JP4694416B2 - 光学素子 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズと該レンズの保持枠とが一体化して構成された光学素子に関する。
従来、撮影装置や観察装置等に適用される光学系に含まれるレンズにおいては、結像に寄与する光線の最大入射口径内に入射して屈折しレンズ外周面で反射した光線が、画像のコントラストを低下させる原因であるフレアを生じさせる不要な光線となるのを防止するために、レンズ外周面に光吸収材料を塗布する等して、レンズ外周面で反射する迷光を減衰あるいは消滅させ、結像面に到達しないようにしていた。
図4は、光学系に含まれるレンズと該レンズの保持枠とを有して構成される従来の光学素子の一例を示す一部断面図である。
同図に示した光学素子は、凸メニスカスレンズであるレンズL41と、レンズL41を保持する艶消し状の黒色のレンズ保持枠K41とを有して構成されている。レンズL41の外周面は、1μ〜数μの粗い状態の面精度を有しており、その外周面上には、0.1〜0.2mm程度の膜厚の光吸収材料の黒色塗料で塗膜M41を設けている。
この構成により、同図の矢印に示したように、レンズL41の最大入射口径内に光線が入射して屈折の法則により屈折したレンズL41内の光線がレンズL41の外周面に達っしたとしても、前述の粗い面精度を有する外周面とその外周面上に設けられた光吸収材料によって、光線が外周面で反射することなく吸収あるいは減衰され、結像する光路内に進入しないようになっている。
また、同図に示した手法以外にも、不要な光線の結像面への到達を防止する手法として例えば特許文献1には、レンズの凸面に、エッジ部より半径方向内側からレンズ外形に至るまでをマスキング手段によって遮光するようにした撮影レンズが提案されている。
特開2005−77616号公報
しかしながら、上記のような結像に寄与しない有害な光線の結像面への到達を防止するために図4に示したような構成をとった光学素子の場合、レンズの外周面に塗布する光吸収材料である塗料は、有害光を遮断するために光学性能を確保する寸法精度(一般には0.1mm以下)を超える膜厚0.1〜0.2mmが必要であったり膜厚が不均一であったり、またレンズ保持枠や他の光学素子との嵌合部や接触部においてレンズが傾いたり偏ったりして、必要とする寸法精度の確保が容易でなく、結像性能を低下させることがあった。
本発明は、上記実情に鑑み、レンズとレンズ保持枠とを有して構成される光学素子において、遮光手段や光吸収手段を設けることなく、結像に寄与しない有害且つ不要な迷光を減少させることができる光学素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る光学素子は、入射面側の曲面が凹形状をした屈折が負のレンズと該レンズを保持するレンズ保持枠とが一体化して構成された光学素子であって、前記レンズの屈折率をn、前記レンズの入射面側の光線の最大入射口径をφd1、前記レンズの外周径をφd2とするとき、前記レンズにおける、前記入射面側の最大入射口径上の位置と射出面側の前記外周径上の位置との間の光軸方向の距離Dは、
D ≦ (d2-d1)/2*tan(arcsin(1/n)) (1)
であり、前記レンズにおける入射面側の最大入射口径内に入射した光線は、前記レンズを直接保持する前記保持枠へ照射されないことを特徴とする。
このように、上記の式(1)を満足する光学素子によれば、レンズの入射面側の最大入射口径内に入射し屈折したレンズ内の光線が、この光学素子を含む光学系の光学性能を満たす表面精度を持たない非光学面である、レンズの外周面へ直接進行することがないように、その外周面の光軸方向長さが設けられる。これにより、入射し屈折したレンズ内の光線は、レンズの外周面へ向けて直接進行することなく、レンズの射出面側の光学鏡面内(この光学素子を含む光学系の光学性能を満たす表面精度を持つ光学面内)へ進行、射出することになる。よって、入射し屈折したレンズ内の光線がレンズの外周面で反射するということはなくなり、結像に寄与する光路内に戻る不要な反射光線を無くすことができる。
尚、レンズを射出した後の光線については、例えば、結像に寄与する光路から離れたところで、この光学素子を含む光学系ユニット内(例えば撮影レンズ内)の所定の部位により遮蔽したり減衰させたりして消滅させることもできる。一般に、光学素子から離れた位置においての光線のエネルギーの減衰は大きく、且つ、遮光効果は大きい。
本発明の第2の態様に係る光学素子は、前記第1の態様において、当該光学素子の結像に寄与する前記入射面側の最大入射口径内に入射した光線の前記射出面側の射出位置は、当該光学素子を含む光学系の光学性能を満たす表面精度を有する光学表面内である、ことを特徴とする。
