのみに基づいて検出結果を得るわけである。
以上詳述したように、3つの増幅器12a〜12cによる多数決原理を用いる第2実施形態によれば、2つの増幅器12a,12bを用いる第1実施形態の作用・効果を更に高めることができる。
すなわち、第2実施形態によれば、増幅器12a〜12cの増幅率が高い場合に、増幅器12a〜12cの入力段でランダムなノイズが発生し、そのノイズが信号処理・判定回路22によるローパスフィルタ処理で除去不能なほど長時間に渡って発生するものであったとしても、そのノイズが検出結果に与える影響を排除して正確な検出結果を得ることができる。
また、第2実施形態によれば、1つのセンサ11だけしか用いないため、複数のセンサを用いる特許文献1の技術に比べて、部品コストを低く抑えることができる。
加えて、第2実施形態によれば、各増幅器12a〜12cのうち、いずれか1つの増幅器に不具合が起こった場合でも、第1実施形態と同様の作用・効果を得ることが可能になり、第1実施形態に比べてロバスト(robust)性を向上させることができる。
尚、増幅器12a〜12cに起こる不具合には、例えば、出力信号Va〜Vcを生成不能になる故障、増幅率が低下して出力信号Va〜Vcのレベルが正常な検出結果を得るのに必要なレベルに達しなくなる故障、増幅器12a〜12cを構成するオペアンプOPのオフセット変動が過大になって正常な出力信号Va〜Vcを生成不能になる故障、などがある。
ところで、オペアンプOPには、入力段にMOSトランジスタを用いたMOS入力タイプと、入力段にバイポーラトランジスタを用いたバイポーラ入力タイプとがある。
そして、MOS入力タイプはバイポーラ入力タイプに比べて、オフセット変動が大きいというデメリットがあるが、第2実施形態によれば当該デメリットが検出結果に与える影響を排除できる。
[別の実施形態]
ところで、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、上記各実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
[1]第1実施形態では2つの増幅器12a,12bを設けているが、3つ以上の複数の増幅器を設けると共に、各増幅器の出力信号を切り替える信号切替回路を設けるようにしてもよい。
このように、3つ以上の複数の増幅器を設ければ、増幅器の個数分だけ第1実施形態の作用・効果を更に高めることができる。
この場合、信号処理・判定回路15は、各増幅器の出力信号のレベル変化が全て同期していれば、各出力信号がセンサ11の検出信号Sによるものと判定すればよい。
言い換えると、信号処理・判定回路15は、各増幅器の出力信号のレベル変化のうち1つでも非同期ならば、同期している出力信号が全て各増幅器の内部で発生した何らかのノイズによるものであると判定すればよい。
[2]第2実施形態では3つの増幅器12a〜12cを設けているが、4つ以上の複数の増幅器を設けると共に、各増幅器の出力信号を切り替える信号切替回路を設けるようにしてもよい。
このように、4つ以上の複数の増幅器を設ければ、増幅器の個数分だけ第2実施形態の作用・効果を更に高めることができる。
この場合、信号処理・判定回路22は、各増幅器の出力信号のレベル変化の同期性を多数決原理によって判定し、過半数を超える出力信号のレベル変化が同期していれば、同期している過半数の出力信号がセンサ11の検出信号Sによるものと見なせばよい。
言い換えると、信号処理・判定回路22は、各増幅器の出力信号のレベル変化の同期性を多数決原理によって判定し、過半数に満たない出力信号のレベル変化しか非同期ならば、同期している出力信号が全て各増幅器の内部で発生した何らかのノイズによるものであると見なせばよい。
[3]上記各実施形態ではオペアンプOPを用いた非反転増幅回路または反転増幅回路によって増幅器12a〜12cを構成しているが、センサ11の検出信号Sを増幅して必要な出力信号Va〜Vcが生成可能であれば、増幅器12a〜12cをどのような構成にしてもよい。
