JP4692400B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、ドラムの回転によってドラム内の衣類を転動させて洗濯、すすぎを行い、ドラムの高速回転によって生じる遠心力によって、脱水を行う洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、ドラムに衣類による偏心荷重を補正する流体バランサーを設けている(例えば、特許文献1参照)。
図15は前記公報に記載された従来の洗濯機を示すものである。図15に示すように、洗濯機本体1と、この洗濯機本体1内にサスペンション2とダンパー21によって支持され、底面に軸受けを設けた水槽3と、底面に回転軸を有し、この回転軸を中心に回転するドラム7と、回転軸に取り付けて水槽3の外側に配設したプーリと、このプーリおよびベルト14を介してドラム7を駆動するモータ15とを備えている。ドラム7の中心軸方向の端部周縁には、複数の径方向で分離した流体バランサー9、10を設け、流体バランサー9、10の内部にはそれぞれ面積の異なる連通孔11を外周側に設けた仕切板8で形成し、内部の流体の流通抵抗が異なるように構成している。
特開平4−240488号公報
しかしながら、前記従来の構成では、洗濯、すすぎを終えて脱水を行おうとするとき、共振までは衣類の偏心荷重の側に流体バランサーの流体が分布して偏心荷重を大きくすることになり、脱水振動を大きくしていた。また、共振を通過して定常回転になり、衣類の偏心荷重の反対側に流体バランサーの流体が分布して偏心荷重を補正するようになっても、流体バランサーの外周側に連通孔があるため、流体が移動し振動状態が不安定になるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、脱水開始から定常まで安定した振動低減を可能にした洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の洗濯機は、外槽内に回転軸が水平又は傾斜した状態で回転自在に配設された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽に設けられた流体バランサーと、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段を備え、前記流体バランサーは流体を貯留することができる貯液室を複数有し、前記貯液室の流体が移動するための連通路を前記流体バランサーの外周側に形成し、前記連通路を開閉する開閉手段を設けたものである。
これによって、衣類の偏心荷重が洗濯兼脱水槽の上に在る時に開閉手段を開いて流体の自重で偏心荷重の反対側に移動させ、偏心荷重が洗濯兼脱水槽の下に在る時は開閉手段を閉じて流体の移動を無くすことにより、共振までに偏心荷重の補正を確実にすることができる。また、定常回転では、開閉手段を閉めることにより、流体の移動が無くなり、安定した脱水振動を得ることができる。
本発明の洗濯機は、流体バランサーの連通路に開閉手段を設けているため、衣類の偏心荷重の反対側に流体を固定することができ、脱水の開始から定常回転まで脱水振動を確実に低減することができる。
第1の発明は、外槽内に回転軸が水平又は傾斜した状態で回転自在に配設された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽に設けられた流体バランサーと、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段を備え、前記流体バランサーは流体を貯留することができる貯液室を複数有し、前記貯液室の流体が移動するための連通路を前記流体バランサーの外周側に形成し、前記連通路を開閉する開閉手段を設けたことにより、衣類の偏心荷重が洗濯兼脱水槽の上に在る時に開閉手段を開いて流体の自重で偏心荷重の反対側に移動させ、偏心荷重が洗濯兼脱水槽の下に在る時は開閉手段を閉じて流体の移動を無くすことにより、共振までに偏心荷重の補正を確実にすることができる。