本発明によれば、レンズとレンズ保持枠とが一体化して構成された光学素子において、遮光手段や光吸収手段を設けることなく、結像に寄与しない有害且つ不要な迷光を減少させることができるので、フレアが減少し、像性能を向上させることができる。また、レンズ保持枠の表面処理や光学素子の塗装が不要となるので、寸法精度が安定し、光学性能を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る光学素子の一部断面図である。
同図に示した光学素子1は、複数のレンズで構成された光学系(不図示)の複数番目のレンズL11と該レンズL11の保持枠(以下「レンズ保持枠」という)K11とが一体化して構成された光学素子である。
同図において、x11´は、レンズL11の光軸である。
レンズL11は、入射面側が凹面の凸メニスカスレンズである。
レンズL11において、口径φd11は、入射面側の光線の入射する最大入射口径である。曲率半径R11は、その最大入射口径φd11上の位置における曲率半径である。曲率半径R12は、射出面側の光線の射出位置における曲率半径である。口径φd12は、レンズL11の外周径である。D11は、レンズL11の外周面(外周部)の光軸x11´方向長さである。但し、D11は、最大入射口径上の位置と射出面側の外周径φd12上の位置との間の光軸x11´方向長さでもある。l11は、レンズ保持枠K11のレンズL11との嵌合長さである。W11は、レンズL11の外周面である。また、レンズL11の屈折率はn11とし、レンズL11の外周面W11は鏡面状に仕上げられているものとする。
本実施例では、最大入射口径φd11=12mm、最大入射口径上の位置における曲率半径R11=25mm、射出面側の射出位置における曲率半径R12=13.5mm、レンズL11の外周径φd12=17mm、レンズL11の外周面の光軸x11´方向長さD11=2.059mm、レンズ保持枠K11のレンズL11との嵌合長さl11=1.5mm、レンズL11の屈折率n11=1.56883であるとする。
レンズ保持枠K11は、レンズL11を保持し、レンズL11の外周面W11と嵌合し、レンズL11と一体化して構成されている。また、レンズ保持枠K11は、艶消し状の黒色に仕上げられている。
このような構成の光学素子1は、上記の式(1)を満足する。
すなわち、式(1)の左辺は、
D = D11=2.059
となる。
式(1)の右辺は、
(d2-d1)/2*tan(arcsin(1/n)) = (17-12)/2*tan(arcsin(1/1.56883))
3.022
となる(但し、d2=d12, d1=d11, n=n11)。
よって、左辺 ≦ 右辺となり、上記の式(1)を満足する。
尚、この式(1)の右辺は、レンズL11の最大入射口径φd11上の光線の入射位置からの光軸x11´方向長さであって、且つ、その入射位置に入射し屈折した光線が外周面W11へ向けて直接進行しないようにするために必要な最大の外周面W11の光軸x11´方向長さD11を表しており、仮に、この長さよりも外周面W11の光軸x11´方向長さが大きい場合には、レンズL11へ入射し屈折した光線が外周面W11へ向けて直接進行することとなり、その光線が外周面W11で全反射するとなると、その反射光が結像に寄与する光線束内に進入して結像に有害な結果をもたらすこととなる。
しかしながら、前述のように、光学素子1は、レンズL11の外周面の光軸x11´方向長さD11(式(1)の左辺)が、式(1)の右辺よりも小さくなり、上記の式(1)を満足するので、レンズL11の入射面側の最大入射口径φd11内に入射し屈折したレンズL11内の光線は、外周面W11へ向けて直接進行することなく、レンズL11の射出面側の光学鏡面内(この光学素子1を含む光学系の光学性能を満たす表面精度を持つ光学面内)へ進行、射出することになる。尚、本実施例では、レンズL11の射出面側の曲面の全てを光学鏡面とする。
よって、入射し屈折したレンズL11内の光線がレンズL11の外周面W11で反射するということはなくなり、結像に寄与する光路内に戻る不要な反射光線を無くすことができる。
同図の矢印で示した光線の例によれば、レンズL11の入射面側の最大入射口径φd11上の位置に入射角(入射する光線と入射位置における曲面の法線とのなす角度)i11=68.984°で入射した光線は、屈折角(屈折後の光線と入射位置における曲面の法線とのなす角度)α11=36.514°で屈折し、レンズL11内を射出面側へ進行する。そして、レンズL11の射出面に対し入射角(射出面に入射する光線と射出面上の入射位置における曲面の法線とのなす角度)β11=11.378°で入射して、空気中へ射出角(射出後の光線と射出位置における曲面の法線とのなす角度)γ11=18.029°で射出する。
