JP2002295302A - エンジンの燃料消費量検出装置 - Google Patents

エンジンの燃料消費量検出装置

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JP2002295302A
JP2002295302A JP2001100578A JP2001100578A JP2002295302A JP 2002295302 A JP2002295302 A JP 2002295302A JP 2001100578 A JP2001100578 A JP 2001100578A JP 2001100578 A JP2001100578 A JP 2001100578A JP 2002295302 A JP2002295302 A JP 2002295302A
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fuel
air
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engine
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JP2001100578A
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Tomoaki Saito
智明 齊藤
Katsuaki Yasutomi
克晶 安富
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Mazda Motor Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料の流れを妨げるなどといった不具合を招
くことなく、時々刻々の燃料消費率を高精度で検出する
ことができるエンジンの燃料消費量検出装置を提供す
る。 【解決手段】 燃料噴射弁から燃焼室内に直接燃料が噴
射されるディーゼルエンジンにおいては、燃焼室への吸
入空気量と、排気浄化装置の上流と下流とに配置された
2つのリニアO2センサによって検出される空燃比とに
基づいて、時々刻々燃料消費量が高精度で検出される。
また、燃料供給通路等には機械的な装置は何も設ける必
要はなく、燃料の供給が何ら妨げられない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼室への吸入空
気量と空燃比とに基づいて燃料消費量を検出するように
なっているエンジンの燃料消費量検出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用のエンジンにおいては、
省エネルギないしは省資源といった観点と、大気中への
CO排出量の低減による地球温暖化の防止といった環
境保護の観点の両面から、燃費(燃料消費率)の向上が
強く求められている。そして、自動車の燃費は、一面エ
ンジンの熱効率あるいは空燃比などといったエンジンの
構成自体に大きく依存するものであることはいうまでも
ないが、他面ドライバの運転態様にも少なからず依存す
る。
【0003】したがって、ドライバは常に燃費を考慮し
つつ運転を行うのが好ましい。しかしながら、ドライバ
は、総論的にはどのような運転をすれば燃費が良好であ
るかを把握することができても、具体的な運転場面では
その燃費を正確に把握することができない。そこで、ド
ライバに実際の燃費を認識させるために、燃費検出装置
を設けた自動車が提案されている(例えば、特開200
0−292240号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
特開2000−292240号公報に開示されているよ
な従来の燃費検出装置では、通常、燃料タンク内の燃料
量と走向距離とから燃料消費率を求めるようにしている
ので、時々刻々の燃料消費率を検出することができな
い。また、エンジンへの燃料供給通路に流量計を設けて
燃料消費率を検出するようにした機械式の燃料消費量検
出装置も市販されているが、このうような燃料消費量検
出装置は検出精度が低く、また燃料の流れを妨げるとい
った問題がある。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するためな
されたものであって、燃料の流れを妨げるなどといった
不具合を招くことなく、時々刻々の燃料消費率を高精度
