JPH06167350A - センサ出力処理装置 - Google Patents

センサ出力処理装置

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JPH06167350A
JPH06167350A JP4320905A JP32090592A JPH06167350A JP H06167350 A JPH06167350 A JP H06167350A JP 4320905 A JP4320905 A JP 4320905A JP 32090592 A JP32090592 A JP 32090592A JP H06167350 A JPH06167350 A JP H06167350A
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JP
Japan
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value
sensor
sensor outputs
outputs
difference
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JP4320905A
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English (en)
Inventor
Noriaki Kataoka
憲明 片岡
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出対象を同じくする複数のセンサ出力か
ら、合理的に真値を算定する。 【構成】 加速度センサ2に接続された3個のAD変換
器3a,3b,3cの各センサ出力Ga,Gb,Gcに
ついて、各センサ出力間の差分Ga−Gb,Gb−G
c,Gc−Gaをとって一定の許容値dを基準にしきい
値判別し、他のセンサ出力に対する差分がいずれも一定
の許容値を越えるセンサ出力を母集団から除外し、残り
のセンサ出力から、平均値演算又は中央値選択により真
値を決定することにより、突発的な異変や不意の故障に
よるセンサ出力の異常から真値を保護するとともに、出
力異常を速やかに発見して報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、検出対象を同じくす
る複数のセンサ出力から、最適の方法で真値を決定する
ようにしたセンサ出力処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の衝突による乗員の死亡事故を減ら
すため、前部座席に座る運転者や運転助手を衝突時の衝
撃から保護するエアバッグ装置の導入が急がれている。
例えば運転席側のエアバッグ装置は、車両のステアリン
グホイールの中央部分にエアバッグが埋め込んであり、
衝突により車両が一定限度を越える衝撃を受けたときに
マイクロプロセッサが展開トリガ信号を発し、スクイブ
と呼ばれる起爆素子を着火起爆させてエアバッグを爆発
的に展開させる構成とされており、展開したエアバッグ
がステアリングホイールと運転者の間に介在して緩衝機
能を果す。
【0003】図4に示す車両の衝突判定装置1は、加速
度センサ2の出力をオフセット積分してしきい値判別す
ることにより衝突判定するものであり、加速度センサ2
が検出する加速度信号を3個のAD変換器3a,3b,
3cに送り込み、AD変換器3a,3b,3cにてディ
ジタル信号に変換されたセンサ出力を演算部4にて平均
処理し、3個のセンサ出力Ga,Gb,Gcの平均値
(Ga+Gb+Gc)/3を真値G(t)としてオフセ
ット積分器5に供給する。オフセット積分器5は、演算
部が真値として出力する加速度信号G(t)から通常走
行時に発生する加速度信号の最大値をオフセットGsと
して差し引いた値に対し、 [G(t)−Gs]dt なる区間積分を、現時点から過去の一定期間までの所定
区間に亙って行う。オフセット積分器5の積分出力は、
比較器6に供給されてしきい値Vrと比較され、積分出
力がしきい値を越えたときに衝突と判定し、判定時点で
エアバッグのための展開トリガ信号が出力される。
【0004】加速度センサ2としては、応力を受けて歪
んだときに半導体のピエゾ抵抗が変化する応力歪みゲー
ジを、車両の進行方向に受圧面を向けて半導体基板上に