従って、レンズL11に入射する如何なる光線も、外周面W11へ向けて直接進行することなく、レンズL11の射出面側の光学鏡面内へ進行、射出することになる。
以上、本実施例に係る光学素子1によれば、遮光手段や光吸収手段を設けることなく、結像に寄与しない有害且つ不要な迷光を減少させることができるので、フレアが減少し、像性能を向上させることができる。また、レンズ保持枠K11の表面処理や光学素子1の塗装が不要となるので、寸法精度が安定し、光学性能を向上させることができる。
図2は、本発明の実施例2に係る光学素子の一部断面図である。
同図に示した光学素子2は、複数のレンズで構成された光学系(不図示)の複数番目のレンズL21と該レンズL21の保持枠(以下「レンズ保持枠」という)K21とが一体化して構成された光学素子である。
同図において、x22´は、レンズL21の光軸である。
レンズL21は、入射面側が凹面の凹メニスカスレンズである。
レンズL21において、口径φd21は、入射面側の光線の入射する最大入射口径である。曲率半径R21は、その最大入射口径φd21上の位置における曲率半径である。曲率半径R22は、射出面側の光線の射出位置における曲率半径である。口径φd22は、レンズL21の外周径である。D21は、レンズL21の外周面(外周部)の光軸x22´方向長さである。但し、D21は、最大入射口径φd21上の位置と射出面側の外周径φd22上の位置との間の光軸x22´方向長さでもある。l21は、レンズ保持枠K21のレンズL21との嵌合長さである。W21は、レンズL21の外周面である。また、レンズL21の屈折率はn21とし、レンズL21の外周面W21は鏡面状に仕上げられている。
本実施例では、最大入射口径φd21=12mm、最大入射口径φd21上の位置における曲率半径R21=16.5mm、射出面側の射出位置における曲率半径R22=40mm、レンズL21の外周径φd22=17mm、レンズL21の外周面の光軸x22´方向長さD21=1.96mm、レンズ保持枠K21のレンズL21との嵌合長さl21=1.5mm、レンズL21の屈折率n21=1.62041であるとする。
レンズ保持枠K21は、レンズL21を保持し、レンズL21の外周面W21と嵌合し、レンズL21と一体化して構成されている。また、レンズ保持枠K21は、艶消し状の黒色に仕上げられている。
このような構成の光学素子2は、上記の式(1)を満足する。
すなわち、式(1)の左辺は、
D = D21=1.96
となる。
式(1)の右辺は、
(d2-d1)/2*tan(arcsin(1/n)) = (17-12)/2*tan(arcsin(1/1.62041))
3.188
となる(但し、d2=d22, d1=d21, n=n21)。
よって、左辺 ≦ 右辺となり、上記の式(1)を満足する。
このように、上記の式(1)を満足する光学素子2によれば、レンズL21の入射面側の最大入射口径φd21内に入射し屈折したレンズL21内の光線は、外周面W21へ向けて直接進行することなく、レンズL21の射出面側の光学鏡面内(この光学素子2を含む光学系の光学性能を満たす表面精度を持つ光学面内)へ進行、射出することになる。尚、本実施例でも、レンズL21の射出面側の曲面の全てを光学鏡面とする。
よって、入射し屈折したレンズL21内の光線がレンズL21の外周面W21で反射するということはなくなり、結像に寄与する光路内に戻る不要な反射光線を無くすことができる。
同図の矢印で示した光線の例によれば、レンズL21の入射面側の最大入射口径φd21上の位置に入射角i21=51.894°で入射した光線は、屈折角α21=29.052°で屈折し、レンズL21内を射出面側へ進行する。そして、レンズL21の射出面に対し入射角β21=38.107°で入射して、空気中へ射出角γ21=90°で射出する。
従って、レンズL21に入射する如何なる光線も、外周面W21へ向けて直接進行することなく、レンズL21の射出面側の光学鏡面内へ進行、射出することになる。
以上、本実施例に係る光学素子2によっても、実施例1に係る光学素子1と同様の効果を得ることができる。
図3は、本発明の実施例3に係る光学素子の一部断面図である。
同図に示した光学素子3は、複数のレンズで構成された光学系(不図示)の複数番目のレンズL31と該レンズL31の保持枠(以下「レンズ保持枠」という)K31とが一体化して構成された光学素子である。また、本実施例に係る光学素子3においては、入射面側に、レンズL31の入射面側に入射する光線の最大入射口径を決定するように、別の枠K32も、一体として構成されている。
同図において、x33´は、レンズL31の光軸である。
レンズL31は、両凹レンズである。
