JP4692213B2 - 内燃機関の燃料消費量検知装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関において消費された燃料量を検知する装置に関し、特に、インジェクタの噴孔に堆積したデポジットやパージ処理等の影響を考慮して正確に内燃機関において消費された燃料量を検知する装置に関する。
一般に自動車用の内燃機関については、内燃機関の回転数や冷却水温等の情報が運転席の計器盤上に表示されるようになっている。さらに、最近は、ある期間の平均的な燃費あるいは常時変化する瞬間的な燃費を計測して、表示する燃費計が実用に供されている。
この種の燃費計は、燃料噴射式の内燃機関の場合は、燃料噴射弁へ出力される噴射パルス信号の積算によって燃料消費量を求め、かつ車速等から求めた走行距離との関係で燃費(燃料消費率)を算出するようになっている。
特開平4−233414号公報(特許文献1)は、CPUの処理負担が小さく、記憶容量の増加を招かない車両用燃費計を開示する。この車両用燃費計は、機関への噴射パルス信号を検出する噴射パルス検出手段と、車速を表わす信号に基づいて車両の走行距離を演算する走行距離演算手段と、噴射パルス検出手段の出力信号を補正して有効噴射パルス信号を求めるとともに、有効噴射パルス信号を積算して積算噴射量を算出する噴射量算出手段と、積算噴射量および車両の走行距離に基づいて燃料消費率を演算する燃費演算手段と、燃料消費率を表示する表示手段とを備える。
この車両用燃費計によると、車両の速度を表わす信号に基づいて車両の走行距離が演算される。また、噴射パルス検出手段の出力信号が補正されて有効噴射パルス信号が求められるとともに、有効噴射パルス信号を積算して積算噴射量が算出され、車両の走行距離を積算噴射量で除して燃料消費率が算出される。したがって、燃費の算出に際して噴射回数を用いないので、プログラムが簡略化し、CPUの処理負担が小さくなるとともに、記憶容量の増加を招かずに済む。
特開平6−278505号公報(特許文献2)は、燃料噴射弁の静的流量特性および動的流量特性のばらつきによる測定精度の低下を防止し、燃費を高精度に計測する自動車用内燃機関の燃費計を開示する。この自動車用内燃機関の燃費計は、燃料噴射弁へ出力される噴射パルス信号のパルス幅を検出する噴射パルス検出手段と、このパルス幅から電圧に対応する無効期間を減じて燃料噴射量に相当する有効噴射パルス幅を算出する有効噴射パルス算出手段と、この有効噴射パルス幅を積算するとともに、所定の定数を乗じて適宜な期間内の総噴射量を算出する燃料量算出手段と、車速に基づき、期間内での走行距離を算出する距離算出手段と、総噴射量と走行距離とから燃料消費率を算出する燃料消費率算出手段と、この燃料消費率を表示する表示手段と、空燃比を理論空燃比に制御している条件下で実行され、かつ吸入空気量と有効噴射パルス幅との複数点における相関関係から無効期間を補正する第1の補正手段と、実際の燃料給油量と算出した総噴射量とを比較し、燃料量算出手段における定数を補正する第2の補正手段と、を備える。
この自動車用内燃機関の燃費計によると、有効噴射パルス算出手段における無効期間は、基本的には電圧に対応して設定され、これを噴射パルス信号のパルス幅から減じることで、実際の燃料噴射量に相当する有効噴射パルス幅が求められる。この無効期間は、燃料噴射弁の動的流量に影響する。燃料量算出手段では、適宜な期間内で有効噴射パルス幅を積算し、かつこれに所定の定数を乗じることにより、総噴射量つまり消費した燃料量が求められる。上記の定数は、燃料噴射弁の静的流量に影響を与える。走行距離は、距離算出手段により車速に基づいて算出されるので、この走行距離と消費した燃料量との関係から燃料消費率算出手段により燃料消費率が求められ、かつ表示手段に表示される。一方、理論空燃比に制御している条件下では、吸入空気量と燃料噴射量とが比例関係にあるはずであるから、第1の補正手段では、複数点において吸入空気量と有効噴射パルス幅との相関関係を求め、正しい比例関係となるように上記無効期間が補正される。また、第2の補正手段では、実際の燃料給油量と算出した総噴射量との比較に基づき、燃料量算出手段における定数が補正される。すなわち、燃料噴射弁の動的流量および静的流量の双方の特性が修正され、それだけ誤差が減少する。
実開昭63−181924号公報(特許文献3)は、燃料流量計を廃止してコストダウンを図る内燃機関の燃料消費量計測装置を開示する。この内燃機関の燃料消費量計測装置は、吸入空気量を検出する手段と、空燃比を検出する手段と、両検出手段の検出値に基づいて燃料消費量を演算する手段とを備える。