組み付けた半導体加速度センサが用いられる。また、加
速度センサ2に並列接続した3個のAD変換器3a,3
b,3cは、各AD変換器3a,3b,3cの変換誤差
を平均化して真値にもっとも近いAD変換出力を得るた
めと、3個のAD変換器3a,3b,3cのうちのいず
れか一つが故障しても、残りのAD変換器でAD変換の
任に当たらせるためといった理由から、敢えて冗長性を
もたせて3個設けたものであり、ここではAD変換器3
a,3b,3cと演算部4がセンサ出力処理装置7を構
成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のセンサ出力処理
装置7は、3個のAD変換器3a,3b,3cの出力す
なわち同一の加速度センサ2の3系統のセンサ出力G
a,Gb,Gcを、演算部4にて平均化して真値G
(t)を求める方法を取っているが、3個のセンサ出力
Ga,Gb,Gcについては、図5(A)〜(D)に示
したように、横軸に一定距離を置いて各センサ出力G
a,Gb,Gcを縦軸方向にプロットしたときに、4通
りの空間分布が想定される。すなわち、図5(A)に示
したように、3個のセンサ出力Ga,Gb,Gcが、い
ずれも他のセンサ出力を中心とする許容値dの圏内に含
まれる場合と、同図(B)に示すごとく、センサ出力G
bとGcがお互いにそれぞれを中心とする許容値dの圏
内から外れる場合と、同図(C)に示したように、セン
サ出力Gbがセンサ出力GaとGcのそれぞれを中心と
する許容値dの圏内から外れる場合と、同図(D)に示
したように、いずれのセンサ出力Ga,Gb,Gcと
も、それぞれの中心から許容値dの圏内に他のセンサ出
力が存在しない場合の4通りである。これらの関係を、
各センサ出力の差分Ga−Gb,Gb−C,Gc−Ga
の絶対値|Ga−Gb|,|Gb−Gc|,|Gc−G
a|と許容値dを用いて表記すれば、 (A) |Ga−Gb|≦d,|Gb−Gc|≦d,|
Gc−Ga|≦d (B) |Ga−Gb|≦d,|Gb−Gc|>d,|
Gc−Ga|≦d (C) |Ga−Gb|>d,|Gb−Gc|>d,|
Gc−Ga|≦d (D) |Ga−Gb|>d,|Gb−Gc|>d,|
Gc−Ga|>d の4通りのパターンに分類される。
【0006】上記の4種類のパターンのうち、(A)と
(B)のパターンでは、3個のセンサ出力Ga,Gb,
Gcの相加平均(Ga+Gb+Gc)/3をもって真値
としても、格別問題となることはなく、平均化処理が妥
当であると言ってよい。しかし、(C)のパターンで
は、他に対して突出的に対峙するセンサ出力Gbは、母
集団のなかでは異端的な存在であり、お互いに出力差の
少ないセンサ出力GaとGcの相加平均(Ga+Gc)
/2をとる方が真値として妥当であるにも拘わらず、無
理に相加平均(Ga+Gb+Gc)/3をとるため、真
値の誤差が大きいといった課題があった。また、(C)
のパターンが繰り返し現れる場合は、AD変換器3bに
異常を認めて早期にしかるべく対処するのが順当である
が、従来のセンサ出力処理装置7はこうした異常や故障
に対する備えが全くないために、誤差だらけの真値を出
力し続ける危険があった。さらに、(D)のパターンで
は、すべてのセンサ出力Ga,Gb,Gcがお互いに許
容値dを越える距離をもって離散しているが、それでも
強引に相加平均(Ga+Gb+Gc)/3をとるため、
一応もっともらしい真値が求められるものの、実際には
AD変換器3a,3b,3cのいずれかが誤動作してい
たりする可能性は大であり、またこうした異常や故障等
について発見できないままセンサ出力が処理され続け、
衝突判定に正確性を欠くことになるといった課題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決したものであり、検出対象を同じくする3以上のセ
ンサ出力について、各センサ出力間の差分を演算する複
数の差分器と、該複数の差分器の各差分出力を一定の許
容値を基準にしきい値判別し、他のセンサ出力に対する
差分がいずれも一定の許容値を越えるセンサ出力を母集
団から除外する診断器と、該診断器が除外したセンサ出
力を除く残りのセンサ出力から、平均値演算により真値
を決定する演算部とを具備することを特徴とするもので
ある。
【0008】この発明はまた、平均値演算を行う演算部