また、定常回転では、開閉手段を閉めることにより、流体の移動が無くなり、安定した脱水振動を得ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の開閉手段を洗濯兼脱水槽の回転速度に連動して開閉するようにしたことにより、回転速度の制御をするだけで共振までの偏心荷重の補正を確実にすると共に、定常回転での流体の移動を無くすことができるので、安価に脱水振動の低減と安定化を行うことができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の洗濯機に洗濯兼脱水槽内の洗濯物の偏在による偏心荷重の位置と大きさを検知する偏心荷重検知手段を設け、開閉手段は、前記偏心荷重検知手段の信号により洗濯物の偏在が前記洗濯兼脱水槽の上側に在る時に連通路を開くようにしたことにより、偏心荷重の位置と大きさを確定して流体を移動させることになり、偏心荷重の補正精度を向上することができるので、更に、脱水振動を低減することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の開閉手段を洗濯物の偏在が洗濯兼脱水槽の上側に在る時に洗濯兼脱水槽の回転速度を落として連通路を開くようにしたことにより、回転速度の制御をするだけで共振までの偏心荷重の補正を更に確実にすると共に、定常回転での流体の移動を無くすことができるので、安価に脱水振動の低減と安定化の向上を行うことができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の開閉手段を連通路を開閉する遮へい体と、前記遮へい体の一部が挿入されるスライド部で構成し、前記遮へい体は、前記スライド部に沿って移動し、洗濯兼脱水槽の上側に位置したときに自重で前記連通路を開くようにしたことにより、特別な装置無しに連通路を開閉できるので、更に、安価に脱水振動の低減と安定化の向上を行うことができる。
第6の発明は、特に、第4の発明の開閉手段を連通路を開閉する遮へい体と、前記遮へい体の一部が挿入されるスライド部と、前記連通路を開く方向に付勢するばね体とで構成し、洗濯物の偏在が洗濯兼脱水槽の上側に在る時に前記洗濯兼脱水槽の回転速度を落として前記連通路を開くようにしたことにより、ばね体の力で遮へい体を移動して、確実に素早く開閉手段を開閉できるので、確実に偏心荷重を補正することができ、脱水振動の低減の信頼性を向上することができる。
第7の発明は、特に、第3〜第6のいずれか1つの発明の開閉手段を洗濯兼脱水槽が複数回回転する間に、偏心荷重の位置に対応した回転位置になる毎に開き、流体バランサーの液の移動を間欠的に行うようにしたことにより、偏心荷重の補正の信頼性を更に向上することができる。
第8の発明は、特に、第7の発明の駆動手段が洗濯兼脱水槽が複数回回転する間に、偏心荷重検知手段の信号が規定値より小さくなってから高速回転させるようにしたことにより、偏心荷重が補正された後に高速回転させるので、脱水振動が小さく、安全に高速脱水を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の断面図を示すものである。図2、図3は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の流体バランサーの断面図を示すものである。
図1〜図3において、洗濯機外枠30は、4本の引張りばね31と、2本の弾性体32により外槽33を弾性支持している。洗濯兼脱水槽34は、外槽33内に回転自在に配設してあり、その回転軸は水平又は前方高位に傾斜している。モータ(駆動手段)35は、ブラシレス直流モータから成っており、インバータ制御され、回転速度が自在に変化されるようになっている。そして直接洗濯兼脱水槽34を駆動する。給水手段36は洗濯兼脱水槽34内に給水するものである。水位検知手段37は、外糟33内の洗濯水位を検知する。排水手段38は、外槽33内の洗濯水を排水するものである。制御装置39は、洗濯機外枠30の前面下部に設けられている。
制御装置39は、洗濯機外枠30の前面上部に設けられた操作表示手段40により入力された設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御するもので、パワースイッチング手段(図示せず)を介してモータ35、給水手段36、排水手段38などを逐次制御する。
流体バランサー41は、洗濯兼脱水槽34の前面に取り付けられている。流体バランサー41は複数の貯液室42を有するドーナツ状の密閉容器43と内部に容積の30〜70%注入された流体44とで構成されている。流体44には、凍結防止と補正効果を考慮して塩化ナトリウムや塩化カルシウムの水溶液が使用されている。