この内燃機関の燃料消費量計測装置によると、機関の排気ガスから検出される空燃比は実際に燃焼した吸入空気量と供給燃料重量との比であり、演算手段でこの空燃比に検出された単位時間あたりの吸入空気量を乗ずることにより、単位時間あたりの燃料消費量を求めることができる。このように間接的に燃料消費量を測定することにより、従来用いられてきた燃料流量計を廃止することができる。
特開平4−233414号公報 特開平6−278505号公報 実開昭63−181924号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示された燃費計では、噴射パルス信号に基づいて燃料消費量を算出するので、たとえば、以下に示す問題がある。1つめの問題は、燃料噴射弁の噴孔にデポジットが堆積している場合、燃料噴射弁のパルス幅が大きくなり、見かけ上、より多くの燃料が消費されたように検知され、計算される燃費が悪くなる。2つめの問題は、燃料蒸発ガス(パージガス)が吸気管に導入(パージ処理)された場合、燃料噴射弁のパルス幅が小さくなり、見かけ上、より少ない燃料が消費されたように検知され、計算される燃費が良くなる。
特許文献3に開示された装置は、単に燃料流量計を廃止するために、吸入空気量と空燃比とから燃料消費量を計測することに言及したものにすぎず、インジェクタの状態やパージ処理の影響を排除して正確な燃料消費量を算出するものではない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、内燃機関の実際の状態を考慮して燃料消費量を検知することができる、内燃機関の燃料消費量検知装置を提供することである。
第1の発明に係る内燃機関の燃料消費量検知装置は、内燃機関に導入される空気量を検知するための手段と、内燃機関における目標空燃比と検知された空気量とに基づいて、基本噴射量を算出するための手段と、内燃機関の運転状態に応じて、基本噴射量を補正噴射量に補正するための補正手段と、補正噴射量を予め定められた期間において積算することにより、期間の燃料消費量を算出するための算出手段とを含む。
第1の発明によると、インジェクタの燃料噴射時間を積算するのではなく、目標空燃比と実際に内燃機関に吸入された質量流量とに基づいて基本噴射量を算出して、この基本噴射量を内燃機関の運転状態に応じて補正する。このとき、見かけ上の噴射量が変更されて(見かけ上少なくなる)、正確に噴射量が算出されないパージ処理については、基本噴射量の補正に反映させない。また、見かけ上の噴射量が変更されて(見かけ上多くなる)、正確に噴射量が算出されないデポジット等による学習補正については基本噴射量の補正に反映させない。このため、燃料消費量の誤差が発生しない。その結果、内燃機関の実際の状態を考慮して燃料消費量を検知することができる、内燃機関の燃料消費量検知装置を提供することができる。
第2の発明に係る内燃機関の燃料消費量検知装置においては、第1の発明の構成に加えて、補正手段は、内燃機関がパージ処理を実行中であるという運転状態に応じて、基本噴射量を補正噴射量に補正するための手段を含む。
第2の発明によると、パージ処理が行なわれた場合でも、そのパージ処理分を反映させないで実際の噴射量を算出するようにして、見かけ上燃料消費量が少なくなるような誤差を含まない正確な燃料消費量を算出することができる。
第3の発明に係る内燃機関の燃料消費量検知装置においては、第1の発明の構成に加えて、補正手段は、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するインジェクタの噴孔に堆積したデポジットの状態に応じて、補正噴射量に補正するための手段を含む。
第3の発明によると、デポジットが堆積している場合でも、そのデポジットによる噴射通電時間が長くなったことを反映させないで実際の噴射量を算出するようにして、見かけ上燃料消費量が多くなるような誤差を含まない正確な燃料消費量を算出することができる。
第4の発明に係る内燃機関の燃料消費量検知装置は、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、算出された燃料消費量を用いて、燃料消費率を算出するための手段をさらに含む。
第4の発明によると、内燃機関の状態を考慮して燃料消費量を正確に算出できるので、燃料消費率(燃費)を正確に算出することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る燃料消費量検知装置を実現するエンジンECU(Electronic Control Unit)を含む車両のエンジンシステムについて説明する。