に代えて、中央値選択により真値を決定する演算部を設
けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明は、検出対象を同じくする3以上のセ
ンサ出力について、各センサ出力間の差分をとって一定
の許容値を基準にしきい値判別し、他のセンサ出力に対
する差分がいずれも一定の許容値を越えるセンサ出力を
母集団から除外し、残りのセンサ出力から、平均値演算
又は中央値選択により真値を決定することにより、突発
的な異変や不意の故障によるセンサ出力の異常から真値
を保護するとともに、出力異常を速やかに発見して報知
できるようにする。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図1ない
し図3を参照して説明する。図1は、この発明のセンサ
出力処理装置の一実施例を示す回路構成図、図2は、図
1に示した複数のAD変換器の出力の空間分布を示す図
である。
【0011】図1に示すセンサ出力処理装置11は、加
速度センサ2に並列接続した3個のAD変換器3a,3
b,3cの出力を比較診断部12にて比較診断し、診断
結果に従って演算部13に対して適切な演算法を指定す
る構成とされている。比較診断部12は、センサ出力G
a,Gb,Gcの差分を演算する3個の差分器14a,
14b,14cと、差分器14a,14b,14cの各
差分出力Ga−Gb,Gb−Gc,Gc−Gaの各絶対
値|Ga−Gb|,|Gb−Gc|,|Gc−Ga|を
一定の許容値dを基準にしきい値判別し、他のセンサ出
力に対する差分がいずれも一定の許容値dを越えるセン
サ出力を母集団から除外する診断器15とからなる。演
算部13は、診断器15が除外したセンサ出力を除く残
りのセンサ出力から、平均値演算により真値G(t)を
決定する。
【0012】診断器15の診断対象となるセンサ出力の
分布パターンとしては、図5(A)〜(D)に示したの
と同じく、図2(A)〜(D)に示す4通りが考えられ
る。
【0013】まず、図2(A)に示す分布パターンで
は、差分出力Ga−Gb,Gb−Gc,Gc−Gaの絶
対値|Ga−Gb|,|Gb−Gc|,|Gc−Ga|
が、 |Ga−Gb|≦d,|Gb−Gc|≦d,|Gc−G
a|≦d のごとく、いずれも指定された許容値d以下である。こ
のため、診断器15は3個のデータGa,Gb,Gcの
平均値(Ga+Gb+Gc)/3をもって真値とするよ
う、演算部13に対して指令を発する。これにより、上
記の指令を受けた演算部13は平均演算を行い、真値G
(t)として G(t)=(Ga+Gb+Gc)/3 を得る。
【0014】また、図2(B)に示す分布パターンで
は、差分出力Ga−Gb,Gb−Gc,Gc−Gaの絶
対値|Ga−Gb|,|Gb−Gc|,|Gc−Ga|
が、 |Ga−Gb|≦d,|Gb−Gc|>d,|Gc−G
a|≦d というように、|Ga−Gb|と|Gc−Ga|は許容
値d以下であるのに対し、|Gb−Gc|だけが許容値
dを越えている。しかし、データGaに関しては、いず
れも他の2個のデータGb,Gcを中心とする許容値d
の範囲内にあるため、ここでは3個のデータGa,G
b,Gcがデータとして信頼に足る母集団を形成してい
ると判断し、前記と同様平均値演算により、真値G
(t)として、 G(t)=(Ga+Gb+Gc)/3 を得る。
【0015】さらにまた、図2(C)に示す分布パター
ンでは、3個の差分出力Ga−Gb,Gb−Gc,Gc
−Gaの絶対値|Ga−Gb|,|Gb−Gc|,|G
c−Ga|が、 |Ga−Gb|>d,|Gb−Gc|>d,|Gc−G
a|≦d のごとく、|Gc−Ga|だけは許容値d以下であるの
に対し、|Ga−Gb|と|Gb−Gc|が許容値dを
越えている。このため、データGaとGcについてはお
互いを中心とした許容値dの圏内に止まるものの、デー
タGbだけが突出していることが判る。そこで、ここで
は2個のデータGaとGcだけがデータとして信頼に足
る母集団を形成していると判断し、2個のデータGaと
Gcの平均値演算により、 G(t)=(Ga+Gc)/2 として真値G(t)を得る。従って、従来の衝突判定装
置1のごとく、無理に相加平均(Ga+Gb+Gc)/
3をとって真値の誤差を徒に拡大させてしまうといった
不都合はない。また、データGbだけが突出する状態が