各貯液室42の境界には、貯液室42の間を流体44が移動するための連通路45が密閉容器43の外周側に設けられている。連通路45には、開閉手段46が取り付けられており、流体44の移動を制御している。開閉手段46は、存在する位置により移動して連通路45を開閉する遮へい体46aで構成されており、上側に在る時は、連通路45を開き、下側に在る時は、連通路45を閉じるようになっている。
以上のように構成された洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。まず、洗濯兼脱水槽34内に衣類と洗剤を投入後、操作表示手段40を操作して運転を開始する。これによって、給水手段36が動作し、洗濯兼脱水槽34内に洗濯水が供給されると共に洗濯兼脱水槽34も回転を開始する。規定量の洗濯水が供給されると給水手段36は給水を停止する。洗濯兼脱水槽34の回転によって、洗剤は洗濯水に溶かされ、洗濯液となって衣類に浸透する。洗濯兼脱水槽34は、30r/min程度の低速で回転して、衣類を持ち上げては落とすというたたき洗いを規定時間行う。
洗濯終了後、排水手段38が作動し、汚れを溶かし込んだ洗濯水は、外槽33の外に排水される。排水終了後、洗濯兼脱水槽34の回転は徐々に速くなり脱水工程に入る。脱水起動時、洗濯兼脱水槽34の回転数が60r/minになると、遠心力で遮へい体46aは上側に在る時でも移動して連通路45を閉じるようになる。
しかし、衣類の偏心荷重があるとき、偏心荷重を上側へ持ち上げるのに力が必要なため、駆動手段35のトルクを一定に制御しておくと、洗濯兼脱水槽34の回転は速くなったり、遅くなったりする。すなわち、偏心荷重が上側にくる時は遅く、下側にくる時は速くなる。したがって、偏心荷重が上側にくる時は連通路45が開かれ、流体44は自重で下側へ移動する。ここで、衣類は洗濯兼脱水槽34に張り付いていることと、他の衣類の抵抗で落下動作が遅れ、偏心荷重の移動はない。偏心荷重が下側にくると、洗濯兼脱水槽34の回転が速くなるので、連通路45は閉じられ、流体44の移動はない。
これにより、偏心荷重の反対側に流体44が分布するようになり、徐々に偏心荷重が補正されて洗濯兼脱水槽34の回転は安定し、60r/minを維持するようになる。その後、回転数を900r/minに上昇させて、遠心脱水を行うことになる。
以上のように本実施の形態においては、流体バランサー41の貯液室42の連通路45に開閉手段46を設けたものである。
これによって、衣類の偏心荷重が洗濯兼脱水槽34の上に在る時に開閉手段46を開いて流体44の自重で偏心荷重の反対側に移動させ、偏心荷重が洗濯兼脱水槽34の下に在る時は開閉手段46を閉じて流体44の移動を無くすことにより、共振(250〜300r/min)までに偏心荷重の補正を確実にすることができる。また、定常回転(900r/min)では、開閉手段46を閉めることにより、流体44の移動が無くなり、安定した脱水振動を得ることができる。
(実施の形態2)
制御装置39により駆動手段35を制御して、洗濯兼脱水槽34の回転数を衣類の偏心荷重が上側に在る時に50r/min、下側に在る時に60r/minにすることにより、偏心荷重が上側にくる時は連通路45が開かれ、流体44は自重で下側へ移動することになり、下側にくると、洗濯兼脱水槽34の回転が60r/minなるので、遮へい体46aは遠心力で移動して連通路45は閉じられ、流体44の移動はない。これにより、偏心荷重の反対側に流体44が分布するようになる。
これにより、開閉手段46を洗濯兼脱水槽34の回転速度に連動して開閉するようにできるので、回転速度の制御をするだけで共振までの偏心荷重の補正を確実にすると共に、定常回転での流体の移動を無くすことができ、安価に脱水振動の低減と安定化を行うことができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機の断面図を示すものである。図5、図6は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機の外槽と流体バランサーの断面図を示すものである。図7は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機の偏心荷重検知手段の出力と開閉装置の動作を示すタイミングチャートである。
図4〜図7において、偏心荷重検知手段47が外槽33の下部と洗濯機外枠30の底部との間に設けられている。偏心荷重検知手段47は、外槽33の上下方向の変位を電圧に変換して制御装置39に伝えるものである。開閉装置48が外槽33の上側の3箇所に設けてある。開閉装置48は電磁石であり、金属製の遮へい体46aを吸着できるものである。その他の構成は実施の形態1と同様である。