で検出することができるエンジンの燃料消費量検出装置
を提供することを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明にかかるエンジンの燃料消費量検出装
置は、(i)燃焼室内に燃料を供給する燃料供給手段
と、(ii)燃焼室内に供給される吸入空気量を検出する
吸気量検出手段と、(iii)エンジンの空燃比を検出す
る空燃比検出手段(酸素濃度検出手段)とを備えている
エンジンの燃料消費量検出装置であって、(iv)吸入空
気量と空燃比とに基づいて燃料消費量を検出する燃料消
費量検出手段が設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0007】この燃料消費量検出装置によれば、吸気量
検出手段によって検出される吸入空気量と、空燃比検出
手段によって検出される空燃比とに基づいて、燃料消費
量が検出される。ここで、吸入空気量及び空燃比は、時
々刻々正確に検出することができる。したがって、この
燃料消費量検出装置は、時々刻々の燃料消費量(燃費)
を高精度で検出ことができる。また、燃料供給通路等
に、流量計などの機械的な装置を設ける必要がないの
で、燃料の供給が何ら妨げられない。
【0008】エンジンの排気通路に酸化機能を有する触
媒が設けられている場合は、該触媒下流において排気通
路に触媒下流側酸素濃度検出手段を設け、空燃比検出手
段が触媒下流側酸素濃度検出手段によって検出される酸
素濃度に基づいて空燃比を検出するようになっているの
が好ましい。排気ガス中の酸素濃度から空燃比を算出す
る場合、燃料がすべて燃焼ないしは酸化されたものとし
て空燃比を算出する。したがって、酸素濃度を検出すべ
き排気ガス中にHCが含まれていると、その分だけ空燃
比の算出に誤差がでる。しかしながら、このように触媒
下流の酸素濃度を検出する場合は、排気ガス中のRaw
−HCが触媒によって酸化・浄化されるので、空燃比の
検出精度が向上する。ただし、この場合は、触媒下流側
酸素濃度検出手段が比較的下流側に配置されるので、燃
焼室内での燃料の燃焼時期と、該燃焼によって生じる排
気ガスの酸素濃度が検出される時期とのタイムラグ(時
間遅れ)が比較的大きくなる。したがって、このような
タイムラグの影響を除去するため、触媒下流側酸素濃度
検出手段によって検出される酸素濃度に進み補正を行う
のが好ましい。
【0009】上記燃料消費量検出装置においては、燃料
消費量検出手段によって検出された燃料消費量と、予め
設定された基準燃料消費量とに基づいて、燃費性能の異
常を診断する診断手段が設けられているのが好ましい。
このようにすれば、燃費性能の異常が生じたときには、
該異常を速やかに把握することができ、その原因を究明
するなどして、該自体に迅速に対処することができる。
【0010】エンジンに、排気ガスの一部をEGRガス
として吸気系に還流させるEGR手段と、EGRガス量
を検出するEGR量検出手段と、EGRガス中の酸素濃
度を検出するEGR酸素濃度検出手段とが設けられてい
る場合は、吸気量検出手段が新気量を検出し、燃料消費
量検出手段が、少なくとも過渡時(例えば、加速時)に
は、新気量と、空燃比と、EGR量と、EGRガス酸素
濃度(触媒下流側酸素濃度検出手段によって検出される
酸素濃度で代用してもよい)とに基づいて、燃料消費量
を算出するようになっているのが好ましい。過渡時、例
えば加速時には、ある特定の気筒の1サイクルにおいて
吸入されるEGRガス中の酸素濃度と、排出される排気
ガスの酸素濃度とが一致しない。そこで、過渡時には、
この不一致(相違)を考慮して、新気量と空燃比とEG
R量とEGRガス酸素濃度とに基づいて燃料消費量を算
出し、その検出精度を向上させるのが好ましい。また、
EGR制御手段が設けられている場合は、過渡時にはE
GR量自体も変化するので、この変化も考慮して検出精
度を向上させるのが好ましい。
【0011】上記燃料消費量検出装置において、触媒下
流側酸素濃度検出手段がリニアO2センサである場合
は、燃料消費量検出手段が、低負荷時には、燃料消費量
の検出を停止する(実行しない)のが好ましい。一般
に、リニアOセンサは、リーン度合いの大きい雰囲気
下では酸素濃度の変化に対する出力の変化が小さくな
り、酸素濃度の検出精度が悪くなる。他方、エンジンの
低負荷時には、燃焼室内はリーンとなる(とくに、ディ
ーゼルエンジンあるいはリーンバーンガソリンエンジン