繰り返される場合は、AD変換器3bが故障しているか
又は動作異常を引き起こしているとして、診断器15が
警報を発する。このため、迅速な対応措置が可能であ
る。
【0016】最後に、図2(D)に示した分布パターン
では、差分出力Ga−Gb,Gb−Gc,Gc−Gaの
各絶対値|Ga−Gb|,|Gb−Gc|,|Gc−G
a|が、 |Ga−Gb|>d,|Gb−Gc|>d,|Gc−G
a|>d のごとく、すべて許容値dを越えており、信頼に足るデ
ータを採取する母集団がまったく特定できない。そこ
で、ここでは一切の平均演算を放棄させ、AD変換器3
a,3b,3cの少なくとも2個は故障している可能性
があるとして、診断器15から警報を発し、演算部13
による演算も停止させる。従って、従来の衝突判定装置
1のごとく、すべてのセンサ出力Ga,Gb,Gcがお
互いに許容値dを越える距離をもって離散しているにも
拘わらず、強引に相加平均(Ga+Gb+Gc)/3を
とってしまい、一応もっともらしい真値が求められるも
のの、実際にはAD変換器3a,3b,3cのいずれか
が誤動作していたりするのを見落としてしまうといった
ことはない。
【0017】このように、上記センサ出力フィルタ装置
11は、検出対象を同じくする3個のセンサ出力Ga,
Gb,Gcについて、他のセンサ出力に対する差分がす
べて一定の許容値dを越えるデータを除外した残りのデ
ータについて、平均値演算により真値を決定するように
したので、従来の単純平均法や中心値選択法のごとく、
母集団に含まれる突出した数個のデータにより平均値が
真値からずれる方向に引きずられたり、或いは中心値が
真値から遠ざかるといった不都合はなく、きわめて精度
の高い真値演算が可能である。また、母集団に含まれる
すべてのデータがいずれも他のデータに対する差分|G
a−Gb|,|Gb−Gc|,|Gc−Ga|がすべて
一定の許容値dを越える場合は、センサ出力が信頼に足
る母集団を形成していないと判断し、真値の算出を放棄
するとともに、こうした事態が頻発する場合は加速度セ
ンサ2か又はその出力経路に設けたAD変換器3a,3
b,3cの異常又は故障を報知することができる。
【0018】なお、上記実施例では、診断器15が選抜
したセンサ出力を演算部13が平均値演算する構成とし
たが、診断器15が母集団を形成しているとして選抜し
た複数のセンサ出力Ga,Gb,Gcのなかから、演算
部13が選択した中央値を真値とすることもできる。こ
の場合、演算部13は、母集団を形成する複数のセンサ
出力Ga,Gb,Gcを大小順に並び替えし、両端のセ
ンサ出力の中央に位置するセンサ出力を中央値として抽
出することで、真値を求めることができる。また、中央
値として2値が存在する場合は、両者の平均値をもって
真値とすることができ、母集団を形成するすべてのセン
サ出力を平均する方法と同様、簡単なアルゴリズムによ
り真値を求めることができる。
【0019】また、上記実施例では、加速度センサ2に
3個のAD変換器3a,3b,3cを並列接続した場合
を例にとったが、使用するAD変換器の数は4個以上で
あってもよく、その場合も同じ診断原理に基づいて出力
処理を行うことができる。
【0020】また、図3に示すセンサ出力処理装置21
のごとく、単一のAD変換器22の3個の入力ポートを
一定周期Tをもって時分割で切り替え、周期3Tの観測
窓内で得られる3個のセンサ出力を、同時並列的に差分
演算して異常診断し、診断結果に応じて3個のセンサ出
力の平均値又は中央値を真値とすることもできる。この
場合、例えば車両のイグニッションキーを操作した直後
のごとく、車両が発進しておらず、従って当然のことな
がら加速度センサ2に対して外力が作用していないこと
が明白である期間か、又は車両が等速走行していて加速
度センサ2に外力が作用していないことが明らかである
ときに、上記診断を行うことにより、加速度センサ2又
はセンサ出力経路の異常を精度よく診断することができ
る。
【0021】また、上記各実施例において、使用するセ
ンサは加速度センサ2に限らず、例えば速度センサや温
度センサ或いは圧力センサ等の他のセンサであってもよ
い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、検出
対象を同じくする複数のセンサ出力について、各センサ