洗濯兼脱水槽34の回転は徐々に速くなり脱水工程に入る。脱水起動時、洗濯兼脱水槽34の回転数を50r/minに制御する。偏心荷重が上側にくる時は、偏心荷重の振れ回り力で外槽33が上方に変位し、下側にくる時は下方へ変位する。その変位を偏心荷重検知手段47が電圧に変換して制御装置39に送り、偏心荷重が上側にくる時は開閉装置48をOFFにして連通路45を開き、流体44を自重で下側へ移動させる。
ここで、衣類は洗濯兼脱水槽34に張り付いていることと、他の衣類の抵抗で落下動作が遅れ、偏心荷重の移動はない。偏心荷重が下側にくると、開閉装置48をONにして遮へい体46aを吸着し、上方へ移動させて、連通路45を閉じ、流体44の移動をなくす。これにより、偏心荷重の反対側に流体44を分布させることができ、偏心荷重を補正することができる。その後、回転数を900r/minに上昇させて、遠心脱水を行うことになる。
このように、開閉手段46は、偏心荷重検知手段47の信号により衣類の偏心荷重が洗濯兼脱水槽34の上側に在る時に連通路45を開くようにしたことにより、偏心荷重の位置と大きさを確定して流体を移動させることになり、偏心荷重の補正精度を向上することができるので、更に、脱水振動を低減することができる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の第4の実施の形態における洗濯機の偏心荷重検知手段の出力と洗濯兼脱水槽の回転速度を示すグラフである。
衣類の偏心荷重が洗濯兼脱水槽34の上側に在ることを偏心荷重検知手段47の信号で判断し、制御装置39から駆動手段35を制御して洗濯兼脱水槽34の回転速度を落として連通路45を開くようにしたものである。その他の構成は実施の形態3と同様である。
これにより、正確に偏心荷重が洗濯兼脱水槽34の上側に在る時に回転数を落として開閉手段46を開くことができ、共振までの偏心荷重の補正を更に確実にすると共に、定常回転での流体の移動を無くすことができるので、安価に脱水振動の低減と安定化の向上を行うことができる。
(実施の形態5)
図9は、本発明の第5の実施の形態における洗濯機の流体バランサーの断面図を示すものである。
図9において、開閉手段46を連通路45を開閉する遮へい体46aと、遮へい体46aの一部が挿入されるスライド部49で構成したものである。その他の構成は実施の形態4と同様である。遮へい体46aは、スライド部49に沿って移動し、洗濯兼脱水槽34の上側に位置したときに自重で連通路45を開くようにしたことにより、特別な装置無しに連通路45を開閉できるので、更に、安価に脱水振動の低減と安定化の向上を行うことができる。
(実施の形態6)
図10、図11は本発明の第6の実施の形態における洗濯機の流体バランサーの断面図を示すものである。図12は、本発明の第6の実施の形態における洗濯機の偏心荷重検知手段の信号と洗濯兼脱水槽の回転速度を示すグラフである。
図10〜図12において、開閉手段46を連通路45を開閉する遮へい体46aと、遮へい体46aの一部が挿入されるスライド部49と、連通路45を開く方向に付勢するばね体50とで構成したものである。ばね体50のばね力は、洗濯兼脱水槽34の回転速度が60r/minの時、遮へい体46aに働く遠心力と等しくしている。すなわち、洗濯兼脱水槽34の回転速度が60r/minを越えると遠心力がばね体50のばね力に勝って遮へい体46aが移動し、連通路45を閉じることになる。その他の構成は実施の形態4と同様である。
衣類の偏心荷重が洗濯兼脱水槽34の上側に在る時に洗濯兼脱水槽34の回転速度を50r/minに落とし、ばね体50の力で確実に素早く連通路45を開き、流体44を自重で偏心荷重の反対側に移動させる。偏心荷重が洗濯兼脱水槽34の下側に在る時に洗濯兼脱水槽34の回転速度を80r/minにし、遠心力で遮へい体46aが移動して連通路45を閉じ、流体44の移動をなくす。このように、ばね体50で確実に素早く遮へい体46aを連通路45が開く方向に移動させることにより、確実に偏心荷重を補正することができ、脱水振動の低減の信頼性を向上することができる。
(実施の形態7)
図13は、本発明の第7の実施の形態における洗濯機の偏心荷重検知手段の信号と洗濯兼脱水槽の回転速度を示すグラフである。
図13において、開閉手段46を洗濯兼脱水槽34が複数回回転する間に、偏心荷重の位置に対応した回転位置になる毎に開き、流体バランサー41の流体の移動を間欠的に行うようにしたことにより、偏心荷重の補正の信頼性を更に向上することができる。