の場合)。そこで、燃焼室内が大きくリーンとなる吸気
量の少ない低負荷状態では、燃料消費量の検出精度の悪
化を防止するため、燃料消費量の検出を停止するのが好
ましい。
【0012】本発明にかかる燃料消費量検出装置は、デ
ィーゼルエンジン、ガソリンエンジン(リーンバーンエ
ンジンを含む)のいずれにも有効に用いることができ
る。そして、燃料消費量の検出は、触媒暖機後に実行す
るのが好ましい。ただし、着火時期のリタード、あるい
はポスト噴射が行われているときは、Raw−HCが多
いので、燃料消費量の検出を停止(禁止)するのが好ま
しい。また、排気通路に2次エアが導入されていると
き、加速時パージ時、パージ含有蒸発燃料が多いときに
も、燃料消費量の検出を停止(禁止)するのが好まし
い。また、加速等により、空燃比(A/F)制御のフィ
ードバック値、あるいはEGR制御のフィードバック値
が所定値以上のときには、異常診断を抑制するのが好ま
しい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。図1に示すように、自動車用の4気筒デ
ィーゼルエンジン1(以下、「エンジン1」という。)
の各気筒(1つのみ図示)おいては、吸気弁2が開かれ
る吸気行程で、吸気通路3から燃焼室4内に燃料燃焼用
のエアが吸入される。この燃焼室4内のエアは、ピスト
ン5によって圧縮され、高温・高圧状態となる。そし
て、圧縮行程上死点付近で、燃料噴射弁6(燃料供給手
段)から燃焼室4内の高温・高圧のエア中に燃料(軽油
等)が噴射され、この燃料は自己着火して燃焼する。燃
料の燃焼によって生じた燃焼ガスすなわち排気ガスは、
排気弁7が開かれる排気行程で排気通路8に排出され
る。
【0014】噴射孔が燃焼室4に臨むように配置され、
燃焼室4内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁6は、燃料
供給通路9に接続されている。燃料供給通路9には、ク
ランク軸(図示せず)によって駆動される高圧燃料ポン
プ10が介設されている。高圧燃料ポンプ10は、燃料
供給通路9内の燃料圧が所定値以上に保持されるように
作動する。
【0015】吸気通路3には、エアの流れ方向にみて、
上流側から順に、エア中のダスト等を除去するエアクリ
ーナ11と、エア流量を検出するホットフィルム式のエ
アフローセンサ12(吸気量検出手段)とが設けられて
いる。他方、排気通路8には、排気ガス中のHC、C
O、NOx等を浄化するために、酸化機能及び還元機能
を有する触媒を用いた排気浄化装置14(触媒コンバー
タ)が介設されている。この排気浄化装置14の上流と
下流とには、それぞれ、排気通路8内の排気ガス中の酸
素濃度ひいては空燃比(A/F)を検出する第1リニア
Oセンサ15(EGR酸素濃度検出手段)と第2リニ
アOセンサ16(触媒下流側酸素濃度検出手段)とが
設けられている。
【0016】また、排気通路8内の排気ガスの一部をE
GRガスとして吸気通路3に還流させるEGR通路17
が設けられ、このEGR通路17に、EGRガス流量を
制御するEGR制御弁18が介設されている。これによ
り、排気通路8内の排気ガスの一部をEGR制御弁18
により流量調節しながら吸気通路3に還流させることが
できる。したがって、燃焼室4にはエンジン外部から導
入されるエア(新気)と、EGR制御弁18を経由する
EGRガス(排気ガス)とが吸入される。このため、E
GR制御弁18によるEGRガス量の調節によって吸入
エア量(吸入空気量)を調節することができる。
【0017】さらに、エンジン1を制御するコントロー
ルユニット20が設けられている。このコントロールユ
ニット20は、特許請求の範囲に記載された燃料消費量
検出手段及び診断手段を含むエンジン1の総合的な制御
装置であって、各種制御情報に基づいて、後で説明する
燃料噴射制御、EGR制御、燃料消費量算出、モニタ制
御等の各種制御ないしは演算を行うようになっている。
【0018】以下、基本的には図3〜図8に示すフロー
チャートを参照しつつ、それぞれコントロールユニット
20によって実行される、燃料噴射制御ルーチン、EG
R制御ルーチン、燃料消費量算出ルーチン及びモニタリ
ングルーチンの具体的な制御方法を説明する。
【0019】上記各ルーチンの具体的な内容を説明する
前に、まず、本発明にかかる燃料消費量算出手法及び燃
料消費量の異常診断手法の基本概念を説明する。この燃