なお、図1に示すエンジンシステムにおいては、直噴システムであったり、気流制御バルブシステムを有していたり、EGR(Exhaust Gas Recirculation)システムを採用していたりするが、本発明がこのようなシステムを有するエンジンに限定して適用されるものではない。図1に示すエンジンシステムは、あくまでも本発明の一形態としてのエンジンシステムに過ぎない。本発明は、EFI(Electronic Fuel injection)を有するエンジンシステムであれば、広く適用できることを確認的に記載する。
図1に示すように、このエンジンシステムにおいては、エアクリーナ200を介した空気が、エンジンの燃焼室に導入される。その際、吸入空気量がエアフローメータ202により検知されて、エンジンECU1000に吸入空気量を表わす信号が入力される。また、スロットルバルブ300の開度により、吸入空気量が変化する。このスロットルバルブ300の開度は、エンジンECU1000からの信号に基づいて作動したスロットルモータ304により変化される。スロットルバルブ300の開度は、スロットルポジションセンサ302により検知されて、エンジンECU1000にスロットルバルブ300の開度を表わす信号が入力される。
燃料は、フューエルタンク400に貯蔵され、フューエルポンプ402により高圧フューエルポンプ800を介して高圧フューエルインジェクタ804から燃焼室に噴射される。インテークマニホールドから導入された空気と、フューエルタンク400から高圧フューエルインジェクタ804を介して燃焼室に噴射された燃料との混合気が、エンジンECU1000から制御信号が入力されるイグナイタ一体式イグニッションコイル808を用いて着火されて燃焼する。
混合気が燃焼した後の排気ガスは、イグゾーストマニホールドを通り、三元触媒コンバータ900および三元触媒コンバータ902を通って、大気に排出される。
このエンジンシステムは、図1に示すように、三元触媒コンバータ900の下流側からEGRパイプ500を通ってEGRバルブ502によりその流量が制御されるEGR装置を有する。このEGR装置は、排気ガス再循環装置とも呼ばれ、エンジンから排出される排気ガスの一部を吸気系へ再循環させ、新しい混合気と混ぜて燃焼温度を下げることにより、窒素酸化物(NOx)の発生を抑制したり、ポンピングロスを抑制して燃費向上を図るものである。
このエンジンシステムには、燃料噴射制御システムが導入され、エアフローメータ202およびバキュームセンサ306ならびにエアフローメータ202のみのいずれかによって吸入空気量を検出し、燃料噴射量が制御される。エンジンECU1000は、各センサからの信号により、最適な燃焼状態となるように、エンジン回転数およびエンジン負荷に応じた燃料噴射量および燃料噴射時期の制御を行なう。
また、このエンジンシステムにおいては、エンジン回転数と吸入空気量(エアフローメータ202およびバキュームセンサ306ならびにエアフローメータ202のみのいずれかにより検出)により燃料噴射量が決定される。また、始動後の空燃比は、酸素センサ710,712からの信号によりフィードバック制御される。すなわち、燃料噴射制御は、エンジンの状態に応じて演算した基本噴射時間に、各センサの信号に補正を加え、燃料噴射時期制御および噴射量制御が実行される。
また、このエンジンシステムには、点火時期制御システムが導入されている。エンジンECU100は、各センサからの信号により最適な点火時期を算出し、イグナイタ一体式イグニッションコイル808に点火信号を出力する。点火時期は、初期セット点火時期または基本進角度および補正進角度により決定される。また、このエンジンシステムには、ノックセンサ704によりノッキングが検知されると、ノッキングが発生しなくなるまで一定角度ずつ点火時期を遅角させて、ノッキングが発生しなくなると一定角度ずつ進角させるノックコントロールシステムが導入されている。
エンジンの点火時期の算出は、エンジン回転数信号、カムポジションセンサからの信号、吸気流量の信号、スロットルバルブ開度信号、エンジン冷却水温信号などに基づいて、エンジンECU1000が運転状態に応じて算出して、イグナイタ一体型イグニッションコイル808へ点火信号を出力する。すなわち、点火時期制御は、エンジンの状態に応じて演算した基本点火時期に、各センサの信号による補正を加え、適正な点火時期を算出する。