本発明を具体化した第1実施形態の検出装置10の概略構成を示すブロック回路図。 第1実施形態における各増幅器12a,12bの第1構成例を示すブロック回路図。 各増幅器12a,12bの第2構成例を示すブロック回路図。 第1実施形態において、各増幅器12a,12bの各出力信号Va,Vbのレベル変化に対応した信号処理・判定回路15の動作を説明するための説明図。 本発明を具体化した第2実施形態の検出装置20の概略構成を示すブロック回路図。 第2実施形態において、各増幅器12a〜12cの各出力信号Va〜Vcのレベル変化に対応した信号処理・判定回路22の動作を説明するための説明図。 第2実施形態において、各増幅器12a〜12cの各出力信号Va〜Vcのレベル変化に対応した信号処理・判定回路22の動作を説明するための説明図。
符号の説明
10,20…検出装置
11…センサ
12a〜12d…増幅器
13,21…信号切替回路
14…AD変換器
15,22…信号処理・判定回路(判定手段、検出手段)
S…検出信号
Va〜Vc…出力信号
OP…オペアンプ
R1,R2…帰還抵抗

Claims (4)

  1. 検出対象物の情報を検出し、その情報に対応した検出信号を生成するセンサと、
    そのセンサの検出信号を増幅して出力信号を生成する複数の増幅器と、
    その複数の増幅器の出力信号のレベル変化を比較し、前記各増幅器の出力信号のレベル変化が全て同期していれば、当該出力信号が前記センサの検出信号によるものと判定する判定手段と、
    その判定手段が前記センサの検出信号によるものであると判定した出力信号に基づいて検出結果を得る検出手段と
    を備えたことを特徴とする検出装置。
  2. 検出対象物の情報を検出し、その情報に対応した検出信号を生成するセンサと、
    そのセンサの検出信号を増幅してアナログ信号である出力信号を生成する複数の増幅器と、
    その複数の増幅器の出力信号を切り替え、前記各増幅器の出力信号のいずれか1つを出力する信号切替回路と、
    その信号切替回路から出力されたアナログ信号である出力信号をAD変換してデジタル信号を生成するAD変換器と、
    そのAD変換器が生成した前記各増幅器の出力信号に対応するデジタル信号について、各出力信号のレベル変化を比較し、前記各増幅器の出力信号のレベル変化が全て同期していれば、当該出力信号が前記センサの検出信号によるものと判定する判定手段と、
    その判定手段が前記センサの検出信号によるものであると判定した出力信号に基づいて検出結果を得る検出手段と
    を備えたことを特徴とする検出装置。
  3. 検出対象物の情報を検出し、その情報に対応した検出信号を生成するセンサと、
    そのセンサの検出信号を増幅して出力信号を生成する3つ以上の複数の増幅器と、
    その複数の増幅器の出力信号のレベル変化を比較し、そのレベル変化の同期性を多数決原理によって判定することにより、前記各増幅器の出力信号のうち過半数を超える出力信号のレベル変化が同期していれば、その同期している過半数の出力信号が前記センサの検出信号によるものと判定する判定手段と、
    その判定手段が前記センサの検出信号によるものであると判定した出力信号に基づいて検出結果を得る検出手段と
    を備えたことを特徴とする検出装置。
  4. 検出対象物の情報を検出し、その情報に対応した検出信号を生成するセンサと、
    そのセンサの検出信号を増幅してアナログ信号である出力信号を生成する3つ以上の複数の増幅器と、
    その複数の増幅器の出力信号を切り替え、前記各増幅器の出力信号のいずれか1つを出力する信号切替回路と、
    その信号切替回路から出力されたアナログ信号である出力信号をAD変換してデジタル信号を生成するAD変換器と、
    そのAD変換器が生成した前記各増幅器の出力信号に対応するデジタル信号について、各出力信号のレベル変化を比較し、そのレベル変化の同期性を多数決原理によって判定することにより、前記各増幅器の出力信号のうち過半数を超える出力信号のレベル変化が同期していれば、その同期している過半数の出力信号が前記センサの検出信号によるものと判定する判定手段と、
    その判定手段が前記センサの検出信号によるものであると判定した出力信号に基づいて検出結果を得る検出手段と
    を備えたことを特徴とする検出装置。
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