料消費量算出手法においては、時々刻々検出される吸入
エア量と排気ガス中の酸素濃度(空燃比)とに基づい
て、燃料消費量が算出される。したがって、燃料供給通
路9等に、流量計などの機械的な装置を何ら設ける必要
はない。そして、算出された燃料消費量と、予め設定さ
れた基準燃料消費量(閾値)とに基づいて、燃費性能の
異常診断が行われ、異常があればドライバに報知され
る。
【0020】以下、図3に示すフローチャートを参照し
つつ、燃料噴射制御ルーチンの内容を説明する。なお、
この燃料噴射制御ルーチンは、各気筒の圧縮行程上死点
前90°CA(BTDC90°CA)毎にスタートす
る。図3に示すように、この燃料噴射制御では、まずス
テップS11で各種データが入力された後、ステップS
12でアクセル開度と車速とに基づいて目標トルクTr
が設定(セット)される。なお、目標トルクTrは、ア
クセル開度が大きいときほど、また車速が高いときほど
大きくなるように設定される。
【0021】続いて、ステップS13で、燃料噴射量Q
と燃料噴射時期Iとが設定(セット)される。図9に示
すように、燃料噴射量Qは、目標トルクTrが大きいと
きほど、またエンジン回転数Neが高いときほど多くな
るように設定される。続いて、ステップS14で、燃料
噴射量Q及び燃料噴射時期Iでもって、燃料噴射弁6か
ら燃焼室4内に燃料が噴射され、この後ステップS11
に復帰する。
【0022】以下、図4に示すフローチャートを参照し
つつ、EGR制御ルーチンの具体的な内容を説明する。
なお、このEGR制御ルーチンは、所定時間経過する毎
にスタートする。図4に示すように、このEGR制御ル
ーチンでは、まずステップS21で各種データが入力さ
れる。続いて、ステップS22で、目標新気量Airr
efが設定(セット)される。図10に示すように、実
新気量Airないしは目標新気量Airrefは、目標
トルクTrが大きいときほど、またエンジン回転数Ne
が高いときほど多くなるように設定される。
【0023】次に、ステップS23で、目標新気量Ai
rrefと実新気量Air(サンプリング値)との制御
偏差△Airが算出される。続いて、ステップS24
で、次の式1を用いて、制御偏差△Airに基づいて、
PID処理によりEGRフィードバック値AEGRが算
出される。 AEGR=P・ΔAir+I・∫ΔAir+D・(dΔAir)/dt……………式1 P:比例定数 I:積分定数 D:微分定数 t:時間 そして、ステップS25で、EGRフィードバック値A
EGRに基づいて、EGR制御弁18が駆動され、この
後ステップS21に復帰する。
【0024】以下、図5及び図6に示すフローチャート
を参照しつつ、燃料消費量算出ルーチンの内容を説明す
る。なお、燃料消費量算出ルーチンは、各気筒(m気
筒:m=#1、#2、#3、#4)の圧縮上死点前15
0°CA毎にスタートする。
【0025】図5及び図6に示すように、この燃料消費
量算出ルーチンでは、まず、ステップS31で各種デー
タが入力される。なお、詳しくは図示していないが、こ
のエンジン1は、第1〜第4気筒#1〜#4を備えた4
気筒エンジンであり、その燃料噴射順序すなわち着火順
序は、(#1→#3→#4→#2→#1→……)であ
る。そして、このフローチャートにおいて、気筒#mは
任意の気筒を意味し、気筒#nは、気筒#mの次に燃料
噴射ないしは着火が行われる気筒を意味する。例えば、
気筒#mが第1気筒であれば、気筒#nは第3気筒であ
る。気筒#mが第3気筒であれば、気筒#nは第4気筒
である。気筒#mが第4気筒であれば、気筒#nは第2
気筒である。気筒#mが第2気筒であれば、気筒#nは
第1気筒である。
【0026】続いて、ステップS32で、現在のエンジ
ン回転数Neに基づいて、Air(#m)算出期間と、
Airin(#m)算出期間と、O2FR(#n)算出
期間とが設定(セット)される。ここで、Air(#
m)算出期間は、気筒#mに吸入される新気がエアフロ
ーセンサ12を通過した期間を意味する。Airin
(#m)算出期間は、気筒#mに吸入されるエアが燃焼
室4に吸入されている期間であり、気筒#mの吸気行程
とほぼ一致する。O2FR(#n)算出期間は、気筒#
nに吸入されるEGRガスの基となる排気通路8内の排
気ガスが第1リニアO2センサ15と接触する期間であ
り、気筒#mの吸気行程とほぼ一致する。
【0027】図2に、このようにして燃料消費量が算出