また、このエンジンシステムには、スロットル制御システムが導入されている。このスロットル制御システムは、エンジンの状態に応じて演算したスロットルバルブ300の開度に、各センサの信号による補正を加えて、適正な開度になるように制御される。すなわち、エンジンの燃焼状態に応じた適切なスロットルバルブ300の開度になるように、エンジンECU1000がスロットルバルブ300の開度をスロットルモータ304を用いて制御する。
また、このエンジンシステムは、アイドル回転数制御システムが導入されている。このアイドル回転数制御システムは、エンジン冷却水温に応じたファーストアイドル回転数、エンジン暖気後のアイドル回転数を制御する。アイドル回転数制御は、エアフローメータ202およびバキュームセンサ306からの信号に基づいて吸入空気量を算出し、エンジンECU1000が最適なスロットルバルブ300の開度およびインジェクタ開弁時間を算出し、アイドル回転数を目標回転数に近づける。
また、図1には記載していないが、スロットルモータによるアイドル回転数制御の他に、アイドルスピードコントロールバルブによる制御方法もある。このアイドルスピードコントロールバルブは、スロットルバルブのバイパス通路に流れる空気量を調整して、アイドル回転数を制御する。
また、このエンジンシステムには、キャニスタパージ制御システムが導入されている。このキャニスタパージ制御システムは、フューエルタンク400から発生する燃料蒸発ガスをインテークポートに吸引して燃焼させる。キャニスタパージ量は、エンジンECU1000が、キャニスタパージ用VSV(Vacuum Switching Valve)406の開閉を制御することにより、運転状態に応じて制御される。このとき、エンジンECU1000は、キャニスタパージ用VSV406にデューティ信号を出力して、キャニスタパージ用VSV406の開度が制御される。
また、このエンジンシステムには、気流制御バルブシステムが導入されている。この気流制御バルブシステムは、エンジンの冷却水温およびエンジンの状態に応じて、2つある独立インテークポートの1つを閉じることで燃焼室内の気流を最適に制御し、燃焼の安定化および性能向上を図る。気流制御バルブ600は、独立吸気ポートの片側に設けられており、エンジンECU1000からの信号により開閉制御される。一方のポートを閉じることにより、もう片方のポートを通過する吸気の流速が速くなり、燃焼室内の横方向の乱流を強化する。これにより、低水温時には燃料の霧化が促進され、燃焼の安定化が図れる。また、低回転高負荷域においても体積効率および燃焼効率が向上し、高性能化を図ることができる。エンジンECU1000は、エンジン回転数、エンジン冷却水温、負荷信号などに基づいて、気流制御バルブ600の開度を決定し、気流制御バルブ用VSV602を介してアクチュエータのダイヤフラム室にかかる負圧を切換えることにより、気流制御バルブ600を開閉する。
また、このエンジンシステムには、燃費を向上させるために減速中に燃料の供給を停止する制御、いわゆるフューエルカット制御システムが導入されている。このフューエルカット制御は、走行性能や乗心地を損なわない範囲でエンジンに対する燃料の供給を可及的に少なくして燃費を向上させる制御である。一般には、エンジンがアイドリング状態にある減速中にエンジン回転数が予め定められた範囲に入いることにより、燃料の供給を停止している。具体的には、走行中にスロットルバルブが閉じられてエンジン回転数がフューエルカット回転数以上であると燃料の供給を停止する。またエンジン回転数が低下してその範囲の下限を規定している復帰回転数に達すると燃料の供給を再開する。なお、この復帰回転数はエンジンストールを生じさせず、またエンジンの安定した回転を維持する回転数に設定されている。
また、このエンジンシステムには、三元触媒コンバータ900の過熱による劣化や溶損を防止するためのOT(Over Temperature)増量制御システムが導入されている。この制御は、たとえば、運転者が急な加速を行なった時には、高回転、高負荷時のエンジンの運転状態における三元触媒コンバータ900の劣化を防止するために、空燃比を理論空燃比からリッチ側に移行させて、三元触媒コンバータ900の温度を所定値以下に制御する。すなわち、燃料を増量するように制御して燃料による冷却により触媒温度を低下させる。なお、増量された燃料は、気化潜熱により排気から熱量を奪い排気温度を低下せしめる。この結果、排気温度が低下して、三元触媒コンバータ900の過熱を抑制し、溶損等を防止できるものである。