(実施の形態8)
図14は、本発明の第8の実施の形態における洗濯機の偏心荷重検知手段の信号と洗濯兼脱水槽の回転速度を示すグラフである。
図14において、駆動手段35は、洗濯兼脱水槽34を複数回回転させ、偏心荷重検知手段47の信号が規定値より小さくなってから洗濯兼脱水槽34を高速回転させるようにしたことにより、偏心荷重が補正された後に高速回転させるので、脱水振動が小さく、安全に高速脱水を行うことができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、偏心荷重を補正することができるので、安全に高速脱水をすることが可能になるので、回転機械への応用展開が図れる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の断面図 同洗濯機の流体バランサーの断面図 同洗濯機の流体バランサーの断面図 本発明の実施の形態3における洗濯機の断面図 同洗濯機の外槽と流体バランサーの断面図 同洗濯機の外槽と流体バランサーの断面図 同洗濯機の偏心荷重検知手段の出力と開閉装置の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態4における洗濯機の偏心荷重検知手段の出力と洗濯兼脱水槽の回転速度を示すグラフ 本発明の実施の形態5における洗濯機の流体バランサーの断面図 本発明の実施の形態6における洗濯機の流体バランサーの断面図 同洗濯機の流体バランサーの断面図 同洗濯機の偏心荷重検知手段の信号と洗濯兼脱水槽の回転速度を示すグラフ 本発明の実施の形態7における洗濯機の偏心荷重検知手段の信号と洗濯兼脱水槽の回転速度を示すグラフ 本発明の実施の形態8における洗濯機の偏心荷重検知手段の信号と洗濯兼脱水槽の回転速度を示すグラフ 従来の洗濯機の断面図
符号の説明
30 洗濯機外枠
33 外槽
34 洗濯兼脱水槽
35 駆動手段
41 流体バランサー
42 貯液室
44 流体
45 連通路
46 開閉手段
46a 遮へい体
47 偏心荷重検知手段
49 スライド部
50 ばね体

Claims (8)

  1. 外槽内に回転軸が水平又は傾斜した状態で回転自在に配設された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽に設けられた流体バランサーと、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段を備え、前記流体バランサーは流体を貯留することができる貯液室を複数有し、前記貯液室の流体が移動するための連通路を前記流体バランサーの外周側に形成し、前記連通路を開閉する開閉手段を設けた洗濯機。
  2. 開閉手段は、洗濯兼脱水槽の回転速度に連動して開閉するようにした請求項1記載の洗濯機。
  3. 洗濯兼脱水槽内の洗濯物の偏在による偏心荷重の位置と大きさを検知する偏心荷重検知手段を設け、開閉手段は、前記偏心荷重検知手段の信号により洗濯物の偏在が前記洗濯兼脱水槽の上側に在る時に連通路を開くようにした請求項1記載の洗濯機。
  4. 開閉手段は、洗濯物の偏在が洗濯兼脱水槽の上側に在る時に前記洗濯兼脱水槽の回転速度を落として連通路を開くようにした請求項3記載の洗濯機。
  5. 開閉手段は、連通路を開閉する遮へい体と、前記遮へい体の一部が挿入されるスライド部を有し、前記遮へい体は、前記スライド部に沿って移動し、洗濯兼脱水槽の上側に位置したときに自重で前記連通路を開くようにした請求項4記載の洗濯機。
  6. 開閉手段は、連通路を開閉する遮へい体と、前記遮へい体の一部が挿入されるスライド部と、前記連通路を開く方向に付勢するばね体を有し、洗濯物の偏在が洗濯兼脱水槽の上側に在る時に前記洗濯兼脱水槽の回転速度を落として前記連通路を開くようにした請求項4記載の洗濯機。
  7. 開閉手段は、洗濯兼脱水槽が複数回回転する間に、偏心荷重の位置に対応した回転位置になる毎に連通路を開き、流体バランサーの流体の移動を間欠的に行うようにした請求項3〜6のいずれか1項に記載の洗濯機。
  8. 駆動手段は、洗濯兼脱水槽が複数回回転する間に、偏心荷重検知手段の信号が規定値より小さくなってから高速回転させるようにした請求項7記載の洗濯機。
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