される際の、エアフローセンサ12を通過する新気量、
実際に吸入される新気量とEGR量との合計量、第1リニ
アO センサ15によって検出されるO濃度(以下、
「フロントO濃度」という。)及び第2リニアO
ンサ16によって検出されるO濃度(以下、「リヤO
濃度」という)の経時変化の一例を示す。図2におい
て、(排)、(吸)、(圧)、(膨)は、気筒#1の燃
焼サイクルを示し、#1、#3、#4、#2は、その時
点で各気筒が圧縮上死点であることを示す。T
、Tは、それぞれ、、Air(#1)算出期間
と、Airin(#1)算出期間と、O2FR(#3)
算出期間とを示している。これは、ステップS32にお
いて、mを1とした場合(nは、必然的に3となる)に
相当する。また、T、T、Tは、それぞれ、、A
ir(#2)算出期間と、Airin(#2)算出期間
と、O2FR(#1)算出期間を示している。これは、
ステップS32において、mを2とした場合(nは1と
なる)に相当する。
【0028】図2において、例えば、T(Air(#
1))とT(Airin(#1))との間にはT
ずれが生じているが、これは吸気の伝達遅れに起因す
る。なお、TとTとについても同様である。したが
って、このような吸気の伝達遅れを考慮して燃料消費量
が正確に算出される。
【0029】次に、ステップS33で、ステップS32
で設定された各期間中における実Airサンプリング値
と、実Airinサンプリング値と、実O2FRサンプ
リング値とが読み込まれる。なお、実Air、実Air
in及び実O2FRは、このフローチャートとは別のル
ーチンで、センサによって4ms毎に検出され、メモリ
に記憶されている(なお、なまし処理が施されてい
る)。ただし、各データは、1秒間記憶された後は、そ
の上に新しいデータが上書きされるので、消滅すること
になる。
【0030】続いて、ステップS34で、気筒#mにお
ける新気量Air(#m)及び吸入エア量Airin
(#m)と、気筒#nにおけるEGR酸素濃度O2FR
(#n)とが算出される。ここで、新気量Air(#
m)及び吸入エア量Airin(#m)は、それぞれサ
ンプリング値を積算することにより算出される。これに
対して、EGR酸素濃度O2FR(#n)は、サンプリ
ング値をその算出期間内で平均することにより算出され
る。
【0031】次に、ステップS35で、気筒#mの次の
吸気行程が終了したか否か、すなわち気筒#mの圧縮上
死点前180°CAに達したか否かが判定される。も
し、終了していなければ(NO)、このステップS35
が繰り返し実行される。他方、気筒#mの次の吸気行程
が終了していれば、ステップS36で、現在のエンジン
回転数Neに基づいて、O2FR(#m)算出期間とO
2RE(#m)算出期間とが設定(セット)される。こ
こで、O2FR(#m)算出期間は、気筒#mの排気行
程とほぼ一致する。なお、燃焼室4内の排気ガスが第1
リニアO2センサ15に到達するのに要する時間は微小
であるので、ここでは無視することができる。他方、O
2RE(#m)算出期間は、気筒#mの排気行程で排出
された排気ガスが第2リニアO2センサ16に接触する
期間を意味する。
【0032】図2において、T、Tは、それぞれ、
2FR(#1)算出期間と、O RE(#1)算出期
間とを示している。これは、ステップS36において、
mを1とした場合に相当する。また、T10、T
11は、それぞれ、O2FR(#2)算出期間と、O
2RE(#2)算出期間とを示している。これは、ステ
ップS36において、mを2とした場合に相当する。図
2において、例えば、T(O2FR(#1))とT
(O2RE(#1))との間にはTのずれが生じてい
るが、これは排気の伝達遅れに起因する。なお、T10
とT11とについても同様である。したがって、燃料消
費量は、このような排気の伝達遅れを考慮して算出され
る。
【0033】そして、ステップS37で、ステップS3
6で設定された各期間中における実O2FRサンプリン
グ値と、実O2REサンプリング値とが読み込まれる。
続いて、ステップS38で、気筒#mにおけるフロント
濃度O2FR(#m)及びリヤO濃度O
2RE(#m)が算出される。
【0034】さらに、ステップS39で、次の式2を用
いて、EGRガス量AEGR(#m)が算出される。 AEGR(#m)=Airin(#m)−Air(#m)………………式2 続いて、ステップS40で、次の式3を用いて、EGR