なお、このエンジンシステムは、エンジンの燃焼室内に燃料を直接噴射する筒内噴射型エンジンである。このような筒内噴射型エンジンでは、出力が必要な場合には吸気行程において燃料をシリンダ内に直接噴射(吸気行程噴射)するとともに、低回転低負荷の運転状態では圧縮行程において燃料を噴射(圧縮行程噴射)するように、燃料噴射時期を制御している。通常、吸気行程噴射は、吸入空気と燃料とが均一に混合し、ストイキな空燃比での燃焼(均一燃焼)となる。また、圧縮行程噴射は、燃料の多い混合気が点火プラグの周囲に偏在し、その周りを燃料が少ない混合気が取り囲むように分布して、非常に希薄な空燃比での燃焼(層状燃焼)となる。
また、このエンジンシステムには、燃料噴射量を補正する以下の制御システムが導入されている。1)アイドル運転補正、2)OT(Over Temperature)増量補正、3)冷間増量補正、4)フューエルカット(以下、F/Cと記載する場合がある)復帰減量補正、5)過渡補正、6)酸素センサフィードバック(以下、F/Bと記載する場合がある)補正、7)EGR補正、8)空燃比学習補正、9)パージ補正等である。
図2に、このエンジンシステムを制御するエンジンECU1000、各種センサおよび各種アクチュエータを含む制御ブロック図を示す。
エンジンECU1000には、各種センサからのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D(Analog/Digital)コンバータ1010と、EFI(Electronic Fuel Injection)_CPU(Central Processing Unit)1020と、ECT(Electronically Controlled Automatic Transmission)_CPU1030と、これらのCPUに電力を供給する定電圧電源1040と、ボデー多重通信2000と通信するための通信IC(Integrated Circuit)1050とを含む。
次に、エンジンECU1000に各種信号を入力するセンサについて説明する。
アクセルポジションセンサ102は、アクセルペダル100に配置され、アクセルペダル踏込み量を検知する。アクセルペダル踏込み量に対して直線的に出力電圧が得られるリニアタイプのアクセルポジションセンサなどが用いられる。
エアフローメータ202は、吸気温センサ内蔵のホットワイヤ式エアフローメータなどであって、吸入空気量を計測する。エンジンECU1000は、予め記憶されたエアフローメータ202の出力電圧と流量との関係から、エンジンへの吸入空気量を算出する。
スロットルポジションセンサ302は、たとえばスロットルボディに配置され、スロットバルブ300の開度を検出する。たとえば、ホール素子を用いた電子式のポジションセンサが採用されることにより正確な制御と恒久的な信頼性を確保することができる。
バキュームセンサ306は、吸気管内の圧力を検出する圧力センサである。燃圧センサ700は、各気筒における燃焼室内における燃焼時の圧力を検知する。
クランクポジションセンサ702は、クランク角度を検出するセンサであって、検出精度の高い電磁ピックアップ式センサなどが用いられる。クランクシャフトが回転することにより、クランクシャフトに取付けられたクランクシャフトタイミングロータ突起部とクランクポジションセンサのエアギャップが変化するためクランクポジションセンサのコイル部を通過する磁束が増減し、コイル部に起電力が発生する。この発生電圧は、タイミングロータ突起部がクランクポジションセンサに近づくときと離れるときとでは逆向きになるため、交流電圧として現われ、これにより、クランク位置およびクランク角速度を検出することができる。
水温センサ706は、エンジン冷却水の水温を検出する。カムポジションセンサ708は、シリンダヘッド後端に取付けられており、インテークカムシャフトに固定された、カムシャフトタイミングロータの突起をカムポジションセンサ708が検知することにより、気筒判別および実カムシャフト角度を検出することができる。カムポジションセンサ708も、前述のクランクポジションセンサ702と同様、検出精度の高い電磁ピックアップ式センサが用いられる。
ノックセンサ704は、エンジンにおけるノッキングの状態を検出する。酸素センサ710は、上流側の触媒コンバータのエンジン側における排気ガスの酸素濃度を検出し、酸素センサ712は、上流側の触媒コンバータ710と下流側の三元触媒コンバータ902との間における排気ガスの酸素濃度を検知する。
次に、エンジンECU1000から制御信号が出力されるアクチュエータについて説明する。
EGR用ステッピングモータ502Aは、EGR装置のEGRバルブ502の開度を調整するモータであって、エンジンECU1000から制御信号が出力される。気流制御バルブ用VSV602には、エンジンの運転状態に応じて気流制御バルブ600を開閉するバルブであって、エンジンECU1000から出力された制御信号に基づいてこの気流制御バルブ用VSV602を介してアクチュエータのダイヤフラム室にかかる負圧を切換えることにより気流制御バルブ600が開閉する。