レンズL31において、口径φd31は、光線の入射角を光軸x33´に垂直としたときの、入射面側の光線の入射する最大入射口径である。曲率半径R31は、その最大入射口径φd31上の位置における曲率半径である。曲率半径R32は、射出面側の光線の射出位置における曲率半径である。口径φd32は、レンズL31の外周径である。D31は、レンズL31の外周面(外周部)の光軸x33´方向長さである。但し、D31は、最大入射口径φd31上の位置と射出面側の外周径φd32上の位置との間の光軸x33´方向長さでもある。l31は、レンズ保持枠K31のレンズL31との嵌合長さである。W31は、レンズL31の外周面である。また、レンズL31の屈折率はn31とする。
本実施例では、最大入射口径φd31=12mm、最大入射口径上の位置における曲率半径R31=45mm、射出面側の射出位置における曲率半径R32=150mm、レンズL31の外周径φd32=15mm、レンズL31の外周面の光軸x33´方向長さD31=1.089mm、レンズ保持枠K31のレンズL31との嵌合長さl31=0.5mm、レンズL31の屈折率n31=1.69895であるとする。
レンズ保持枠K31は、レンズL31を保持し、レンズL31の外周面W31と嵌合し、レンズL31と一体化して構成されている。また、レンズ保持枠K31および枠K32は、艶消し状の黒色に仕上げられている。
このような構成の光学素子3は、上記の式(1)を満足する。
すなわち、式(1)の左辺は、
D = D31=1.089
となる。
式(1)の右辺は、
(d2-d1)/2*tan(arcsin(1/n)) = (15-12)/2*tan(arcsin(1/1.69895))
2.060
となる(但し、d2=d32, d1=d31, n=n31)。
よって、左辺 ≦ 右辺となり、上記の式(1)を満足する。
このように、上記の式(1)を満足する光学素子3によれば、レンズL31の入射面側の最大入射口径内に入射し屈折したレンズL31内の光線は、外周面W31へ向けて直接進行することなく、レンズL31の射出面側の光学鏡面内(この光学素子3を含む光学系の光学性能を満たす表面精度を持つ光学面内)へ進行、射出することになる。よって、入射し屈折したレンズL31内の光線がレンズL31の外周面で反射するということはなくなり、結像に寄与する光路内に戻る不要な反射光線を無くすことができる。
同図の矢印で示した光線の例によれば、レンズL31の入射面側の最大入射口径φd31上の位置に最大入射角(入射する光線と入射位置における曲面の法線とのなす最大角度)i31=29.373°で入射した光線は、屈折角(屈折後の光線と入射位置における曲面の法線とのなす角度)α31=16.781°で屈折し、射出角(射出後の光線と射出位置における曲面の法線とのなす角度)γ31=50.266°で射出する。
従って、レンズL31に入射する如何なる光線も、外周面W31へ向けて直接進行することなく、レンズL31の射出面側の光学鏡面内へ進行、射出することになる。
以上、本実施例に係る光学素子3によっても、実施例1に係る光学素子と同様の効果を得ることができる。
以上、実施例1、2、及び3について説明したが、各実施例においては、光学素子のレンズとして、入射面側の曲面が凹形状の負の屈折を有する非球面レンズを適用することもできる。この場合には、入射位置の曲面の曲率半径として、入射位置における近似曲率半径を適用すればよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
実施例1に係る光学素子の一部断面図である。 実施例2に係る光学素子の一部断面図である。 実施例3に係る光学素子の一部断面図である。 光学系に含まれるレンズと該レンズの保持枠とを有して構成される従来の光学素子の一例を示す一部断面図である。
符号の説明
1、2、3 光学素子

Claims (2)

  1. 入射面側の曲面が凹形状をした屈折が負のレンズと該レンズを保持するレンズ保持枠とが一体化して構成された光学素子であって、
    前記レンズの屈折率をn、前記レンズの入射面側の光線の最大入射口径をφd1、前記レンズの外周径をφd2とするとき、前記レンズにおける、前記入射面側の最大入射口径上の位置と射出面側の前記外周径上の位置との間の光軸方向の距離Dは、
    D ≦ (d2-d1)/2*tan(arcsin(1/n)) (1)
    であ
    前記レンズにおける入射面側の最大入射口径内に入射した光線は、前記レンズを直接保持する前記保持枠へ照射されないことを特徴とする光学素子。
  2. 当該光学素子の結像に寄与する前記入射面側の最大入射口径内に入射した光線の前記射出面側の射出位置は、当該光学素子を含む光学系の光学性能を満たす表面精度を持つ光学表面内である、
    ことを特徴とする請求項1記載の光学素子。
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