ガス中のO量O2E GR(#m)が算出される。 O2EGR(#m)=AEGR(#m)*O2FR(#n)………………… …式3
【0035】次に、ステップS41で、次の式4を用い
て、燃焼室内に実際に吸入される新気相当量(つまり、
EGRガス中のO濃度に対応する新気量(大気中のO
が20%とすると、O2EGRを20%で割った値)
と、大気から吸入されるAir(#m)とを足した
値))AirTOTAL(#m)が算出される。 AirTOTAL(#m)=Air(#m)+O2EGR(#m)/20%… …式4 そして、ステップS42で、リヤO濃度O2RE(#
m)に基づいて、空燃比A/Fが設定される。図11に
示すように、ステップS42で設定される空燃比A/F
は、リヤO濃度O2RE(#m)が0のときは理論空
燃比であり、リヤO濃度O2RE(#m)の増加に伴
って直線的(リニア)に増加する。、
【0036】そして、ステップS43で、次の式5を用
いて、気筒#mでの燃料消費量Fu(x)が算出され
る。 Fu(x)=AirTOTAL(#m)*1/(A/F)………………式5 なお、燃料消費量Fu(x)は、10分間以上記録さ
れ、データ数xは1、2、3……10000程度であ
る。
【0037】さらに、ステップS44で、次回のルーチ
ンに備えて、気筒#mのフロントO 濃度O2FR(#
m)が気筒#nのフロントO濃度O2FR(#n)と
される。。続いて、ステップS45で、新気量Air
(#m)と、吸入エア量Airin(#m)と、フロン
トO濃度O2FR(#m)と、リヤO濃度O2RE
(#m)とが0にリセットされる。この後、ステップS
31に復帰する。
【0038】なお、図2に示す場合において、例えば気
筒#2を例にとると、定常時は吸入されるEGRガス中
のO濃度と、排出される排気ガスのO濃度とは同じ
であるが、TとT10とで示されているように、過渡
時(例えば、加速時)には、吸入されるEGRGス中の
濃度(O2FR(#1))と、排出される排気ガス
のO濃度(O2FR(#2))とが異なる。このた
め、EGRガス中のO量と新気Air中のO量とに
基づいて、精密な吸入O量を考慮して燃料消費量を演
算する必要がある。また、EGRガス量を運転状態に基
づいて制御する場合には、加速等によりEGRガス量自
体も変化するため、EGRガス中のO量を正確に検出
しておく必要がある。これに対して、本フローチャート
では、ステップS40でEGRガス中のO量を求め、
ステップS41でEGRガス中のO量をも考慮した新
気量相当量を求めているため、各気筒毎の燃料消費量
を、過渡時であっても精度良く検出できる。
【0039】以下、図7及び図8に示すフローチャート
を参照しつつ、モニタリングルーチン(燃料噴射量の異
常診断ルーチン)の内容を説明する。なお、このモニタ
リングルーチンは、所定時間経過する毎にスタートす
る。図7及び図8に示すように、このモニタルーチンで
は、まずステップS51で、各種データが入力される。
続いて、ステップS52で、モニタ条件が成立している
か否か、すなわち燃料消費量の異常診断を行うのに適し
た状態であるか否かが判定される。
【0040】具体的には、モニタ条件としては、例え
ば、排気浄化装置14内の触媒が活性化していること、
噴射時期がリタードしていないこと、燃料のポスト噴射
(後噴射)が行われていないこと、排気通路8に2次エ
アが供給されていないことなどがあげられる。かくし
て、ステップS52でモニタ条件が成立していないと判
定された場合は(NO)、ステップS66で、それぞれ
後で説明する積算値FIN と、積算値FIN2と、タ
イマTと、加速フラグFaとが0にリセットされ、ステ
ップS51に復帰する。
【0041】他方、ステップS52でモニタ条件が成立
していると判定された場合は(YES)、ステップS5
3で、アクセル開度αの変化率の絶対値|Δα|が所定
値Δα以下であるか否か、すなわち定常状態であるか
否かが判定される。|Δα|がΔα以下であれば(Y
ES)、すなわち定常状態であれば、ステップS54で
加速フラグFaが1であるか否か、すなわち加速中であ
るか否かが判定される。加速フラグFaは、加速が開始
されたときに、1がセットされ(ステップS63)、定
常状態となったとき、あるいはモニタ条件が不成立とな
ったときに、0にリセットされるフラグである。
【0042】ステップS54で加速フラグFaが1でな
いと判定された場合は(NO)、ステップS55〜S6