キャニスタパージ用VSV406は、キャニスタパージ量を増減させるために、エンジンECU1000からの制御信号によりその開度が制御される。
VVT(Variable Valve Timing)用OCV(Oil Control Valve)802は、最適なバルブタイミングにインテークカムシャフトの位相を制御するためのオイルコントロールバルブである。VVT用OCV802からの油圧をVVTコントローラの進角室および遅角室に作用させることにより、ベーン部を回転させ、インテークカムシャフトの位相を連続的に可変させる。このVVT用OCV802は、エンジンECU1000からのデューティ信号によりスプール弁の位置が制御されることにより、VVTコントローラの進角室および遅角室へのオイル供給を調整することができる。
高圧フューエルポンプ800は、燃料を加圧するためのポンプであって、シリンダヘッドカバーに取付けられる。インテークカムシャフトに設けられたカムによって駆動される。エンジンECU1000が運転状態に応じた高圧燃料圧力になるように可変制御する。電磁弁の制御により必要な燃料のみを吐出するシステムである。これにより、駆動トルクの低減および低騒音化を実現している。
この高圧フューエルポンプ800は、フューエルタンク400からの低圧燃料の吸入通路を開閉する電磁弁、カムシャフトによって駆動される燃料を加圧するポンププランジャ、フューエルデリバリパイプへの通路を機械的に開閉するチェックバルブで構成される。ポンププランジャが上下することより燃料を吸入し加圧する。高圧フューエルインジェクタ804は、高圧スリットノズルフューエルインジェクタであって、スリットノズルの作用により高微粒化され扇状に大きく広がりつつ燃焼室に噴射される。
なお、高圧フューエルインジェクタ804を高速および精細に動作させるため、EDU(Electronic Driver Unit)806が設けられる。EDU806は、エンジンECU1000からの噴射要求信号を高電圧かつ高電流のインジェクタ信号に変換し、高圧フューエルインジェクタ804を制御する。
なお、EGR装置におけるEGRバルブ502は、ステッピングモータによりポペットバルブが駆動されるものである。しかしながら、本発明は、これに限定されるものではない。たとえば、ステッピングモータのような電気式アクチュエータではなく、ソレノイドバルブとダイヤフラムを有する空気アクチュエータとにより構成される空気制御式のEGRバルブであってもよい。
さらに、エンジンECU1000は、ボデー多重通信2000を介して燃費表示部3000に接続されており、後述するように算出された燃料消費量に基づいて計算した燃費を燃費表示部3000に表示する。この燃費表示部3000には、瞬時燃費、期間燃費(たとえば燃料補給から燃料補給まで)等を表示することができる。
図3を参照して、本実施の形態に係る燃料消費量検知装置を実現するエンジンECU1000で実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、このプログラムは、所定のサイクルタイム間隔で繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、エンジンECU1000は、エンジンがスタート(始動)したか否かを判断する。エンジンがスタートすると(S100にてYES)、処理はS110へ移される。もしそうでないと(S100にてNO)、この処理は終了する。
S110にて、エンジンECU1000は、エアフローメータ202から入力された信号に基づいて吸入空気量QA(体積流量)を検知する。S120にて、エンジンECU1000は、予め記憶されたV(体積)−G(質量)マップに基づいて、吸入空気量QA(体積流量)を吸入空気量GA(質量流量)に換算する。
S130にて、エンジンECU1000は、エンジン回転数NEを検知する。S140にて、エンジンECU1000は、エンジン回転数NEに基づいて、エンジン一行程あたりの吸入空気量GA(1)を算出する。S150にて、エンジンECU1000は、吸入空気量GA(1)をエンジン冷却水温や負荷率に基づいて補正した、エンジン一行程あたりの吸入空気量GA(2)を算出する。