出力間の差分を演算し、他のデータに対する差分がすべ
て一定の許容値を越えるデータを除外した残りのデータ
について、平均値演算により真値を決定するようにした
ので、従来の単純平均法や中心値選択法のごとく、母集
団に含まれる突出した数個のデータにより平均値が真値
からずれる方向に引きずられたり、或いは中心値が真値
から遠ざかるといった不都合はなく、きわめて精度の高
い真値演算が可能であり、また母集団に含まれるすべて
のデータがいずれも他のデータに対する差分がすべて一
定の許容値を越える場合は、センサ出力が信頼に足る母
集団を形成していないと判断し、真値の算出を放棄する
とともに、こうした事態が頻発する場合はセンサか又は
その出力経路の異常又は故障を報知することができる等
の優れた効果を奏する。
【0023】また、この発明は、平均値演算ではなく、
母集団を形成しているとして抽出された複数のセンサ出
力のなかから中央値を選択して真値とする構成とするこ
とにより、母集団を形成する複数のセンサ出力を並び替
えし、両端のセンサ出力の中央に位置するセンサ出力を
中央値として抽出することで、真値を求めることがで
き、また中央値として2値が存在する場合は、両者の平
均値をもって真値とすることもでき、母集団を形成する
すべてのセンサ出力を平均する方法と同様、簡単なアル
ゴリズムにより真値を求めることができる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のセンサ出力処理装置の一実施例を示
す回路構成図である。
【図2】図1に示した複数のAD変換器の出力の空間分
布を示す図である。
【図3】本発明のセンサ出力処理装置の他の実施例を示
す回路構成図である。
【図4】従来のセンサ出力処理装置を適用した衝突判定
装置の一例を示す回路構成図である。
【図5】図4に示した複数のAD変換器の出力の空間分
布を示す図である。
【符号の説明】
2 加速度センサ 3a,3b,3c,22 AD変換器 11,21 センサ出力処理装置 12 比較診断部 13 演算部 14a,14b,14c 差分器 15 診断器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象を同じくする3以上のセンサ出
    力について、各センサ出力間の差分を演算する複数の差
    分器と、該複数の差分器の各差分出力を一定の許容値を
    基準にしきい値判別し、他のセンサ出力に対する差分が
    いずれも一定の許容値を越えるセンサ出力を母集団から
    除外する診断器と、該診断器が除外したセンサ出力を除
    く残りのセンサ出力から、平均値演算により真値を決定
    する演算部とを具備することを特徴とするセンサ出力処
    理装置。
  2. 【請求項2】 検出対象を同じくする3以上のセンサ出
    力について、各センサ出力間の差分を演算する複数の差
    分器と、該複数の差分器の各差分出力を一定の許容値を
    基準にしきい値判別し、他のセンサ出力に対する差分が
    いずれも一定の許容値を越えるセンサ出力を母集団から
    除外する診断器と、該診断器が除外したセンサ出力を除
    く残りのセンサ出力から、中央値選択により真値を決定
    する演算部とを具備することを特徴とするセンサ出力処
    理装置。
JP4320905A 1992-11-30 1992-11-30 センサ出力処理装置 Pending JPH06167350A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002079673A (ja) * 2000-06-30 2002-03-19 Canon Inc インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録ヘッドの製造方法、インクジェット記録装置、およびインクジェット記録ヘッドの駆動方法
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CN111481116A (zh) * 2019-01-29 2020-08-04 北京奇虎科技有限公司 扫地机器人故障检测方法、装置和扫地机器人

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