0で、定常時用の異常診断が行われる。具体的には、ス
テップS55でタイマTが1だけインクリメントされ
る。タイマTは、定常時において燃料消費量の異常診断
を行うべき時間をカウントするためのタイマである。す
なわち、タイマTのカウント値が設定値T(例えば、
10秒〜10分)を超えるまで燃料消費量が積算され、
を超えた時点で燃料消費量の積算値を定常時用の閾
値Fuと比較することにより異常診断が行われる。
【0043】次に、ステップS56でタイマTのカウン
ト値が設定値Tを超えているか否かが判定され、超え
ていなければ(NO)、ステップS60で定常状態にお
ける燃料消費量の積算値FIN1の積算が継続される。
他方、ステップS56でタイマTのカウント値が設定値
を超えていると判定された場合は(YES)、ステ
ップS57で定常時用の閾値Fuが設定(セット)さ
れる。図12に示すように、定常時用の閾値Fuは、
目標トルクTrが大きいときほど、またエンジン回転数
Neが高いときほど、大きくなるように設定される。
【0044】続いて、ステップS58で、定常時用の積
算値FIN1が定常時用の閾値Fu を超えているか否
かが判定され、超えていれば(YES)、ステップS5
9で、定常時における燃費が悪化している旨のワーニン
グが発せられる。なお、ステップS58で、積算値F
IN1が閾値Fuを超えていないと判定された場合は
(NO)、燃費は悪化していないので、ステップS51
に復帰する。
【0045】前記のステップS53で、|Δα|がΔα
を超えていると判定された場合(NO)、すなわち加
速状態又は減速状態であれば、ステップS61で定常時
用の積算値FIN1とタイマTとが0にリセットされ
る。続いて、ステップS62で、アクセル開度αの変化
率Δαが所定値Δαを超えているか否か、すなわち加
速状態であるか減速状態であるかが判定される。Δαが
Δα以下であれば(NO)、すなわち減速状態であれ
ば、ステップS51に復帰する。
【0046】他方、ステップS62で、ΔαがΔα
超えていると判定された場合(YES)、すなわち加速
状態であれば、ステップS63で加速フラグFaに1が
セットされる。続いて、ステップS64で、アクセル開
度αの軌跡ないしは履歴が記録(モニタリング)され
る。次に、ステップS65で、加速状態における燃料消
費量の積算値FIN2の積算が継続される。
【0047】ところで、前記のステップS54で、加速
フラグFaが1であると判定された場合(YES)、す
なわち加速状態が解除されて定常状態に戻った場合は、
ステップS67〜S71で、加速時用の燃料消費量の異
常診断が行われる。なお、加速時用の燃料消費量の異常
診断は、加速状態となった後、該加速状態が解除された
ときに行われるので、タイマは用いられない。具体的に
は、ステップS67で、アクセル開度αの軌跡に基づい
て、加速時用の閾値Fuが設定(セット)される。な
お、加速時用の閾値Fuは、全加速中のアクセル開度
の変化率Δαの平均値が大きいときほど大きくなるよう
に設定される。
【0048】続いて、ステップS68で、加速時用の修
正積算値F’IN2が加速時用の閾値Fuを超えてい
るか否かが判定される。なお、加速時用の修正積算値
F’ N2は、加速時用の積算値値FIN2を加速期間
(加速開始から加速終了までの期間)で除算したもので
ある。そして、ステップS68で、修正積算値F’IN
が加速時用の閾値Fuを超えていると判定された場
合は(YES)、ステップS69で加速時の燃費が悪化
している旨のワーニングが発せられる。なお、ステップ
S68で、修正積算値F’IN2が加速時用の閾値Fu
を超えていないと判定された場合は(NO)、燃費は
悪化していないのでステップS69をスキップする。
【0049】そして、ステップS70で、加速フラグF
aが0にリセットされ、続いてステップS71で、加速
時用の積算値FIN2が0にリセットされる。この後、
ステップS51に復帰する。このように加速時と定常時
とで、個別的に燃料消費量の異常診断を行うようにして
いるので、該異常診断の精度が向上する。
【0050】
【発明の効果】以上、本発明によれば、燃料の流れを妨
げるなどといった不具合を招くことなく、時々刻々の燃
料消費率を高精度で検出することができるエンジンの燃
料消費量検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる燃料消費量検出装置を備えた
ディーゼルエンジンのシステム構成図である。