S160にて、エンジンECU1000は、目標空燃比を算出する。S170にて、エンジンECU1000は、一行程あたりの基本噴射量QF(0)(体積)を算出する。このとき、エンジン一行程あたりの吸入空気量GA(2)と目標空燃比とから、一行程あたりの基本噴射量QF(0)が算出される。なお、フューエルカット中は一行程あたりの基本噴射量QF(0)は0として算出される。
S180にて、エンジンECU1000は、一行程あたりの基本噴射量QF(0)を、必要に応じて、
1)アイドル運転補正、
2)OT(Over Temperature)増量補正、
3)冷間増量補正、
4)フューエルカット復帰減量補正、
5)過渡補正、
7)EGR補正、
を反映させて、補正噴射量QF(1)を算出する。
このときに、9)パージ補正、6)酸素センサフィードバック補正および8)空燃比学習補正は、補正噴射量QF(1)に反映させない。これは、9)パージ補正については、パージ処理の実行によりインジェクタへの通電時間が短くなるので燃費を良く計算してしまう。この点で、パージ補正は、正確な燃費計算の阻害要因となる。また、6)酸素センサフィードバック補正および8)空燃比学習補正については、このような補正は、たとえばインジェクタの噴孔にデポジットが堆積したときにインジェクタへの通電時間が長くなるので燃費を悪く計算してしまう。この点で、酸素センサフィードバック補正および空燃比学習補正は、正確な燃費計算の阻害要因となる。
S190にて、エンジンECU1000は、エンジンスタートからの補正噴射量QF(1)の積算値ΣQF(1)を算出する。S200にて、エンジンECU1000は、エンジンスタートからの走行距離の積算値Σ走行距離を算出する。
S210にて、エンジンECU1000は、燃費をΣ走行距離/ΣQF(1)により算出する。S220にて、エンジンECU1000は、エンジンがストップしたか否かを判断する。エンジンがストップすると(S220にてYES)、この処理は終了する。もしそうでないと(S220にてNO)、処理はS110へ戻される。
なお、このプログラムでは、エンジンスタートからの燃費を算出しているが、瞬時の燃費であっても、任意の期間の燃費であってもよい。また、燃費ではなく、積算値ΣQF(1)に基づいて残燃料量を算出したり、残燃料量に基づいて航続可能距離を算出したりするようにしてもよい。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る燃料消費量検知装置であるエンジンECU1000の動作について説明する。なお、以下の動作の説明においては、燃料消費量検知装置がエンジンECU1000で実行されるプログラムにより実現されるものとして説明する。
運転者がエンジンを始動させると(S100にてYES)、エンジンへの吸入空気量QA(体積流量)が検知される(S110)。検知された体積流量は質量流量であるGA(0)に換算される(S120)。エンジン回転数NEが検知され(S130)、エンジン回転数NEに基づいて、エンジン一行程あたりの吸入空気量GA(1)が算出される(S140)。このエンジン一行程あたりの吸入空気量GA(1)は、エンジン冷却水温やエンジン負荷率に基づいて、GA(2)に補正される(S150)。
目標空燃比が算出され(S160)、エンジン一行程あたりの吸入空気量GA(1)と目標空燃比とに基づいて、エンジン一行程あたりの基本噴射量QF(0)(体積)が算出される(S170)。
このエンジン一行程あたりの基本噴射量QF(0)に対して、現在のエンジンで実行されている処理に対応する補正(たとえば、EGR処理が実行されているのであればEGR補正、パージ処理が実行されているのであればパージ補正)が行なわれ、エンジン一行程あたりの補正噴射量QF(1)が算出される(S180)。このときに、正確な燃費計算の阻害要因となる、パージ補正、酸素センサフィードバック補正および空燃比学習補正は、補正噴射量QF(1)に反映させていない。
このエンジン一行程あたりの補正噴射量QF(1)が積算されて、エンジンスタート時からの燃料消費量ΣQF(1)が算出される(S190)。また、エンジンスタート時からの走行距離が算出される(S200)。これらのΣQF(1)と走行距離とに基づいて、燃費が算出される(S210)。
このような処理がエンジンがストップするまで(S220にてYES)、繰り返し行なわれる。なお、算出された燃費は燃費表示部3000に表示される。
以上のようにして、本実施の形態に係る燃料消費量検知装置(エンジンECUにより実行されるプログラムにより実現される)によると、車両の燃費計算に用いられる燃料消費量を、インジェクタからの実際の噴射量(噴射時間)に基づかないで、目標空燃比を実現する理論計算に基づいて算出するとともに、パージ補正、酸素センサフィードバック補正および空燃比学習補正は、補正噴射量QF(1)に反映させないで算出するようにした。このため、エンジンの運転状態(制御状態)によりインジェクタへの通電時間が変更される要因を反映させないようにして、実際の燃料消費量を正確に算出することができるようになった。
なお、図3に示すフローチャートにおいて、S180にて算出した補正噴射量QF(1)をインジェクタの噴射時間τに換算して、この噴射時間τを積算したΣτにインジェクタの単位時間あたりの噴射量を積算してΣQF(1)を算出するようにしてもよい。
さらに、インジェクタの単位時間あたりの噴射量をバッテリの電圧で補正するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る燃料消費量検知装置が適用される車両のエンジンシステム図である。 本発明の実施の形態に係る燃料消費量検知装置が適用される車両の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る燃料消費量検知装置を実現するエンジンECUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
符号の説明
100 アクセルペダル、102 アクセルポジションセンサ、200 エアクリーナ、202 エアフローメータ、300 スロットルバルブ、302 スロットルポジションセンサ、304 スロットルモータ、306 バキュームセンサ、400 フューエルタンク、402 フューエルポンプ、404 チャコールキャニスタ、406 キャニスタバージ用VSV、500 EGRパイプ、502 EGRバルブ、502A EGR用ステッピングモータ、600 気流制御バルブ、602 気流制御バルブ用VSV、700 燃圧センサ、702 クランクポジションセンサ、704 ノックセンサ、706 エンジン水温センサ、708 カムポジションセンサ、710,712 酸素センサ、800 高圧フューエルポンプ、802 VVT用OCV、804 高圧フューエルインジェクタ、806 EDU、808 イグナイタ一体式イグニッションコイル、900,902 三元触媒コンバータ、1000 エンジンECU、1010 A/Dコンバータ、1020 EFI_ECU、1030 ECT_CPU、1040 定電圧電源、1050 通信IC、2000 ボデー多重通信、3000 燃費表示部。

Claims (5)

  1. 内燃機関の運転状態に基づいて、前記内燃機関の基本噴射量を補正するための複数の補正手段と、
    前記内燃機関の燃料消費量を算出するための算出手段とを含み、
    前記算出手段は、前記複数の補正手段のうち、インジェクタの状態およびパージ処理の少なくとも1つに影響する一部の補正手段による補正を反映せず、前記複数の補正手段のうちの残りの補正手段による補正を反映した噴射量に基づいて、前記燃料消費量を算出する、内燃機関の燃料消費量検知装置。
  2. 前記一部の補正手段は、前記内燃機関がパージ処理を実行中であるという運転状態に応じて、前記基本噴射量を補正するための第1の補正手段を含み、
    前記算出手段は、前記第1の補正手段による補正を反映していない噴射量に基づいて、前記燃料消費量を算出する、請求項1に記載の内燃機関の燃料消費量検知装置。
  3. 前記内燃機関の排気中の酸素濃度を検出するための手段をさらに含み、
    前記一部の補正手段は、
    検出された前記酸素濃度に基づいて、前記基本噴射量を補正するための第2の補正手段を含み、
    前記算出手段は、前記第2の補正手段による補正を反映していない噴射量に基づいて、前記燃料消費量を算出する、請求項1または2に記載の内燃機関の燃料消費量検知装置。
  4. 前記内燃機関の空燃比を学習するための手段をさらに含み、
    前記一部の補正手段は、
    学習された前記空燃比に基づいて、前記基本噴射量を補正するための第3の補正手段をさらに含み、
    前記算出手段は、前記第3の補正手段による補正を反映していない噴射量に基づいて、前記燃料消費量を算出する、請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の燃料消費量検知装置。
  5. 前記内燃機関の燃料消費量検知装置は、前記算出された燃料消費量を用いて、燃料消費率を算出するための手段をさらに含む、請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の燃料消費量検知装置。
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