【図2】 燃料消費量検出時における新気量、EGRガ
ス量、フロントO濃度及びリヤO濃度の時間に対す
る変化特性を示す図である。
【図3】 燃料噴射制御ルーチンのフローチャートであ
る。
【図4】 EGR制御ルーチンのフローチャートであ
る。
【図5】 燃料消費量算出ルーチンのフローチャートで
ある。
【図6】 燃料消費量算出ルーチンのフローチャートで
ある。
【図7】 燃料消費量のモニタリングルーチンのフロー
チャートである。
【図8】 燃料消費量のモニタリングルーチンのフロー
チャートである。
【図9】 燃料噴射量の、目標トルク及びエンジン回転
数に対する変化特性を示す図である。
【図10】 新気量の、目標トルク及びエンジン回転数
に対する変化特性を示す図である。
【図11】 空燃比のリヤO濃度に対する変化特性を
示す図である。
【図12】 燃料消費量の異常診断における定常時用の
閾値の、目標トルク及びエンジン回転数に対する変化特
性を示す図である。
【符号の説明】
1…エンジン、2…吸気弁、3…吸気通路、4…燃焼
室、5…ピストン、6…燃料噴射弁、7…排気弁、8…
排気通路、9…燃料供給通路、10…高圧燃料ポンプ、
11…エアクリーナ、12…エアフローセンサ、14…
排気浄化装置、15…第1リニアOセンサ、16…第
2リニアOセンサ、17…EGR通路、18…EGR
制御弁、20…コントロールユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G062 AA01 AA03 AA06 BA04 BA05 FA05 FA12 FA13 GA01 GA06 GA17 3G084 AA01 BA04 BA09 BA13 BA20 CA04 CA05 DA27 EA05 FA00 FA08 FA10 FA30 FA33 FA37 FA39

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室内に燃料を供給する燃料供給手段
    と、 燃焼室内に供給される吸入空気量を検出する吸気量検出
    手段と、 エンジンの空燃比を検出する空燃比検出手段とを備えて
    いるエンジンの燃料消費量検出装置であって、 上記吸入空気量と上記空燃比とに基づいて燃料消費量を
    検出する燃料消費量検出手段が設けられていることを特
    徴とするエンジンの燃料消費量検出装置。
  2. 【請求項2】 排気通路に酸化機能を有する触媒が設け
    られ、該触媒下流において排気通路に触媒下流側酸素濃
    度検出手段が設けられていて、 空燃比検出手段が、触媒下流側酸素濃度検出手段によっ
    て検出される酸素濃度に基づいて空燃比を検出すること
    を特徴とする請求項1に記載のエンジンの燃料消費量検
    出装置。
  3. 【請求項3】 燃料消費量検出手段によって検出された
    燃料消費量と、予め設定された基準燃料消費量とに基づ
    いて、燃費性能の異常を診断する診断手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン
    の燃料消費量検出装置。
  4. 【請求項4】 排気ガスの一部をEGRガスとして吸気
    系に還流させるEGR手段と、EGRガス量を検出する
    EGR量検出手段と、EGRガス中の酸素濃度を検出す
    るEGR酸素濃度検出手段とが設けられていて、 吸気量検出手段が新気量を検出し、 燃料消費量検出手段が、少なくとも過渡時には、上記新
    気量と、上記空燃比と、上記EGR量と、上記EGRガ
    ス酸素濃度とに基づいて、燃料消費量を算出することを
    特徴とする請求項1に記載のエンジンの燃料消費量検出
    装置。
  5. 【請求項5】 上記触媒下流側酸素濃度検出手段がリニ
    アOセンサであって、 燃料消費量検出手段が、低負荷時には、燃料消費量の検
    出を停止することを特徴とする請求項2に記載のエンジ
    ンの燃料消費量検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2014031124A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両の制御装置および制御方法

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